「ぁー、 ぁ、ぁぁ〜」
「ふふ、私の可愛い坊や」
転生した。私、産まれました。疑ってたわけではないが、ちゃんとDQの世界に生まれ変われたと確信した。だって、目の前にエレノアマッマがいるし。なんか、ほんとに美人過ぎて自分の母親ってこと忘れて一目惚れしそうだった。ていうかした。経産婦のはずなのにその美貌はまだ男を知らない清楚な美女という感じで、胸も全然垂れずにツンと上を向いてその両端の桃色の突起が存在を主張している。ん、何故そんなに詳しいかって?そりゃーそれは当然今絶賛わたくし授乳の最中ですから。まだまだ赤ん坊ですからね。ていうか産まれたてホヤホヤ。赤ちゃんって普通産まれてからどれぐらいで乳を呑み始めるんですかね?俺まだ生後1日も経ってませんよ。ほんとうなら授乳に紛れて先端の突起を弄って悪戯したいんだけどまだ歯も生えてない力もないこの身ではエレノアママを感じさせるほどの感覚を与えられないみたいです。とても残念。まぁ、力に関してはあてがあるんだけどまだよくわかってないから今は保留するとして、ハーレムメンバーにエレノアママは入れてなかったけど、絶対に入れることにした。今、そう女神様に誓った。
「エレノア様!私にも見せて見せて!」
そして、もう一人。俺の目の前には美幼女がいる。恐らくマルティナ幼女の姿。前世からDQ11の数いるヒロインの中でも一番愛してたキャラだ。大人っぽい凛々しい顔つきをしたできる女武闘家という美女でありながら、ロミアとキナイの話ではまさにギャップ萌え死しろと言わんばかりのロマンチズムを見せつけ、更には大樹崩壊後にはあの豚にNTRれでプレイヤーたちの脳破壊を起こしドSな魔物化した女王様スタイルでNTR報告して来たまさに最高の女。あのネトラレのせいで数年間立ち直れなかった時期もあったほどだ。ただ、今世では絶対にそんなことにはさせない。ゲームでも巻き戻り後の世界ではそもそもあの豚も居なくて、脳破壊展開は起きてないから、情報アドを取ってる俺がそんなミスを犯すことはない。
ふぅ...さて、少し暑く語りすぎてしまった。そしてそんなマルティナが今幼女の姿で俺の前で人差し指をこちらに向けながら覗き込んでくる。多分、赤子に向けてやることNo.1のあれをして欲しいのだろう。いいだろう。俺はマルティナにもゾッコンだからな。今のうちからでも好感度を稼いでおこう。そして未来では将来を誓いあい、共に励んでゆくのだ。当然マルティナも俺のハーレムメンバーに入れるからな。
こんなことで稼げるならいくらでもしてあげよう。..........やっば、マルティナのもちもちでぷにぷにのおててが気持ちよすぎてもう産まれたばっかなのに昇天しそうだわ。それに忘れてるかもしれないけどまだ俺は授乳中、つまり顔はエレノアママの豊満な胸に埋めてる訳で........一瞬俺を転生させてくれた女神様がこっち来るなって手を振ってしっしっとしているのが見えた.....。もうこの人生に一遍の悔いなしかも。
「あっ、握ってくれた!可愛いね、エレノア様!」
「この子もマルティナのことが好きなようね、ふふ」
と、この世の桃源郷を味わっている訳ですが、忘れてはいけない。俺が産まれたこのユグノア王国は勇者が産まれて直ぐに魔王ウルノーガによって滅ばされてしまうことを。ゲームではそこら辺の詳細の時間経過が描かれてなかったから何時魔王が攻めに来るのかが分からない。何時来てもいいように一応用心しておかなければ。本来ならこれでエレノアママは死に、マルティナとも別れてしまう。だが、俺はそんな未来は望まない。初っ端からそんな展開はぶち壊していくつもりだ。まだ生後一日も経ってない赤子が、なにが出来るのかと思うかもしれないがこの時の為にも俺は女神様から転生特典、所謂チートを貰ってきたんだ。こんなことぐらいはいくらでも乗り越えられる。さっき力に関してあてがあるって言ったのもこれだ。どんなものか知識としては知っているししっかり扱える自信もあるけれど流石にいきなり女に、しかもエレノアママに使うのは憚られる。これからもいつだってチャンスはあるわけだしな。と、言うわけでこれからは取り敢えず一旦暇だな。赤ん坊の状態じゃまともに動けないし何時魔王が攻めてきてもいいようにこの2人から片時も離れたくないしな。まぁ、四大国会議で俺はたしか連れてかれるんだけど、そこもチートを使って何とかしよう。エレノアママとマルティナには今後も俺と付き合ってもらうつもりだから俺のこの力についても隠しとく意味もないし、他のやつからなにか言われても勇者の力ですって押し通せばいいしな。
そんなこんなで未来の嫁たちであるエレノアママの豊満な乳房と幼女マルティナのまだ平な慎ましいまな板を触りながら時間を潰していると突然雷が響き雨が降ってきた。
「きゃあ!?」
雷に驚いたマルティナが悲鳴をあげたのを聴いて俺は来たか。と神経を鋭らせ始めた。エレノアママがマルティナを抱きしめて宥め、俺もちっちゃい両腕をエレノアママから落ちないようになんとかバランスをとって伸ばしマルティナのこれまたちっちゃい┈┈┈赤ん坊の俺からすればおおきい┈┈┈┈身体をむんずと掴んで心配している風体を装う。実際には雷に怯えてる俺の嫁まじ可愛いと思いながら内心震えている。
そんなマルティナを堪能していると音を立てて扉が開き、王冠を拝した男がこちらに歩いてくる。
「アーウィン様!」
マルティナが声を弾ませてその男の元へ駆け寄った。エレノアママも俺を抱え直して立ち、そいつに近寄った。
ちっ、折角怯えたマルティナを堪能してたのに邪魔しやがってと少し不機嫌ですという顔を作りながらそいつを見る。その人はエレノアママの夫であり現エレノア王国国王のアーウィン。つまり俺のパッパ。なんだけどあまり血が通った父親だという不思議な親近感とかは湧かない。どっちかと言うと俺のエレノアママとマルティナを奪りやがってという理不尽な嫉妬しか湧かない。
こいつが来たのはゲームでも見た通りもうすぐ四大国会議が始まるかららしい。俺を貸してくれとエレノアママに頼んでいた。まだ魔王は攻めてきていないが、もうすぐ来るはずなので勿論こんな危険な中この二人だけにしておく訳にはいかない。表面上は大人しくエレノアママからアーウィンに渡されているが裏では自分と重なるように分身をだし本体の自分は気配を消してなるべく小さい姿になって隠れておく。これはカミュが使っていたあの1ターンに3回攻撃できるようになるやつを改造して作ったやつで、気配消しはドラクエ3のレオムルって魔法、後はモシャスでトーポみたいな姿になってみた。基本チートはドラクエ内のものに関したらなんでもできるようになってるみたいだから今回でウルノーガも倒すことを可能かもしれないけれど万が一があるかもしれないしある程度原作通りに動いとかないと自分が知らない展開にウルノーガとかニズゼルファとかが動くかもしれないから貴重な情報アドを捨てない為にも、今回は見逃してやろう。16年後を楽しみにしておくんだな。と心の中で笑いながらアーウィンが出ていくのを待つ。
後言っておくとアーウィンも生存ルートに載せるのはなしだ。俺の理不尽な妬心も理由の一つだが、アーウィンはウルノーガが乗り移ったデルカダール国王に殺され、そこをホメロスを闇堕ちさせた元凶と言ってもいいグレイグが駆けつけ勇者を悪魔の子と呼ぶようになる展開が起こる。別にこのフラグを作らなくても結局は追われる身になるだろうけれど万が一があるしな。それにアーウィンも原作ではバクーダ?みたいな名前の魔物に取り憑かれてたけど直ぐに俺が大樹に送ってやるから後腐れはなし。はい問題なし。用心深いのいいことだ。
........この際言っておくけれど俺は他の男キャラにも今回と同じような処置をとる。カミュだってそうだしシルビアは、んー、男枠ってことでやっぱりなし、じいちゃんのロウもなしだ。あのスケベジジィをうちのハーレムパーティに入れる気はない。まぁ、時々会うぐらいならいいかもな。グレイグはあいつはそもそも救済ルートなんて要らんだろ。逆にホメロスの救済ルートを作りたい。カミュとシルビアも無責任そうだがあの二人は普通に優秀だしそのままただの盗賊と流浪の旅芸人をしていてくれ。
と、また長くなってしまった。こんなことはどうでもいいんだ。さて、アーウィンはもう行ったしはやくエレノアママの腕に抱かれよう。
「っ!そこに誰かいるの?」
「どうしたの、エレノア様。誰も居ないよ?」
ふむ、この状態で気付かれるとは。やはり我がエレノアママは何かを持っているんだろうな。ゲームでも嘆きの騎士イベントの時にこちらの気配を感じ取ったような演出があったしな。よし、さっさと諸々を解くか。
「あぅ」
「えっ!?エレノア様なんでイレブンを持ってるの。さっき、アーウィン様と一緒に会議に行ったんじゃないの?」
「いっ、いつの間に腕の中にイレブンが!?どうして?」
案の定とても驚いている様子の2人をニコニコ見ながら流石に赤ん坊が喋り出すのは怖いかと思ってラリホーやメダパニを使って催眠術のような魔法を編み出し俺にチート能力があって2人と離れ離れになりたくないと思って使ったと認識させた。そしてそのことに違和感も覚えず逆に安心感と信頼感を植え付け、一応他言無用にするようにとも命令しといた。
「ふふっ、流石は大樹に選ばれし勇者の生まれ変わりなのね。もうこんなこともできるだなんて。ただ、まだまだやっぱり赤ん坊ね、ずっと私のお胸の中に居ていいのよ。」
「イレブンって凄いねっ!私もイレブンと離れたくないからもっとぎゅってさせてあげる。」
これでもうこの2人の前で何をしようと問題ない。はやくイシの村でのんびりと過ごしたいなと思いながら窓から遠くに見えた魔物の姿にどうやって駆除しようかと俺は考え始めた。