【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
窓の外では、夕暮れ時の街路灯がポツポツと灯り始めている。美柑の部屋は、遮光カーテンが半分だけ閉められ、薄暗いオレンジ色の光が微かに差し込む、密やかな空間となっていた。
リトは美柑に促されるまま、彼女のベッドに腰を下ろしていた。隣に座る美柑からは、いつも通りの石鹸の香りと、彼女自身の体温が混ざり合った、甘く切ない匂いが漂ってくる。美柑はリトの逞しい肩に、壊れそうな細い肩を預け、どこか確信めいた瞳で兄を見上げた。
「リト。……昨日はリトの手で、私をあんなにしてくれたでしょ? 立てなくなるくらい……。だから、今日は私が、リトの『一番弱いところ』を、もっと丁寧に教えてあげる」
美柑はリトの返事を待たずに、彼のシャツのボタンを一つずつ、ゆっくりと外していった。布地が肌を離れるたびに、リトは心臓が早鐘を打つのを感じる。美柑の細い指先が、リトの鎖骨をなぞり、そのまま逞しく育った胸板へと降りてくる。
「っ……、美柑……。自分でするのとは、……全然、違うんだ」
「当たり前だよ。私が、リトのことだけを考えて……リトが一番欲しがってるところに触れてるんだもん。……ほら、ここも……」
美柑はリトのシャツを完全に脱がすと、自らも身に着けていたキャミソールを肩から滑り落とした。リトの目の前で、隠されていた真っ白な肌が露わになる。瑞々しく、ハリのある美柑の膨らみは、小学生の純粋さを保ちながらも、薄暗い部屋の中で発光しているかのように美しかった。
美柑はリトの首に腕を回し、彼をベッドに仰向けに倒した。そして、彼の上に跨るようにして、自分の胸をリトの顔のすぐ近くまで寄せた。
「……私のこと、ちゃんと見ててね。リトがこれから私にしてくれること、全部想像して……熱くなって」
そう言いながら、美柑はリトのズボンの中に手を滑り込ませ、彼の猛り狂った象徴を解放した。美柑の掌はまだ子供らしく小さく、少しだけ冷たい。しかしそれがリトの火照った肉体には、形容しがたい快感となって突き刺さる。美柑は自分の口内にたっぷり溜めた唾液を、リトの先端へとゆっくりと垂らした。
「ぴちゃ……、とろり……」
温かい粘液がリトの竿を伝い、美柑の掌で広げられていく。彼女は最高度の摩擦を生み出すために、自分の潤いとリトの先走りを丹念に混ぜ合わせ、一気に腰の入った手こきを開始した。
「じゅく……、ぬぷ……、ちゅぱ……」
手のひらと肉が擦れ合う生々しい音が、静かな部屋に響き渡る。リトは目の前の美柑に手を伸ばしたくなったが、美柑はその手を優しく、けれど強くベッドに押し付けた。
「だめだよ、リト。今日は、リトはされるだけ。……今から、もっと変な感じにしてあげるから」
美柑は上体をさらに倒し、リトの胸元へと顔を近づけた。彼女の熱い吐息がリトの肌を焼き、次の瞬間、美柑の小さな唇がリトの片方の乳首を捉えた。
「っ……!! あ、……美柑……っ! そこは、……っ!」
「ふふ、……ここ、すごく硬くなって震えてるよ。……リトも、私と同じところが弱点なんだね」
美柑はリトの胸の先端を唇で食み、舌先で細かく転がすようにして攻め立てた。下では美柑の小さな掌が、リトの象徴を力強く、そしてリズム良く扱き上げている。上からは執拗な口づけの刺激、下からは妹の唾液を潤滑剤にした苛烈な摩擦。二方向からの猛攻に、リトの精神は瞬く間に飽和状態へと追い込まれた。
「あ……、あ、……美柑っ! もう、……これ、……だめだ……っ! おかしくなる……っ!」
「おかしくなっていいよ、リト。……私の手の中で、リトが壊れるところ……特等席で見せて」
美柑はリトの胸を吸い上げながら、時折、自分の柔らかな膨らみをリトの顔に押し付けた。リトの視界は、美柑の薄い桜色の蕾と、彼女の潤んだ瞳で埋め尽くされる。美柑はリトの反応を楽しみながら、手こきのスピードを極限まで速めた。
「じゅる……、ぐちゅ……、ぬぷ……」
唾液と情欲が混ざり合い、リトの象徴は今や、美柑の小さな手の中では収まりきらないほどに膨れ上がっている。
「……リト、もう我慢しなくていいよ。……私、リトがどうやって出すのか、……ちゃんと最後まで見てるから」
美柑はリトの胸を離すと、彼の顔を覗き込みながら、象徴を根本から先端まで力強く絞り上げた。リトの腰が激しく跳ね、視界が快楽の火花で真っ白に染まっていく。
「美柑……っ、……だすぞ、……美柑ぁぁっ!!」
「いいよ、リト……っ! 全部、……私に……っ!」
美柑が指先に力を込め、先端をギュッと圧迫した瞬間、リトの射精中枢は完全に決壊した。
「――っ、……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
リトの身体が弓なりに反り返り、限界まで溜まった熱い白濁が、凄まじい勢いで放出された。リトの命の輝きが、美柑の小さな手を白く塗りつぶし、彼女の指の間から溢れ出してリトの腹部へと飛び散る。
リトは白目を剥き、絶頂の余韻に身を震わせながら、激しい呼吸を繰り返した。美柑は、自分の手を真っ白に染めたリトの証を、満足げな瞳で見つめていた。彼女はそれを嫌がるどころか、リトの熱を掌全体で噛み締めるようにして、ゆっくりと指を絡めた。
「……すごいね、リト。……私の手、リトの熱でいっぱいだよ」
美柑は、白濁に塗れた自分の指先をリトの目の前に持っていき、彼に見せつけるように舌で絡め取った。
「……ん。……リトの味、……今日も、すごく濃い匂いがする」
リトは顔を真っ赤にしながら、自分の全てを掌で受け止めた妹の姿を、呆然と、そして狂おしいほどの愛着を持って見つめることしかできなかった。美柑の献身的な、しかしどこか支配的なサポート。それは、兄を快楽の虜にし、その全てを受け入れることで、二度と離れられない一つの運命へと融合するための、密やかな儀式だった。
部屋の中に漂う、濃密な蜜の匂いと、リトの熱の香り。美柑はリトの胸にそっと耳を当て、まだ激しく打つ彼の鼓動を確認しながら、幸福そうに瞳を閉じた。
「……また明日も、……こうしてあげようか?」
美柑の囁きが、リトの耳元で甘い呪文のように繰り返された。