【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
図書館での背徳的な情事を終えた二人は、夕闇に溶け込むようにして結城家へと帰り着いた。玄関の鍵を閉めた瞬間、外の世界の緊張感から解放された安堵と、それ以上に膨れ上がった「秘密」の重みが、二人の間に心地よい倦怠感をもたらしていた。
しかし、今日の美柑はそれだけでは満足していなかった。彼女の瞳には、図書館で開花した「外の世界を汚す快楽」の続きを渇望する、淫らな光が宿ったままだった。
「リト、私の部屋に来て。……見せたいものがあるの」
美柑はリトの袖を引き、二階の自室へと誘った。美柑の部屋は、いつも通り清潔に整えられ、可愛らしいぬいぐるみが並ぶ、純粋な少女の聖域そのものだった。しかし、彼女が学習机の上に置いたスマホの画面が点灯した瞬間、その清廉な空気は一変した。
「……これ、見て」
美柑が指先で画面をスワイプする。そこに映し出されたのは、今日の朝、美柑が学校へ登校する際の自撮り写真だった。通学路の曲がり角、誰もいない一瞬を突いて撮影されたその写真の中で、美柑はいつものようにランドセルを背負いながら微笑んでいる。
しかし、次の写真でリトは息を呑んだ。
美柑がスカートの裾をほんの少しだけ、いたずらっぽく持ち上げている。そこには、あるはずの「白」がなかった。
「……美柑、お前……これ……」
「……気づかなかったでしょ? 今朝、家を出る時から……私、一枚も穿いてなかったんだよ」
美柑はリトの反応を楽しむように、次々と写真をめくっていった。校門の前、教室の自分の席、そして休み時間の廊下。どの写真も、一見すれば「よくある学校生活の風景」だ。しかし、そのすべてにおいて、美柑のスカートの下は完全な無防備――ノーパンの状態だったのだ。
「……ずっと、このまま授業を受けてたの。……椅子に座るたびに、冷たい感触が直接伝わってきて……。リトのこと考えたら、それだけで、授業中なのに……変になりそうだった」
画面の中の美柑は、教壇に立つ先生の方を見ながら、机の下で密かにスカートを広げ、自らの秘部をスマホのレンズに向けていた。瑞々しい、淡い桃色の割れ目が、公共の場である教室の風景の中に、異物のように、しかし圧倒的なエロスを伴って存在している。
リトの喉が、ゴクリと鳴った。学校という規律の場で、妹が誰にも知られず、自分への情愛だけを糧にそんな破廉恥な行為に耽っていた。その事実が、リトの理性を容易く粉砕した。
「美柑……、お前、なんてことを……」
「……リトに見せてあげたかったの。……私、学校にいる間も、ずっとリトのものなんだよって。……ほら、これなんて、体育の時間の後に更衣室で撮ったんだよ?」
画面には、汗ばんだ美柑の首筋と、捲り上げられた体操着の下で、湯気を立てんばかりの秘部がアップで映し出されていた。
リトは我慢できず、美柑の腰を引き寄せ、彼女のブラウスの下に手を滑り込ませた。美柑もまた、リトのスラックスの上から、すでに限界まで猛り狂っている彼の「象徴」を掌で包み込んだ。
「……んっ、……リト、……写真、……もっと見たい?」
「……ああ、……全部、見せてくれ……」
二人はベッドの上に倒れ込み、スマホの画面を二人で覗き込みながら、互いの秘部を執拗に刺激し始めた。
リトの大きな手が、美柑のまだ小さな、しかし驚くほど柔らかい双丘を揉みしだく。美柑は自分の指をリトのジッパーへと掛け、それを力強く引き下げた。
画面の中では「ノーパンで下校する美柑」の動画が再生されている。歩くたびに、プリーツスカートが揺れ、その隙間から秘部の入り口がチラリ、チラリと顔を出す。現実の美柑は、リトの象徴をその小さな手で激しく扱き、耳元で淫らな吐息を漏らしていた。
「あ、……あぁっ、……リト……。画面の中の私と、……今の私、……どっちがいい?」
「どっちもだよ……っ、美柑……っ! お前、……こんなに……っ、こんな姿で学校にいたなんて……っ!!」
リトの指先が、美柑の「実物」の秘部へと潜り込む。スマホの中の無防備な映像と、指先に伝わる現実の熱。二つの情報がリトの脳内で混ざり合い、爆発的な興奮を生み出す。美柑の内壁は、動画の中の自分の姿に興奮しているのか、リトの指を千切れんばかりの勢いで締め付けてきた。
「じゅく……、ちゅぷ……、ぐちゅ……」
「あ、……ん、……あ、……あぁぁぁっ! リト……、リトぉっ!! 私、……自分で自分の写真見てるだけで……っ、……いっちゃいそう……っ!!」
美柑はスマホを握りしめ、リトの顔を自分の股間へと押し付けた。
そこからは、今日一日中、ノーパンで過ごしたことで凝縮された、美柑の濃厚な少女の香りが立ち上っていた。
リトは狂ったように、その「真実」を舌で舐めとった。画面の中の美柑が、駅のホームで人混みに紛れながら、スカートの奥を自撮りしている。その背徳的な映像を見ながら、リトは現実の美柑の最深部へと、己の魂を突き立てた。
「――っ、……あ、……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
美柑の部屋に、二人の重なり合う激しい音が響く。スマホからは、動画の中で美柑が漏らした「……あ、リト……」という密やかな囁きが、スピーカーを通じて何度もリピートされていた。
現実と映像。家の中と、外の世界の記憶。
それらが一つに溶け合い、二人の快楽は極限を超えた。
リトは美柑の細い腰を掴み、スマホに映る「放課後の美柑」の顔を見つめながら、最後の一突きを深く、激しく見舞った。
「美柑……っ、……出す、……全部……お前の中に……っ!!」
「だしてぇっ!! ……学校での私も、……今の私も……、全部リトのもので……埋め尽くしてぇぇっ!!!」
リトの腰が激しく痙攣し、美柑の最奥へと、熱く濃厚な白濁が何度も噴き出した。美柑もまた、スマホをベッドに投げ出し、リトの首にしがみついて、高い絶頂の波に飲み込まれていった。
長い沈黙。
部屋には、投げ出されたスマホの画面だけが、まだ「ノーパン登校」の記録を静かに映し出していた。
「……リト。……明日も、……穿かないで行ってもいい?」
美柑が、汗ばんだ髪をリトの胸に擦り付けながら、悪戯っぽく囁いた。リトは、その恐ろしくも愛らしい誘惑に、もはや抗う術を持っていなかった。
「……ああ。……でも、写真は……もっとたくさん撮ってこいよ」
二人の背徳は、スマホという小さな機械に刻まれた記録と共に、日常のあらゆる場面を侵食し、後戻りのできない深淵へと加速していくのだった。