【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
映画村での一日、慣れない着物姿でのアスレチックや忍者屋敷の抜け穴体験は、美柑の小さな身体に予想以上の負担を強いていた。夕食を終え、ようやく辿り着いた大浴場。熱い湯船に浸かって強張った筋肉が解れた瞬間、蓄積されていた疲労が一気に噴出した。
「ふぅ……。ちょっと、のぼせちゃったかしら」
美柑は湯船から上がり、ふらつく足取りで脱衣所へと向かった。濡れた身体をバスタオル一枚で包み、鏡の前で髪を拭こうとしたその時、視界が急激に白く染まっていく。
(あ、れ……? なんだか、真っ暗に……)
耳の奥でキーンという高い音が響き、膝の力がふっと抜けた。床に倒れ込む直前、バスタオルがはだけないように握りしめるのが精一杯だった。
「美柑!? 美柑、どうしたの!」
近くにいた幸恵が悲鳴を上げた。周囲の女子生徒たちが集まってくる。
「先生呼んできて! 保健の先生!」
「ダメ、保健の先生はさっき露天風呂で転んだ子の手当で、あっちの救急室に行ったっきりよ!」
脱衣所がパニックに包まれる中、廊下を巡回していた学年主任の植松が異変に気づいた。
「どうした、何事だ!」
植松が脱衣所の入り口から声をかける。男子禁制の場所だが、緊急事態とあっては躊躇していられない。幸恵が泣き出しそうな顔で駆け寄った。
「植松先生! 美柑が……美柑が急に倒れちゃって!」
「なに、結城くんが……!」
植松は即座に中へ踏み込んだ。床に横たわる美柑は、青白い顔で瞳を閉じている。タオル一枚に包まれたその肢体は、まだ湯上がりでしっとりと濡れ、わずかに湯気を立てていた。
「貧血か……。いいか、救急室は今混み合っている。私が責任を持って、ひとまず私の部屋で休ませる」
植松は迷わず、美柑の細い身体を横抱きにした。タオルから覗く白い太もも、華奢な肩。腕の中に伝わってくる、小学生らしい驚くほどの軽さと、柔らかな肉体の弾力。植松の理性が一瞬、強烈な揺らぎを見せたが、彼は厳格な教師の仮面を被り直した。
「君たちは、残りの荷物をまとめて後から持ってきなさい。いいな」
植松は美柑を抱えたまま、足早に自分の個室へと向かった。
部屋のソファに美柑を横たえる。タオルが乱れ、彼女の無防備な鎖骨や膝頭が露わになったが、植松は「これは救護だ」と自分に言い聞かせ、彼女の呼吸を確かめた。
そこへ、ノックの音が響いた。美柑の着替えが入った籠を抱えた幸恵だった。
「先生、美柑の荷物持ってきました! 大丈夫ですか?」
「ああ、小暮くん。ありがとう。君がすぐに助けを呼んでくれたおかげで、大事に至らずに済んだ。実に立派な行動だ。友達思いの君の姿勢を、私は高く評価するよ」
「……本当ですか? ありがとうございます、先生!」
植松の称賛に、幸恵は安堵と満足感に満ちた表情を浮かべた。
「美柑のこと、お願いしますね!」
幸恵を部屋へ帰し、鍵をかける。室内には再び、静寂と、倒れた美柑の浅い吐息だけが残された。
植松は、美柑のそばに置かれたプラスチックの籠に目を向けた。そこには、彼女が今日一日、忍者屋敷で動き回り、汗をかき、そしてあの木村という男に弄られていたであろう「脱ぎたて」の服が丸めて置かれている。
彼は震える手で、籠の中から「それ」を取り出した。
(……あった)
今日、忍者屋敷で美柑がノーパンだったことなど、彼は知る由もない。だが、彼の手にあるのは、忍者屋敷から戻り、入浴直前まで彼女の秘部を直接守っていた――あるいは汚していた――「使用済み」のパンツだった。
今朝、一度手放したはずの獲物が、運命の悪戯によって再び自分の手元に戻ってきた。しかも今回は、目の前に当の本人が無防備に横たわっている。
植松はパンツを両手で広げた。昼間の活動による汗と、少女特有の分泌物が混ざり合い、生地は微かに強張っている。彼はそれを深く、深く、肺の奥まで吸い込むように鼻を押し当てた。
「はぁ、っ……! 結城、美柑……!」
そこから漂う匂いは、今朝の清潔な石鹸の残り香とは全く違っていた。濃厚で、野生味を帯びた、生命の躍動を感じさせる芳香。忍者屋敷の土の匂いと、美柑の身体から溢れ出した蜜が混ざり合い、植松の理性を一瞬で粉砕した。
彼は我慢できず、パンツのクロッチ部分に舌を這わせた。
「あ、ああっ……! なんという味だ……。甘く、そして苦い……。これが、あの完璧な美少女の……っ」
目の前では、タオル一枚の美柑が、何も知らずに規則的な呼吸を繰り返している。その無垢な肢体を見つめながら、彼女の下着を文字通り「貪る」。植松の股間は、これまでにないほど激しく昂り、ズボンを突き破らんばかりに勃起していた。
「素晴らしい……。今朝の『教育』が、これほど早く実を結ぶとは。結城くん、君は私をどこまで狂わせるつもりだ……」
植松はパンツを顔に巻きつけたまま、自分のチャックに手をかけた。
昏い情動が、静かな部屋の中で渦巻いていた。
倒れた美柑が目覚めるまで、まだ時間は十分にある。
植松は、手の中にある少女の欠片を愛おしむように、そして蹂躙するように、さらなる背徳の奥底へと足を踏み入れていった。