折角男子に転生したので思いっきり美少年BLを楽しむ 作:もしもボックスがあったら絶対これにする
それから、三人は快楽を貪るような乱れた暮らしを送った。たまにカインがゴールド級やシルバー級のクエストを完遂して莫大な報酬を得ると、そのお金を使ってルビーやアルをイジメ抜くためのおもちゃを買い、次々と二人に試していく。
ある時は性的な拷問向けに、寸止め地獄に沈める触手モンスターの召喚魔法を、ある時は痛みを快楽に変える媚薬でSMプレイを、ある時はスライムの風呂に浸かって身体中を責められる遊びを楽しんだ。
カインは常に二人を快楽の海に溺れさせる側であり、未知の快感を教え込む側であり、常に余裕そうな微笑みが消えることはなかった。
しかしそんなある時、ルビーのふとした発言でアルは考えてもみなかったことに思い至る。
「いったた……。腰が結構痛いねぇ〜」
「全くだ。カイルは加減を知らないから困る」
そうは言いながらルビーはどこか嬉しそうである。アルは顔を机に乗せて、とろけたような声を出す。
「えへぇ〜。でも、とっても僕らを好きでいてくれるのがわかるから好きぃ〜」
「それは、そうだが……。そうだな……」
ルビーは恥ずかしがりながらも同意した。アルはニコニコと微笑んでいたが、ふっとあることに気づいたように真顔になる。
そして体を起こして、椅子に深く座りなおす。顎に手を当てて『これは大問題だ』と呟いた。
「……どうした?」
「そういえば僕、カインのナカに入れたことない……」
「……深刻そうな顔をするから、心配して損した」
「小さいことじゃないよ!」
アルが机をばんと叩いて立ち上がる。
「……わかったからそんなに大きな声を出すな」
ルビーが呆れたような声を出した。
「しかし意外だったな。てっきり私が来る前に二人でくんず解れず散々やったのかと思っていた」
「……いや。いつも僕が受けだから」
そう言って彼は『うーん』と悩んだように声を出し、小首を傾ける。
「でも、普通なら入れる方が受けになるよね……。あれ……?」
女と男が交わる場合は、男が当然入れる側で、普通『受け手』とみなされる。しかしーー
「いつもカインがリードしてくるからな。多分、上に乗っている方が攻めになるんじゃないのか?」
「あぁ、なるほど……」
「どっちにしろ、カインの余裕のない姿というのはみたことがないな」
ルビーもしみじみと実感したように呟いた。
アルがいいことを思いついたと言わんばかりのいい笑顔で、ルビーにグッと顔を近づける。
「ねぇ。たまにはカインのカワイイ姿見たくない?」
「……ぃ、いや、私は、別に」
ルビーはすっと視線を逸らした。言葉とは裏腹に動揺がどもりに出ており、心の底では興味がでたことを隠しきれていない。
「ふふーん。実はね、昔使ったけど強すぎたからもう使ってなかったのがあるんだぁ〜」
そう言ってアルはルビーにひそひそと計画を伝えた。
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ある暮れの日、カインが大物狩りから帰ってきた日。労いにとアルが特製の手料理を彼に振舞った。
カインは大喜びで、何の疑問もなくたらふく食べていたが、徐々に力が抜けて体が熱くなる感覚に違和感を覚えていた。
「ふぅ……、はぁ……」
「どうしたの、カイン。熱でもあるの?」
アルが心配したように彼の顔を覗き込む。ルビーが近づいてきて口を開く。
「それは大変だ。悪くならないように治療せねば」
「ふぅ……。わ、わかんないけど、そんなにキツくないよ……。横になっておけば多少は……」
カインが話し終わらぬうちにルビーが言葉を重ねる。
「いや、それはだめだ。我慢しては体に悪い。アルに治してもらうと良い。必要であれば私も手をかそう」
「ほら、ルビーもそう言ってるし!我慢しないで!」
「あ、ありがとう……。で、でも、本当に大丈夫だから……。ボクのことは気にしないで、二人でご飯を食べると良いよ……」
体を近づけるアルを押し返すように彼の肩に手を当てるが、力が入らない。
単なる風邪でここまで力が出なくなるものかと違和感が無視できなくなった時、あっとアルがバランスを崩してカインの方に倒れ込んでしまった。
「あ、ご、ごめん……!」
「だ、大丈夫だ、アル。そ、それよりも早く退いてくれると……、ひゃ!?」
「……ねぇ、ここ。何でこんなに立ってるの?」
アルはゆっくりと顔をあげつつ、すらっとした指をカインの膨らんだソコに擦り付けていた。
口の端が吊り上がっており、勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「カインは体が思うように動けないのにここはこんなになっているぞ。これは私たちがどうにかせねばなー」
ルビーが一息で長々とセリフを言い切った。アルが肘でルビーをつっついて『棒読みすぎ』と指摘する。ルビーは『す、すまない』と反射的に謝った。
「ま、そういうこと。ねぇカイン、今日だけは僕達に任せてみない?」
カインは情欲に濡れた目で、縋るように頷いた。
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「あぁ……あぁ!!♡」
「ふふふ。感度いいね、カイン。こんなに可愛く乱れるなんて、すっごくクラクラしてくるよ」
「あの時の仕返しだ、カイン。スライムの攻めはねちっこいぞ」
アルがカインのペニスの鈴口を攻め、ルビーが彼の乳首を舐めまわし、カインのナカにスライムを入れて準備を整える。
カインはすっかり出来上がっており、肩で激しく息をしていた。
汗で濡れてピッタリと額についた髪のふさや、肩に張り付いた長い後ろ髪、ルビーに胸を責められて思わず彼の頭を強く自分の胸に押し付けて喘ぐ姿が、非常に扇状的でアルのさらなる欲情を誘っていた。
「カイン可愛すぎ……。そうなんだ、いっつも僕達を弄んでる時は、こういう感覚だったんだね……。なんというか、すっごくクるよ……」
アルはカインのナカに無遠慮に指を入れて、スライムを引っ張り出す。縁につっかえて無理やり引き摺り出した時、カインが一際大きな声で『オ゙ッ♡』と喘ぎ、絶頂に達した。ピクピクと体が痙攣し、そしてぐったり力が抜けたカインを横目に、アルが自分のペニスを彼の菊門に合わせる。
我慢ならないという顔でカインに迫る。
「いい?いくよ?カインがお願いしたんだからね?カインのせいだよ?カインが可愛いから悪いんだよ?」
「ぇ……?な、にゃに……。どういう……あッ!?♡」
前後不覚のまま勝手に自分のせいにされて混乱しているカインを無視して、アルは一気に自分のペニスを彼の奥深くに押し込んだ。
実のところ、アルのそれは三人の中では最も長い。太さはそれほどではないが、おもちゃでもなかなか届かない深い場所に突き入れることができ、突き当たりまで達したあとは、執拗に奥を攻め込んだ。
「あ゛っ、だめ゛、いぐ!それふがいぃ……!♡」
カインは普段のクールで飄々とした態度からは想像がつかないほどめちゃくちゃに喘ぐ。溺れるような錯覚を覚え、必死にアルの背中にしがみついた。
ルビーがさらに追い込むように、カインのペニスをじゅぽじゅぽと舐め始め、前も後ろも尋常ではない快楽を流し込む。かつてより巧みになり、裏筋やカリ首などの敏感なところを集中的に攻め込むことであっという間に射精感を高めていく。
やがてカインはピンと足を伸ばし、一際大きな叫び声をあげて、一番濃くて多い射精をした。
「っぁ゛ーーーー!!」
「んぐっ……、んぐ……んく、ぷはっ」
ルビーは突然溢れた射精を口いっぱいにため、一気に飲み下した。
「カインのも美味いぞ」
ルビーはかつての意趣返しのようにカインを揶揄うような視線を送った。
カインは答える余裕はなく、だらんと四肢をベッドに投げ出している。
「次は私でいいよな」
「うん。約束だからね〜」
そう言いながらアルは若干名残惜しそうにペニスを抜き出し、ルビーと場所を交代する。
「ほら、カイン、入れるぞ」
「ぁ……」
そして、ルビーはつぷっと太い自身のペニスを挿入し、じっくりと腰を振った。
カインのナカは侵略してきた太い逸物に瞬く間に屈したのか、主人に奉仕するように、喜んだようにナカが蠢く。
カインは無意識にグラインドして腰を回し、じっくりとルビーのそれを締め上げた。
ルビーは最初こそ気遣うように腰を動かしていたが、カインが無意識にか淫乱にルビーのペニスに奉仕するためだんだん余裕がなくなっていく。
「くっ……。そんなに乗り気ならもっと激しくしてやる……!」
「あ、ぁ、いい……きて……」
カインが両手を広げ、ルビーは彼を抱きしめた。
興奮に突き動かされてカインの腰使いは激しくなり続ける。
「この……この……!いつもいつも一人で楽しんで……!私たちを弄ぶのはそんなに楽しいか!この!変態!」
「あ゛あ゛!?ごべんなさい、ごめんな、さい」
ルビーは力一杯ドスドスと腰を振る。性技も何もないが、その凶悪なカリクビがカインの前立腺を押し潰し、体の深いところから焼け付くような鋭い快楽を走らせる。
それに押し出されるように、カインのペニスからトロトロと精子が漏れてきた。
アルはカインの情けない姿に『かわいい!』と顔を輝かせて眺めていた。
しかし、悪いことを思いついた顔になり、彼の耳元に口を近づける。
『ちゅ♡』と彼の耳にキスをすれば、敏感な彼は『あっ』と声を出して震えた。ここぞとばかりにカインの耳元で彼を煽る。
「あれぇ〜。カイン、いつもあんなに凛々しくて頼もしいのに、ちょっとルビーに腰振られただけで負けちゃうんだ〜♡ガンバレ、ガンバレ、僕達の王子様♡ここで負けると王子様失格だよ〜?♡」
「や、やだぁ、ぁ゛」
ふるふるとカインは首を横に振るが、アルは言葉責めを緩めない。
「いいんだよ、弱くなっちゃって♡僕達に敗北お射精しちゃお?♡全部諦めて、僕達に気持ち良くされちゃお?♡」
カインがアルの言葉責めに感じて腹にあたる彼のペニスが膨らんだことを感じると、ルビーはそれに嫉妬したのか彼の痴態をキツく罵った。
「この!この!私を倒した冒険者がその程度か!?もっと耐えて見せろ!お前の勇ましさはどこへ消えた!?こんな簡単に屈服していいのか!?」
「あぁ〜だめだめ。いっちゃえ♡いっちゃえ♡ルビーのいうことなんか無視して♡身を委ねちゃお?♡ほーら。ここもはむはむしてあげる♡」
アルが彼の耳たぶを口に含み、じゅくじゅくと舐めしゃぶる。
『あぁ!?!?』と大きな声を出して感じるカインの意識を自分に向けさせようと、ルビーは体をよりカインに密着させ、彼の耳元でカインの腹を震わせるような低い声で囁いた。
「負けるな、我慢しろ!お前は強いことだけが取り柄だろ!快楽如きに流されるな!」
カインがそれを聞き、唇を噛んで『ふぅー』と息を吐いた。さらにそれを溶かし尽くすように、アルが淫靡な言葉を囁く。カインは『あっ』と声をあげて力が抜けた。
それが何度も繰り返されるうちに、カインはとうとう耐えきれなくなったように泣き出し、『い゛き゛た゛い゛!』と叫び始めた。
アルがニヤニヤと彼の耳元でカウントダウンを始める。ルビーは最後までカインを責めながら、耐えろと命じ続ける。
「いいんだよ素直になって♡気持ちいいことには勝てないもんね?♡ほーら、さーん、にーぃ、いーち♡」
「いくな!いくな!いくな!」
「ゼロ♡ゼロ♡ゼロ♡」
二人から逆の命令を注ぎ込まれたカインは何が何だかわからず、混乱のまま快楽に押し出されるようにぴゅくぴゅくとペニスを震わせ、じっとりとした吐精をして果ててしまった。
「……ふぅ、……はぁ。……そんなものなのか、カイン。私は失望したぞ」
実のところルビーも果ててしまったので体が気だるげであるが、優位に振る舞うためにそれは押し隠して、さもカインが我慢ならず一人だけ吐精してしまったかのように責める。
「いいんだよ、カイン。今日は思いっきり甘えて♡ねぇ、もっとイって?今日は今まで僕達がされてきたことをやってあげるから。あれは泣きなくなるくらい酷かったけど、泣きたくなるくらい気持ち良かったから」
「そうだ。これくらいで泣いていては先が思いやられるぞ」
「ひぐ、ぅ……ぁ……やぁ……」
アルはカインの右手を両手で握りしめ、ルビーは彼の左手と恋人繋ぎをする。
「「今日は長いよ(ぞ)、カイン」」
カインの目は虚で虚脱感に飲まれていたが、与えられる快楽への期待で、きゅっと体を震わせた。
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あくる朝。自分の痴態を思い返しては布団にくるまって唸る少年がいた。カインである。
「ねぇ〜、機嫌直してよぉ〜。何も言わずに襲ったのは悪かったからさぁ〜」
「……ダメ!」
駄々をこねる様子のカインに、ルビーは呆れたように鼻を鳴らす。
「ふん。いつもらカインがやっていることではないか。わぜ私たちは謝らねばならない?」
「うっ……」
カインは痛いところをつかれたと言わんばかりの情けない声をあげた。
「もぉ〜、ルビーもここは謝ってよ〜」
「……ふん」
ルビーはそっぽを向き、ベットから立ち上がって部屋の外に出た。朝食を取るつもりなのだろう。
アルは『はぁ』とため息をつき、カインの方を向く。アルはベッドに横になり、まだ布団の中でまるまるカインを抱くようにして問いかけた。
「気持ち良かった?」
「……」
「気持ち良くなかったの?」
「…………きもち、よかったです」
「ふふ、それは良かった。ね、たまにならいいでしょ?」
「…………」
実のところ、カインは前世で自分が男子をリードするべきという価値観が育まれていたため、自分が男子に襲われるというのは全く想定外だったのだ。前世からの(捻くれた)プライドは粉々になり、前世(鉄の処女)の時代からの余裕のなさを露呈してしまったと考えている。
ただ、男の子にここまで深く愛されるのを実感を持って感じられるのは役得ですらあるのはずなのだが、彼はそこまで思い至れていない。
しかしながら、アルやルビーが性に前向きになってくれるのなら、それもいいかと思い直し、
「……たまになら」
と、くぐもった声で答えた。