※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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二人の雫を拭うリトと受け入れる美柑の絆が結ばれる夜の境界線の再構成

キッチンの静寂の中で、美柑はゆっくりと自分の状態を確認した。ウエストに挟み込まれたフレアスカート。膝の下までずり落ちた白い綿パンツ。そして何より、剥き出しの太ももの内側を伝い、今もなお熱を持って輝いている「二人の雫」の跡。

 

(リト……あんなに震えて、逃げてっちゃうなんて)

 

美柑は足元に落ちたパンツを拾い上げたが、それを履き直すことはしなかった。彼女はパンツを右手に丸めて持ち、スカートをウエストに捲り上げた「無防備な」状態のまま、静かにリトの部屋へと向かった。

 

ギィ、と古びたドアが鳴る。

 

部屋の中は暗く、夕闇の影がリトの姿を飲み込もうとしていた。リトはベッドの上でうつ伏せになり、顔を枕に沈めていた。

 

「……リト」

 

美柑の声に、リトの肩がビクッと跳ねた。彼は顔を上げようともせず、枕に声を籠らせたまま、堰を切ったように謝罪を始めた。

 

「……ごめん、美柑。本当に……本当にすまない。俺、どうかしてたんだ。目隠しなんてして、あんな……あんな恥ずかしい真似を……」

 

リトの声は震え、深い後悔の色に染まっていた。

 

「自分でもわからないんだ。どうしてあんなに抑えがきかなくなったのか。ただ……美柑のことが、俺……。……妹としてだけじゃなくて、一人の女の子として……好きなんだ。だから、あんな……」

 

それは、後悔の念に押し潰されそうになりながら絞り出された、純粋すぎる「告白」だった。

 

美柑の胸が、ドクンと大きく跳ねた。これまで「兄妹」という枠組みの中で、からかったり試したりしてきたけれど、リトの口からこれほどストレートな好意を突きつけられるのは初めてだった。

 

冷えかけていた彼女の心臓が、リトの言葉という熱を帯びて、激しく「キュン」と鳴った。

 

美柑は小さく息を吐くと、いつもの落ち着いた、しかしどこか弾んだトーンで言った。

 

「……もう、リトったら。そんなに自分を責めないでよ」

 

リトがようやく、顔を少しだけ上げて美柑の方を見た。そこで、彼は息を呑んだ。

 

美柑はスカートを捲り上げたまま、手にパンツを持った姿で立っていた。露わになった白い脚には、先ほどの行為の証が、淫らに、しかしどこか神聖な輝きを放って付着している。

 

「いいよ、許してあげる。……でも、条件があるの」

 

美柑はベッドのそばまで歩み寄り、リトの目の前で足を止めた。

 

「私の足に付いちゃったこれ、リトが責任を持って、綺麗にして。……そうしてくれたら、さっきのことは全部水に流してあげる」

 

リトは呆然とした。しかし、美柑の瞳に宿る優しさと、自分を受け入れてくれたという安堵感が、彼を突き動かした。リトはそっとベッドから下りると、床に膝をつき、美柑の足元に跪いた。

 

「……わかった。俺が、綺麗にするよ」

 

リトは美柑の細い足首を、壊れ物に触れるような手つきで支えた。そして、迷いのない動作で、彼女の足首にそっと舌を這わせた。

 

「っ……、ひゃっ……」

 

美柑が小さく声を上げる。リトの舌は温かく、湿り気を帯びていた。彼は下から順番に、ふくらはぎの曲線、膝の裏の柔らかな窪みを、丁寧になぞり上げていく。美柑の肌に残った熱を、一つずつ吸い取っていくような、儀式めいた愛撫。

 

やがて、リトの舌は太ももの内側、最も「雫」が濃く残っている場所へと辿り着いた。

 

美柑の視界からは、リトの黒い頭が自分の股間に埋もれているように見える。

 

リトの鼻先が、美柑の秘部のすぐそばにある、産毛の生え揃わない柔らかな肌を掠めた。そこからは、まだ乾ききらない美柑の蜜の匂いと、リト自身の匂いが混ざり合った、濃密な香りが立ち上っている。

 

リトは細心の注意を払った。

 

美柑の最も神聖な場所――その中央の粘膜を、今は直接汚してしまわないように。彼は秘部のギリギリの境界線をなぞるようにして、こびり付いた「二人の証」を、丹念に、そして深い愛情を込めて舐めとっていった。

 

「ん……、ふぁ……、リト……っ」

 

美柑はリトの肩に手を置き、バランスを保つのが精一杯だった。リトの舌が自分の肌を綺麗にするたびに、足元から全身へと熱が駆け上がる。

 

数分後。リトは美柑の脚をすべて綺麗にし終えると、顔を上げ、静かに彼女を見つめた。

 

「……これで、綺麗になったよ、美柑」

 

リトの口元は微かに濡れていたが、その表情は先ほどまでの卑屈な後悔から解き放たれ、いつも通り優しく、凛とした兄の顔に戻っていた。

 

「……うん。ありがとう、リト。……すごいくすぐったかったけど、気持ちよかった」

 

美柑は照れ隠しに小さく笑うと、ようやく手に持っていたパンツを履き直し、スカートを下ろした。二人の間を隔てていた、ドロドロとした淫靡な空気は、この不思議な清掃の儀式を経て、確固たる「絆」へと昇華されていた。

 

「さあ、気を取り直して! お腹空いちゃった。リト、一緒に夕飯作ろ?」

 

美柑は明るくリトの手を引いた。リトもまた、少し照れくさそうに「ああ、そうだな」と答え、力強くその手を握り返した。

 

二人は並んで部屋を出て、キッチンの明かりが灯るリビングへと向かった。

 

階段を下りる足取りは軽く、もうそこには隠し事も、怯えもない。

 

結城家のリビングに、再びいつものような賑やかで温かい会話が戻ってきた。

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