【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
放課後の家の中は、夕刻の気だるい静寂に満たされていた。キッチンで夕食の準備を始めようとしていた美柑の背中を、リトは獲物を見つけた獣のような、熱を孕んだ瞳で見つめていた。
これまでの数日間、肌と肌、白と白が重なり合うたびに積み上げられてきた衝動が、リトの中で制御不能なマグマとなって煮えたぎっている。
「美柑……」
リトの声は、自分でも驚くほど低く、喉の奥から絞り出されたような熱を帯びていた。リトは背後から美柑に重なり、彼女の小さな体を調理台へと力強く押し付けた。
「っ……! リト……?」
美柑は驚きに声を上げたが、台に手をつくと、すぐに状況を察したようにふっと肩の力を抜いた。リトはその隙を逃さず、彼女のフレアスカートの裾を捲り上げると、ウエストのゴムの部分に強引に挟み込んだ。
視界に飛び込んでくる、清潔な「白い綿パンツ」。しかし、リトの目的はそこでは終わらなかった。彼は震える手でそのパンツのゴムに指をかけると、一気に膝のあたりまで引き下ろした。
「……また、この前のやるの? リトは、私のお尻、本当に好きね……」
美柑は壁に手をついたまま、振り返りもせずに冗談めかして言った。その声は微かに震え、強がりの中に隠しきれない期待が滲んでいた。リトは答えず、ポケットから取り出したタオルを美柑の背後から回し、彼女の視界を完全に遮るように目隠しをした。
「……リト? 真っ暗だよ、何する気……っ」
「……黙っててくれ、美柑」
視界を奪われた美柑は、暗闇の中で触覚だけが鋭敏に研ぎ澄らされていくのを感じた。
直後、彼女の剥き出しになった尻の割れ目に、尋常ではない熱を持った「硬い物」が、ダイレクトに押し当てられた。
「――っ!!」
美柑の背骨に電気が走った。
それが何であるか、美柑には容易に想像がついた。リトが制服のズボンのチャックを下ろし、下着の中から解き放った、彼の男としての「証」そのものだ。
薄い布地さえも介さない、直接の肌と肌。リトのそれは、猛り狂うような熱を放ちながら、美柑の柔らかく瑞々しい尻の肉を割り込み、その深淵をなぞるように動いた。
「あ……、あぁっ……! リト……、それ、じかに……当たってるよ……っ」
リトは美柑の腰を両手で掴み、自分の方へと強く引き寄せた。そして、腰を小刻みに振りながら、自分の昂ぶりを彼女の尻に擦り付けた。グニュリと形を変える肉の弾力。リトが動くたびに、彼の先端が美柑の秘部の入り口を掠め、あるいは割れ目の奥を熱く撫で上げる。
目隠しをされた美柑の脳内では、見えないからこそ淫らな妄想が膨れ上がっていた。
(リトの……あんなに大きくて熱いのが、私の後ろで……。このまま、一線を越えて、中まで入ってきちゃうのかな……?)
禁断の想像は、彼女の身体に劇的な変化をもたらした。
「んんっ……、リト……っ、だめ、……そんなにされたら……っ」
視界の消えた暗闇の中で、美柑の秘部からは熱い液体がとめどなく溢れ出し、彼女の細い太ももを伝い落ちていく。さらに、彼女の背後では、リトもまた限界に達していた。美柑の尻の柔らかさに翻弄され、彼自身の先端からも、我慢の限界を超えた透明な雫が、美柑の肌の上に点々と滴り落ちていた。
前からは美柑の蜜が、後ろからはリトの雫が。
二人の異なる「甘い雫」が、美柑の剥き出しの肌の上で混ざり合い、夕闇のキッチンに淫らな匂いを撒き散らしていく。
「あ……、あ……っ! リト……、リト……っ!」
「美柑……、美柑……っ!!」
互いの名前を呼ぶ声は、もはや兄妹のそれではなく、番を求める雌雄の叫びだった。リトは美柑の尻を揉みしだきながら、さらに激しく腰を叩きつけた。剥き出しの肌同士が擦れ合う「ぺちぺち」という生々しい音が、静かな家の中に響き渡る。
絶頂の波が、すぐそこまで、二人を飲み込もうと迫っていた。
しかし、その瞬間。
美柑が快感に身をよじった拍子に、目隠しをしていたタオルの結び目が解け、ハラリと床に落ちた。
「――っ!!」
急激に視界が開けた美柑。そして、光の下で晒された自分の無惨な姿と、妹の尻を汚している自分の醜態を目にしたリト。二人の間に張り詰めていた「妄想の壁」が、現実の光によって一瞬で崩壊した。
「……っ、すまない……っ!」
リトは弾かれたように美柑から離れると、震える手でズボンを直し、チャックを上げた。彼は一言も発することができず、そのまま逃げるように廊下の奥へと去っていった。
キッチンに残された美柑は、台に手をついたまま、しばらく立ち上がることができなかった。膝まで下がった白い綿パンツ。ウエストに挟まれたままのスカート。そして、彼女の両脚の内側には、二人の高揚の証である、二つの異なる「甘い雫」の跡が、はっきりとした筋となって白く輝いていた。
「……はぁ、……はぁ、……はぁ……」
美柑は乱れた呼吸を整えるために、長い時間を要した。窓から差し込む夕日は、すでに沈みかけていた。しかし、彼女の肌に刻まれたあの熱さと、二つの雫の記憶は、夜が来ても冷めることなく、彼女の芯を熱く焦がし続けていた。