※この作品はR-18です。

女騎士ベアトリーチェ【完結】   作:ドン・ドナシアン

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005 女騎士の躾け (1)

 外から鍵の開く音がした。

 続いて、ぎぃーと低く軋む音を立てて、重い金属の扉が開く。

 

 ベアトリーチェは、微睡みから引き上げられるように目を覚ました。

 身体は綿のように疲れ切っていた。身体を起こそうとする気力も湧かず。しばらくのあいだ、うつ伏せで丸くなったまま横になっていた。

 

 暗闇の中に、扉の向こうからの灯りが差し込む。

 ぼんやりとしていた頭が、少しずつ現実を取り戻していく。

 視界に入ったのは、窓のない広い部屋だった。

 壁も天井も石造りで、なにも置かれてなさそうな部屋だ。

 

「……え?」

 

 ベアトリーチェは思わず声をあげた。

 自分が狭い檻の中にいることに気がついたのだ。

 檻は大型の獣を収容するためのもので、立ち上がることはできない。背を伸ばして眠ることもできないくらいであり、ベアトリーチェはここで丸くなって横たわっているのだ。

 床には毛布が敷かれ、隅には小さな金だらいが置かれている。

 

 慌てて、身体を起こそうとして動かないことにも気づいた。

 両腕は首の後ろで固定され、短い鎖で繋がれている。足首にも枷が嵌められ、床の金具と繋がっていた。

 身動きが取れない。

 しかも、裸だ。

 布ひとつまとっていないと気づいた瞬間、喉の奥がひくりと鳴った。

 

 しかし、断片的な記憶が蘇ってくる。

 港側の公会堂。捕縛。見世物──。あの屈辱──。

 最後に会ったマルティナとエルネスタ──。

 

 呼吸が浅くなる。

 しかし、拘束をされたまま、馬車に乗ったところで、記憶は途切れている。

 拘束は同じだが、二枚の白布はなくなっている。

 もしかしたら、馬車の中で眠り、そのままここに収容されたのだろうか。

 

「ふふ」

 

 笑い声がした。

 部屋の灯りがつき、檻の前に誰かがしゃがみ込む。

 リタだった。

 鉄格子を覗き込んで、拘束されたままのベアトリーチェを見て、にこにことしている。

 

「おはよう、ベアト。寝れた? まあ、無理か。あの性宴のあとだもの。大変だったらしいわね」

 

「リタ、これはどういう状況なんだ。とにかく、ここから出してくれ……。それと、院長を呼んでくれないか」

 

 リタは首を横に振った。

 

「だめよ。用があるなら院長じゃなくて、今日からはあたしに言うのよ」

 

「今日から?」

 

「そう。だって、あたし、ペットになったベアトの飼育長になったんだもの」

 

「……ペット? 飼育長? なにを言っている」

 

「もう、そういう決まりなの。今朝、マルティナ様が来て、そう決まったのよ」

 

 リタは、悪びれた様子もなく笑った。

 

「マルティナ──? あいつがここに来たのか? いや、その前に、ここは庇護院で間違いないよな?」

 

「そうね。庇護院の倉庫のひとつを、今日からのベアトの小屋として、みんなで準備したの。小屋にしては大きいけどね」

 

 リタがけらけらと笑う。

 

「待て──。それよりも、マルティナはなにをしに来た? まだ、ここにいるのか──」

 

「いないわよ。朝に来て、あたしをベアトの飼育長にしてくれたの。院長にもそう命じたら、院長に訴えても無駄よ。院長は、これに関しては、あたしに逆らえなくなったんだから」

 

「逆らえなく……。いや、もしかして、お前は、エルネスタとマルティナの関係のことを知っているのか?」

 

「関係のことって、首環のこと? それなら知ってるわ。みんな知ってるもの。副神殿長に隷属されているってことでしょう。だから、あたしが世話係になったのよ」

 

 リタはにこにこしている。

 ベアトリーチェは唖然となった。

 

「とにかく、エルネスタに会わせてくれ」

 

 絞り出すように言うと、リタは即座に首を横に振った。

 

「だめよ。ベアトの飼育長はあたしよ。ベアトは、あたしの言うことだけを聞けばいいの」

 

 あっけらかんとした口調だった。

 

「くっ……なら、ここを出してくれ。それと、拘束を解け──」

 

「いいわ。でも、ちゃんと準備ができたらね。だって、ベアトはまだペットになりきってないでしょう? だから、躾け具をつけないと、まだ自由にできないわ」

 

「いい加減にしろ、リタ──。わたしは、ペットになんかならない──」

 

 ベアトリーチェは怒鳴りあげた。

 

「やっぱり、躾け具はいるわね……。でも、心配ないよ、ベアト。ちゃんと、躾をしてペットとして仕立ててあげるからね」

 

「リタ、話を聞け──」

 

「それよりも、あとで世話係の娘を呼ぶわね。世話係は一日ごとに数名ずつ交代するの。みんな、可愛いベアトをペットにできるって、大喜びしているわ」

 

「ペットじゃない──。ふざけるのもいい加減にしろ。いくらリタでも、怒るぞ」

 

 声を荒げたが、檻の外のリタは少しも怯まなかった。

 

「まあ、やっぱり気が強いわね。でも、大丈夫よ。必ず、従順なペットになるわ。任せてね」

 

 リタは微笑みを崩さない。

 ベアトリーチェはだんだんと恐怖のようなものを覚えてきた。

 まったく、話が通じない。

 まるで、言葉が通じない異国人と会話をしているようだ。

 

「とにかく、のどが乾いたでしょう? 水を飲みましょうか」

 

 リタは立ち上がり、脇に置いていた大きな袋を開いた。中から椀をひとつ取り出し、水筒の栓を外して水を注ぐ。透明な水面が静かに揺れた。

 檻の下側にある小さな取り出し口が開かれる。

 

「さあ、ベアト。水よ。まずはそれを飲んで」

 

 顔の前に、水の入った椀が差し入れられた。

 確かに、喉はからからだった。どれほどの時間、水を口にしていないのかもわからない。昨夜の見世物のあとも、なにも与えられないままだった。

 

 だが、この姿勢のまま、どうやって飲めというのか。

 頭の後ろで固定された両手の拳を、無意識に強く握りしめる。

 そのときだった。

 椀の水面から、かすかに漂う香りに気づく。花のような甘い匂い──。

 

「……これは?」

 

 思わず、声が漏れた。

 リタはなにも答えず、にこにことしたまま、椀を動かそうとしなかった。

 

「ペット用の水よ。遠慮しないで。飲めば、外に出してあげるわ……」

 

 リタは、檻の中に手を差し入れ、さらに椀をベアトリーチェの顔の下に近付ける。

 だが、ベアトリーチェは、リタを睨んだ。

 

「……その前に、この水は……ただの水じゃないだろう」

 

 低く言うと、リタの手がわずかに止まった。

 ベアトリーチェは、椀の水面に顔をさらに近付けてみた。

 やはり、花のような甘い匂い──昨夜、性宴の前に膣へ挿入された錠剤が放っていたものと、酷似していた。

 あれを入れられてから、身体がおかしくなった。その感覚が、まだ鮮明に残っている。

 それと同じ匂いが、水から漂っている。

 

「ただの水よ。飲みやすくしてるだけ。害はないわ。ちゃんと飲んで。そうしないと、弱って倒れちゃうわ」

 

「いや。得体の知れない薬が入っている。媚薬だろう──」

 

 ベアトリーチェは指摘した。

 だが、リタは小さく肩をすくめただけだ。

 

「……ふうん。どうしても飲まないのね?」

 

「当たり前だ──。それよりも思い出したぞ。最初に会ったとき、リタを襲おうとしていた男たちからも同じ香りがしていた。酔っているような顔をしていたのに、酒の匂いはなかった。この水と同じだ。説明してもらおうか」

 

 その言葉に、リタは一瞬だけ目を大きくした。

 

「説明ってなによ、ベアト?」

 

「あのとき、不自然な点が多すぎた。男たちは発情していた。つまり、この媚薬だ。……もしかしたら、リタが飲ませたんじゃないのか?」

 

「どうして、あたしがわざわざ男たちに媚薬を飲ませなきゃならないの? 自分を襲わせるため?」

 

「それを訊いている」

 

 ベアトリーチェはリタを強く睨む。

 しばらく、沈黙が流れた。

 だが、リタが小さく吐息をする。

 

「……ふうん。勘がいいのね」

 

 リタは、ためらいもなく言った。

 

「やっぱりか。どうして、そんなことになったんだ?」

 

「いいわ。教えてあげる。そうよ。あのときは、あたしがこっそり、彼らの水筒に錠剤を入れて飲ませたの」

 

 淡々とした声だった。

 

「なんのために?」

 

「だって、あたし、ちょっと失敗してね。山菜集めのときに偶然に出逢ったあいつらの路銀を盗もうとして、うまくいかなかったの。男爵様の奉公が決まってるから、犯されるのはいいけど、盗みで捕まるのはまずいでしょ。それで、ああしたのよ」

 

 悪びれた様子は、どこにもなかった。

 

「なんてことを──。リタは盗みをしようとしたのか──。しかも、それをうやむやににするために、男たちに媚薬を?」

 

 ベアトリーチェは怒鳴った。

 

「そうだけど、どうして怒っているの?」

 

 リタはきょとんしている。

 

「悪いことをしたという自覚がないのか?」

 

 ベアトリーチェは呆れて言った。

 

「悪いことねえ……。ふふ、そう言えば、同じことをずっと言って、あたしを諭していた子がいたっけ。思い出しちゃったなあ」

 

 リタがくすりと笑った。

 

「その子が正しい。盗みなんて悪いことだ──」

 

「そうかなあ。でも、孤児院じゃ、食べ物が足りなくて、どこからか食べ物を盗まないと足りなかったのよ。その子は盗んだものは食べようしなくていつも痩せてた。それで、流行病であっという間に死んじゃった」

 

「それは……」

 

 ベアトリーチェは言葉を失った。

 

「昔話なんて、いいじゃない……。わかったわ。出てきて。水はいいわ」

 

 リタが椀を外に出し、代わりに、鍵を外して、檻の屋根部分を開放した。

 

「気をつけてね。ちょっと大変だけど、檻を乗り越えるようにして出てきて」

 

 リタが声を掛ける。

 躊躇したが、とりあえず、檻の外には出なければならない。

 ベアトリーチェは、拘束された身体を捻り、なんとか上体をあげた。

 その途端、ばしゃんと屋根が落ちる音がした。

 

「うわっ」

 

 慌てて首を引っ込めようとしたが、首の後ろに硬い金具の感触が噛み合わさった。すぐに前側にも──。

 リタがベアトリーチェが首をあげた部分を残して檻の蓋を戻し、首の前後左右に新たに金具を嵌めてしまったのだ。

 ベアトリーチェの頭部分は、首の後ろに拘束されたまま、首と腕だけが檻の外に突き出た形で固定されてしまった。もう、引いても押しても、全く動かない。

 

「なにをする、離せ──」

 

「ごめんね、ベアト。でも、我が儘を言うベアトが悪いのよ。悪いのはお仕置きだからね」

 

 リタの声が近い。

 嫌な予感がして懸命にもがき、肩を揺らし、背中を反らし、首を引くが、金具が擦れるだけだ。

 檻の中の部分の胴体が中途半端で、窮屈な体勢で中腰なのも辛かった。

 

 もがいていると、リタが袋の中からなにかを取り出していた。

 リタの手の中にあったのは、得体の知れなさそうだ半透明の淡い色の器具だ。歯列の形に沿っていて、薄い板が上下に分かれている。縁に細い紋様が走っているので、なんらかの魔道具とわかる。

 

「歯枷よ。噛み癖があるペットには、最初にこれをして躾けるのよ」

 

「ま、待て──。なにをしようとしている? やめよっ──」

 

「ほら、口を開いて」

 

 髪の毛を掴まれて、顔を強引に天井を向かされた。

 リタが手に持っている器具をベアトリーチェの口に押しつける。

 

「は、はな──んがっ、がっ」

 

 怒鳴ろうとして、器具をまとめて口の中に無理矢理に入れられてしまった。

 口の中に入った、それは歯に触れた瞬間に、歯に吸いついてくる。上下の歯列に沿って器具が滑り、噛み合う位置で止まる。

 舌で反射的に押し返そうとしたが、完全に密着していて剥がれる感じがしない。

 顎を打ち鳴らす。鈍い音だけが返り、感触は剥がれない。しかも、歯に力が入らず、力いっぱいに噛むことができない。

 

「ふふ。外れないわよ。ここから、ずっと魔道が流れてるからね。この操作具で解除しない限り、ずっとここから魔道が流れるわ」

 

 リタが片手でベアトリーチェの髪の毛を掴んで天井を向かせたまま、反対の手て首から提げた円盤を視界に入れてくる。

 顔を振りほどこうをもがくが、思ったよりもリタの力が強い。

 

 ──いい加減に、髪を離せ──。

 声を出そうとした。

 

『バウッ、バウッ』

 

 だが、声の代わりに出たのは、犬のような鳴き声だった。

 なにが起きたのかわからず、ベアトリーチェは一瞬硬直した。

 しかし、すぐに我に返し、もう一度、息を吸い舌を動かす。

 

『バウ、バウ』

 

 やっぱり、犬のような鳴き声──。

 ベアトリーチェは目を白黒させた。

 なにが起きたか理解できずに、視線を動かしてリタを見る。

 すると、リタが満面の笑みを浮かべた。

 

「成功ね。ちゃんと犬の声になるわ。それって、特別に刻んでもらった魔道なの。全部、犬の声になるのよ。だって、人の声が喋れちゃ、ペットじゃないものね」

 

 リタが愉しそうに笑う。

 背中に冷たいものが流れる。

 否定の言葉を叫ぼうとするが、口から迸るのは、やはり犬の吠え声だけ。

 

 この歯枷か──。

 もう一度、舌でなんとか剥ぎ取ろうとした。

 しかし、やはり、外れそうにない。

 

「ベアト、諦めて。この操作具の範囲内にいる限り、それは外れないわ」

 

 リタがそう言いながら、操作具に触れた。

 すると、口の中の歯枷の内側が動きだした。顎が勝手に開き、口が大きく開き、閉じることができなくなる。

 

「本当は、これ、懲罰用の設定なんだけど、ごめんね……。まあでも、言うこと聞かなかったのはベアトだし、やっぱり懲罰でも仕方ないね」

 

 リタが微笑みながら、片手だけで袋からまたなにかを取り出した。短い円筒形の器具だった。口の中に、その円筒状の金属を押し込む。歯で噛む位置に収まると、口がすぼまってくる。しっかりと、噛み締めたまま、抜けなくなってしまった。

 

「ちょっと待ってね」

 

 リタがやっと、髪の毛を離した。

 首を真っ直ぐにして横に振るが、口の中の円筒環は外れなかった。

 すると、再び髪の毛を掴まれて、強引に上を向かされた。

 今度は髪の毛をなにかで檻の天井に固定されてしまい、動かせなくなる。

 

「はい、お水を飲みましょうね、ベアト」

 

 目の前で水筒が掲げられる。栓が開けられたとき、あの香りが強く匂った。

 

『バウッ、バウッバウッ』

 

 抗議しようとしたが、出るのは犬の声──。

 円筒に瓶が傾き、冷たいものが舌に落ちてくる。

 吐き出そうとしても、円筒があって口を閉じられない。上を向けていることもあり、次々に注がれていく水を吐き出すことも困難だ。

 飲んだからおかしくなることはわかっているが、どうしても受け入れてしまう。喉が反射的に動く。

 

『バッ、ガッ』

 

 その直後、鼻から息ができなくなった。呼吸ができない──。

 肩が震える。首を振るが、髪の毛の固定がそれを止める。

 しかも、瓶の水を全部、ベアトリーチェに口の注ぎ終わったリタに顎を掴まれてしまう。

 

「一時的に鼻で息をできなくしたの。それも懲罰用……。ふふふ、もう水を全部飲むしかないわね。そうしないと、息ができなくて死んじゃうもの」

 

 リタがベアトリーチェの顔を押さえたままくすくすと笑う。 

 ぞっとした。

 だが、喉は勝手に水を飲み下している。飲んだら駄目だと我慢するが、結局、息が苦しくなり、無意識で水を飲む。

 花の香りの水が喉から身体の中に流れるにつて、胸の奥から熱が広がって首元まで上がってくる。

 下腹部が疼き、全身に小さな震えが襲ってくる。

 

 あの疼きだ──。

 ベアトリーチェに絶望が走る。

 この花の香り媚薬のすさまじさは、肌で知っている。

 口の注がれた水はなくなったが、息苦しさは変わらない。多分、鼻呼吸は本当にとまっている。

 瓶が外れ、円筒も離れた。

 顎の制御は解けたが、ベアトリーチェはすぐに自分の意思で口を開く。はあ、はあと呼吸をする。

 

「あら、可愛い。一生懸命に、口で息をするのを見ていると、本当にペットね。しばらく、このままにしておこうね」

 

 リタが持っていた円盤の操作具を離して、首から吊るままに任せた。

 熱はどんどんと多くなる。

 霧吹きで拭いたように、身体のあちこちから汗の玉が浮き出したのがわかった。息も苦しく、どうしても唇を閉じられない。

 それが、本当に犬のようで、ベアトリーチェの心が身体の熱さと反対に冷えていく。

 

 髪の毛が自由になり、やっと首が開放された。

 そのときには、息苦しさに次いで、痛むような疼きが乳首に襲っていた。

 思わず、乳首を見下ろして、愕然とする。

 乳首が淫らに尖りきり、かちんこちんに勃起している。狼狽えるベアトリーチェにさらに変化が襲う。

 熱い疼きがクリトリスにも拡がったのだ。

 乳首とクリトリスが、刺激をもとめてじんじんと疼く。

 昨夜の醜態がベアトリーチェの脳裏を掠める。

 

 すると、開いたままの扉から足音が近づく気配がした。

 

「ああ、やっと今日の躾け係のみんなが来たみたいだね」

 

 首を固定していた金具が外れ、ベアトリーチェは崩れ落ちるように、檻の中に身体を戻してしまった。

 水を飲んだことで燃えあがった身体が苦しくて、中腰の体勢を支えていられなかったのだ。

 

「きゃあ、ベアト様──」

 

「ベアトさまだわ。本当に院のペットにお成りなってくださるのですよね」

 

「あたしのこと、覚えておられますか? 護身術のときにお世話になりました」

 

 すると、五人ほどの若い女の子たちが歓声をあげながら、ベアトリーチェの入っている檻を取り囲んできた。

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