ひくひくと震える秘唇に肉棒をゆっくりと進めていく。人の体温だとは思えないほどに熱された蜜壺は本当に初めてなのかと疑うくらい肉棒を熱烈に締めつけてきて、櫛田の期待と高揚を表しているように思えた。
「あぁぁぁぁっっ……!」
肉棒を進めていくと櫛田が低い声で唸り、天井を見上げてぷるぷると肢体を震わせる。一見すれば痛みを感じていそうな反応に見えるが、その声が快楽による嬌声だと熱く滑る蜜壺がなによりも示している。
粘膜の触れる面積が増えれば増えるほど締めつけが増して、彼女の反応も一層と淫靡なものへと変化していた。
「あぁぁっ、はぁぁっっ、ひいっらぎぃっっ……はぁぁっ、あぁぁぁっっ」
未知への不安に櫛田から吐息混じりのか細い声が響いて、しかしそれとは反対に荒い息づかいに呼応する膣肉がきゅんきゅんと心地よく収縮した。シーツを握りしめる小さな手に自分のを割りいれて、絡まった指を優しく握りしめてやる。
「大丈夫だぞ櫛田、気持ちいいだけだ」
「ひぅぅぅっっ、わかってるけどぉ……こんなっ、あうぅぅっっ……!」
快楽に顔を歪め、ふるふると肢体を震えさせる櫛田に穏やかな声をかけながらゆっくりと腰を進めていく。彼女の不安げな声とは裏腹に腰に巻きついてくる脚は強烈な快楽に備えており、訪れるものが牝の本能を満たすものであることを理解しているのだ。
ぴっちりと閉じる肉襞をかき分け、膣内に入り込んでいることを実感させるように時間をかけて進めていくと、不意にこつりと何かに当たる感触を覚える。その小さな衝撃は張り詰めた快楽の糸を切るのに充分だった。
「ひっ!?ひぁぁあああぁぁぁああぁぁっっ!?」
悲鳴染みた嬌声を上げて櫛田が果てた。おとがいをあげて弾けた肢体は背中で弧を描いていて、脚がつったように爪先までぴんと伸びており、夥しい快楽で打ち震えている。
ようやく訪れた絶頂の瞬間に蜜壺はぷしっと愛液を吹き出しながら肉棒を柔らかくも強く締めつけてきて、あまりの気持ちよさに思わず射精してしまいそうなのをぐっと堪えた。
「あぇ、はっ、ひっ、ひっ、ひぃんっ……」
強烈な快楽に櫛田は舌を垂らしながら息を絶え絶えにしていて、真っ赤な口腔を晒して瞳を潤ませている表情がとても興奮を煽る。一生懸命に酸素を取り込む彼女を眺めつつ敏感な粘膜が馴染んでいく感覚に浸っていると、桃色に蕩けた瞳が俺を捉えていた。
「わらひっ、いれただけで……っ」
「そうだな。入れただけでイったんだ、初めてなのに」
「っっ!」
櫛田の身体に起こった事実を口に出して反芻すれば彼女が首筋まで肌を赤くし、膣肉の締めつけを強くしてきた。加虐心を刺激されて肉棒を包み込む蜜壺をお腹の上からそっと撫でる。
「櫛田、分かるか?俺たち繋がってるんだ、ここで。俺のモノを、櫛田の大事なところが包み込んでる」
「うぁ……ぃくっっ!!」
下腹部をとんとんと優しくつつき頭の中で想像させるために性器の明言を避け、曖昧な言い方でお互いがどうなっているかを説明すると肉襞がざわめいてあっという間に果てる。顎が仰け反り白い喉を晒して結合部を跳ねあげる彼女は愛らしく、そして美しい。
「すごいな櫛田、ずっとイってて中がきゅんきゅんだ。こんなに喜んでくれるなら、時間をかけた甲斐があったな」
「あうぅぅっっ!」
肉襞の先端が当たる場所、子宮を指先でつついて竿が包まれている膣道をゆっくりと撫でれば柳腰が卑猥に踊り、絶頂で伸びた脚が堪えるように巻きついてくる。忙しなく反応を起こす肢体は、櫛田に生み出されている愉悦と快楽の証明だ。
さて、どうやって櫛田と楽しんでいこうかな。なんて考えていると、
「ひいらぎっ……」
甘ったるい声で櫛田が手を伸ばしてきた。彼女が求めている通りに身体を寄せて抱き締めてやる。脇に腕を通して背中からこちらに寄せるようにし、重なる肌に隙間がなくなるくらい密着して温もりを擦り合わせていく。
「んふぅっっ、はふっ、んっ、ちゅぴ、れろっ……んっっ!!」
唇を重ね舌を交わらせながら櫛田も首に引っかけるように腕を回して、腰に巻きつく脚がぎゅーっと熱い抱擁をしてきた。胸板で柔らかな果実がぐにゅぐにゅと形を変えて、擦れる固い乳頭の感触に獣欲が昂る。
櫛田はキスと肌が擦れて生まれる快感だけで容易く達し、上も下もどろどろに溶け合うが堪らない。
「んへぁぁぁっっ」
舌を繋げたまま唇を離し、ぺっとりと重なる肉厚な粘膜に彼女の瞳はとろっとろに蕩けて二人の間で交わる温い酸素を堪能していた。
やがて快楽に震える櫛田が俺の両頬を優しく包み込んできた。
「ひいらぎ……もう、がまんしなくていいよ……っ」
依然として息を荒くしながら、快楽に蕩ける瞳で幸せそうに微笑んでいる。その妖艶で美しい表情に見惚れながら穏やかな笑みを作った。
「我慢しなくていいから、どうしてほしいんだ?」
額を合わせ鼻が当たる距離で見つめると白い喉がこきゅっと生唾を呑む。艶やかで牝の本能を宿す瞳には羞恥心も強がる意地もなくなって、肉欲を満たす期待に濡れている。
「わたしのことっ、めちゃくちゃにしてほしいの……しきゅうに、ひいらぎのをたくさんそそいでっ、わたしをひいらぎのものにして、よ……」
櫛田の性格なら絶対に言わないであろう台詞を、心の底から求めるように言ってのけた。瞳に涙を目一杯貯めて、頬を真っ赤にしながら唇を幸せそうに波打たせる表情は獣欲を昂らせると同時に、それだけのことをしてくれる喜びが胸を満たす。
「分かった。じゃあ櫛田は、いや桔梗は俺のだ。桔梗が飽きるまで、ずっと俺のものにする。いいな?」
「うんっ」
穏やかな声色で言いつつ、どのような方法を行うかを欲望の塊をぐりぐりと押し付けて教えてやれば艶やかな瞳をした桔梗が女の悦びを隠さず、けれど年相応の表情で可愛らしく頷いた。
繋がった手をほどいて震える腰を優しく掴む。両手でがっしりと固定すると、肉悦を期待する蜜壺が締まりこぷりと愛液を溢れさせた。
「あぁ、そういえば」
「っっ?」
心地よく締まる肉襞の気持ちよさを覚えながら、桔梗に何でもないように話しかける。ぴくぴくと肢体を跳ねらせる彼女は頬を紅潮させたまま、こてりと首を傾げた。
「桔梗は我慢しなくていいって言ってくれたしするつもりもないけど、手加減はしてやるからな」
「なんで……?」
「だって……」
肉襞を抉りながらゆっくりと腰に引いていく。
「あぁぁぁぁっっ……!」
引き留めるように蠢く膣肉をかき回し、亀頭が抜ける寸前まで引くと瑞々しい肢体が小刻みに震える。桔梗が腰を反らしながら低い嬌声を上げるのを眺めて、腰を力一杯打ちつけた。
「ぁっ」
ばちゅんっ、と肌のぶつかる音が響くと桔梗はか細い声を上げて達した。全身が弓のように反り返り、巻きついていた脚がぴんと伸びきり快楽を逃がす方向を探している。
「ぉあ……かはっ、はっ、あぁ……」
「ほら、手加減しないと桔梗が耐えられないだろ?それとも……」
膣肉のみちみちとした締めつけを味わいながら腰を引いて、同じ速さでまた打ちつける。
「いぎっ!?」
「桔梗はこれに耐えれそうか?頑張って、意識保ってられる?」
「あぉぉぉぉっ……」
子宮の入り口をぐりぐりと押し込んでやると獣じみた声でおとがいをあげて肢体を震わせた。結合部からはとぷとぷと愛液が溢れて、絶頂の収まらない身体はずっと弓なりに反っている。
「桔梗?ほら答えて。耐えられるのか?無理なら無理ってちゃんというんだぞ?」
「あぇ、はっ、むっ、むりっ、こんらのっ、おかひくなるっ……!」
子宮口にぴったりと亀頭を密着させた状態で動きを止めて桔梗の顔を伺うと、息を絶え絶えにしながら首をふりふりと振った。しかし、舌が乗せられた唇は艶やかな弧を作っており、涙で潤む瞳は快楽に蕩けて表情はどうみても期待の笑みを浮かべている。
「そうだろ?だから、桔梗がちゃんと保ってられる力加減でめちゃくちゃにして、快楽と気持ちよさをしっかりと味わってもらうからな?」
「うぁっ……うぁぁぁっっ……」
緩やかな笑みを浮かべる俺とは対称的に、桔梗は興奮と不安がない交ぜになった表情に歪む。ひどく不安定な表情は昂る獣欲を煽ってくる。
動きを再開してゆっくりと腰を引き、先ほどよりも速度を落として肉棒を突き立てた。
「んはぁぁぁぁぁっっ!!」
ずにゅっ、と柔らかく水気の帯びる音が鳴り、桔梗が甲高い嬌声を上げた。反り返った腰はすぐにベッドに落ちて快楽の余韻にがくがくと震えている。
うん、このくらいでいこうかな。膣肉の締めつけもとても気持ちいいけど耐えられる丁度いい塩梅だ。
焦点の合わない瞳で虚空を見つめる桔梗に片手を伸ばし優しく頬に添えてやり、舌を垂らす唇に親指を引っ掛けた。そして、反対側の手でお腹の上から膣道をとんとんとつつく。
「桔梗、ここで繋がってるって意識して。頭の中で俺のモノがどんな風に桔梗の大事なところに包まれてるのか、想像するんだ」
「はへぁぁっ……あぁぁっ、ぃひいぃぃんっ!?ひぐっ、あぅぅぅっ、ひぃぃっ、ひぃぃぃんっ!!」
腰を突き立てながら桔梗の興奮を煽るために結合部がどうなっているかを想像するよう促す。彼女は反応する余裕がなく快楽に喘いでいるが、時折変わる膣肉の蠢きが従順に従っていることを示している。
同じ速さで抽送を繰り返すと思わせて、不意に途中で突き上げた。
「んひぃぃっ!?」
「すごいなこんなに締めつけて。じゃあここはどうだ?」
腰を打つ度に魅力的に弾む乳肉に手を伸ばし、柔肉に指を沈ませながら人差し指で桃色の突起をかりかりと擦り付けた。
「あっ、あっ、あっ、そこっ、いっしょにひたらっ、ひんっ!!」
亀頭で子宮口を小突きながら乳頭を擦ると少しずつ腰を浮かせて、最後に一際強く跳ね上げる。柔らかくざわめく肉襞の愉悦に浸りながら、今度は両手の人差し指で乳頭をくにくにと押し込み、子宮をぐりぐりと押し上げた。
「はひぃぃぃぃぃっ……!はひぃぃぃぃぃっ……!」
絶頂の快楽と余韻を味わってもらうために敢えて動きを鈍くすれば、顎を引く綺麗な顔が眉を真ん中に寄せてぶるぶると震えた。肢体が震えると柔肉にも振動が伝わって指を動かしていないのに勝手に弾み、新たな快楽が次々と桔梗を犯していく。
快楽に振り回され、牝の喜悦に目覚めた桔梗の蕩けきった表情を眺めながら、不規則に腰を打ちつけていく。
「あぐっ!んっくっ、はひっ!?はっ、はひぃぃっ!あっ、いっ、いぐっ!!かへぁぁっ……んはぁぁぁぁんっ!?はへっ、まっへっ、いまっ、いってるっ、ひぐっ!いってっ……ひんっ!!ひくぅぅっっ!らめっ、いくのっ、まらいくのっ、いっ……はぁぁぁぁんっっ!!」
桔梗の制止を無視して彼女のとろとろの顔と熱く締まる膣肉を味わう。膣道を蹂躙し、子宮を嬲って、柔肉と乳頭を堪能する。
快楽のあまり呂律の回らない桔梗は艶やかに輝く唇から舌を垂らし、口の端からは唾液を伝わせている。手加減をした激しさでも彼女は派手に乱れ、淫靡な姿で踊り、制止を呼び掛ける唇は妖しく吊り上がっていて、牝の本能が満たされる愉悦に酔いしれていた。
もう少し彼女を味わっていたいが、次第に下半身の限界が近づいてきている。
「桔梗、そろそろ俺もイきそうだ」
「ひっ、ひんっ!らすのっ?ひいらぎのっ、わらひのらかにっ、らすのっ?」
桔梗が息を荒くしながも甘ったるく囁き、桃色に蕩けた瞳で恋しそうに見つめてくる。肉悦にひたっていた肉襞が俺の熱量に敏感に反応して肉棒の全体を包むような柔らかい締めつけに変わって、牝の肉体へと変貌した実感に獣欲が加速する。
「いいか桔梗。桔梗のここに出すんだ。一番奥にある子宮にたっぷりと注いでやる」
「あくぅぅっ!ひてっ、きてきてきてっ、ひいらぎのっ、いっはいらひてぇっ……!」
片手は乳肉を堪能したまま、もう片方の手を子宮に添えてこの中で何が起こるかを錯覚させてやれば、絶頂で伸びていた脚が絡まってきて離さないと言わんばかりに力を込めてくる。
瞳をとろんと蕩けさせ、頬を紅くする桔梗はまるで酩酊しているかのように肉欲に忠実で、俺にすべてを委ねている姿が非常に愛おしい。
絶頂に向かうべく腰を打ち、肌と水の弾ける音を響かせ、愛液で満ちる膣肉と子宮を存分に味わう。
そして、蓄積していた熱量の限界を察して一際強く子宮を貫き、乳頭をぎゅっと摘みあげた。
「ひぎっ!?」
「うぐっ」
我慢を忘れるのと同時に膣内がとんでもない気持ちよさで締まり、高まった獣欲を解き放った。
「ひっ、ひぁっ、んはぁぁぁあああぁぁぁああぁぁぁっっ!!」
桔梗が肢体を弾けさせるのと一緒に鈴口から大量の白濁液を吐き出す。どぷぷっ、ごぶっ、ごぷごぷっ、と強く吹き出した白濁液は桔梗の膣道と子宮をあっという間に満たしていき、収まりきらない量が結合部からごぷりと溢れでていた。
「あひぁぁっっ!ひいらぎのあついぃっ、あぁぁっっ……うぁっ、まら、れてるっ、どくどくいってっ……うぁっ、はひぁぁぁっっ……!」
子宮の入り口にぴったりと押しつけた肉棒は数秒間に渡って脈動していて、どくんっと膣肉に包まれながら跳ねると桔梗はそれだけで果てていた。
「あぁっ、はっ、あへぁぁぁっ……」
充分に欲望を吐き出して脈動が収まると、桔梗も絶頂から解放されてくたりとベッドに沈んだ。全身を投げ出し、目は虚ろで唇から舌を垂らしている彼女の表情は恍惚と蕩けている。
なんとか意識的を保っている状態の桔梗に覆い被さり、抱き締めながら額を擦り合わせた。
「桔梗、すげえ気持ちよかったよ」
「あぁぁっ……わらひもっ、きもひよくて、ひあわせぇ……」
「そうか、ならもっと気持ちよくなろうな?」
「はへぁ……?ぁんっ!」
呂律が回らない桔梗に微笑みかけて、反応を待たず肉棒を引き抜く。強い締めつけで引き留めてきたのを振り切ると結合部からぐぽんっ、と卑猥な音が鳴って肢体が跳ねあがった。
思考の追いついていない桔梗を優しく転がし、うつ伏せの体勢にさせる。汗が滑る艶やかな背中に見惚れながら今度は後ろから抱き締め、瑞々しい尻肉の割れ目に肉棒をいやらしく擦り付ける。
「あぅぅ……ひいらぎ、まってぇ……」
「あぁ、一回入れてから落ち着こうか」
「らめ、いまいれたら、また……」
「我慢しなくていいんだろ?なら桔梗が頑張らないと」
桔梗の肩に顎を乗せて出来るだけ近い距離を意識しながら、ずるりと躊躇いなく肉棒を捩じ込んだ。
「かはっ、ぁぁぁ、かたっ、あつっ……」
「桔梗の中、すげえ気持ちいい。とろっとろで滅茶苦茶締めつけてきて、子宮もこんなところまで降りてきてる」
「あうぅぅぅっっ、ひぐぅぅぅぅっっ!!」
心地よい肉悦に浸り、浅いところまできていた子宮をぐりぐりと元の位置まで押し上げてやれば、腕の中の桔梗がぶるぶると震える。再び挿入された肉棒を肉襞は歓喜に蠢いて、伝わる愛液の温度と密度がさらに高まるのが分かった。
緩く腰を揺らし豊かな尻肉の柔らかさを堪能して、貪欲に蠢く肉襞を抉りながら蕩け合う快楽に浸る。
「あっ、あっ、あっ、おくっ、おくにきてっ、こへっ、きもひいぃっ……あんっ!!」
一定のリズムで最奥を小突いてきゅっ、きゅっ、とした膣肉の締めつけを味わっていれば、桔梗が顎を上向かせて達した。子宮口に亀頭を押しつけて少し動きを止め、快楽の余韻を堪能してもらい、また腰を揺らしていく。
「はへっ、こへ、さっきよりもっ……はひっ!」
「そういえば桔梗、自分からお尻振ってるの、気づいてるか?」
「うぁっ、ちがっ、こひがっ、かってにっ……っっ!!」
「そうだな。無意識にお尻振ってくるくらい気持ちいいよな。俺もだ。休憩はもう一回出してからにしようか」
「あうぅっっ!あうぅぅぅぅっっ!!」
ぱちゅ、ぱちゅ、と腰を打ち尻肉を波打たせていると、桔梗が合わせるように桃尻を揺らしはじめて、わざとらしく口にしてやれば否定しながらも肉襞を甘ったるく締めつけくる。もう彼女の肢体は、牝としての愉悦を求めることになんの抵抗もないのだ。
快楽と性の本能に振り回され、しかし表情を恍惚と蕩けさせる桔梗が可愛らしく唇がどうしようもなく緩む。
片手をベッドと身体の隙間に差し込んで柔肉を揉みしだき、反対側の手で亜麻色の髪をくしゃくしゃと撫でつけると小さな耳に唇を寄せた。
「可愛いよ、桔梗」
「ひっ、ひいぃっ!」
ただ可愛いと言っただけで肢体がぶるりと震え、膣肉がざわめく。
「顔がとろとろ溶けてて、心臓が伝わるくらいどきどきしてて、中の方は暖かくてずっと気持ちよく締めつけてる」
「らめっ、らめらめっ!おかひくなるっ、あたまっ、おかひくなるっっ!」
シーツを握りしめ快楽と愉悦から逃れようと桔梗が頭を逸らそうとする。けれど、ぴったりと密着した状態では逃げれるはずもなく、撫でる手を止めず離れた耳を唇で挟んだ。
「はひっ……」
腰を打ちつけたまま耳を甘噛みして、縁を舌でなぞりあげた。膣肉の蠢きが少しばかり変化を起こして締まり、すぐに柔らかくなる。その脱力は訪れる快楽への本能的な備えだった。
「可愛いよ、桔梗。魅力的で可愛い桔梗に俺は今、夢中になってる」
自然に思い浮かんだことを口にすると同時にどちゅっ、と蜜壺を貫いて止め差した。
「ぃうっ!?」
桔梗が短く喘ぎ、牝の肢体が激しく痙攣する。絶頂による締めつけは射精の欲求を募らせるには充分すぎるほど気持ちいい。だから、何の躊躇いもなく獣欲を解放した。
尻肉に腰を押しつけながら新たな熱量を桔梗に注いでいく。
「あぁぁぁぁぁっ……うぁ、ぁぁぁ……あぁぁぁぁぁ……」
どくんっ、どくんっ、と肉棒が脈動し最初に注いだ白濁液を押し出しながらたっぷりと注いでいく。快楽でうち震える桔梗が猫のように手を握りしめて虚空を見つめ、低い嬌声で唸りながら結合部から混じり合う淫液を溢れさせた。
一度目と変わらない量の白濁液を吐き出し、絶頂で強張った身体に酸素を回しながら桔梗に体重が乗らないように抱き締める。
「あぁぁ、あつっ、おなかっ、あつくてっ、ぁぁぁ……」
「よく頑張ったな、少し休憩しようか」
「ひいらぎぃ……」
くたりと全身から力を抜いた桔梗が顔を俺の方に向けて、荒い息づかいのまま口腔を晒し舌を垂らす表情がとても可愛らしい。
後ろからひしりと肌を密着させ体温を溶かし合い、温もりを交換するために唇を重ねる。
「んふぅ……れろ、ちゅぴ、ちゅくりゅ……ん、こく、こく、こく……」
舌を絡めて唾液を送り込むと桔梗がうっとりとした表情で喉を動かし、蜜壺を心地よく締めつけてきた。下半身の肉悦を味わいながら桔梗を優しく撫でて、繋がる唇をぴちゃぴちゃと響かせる。
胸を満たす満足感と身体で繋がる幸福感に浸りながら、少しばかり休憩を取った。
「ひいらぎの、まだかたい……」
「桔梗が魅力的過ぎてな。まだまだ収まりそうにないんだ、付き合ってくれるか?」
「ん、もっとひいらぎの……ううん、かなめの、ほしい。もっといっぱい、あいして?」
「もちろん」
とろとろに蕩けた瞳に桃色の媚熱を宿す桔梗に微笑み、ゆっくりと腰を揺らしはじめる。次第に嬌声が響きわたり、肉欲を貪る熱量が部屋をまた満たしていく。
桔梗が腰を抜かし、意識を飛ばしても、時間の許す限り彼女の子宮にたっぷりと注いでいった。
「ねぇ」
「どうした?」
桔梗のすべてを味わい尽くし余韻を惜しみつつも、彼女を送り届けるために部屋の前まで着くと、ドアノブに手をかけた桔梗が声を掛けてきた。
顔を半分だけ振り向かせ、頬を紅く染める羞恥心は小さな手に毛先を弄らせていて、チラチラと視線向けてくるのが非常に愛らしい。
「…………明日も、会いたいんだけど……だめ?」
その問いかけがどういうことなのか、一番理解してるのは桔梗自身に違いない。昨日の今日で、なんてことを思うはずもなく口元を分かりやすく緩ませた。女の子からのお誘いを断るなんて選択肢は俺にはないのだ。
「勿論いいとも。明日も出来るだけ一緒にいるか」
「ん」
何でもないように反応する桔梗は喜びと一緒にいる意味を想像したのか耳まで真っ赤にし、嬉しそうに唇を波打たせている。好意を明け透けにすることに抵抗はあれど、照れても隠さなくなった彼女の仕草が一つ一つ可愛らしく、いじらしい。
脚を一歩進めて近づくと彼女は一瞬だけ首を傾げて、俺が何をするのかを察したのか腕を緩く広げてくれた。
腕を回して小さな身体を優しく抱き締めてやる。
「ん……」
少しの間、寂しくなる体温を補充するような暖かく柔らかな抱擁。強く抱き締めてるわけではないのに不思議と離れ難い、人肌を混ぜ合わせる感覚がひどく安心する。
しばらく抱き締めあって、名残惜しさを覚えながら離れた。
「じゃあ、また明日……迎えはいいから」
「分かった、楽しみに待ってる」
「……わたしも、楽しみにしてる」
羞恥心で言いずらそうにしながらも頑張って口にした桔梗はやっぱり恥ずかしかったのか、ぼんっと顔から湯気を昇らせる。どうやら思ったより好きになってくれているらしい。可愛いよ、桔梗。
顔を林檎のように紅くする彼女の肩に手を置いてゆっくりと顔を寄せると、桔梗は自然と眼を閉じて顔を上向かせた。
「ん」
柔らかな唇が形を変えて重なり温もりが交わる。一瞬よりかは長く、数えるよりかは短い軽い口づけ。
「おやすみ、桔梗」
「……おやすみ、要」
離れる温もりに寂しさを滲ませる桔梗を穏やかな笑みを向けると噛みしめるように瞼を降ろし、眼を開けば平常を取り戻したように彼女の部屋に入っていく。
玄関を閉める直前、振り返った桔梗が緩く手を振ってきて、それに俺も手を振って応じる。完全にドアが閉じきるのを確認してから俺も自分の部屋に帰っていった。