イブの夜にメスガキサキュバスに拾われた早漏童貞の雑魚チンポが強制搾精のオモチャにされる話 作:黒蓮/クロハス
それは、イブの夜の「悪夢」のごとき快楽から、数日後のことだった。
僕は、地図アプリが示す場所──『メリッサ・ライフサイエンス研究所』の前に立っていた。
研究所という名前から、大学の研究室のような雑多な場所を想像していたのだが、目の前にあるのはコンクリート打ちっぱなしのデザイナーズマンションのような、無機質で洗練された建物だった。
「……ここ、だよな」
ポケットの中のカードを握りしめる。
レナちゃんから貰った、防水加工されたプラスチックカード。
そこにはQRコードと地図だけが記されていた。
ピンポーン、とインターホンを押そうとした瞬間、自動ドアが音もなく滑らかに開いた。
まるで、僕が来ることを最初から知っていたかのように。
『お待ちしていました、佐々木さん。中へお入りください』
頭上のスピーカーから、涼やかで丁寧な女性の声が響く。
名前を呼ばれた。
レナちゃんが話を通しておいてくれたのだろうか。
あの夜、レナちゃんに骨抜きにされてから、僕は一度も射精していなかった。
オナニーをしようとしても、彼女の強烈な締め付けと罵倒がフラッシュバックし、自分の手では到底満足できなくなってしまったのだ。
溜まりに溜まった精液が、下腹部で重たい熱を持って渦巻いている。
金玉がパンパンに張り詰めていて、歩くだけでも内腿に当たって、その感触に欲情してしまう始末だ。
(早く……誰かに出させてほしい……。
レナちゃんの友達って、どんな子なんだろう……)
未知の体験への不安と、それ以上の期待。
どうしようもないスケベ心が僕の足を動かしていた。
僕はゴクリと唾を飲み込み、誘われるままに建物の中へと足を踏み入れた。
通されたのは、地下へと続く階段の先にある、広い部屋だった。
壁も床も天井も、すべてが白一色。
病院の手術室を思わせる清潔さと、どこかひんやりとした空気が漂っている。
消毒液の匂いと、それに混じる微かに甘い香り。
その中央に、一人の少女が背を向けて立っていた。
「時間通りですね。感心です」
彼女がくるりと振り返る。
その姿を見た瞬間、僕は息を呑んだ。
美しい、と思った。
レナちゃんと同じくらいの年齢に見えるが、雰囲気は正反対だ。
艶やかな黒髪をショートカットにし、少し尖った耳が髪の間から覗いている。
肌は透き通るように白く、赤いフレームのアンダーリム眼鏡が、知的な瞳を縁取っていた。
瞳孔が、普通の人間とは違う──縦に細い、猫のような形をしている。
服装も独特だった。
白衣を羽織っているが、その下はベージュ色の薄いキャミソールと、短い白いプリーツスカートだけ。
華奢な腰を黒いベルトで引き締め、健康的な太腿が眩しいほど露わになっている。
動くたびにスカートの裾が揺れ、白い下着がチラチラと覗いてしまいそうだった。
(……耳? 付け耳……なのか?)
あまりに精巧なその耳に目を奪われていると、彼女はそれに気づいたのか、片手で髪を払って耳を見せた。
耳の先端がピクリと動く。明らかに、作り物ではなかった。
「不思議ですか? 私の種族特有のものです。
レナさんと同じ……と言えばわかりますか?」
「え……? レナちゃんと、同じ……?」
レナちゃんは自分を「メスガキサキュバス」と名乗っていた。
もちろん、それは設定だと思っていたけれど……。
目の前の彼女の耳は、どう見ても生物としての器官だった。
「はい。所長のメリッサです。
今日はボランティアにご協力いただき、ありがとうございます」
メリッサちゃんは、ペコリと丁寧に頭を下げた。
レナちゃんのような煽り系の態度はない。
あくまで礼儀正しく、初対面の年上男性に対する敬意すら感じる口調だ。
しかし、その瞳には実験動物を観察するような冷徹な光が宿っている。
まるで、僕のことを「被験体」としか見ていないような。
「レナさんから話は聞いています。
『素晴らしい感度の持ち主』だと」
「えっ……あ、うぐっ……」
丁寧な言葉の裏に、隠しきれない事実が含まれている。
レナちゃん、いったい何を言ったんだ。
彼女はニコリと微笑んだが、眼鏡の奥の瞳は、まるで珍しいサンプルを見つけた研究者のように輝いていた。
「お兄さんのご協力があれば、私の『リリス』の性能テストも捗りそうです。
……ふふ、期待していますよ?」
「は、はい……お手柔らかに、お願いします……」
こんな美少女に期待されている。
たとえその期待が「実験材料として」であっても、僕の単純な脳は興奮で沸騰しそうだった。
ズボンの中で、チンポが少しずつ膨らんできているのが分かる。
「では、早速ですが基礎データの収集を行いましょうか。
そこのロッカーにお召し物を入れて……
あ、下着も含めて全裸でお願いしますね。準備ができたら、その診察台へどうぞ」
彼女は顎で部屋の隅にある診察台をしゃくった。
まるで産婦人科の分娩台のような形状の椅子。
両脚を固定するための器具が、不気味に光っている。
僕は言われるがまま、震える手で服を脱ぎ始めた。
コートを脱ぎ、シャツを脱ぎ、ベルトを外す。
金属音が静かな部屋に響く。
ズボンを下ろし、下着に手をかけた瞬間、背後から視線を感じた。
振り返ると、メリッサちゃんが丸椅子に座り、タブレットを構えたまま、僕の一挙手一投足を観察していた。
「あ……見、見てるんですか……」
「観察は研究の基本ですから。
どうぞ、お気になさらず」
無理だ。
美少女に凝視されながら裸になるなんて、恥ずかしくないわけがない。
でも、ここまで来て逃げ出すわけにもいかない。
僕は覚悟を決め、最後の一枚──ボクサーパンツを引き下ろした。
ビヨン。
勢いよく跳ね上がったチンポが、空気を切る音を立てた。
数日分の禁欲を溜め込んだそれは、本人の意思に反して、既に半勃起を超えて八割がた硬くなっている。
亀頭の先端からは、透明な我慢汁がとろりと糸を引いていた。
「うわぁ……」
メリッサちゃんが、感嘆とも呆れともつかない声を漏らした。
「……まだ何もしていないのに、もうこんなに濡れてるんですね。
レナさんが『すぐ出る』と言っていた意味、分かってきました」
「だ、だって、数日我慢して……っ」
「言い訳はいいですよ。
どうぞ、診察台へ」
羞恥心で顔から火が出そうだ。
僕はびんびんに勃起したチンポを揺らしながら、診察台へと向かった。
診察台に座らされ、両足を左右に開いて固定された。
M字開脚の状態で、股間が完全に露出している。
目の前には、白衣の美少女。
そして僕の股間では、数日分の我慢汁を垂れ流しながら、チンポが期待にはしたなく天を仰いでいる。
「ふふっ、元気ですねぇ。
……ふむ、これがレナさんが言っていた『雑魚チンポ』……」
「ざ、雑魚チンポって……!」
「レナさんの表現ですよ。私ではありません」
メリッサちゃんは丸椅子を滑らせ、僕の股間の真正面──あと10センチで亀頭に届きそうな距離──に位置取った。
タブレットを構え、興味津々といった様子で僕の愚息を覗き込む。
彼女の呼吸が、興奮で熱を帯びたチンポにかかり、先端がピクリと跳ねた。
「では、問診を始めますね。
恥ずかしがらずに、正直に答えてくださいね?」
まるで医師が患者に聞くような、冷静で淡々とした口調。
それが余計に、僕の「どうしようもない変態性」を浮き彫りにする。
「前回の射精はいつですか?」
「……クリスマスの、夜です。レナちゃんと……」
「回数は?」
「よ、4回……です」
本当は数えきれないくらい出させられた気がするが、恥ずかしくて少なめに申告してしまった。
「4回。ふむふむ」
彼女は特に感情を見せず、タブレットに入力する。
「その時の、挿入してからイくまでの時間は、どれくらいでした?」
「えっと……」
答えに詰まる。
言いたくない。あまりにも情けない数字だからだ。
だが、メリッサさんが小首を傾げ、「ん? 覚えてませんか?」と無機質な視線で聞いてくる。
「……ご、5秒……くらい、です……」
「5秒」
メリッサちゃんの手が止まった。
一瞬の沈黙。
ああ、笑われる。呆れられる。軽蔑される。
「……5秒、ですか」
彼女が呟いたのは、呆れを通り越して感心するような声だった。
そして、眼鏡をクイッと指で持ち上げる。
「平均的な日本人男性の挿入時間は5分から10分。
お兄さんはその60分の1以下。
こんなに敏感で、刺激に弱いなんて……まさに理想的な『被験体』ですね」
「ひ、被験体……」
年下の女の子に、真顔で「被験体」呼ばわりされる。
それは褒め言葉でも何でもなく、ただ「実験材料として優秀」という事実の提示だった。
しかし、その響きに、僕のチンポが喜び勇んでビクン! と跳ねた。
「あら、反応しましたね。
ふふ、言葉だけで興奮できる、素直な身体組織です」
メリッサちゃんは慈しむように僕の海綿体を見つめると、サイドテーブルから金属製の道具を取り出した。
銀色に光る、冷たい工具のようなもの──ノギスだ。
「では、サイズも測りますね。
じっとしててください」
彼女は躊躇なくノギスの冷たい金属部分を、僕の熱り立ったチンポに押し当てた。
「ひゃうっ!?」
金属の冷たさが、過敏になった亀頭を直撃する。
身体が勝手に跳ねそうになるのを、必死で堪えた。
「動かないで。金属ですから、冷たいのは当然です」
事務的な言葉と共に、ひんやりとした感触が、熱を持った竿に伝わる。
彼女は慣れた手つきでノギスの顎を開き、僕の亀頭を左右から挟み込んだ。
カチッ、カチッ。
「亀頭の幅……32ミリ。
平均よりやや小さいですね」
測定値を読み上げる声には、何の感情も籠もっていない。
数値として小さいと言われただけなのに、チンポを馬鹿にされているような気分になる。
「陰茎の直径……30ミリ」
さらに、定規のようなものをあてがい、根元から先端までの長さを測る。
「長さは13.5センチ。
……あ、皮がいっぱい余ってますね。
ここが敏感な理由と推測されます」
彼女はラテックス手袋をした指で、僕の余った皮を摘まみ、グイッと根元まで剥き下ろした。
「あっ、くぅ……っ!」
剥き出しになったカリ首が、冷たい空気に晒される。
普段は皮に守られている部分が、突然外界に曝露された刺激で、神経が悲鳴を上げた。
彼女はその敏感な部分を、指先でツンツンと弾いた。
「んっ! い、痛い、ような……気持ちいい……っ!」
「ふふっ、剥いただけでカウパー腺液の分泌が増加しました。
お兄さんのおちんちん、本当に我慢強くないんですね」
ピュッ。
我慢汁が、彼女の指先に向かって飛び散った。
メリッサちゃんは驚いた様子もなく、その液体を観察する。
「おお……粘り気があって、質の良いカウパーですね。
……あ、これ、ちょっと舐めても大丈夫ですか?」
「え゛っ!?」
「冗談です。……冗談ですよ?」
クスクスと笑いながら、最後にペンライトのような機械を亀頭に押し当てる。
「硬さも測りますね……」
グニ、と機械的にチンポを押し潰される。
性的な愛撫とは程遠い、ただの検査。
でも、彼女が楽しそうに僕の局部をいじり回しているだけで、脳が溶けそうになる。
「……うん、測定終了です。
サイズは平均以下、感度は極めて良好、耐久性……ゼロ。
これなら、私の『リリス』なら一瞬で搾り取れそうですね」
メリッサちゃんは満足げに頷くと、ワゴンから消毒用のボトルを取り出した。
「では、前処理を行います。
機械の内部を汚染させるわけにはいきませんから」
脱脂綿にたっぷりとアルコールを含ませる。
消毒液特有のツンとした匂いが鼻をつく。
「ちょっと沁みますよ」
彼女は冷たい脱脂綿で、僕の熱い亀頭を、裏筋から尿道口まで丁寧に拭き上げた。
「ひぃぃっ! つ、冷たいっ……!」
「我慢してください。
……よし、滅菌完了です」
彼女はニッコリと事務的な営業スマイルを浮かべると、部屋の奥にあるカーテンをシャーッ! と開け放った。
「紹介しますね。
私の可愛い研究の成果……貴方の新しいパートナーです。
改良型・自動搾精マシン──『リリス・エクスタシー Ver.4.2』」
そこに鎮座していたのは、
無機質でメカニカルなボディの中に、妖艶なピンク色の渦を宿した、
僕の理性を破壊するために作られた「夢の装置」だった。
カーテンの奥に現れたのは、異様な存在感を放つ装置だった。
『リリス・エクスタシー Ver.4.2』。
そう呼ばれたその機械は、大型のサーバーラックのような黒い筐体と、そこから伸びる太いケーブル、そして先端に接続された「搾精ユニット」で構成されていた。
ユニット部分は透明な強化ガラスで覆われている。
その内部には、まるで生物の内臓のような、妖艶なピンク色をしたシリコンの肉塊が収まっていた。
螺旋状に複雑に絡み合うヒダ。
その隙間を、透明なローションが循環し、ヌラヌラと光を反射させている。
「んん……っ……」
耳を澄ますと、機械からは微かな駆動音が聞こえてきた。
ブゥゥゥン……というモーター音ではない。
まるで巨大な獣が寝息を立てているような、有機的で湿った音。
ヌチュル、ヌチュル……と、内部で何かが蠕動しているのが透明なガラス越しに見えた。
「どうですか? 美しいでしょう?」
メリッサちゃんは、愛おしそうにガラスの表面を指で撫でた。
まるで恋人を紹介するかのような、誇らしげな表情。
「この内部構造は、私の膣内のデータを3Dスキャンして、搾精効率を最大化するために再設計したものです。
いわば、私の『分身』……いえ、私の性器そのものを独立させて進化させた『捕食器官』ですね」
「め、メリッサちゃんの……性器……」
その言葉に、僕の喉がゴクリと鳴った。
目の前にある妖艶なピンク色。
それが、この美少女の・中身・を再現したものだと言われた途端、無機質な機械が急に生々しい色気を帯びて迫ってくる。
僕のチンポが、ビクン! と反応し、天井に向かって一段と硬くなった。
「あら、また大きくなりましたね。
……そんなに私の膣に興味があるんですか?」
「い、いや、そういうわけでは……」
「嘘はいいですよ。おちんちんは正直ですから」
彼女はクスクスと笑うと、僕のチンポを鷲掴みにした。
「さあ、お兄さん。
リリスがお腹を空かせて待っています。
その可愛らしいおちんちんを、食べさせてあげてください」
彼女は実験用のラテックス手袋を新しいものに付け替えると、ワゴンから業務用のローションボトルを取り出した。
「まずは潤滑剤を塗りますね。
……あ、これは機械用なので、ちょっと冷たいですよ」
ニュルッ、と冷たいジェルが亀頭に落とされる。
思わず身体が跳ねそうになる。
「ひゃっ、冷た……っ!」
「我慢してください」
彼女の手つきは躊躇がない。
事務的に、しかし丁寧に、ローションを竿全体に塗り広げていく。
途中で亀頭のカリに引っかかった指が、敏感な部分をグリグリと撫で回す。
「あ、そこ……敏感、なんですけど……っ」
「知ってます。
……あ、ローションを塗っただけで、また少し大きくなりましたね?
もしかして、興奮してるんですか? ただの潤滑剤ですよ?」
彼女の手の中で、僕のチンポが期待で震えたのを見逃さなかったらしい。
メリッサちゃんは小馬鹿にしたように目を細め、クスクスと笑った。
恥ずかしくて顔が熱くなる。
メリッサちゃんは満足げに頷くと、僕のチンポを鷲掴みにした。
そして、搾精ユニットの円形の挿入口へと、強引にあてがう。
透明なガラスの向こう側で、ピンク色の肉襞がうねり、入り口が小さく開閉している。
まるで、獲物を待ちわびる口のように。
「では、
ズチュッ……。
入り口のシリコンリングが、僕の亀頭を飲み込んだ。
「くっ……!」
狭い。
まだ起動しておらず、中の空気も抜けていないにも関わらず、シリコンの肉壁そのものの弾力で強烈に圧迫される。
それはまるで、まだ誰にも開発されていない少女の肉壺に、無理やり割り込んでいるような背徳的な快感だった。
「く、くぅ……っ! あ、入ってく……っ!」
「はい、奥まで入れますね。
リラックスして……力まないでください」
彼女は僕の腰を押さえ、淡々とユニットを押し込んできた。
ヌプッ、ヌチュッ、ズズズズッ……。
冷たいローションと共に、異物が侵入していく。
いや、僕が侵入させられているのだ。
ユニット内部のヒダが、逆撫でするように亀頭のカリに引っかかり、抵抗する間もなく根元まで呑み込まれていく。
「は、入っ……入った……!」
根元まで収まった瞬間、僕の腰がビクンッと跳ねた。
やばい。入れただけで、刺激が強すぎる。
シリコンのひだが竿全体に絡みつき、出しもしないのに尿道口が緩んで、我慢汁がどろりと漏れ出しそうになる。
「あ、あっ、だ、だめ、漏れそうっ……!」
「はい、接続完了です。
……って、お兄さん? まだ作動もさせていませんよ?」
メリッサちゃんが呆れたように溜息をついた。
透明なガラス越しに、ピンク色の肉塊の中に埋没し、窮屈そうにひしゃげた僕のチンポの姿が丸見えになっている。
亀頭の形が歪み、尿道口から我慢汁が染み出しているのが、はっきりと見えた。
普段は見ることのできない、自分が「犯されている」断面図。
その視覚的な暴力に、羞恥心で頭が沸騰しそうだった。
「さあ、ここからが本番です。
まずは空気を抜いて、
彼女が手元のタブレットをタップした。
シュゴオオオオオッ……!!
「ひグッ!? あ、吸わ、れるっ!?」
ユニット内の空気が一瞬で排出され、内部が真空状態になる。
緩みかけていたシリコンのヒダが、圧力差によって強烈に収縮し、僕の竿の形状に合わせてピタリと張り付いた。
隙間という隙間が消え、チンポ全体がシリコンの肉に密着して包み込まれる。
「ん~、素晴らしい密着率。
隙間ゼロです。これなら、おちんちんの表面積すべてを余さず刺激できますね」
ただ張り付いただけではない。
尿道口のほんのわずかな隙間にまで肉が食い込み、中から精液を吸い出そうとする「
動いていないのに、吸われている。
尿道の奥から、何かがチュウチュウと吸い上げられている感覚。
「あ、あ゛……っ、吸い込まれ、てる……っ!」
逃げ場のない圧迫感に、僕は息をすることさえ忘れそうだった。
さらに、異変は続いた。
冷たかったはずのシリコンが、徐々に熱を帯び始めたのだ。
「あっ、あったかい……!?」
「はい。内部温度を『人間が最も射精しやすい温度』である37.5度に調整しました。
私の体温と同じですよ」
人肌の温もり。
それが、機械という無機質な素材に「命」を吹き込む。
僕のチンポは、包み込まれる温かさに、ここが生身の女性の中だと錯覚し始めていた。
いや、錯覚ではなく、本能がそう認識し始めている。
金玉がキュッと収縮し、射精の準備を始めているのが分かった。
「さて、お兄さん。あちらをご覧ください」
身動きの取れない僕に、メリッサちゃんは壁面の大型モニターを指し示した。
いつの間にか電源が入っていた4Kモニターに、鮮明な映像が映し出される。
「う、わ……な、なにこれ……」
「リリスの内部カメラとセンサーの映像です。
貴方のおちんちんの断面図と、現在の
画面には、サーモグラフィーのような色分けされた僕のペニスの断面図が表示されていた。
赤く表示されているのは亀頭の先端と、裏筋の部分。
そして画面の端には『興奮度:87%』『射精限界まで:判定不能』という冷酷な文字が並んでいる。
「見てください、ここ。
亀頭の先端が真っ赤ですね。
……ふふっ、お兄さんってば単純ですねぇ」
メリッサちゃんは、持っていたボールペンで画面の僕の亀頭をツンツンと突いた。
まるで、出来の悪い生徒を指導する教師のような、冷ややかで楽しげな声。
「おちんちんが『ここに種付けするぞ!』って騙されてるんですよ。
相手はただの機械なのに。
……恥ずかしくないんですか?」
「い、言わないで……っ!」
「恥ずかしいですか?
でも、データは嘘をつきません。
ほら、尿道の奥の筋肉が、もうピクピク痙攣してますよ。
我慢汁も、さっきからダラダラ垂れ流しです。
……えっと……もしかしてもう出そうになってますか?」
彼女は首を傾げ、心底不思議そうに聞いてきた。
その純粋な瞳が、何よりも深く僕のプライドを抉る。
「お兄さん、レナさんから話は聞いてますよ。
一応、挿入経験はあるはずですよね?」
「ち、ちが……まだ、出ない……っ」
「そうですか?
でも、このままだと実験になりませんね。
少しは我慢してもらわないと、データが取れません」
メリッサちゃんは「やれやれ」といった様子で肩をすくめると、僕の耳元に顔を寄せた。
吐息が耳朶をくすぐり、背筋がゾクリと震える。
「いいですか? 射精を我慢するときは、腰を逃がすのではなく、逆に突き出すんです。
そして、お尻の穴をギュッと締めてください。
そうすれば、少しは長く楽しめますよ」
「そ、そんな……余裕、ない……」
「頑張ってください。
過去の実験では、長く持った人でも1分が限界でした。
……刺激が強すぎて、泣き叫んで暴れた大人の方もいましたけど。
お兄さんは、そんな無様なことにはなりませんよね?」
プレッシャーでお腹が痛くなりそうだ。
過去の最高記録が1分?
今の僕の状態じゃ、10秒持つかどうかすら怪しい。
でも、もう遅い。
彼女の指が、タブレットの『START』ボタンの上に添えられた。
「いくら早漏のお兄さんでも、20秒は保つ刺激だと思いますので……
死ぬ気で耐えてくださいね」
ユニットの奥から、先ほどよりも大きく、重低音の唸り声が響き始める。
ヌチュルルルルル…………。
まるで、獲物を前にした獣が喉を鳴らすように。
リリスが、僕の精液を求めて「呼吸」を始めたのだ。
「それでは、実験開始します。
──
ピッ。
電子音が鳴った瞬間。
僕の世界は、白一色に染め上げられた。
「あ、ぎ゛……っ!!??」
それは、段階的な快楽などではなかった。
スイッチが入った瞬間、0から100へ。
予備動作も何もなく、いきなりMAXの快感が脳天に叩きつけられたのだ。
ヌチュルルルルルルルルッ!!!!
ユニット全体が猛烈に蠕動を始める。
振動ではない。うねり。
真空状態で密着していたシリコンのヒダが、まるで生きた腸のように波打ち、チンポを上下から揉みしだき始めた。
「ひ、イっ……!? イくっ、イくっ、イぐぅぅぅぅぅぅぅッ!!!」
抵抗も、我慢も、そんな言葉が入り込む余地はなかった。
駆動開始から、わずか3秒。
20秒なんて絶対に無理だ。
溜まりに溜まっていた数日分の精液が、ダムが決壊したような勢いで尿道を駆け上がる。
「ダメっ、出るっ! 壊れるっ! 全部出るぅぅぅぅッ!!」
「はい、射精確認。
……本当に5秒持ちませんでしたね」
メリッサちゃんの冷静な声が、遠くで聞こえた。
その瞬間、僕の腰が大きく跳ねた。
ドピュウウウウウウウウウウッ!!!
まるで消火ホースのような勢いで、大量の白濁が噴射される。
透明だったユニット内部が一瞬で白く染まり、螺旋状のヒダがそれを飲み込むように脈動する。
ドクン、ドクン、ビュルルルルッ……!
止まらない。
一度出始めたら、もう誰にも止められない。
数日分の禁欲が、一気に解放される。
脊髄が溶けそうなほどの射精の快感と共に、僕は魂ごとリリスの中に吐き出し続けていた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛……っ!
すご、い……吸われ、るぅ……っ!」
リリスは、僕が射精している最中も、蠕動を止めることはなかった。
むしろ、『射精検知』の合図と共に吸引モードへ移行し、尿道口に凄まじい
射精の脈動に合わせて、子宮口を模したパーツが尿道にキスをするように吸い付く。
尿道を流れる精液が、吸引力によって加速され、通常の何倍もの勢いで吐き出されていく。
「ひぃ、ぁ……! い、いいっ、よすぎるっ、おかしくなるぅ……!」
金玉の中身が掃除機で吸われているような激痛に近い快感。
痛いのに、気持ちいい。
脳が処理しきれない情報の洪水に、僕は涙と涎を垂れ流しながら、白目を剥いて痙攣した。
ドックン、ドックン……!
射精の脈動はもう終わった。
それなのに、リリスは許してくれない。
射精直後の、神経が剥き出しになったような過敏な亀頭を、シリコンの肉襞が容赦なく擦り上げ、吸い付いてくる。
「あ、や、やめて……! もう、出ないっ!
許して、メリッサちゃん……っ!!」
僕は泣き叫んで懇願した。
これ以上やられたら、人間としての尊厳が壊れてしまう。
快楽の過剰摂取で、頭がどうにかなってしまう。
「……ふむ。心拍数180、ドーパミン分泌量危険域……」
メリッサちゃんはタブレットの数値を冷静に読み上げ、僕の情けない姿を一瞥した。
そして、ふぅ、と小さく息を吐く。
「やれやれ。これくらいでもう泣き言ですか」
ピッ。
彼女が停止ボタンを押すと、嘘のようにリリスの駆動音が止まった。
リリスの駆動音が止まった後の静寂は、あまりにも残酷だった。
僕の身体は、診察台の上で魚のように跳ね、今はただガクガクと小刻みに震えている。
股間に装着されたままの『リリス・エクスタシー』の接続ユニット。
その透明な強化ガラスの向こう側は、僕が今しがた吐き出したばかりの白濁した精液で、どろどろに汚れきっていた。
螺旋状のシリコンのヒダの隙間を、白い液体がゆっくりと流れ落ちていく。
その中に、僕のチンポがまだ無様に飲み込まれている。
亀頭は真っ赤に腫れ上がり、射精の余韻で脈動を繰り返していた。
解放された空しさと、出し切ったはずなのにジンジンと疼き続ける神経の残響。
僕はガクガクと震える足で診察台にしがみつき、荒い息を繰り返した。
「……ふふ、見てください。お兄さんの、自慢の成果ですよ」
メリッサちゃんが、丸椅子に座ったまま、僕の顔を覗き込んできた。
赤いフレームの眼鏡が、モニターの光を反射して怪しく光っている。
彼女は手元のタブレットを軽く操作し、ユニット内の排泄状況を確認しているようだった。
「測定終了……射精量12.5ミリリットル。
溜め込んでいたとはいえ、素晴らしい勢いでした。
リリスの吸引力に負けじと、奥の奥まで全部、絞り出されてしまいましたね」
「はぁ、はぁ、はぁ……っ……」
僕は返事をする余裕すらなかった。
射精に伴う激しい快楽の余韻が、神経の末端をチリチリと焼き、意識が遠のきそうになる。
白濁した精液で満たされた機械。
その透明なガラス越しに、僕の無様な姿が丸見えになっている。
その視覚的な屈辱が、快感以上に僕の脳を痺れさせていた。
「さて……。
これで『機械による搾精効率』のデータは取れました。
ですが、私の研究はここからが本番なんです」
メリッサちゃんは、丸椅子から立ち上がった。
そして、白衣の裾を翻し、僕の足元へと近づいてきた。
「リリスは完璧なマシンです。
数値上は、私の膣内を完璧に再現している。
でも……所詮は『模倣品』に過ぎません。
圧力や温度は再現できても、生物としての『ゆらぎ』や脈動までは再現できませんでした」
彼女はプリーツスカートのウエスト部分に手をかけ、ゆっくりと持ち上げる。
細い指がスカートの裾を摘まみ、太腿が露わになっていく。
「お兄さん。貴方は、私のこの耳……付け耳だと思ってましたよね?」
「え……? あ、あぁ……そうだけど……」
彼女の黒髪の隙間から覗く、少し尖った耳。
コスプレの小道具にしては、肌の質感が本物そっくりだと思っていたけれど。
「見ていてくださいね」
メリッサちゃんが目を細めると、その右耳が、まるで猫のようにピクリ、と自発的に動いた。
髪をかき分け、露わになったその先端。
それは紛れもなく、軟骨と皮膚、そして細い血管が通った、生きた肉の器官だった。
「えっ!? あ、いま……動いた……?」
「はい。サキュバスの耳ですから、感情や音に敏感なんです。
……そして、レナさんと同じ。
いえ、レナさんよりずっと純粋な種族……。
私は、淫魔(サキュバス)の研究者です」
彼女の声が、不意に冷ややかな色を帯びた。
だが、その瞳には、獲物を見つけた猛獣のような、獰猛な「食欲」が宿っていた。
そこにあったのは、白く透き通るような太腿と、
わずかに濡れて張り付いた、薄い布地一枚のショーツだけ。
一切の無駄毛がない、薄いサーモンピンクの粘膜が、布地の隙間から覗いている。
レナちゃんよりも幼く見える、清楚な秘所。
「機械の偽物でそれだけ感じるなら……
そのスキャン元になった『本物』なら、どうなってしまうと思いますか?」
彼女の指が、ショーツのクロッチ部分をさらりと撫でる。
指が触れた瞬間、布地がじわりと濡れているのが分かった。
リリスのシリコンではない。
本物の、温かい、生きた肉がそこにあるという事実。
ゴクリ、と喉が鳴った。
恐怖よりも、圧倒的な期待が僕の脳を支配していた。
さっきリリスに搾り取られたばかりだというのに。
金玉の奥は空っぽのはずなのに。
彼女が「本物」を晒そうとしているだけで、僕のチンポははち切れんばかりに熱く硬くなっている。
「……あら。まだ元気なんですね。
リリスに絞られた直後なのに、もう立ち上がってる」
彼女は、リリスのユニットを外し、僕のチンポを解放した。
精液まみれのそれが、彼女の目の前でビクビクと脈動している。
「……いいですよ。
その期待、私が直接、受け止めてあげます」
メリッサちゃんはショーツに手をかけ、スルリと引き下ろした。
白いサテンの布地が床に落ちる。
そこにあったのは、
白に近いサーモンピンクの、幼く清楚な秘裂。
一切の毛がなく、薄い大陰唇の間から、透明な愛液がとろりと糸を引いている。
「リリスは私の膣の形を再現しました。
でも、これが本物です。
膣奥に配置された螺旋状の肉ヒダ……
それが貴方の亀頭を、どこまでも深く飲み込んでいく感覚。
機械には絶対に再現できない、私だけの『搾精構造』を……直接、味わわせてあげますね」
メリッサちゃんの瞳から、理性が消える。
いや、冷徹な研究者のふりをした「サキュバスの食欲」が、ついにその牙を剥こうとしていた。
実験は、まだ終わっていなかったのだ。
ここからが、地獄と天国が入り混じる本当の「対照実験」の始まりだった。