【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
リトの積極的な指使いによって、美柑の胸が真っ赤に充満したあの日から、二人の間の空気は一変していた。リビングで並んで座っていても、夕食を囲んでいても、ふとした瞬間に視線が合えば、そこには「兄妹」という言葉では到底説明のつかない、重く湿った沈黙が流れる。
美柑は、リトに触れられることの悦びを心底知ってしまった。自分の指で自分を慰めても、どうしてもリトに胸を弾かれたときの、あの背骨を突き抜けるような衝撃には届かない。彼女の未成熟な身体は、リトという存在なしでは完成しない快楽の回路を、確実に取り込みつつあった。
それは、月明かりがカーテンの隙間から差し込む、静かな深夜のことだった。
リトは自室で眠りにつこうとしていたが、隣の部屋から微かな、しかし切実な水音が聞こえてくるのに気づき、身体を硬直させた。
「……ん、……リト……っ、……あ、……だめ、……届かない……っ」
美柑の声だ。リトは吸い寄せられるようにベッドを抜け出し、美柑の部屋のドアを静かに開けた。
そこには、寝間着を大きく捲り上げ、白い綿パンツを膝まで引き下げた状態で、必死に腰を揺らす美柑の姿があった。彼女は自分の指を秘部に食い込ませ、必死に自分を追い込もうとしていたが、その表情は快楽よりも「焦燥」に支配されているように見えた。
「……美柑」
「あ……、リト……っ」
美柑はリトの姿を見ても恥じらうより先に、助けを求めるように手を伸ばした。
「……リト、助けて。……私、リトに触られてから、……自分の指じゃ、……どこをどうすればいいか、……わからなくなっちゃったの……っ」
美柑の秘部は、すでにリトへの想いと自らの指使いによって、熱い蜜で溢れかえっていた。しかし、彼女が求める「その先」へ行くための決定的な刺激が、あまりにも足りていない。リトは美柑の隣に跪いた。
「……俺が、やってやるよ」
リトは、美柑が自分の秘部に添えていた小さな手を、上から包み込むようにして握りしめた。
「っ……!!」
美柑の身体が、一際大きく跳ねた。リトは、美柑の細い指をガイドにするようにして、彼女の指ごと、その潤んだ「聖域」へと深く沈み込ませた。自分一人の指では弱かった圧力が、高校生であるリトの大きな掌によって増幅される。
「じゅく……、ぬぷ……、ぐちゅ……」
美柑の指とリトの手が一体となり、彼女の最奥を掻き回す。リトは、美柑の指を自分の意志で動かした。まだ幼い粘膜が最も過敏に反応する一点を、逃さず、そして容赦なく抉る。
「あ、……あぁっ! そこ、……そこだよ、リト……っ! リトの、力が……指に、伝わってきて……っ!」
美柑の呼吸はみるみるうちに荒くなり、瞳は快楽の雲に覆われていく。リトはさらにもう一方の手を伸ばし、美柑の柔らかい肌を割り開くようにして、彼女の小さな突起を親指の腹で捉えた。
「美柑、……ここだろ?」
「ひぎぃっ……、……あ、……あぁっ! リト……っ、……そこ、……指で……弾かないでぇ……っ!」
リトは、美柑の指を奥に固定したまま、自分の親指でその突起を左右に、そして細かく痙攣させるようにして弾き続けた。下からの突き上げと、上からの執拗な摩擦。小学生の身体にはあまりに過酷で甘美な二重の刺激が、彼女の理性を粉々に粉砕していく。
「……見てろ、美柑。俺の手で、お前をちゃんと……終わらせてやるから」
美柑はもはや首を振ることしかできなかった。彼女の指は、リトの手の下で完全に翻弄され、自分の身体の一部でありながら、リトの欲望を体現するための道具へと変貌していた。
リトは指の動きをさらに速めた。「じゅる……、ぐちゅ……、ちゅぱ……」と、生々しい水音が部屋に響き渡り、美柑の秘部からは、堰を切ったように透明な蜜が溢れ出した。それはリトの手首までを濡らし、月明かりを反射して銀色に輝いている。
「あ、……あ、……リトぉっ!! いく……、いくよ、リトぉっ!!」
美柑が叫んだ瞬間、リトは彼女の指をさらに深く、根元まで突き入れた。同時に、親指で突起をギュッと強く押し潰す。
「――っ、……あ、……あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
美柑の身体が弓なりに大きく反り返り、全身の筋肉が激しく硬直した。リトの手の下で、彼女の小さな指が、絶頂の波に揉まれてピクピクと痙攣しているのが伝わってくる。
これまでで最も深く、最も激しい絶頂。美柑は白目を剥き、激しい吐息を漏らしながら、リトの腕の中で何度も何度も小さな絶頂を繰り返した。
長い、長い痙攣が収まった後。リトがゆっくりと手を離すと、そこにはリトの大きな指と美柑の細い指が、互いの蜜でドロドロに汚れた姿があった。美柑は激しく肩で息をしながら、潤んだ瞳でリトを見つめた。
「……ふぅ、……はぁ、……リト……。……ありがとう。……やっぱり、……リトの手じゃなきゃ、……だめだった……」
美柑は自分の、そしてリトの熱がこびりついた指を口元に運び、それを愛おしそうにペロッと舐めた。
「……リトの味も、……混ざってる」
リトは、自分の手によって妹を絶頂へと導いたという、圧倒的な背徳感と多幸感に包まれていた。自慰の手助け。それは、兄妹という名の壁を完全に壊し、お互いの肉体を、お互いの快楽のために差し出し合う、完成された共犯関係の始まりだった。
「……次は、……リトの……手伝わせてね」
美柑はそう囁くと、まだ熱を帯びたままの自分の手を、リトの股間の膨らみへとそっと忍ばせた。