【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
美柑の自慰を至近距離で鑑賞するという、衝撃的な体験をした翌日の夜。リトは自室のベッドで、どうしても落ち着かない時間を過ごしていた。目を閉じれば、昨夜見た美柑の潤んだ瞳、激しく動く指先、そして彼女が自分を求めて絶頂に達したあの生々しい光景が、鮮明なカラー映像となって脳裏に再生される。
「くそ……、美柑のやつ……。あんなの見せられたら、意識しないなんて無理だろ……」
リトの股間は、すでにズボンを押し上げるほどに猛り狂っていた。愛する妹――まだランドセルを背負う小学生であるはずの彼女が、あれほどまでに自分をさらけ出したのだ。それに応えるように、彼自身の身体もまた、限界に近い熱を溜め込んでいた。
リトはたまらずズボンを脱ぎ捨て、下着の中に手を滑り込ませた。自分の掌で熱い塊を握りしめ、美柑の姿を思い浮かべる。
「美柑……美柑……っ」
何度もその名前を呼びながら、リトは自慰を始めた。しかし、一人で闇雲に手を動かしても、昨夜美柑からもらったあの「共有」の熱量には到底及ばない。
その時だった。コンコン、とドアが小さく、けれど確かな意志を持って叩かれた。
リトが返事をする間もなく、ドアがゆっくりと開く。
「……リト。やっぱり、やってたんだね」
入ってきたのは、ルームウェアを緩く着崩した美柑だった。彼女は驚く風でもなく、むしろどこか確信めいた微笑を浮かべて、リトのベッドサイドへと歩み寄る。
「み、美柑!? なんで……っ。今、俺は……っ!」
リトは慌てて毛布で隠そうとしたが、美柑はその手を制した。
「隠さないで、リト。昨日は私が全部見せたんだから。今日はリトの番でしょ?」
美柑はベッドの端に腰を下ろし、リトのすぐ横で、その熱い眼差しをリトの股間へと向けた。
「……リトが私の名前を呼びながら、自分を慰めてるところ……私にもちゃんと見せて。それが、フェアだもん」
美柑の冷静で、かつ慈愛に満ちた言葉が、リトの理性の最後の一線を粉砕した。
リトは観念し、美柑の目の前で、隠していた自分の「象徴」を完全に晒した。妹の至近距離からの視線が、リトのモノを熱く射抜く。
「……すごい。……リトの、こんなに大きくなってる……。これ、全部私のこと考えて、こうなったの?」
美柑は顔を近づけ、リトの拍動する血管や、先端から溢れる微かな雫までを凝視した。その真っ直ぐな視線に、リトの羞恥心は最高潮に達したが、同時に、妹に見られているという強烈な背徳感が、かつてないほどの快楽を押し上げてきた。
「……ああ、そうだ。美柑……っ。昨日の、お前のあんな姿……。忘れられるわけないだろ……っ」
リトは美柑の目の前で、再び自分の手を動かし始めた。
「じゅく……、ぬぷ……」
手のひらと粘膜が擦れ合う音が、静かな部屋に響き渡る。リトはなりふり構わず、美柑の瞳を見つめ返しながら、激しく腰を揺らした。
「美柑……美柑っ! 好きだ、美柑……っ!」
「うん……リト。私も好きだよ。……もっと激しくして。……リトの気持ち、全部私に見せて」
美柑はリトの顔を覗き込み、彼の苦悶と快楽が入り混じった表情を隅々まで鑑賞した。彼女はときおり、自分の小さな指先でリトの胸元をなぞったり、耳元で熱い吐息を漏らしたりして、リトの興奮をさらに煽った。
リトの動きは、次第に野生的な荒々しさを帯びていく。美柑がリトの名前を呼ぶたびに、リトの象徴はさらに硬度を増し、ドクドクと脈打った。
「美柑っ! もう……もう限界だ、美柑ぁぁっ!!」
リトが絶頂の淵に辿り着いたその瞬間、美柑は手早く枕元にあったティッシュの束を手に取り、それをリトの先端へと押し当てた。
「――っ、……あぁぁぁぁぁぁっ!!!」
リトの身体が大きく痙攣し、限界まで溜まった熱い白濁が、凄まじい勢いで放出された。ドクン、ドクンと、リトの命の輝きが、美柑の持つティッシュの中に次々と吸い込まれていく。
リトは白目を剥き、激しい呼吸を繰り返しながら、美柑の細い腕の中に力なく倒れ込んだ。放出した後の、抜けるような脱力感。リトは自分のすべてを、妹の掌の中にぶちまけたという事実に、呆然としていた。
美柑は、リトの熱を受け止めたティッシュを、大切そうに丸めて自分の手元に持ってきた。そこには、リトの証がたっぷりと染み込み、熱を帯びている。
美柑は、そのティッシュを鼻先に近づけると、瞳を閉じて、深く、深くその匂いを吸い込んだ。
「……はぁ……。……やっぱり、リトの匂いだ」
美柑はうっとりとした表情で、独り言のように呟いた。
「……美柑、何してるんだよ……。そんなの、汚いだろ……」
リトが顔を赤くして弱々しく抗議したが、美柑は首を横に振り、さらに深くその匂いを嗅いだ。
「汚くないよ。……私、この匂い大好き。……リトが、私のことを想って出してくれた、特別な匂いだもん」
美柑は、そのティッシュを愛おしそうに眺め、最後にもう一度深く匂いを嗅ぐと、リトの額に優しくキスをした。
「……ごちそうさま、リト。……リトが私でいっぱいになってるの、ちゃんと確認できたよ」
リトは美柑の底なしの愛情と、少しだけ常軌を逸した「ブラコン」ぶりに圧倒されながらも、自分の全てを受け入れられたという、この上ない幸福感に包まれていた。
鑑賞し、共有し、そして認め合う。二人の自慰は、単なる孤独な行為から、二人の絆を深めるための神聖なコミュニケーションへと進化していた。
「……また明日も、見せてね? リト」
美柑はいたずらっぽく笑うと、リトの証を包んだティッシュを大切に手に持ち、満足げに部屋を去っていった。
残されたリトは、まだ熱を帯びている自分の身体を抱きしめながら、これからの二人の関係が、さらなる甘く深い迷宮へと繋がっていることを確信するのだった。