その後もいろいろな客を相手を務める日々が続いた。
ホテルの部屋で暮らしている事に変わりはないけれど、指示に従っている事から多少の融通は通るようになり、欲しいものは調達してもらえるようになった。
中でも抱かれる予定のない日は普段使いとして普通の下着を買ってもらえたのは大きかった。
こんな生活を続けて1ヶ月ぐらい経つけれど最初の客が手を回しているらしく、捜索願が出されても警察は動いていないらしい。
身体を売っている事を知られるぐらいなら見つからない方がマシだと思った。
今日の客についていつものように車内で説明があった。
神浜市議会議員に若くしてなった女性議員の藤代だと言う。
女の子を買おうなんて考えるのは碌でもない男だと考えていたけれど、表には公表出来ない性欲の捌け口として同性を買う女も少なくないらしい。
「本日は私も参加するように言われているので承知しておいてください」
それ以外の説明は無く車内は無言が続いていた。
指定された場所はその議員が所有している別宅の一つらしい。
「話には聞いていたわ。瀧沢さんのところに新しい子が入ったってね」
ニュースで見た通りにその人はスーツを着こなしていて、顔立ちも見惚れるほどに綺麗だった。
それだけにお金で性欲を満たそうとしている事にガッカリした。
(東西の格差を無くそうって言っていたから期待していたのに…)
「貴女、名前は?」
(月夜ちゃんのこと、知らないんだ)
「明槻月夜にございます。本日はよろしくお願いいたします」
「礼儀正しい子は好きよ。たくさん可愛がってあげる。恵も久しぶりね」
「また逢えるのを心待ちにしておりました」
まるで恋人と再開したかのような表情で恵は相手に寄り添っている。
「まずは3人でお風呂に入るわよ」
手を引かれて連れて来られたお風呂場は全面ガラス張りになっていて中が透けて見えている。
「お湯はもう張ってあるの。早く脱ぎなさい」
言われるがまま脱ぎ始めると2人も裸になった。
ウチとは違って成熟した身体が羨ましい。
「身体は私達が洗ってあげるわ」
浴室には見慣れたローションやイヤらしい道具が沢山置いてある。
「椅子に座りなさい。これはトルコ椅子と言ってお尻まで洗えるのよ」
シャワーで全身を濡らして泡立てたボディソープをウチの身体に満遍なく塗りたくり、恵は背中に胸を擦り付けながらウチの胸を揉んでくる。
その一方で藤代は股の間に遠慮なく腕を差し込んできた。
「あらあら、月夜ちゃんは毛が生えていないのね。自分で剃っているのかしら?」
「いえ、彼女は元々生えていないそうです」
「あら残念。私が全部剃ってあげたかったのに」
他人に毛を剃られるなんて身の毛もよだつ話だから生えていなくて良かったのかもしれない。
そんな話をしながらも藤代の指が性器に触れてくる。
「ここも綺麗にしないとね。恵はお尻の穴をお願い」
「畏まりました」
こそばゆい感覚が二か所から与えられて身体が疼いてくる。
「ねえ、月夜ちゃんはお尻はもう経験したの?」
「いえ、お花を入れられた事はございますがそれ以上のことはまだでございます」
「お花?ああ、華心流の人ね。あの人に飼われてる子も可愛いと思ってたのよ」
あの華道家とこの議員に繋がりがあるのは驚いたけど、この先に意外な人に出交わすこともあるのかもしれないと思った。
「身体を洗うのはここまでで良いでしょう。今度は私のを舐めて綺麗にしてもらおうかしら」
藤代はバスタブに腰掛けて脚を大きく開く。
「畏まりました」
入浴前の男にフェラをした事はあるけれど、同性の性器を舐めるほうが抵抗感は大きかった。
だけどここで臆する訳にもいかない。
舌を伸ばして丹念に清めていく。
臭いがしない事だけは幸いだった。
「女を相手にするのは初めてのようね。今度はここに舌を挿れなさい」
大陰唇も開いて膣口を露わにするので言われるがままに舌を挿し込む。
味は男の先走った液と同じだったので溢れてくるものを飲み込んでいく。
「やり方は拙いけど女の子に舐めさせていると思うだけで濡れてきちゃったわ。もう準備出来たしこれを使わせてもらうわね」
いくつか揃えられた道具の中で取り上げたのは男性器を模したものだけど変な部品が沢山くっついている。
「それは何でございましょう?」
「男の相手をしていたなら見る機会は無いわよね。これはペニスバンドって女同士で使う物なのよ」
(えっ?女同士って舐めたりするだけじゃないの?)
藤代はそれを装着したが同じ物がもう一つ残っているが、恵もそれを手に取った。
「恵は前をお願い。私は月夜ちゃんのアナルバージンをいただくわ」
ローションを塗した道具を2人は穴に差し込んでくる。
「ほぐしていないから痛いかもしれないけど我慢してね」
容赦なく押し込まれても不思議と痛みは感じなくて、むしろ根本まで飲み込めた事に充足感があった。
「あら、痛がらないなんてお尻の才能もあるようね。それじゃあスイッチを入れてみようかしら」
2人が道具に手をやると身体に埋め込まれた道具が激しく振動する。
「あ、何ですの…これ」
「バイブ機能が付いてるのよ。男の竿ではこんな事は出来ないでしょ?」
2人は息の合った動きで抜き差しを始める。
身体を内側から焼くような体温こそないが無理矢理拡げられる気持ち良さは同じだった。
「すっかり気に入ったみたいね。『気持ちいい』って言ったらもっと良くしてあげるわよ?」
「は、はい…気持ちいいでございます」
「いい子ね。ご褒美をあげるわ」
背後から伸びてきた手が乳首をカリカリと引っ掻いてくる。
ピンポイントでの刺激に頭の中が白くなる。
「イク時はちゃんと言うのよ。そうしないと一回で終わりにするからね」
返事をする余裕もなく、頷いて了承の意を示す。
(お尻がこんな気持ちいいなんて知らなかった…本物の男の人の物なら良かったのに)
お尻の中に精液を注がれるのはどんな感覚なのか気になってくる。
(瀧沢や恭太はお尻でのHに興味あるのかな?)
2人に挿入されて中に出されている事を想像するとイってしまいそうだ。
「も、もうイキます…」
「ちゃんと言えて偉いわね。好きなタイミングでイッていいわよ」
より激しくなる突き込みにウチは呆気なくイってしまい、お漏らしをしてしまった。
「あらあら気持ち良すぎて漏らしちゃったのね。これはお仕置きが必要ね」
身体の中に深く埋め込まれたままお尻を何度も叩いてくるが心地良い刺激としか感じられなかった。
「もっと叩いてくださいまし…」
ウチのその言葉に藤代は嗜虐心を刺激されたのか何度も叩いてきた。
絶頂が鎮まったところで2人が使う穴を入れ替えて再度の突き込みが始まった。
正面にいる藤代が強引にキスをしてきたけれど、ウチはそれを受け入れて流し込まれた唾液を素直に飲み込む。
「男たちと比べてどう?」
「甘くて美味しゅうございます」
奥に挿れたまま腰を回す動きで中を掻き混ぜてくる。
「こういうのも良いでしょ?男と違って射精がないからずっと挿れてあげられるのよ」
お風呂で再び絶頂を迎えてベッドルームに場所を変えてからも女同士での交わりが続き何度もイカされ、反対にウチがペニスバンドを使って2人を責める事もさせられた。
(男の人の気持ちが少しだけ分かったかもしれない)
男との交わりでは得られない快楽を知り、気を失うまで藤代の上で腰を振り続けて自らを絶頂へと追いやっていった。