【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
結城家の休日は、穏やかな朝の光と共に始まった。
数日前から始まった、お互いの体液を直接口にし合うという濃密な儀式を経て、二人の関係は「秘め事」という言葉さえ生ぬるいほどの深度に達していた。特に美柑は、兄であるリトという存在を自分の内側に取り込むことに、抗いがたい悦びを見出していた。
その一環として、二人の間ではある「儀式」が常態化しつつあった。それは、美柑がその日穿いていた白い綿パンツをリトに預け、リトが自らの手で、あるいは美柑の目の前で、その布地へと直接自らの証を放出するというものだ。
今朝も、リトの部屋でその儀式は執り行われた。高校生のリトが放った熱い白濁は、彼女の象徴とも言える無垢な白い布地を無残に、そして背徳的に塗りつぶした。リトの熱を吸い込み、重みを増した白い綿パンツ。リトはそれを少しばかりの気恥ずかしさと脱力感と共に脱衣所の洗濯カゴへと放り込み、リビングへと向かった。
「……ふぅ。リト、相当疲れちゃってるみたい」
リビングを覗いた美柑は、ソファで二度寝を始めたリトの寝顔を眺めながら、独りごちた。
今日は休日。美柑は、夕飯の買い出しと図書館へ行く予定を立てていた。本当ならリトを誘って一緒に歩きたかったが、連日の「熱」に浮かされ、泥のように眠る兄を叩き起こすのは、妹として少し気が引けた。
「……一人で行くのは、ちょっと寂しいな」
美柑はキッチンで準備をしながら、ふと脱衣所の方へ目を向けた。あそこには、つい先ほどリトが放り込んだばかりの、彼の「生きた証」が染み込んだ自分のパンツがある。
美柑の脳裏に、ある背徳的な名案が浮かんだ。
(……そうだ。あれをもう一度、穿いていけばいいんだわ)
リトを物理的に連れて歩くことはできなくても、彼の一部が染み込んだ布を肌に密着させていれば、それは実質的にリトと一緒にデートをしているのと同じではないか。
美柑は音を立てないよう忍び足で脱衣所へと向かった。洗濯カゴの底から、まだリトの体温が残っているのではないかと錯覚するほど、生々しい重みを持ったパンツを取り出す。指先に触れる、白く乾きかけ、けれど芯の方はまだ湿り気を帯びているリトの痕跡。
美柑は一度、その布地に顔を埋め、深く、深く深呼吸をした。
「……はぁ、……リトの匂い……。……すごい、リトがここにいるみたい」
美柑は現在穿いている清潔な下着を脱ぎ捨て、リトの証がたっぷりと付着したそのパンツを、再び自分の脚に通した。
「……っ!」
足の付け根を引き上げるたび、まだ完全に乾ききっていないリトの粘液が、美柑の無垢な深淵へと直接押し当てられる。ひんやりとした冷たさと、それとは相反するリトという男の熱い存在感。
「あ……、……あ、……リト……。……すごい、……リトにずっと触られてるみたい……っ」
美柑は、その何とも言えない背徳感と多幸感に身を震わせながら、上からスカートを重ねた。歩くたびに、リトの証が自分の秘部と擦れ合い、彼の匂いが体温で温められて鼻腔をくすぐる。美柑は高揚する胸を抑え、眠るリトに「行ってくるね」と小さく告げて、家を出た。
爽やかな風が吹く街角。しかし、美柑の下半身だけは、真夏のような熱を帯びていた。スーパーの野菜売り場で食材を選んでいるときも、美柑の意識は常に股間の「重み」に集中していた。一歩踏み出すごとに、リトの乾きかけた白濁がパリパリと音を立てるような錯覚に陥り、同時に再び湿り気を帯びて自分の蜜と混ざり合っていくのがわかる。
(……みんな、気づかないのかな。……私が、リトの証を、こんなにたっぷり抱えて歩いてるなんて)
通行人とすれ違うたびに、美柑は顔を赤らめながらも、自分だけが知っている秘密の悦びに浸った。
図書館に到着し、静まり返った書棚の間で料理の本を探しているとき、その感覚は最高潮に達した。静寂が逆に、自分の下半身から立ち上るリトの匂いを強調しているように感じられたのだ。美柑はたまらず、人目のない奥まった書架の陰に滑り込んだ。
壁に背を預け、周囲を警戒しながら、美柑はゆっくりとスカートの裾を捲り上げた。指をパンツのクロッチへと潜り込ませる。そこには、自分の蜜とリトの白濁が完全に溶け合い、どろどろとした泥濘となった「共有の証」があった。美柑はその泥濘を指ですくい取ると、それを目の前に掲げ、書庫の微かな光に透かして見た。
「……はぁ、……はぁ。……リト……。……こんなに、私の中で溶けてる……」
美柑は我慢できず、その指先を唇に運び、ペロリと舐めとった。リトの濃厚な苦味と、自分の甘い蜜。
「……ん、……おいしい……。……やっぱり、リトは最高だよ……っ」
一刻も早く、リトに会いたい。本物に触れたい。美柑は予定していた本を数冊抱えると、足早に図書館を後にした。
玄関のドアを開けると、そこにはちょうど目が覚めたばかりのリトが、あくびをしながらリビングから出てくるところだった。
「あ、美柑。おかえり。……買い物、大変だったか?」
リトの呑気な声。その無防備な姿を見た瞬間、美柑の中で張り詰めていた糸が切れた。美柑は買い物袋を玄関に投げ出すと、リトに飛びついた。
「わっ!? 美柑、どうしたんだよ、いきなり!」
「……もう、我慢できない……っ! リト……っ、……リトぉっ!!」
美柑はリトを廊下の壁に押し付けるようにして、その場で膝をついた。彼女は迷わずリトのズボンのファスナーを下ろし、まだ眠っていた彼の象徴を引っ張り出すと、迷いなくその口内へと招き入れた。
「んむ、……じゅる、……れろ……っ!!」
「っ……! み、美柑!? おま……、帰ってきたばかりで……っ!」
「ん、……じゅ……。……パンツの……リトだけじゃ、……足りなかったんだもん……っ!」
美柑はリトのモノに激しくしゃぶりつきながら、潤んだ瞳で彼を見上げた。口内を支配する、本物のリトの熱、拍動、そして匂い。
「……ふぅ、……はぁ……。……やっぱり……本物が、一番いい。……リトのこれ、……世界で一番大好き」
美柑はリトの先端をペロリと舐め上げ、最高の笑顔を浮かべた。一日中、彼の一部を身に纏い、想い続けた果てに辿り着いた、本物の悦び。廊下には、再び濃密な情欲の香りが立ち込め、二人の休日は、さらなる深い「熱」の中へと沈んでいくのだった。