【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
その日の午後は、異様な湿気が結城家を包み込んでいた。先日のカットソーの中での出来事以来、リトの頭の中は美柑の「素肌」の記憶で埋め尽くされていた。直接口に含んだ胸の柔らかさ、熱。それが脳裏で何度も繰り返され、リトは自室で悶々とした時間を過ごしていた。
「リト……ちょっと手伝ってくれる?」
階段の下から、美柑の少し困ったような声が聞こえた。リトが慌ててリビングへ下りていくと、そこには着替えの途中のような姿の美柑が立っていた。彼女は背中をリトに向け、後ろに手を回して何かと苦戦している。
「学校で着てた服が、汗で張り付いちゃって……。後ろのファスナーが噛んじゃったみたい。自分じゃ届かないの」
今日の美柑は、少し背伸びをしたデザインの、背中に長いファスナーがあるワンピースを着ていた。しかし、彼女の言う通り、首筋から腰まで続くファスナーが途中で布を噛み込み、完全に動かなくなっている。
「あ、ああ、分かった。動くなよ」
リトは美柑の背後に立った。間近で見る彼女のうなじは白く、細い。そこから立ち上る、微かに汗を含んだ少女特有の匂いに、リトの鼓動は一気に加速した。彼は震える手で金具を掴み、慎重に動かそうとする。
「……ん。リト、手が震えてるよ?」
「う、うるさいな。細かくて見えにくいんだよ」
リトは言い訳をしながら、噛み込んだ布地を指先で外そうとした。しかし、その拍子にファスナーがスルリと下まで一気に下りた。固定を失ったワンピースは、美柑の肩からハラリと滑り落ち、彼女の足元に円を描いて崩れ落ちた。
「あっ……」
「わっ……!」
リトの目の前には、眩いばかりの「白」が広がった。
ワンピースの下、美柑が身に纏っていたのは、白い綿のキャミソールと、あの「白い綿パンツ」だけだった。西日が差し込むリビングで、美柑の無防備な背面が遮るものなくリトの視界を支配する。細い腰のくびれ、そしてその下に続く、白い綿パンツに包まれた丸い尻。
「……リト。ファスナー、直った?」
美柑は振り返らず、そのままの姿勢でリトに問いかけた。彼女の肩が微かに震えている。リトはファスナーを直すという名目を、自分の中で「着替えを助ける」という、より深い意味へとすり替えた。
「あ、ああ……。でも、まだ……。美柑、汗かいてるから、背中を拭いてやらないと……」
「……。じゃあ、お願いしようかな」
美柑は静かに承諾した。リトは傍らにあったタオルを手に取ったが、それは単なる口実に過ぎなかった。彼は美柑の白い背中にタオルを当て、ゆっくりと拭い始める。
布越しに伝わる、妹の華奢な骨格と、瑞々しい肌の熱。リトの手は、徐々にタオルを介することを止め、自分の指先で直接彼女の肌をなぞり始めた。
「リト……。タオルの感触じゃないよ……」
「……美柑の肌、すごく綺麗だから……。つい……」
リトの指は、腰のラインを下り、白い綿パンツのゴムの境界線へと辿り着いた。彼はもう、自分を止めることができなかった。リトは左手で美柑の細い腰を引き寄せると、右手の中指と人差し指を、白い綿パンツの背中側の隙間に差し入れた。
「っ……!? リト……そこ、パンツの中だよ……?」
美柑の声が上ずる。リトは答えず、指をさらに深く、尻の割れ目に沿って下へと滑らせた。綿の感触から、直接的な熱へと、指先の情報が切り替わる。リトは指を動かし、左右の柔らかな膨らみを内側から愛でた。素肌に直接触れる指の動きに、美柑は逃げるどころか、自ら腰を後ろに引いて、リトの指を奥へと招き入れた。
リトは膝をつき、美柑の背後に跪くような格好になった。そして、パンツの中に差し入れた指を、尻の割れ目を通り越し、股間の付け根……その「最深部」へと到達させた。
「あ……、あ……っ! リト……、そこは……だめ……っ!」
リトの指先が、美柑の秘部の中心を、後ろ側から捉えた。白い綿パンツはまだ穿いたままだが、リトの指はその内側に入り込み、剥き出しの粘膜に直接触れていた。指先を少し動かすだけで、じゅわりと熱い湿り気がリトの指を濡らす。
(なんて熱いんだ……。美柑のここ……)
リトは指を使い、美柑の秘部の割れ目を上下に、執拗に擦り上げた。指が動くたびに、粘膜と指先が擦れ合い、「じゅぷ、じゅる」という生々しい水音が美柑の股間から響く。美柑はリトの肩を掴み、後ろ向きに倒れ込むようにして快感に身を任せた。
「んんっ、……あ、……ぁっ! リト……、指……すごい……っ、中まで……きそう……っ!」
リトの指は、その入り口を優しく広げるように動いた。指の第一関節までが、美柑の熱い内側に飲み込まれていく。未完成ゆえの驚くほど柔らかく、締め付けるような吸い付き。リトは頭が真っ白になり、ただひたすらに指を動かし続けた。
美柑の白い綿パンツは、外側から見ればただの白い布だが、その内側では兄の指が妹の最も神聖な場所を汚し、満たしていた。リトはもう片方の手を美柑の腹部に回し、彼女の全身を自分の体へと密着させた。
「リト……、リト……っ! 私……っ、壊れちゃう……っ!」
美柑の秘部が、リトの指を力強く締め付ける。彼女の腰が大きく波打ち、絶頂の波が彼女の全身を貫こうとした、その時だった。
「――っ!!」
リトはハッと我に返り、美柑のパンツの中から指を勢いよく引き抜いた。引き抜かれた指先には、美柑の透明な蜜がたっぷりと絡みつき、夕方の光を浴びてキラキラと輝いていた。
「……あ、……あ……」
リトは自分の指を見つめ、肩で息をした。美柑は足元に落ちていたワンピースを大慌てで拾い上げ、胸元を隠すようにして立ち上がった。彼女の白い綿パンツは、リトの指が入っていた部分だけが、内側からの湿り気で無残に形を変えていた。
「……リトの……バカ。……着替え、終わっちゃったじゃない」
美柑は顔を伏せ、震える声でそう言うと、そのまま脱衣所へと駆け込んでいった。
リトはリビングに一人残り、指先に残る美柑の熱と、その独特な甘い香りに立ち尽くしていた。
リトは自分の指を、こっそりと唇に寄せた。そこには、妹の「真実」が、消えることのない味となって刻み込まれていた。