※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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湯気に煙る男湯に忍び込んだ美柑が衆人環視の陰でリトを弄び羞恥に悶える

「たまには広い風呂にでも行かないか? ほら、近所に新しくできたスーパー銭湯、あそこなら露天風呂もサウナもあるし、リフレッシュできると思うんだ」

 

夕食後、リトが何気なく提案したその一言に、美柑は少し意外そうな顔をして箸を止めた。

 

「……銭湯? 私はいいけど、リトはいいの? 家の風呂じゃないと、私と一緒に……その、いけないこと、できないよ?」

 

美柑は少しだけ頬を赤らめ、上目遣いにリトを見た。彼女にとって、浴室は二人が「共犯者」として愛を確かめ合う聖域だ。他人の目が入り込む余地のある公共の場は、彼女の独占欲を少しだけ刺激した。

 

「まあそう言うなよ。大きな湯船に浸かるのも気持ちいいぞ。ほら、行こうぜ」

 

リトの熱意に押される形で、美柑は渋々ながら了解した。内心では、家以外の場所でリトと過ごすという新たな背徳の予感に、わずかな期待を抱いていたのかもしれない。

 

二人が訪れたのは、下町の風情を残しながらも近代的な設備を整えた、地域でも評判の銭湯だった。暖簾を潜ると、木の香りと石鹸の匂いが混ざり合った、どこか懐かしい空気が漂っている。

 

高い天井、立ち込める真っ白な湯気。番台の横を見ると、「小さなお子様はお連れ様と一緒にご入浴ください」という張り紙があった。

 

「……リト。これ、私……リトと一緒に男湯に入ってもいいってことだよね?」

 

美柑がその張り紙を指差し、リトを見上げた。

 

「え? あ、ああ……。まあ、美柑はまだ小学生だし、家族なら問題ないはずだ」

 

この張り紙を知っていたリトは、少し戸惑ったふりをしながら答えた。

 

「……じゃあ、行くよ。美柑」

 

「うん、リト」

 

番台を抜け、二人は「男湯」の暖簾をくぐった。

 

脱衣所に一歩足を踏み入れた瞬間、そこには美柑の知らない、雄々しくも荒々しい「男たちの世界」が広がっていた。仕事帰りのサラリーマン、部活帰りの学生、そして隠居した老人たち。数十人の男性が、無防備な全裸で闊歩している。

 

美柑が服を脱ぎ始めると、周囲の空気が一変したのが分かった。

 

小学生とは思えないほど白く、そして瑞々しいハリを持った彼女の肢体が、薄暗い脱衣所の中で真珠のような光を放つ。まだ膨らみ始めたばかりの愛らしい双丘、キュッと締まった細い腰、そしてその下に広がる、何の飾り気もない「白い綿パンツ」。

 

「……っ」

 

周囲の男たちの視線が、一斉に美柑へと突き刺さった。驚き、困惑、そして隠しきれない淫らな欲望。美柑はその無数の視線を肌で感じ、背筋に走るゾクゾクとした快感に身を震わせた。

 

(……みんな、私を見てる。リト以外の男の人たちが、私の身体を……)

 

「美柑、そんなに縮こまるな。恥ずかしそうにしていると余計に目立つぞ。逆に堂々としていた方が、周りも『ただの家族連れなんだな』って納得するから」

 

リトのアドバイスに、美柑はハッとしたように顔を上げた。

 

「……わかった。堂々としてればいいんだね、リト」

 

美柑はリトの言葉通り、潔く最後の白を脱ぎ捨てた。全裸になった彼女は、羞恥を捨て去った美しさを纏い、堂々と胸を張って浴場へと続く扉を開けた。

 

湯気に包まれた浴場は、石鹸の香りと男たちの体臭が混じり合う、濃厚な空間だった。美柑がリトの隣を歩くたび、洗い場に座る男たちが手を止め、彼女の無垢な背中や、歩くたびに揺れる愛らしいお尻を目で追った。

 

その時だった。

 

「……え? 結城……さん?」

 

聞き覚えのある、困惑した声が響いた。リトと美柑が振り返ると、そこにはお湯を桶に汲もうとして固まっている一人の少年がいた。

 

「……山田君?」

 

美柑が驚きに目を見開いた。山田君――昨年、親の転勤で隣町へと転校していった、美柑の元クラスメイトだ。彼は当時、密かに美柑に思いを寄せていたのだが、結局何も伝えられないまま別れていた。

 

「お、久しぶりだな、山田! こんなところで会うなんて奇遇だ」

 

「結城さん……。な、なんで、君がここに……。それに、その格好……」

 

山田は、かつて憧れていた少女の「全裸」が目の前にあるという現実を、脳が処理しきれていないようだった。彼の視線は、美柑の白く滑らかな太ももや、うっすらと色づいた秘部へと吸い寄せられ、釘付けになっている。

 

美柑は一瞬、隠したいという本能に駆られたが、隣のリトの「堂々としていろ」という言葉を思い出した。

 

「久しぶり、山田君。……リトと一緒にお風呂に来たの。変かな?」

 

美柑は隠すどころか、山田の目の前でゆっくりと両腕を上げ、髪を結い直す仕草をした。その動作によって、彼女の小さな胸が強調され、無防備な脇の下や、未発達な肢体の曲線が山田の網膜に焼き付けられる。

 

「あ、……あ、いや……、変じゃない……けど……。……っ!」

 

山田の視線が、股間に集中した。彼の「そこ」は、美柑の圧倒的な美しさと背徳感に反応し、お湯の中でも隠しきれないほどに猛り狂っていた。

 

「……美柑、身体を洗おうか。山田も、隣でいいだろ?」

 

リトの促しにより、三人は洗い場に並んで座ることになった。

 

美柑はリトの隣で、丁寧に自分の身体を洗い始めた。スポンジで泡立てた石鹸が、彼女の白い肌を滑っていく。指先が胸の膨らみを撫で、脚の付け根を執拗に洗うたび、隣に座る山田の呼吸が荒くなっていくのが聞こえた。

 

山田は、美柑の全裸をチラチラと盗み見ながら、自分の股間へと手を伸ばした。彼はもはや、隠すことさえ忘れていた。憧れの女の子の全裸が、わずか数十センチの距離にある。その狂おしい現実に、彼は公共の場であることも忘れ、無我夢中で自慰を始めた。

 

美柑もまた、山田のその様子を横目で捉えていた。リト以外の男が、自分を見て、自分を求めて昂ぶっている。その「汚された」という感覚が、彼女の内に眠る淫らな本能を呼び覚ました。

 

「ん……、ふぅ……っ」

 

美柑は自分の脚の間に手を滑り込ませた。リトの目の前で、そして自分を慕っていた同級生の目の前で、自らの秘部を弄り始める。

 

「じゅぷ……、ちゅぷ……、ぐちゅ……」

 

美柑の指が蜜をかき回す音が、湯気に紛れて響く。

 

山田は、美柑が自分を見ながら自慰に耽っているという事実に、もはや理性を維持できなかった。彼の動きは激しさを増し、桶を持つ手がガタガタと震える。

 

二人はお互いに指一本触れることはなかった。しかし、視線と想像力だけで、二人の魂は濃厚に絡み合っていた。

 

(……あ、……ん、……山田君……っ。……見てて……、……私……っ!!)

 

(結城さん……、……美柑……ちゃん……っ!!)

 

二人の昂ぶりは、同時に頂点へと達した。

 

美柑はガクガクと膝を震わせ、静かに、しかし深い絶頂の波に飲み込まれた。山田もまた、お湯の中に自分の証を放出し、脱力したように項垂れた。

 

銭湯という衆人環視の場。石鹸の泡と湯気に守られた、静かな、しかし苛烈な同時絶頂。

 

それまで黙って二人を見守っていたリトが、満足そうに立ち上がった。

 

「……ふぅ。たまには銭湯もいいだろ、美柑?」

 

リトは、まだ余韻に震えている美柑の肩を抱き寄せ、優しく微笑んだ。

 

「……ねえ、山田。俺たちはあっちの露天風呂に行くけど、お前もゆっくりしてけよ」

 

「……あ、……う、うん……」

 

山田は顔を真っ赤にしたまま、震える声で答えるのが精一杯だった。

 

二人は湯気に包まれた浴場を後にし、夜空の下に広がる静かな露天風呂へと足を進めた。

 

銭湯という衆人環視の場さえも、二人の背徳を深めるための舞台に過ぎなかった。

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