※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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旅館の部屋で同級生が遊んでいる隙にリトの汚れたパンツの匂いを堪能する

京都駅からバスに揺られ、歴史ある街並みを抜けて、クラス一同が宿泊する旅館「白露閣」に到着した。重厚な門構えをくぐり、広い大広間で入館式を終えると、美柑は幸恵や真美と同じ六人部屋へと案内された。

 

畳の匂いが漂う広々とした和室。友人たちが「わあ、広い!」「布団、どこに敷く?」とはしゃぎながら、一斉に荷物を解き始めた。美柑も自分の場所を確保し、大きなボストンバッグを畳の上に置く。

 

「ねえ美柑、トランプやろうよ! マミが新しいの持ってきたんだって」

 

幸恵が誘ってきたが、美柑はバッグの取っ手を握りしめたまま、小さく首を振った。

 

「ごめんなさい、少しだけ荷物の整理をさせて。後で混ぜてくれるかしら」

 

「そっか。じゃあ先にやってるね!」

 

友人たちは部屋の隅に座り込み、修学旅行の定番であるカード遊びに夢中になり始めた。笑い声とカードを切る音が響く。その賑やかさが、美柑にとっては絶好の隠れ蓑となった。

 

美柑は自分のバッグを持ち上げ、部屋の奥にあるクローゼット――襖で仕切られた、服を掛けるための小さな空間――へと移動した。中に入り、内側からそっと襖を閉める。わずかな隙間から光が差し込むだけの、狭く、暗く、静かな空間。

 

美柑はそこで膝をつき、バッグの底へと手を伸ばした。

 

衣類の束をかき分け、一番奥に隠していたジッパー付きの透明な保存袋を取り出す。そこには、今朝リトの精液でぐっしょりと汚した、真っ白な綿パンツが封印されている。

 

「……リト」

 

袋を手に取った瞬間、美柑の指先に微かな緊張が走った。袋越しに見えるその布地は、白濁した液体が乾き始め、不自然な強張りと独特の模様を描いている。美柑は周囲の様子を伺った。襖の向こう側では、幸恵たちの楽しそうな声が聞こえる。この空間だけが、外の世界から切り離された、自分とリトだけの密室だった。

 

美柑は意を決して、袋のジッパーをゆっくりと引いた。

 

「っ……!」

 

封じ込められていた空気が、一気に溢れ出した。狭いクローゼットの中に、濃厚な、むせ返るような匂いが充満する。それは美柑自身の愛液の甘酸っぱい匂いと、そして何より、リトという存在を象徴する、あの青臭くも力強い精液の芳香だった。

 

美柑は袋からその「汚れ物」を取り出し、両手で顔を覆うようにして、その中心部に鼻を押し当てた。

 

「はぁ、っ……。リト……リトの匂い……」

 

深く、深く吸い込む。朝、リトが自分の中で跳ね、熱い証を注ぎ込んだ時の光景が、フラッシュバックのように脳裏に蘇る。リトの困ったような笑顔、荒い呼吸、自分を抱きしめる腕の熱。そのすべてが、この一枚の布地に凝縮されていた。

 

美柑は陶酔したように瞳を閉じ、冷たくなったはずの布地に頬を摺り寄せた。白濁液で強張った感触が、リトの指先が肌をなぞっているような錯覚を抱かせる。

 

(リト……今、何してるの? 私がこんなことしてるの、知らないでしょ……?)

 

リトがいない修学旅行の夜。本来なら寂しさで胸が締め付けられるはずなのに、この匂いを嗅いでいるだけで、美柑の心は不思議な多幸感に満たされていった。いや、むしろ離れているからこそ、この匂いを通じた執着はより一層激しさを増していく。

 

美柑はパンツのクロッチ部分、最も濃くリトの白濁が染み付いている場所に唇を寄せた。

 

「ん、ふぅ……っ……あ」

 

舌先で、わずかにその乾いた跡を辿る。リトの成分を、自分の体内に取り戻したいという本能的な欲求。美柑は鼻腔いっぱいに兄の存在を感じながら、空いている方の手を自分のスカートの中へと滑り込ませた。

 

新幹線の中で燻ぶっていた熱が、再び火を噴く。今履いている真っ白なパンツは、すでに自分の蜜でぐっしょりと濡れ、熱を帯びていた。

 

「っ、リト……あ、あ……好き……大好きよ……」

 

クローゼットの暗闇の中で、美柑の荒い吐息が漏れる。友人たちの笑い声が壁一枚向こうで聞こえるという背徳感が、感度を極限まで高めていた。美柑はリトの汚れたパンツに顔を埋めたまま、自身の指で、リトに教え込まれた通りの動きを繰り返した。

 

指先が秘部をかき回すたびに、リトの匂いがより鮮明に、より濃厚に脳を刺激する。まるでリト自身がこの狭い空間にいて、自分を後ろから抱きしめながら、耳元で愛を囁いているかのようだった。

 

美柑の腰が小さく浮き、リトのパンツを握る手に力がこもる。真っ白な布地は、彼女の手の中で無残に皺が寄ったが、美柑は構わずにその匂いを吸い込み続けた。

 

「ん、ああっ……! リト……っ!」

 

絶頂の直前で、美柑は動きを止めた。まだ、果てるわけにはいかない。この快楽を、この匂いと共に、三日間の旅の間中、ずっと引き摺り回していたい。美柑は震える手で再びパンツを袋の中に仕舞い込み、ジッパーを閉じた。

 

芳醇な匂いは袋の中に閉じ込められたが、クローゼットの中にはまだ、かすかにリトの余韻が漂っている。

 

美柑は乱れた呼吸を整え、スカートの皺を伸ばした。鏡はないが、自分の顔が今、どのような色に染まっているかは容易に想像がついた。

 

「美柑ー? 荷物の整理、終わった? そろそろお風呂行く準備しようよ!」

 

真美の声が襖を叩く。美柑は一呼吸置き、いつもの冷静な声で答えた。

 

「ええ、今終わったわ。今行くわね」

 

襖を開けると、眩しい部屋の光が目に飛び込んできた。幸恵と真美はすでにタオルの準備をしている。美柑は平然とした顔でバッグを閉じ、クローゼットから出た。

 

「なんか、美柑の周りだけちょっと……いい匂いがするね? 柔軟剤変えたの?」

 

幸恵がふと鼻を動かして言った。美柑の心臓がドクンと跳ねたが、彼女は穏やかに微笑んで返した。

 

「そうかしら。リトが、洗濯の時に少し入れすぎちゃったのかもしれないわね」

 

その「匂い」の正体が、兄の精液であることを隠し通したまま、美柑は洗面用具を手に取った。

 

これから大浴場で、同級生たちと肌を合わせる。しかし美柑の心は、先ほどクローゼットで独り占めしたリトの熱に支配されたままだった。

 

自分の体から、そしてバッグの底から漂う、リトの「白」。

 

その執着に抱かれながら、美柑は友人たちに続いて、湯気の立ち込める廊下へと歩き出した。

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