【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
結城家の夜は、かつてないほどに深く、そして濃密な沈黙に包まれていた。初めての結合という、兄妹にとっての巨大な転換点を越えたリトと美柑。ベッドの上で重なり合う二人の肌には、先ほどまでの激しい運動がもたらした汗が真珠のように輝き、部屋の中には二人の体液が混ざり合った、甘く、どこか懐かしい香りが漂っている。
しかし、一度解放された情欲の種火は、一度の絶頂では消えるどころか、より激しく燃え上がろうとしていた。リトの腕の中でぐったりとしていた美柑が、ゆっくりと身を起こした。
「……リト。……まだ、身体がジンジンしてるの。リトが私の中にいた感覚が、ずっと消えなくて……」
美柑の頬は朱に染まり、瞳は潤んでいる。彼女はリトに背を向けるようにして四つん這いになり、自らの腰をゆっくりとリトの方へと突き出した。まだ細く小さく、けれど白く輝くような無防備な背中。
「……後ろから、して? 私、リトの顔が見えないくらい……自分を忘れて、めちゃくちゃにされたい」
その初々しくも大胆な誘いに、リトの理性は再び限界を迎えた。リトは美柑の背後に膝をつき、彼女の細い腰を両手でしっかりと掴んだ。掌に伝わる美柑の腰の細さと、その柔らかな肌の感触。リトは、自分が今からこの華奢な妹を、背後から支配しようとしているという事実に、激しい興奮を禁じ得なかった。
「……美柑、本当に……いいんだな?」
「ん、……いいよ。……リトの好きなように、……突き上げて……っ」
リトは、先ほどの余韻でまだ熱く濡れそぼっている美柑の深淵へと、再び自らの象徴を押し当てた。
「じゅく……、ぬぷ……」
背後からの挿入は、正面からとはまた違う、圧倒的な密着感と深さを伴っていた。リトの逞しさが、美柑の無防備な最奥へと、容赦なく食い込んでいく。
「――っ、……あ、……あぁぁぁぁっ! リト、……深い、……さっきより、ずっと深いよぉっ!!」
美柑が枕に顔を埋め、くぐもった悲鳴を上げた。リトは彼女の腰をさらに強く引き寄せ、一気に根元まで突き入れた。
「美柑……っ、……お前、……中が、……さっきより熱くなって……っ!」
「あ、……あ、……リトのが、……私の中を、……ぐりぐりって……あぁぁっ!!」
リトは、美柑の腰を掴んだまま、激しく腰を振り始めた。「じゅく、……ぐちゅ、……ぱん、……ぱん……っ!」と、肉と肉が激しくぶつかり合う音が、静かな寝室に規則正しく響く。背面からの姿勢は、リトの突きをより鋭く、より深く美柑の過敏な場所へと届けさせた。
美柑は自分の意志とは無関係に跳ね上がる腰を抑えることができず、ただリトの激しいピストンに翻弄されるしかなかった。高校生のリトの象徴が、小学生の彼女の内壁を力強く押し広げ、最奥を叩くたびに、美柑の脳内は快楽の火花で真っ白に染まっていく。
「あ、……あ、……リトぉっ!! もっと……、もっと強くして……っ! リトの全部で、……私を……塗りつぶしてぇっ!!」
「美柑……っ、……美柑ぁぁっ!!」
リトもまた、野生的な本能に身を任せていた。目の前で激しく揺れる美柑の白い背中、乱れた髪、そして自分の突きを受けるたびに可愛らしく震える彼女の肢体。そのすべてが、リトの中に眠っていた「雄」としての独占欲を極限まで引き出していた。
リトは美柑の背中に覆い被さるようにして、彼女の細い腕を上から押さえつけた。逃げ場のない密着。美柑はリトの重みを感じながら、背後から絶え間なく繰り返される衝撃に、意識を混濁させていった。
「じゅる……、ぬぷ……、ぐちゅ……」
結合部からは、泡立った愛液が溢れ出し、シーツの上に大きな染みを作っている。二人の体温は上昇し続け、部屋の空気は情欲の熱で飽和していた。自分を信じ、すべてを委ねる妹。その最も柔らかい場所を蹂躙し、自分の色に染め上げていく。それは、どんな言葉よりも深く、強く、二人の絆を固定していく行為だった。
「あ、……あ、……いくっ! リト、……そこ、……そこぉぉっ!!」
美柑が腰を大きく反らせ、絶頂の予兆に身を震わせた。リトもまた、美柑の絞り上げるような締め付けに、射精の限界を感じていた。
「美柑……っ、……出すぞ! お前の中に、……また全部……っ!!」
「いいよぉっ、……ちょうだい、……リトの、……熱いの、……全部ちょうだいぃぃっ!!」
リトは最後の一突きを、魂を込めるようにして深く、激しく見舞った。
「――っ、……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
リトの腰が激しく痙攣し、美柑の最奥へと、熱く濃厚な白濁が何度も、何度も噴き出した。美柑もまた、リトの放出の衝撃に呼応するように、全身をガクガクと震わせ、これまでで最も深い絶頂へと堕ちていった。
「はぁ、……はぁ、……はぁ……」
長い、長い沈黙。リトは美柑の背中に顔を伏せたまま、二人の鼓動が徐々に落ち着いていくのを感じていた。美柑の肌は汗でしっとりと濡れ、リトの熱を受け止めたお腹のあたりが、心地よい重みを持って脈打っている。
美柑はゆっくりと顔を上げ、肩越しにリトを見つめた。その瞳には、快楽の余韻と、一人の男に完全に征服された一人の少女としての、穏やかで深い充足感が宿っていた。
「……リト。……背中からされるの、……すごく、……怖かったけど……すごく、気持ちよかった」
美柑はリトの手に自分の手を重ね、幸せそうに微笑んだ。リトは美柑を優しく抱き上げ、正面から彼女を抱きしめた。二人は再び、ベッドの上で静かに寄り添い合った。止まらない結合の熱。それは、一度結ばれた二人が、二度と元の「ただの兄妹」には戻れないことを、肉体に刻み込むための儀式だった。
夜はさらに深まり、二人の呼吸は一つに溶け合っていく。