【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
江戸の町並みを再現したセットの中を、美柑たちは軽やかな足取りで進んでいた。着物に袖を通したことで、いつもより少しだけ背筋が伸びるような感覚がある。しかし、その足元――着物の裾の内側には、普段あるはずの「白」が存在しない。
一歩踏み出すたびに、滑らかな絹の裏地が直接、美柑の太ももや秘部の粘膜をかすめていく。
(……変な感じ。でも、和装ってこういうものなのよね)
美柑は自分に言い聞かせた。小学生の彼女にとって、それは「伝統への挑戦」であり、自分をより律するための試みのつもりだった。だが、慣れない解放感は、美柑の意識をどうしても股間へと集中させてしまう。
「あ、見て美柑! 忍者屋敷のアスレチック施設だって。面白そう!」
真美が指差した先には、木製の高い櫓や、綱渡り、入り組んだ階段が組み合わさった巨大なアスレチックがあった。本来、着物で遊ぶような場所ではないのだが、元気いっぱいの幸恵たちは「少しくらいいいよね!」とはしゃぎながら、迷わず入り口へ向かっていく。
美柑も、友人たちの無邪気な勢いに押され、その後を追った。
最初は慎重に裾を押さえていた美柑だったが、元々運動神経が良い彼女は、次第にアスレチックの楽しさに没頭していった。階段を駆け上がり、丸太の橋を渡る。その動作の端々で、着物の裾は大きく乱れた。
「わあ、高い! 気持ちいい!」
美柑は、地上から数メートル高い位置にある踊り場に立ち、大きく手を振った。彼女は、自分が今「ノーパン」であることを、遊びの楽しさですっかり忘れかけていた。
その様子を、地上から望遠レンズ越しに凝縮された熱視線で見つめる男がいた。貸衣装屋の従業員、木村である。
(……いた。やはり、あの着物だ)
木村は一眼レフカメラを構え、美柑の動きを執拗に追っていた。ファインダー越しに見る美柑は、瑞々しい生命力に溢れ、赤い着物が白い肌によく映えている。
「結城さーん! こっち向いてー! いい写真撮るよー!」
木村が声をかけると、美柑は「あ、お兄さんだ」と気づき、屈託のない笑顔で応えた。
「はい! お願いします!」
美柑は踊り場の縁に立ち、ポーズを取ろうとした。より高く、より活動的に見せようと、彼女は片足を一段高い柵に乗せ、ぐっと身を乗り出した。
その瞬間、木村は指先に力を込めた。
美柑が足を上げたことで、着物の裾が大きく割れ、膝から上が完全に露出した。そして、その奥――。
(……っ! 本当に、履いていない!)
木村の心臓が激しく跳ねた。望遠レンズのズームを最大に引き上げる。そこには、小学生らしい産毛さえ生え揃っていない、無垢で、瑞々しい、ピンク色の秘部が、何の遮りもなく露わになっていた。
「いいよ! そのまま動かないで!」
木村は狂ったようにシャッターを切った。
カシャカシャカシャ、という連続した駆動音が、美柑の羞恥を切り取る音のように響く。
美柑は、自分が今、何を晒しているのかに気づいていなかった。彼女はカメラに向かって、小学生らしいピースサインを作り、無邪気に笑っている。しかし、その足の間では、彼女が動くたびに、秘部の割れ目が鮮明にその形を変え、影を作り、光を反射していた。
「次は、もっと上に行ってみるわね!」
美柑はさらに高い位置にあるネットの遊具へと取り付いた。網目状になったその場所を登るには、四つん這いに近い姿勢にならざるを得ない。
木村は、美柑の真下へと回り込んだ。
真上を見上げれば、そこにはネット越しに、美柑の白く丸いお尻と、その中心にある柔らかな秘密が、完全に「開放」された状態で鎮座していた。
(なんてことだ……。こんなことが、許されるのか……)
木村は震える手でシャッターを押し続けた。美柑がネットを蹴って進むたびに、彼女の肉が揺れ、秘部が網目に押し付けられる。そこから漏れる甘酸っぱい匂いまでもが、重力に従って自分の鼻先に降りてくるような錯覚に陥った。
美柑の友達、幸恵や真美も周囲で遊んでいるが、彼女たちは普通のパンツ姿で、派手にパンチラを披露している。しかし、木村にとってそんなものは目に入らない。完璧な美少女、結城美柑が、自分との「合意」の上で(と彼は勝手に解釈している)、その最も神聖な場所を一切の隠し事なく晒している。その事実だけが、彼の世界を支配していた。
「お兄さん、うまく撮れました?」
美柑が最上階から、満足げな顔で見下ろしてくる。
「ああ、最高だよ! 今までにない、一番の傑作だ!」
木村の声は、興奮で少し裏返っていた。美柑は「よかった」と微笑み、風に吹かれて乱れた裾を軽く直した。その一瞬の仕草でさえ、下着のない彼女の指先は、自分の肌を直接なぞっているのだ。
木村は限界だった。
これ以上、この光景を目の当たりにして、平静を保つことは不可能だった。
「ごめん、今度は向こうのお客さんを撮りに行ってくるね!」
木村はカメラを抱えるようにして、逃げるように忍者屋敷の影にあるトイレへと駆け込んだ。
個室に飛び込み、鍵をかける。彼は荒い呼吸を整えながら、先ほど撮影したばかりのプレビュー画面をスクロールした。
液晶画面に映し出される、美柑の無垢な「白」。
裾の間から覗く、瑞々しい桃色の筋。
全力で遊ぶ彼女の、無防備すぎる開脚。
木村は、先ほど試着室で嗅いだ、あのパンツの甘い残り香を思い出した。あの匂いと、今、目の前にあるこの鮮烈な画像。二つの「美柑」が脳内で結びついた瞬間、彼はズボンのチャックを下ろし、狂おしいほどの速さで自分自身を慰めた。
「美柑……っ、ミカン……! 履いてないなんて……最高だよ……っ!」
個室の中に、彼のうめき声と、肌を擦る音が響く。
彼は、美柑という一人の少女の「小学生」としての純粋さと、その裏にある圧倒的なまでの「性の解放」に、完膚なきまでに打ちのめされていた。
やがて、彼は激しい痙攣と共に、個室の壁に向かって熱い白濁をぶちまけた。
賢者タイムが訪れる。しかし、彼の指は再びカメラのボタンに伸びた。
まだ、撮影は終わっていない。
次は、あの忍者屋敷の「秘密の抜け穴」だ。
そこは、より狭く、より暗く、そして、より彼女に近づける場所。
木村は、額に滲んだ汗を乱暴に拭うと、カメラのレンズを丁寧に拭き、再び戦場へと戻る決意を固めた。