※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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夜空を焦がす極彩色の花火と全裸で重なり絶頂を繰り返す兄妹の純愛

屋内プールの更衣室で、互いの存在を確かめ合うように貪り合ったリトと美柑。二人の肌にはまだ塩素の匂いと、先ほどまで交わしていた愛の熱量が濃密に残っていた。濡れた髪から滴る水滴が、一糸まとわぬ二人の肢体を伝い、床に小さな水溜りを作っている。

 

「……リト、聞こえる? 外で、祭りの終わりの音がしてる」

 

美柑が耳を澄ませて囁いた。校庭の方から、閉会を告げる放送の声と、生徒たちの歓声が地鳴りのように響いてくる。文化祭という祝祭が、その命を燃やし尽くそうとしていた。

 

「ああ。最後の打ち上げ花火が始まる合図だ。美柑……一番高い場所へ行こう。俺たちの愛が、どこまで届くか確かめるんだ」

 

リトは美柑の小さな手を強く握った。二人は服を着ることを選ばなかった。この夜、この瞬間、互いの間に遮るものは何一つ必要なかった。全裸のまま、誰もいない夜の校舎の階段を駆け上がる。ひんやりとしたコンクリートの感触が足の裏に伝わり、暗い廊下を吹き抜ける夜風が、無防備な裸身を撫でていく。

 

屋上へと続く重い鉄扉を開けると、そこには遮るもののない広大な夜空が広がっていた。街の灯りが遠くで瞬き、校庭の喧騒が下方から微かに届く。

 

「わあ……綺麗……」

 

美柑が空を見上げたその瞬間だった。

 

――ドォォォォォンッ!!

 

地を揺るがすような大轟音と共に、漆黒の空に巨大な光の大輪が咲き誇った。極彩色の火花が降り注ぎ、暗闇を一瞬にして白日の下に曝け出す。その鮮烈な光に照らされた美柑の裸体は、神秘的なまでに輝き、背徳という名の美しさを極めていた。

 

「美柑……っ!」

 

リトは我慢できず、屋上のフェンスに美柑を押し付けた。

 

冷たい鉄格子の感触に背中を預け、美柑は脚を大きく開き、リトの腰を受け入れた。

 

「あ、あああああっ!! リト、入ってきた……っ! 花火と一緒に、リトが私の中に……っ!」

 

二人の肉体が再び力強く結合した。

 

空では次々と花火が打ち上がり、赤、青、金色の光が、重なり合う二人の肢体を交互に塗り替えていく。轟音が響くたびに、リトの突き上げは激しさを増し、美柑の嬌声は夜空へと吸い込まれていった。

 

「ん、んんっ! はぁっ……あぁぁ! すごい、リト! 音が、振動がお腹の奥まで響いてくる……っ!」

 

美柑はリトの首に腕を回し、顔を涙と悦楽でぐしゃぐしゃに濡らしながら叫んだ。

 

一発一発の花火が炸裂する衝撃が、リトの楔を通じて美柑の神経を狂わせていく。火花が散るたびに視界が真っ白になり、脳内では快楽のパルスが激しく火花を散らす。

 

「美柑、愛してる! 宇宙の果てまで、お前を離さない!」

 

「私もっ! 私もだよリト! リト……大好きっ! あああああっ!!」

 

リトが腰を叩きつけるたび、美柑の秘部からは熱い蜜がほとばしり、フェンスの下へと滴り落ちていく。

 

もはや、そこにいるのは「兄」と「妹」ではなかった。

 

互いの魂を食らい尽くし、肉体の境界線を溶かし去った、原初の「雄」と「雌」だった。

 

夜空を焦がす金色の柳のような花火が、ゆっくりと枝垂れながら消えていく。

 

その静寂の合間に、リトは美柑の乳房を強く吸い上げ、彼女の耳たぶを甘噛みした。

 

「美柑、見てろ。次はもっと大きいのを打ち上げるぞ」

 

「あ……リト、だめ、もう……おかしくなっちゃう……っ!」

 

美柑の言葉とは裏腹に、彼女の腰はより深くリトを求めて跳ね上がった。

 

今日一日、リトを想って疼き続けた肉体。

 

科学部のミストで敏感になり、写真部のフラッシュに灼かれ、催眠術で晒され、陸上部のマッサージで解き放たれた、究極の「美柑」。

 

そのすべてが、今このリトの熱情によって統合され、昇華されていく。

 

――ドドドドドドッ!!

 

フィナーレの連発花火が始まった。

 

空が昼間のように明るくなり、連続する爆音に校舎全体が震える。

 

その圧倒的なエネルギーに呼応するように、リトと美柑の動きも狂気を帯びていった。

 

「あ、あ、ああああああああっ!!」

 

美柑は絶頂の波に飲み込まれ、何度も何度も腰を激しく痙攣させた。

 

一度、二度、三度。

 

果てるたびにリトの腕の中で身体を弓なりに反らせ、白目を剥いて恍惚の境地へと誘われる。

 

リトの楔は、絶頂で締め付ける美柑の奥底に、何度も何度も熱い生を叩きつけた。

 

「美柑……っ、一緒に行こう! 俺たちの、愛の終着点へ!」

 

「リト……リトォォォッ!!」

 

最後の、最も巨大な特大スターマインが夜空を埋め尽くした瞬間。

 

二人の肉体は、文字通り一つになった。

 

リトは美柑の喉の奥を震わせるような咆哮と共に、己のすべてを彼女の胎内へと解き放った。

 

美柑もまた、この世のものとは思えないほど高い叫び声を上げ、リトのすべてを飲み込み、自らもまた極限の悦楽の彼方へと弾け飛んだ。

 

静寂。

 

最後の一発が消え、夜空に煙だけが漂う。

 

屋上には、荒い呼吸の音だけが響いていた。

 

リトは美柑を抱きしめたまま、ゆっくりと床に崩れ落ちた。

 

全裸のまま、互いの汗と愛液でべたつく肌を密着させ、夜風に身を委ねる。

 

「……終わっちゃったね、文化祭」

 

美柑が、リトの胸に耳を当てながら小さく呟いた。

 

「ああ。でも、俺たちの『祭典』は、これから一生続いていくんだ」

 

リトは美柑の額に優しくキスをした。

 

「今日、いろんな奴らにお前の姿を見せちまったけど……。結局、こうして俺の腕の中にいるのは、お前だけだ」

 

「……ふふ。独占欲、強いんだね、リト。……でも、嬉しいよ。私も、リト以外、もう誰もいらない」

 

美柑はリトの首筋に顔を埋め、彼の匂いを深く吸い込んだ。

 

屋内プールでの聖なる放尿、屋上での極彩色の絶頂。

 

それらは、二人を繋ぐ「血」という名の呪縛を、「愛」という名の永遠の絆へと作り替えるための儀式だった。

 

彩南高校の屋上に残された、二人の重なり合う影。

 

それは、どんな花火よりも鮮烈に、そしてどんな星座よりも消えることなく、この場所の記憶に深く刻み込まれた。

 

「行こうか、美柑。私たちの家に」

 

「うん、リト。ずっと、ずっと一緒にいてね」

 

二人はゆっくりと立ち上がり、月光に照らされながら、手を取り合って階段を降りていった。

 

その背後で、校庭の喧騒も完全に消え去り、世界にはただ二人、結城兄妹の吐息だけが優しく響いていた。

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