※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

34 / 200
溢れる浴槽の中でリトの昂ぶりと美柑の膨らみが水面下で初めて直接触れあう

浴室の重い扉を閉めた瞬間、世界は乳白色の湯気と、絶え間なく注がれるお湯の音だけに支配された。

 

脱衣所で互いの衣服を剥ぎ合い、完全に無防備な肉体を晒したリトと美柑。二人は並んで浴槽へと歩み寄り、溢れんばかりに満たされた熱いお湯の中へと、ゆっくりと身体を沈めた。

 

「……はぁ、……あったかいね、リト」

 

「……ああ。……そうだな」

 

最初は、並んで同じ方向を向いて座った。肩が触れ合い、腕と腕が密着する。水の中では重力が消え、肌と肌が吸い付くような感覚が、陸上にいるときよりもずっと生々しく脳に伝わってくる。

 

リトは正面のタイルを見つめたまま、横にいる美柑の存在感に、爆発しそうな心臓を必死に抑えていた。お湯の揺らぎに合わせて、美柑の細い肩や太ももが、自分の身体を優しく、しかし確実に愛撫するように掠めていく。

 

「リト……。こっち向いて」

 

美柑が水中で身体を捻り、リトと正面から向き合った。お湯の屈折で、水面下にある美柑の肢体が、ゆらゆらと幻想的に揺れている。リトの視線は、否応なしに彼女の胸元へと吸い寄せられた。

 

湯船の縁からわずかに顔を出した鎖骨の下。そこには、お湯に浮かぶようにして、美柑の「成長の証」が柔らかな曲線を描いていた。

 

「……リト。私、これでも昔よりは大きくなったんだよ?」

 

美柑は少しだけ誇らしげに、そして酷く甘えたような声で続けた。

 

「……触って、……ほしいな。リトに」

 

「っ……!!」

 

リトの理性が、音を立てて軋んだ。かつて一緒に入っていた頃、そこは何もかもが平らで、ただの「妹の身体」だった場所だ。それが今、自分の目前で、確かな膨らみを持ち、熱を帯びて存在している。

 

リトは震える手を伸ばした。お湯の抵抗を押し切り、指先が美柑の白い肌に触れる。

 

「あ……」

 

美柑が小さく吐息を漏らした。リトの掌が、美柑の胸を優しく包み込む。(……本当に、……大きくなってる)。指先に伝わるのは、水中でなおも主張する柔らかな弾力と、その奥にある美柑の激しい鼓動。リトは、掌でその重みを確かめるように、ゆっくりと円を描くように揉み上げた。

 

「……うん。……リトの手、……おっきくて、あったかい」

 

美柑は目を細め、幸せそうに微笑んだ。その表情は、挑発ではなく、昔のようにリトに甘える「仲良しの妹」そのものだった。

 

二人はそのまま、自然と昔話に花を咲かせ始めた。

 

「リト、覚えてる? お風呂場で派手に転んで、お父さんに怒られたときのこと」

 

「ああ、あの時は美柑が泣き止まなくて大変だったよな」

 

「だってリトがわざと驚かすんだもん!」

 

笑い合う二人。浴室に響く楽しげな声。そこには、禁忌の境界線を越えた背徳感など微塵も感じられない、どこにでもある仲睦まじい兄妹の光景があった。

 

しかし。そんなほのぼのとした会話の裏側で、水面下では別の事態が進行していた。

 

(……っ!?)

 

リトの背骨に電気が走った。お湯の中で、美柑の小さな足の先が、リトの股間にそそり立つ「硬い物」に、不意に触れたのだ。

 

美柑は楽しそうに昔話を続けながら、表情一つ変えなかった。だが、その足は明らかに意図を持って動いている。彼女はわざと脚の位置を変え、親指の付け根でリトの膨らみをぐいっと押し潰し、五本の指を器用に使って、その熱い「象徴」の輪郭をなぞるように刺激した。

 

(美柑……、お前、……わざとやってるのか!?)

 

リトは動揺し、会話が途絶えそうになるのを必死で繋ぎ止めた。

 

「……あ、ああ、そうだったな。……あの公園の滑り台も……」

 

言いながら、リトもまた反撃に出る。リトは自分の右足を伸ばすと、つま先を使って、美柑の両脚の間、あの「聖域」へと優しく潜り込ませた。

 

「ふふ、そうそう。……っ」

 

美柑の肩が、一瞬だけピクンと跳ねた。リトのつま先が、美柑の秘部の合わせ目を、下から上へとゆっくりと、執拗に撫で上げたのだ。

 

表面上は、穏やかな兄妹の思い出話。しかし、お湯に隠された水面下では、互いの最も敏感な場所を足先で攻め合う、激しく淫らな攻防戦が繰り広げられていた。

 

リトの足先が、美柑の奥深くにある「一点」を捉える。美柑も負けじと、足の指をリトの先端に絡みつかせ、リズミカルに締め付ける。

 

「リト、……あの時、リトが……あ、……ぁ……」

 

美柑の声が、次第に熱を帯び、途切れがちになっていく。彼女は自分の秘部を、誰かに、ましてや足先で直接刺激されることなど、これまでの人生で一度もなかった。リトの大きなつま先が、自分の粘膜をグニュリと押し広げ、中心にある突起を容赦なく弾く。

 

「……どうしたんだよ、美柑。……話、続けないのか?」

 

リトは少しだけ意地悪な笑みを浮かべ、さらに足先に力を込めた。お湯の揺らぎと、足から伝わる生々しい快感。美柑は必死で「平気な顔」を保とうとしたが、下腹部から込み上げてくる熱い波に、もはや限界に達していた。

 

「っ……、……はぁ、……リト……ずるいよ……」

 

美柑が、ついに根負けしたように声を漏らした。彼女は顔を真っ赤にし、潤んだ瞳でリトを睨む。水面下の攻防戦は、美柑の敗北で幕を閉じた。

 

「……リト、……もう、のぼせちゃう……。……あがって、……身体、洗って?」

 

美柑は懇願するように言った。その瞳には、単に身体を綺麗にしてほしいという望み以上の、濃密な期待が込められていた。

 

「……ああ、分かったよ」

 

リトは立ち上がった。浴槽から溢れ出し、床を叩くお湯の音。リトの筋張った逞しい身体が、湯気の中から現れる。美柑もそれに続くように、真っ白な肌を惜しげもなく晒しながら、ゆっくりと湯船からあがった。

 

浴室の空気は、お湯の熱さとは別の、逃げ場のない情欲によって、いよいよ発火しそうなほどにまで加熱されていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。