【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
指先を吸い合い、互いの体液と唾液を混ぜ合わせたあの夜から数日。リトの日常は、形を失った熱に侵食されていた。授業中、黒板の文字を追っていても、ふとした瞬間に自分の手のひらを見つめてしまう。美柑の瑞々しい感触、指を熱心に吸い上げた彼女の唇の柔らかさ、そして鼻腔に残る甘い匂い。それらを思い出すたびに、リトの心臓は激しく波打ち、下半身に抗いがたい熱が溜まっていく。
一方の美柑も、家事の合間にリトと目が合うたび、以前のような「妹」の顔の裏側に、どこか挑発的で、それでいて蕩けるような甘い微笑を湛えるようになっていた。
その日の放課後。リトが自室の机に向かい、予習をしようと必死に雑念を振り払っていた時、背後のドアが音もなく開いた。
「リト、お疲れ様。……根詰めすぎじゃない?」
振り返ると、そこにはニットとショートパンツ姿の美柑が立っていた。彼女の手には飲み物の入ったグラスがあったが、彼女がリトの足元に跪いたとき、その意識がどこに向けられているかは明白だった。
「……ねえ、リト。あれからずっと、ここが疼いてるんじゃない? リト、隠すのが下手だから」
美柑はリトの膝に小さな手を置き、そのままゆっくりとズボンの膨らみへと指先を滑らせた。リトが驚いて声を漏らす間もなく、彼女の手は手慣れた手つきでベルトを外し、下着ごとリトの熱い象徴を解放した。
「っ……、美柑、いきなり何を……っ!」
「いいから、じっとしてて。今日は、もっとすごい『ご褒美』をあげるって決めてたんだから」
美柑はリトの正面で静かに居住まいを正した。彼女は自分の口内にたっぷり溜めた唾液を、リトの先端へとゆっくりと垂らした。
「ぴちゃ……、とろり……」
温かい粘液がリトの竿を伝い、美柑の掌で広げられていく。彼女はまず、その潤いを利用して、リトの象徴を根本から力強く握り、手こきを開始した。
「じゅく……、ぬぷ……、ぐちゅ……」
美柑の指先が、怒張した血管を丁寧になぞり、裏筋を親指の腹で執拗に擦り上げる。リトは椅子に深く腰掛け、美柑の頭に手を置いて快楽に耐えていたが、彼女の顔が先端へと吸い寄せられるように近づいた瞬間、背筋に戦慄が走った。
「あ、……美柑……?」
リトの困惑を飲み込むように、美柑は意を決した様子で、リトの象徴をその小さな口内へと迎え入れた。
「――っ!? ぁ、……あぁぁぁっ!?」
リトの身体が大きく跳ねた。
手のひらとは比較にならない、湿り気を帯びた圧倒的な熱。そして、先端の敏感な孔を直接くすぐる、美柑の舌の柔らかさと弾力。
「ん、……んむ、……じゅる、……れろ……」
美柑はリトのモノを頬張ったまま、上目遣いでじっとリトの顔を見つめた。その瞳には、兄を驚かせたことへのいたずらっぽい愉悦と、愛する男を口内で支配しているという濃密な独占欲が宿っている。
美柑は口をすぼめ、リトの先端を舌先で細かく、そして丁寧に転がし始めた。喉を鳴らして吸い上げるたび、リトの脳内は快楽の信号で白く染まっていく。
「あ……、あ、……美柑……っ! 嘘だろ、……そんな、……口まで使って……っ!」
驚愕するリトをよそに、美柑はさらに深く、彼を喉の奥へと誘い込んだ。
「んぐ、……じゅる、……れろ、……ちゅぷ……」
生々しい水音が、静かな部屋に響き渡る。美柑の頬は膨らみ、リトの熱を受け入れるために懸命に動き続けている。彼女は時折、リトの目を見つめながらさらに強く吸い込み、カリの周りを執拗に舌でなぞった。
リトはもう、限界だった。美柑の口内という、この世で最も甘美で背徳的な深淵に、自分のすべてを放り込みたいという衝動に突き動かされる。
「美柑……っ、……もう、……だめだ! 出す、……お前の口の中に、……出すぞ、美柑ぁぁっ!!」
リトが絶叫し、美柑の頭を抱え込むようにして腰を突き出した。美柑は逃げるどころか、さらに深くリトを受け入れ、彼の全てを飲み干す準備を整えた。
「――っ、……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
リトの身体が激しく痙攣し、限界まで溜まった熱い白濁が、凄まじい勢いで美柑の口内へと噴出した。
一度、二度、三度。
リトの命の輝きが、美柑の舌の上を白く塗りつぶし、彼女の喉を熱く焼きながら、次々と放たれていく。
「ん、……んんっ……!!」
美柑はリトの激しい放出を、一切こぼすことなく口の中で受け止めた。彼女の喉が何度も大きく動き、リトの証を飲み込んでいく。リトが激しい呼吸を繰り返しながら絶頂の余韻に浸っていると、美柑はゆっくりと名残惜しそうに口を離した。
「……ふぅ。……リト……。……見て、リトの、こんなにいっぱい……」
美柑は自分の口を大きく開け、リトの白濁がまだたっぷりと残っている口内を彼に見せつけた。彼女の舌の上には、リトの熱い証が白く濁って広がり、銀色の唾液と混ざり合って淫らに輝いている。リトはその生々しすぎる光景に、言葉を失って見入ってしまう。
美柑は一度、その全てを「ごくん」と音を立てて喉の奥へ飲み干した。そして、何もなくなったはずの口内を、もう一度大きく開けてリトに見せた。
「……全部、……飲んじゃった。……リトの熱いところ、……今、私のお腹の中に全部あるよ」
美柑は唇の端をペロッとなぞり、勝ち誇ったような、そして堕落した女神のような笑みを浮かべた。
「……おいしかった。……リトが、私を想って出してくれた味だもん」
リトは、自分のすべてを飲み込んだ妹の姿に、圧倒的な背徳感と幸福感を感じていた。口淫という、兄妹の壁を完全に砕く行為。それは、二人が一人の「雄」と「雌」として結ばれたことを告げる宣言だった。
美柑はリトの膝に顔を寄せ、彼のまだ震える象徴を愛おしそうに撫でながら、甘い声で囁いた。
「……次は、リトが私を『食べて』くれる番だね」
部屋の中に漂う、リトの熱と美柑の唾液が混ざり合った、濃厚な情欲の匂い。二人の夜は、さらなる深淵へと、確実に加速していくのだった。