「んぅ、ふっ、ちゅる、れろ、れろろ……んはっ、はぁっ、あっ……んんっ、ちゅるるる、んく、んく……」
表情をとろとろに蕩けさせた櫛田が粘膜の交わりを楽しんで、混ざりあう唾液を美味しいそうに飲み干す。くりくりとした可愛いらしい瞳は薄桃色に溶けていて媚熱を求めながら、しかし幼子のように甘い色を灯していた。
手からこぼれる乳房は下着の上からでも伝わる柔らかさと弾力で押し返してきて、指が動く度に彼女の顔が艶かしく、甘ったるく変化するのが堪らない。
「櫛田、脱がしていいか?もっと櫛田の近いところで触り合いたい」
「……ん」
下着を取るのは無理だと言っていたのに、とろんとした表情の彼女は一瞬の思案の内こくりと頷いた。それだけ、櫛田桔梗という女の子が俺のことを許していて、信じているのだ。その期待を裏切るようなことはしない。
羞恥心を薄まらせるために額や頬に口づけを落としながら、背中に手を回してホックを外した。支えるための締めつけがなくなった双丘が押し出された反動でふるりと弾み、肩紐がすべってブラジャーが床に落ち何にも隠されていない乳房が目に広がる。
ほんのりと赤らむ肌と動くだけでも微かに揺れる豊かに実る果実。その中央には綺麗な薄桃色の蕾が咲いていて、既に固くなっているのが見て分かり思わず釘付けになってしまう。視線を上にずらせば頬を紅潮させ、浮かされたようにこちらを見つめる可愛い瞳とかち合った。
「やっぱりすごく綺麗だな。わかっていたつもりだけど、直接見ると想像以上で目が惹かれちまう」
「っ……ひい、らぎに言われると、嬉しくて、おかしくなりそう……」
手の甲を口元に押しあてて恥ずかしがる彼女は非常に可愛いらしく、揺るがない瞳は続きを待っていた。櫛田は自己肯定感が低く、褒められるのが一つの喜びなのだろう。感情が高揚して羞恥がおり混ざる今の状況なら尚更。
だからこそ、もっと言いたくなる。
「櫛田は現実主義だから……きっと油断せずに肌の手入れもちゃんとしてたんだろう」
双丘を下から掬うように優しく持ち上げて、谷間にそっと口づけをした。
「んんっ……ひぁぁっ……!」
触れる程度でしか触らずただキスをしただけで彼女から堪えるような嬌声が木霊する。肢体がふるふると震えて、伝わる心音がさらに大きくなる。
「食べ物に拘って、夜更かししないように寝て、もしかしたら毎日鏡で確認してたかもしれないな」
「はっ、まっ、ひうぅぅっっ!!」
日々を健康に保つ。簡単なように見えて、女の子だからこそ余計に気を付けてしまう、手間のかかるルーティンを注目を集めたい一心で継続していたに違いない。例え動機が不純だとしても自己満足に過ぎないそれは、誰かが口にして褒めてあげないといけないのだ。
「偉いんだな、櫛田は。ずっと続けてきたから、俺も夢中になってるんだ」
「やっ、まって、おねがいっ……まって……!」
「偉いぞ、櫛田。よく頑張ってたむぐぅっ……?」
急に圧力が加えられ視界が真っ暗になる。顔に途轍もない柔らかさとずっと触れていたい温もりが伝わってきて、非常に心地いい。きっと一緒に寝たらとてもいい寝心地だろう。正直このままでもいいのだが、
「うぅ~~……っ」
可愛いらしく唸る櫛田の声にちゃんと思考を回してみる。うーん、どうしたんだ?
肌から伝わる鼓動の音とひどく高まる体温は彼女の羞恥心を示している。しかし、先ほどまでは敏感になってはいたものの櫛田自身も受け入れていたはず。もしかして結構ギリギリで、今ので限界を超えてしまったのだろうか?
「櫛田?」
「んんぅ……もう少し、まって……」
柔らかさに包まれたまま問いかけると俺の頭を抱えたまま甘えてきたので、背中を優しく擦ってやる。しばらくそのままでいると、鼓動も体温も変わらない櫛田が解放してくれた。
顔を上げた瞬間、彼女が何か言う前に唇を優しく塞ぐ。
「んふ、ひい、ちゅる……んむ、んっ、んっ……」
やはりというか想像通りというか櫛田は申し訳そうな顔をして謝ろうとしてきたので、頬を包みこんで甘い粘膜の逢引に夢中にさせる。意地で抵抗っぽいことを一瞬してきたが、舌が恋しそうに絡まってきて彼女の方から唇を押しつけてきた。
瞳が蕩けたところで見せつけるように唾液の糸を作りながら、ゆっくり唇を離す。
「謝ろうとしたら駄目。今は二人なんだぞ?お互いに喜ぶことを言い合おう」
「ん……ありがと」
額を合わせて穏やかに言うと幼い表情をしてお礼のキスをしてくれた。それに俺も同じことをしてやり、しばらく口づけを響かせ合う。
彼女の顔がとろんとしてきたところで先ほどのことについて聞いてみる。こういうのはちゃんと理由があって解決できるものなのだ。二人でいるからこそ、向き合わないといけない。
「どうした?」
「……わかんない。柊が褒めてくれるの、嬉しくて嫌じゃないのに、なんか怖くなって……身体が動いちゃった」
「ん、そうか……言えて偉いぞ」
「ふぁっ、んんっ……それがっ、だめかも……」
「どういう風に?言えるか?」
「柊に褒められると、ドキドキして、なんかきそうなの……多分、それがわかんなくて怖い、と思う……」
「分かった。大丈夫だぞ、櫛田。お前が悪いことなんてないからな」
「んっ……ふっ、ふむぅ……ちゅ」
幼く、それでいて艶やかに媚熱を求める櫛田を抱きしめながら唇を重ねて、蕩けた表情を見やる。
……要するに敏感になりすぎて達してそうになっていたらしい。うん、ちょっと甘く見てた。まさかこんなに人肌に餓えていたとは。多分何も考えずに人と接して来なかった反動だろう。櫛田はこんなにも近い距離感で警戒心を解いたことなんてなかったはずだし、身体が素直に反応していても、初めての経験をちゃんと理解するのは誰だって難儀するものだ。人間不信であったことを加味するとなおのことである。
愛撫で達するというのなら受け入れられるだろうが、さっきの櫛田はキスと声だけで達しそうになっていた。キスが初めての女の子がそれを受け入れるのは、少しばかりハードルが高いな。
「可愛いよ、櫛田」
「んっ、はふっ、んちゅ……」
微笑みながら言えば彼女はぴくり、と肢体を跳ねらせて喜びを示すように唇を押しつけてくる。その可愛いらしい様子を眺めて、一旦離れた。蕩けた表情で首を傾げる櫛田を可愛いらしく思いながら手早く服を脱ぐ。そして、彼女を抱き寄せて腕の中で目一杯抱きしめた。
「んぁっ、はふぁぁっ……んむ、はむ、ちゅぴ、ちゅるるる」
肌同士が重なる感触に櫛田は擽ったそうに、幸せそうに甘い吐息を吐き出して正面から俺に寄りかかるように体重を預けてきた。脇に腕を回し、見上げるように抱きしめてくる櫛田を優しく撫でてやりながら、肌と粘膜で温もりを通じ合っていく。
「ちゅぷ、ちゅる、ふ……ちゅりゅ、ちゅりゅりゅ、ちゅぴ、んんっ、むふぅ、れろ、れるる、んく、んく……はっ、はぁぁ、ひいらぎ……ちゅ、ちゅるるる、ちゅるるるるるっ、こく、こく、こく……」
甘ったるい表情をした櫛田が舌を絡ませて唾液を啜り、喉をこくりと動かす度に美味しいそうに瞳を緩ませる。豊満な柔肉が胸でぐにゅぐにゅと形を変えて、固くなっている乳頭が擦れると甘い吐息をこぼしていた。
次第に彼女の方から小さく身体を揺らしはじめて、蕩けた瞳で混ざりあう唾液を飲み干しながら妖艶に快感を受け入れていく。
舌を差し出し絡めて身体を揺らす櫛田が可愛いらしく、それでいて本能を痛いくらいに刺激してくるのが堪らない。
「んふぁぁぁ……ひいらぎ……ちゅ、ちゅ……」
温もりの交換に満足したのか、もしくはまた違った甘え方なのか首筋や肩に頬を擦りつけたり、何度も口づけを落としてリップ音を響かせる。擽ったい感覚に子供にしてやるように背中をとんとんとあやしながら、此方からも亜麻色の髪に何度もキスを送り返した。
お互いに高まった熱を確かめあう時間に浸っていると、櫛田が期待に濡れる瞳を飛ばしてきた。
「ねぇ、さっきの続き、したい……」
「櫛田がしたいなら勿論やるけど、そうだな。どういう体勢がいいとかあるか?抱きしめながらとか、上に乗って力を抜きながらとか、櫛田が一番安心できるやり方でやってみようか」
「……変態じゃん、ほんとに……ばか」
「今の櫛田がギャップもあってすごく可愛くてな。もっと可愛くなれるんじゃないかと思ってしてみたいんだ」
とろんとした表情の櫛田は恥ずかしそうに肌を押しつけてくるものの、甘えたい欲求の方が勝っているようで少し考えている。首や胸元に甘い吐息を感じながら口づけを送って待っていると、思い当たるものがあったのか頬を紅潮させた彼女が顔を上げた。
「……後ろから」
「後ろから?」
「後ろからキス、しながら、触ってほしい、かも……はずぃっ……」
「恥ずかしくてもいいだろ?それでも言ってくれるってことは、俺のこと信じてくれてるって思えるからな。嬉しいぞ」
夢中になっている間は大丈夫でも、冷静に口にするのはよほど恥ずかしかったらしく耳まで真っ赤にして胸元に顔を隠す様子が愛らしく、いじらしい。
頭を撫でながら額にキスを落とし、彼女の望んだ体勢を取る。一度櫛田に背中を向けてもらって、胡坐を組んだ脚の真ん中に腰を降ろさせた。そして、お腹に腕を回してゆっくりと重心を傾けさせていく。
「ん、はぁっ……はふぅ……ん」
胸にもたれさせ、片手で抱きしめながら頭を優しく撫でて、蕩けた表情で顔を振り向かせた彼女の唇を塞いだ。安心しきった瞳は幼子のように甘く、艶やかな女性のように熱っぽい。
口の中は櫛田のやりたいようにさせてあげて、こちらは手を滑らせて双丘を下から掬って持ち上げた。とても手のひらに収まらない乳肉の柔らかさを堪能しながら、指を一つずつ動かしていく。
「ふぁ、あふ、ひいらぎ、もっと……」
「もっと、なに?教えて」
「もっと、ぎゅってして……んふぅぅぅっ……」
彼女の要望に応えて力が入り過ぎないよう気を付けながら抱きしめると、満足げな吐息と共に櫛田の表情が恍惚としたものに変わっていく。羞恥心で強張っていた身体も段々と力を抜きはじめていて、此方を見つめる瞳は媚熱に浮かされたように溶けていた。
「んふぅ、むふ、ちゅぴ、ちゅるるる、ん……んはぁぁぁ、あっ、はっ、はうぅんっ、んっ……」
じっくりと指を動かしていくと、弱い快楽に櫛田は脱力しながらもぴくぴくと肢体を跳ねらせて受け入れている。火照りによって高まる体温は柔肌にしっとりと汗を浮かばせていて、乳肉に沈む指に肌の方から吸い付いているかのような柔らかさが病みつきになる。暖かく、柔らかい極上の乳毬は女性からしか感じとれない母性の塊だ。
「ちゅろ、れろろ、んっく、ふっ、んんっ!はぁぁっ……あぅ」
快楽で蕩けた櫛田が少しずつ快楽に反応しているのが分かって、力加減をそのままに呼び掛ける。
「櫛田、イきそう?」
「あふぁ、わかん、ない、でもこれ、すごぃ、気持ちいい……」
「今度は俺が見てるから、そのまま抵抗せずに受け入れて。できそうか?」
「ぅうんっ、たぶん、だいじょうぶ……ひんっ」
肌を密着させることで安心できる材料を教え、穏やかに彼女を見つめると乳肉を揉む腕に自身の手を引っ掻けて確かめるように撫でてくる。完全に快楽を受け止める姿勢になった櫛田に″よくできたな″とご褒美のキスをやれば、それだけで肢体を跳ねらせた。
「はひっ、ひっ、ひいらぎぃっ……これ、すごいのくるっ……あっ」
「大丈夫だぞ、櫛田。ただ気持ちよくなるだけだから。怖がってるの、すげえ可愛いよ」
「はっ、はへぁぁ……ぁぁ、こへ、もう……」
手で送る快楽で何が起こるのかを伝えて、耳から与えられるそれも同じものだと教えてやりながら、少しだけ柔肉の揉む力を強くする。乳頭の周りを擽るように指先を滑らせて固いものがひくひくと震える感覚を堪能しながら、鼓膜を震わせる声はあくまでも平然に、けれど楽しんでいることを滲ませて共同作業であることを意識させる。
「あ、あ、あ……らめ、もう、いっ、いくっ……」
噴火の瞬間をまつ火山のように櫛田は肢体を震わせ、次第に震える間隔が短くなっていく。俺から最後の一押しをする必要はない。マッサージのような快楽を与え続けていくだけで充分なのだ。あとは彼女が昇りきるのを待つだけ。
そして、その時がやってくる。
「ぃ……んっっ!!!!」
びくんっ、と櫛田の腰が大きく跳ねた。次いで突きだすように浮いた腰から甘酸っぱい匂いが立ち込めて、卑猥に可愛いらしくかくかくと揺れていた。彼女が味わっている快楽を長引かせるために愛撫の手は止めず、じっくりと堪能してもらう。
「あふぁ、あぁ、へぁぁぁ……あぁぁぁ……」
絶頂で強張った肢体が愉悦の吐息と共に脱力していって、くたりと櫛田から力が抜ける。ずり落ちそうになる彼女を優しく支えてやりながら、真っ赤な耳にそっとキスをした。
「よくイけたな、すげえ可愛いかったぞ」
「ぁぁぁ……はぁぁぁ……」
よほど絶頂の快楽が強かったのか櫛田は余韻が抜けきらないようで、長く吐き出された吐息には甘い愉悦が滲んでいる。他人にイかされる初めての経験と、鼓膜から与えられた未知の快楽にキャパシティーを越えた彼女は動けなくなっているようで、支えられながら満足げな表情で噛みしめている様子が可愛いらしい。
しばらくこのままの方がいいだろうと判断した俺は櫛田が立ち直るまでご褒美の慰撫と口づけを繰り返していた。