お家デートの翌日も俺は一之瀬を部屋へと呼び、手作りのお菓子を一緒に食べて、楽しい最上のスキンシップへと洒落込んだ。
手で触れ合い、キスをして、重ねる肌から温もりを交換しあい、敏感な胸を弄って気持ちよくなって貰う。
「あふぅん、んふぅっっ、んっくっ、んんっ!れろ、ちゅぴ、ちゅりゅりゅ、んぁっ……んふぅぅぅぅっっ!!」
今はお互いに上裸の状態で一之瀬を壁際に座らせ、その正面に俺が胡坐を作っている体勢で、舌を交わらせながら乳肉と乳頭を責めたてている。
柔肉に指を包ませて柔らかさを味わい、ぷっくりと自己主張を強める突起を人差し指で執拗に弄り回す。
どうやら一之瀬は胸と乳首が他に比べて極端に弱いみたいで、女としてのスイッチが入ると数分揉みし抱く程度でもあっという間に果てた。
強い快楽に可愛らしく蕩けた一之瀬の表情は既に牝そのもので、明るく溌剌とした普段のものとのギャップがひどく興奮を煽ってくる。
「はぁぁっ、はっ、ひいらぎくん……っ、んむ、れるちゅ、はふぅんっ、ちゅくりゅ、れる……んっ、ちゅるるる、ちゅるるるるっ……ごく、ごく、ごく……」
快楽に表情を蕩けさせながら一之瀬は粘膜の交わりを楽しんでいて、唾液を送りこんでやれば喉を鳴らせて美味しそうに啜り飲み干していった。
火照りと羞恥心で朱く染めながらも素直に肉悦を受け入れており、全身から香る甘酸っぱい匂いに獣欲が燻ってくる。
満足するまで舌の逢引を続けたら、様子見も兼ねて深い谷間に口づけを落とした。
「ふぁ、あ、っは……あぁっっ……」
啄むようなキスを繰り返しつつ唇を乳頭に近づけていくと、一之瀬は反射的に肌を跳ねらせるだけで抵抗してこなかった。
桃色の視線を感じながら薄桃色の蕾をぱくりと口に含む。
「あふぁあっ!はひっ!?ひっ、ひぃぃんっっ!」
美味い。
汗のしょっぱさしかないはずの乳頭は仄かな甘さを感じて、無性に吸い上げたくなる衝動にかられる。
味だけでなく舌触りも食感も最高の一言で、こりこりとした乳頭は吸ってくれといわんばかりに唇にフィットするのが堪らない。
「あむ、じゅる、ちうちう、ちろ、はく、じゅるるるる……」
「ひぁぁぁぁぁぁっっ!?いひぃぃんっ!ひぐっ、まっへっ……!ひいらひくんっ、まっへっ……!んはぁぁぁっっ!!」
静止の声に次ぐ甲高い嬌声に肩を叩かれて、少し攻め手を緩めた。夢中になりすぎるあまり、またやり過ぎてしまったようだ。
とは思いつつも口は吸い付いたままで、舌の上で転がす乳頭を存分に味わっているのだが。
う~む、なんなのだろうか。この逆らえない本能を刺激される感覚は。一度吸い付いたら、自分の意志では離せないほどに口の動きも味わう舌使いも止めようがない。
「はっ、はひぃぃっ……!ひいらぎくんっ、だめだよぉ……そんなにしても、なにもでないからぁっ……!ひんっ!!」
一之瀬の甘ったるい声に耳を癒されながらも加減をした愛撫は止まらず乳肉を堪能していて、乳頭を強く吸い上げれば可愛らしく喘いだ。
不意に視線だけを彼女に向けると、目に入るのは桃色に蕩ける瞳に肌を朱く染めて上気する頬、うっすらと持ち上げられた口角。
羞恥心を残しながらも快楽を受け入れ、慣れない刺激を楽しむ表情はまさに悦びを覚えた牝の顔だ。その官能すぎる表情に俺はある疑惑が浮かぶ。
「なぁ」
「へぁ……?」
指と手のひらを乳肉に沈めたまま口を離して一之瀬に声をかける。快楽が薄くなったことで彼女はぽうっ、と惚けたように疑問符を浮かべていて、先ほどまで恥ずかしがっていたのはなんだったんだと、内心で加虐心が疼いた。
それでいて、その表情に浮かんだ疑惑は確信になる。
「もしかして一之瀬って、Mなのか?」
「……へぁっ!?そ、そんなことないと思う、けど……」
首筋まで真っ赤にしたのにも関わらず、彼女は眼を泳がせながら否定した。しかし、尻すぼみになる声色と完全に否定しきれていない曖昧な言葉は、もはや自分から白状しているようなものだ。
ふむ、無意識ながら自覚はあるが、恥ずかしさを覚えて認められない感じだろうか?
確かに刺激そのものに快感を覚える自分に忌避感を感じても仕方ない。性知識が乏しく純粋な性格ならなおさらだろう。
ならば、俺が教えてやろうじゃないか。
それもまた、一之瀬の一面で魅力的に映るものだということを。本能に従うことは何も恥ずかしいことじゃないんだと、その身体に教えてやろう。
「そうか、俺の気のせいか」
わざとらしく流されたような口調で柔肉から手を離す。名残惜しさを隠せていない瞳に喉が鳴るのを抑えながら、見せつけるように手のひらを開いてゆっくり双丘に近づけていく。
俺がなにをしようとしているのかを理解した一之瀬は眼を見開き、こきゅっと可愛らしく生唾を飲み込んだ。
「なら……」
期待に濡れる瞳を浴びながら正面から柔肉に手を着地させ、優しくも力強く鷲掴みにする。今までの加減していた揉みかたではなく、目の前の肢体が悦ぶことを疑わない自分勝手な愛撫に。
「くふぁぁぁぁぁぁっっ……!!」
一之瀬はやはり顎を仰け反らせて鳴いた。内股だった肉付きのいい太腿が大胆に広がり、快楽を味わうように伸びきった足をぷるぷると震わせている。
拳を作るくらいの強さで乳肉を握りしめて柔らかさを堪能し、指を離して元に戻ろうとする極上の弾力を楽しんで、その愛撫を早いテンポで繰り返していく。
ぎゅむっ、ぐむむっ、ぶるんっ、ぐむっぐむっ、ぎゅうっ……
「あふぁああぁぁっっ……!!ひぐっ、んひぃぃんっ!ひっくっ!ひんっ!!あふぁっ、はふくぅぅぅぅっっ……!!」
数十秒たっぷりと揉みしだいて達しそうになる寸前で、ぱっと手を離した。
「ぁ……はへぁぁ……?」
急に快楽が遠のいたことに一之瀬は舌を口に乗せながら期待に染まる視線を向けてきて、想像通りの素直すぎる反応に口元を吊り上げる。
「こんなに強くしたら、嫌だよな?」
「それ、はっ……んはぁぁぁっ!?」
返答に躊躇いを見せた瞬間、人差し指と親指で乳頭を摘み上げた。びくりっ、と背中を反らせる肢体に見惚れながらきゅっきゅっ、とリズミカルに攻めたてていく。
「ひうぅぅっっ!っは、らめっ、いっ…………あ?」
身を屈めてぷるぷると震え、絶頂を予期する肢体は期待するように強張っていく。しかし、また果てる前に指を離した。
快楽の頂点が急に遠のいたことに一之瀬は残念そうな声を漏らして、物憂げな表情で俺を見てくる。その表情はどうみても被補食者のもので、自分が与えられる立場というのを理解している顔だ。
なるべく穏やかに、けれど意地悪風なのは隠さず彼女に問いかける。
「一之瀬、ちゃんと答えるんだ。強くされたり、激しくされたりするのは嫌か?」
曖昧な返答はさせないという意味を込めて眼を合わせると、薄桃色の唇が恥ずかしそうに波打ちこれ以上なく肌が紅潮していく。
「嫌じゃ、ないよ……柊くんになら、激しくされるのも好き……っ。だめって言ってるけど……本当はもっと、して欲しいの……」
丁寧に加虐心を撫でられる言葉に益々獣欲が昂る。恥ずかしことを言ってのけた一之瀬は顔を手で覆ってしまったが、それでも指の間から覗く瞳は桃色の期待に染まっていた。
今すぐにでも徹底的に鳴かせてやりたいが、それよりも素直に口にできたことを褒めてやることが先だな。
顔を隠している両手を優しく掴んで離させると、ご褒美のキスを送ってやる。
「んむ、んんっ、んふぅんっ、ちゅるるる、れろ……んふぅっっ……」
舌が交わるだけで一之瀬はうっとりと表情を蕩けたものにし、唾液と粘膜が熱く絡まり合っていく。
キスをしたまま愛撫の続きをしようと手を伸ばせば、腕を絡ませてきた彼女が誘導するように双丘に導いた。
「今度は、止めないで……いっぱいして?」
うっかり聞き逃してしまきそうなほどか細い声色で、しかし艶やかさを宿した瞳を逸らさず一之瀬は卑猥なおねだりをしてきた。
そういう風に誘導したとはいえ、ここまで直接的に口にできるとは思っていなかったため、本能が激しく揺さぶられる。
「分かった、たっぷり鳴いてもらうからな」
固い突起を引っ掻きながら昂る本能により低くなる声色で宣言すると、一之瀬は生唾を呑み込んでこくりと頷いた。
乳肉を掬うように持ち上げると俺からも少し身を屈め、双丘の正面を陣取る。改めて視界に収める母性の象徴は見惚れるくらいに綺麗で官能的だ。
とても手のひらには収まらないずっしりとした重さと大きさ。
自重でも垂れずつんと前を向く張りと滑らかな肌艶。
ぷっくりと固く尖り、弾力を夢想させる薄桃色の乳頭。
そしてなによりも、情欲と期待を宿して見つめてくる一之瀬の甘い顔立ちが欲望を滾らせてくるのだ。
焦らすのはもう充分だろうと判断して、肉丘の前で大きく口を開く。
疼く口と衝動に従って、食べごろの蕾にしゃぶりついた。
「あむ」
「ひぐぅぅっっ!!」
耐えるように目の前の肢体が丸まるのを感じ取りながら、再度口に含んだ乳頭はやはり美味かった。
味はない。しかし、頭の中にただ美味いという感想と獣欲を見たそうという欲望が膨れ上がる。
こりこりとした乳頭を唾液が溢れるほどに強く吸い付き、唇で吸い上げて、舌先でつつきながら弾くように舐めた。
一連の愛撫を一息の間に行うと、
「ひぁぁぁあぁぁあああぁぁぁっっ!?」
一之瀬は悲鳴のような嬌声を上げて達した。弓なりに背中を反らしながら彼女の下腹部から甘い匂いがさらに濃くなり、火照る肢体は触れ合う肌にうっすらと汗を滲ませている。
一之瀬の声と匂いと味に夢中になって極上の果実を堪能していく。
「じゅるるるっ、れろ、ちうちう、ぢゅうっ、はぐっ、あむ、じゅるるるっ、れろれろ……」
「あぁぁぁぁっっ!ひぐっ!んひっ、ひぃぃんっ!!らめっ、そんらつよくひたらっ……いうぅぅぅぅっ!!」
強烈な快感から逃れようと一之瀬が身を捩るも壁を背にしているため肢体を震わせることしかできず、忙しなく背中を反らせたり丸めたりを繰り返していた。
反対側の乳頭にも遠慮なくかぶりつき、歯を立てて甘噛みの刺激を加え、さらに乳搾りのように柔肉を力一杯揉みしだく。口に含んでない方の突起は摘まんで扱きながら頂点をくにくにと何度も押し込む。
「かはっ……あ、あ~……っ、あ~……っ」
許容を越える快楽に喘ぐ余裕も無くなったのか、全身を放り投げて間の抜けた嬌声を吐き出し、舌をだらしなく垂らしながら焦点の合わない瞳で虚空を見つめている。
甘ったるい嬌声に悲鳴のような喘ぎ声、意識の薄い低い間抜けな声色もすべてが可愛らしく、獣欲を滾らせて仕方がなかった。
どれだけ味わっても足りない果肉から口を離し、乳肉を両手でぐわしと鷲掴みにする。ぐむぐむと揉みながら唾液に濡れた突起を谷間に寄せた。
「あっ、ひいらぎ、くん……っ」
少しばかりの怯えと、肉悦への期待が混ざる声を漏らす一之瀬に官能が高まる。
「いくぞ」
彼女の反応を待たず、二つの果肉へと思いっきりかぶりついた。指と手のひらでは柔肉を躊躇いなく搾りながら。
「ーーーーーーーっっっ!!!」
胸を突き出さんばかりに背筋を反らし、火照りで朱く染まる喉を晒して一之瀬は一際強い絶頂を迎えた。
触れる肌に薄らと汗を滲ませ、強烈な快楽に震えている彼女を感じ取りながら、乳肉と乳頭を味わう本能は止めない。
「ひあっ、ぁ、ひっく、あぁぁ……っっ……っっ」
絶頂の最中だろうとお構い無しに堪能し続ければ、一之瀬は短く低い嬌声を漏らし、断続的に肢体を跳ねらせる。
本能に任せた身勝手な愛撫になっても彼女は抵抗することはなく、泣いて、鳴いて、啼いた。その鳴き声がどれも愛らしく加虐心を刺激するため止めどきが見つからず、俺は何度も何度もイカせ続けるのだった。