※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

74 / 200
学校の帰り道に揺れるバスの最後尾で美柑がリトの熱を口で受け止める

小学校の放課後、夕焼けに染まる教室での密やかな情事を終えたリトと美柑は、火照った身体を夜の帳が降り始めた街の冷気に晒しながら、帰路につくためのバス停へと辿り着いた。

 

校門で担任の教師と交わした「何食わぬ顔」での挨拶。その背徳的な興奮は、冷めるどころか二人の体内で静かに澱のように溜まり、次なる刺激を求めて疼いていた。

 

「……リト、バス来たよ」

 

美柑がリトのシャツの裾を小さく引いた。やってきたのは、家の方角へ向かう最終間際の路線バスだった。車内は閑散としており、家路を急ぐ数人のサラリーマンや、スマホの画面を見つめる学生がまばらに座っているだけだった。

 

二人は吸い寄せられるように、車内の一番奥、一段高くなった最後尾の五人掛けシートへと向かった。そこは、運転席からも他の乗客からも死角になりやすい、動く密室の最果てだった。

 

バスが低く唸りを上げて発車する。規則的な振動が、まだリトの熱を孕んでいる美柑の股間を優しく、しかし執拗に揺さぶった。

 

「っ……あ……」

 

美柑はリトの隣で小さく吐息を漏らし、膝を固く閉じた。スカートの下、ノーパンの秘部には先ほどリトが放った白濁がまだたっぷりと残っており、バスが路面の段差を越えるたびに、それが熱い雫となって彼女の太ももを伝い落ちようとする。

 

「美柑……大丈夫か? 疲れただろ」

 

リトが気遣わしげに声をかけるが、美柑は首を振って、潤んだ瞳でリトを見つめた。

 

「……ううん。……リト。私、まだ……さっきの続きがしたい。……ここ、誰も見てないよ?」

 

「バカ、何を……! ここは公共のバスだぞ」

 

リトは慌てて周囲を見渡した。すぐ前の座席には疲れ切ったサラリーマンが深く座り、こちらを振り返る様子はない。だが、いつ誰が乗ってくるかわからない緊張感が、リトの背筋を冷たく撫でた。

 

「……じゃあ、これなら……いい?」

 

美柑はリトの返事を待たず、カバンを膝の上に置いて周囲からの視線を遮ると、座席の下に身を沈めるようにして床に膝をついた。

 

「っ……美柑!?」

 

リトの驚愕をよそに、美柑はリトの股間に顔を寄せた。バスのエンジン音と、走行中のロードノイズが、二人の密やかな音をかき消してくれる。美柑はリトのズボンのジッパーを、迷いのない手つきでゆっくりと引き下げた。

 

そこには、教室での興奮が冷めやらぬまま、再び猛り狂い始めたリトの象徴が、今にも弾けんばかりの硬度で鎮座していた。

 

「……ん、……リト。……こんなに、大きくなってる」

 

美柑は囁くと、その瑞々しい唇をリトの先端へと寄せた。バスが大きくカーブを切る。美柑の身体が左右に揺れ、そのたびに彼女の唇と舌が、リトの敏感な場所を不規則に、しかし激しく愛撫した。

 

「――っ、……んんっ……!!」

 

リトは背もたれに後頭部を押し付け、必死に絶叫を飲み込んだ。窓の外を流れていく夜の街灯。停留所に停まるたび、乗客が降りていく音が聞こえる。誰かが後ろを振り向けば、そこには兄の股間に顔を埋める妹という、地獄のような光景が晒されることになる。

 

(だめだ……っ、刺激が……家でやるより何倍も……っ!!)

 

美柑の舌は、教室での「続き」を貪るように、執拗にリトを翻弄した。彼女は時折、カバンの陰から前の座席を確認しながら、より深く、喉の奥までリトを受け入れていく。

 

「じゅぷ、……ちゅる……、ん、……れろ……っ」

 

湿った淫らな音が、エンジンの振動に混じってリトの耳に届く。美柑の小さな手がリトの太ももを掴み、指先が食い込む。彼女もまた、この「動く監獄」の中での奉仕に、狂おしいほどの悦びを感じていた。

 

「美柑、……もう、……止せ……っ! 出ちゃう、……本当にここで出ちゃうぞ……っ!!」

 

リトの声は掠れ、理性は今にも千切れそうだった。しかし美柑は、リトの困惑と快楽が混ざり合った表情を、一番下の位置から陶酔した瞳で見上げ、さらに激しく口を動かした。

 

「ん、……んむ……、……だして……っ、リトの、……全部ちょうだい……っ」

 

美柑の瞳には、もはや「妹」としての面影はなく、ただ一人の男を堕落させることに歓喜する、小さな悪魔の輝きが宿っていた。

 

バスが次の停留所のアナウンスを流す。速度を落とし、停まろうとする揺れが、美柑の口内の締め付けを一層強くした。リトの腰が浮き、限界が訪れる。

 

「あ、……あぁぁぁっ……!! 美柑、……いくっ、……いくぞぉっ!!」

 

「――んんっ!!」

 

リトの身体が激しく痙攣し、美柑の喉の奥へと、熱く濃厚な奔流が何度も噴き出した。美柑はそれを一滴も逃さないように、必死に喉を鳴らして飲み込んでいく。

 

「ごきゅ……、ん、……ちゅぱ……っ」

 

リトのすべてを飲み干した後、美柑は口の端に溜まった白濁を舌でペロリと舐めとると、満足そうに微笑んだ。

 

「……ごちそうさま、リト。……教室でのより、……ずっと熱かったよ」

 

美柑は素早くカバンを持って座席に戻り、乱れた髪を整えた。ちょうどその時、バスは目的地に近い停留所に停まった。

 

「……降りよう、リト。お腹、空いちゃったね」

 

美柑は何事もなかったかのように立ち上がり、リトの手を引いた。リトは腰が抜けそうになりながら、自分の衣服を整え、ふらふらと美柑に続く。

 

バスを降りると、そこにはいつもの、静かな夜の住宅街が広がっていた。数分前まで、あの公共の乗り物の中で、誰にも知られず禁忌の遊戯に耽っていたことが、まるで白昼夢のように感じられた。

 

しかし、繋いだ美柑の手のひらから伝わる熱と、彼女の口内に残る自分の証の味を知っているという事実が、リトの脳内を再び激しく揺さぶった。

 

「……リト、家に着いたら、……一緒にお風呂入ろうね?」

 

美柑がリトの腕にしがみつき、耳元で囁く。その声には、明日からのさらなる背徳への期待が満ち溢れていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。