【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
修学旅行当日の朝にリトが美柑に放出した白濁で汚れたパンツをカバンに詰める
美柑にとって、修学旅行という行事は決して嫌いなものではなかった。クラスメイトの幸恵や真美といった友人と過ごす時間は楽しいし、小学校生活の思い出作りとしては大切なイベントである。しかし、今回の二泊三日の旅には、一つだけ大きな懸念材料があった。それは、大好きな兄であるリトと、三日間も離れ離れにならなければならないということだ。
修学旅行当日の朝。窓の外には、まだ夜明けの名残がある白みがかった空が広がっている。美柑はいつものように早起きをして、リトの朝食と、自分の出発に向けた最終確認を行っていた。リビングのテーブルには、焼き立てのトーストと目玉焼きが並んでいる。
(リト、もう起きてるかな)
美柑は自分の部屋で、修学旅行用の大きなボストンバッグの口を閉めようとしていた。中には二日分の着替えと、洗面用具、そして昨日リトと一緒に買いに行ったお菓子が詰まっている。彼女はふと、自分の下着の予備を確認した。すべてが真っ白な、飾り気のない綿のパンツ。それが美柑の好みであり、そして何より、リトが最も好む色だった。
その時、部屋のドアが控えめにノックされた。
「美柑、もう起きてるか? 準備、手伝うことあるか?」
リトの声だった。美柑は少しだけ胸を高鳴らせながら、ドアを開ける。そこには、まだ眠たげな目を擦りながら、ヨレヨレのTシャツ姿で立つリトがいた。
「おはよう、リト。準備はもう終わったわ。朝ごはん、できてるから早く食べて」
「ああ、サンキュ。……そっか、今日から三日間もいないんだよな。美柑がいないと、この家も急に広くなった気がしそうだ」
リトは少し寂しげに笑った。その顔を見た瞬間、美柑の胸の奥で、甘く、そして鋭い衝動が突き上げた。今日から三日間、この優しくて少し抜けている、世界で一番大切な兄に触れることができない。その事実が、彼女を急激に不安にさせた。
「……ねえ、リト」
美柑はリトのシャツの裾をギュッと掴んだ。
「なんだ? 忘れ物か?」
「忘れ物じゃないわ。……リト、最後にして」
「最後って……、おい、美柑! もうすぐ集合時間だぞ!?」
リトは慌てて時計を見たが、美柑の瞳は真剣だった。彼女はリトの手を引き、自分のベッドへと促す。美柑にとって、これは単なるわがままではなかった。三日間の孤独を耐え抜くための、神聖な儀式のようなものだった。
「リトのことが、今すぐ欲しくなっちゃった。……いいでしょ?」
美柑はスカートを捲り上げ、今履いている真っ白な綿のパンツを指先で少しだけずらした。そこには、まだ朝の露に濡れる前の、幼くも瑞々しい秘密の花園が隠れている。リトはごくりと唾を飲み込んだ。彼は美柑に対して、常にシスコンとしての歪んだ愛情と、理性との間で葛藤しているが、美柑にこうして真っ直ぐに見つめられると、抗うことなどできなかった。
「……分かったよ。でも、本当に手早く、だぞ」
リトは美柑をベッドに横たえ、彼女の小さな体に覆いかぶさった。窓から差し込む白い光が、美柑の白い肌と、白い下着をより一層鮮やかに照らし出している。リトは美柑の首筋に顔を埋め、彼女の清潔な香りを吸い込んだ。
「んっ……リト……。もっと、強く……」
美柑の声が部屋に響く。リトの手が美柑の腰を掴み、彼女の白いパンツを完全に引き下げた。そこからは、もはや言葉を必要としない時間だった。リトは美柑の熱い内側へと自分を沈め、彼女の小さな身体を震わせた。美柑はリトの首に腕を回し、彼の耳元で甘い吐息を漏らす。
「あ、ああっ……! リト……好き、大好き……」
三日間会えない寂しさを埋めるように、二人は激しく求め合った。美柑の頭の中は、リトの存在だけで真っ白に塗りつぶされていく。やがて、リトが限界を迎え、美柑の奥深くで熱い鼓動を刻んだ。
「あ、美柑……出る……っ!」
「いいよ、全部……全部出して……」
リトは美柑の胎内に、自身の証である白濁した液体をたっぷりと注ぎ込んだ。美柑はその熱さを全身で受け止め、幸福感に浸る。しかし、彼女の執着はそれだけでは終わらなかった。
行為が終わった後、美柑はベッドから這い出し、足元に脱ぎ捨てられていた白いパンツを拾い上げた。そこには、リトから溢れ出た白濁液と、美柑自身の愛液が混ざり合い、真っ白な布地を濃く汚している。
「美柑? そのパンツ、洗濯機に入れとくよ」
リトが申し訳なさそうに言った。しかし、美柑は首を横に振った。
「ううん。これは、持っていくわ」
「えっ!? な、何を言ってるんだよ! それ、汚れてるだろ?」
リトは顔を真っ赤にして驚いたが、美柑は冷静だった。彼女はクローゼットからジッパー付きの透明な保存袋を取り出すと、その中に「汚れ物」となった白いパンツを丁寧に畳んで入れた。
「三日間、リトに会えないんだもの。これがないと、夜、眠れそうにないわ」
「そ、そんな……。でも、もし誰かに見られたら……」
「大丈夫よ。カバンの奥に隠しておくし、私の荷物を勝手に見る人なんていないわ」
美柑は袋の空気を抜き、しっかりと封を閉じた。透明な袋越しに見えるそのパンツは、リトの精液でぐっしょりと濡れ、一部が白く濁っている。それは美柑にとって、どんな高級な香水よりも芳しく、どんなお守りよりも心強いものだった。
彼女はその袋を、修学旅行用のボストンバッグの底、着替えの束のさらに下へと押し込んだ。
(これで、修学旅行中もリトと一緒にいられる)
美柑は満足げな笑みを浮かべ、新しい清潔な白いパンツを履き直した。鏡の前でスカートを整え、乱れた髪を櫛でとく。つい数分前まで、この部屋で兄と淫らな行為に耽っていたとは思えないほど、彼女の表情はいつもの冷静な美柑に戻っていた。
「さあ、リト。朝ごはん食べましょう。冷めちゃうわ」
「あ、ああ……。美柑、お前って本当に……」
リトは呆れたように、しかしどこか嬉しそうに頭を掻いた。
朝食を済ませ、結城家の玄関に立つ二人。美柑は大きなバッグを肩にかけ、リトに向き合った。
「じゃあ、行ってくるわね」
「おう。気をつけてな。……あんまり、変なこと考えるなよ?」
リトは美柑のバッグの中身を気にして言ったが、美柑はいたずらっぽく微笑んだだけだった。
「それは、リト次第じゃないかしら。じゃあね」
美柑は軽やかな足取りで家を出た。外の空気はひんやりとしていて、彼女の頬を撫でる。美柑は歩きながら、自分のバッグの重みを感じていた。底の方に眠る、あの白く汚れた布切れ。それが、これからの三日間の彼女の「白」い執着の対象となる。
集合場所である小学校へと向かう道すがら、美柑は自身の股間に意識を向けた。履き替えたばかりの新しいパンツはまだ乾いているが、その奥深くには、リトの熱い白濁がまだ残っているような錯覚を覚える。
(リト。三日間、ちゃんと待っててね)
彼女の心はすでに、旅先の京都の夜へと飛んでいた。独りきりの布団の中で、あの袋を取り出し、リトの匂いに包まれる自分を想像して、美柑は小さく唇を噛んだ。
小学校の正門が見えてくると、そこにはすでに大型のバスが数台停まっており、同級生たちの賑やかな声が響いていた。幸恵と真美が、美柑の姿を見つけて大きく手を振っている。
「美柑おはよー! こっちこっち!」
「おはよう、二人とも」
美柑はいつもの冷静な、そして完璧な「結城美柑」として、友人たちの輪の中に溶け込んでいった。しかし、彼女が背負っているバッグの中には、誰にも言えない、そして誰にも見せられない、兄への歪んだ愛の形が、白く、生々しく隠されていた。
「さあ、出発よ」
これから始まる三日間。それは美柑にとって、リトという存在をより深く、より執拗に、そしてより「白く」再確認するための、孤独で淫らな旅の始まりだった。