【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
夕暮れ時、キッチンからはリズミカルな包丁の音と、出汁の芳香が漂っていた。
美柑はいつものように夕食の準備をしていた。今日の彼女は、学校が休みということもあり、お気に入りのチェックスカートに、背中が大きく開いたカットソーという私服姿だ。
リビングでテレビを見るふりをしていたリトの意識は、完全にキッチンに立つ妹の背中に集中していた。
昨夜の胸への愛撫、そして昼間の密着。一度覚えた「直接の肌」の感触は、リトの理性をじわじわと蝕んでいた。
(……美柑、あんなに無防備に背中を見せて……)
リトは吸い寄せられるように、音を立てずに美柑の背後に立った。美柑は調理に集中しており、兄の接近に気づいていない。リトの視線は、彼女のスカートの裾へと向けられた。その下に隠された「白」への執着が、リトの右手を突き動かした。
リトは迷うことなく、美柑のスカートの裾を掴み、一気に上へと捲り上げた。
「――っ!?」
美柑の肩がびくんと跳ねた。しかしリトは止まらない。捲り上げた生地をウエストのゴム部分にぐいぐいと押し込み、固定した。これで美柑の腰から下を遮るものは、あの白い綿パンツ一枚だけになった。
しなやかな太もも、そして丸みを帯びた小さな尻が、キッチンの明かりの下で露わになる。
「……もう、リトったら……やめてよぉ」
美柑は包丁を持つ手を止め、振り返らずに少し困ったような声を上げた。だが、その声は微かに震えており、拒絶の意図は感じられない。むしろ、兄にすべてを晒しているという事実に、彼女の背中は粟立っていた。
「……美柑、……すごく綺麗だ」
リトの声は掠れ、熱を帯びていた。彼は美柑のすぐ後ろに密着し、彼女の白い綿パンツをじっと見つめた。リトが自分の「白」を凝視している――その強烈な意識だけで、美柑は股間にじわりとした熱を感じ始めていた。
リトは顔を近づけ、その白い綿パンツに鼻先を寄せた。深く、深く、その匂いを吸い込む。洗剤の香りの奥から立ち上る、美柑自身の体温の匂い。そして、今まさに彼女の中で溢れ出しつつある、濃厚な「女の子」の匂い。
「リ、リト……? 匂い、嗅いでるの……?」
「……いい匂いだ、美柑。たまらないよ……」
リトの告白に、美柑の秘部はさらに熱い雫を吐き出した。白い綿パンツの中央が、内側からの湿り気でわずかに色を変えていく。
彼は美柑の腰に両手を回すと、指先をパンツのゴムに引っかけた。
「っ……!」
リトはそのまま、白い綿パンツを一気に膝のあたりまで引き下ろした。パチン、というゴムの音が、静かなキッチンに淫らに響く。
「あ……っ……!」
美柑の口から、熱い吐息が漏れた。パンツという最後の防壁が取り払われ、彼女の下半身は冷たい空気に晒された。背後にいるリトからは、美柑の剥き出しの尻が丸見えの状態になった。
「……なんて格好だ……美柑」
リトは震える手で、美柑の素肌の尻を両側から掴んだ。指が肉の中に深く沈み込む。そのあまりの柔らかさに、リトは眩暈を覚えた。掌で、その弾力のある肉をグニュリと揉みしだく。
「ぁ、あ……っ! リト……手が、……熱いよぉ……っ」
美柑は調理台に両手をつき、腰を突き出すような姿勢になった。冷たい空気に触れている秘部は、リトの掌から伝わる熱と、自分の中で暴走する情欲によって、かつてないほどに濡れそぼっていた。
リトは堪らなくなり、美柑の尻の割れ目に顔を埋めた。中心にある最も柔らかい部分を、鼻先で左右に割り、その奥底にある肌の熱を直接吸い取る。
(……柔らかい……。直接だ……。美柑の、本当の柔らかさだ……!)
リトの唇が、美柑の尻の肉を食むように動く。リトの熱い息が直接吹きかかり、美柑は「んあああ……っ!」と短い悲鳴を上げて身体を震わせた。
リトは掌にさらに力を込め、美柑の尻を揉み上げながら、親指をその割れ目の深淵へと滑り込ませた。ぬるり、とした感触。美柑が自ら生み出した蜜が、リトの指先を歓迎するように絡み付く。
「リト……、リトォ……っ! 私、もう……っ、あ……っ!」
美柑の瞳がとろけ、絶頂の波が彼女の身体を飲み込もうとした、その瞬間。
――ピピピピ! ピピピピ!
無機質な電子音が、キッチンの静寂を切り裂いた。キッチンタイマーの音だった。
「「――っ!!」」
二人の身体が、落雷に打たれたように硬直した。リトは弾かれたように顔を上げ、手を離した。美柑も現実へと引き戻され、荒い呼吸をしながら膝の上のパンツを引き上げた。
「……リトの、エッチ」
美柑はウエストに挟んでいたスカートを下ろし、服を整えると、コンロへと向き直った。その顔は、湯気のせいだけではなく、沸騰したように真っ赤に染まっていた。
リトは、自分の掌に残る美柑の尻の柔らかさと、指先に付着した彼女の熱い蜜の感触を、震えながら見つめていた。
「……すまない、美柑。俺……」
「……いいよ。ハンバーグ、焦げちゃうから……あっちに行ってて」
美柑の声は小さかったが、そこには拒絶ではなく、満たされなかったことへの小さな不満が混じっていた。彼女の白い綿パンツは、今や完全にぐっしょりと濡れ透けていた。
リトはキッチンを後にしたが、彼の心は、先ほど見た妹の剥き出しの「真実」に、一生消えない火を灯されていた。