【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
休日の午後、結城家のキッチンには穏やかな光が差し込んでいた。
リトはリビングでノートを広げていたが、キッチンから「んっ……、あとちょっと……」という、背伸びをするような美柑の愛らしい声が聞こえてきて、思わず顔を上げた。
美柑は踏み台も使わず、吊り戸棚の奥にあるタッパーを取ろうと必死に手を伸ばしていた。今日の彼女は、薄手の白いカットソーにショートパンツという軽装だ。背伸びをするたびにカットソーの裾が極限まで持ち上がり、白く滑らかな腰のラインと、ショートパンツに包まれた瑞々しい脚の付け根が露わになっている。
「美柑、危ないぞ。俺がやるよ」
リトは椅子から立ち上がり、妹の背後へと歩み寄った。美柑は振り返らず、指先をさらに伸ばしながら答える。
「大丈夫、リト。これくらい自分で……わっ!?」
指先がタッパーの端に触れた瞬間、その重みでバランスを崩した。美柑の体が後ろに大きく傾く。リトは咄嗟に、彼女が転倒するのを防ごうと両手を前に突き出した。
「危ない!」
リトの腕は、後ろに倒れ込んできた美柑の体を正面から抱きとめる形になった。しかし、その手の位置が決定的に悪かった。リトの両手は、美柑の脇の下を滑り込み、彼女のまだ幼くも膨らみ始めた胸部を、正面から鷲掴みにするようにして着地したのだ。
(……柔らかい……っ!)
リトの掌に、想像を絶するほど柔らかく、弾力のある感触が伝わってきた。美柑は小学生だが、その体は確実に女性としての目覚めを迎えており、リトの大きな手のひらを満たすだけの確かな肉感があった。無防備な彼女の胸は、薄いカットソー一枚を隔てて、リトの指の間でグニュリと淫らに形を変える。
「……ぁっ……」
美柑の口から、熱く掠れたような吐息が漏れた。リトはパニックになり、すぐに手を離すべきだと理性が警鐘を鳴らしていた。しかし、指先に伝わる彼女の心臓の鼓動があまりに速く、そして掌を内側から押し返してくるような、瑞々しい肉の弾力がリトの動きを封じてしまった。
リトの親指が、ちょうど胸の頂点あたりに位置している。薄い布越しに、そこにある小さな突起が、リトの刺激によって微かに硬度を増していくのを鮮明に感じ取ってしまった。
(美柑の胸……こんなに熱くて、柔らかいのか……)
「リ、リト……。……どこ、掴んでるの?」
美柑はリトの胸に後頭部を預け、完全に身を委ねたまま、潤んだ瞳で上を見上げた。彼女の顔は耳の付け根まで林檎のように赤く染まっている。しかし、彼女は逃げようとはせず、むしろリトの大きな掌に自分の胸を差し出すように、僅かに体重を預けてきた。
「ご、ごめん! 離す、今すぐ離すから!」
「……やだ。離さないで」
美柑の切実な呟きに、リトの思考が停止した。
彼女は自分の小さな手をリトの手の上に重ね、その指をさらに自分の胸へと深く食い込ませるように誘導した。美柑の手が、リトの無骨な指を白いカットソーの上から力強く押し付ける。
「リトの手……すごく大きい……。私の、全部包まれちゃうね……」
「美柑、お前……」
リトの理性が崩壊の音を立てた。彼は自らの意思で、その掌を動かし始めた。
ゆっくりと、円を描くように美柑の胸を揉みしだく。右手と左手、交互に力を加えると、美柑の体はリトの腕の中で小刻みに震えた。小学生特有の、柔らかくもハリのある絶妙な感触。掌全体でその膨らみを味わうたびに、リトの下腹部には爆発しそうなほどの熱が溜まっていく。
(俺は……なんて最低な兄貴なんだ。妹の、こんなところを……!)
そう自責しながらも、リトの指先は止まらない。むしろ、カットソーの下にあるはずの、彼女の清潔な素肌を直接触りたいという黒い衝動が湧き上がってくる。リトは親指の腹を使い、胸の頂点を優しく、しかし執拗に擦り上げた。
「んっ……、あ……っ……。リト……変な感じ……っ」
美柑の白い首筋が弓なりに反り、彼女の熱い吐息がリトの顎を掠める。美柑はリトに全てを任せ、その禁断の刺激を甘んじて受け入れていた。リトが自分を「妹」ではなく一人の「雌」として意識し、その体に溺れている――その事実が、美柑を狂おしいほど悦ばせていた。
「リト……もっと……。もっと、強くしていいよ……?」
美柑の挑発的な、それでいて懇願するような言葉に、リトは喉の奥で唸り声を漏らした。彼は美柑の胸をさらに強く、その形が指の間で壊れるほどに揉み込み、少女の柔らかな存在を掌に深く刻み込んだ。
ようやくリトが手を離したとき、美柑の白いカットソーにはリトの指の跡がはっきりとしわになって残っていた。リトは肩で息をしながら、自分の両手を見つめた。つい数秒前まで、確実に妹の胸を支配していた、その掌を。
「……満足した? リト」
美柑は乱れた服を整えながら、少しだけ意地悪そうに微笑んだ。その瞳には、兄を自分の虜にしたという優越感と、それ以上に深い独占欲が宿っている。
「……あ、ああ。……本当に、すまない」
「いいよ。リトだもん。……また、高いところの物があるときは、呼ぶからね?」
美柑はそう言い残し、タッパーを持って足早にキッチンを出て行った。
リトは静まり返ったキッチンで、自分の中に芽生えた、妹の肉体に対する拭い去れない飢餓感に愕然としていた。手のひらに残る、あの柔らかく、熱い「白」の余韻。
リトは水道の蛇口を捻り、冷たい水で顔を洗ったが、掌にこびりついた美柑の感触だけは、どれだけ洗っても消えることはなかった。