※この作品はR-18です。

心折れたifぐだ子のルルハワ療養特異点   作:小黒唯

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ルルハワ隔離初日、PTSDによる不眠と嘔吐で苦しむ最も重い回です。
薬が効き始めるまでの「地獄」を描写していますが、同時にマタ・ハリの献身的な介護が光る回でもあります。

嘔吐描写や精神的な追い詰められ(曇らせ)が苦手な方はご注意ください。
「可哀想は可愛い」が好きな方はどうぞ。

※Pixivにも投稿しています※
※生成AIを使用し、執筆補助と医学的知識(PTSD・ED治療)のシミュレーションを行っています※


心折れたifぐだ子のルルハワ療養特異点03~BBチャンネルと強制治療開始と嘔吐で眠れない夜~

ぐだ子の体はまだ震えが止まらず、マタハリの胸に顔を押しつけたまま、喉の奥から乾いた「オエッ……」という音が漏れ続けていた。

空吐きは間欠的に続き、息継ぎすら苦しく、彼女の視界はぼやけ、汗と涙でぐちゃぐちゃになっていた。

マタハリはただ静かにぐだ子の背中を撫で続け、吐瀉物の臭いが部屋に広がっても、決して顔をしかめなかった。

 

突然、部屋の空気がピンクに染まり、ぐだ子の視界だけが別空間に切り替わった。

BBチャンネル——BBがカ覚・聴覚をハッキングして強制視聴させる、二人きりの会話空間。

 

「ふふふ〜ん♡ センパイ、センパイ! やっと繋がりました~!BBちゃんの緊急スペシャルチャンネル、開幕ですっ!」

日焼けした肌に、水着姿のBBがいつものおどけた笑顔で現れた。

腰に手を当て、胸を張ってポーズを決めながら、くるりと一回転。

 

「見て見て、この日焼け具合! 懐かしいですよね?完璧ですよね? さてさて、センパイの今の状態、BBちゃん全部モニターしてました!もう限界限界、大ピンチ!」

 

「ですから、BBちゃんは決断しました。センパイを治療するために、新ルルハワ特異点に強制移動させちゃいます♡ 今すぐレイシフト、ゴー!」

 

ぐだ子はマタハリの胸に顔を埋めたまま、掠れた息で必死に首を振った。

喉が焼けるような痛みと、胃の痙攣がまだ波のように襲ってくる。

空吐きで口の中が泡立ち、息が「げほっ……オエッ……」と途切れ途切れになる。

 

「……やめて……マスターとして……まだ戦える……やめて……っ……」

声は弱く、呼吸が浅く苦しそうだった。

それでも、ぐだ子は必死に反論した。

 

マスターでありたい——それが彼女の最後の矜持だった。

マスターを外されたくない——その恐怖が、彼女を縛っていた。

BBはくすくす笑いながら、指をぱちんと鳴らした。

 

「え〜、センパイったらそんな弱々しい声で拒否っちゃって可愛いですけど〜、ダメダメ! フラッシュバックや嘔吐が戦闘中に起きたら、どうなると思います? 死にますよ? 死んじゃいますよ? センパイがポックリいっちゃったら、BBちゃん耐えられません。そんなの許しません♡」

彼女は少しだけ真顔になり、でもすぐにいつもの悪戯っぽい笑みに戻る。

 

「新ルルハワはね、外の世界と比べて時間の進みがすっごく遅い特異点にしました。カルデア側では数時間なのに、向こうでは何ヶ月も過ごせちゃうんですよ?安心してゆっくり治療できますよね?」

「治療がちゃんと終わるまで帰れない仕組みにしてあるから、センパイもBBちゃんも逃げられないんですよ♡」

「そして、同行サーヴァントはもちろんマタハリさん! あの優しいおっぱいで、センパイのケアは完璧でしょう?」

 

「…まだ……マスターとして……みんなを……守れる……オエッ……やめて……行きたくない……」

「センパイの『行きたくない』は聞こえませんでした〜♡ 」

BBはにっこり笑って、画面越しに手を差し伸べる。

 

「さあ、センパイ。抵抗しても無駄ですよ? BBちゃんの愛で、センパイを絶対に守るから♡ レイシフト、スタートですっ!」

転移は、もう始まっていた。

 

レイシフトの感覚——体が引き裂かれるような浮遊感と、胃の奥が再び痙攣する吐き気。

空吐きの波がまだ残る中、ぐだ子はマタハリの腕に抱えられたまま、意識を失いかけた。

次に目を開けた時、そこは見覚えのある豪奢な部屋だった。

 

ルルハワのサバフェスの際に滞在した高級ホテル「シュルットン」の最上階スイート。

広大な窓から見えるルルハワの青い海とヤシの木、柔らかな陽光が差し込むベッドルーム。

 

しかし、ぐだ子はその美しさを味わう余裕などなかった。

全裸のまま、ベッドに運ばれ、柔らかい拘束ベルトで手首と足首を固定されていた。

 

呼吸が乱れ、喉が焼けるように熱い。

空吐きの余波で、口の中が酸っぱく泡立ち、息が浅い。

 

「センパイ、レイシフト完了ですっ♡ おかえりなさい、ルルハワの楽園へ!」

部屋の中央に、水着からナース服に着替えたBBが立っていた。

 

白いナースキャップにピンクのアクセント、日焼けした肌が覗く短いスカート。

いつものおどけた笑顔だが、目は真剣で、手には医療器具が揃っていた。

 

マタハリも全裸のまま、ぐだ子の隣に座り、優しく手を握っている。

ぐだ子は弱々しく首を振り、掠れた声で抵抗した。

「や……めて……マスターとして……まだ戦える……ここから……出して……」体をよじろうとするが、拘束ベルトがそれを許さない。

呼吸がさらに乱れ、「オエッ……」と喉が鳴る。

 

BBはベッドサイドに近づき、点滴スタンドを調整しながら、優しく、しかしきっぱりとした声で言った。

「センパイ、ダメですよ〜。今すぐ治療開始です♡ まずは点滴からしますね。生理食塩水と電解質、ビタミン補給で脱水を防ぎます。」

「次に制吐薬のオンダンセトロン、静脈注射で吐き気をすぐに抑える効果があります。効き始めるまで数分待ってくださいね♡」

「それから不安を和らげるロラゼパムも少量入れてきます。急性発作を止めて、呼吸を楽になるはずです♡」

 

彼女は針をぐだ子の胸の静脈に刺し、点滴を繋いだ。

さらに、呼吸が浅いぐだ子を見て、酸素マスクを優しく装着する。

「呼吸が苦しそうだから、酸素濃度高めで補助します。無理に外さないでくださいね?」

 

ぐだ子はマスク越しに弱く抗議した。

「……いらない……すぐ治る……帰して……」

 

マタハリはぐだ子の手を強く握り、治療の必要性を十二分に理解しながらも、

ぐだ子の気持ちを思うと「治療して」と強く言えなかった。

ただ、黙って手を握り、優しい目で見つめることしかできず、ぐだ子の隣で寄り添うことしかできなかった。

 

BBは投薬を進めながら、マタハリに視線を向けた。

「マタハリさん? センパイのこの状態は治療しないと悪化します。」

ナース服のスカートを翻し、点滴の滴りを確認する手つきは確かで、いつもの悪戯っぽい笑みとは違う、真剣な光が瞳に宿っている。

 

マタハリはそれを受け止め、軽く頷いた。

言葉はいらない——二人は、ぐだ子の苦しみを前に、同じ想いを共有していた。

マタハリはぐだ子の手を握りしめ、そっと指を絡めた。

 

今、ぐだ子に「治療が必要だ」と認めさせるのは逆効果だと、彼女は知っていた。

無理に症状を直視させれば、ぐだ子はさらに殻に閉じこもってしまう。

 

「ぐだ子ちゃん……一旦はBBちゃんのやりたいようにさせましょう?

私たちにはレイシフトで帰る方法がない…カルデアのみんなから発見してもらうか、

BBちゃんが納得するか…それまで待って、一緒に帰りましょう?」

 

「少しだけ、BBちゃんの言う通りにしてあげて。」

「そうすればきっとカルデアに戻って、マスターとしてみんなの前に立てるわ♡」

彼女の声は、温かな波のようにぐだ子の耳に届いた。

 

マスター失格の恐怖を直接否定せず、ただ「帰るための手段」として治療を位置づける。

それが、今のぐだ子に一番優しい嘘であり、真実だった。

ぐだ子は酸素マスク越しに、涙で濡れた目でマタハリを見上げた。

 

弱く首を振ろうとしたが、マタハリの指がそっと親指を撫で、BBの視線が「逃がさない」と静かに告げている。

点滴の冷たい液体が腕を伝い、薬がじんわりと体に広がっていく。

二人でぐだ子を助ける。

 

助けてと言えなくなってしまった、ただのどこにでもいる少女を助けるために。

 

 

初日。

ルルハワの最上階スイートは、夜の海風が窓を優しく叩き、穏やかな波音が響いていた。

外ではヤシの葉がそよぎ、遠くに月光が海面を銀色に輝かせ、トロピカルな甘い花の香りが微かに部屋に漂い込む。

そんな楽園のような空気が、ぐだ子の苦しみをより残酷に際立たせていた。

 

ベッドは柔らかなシーツに包まれ、点滴の滴りが規則正しく落ちる音だけが静かに響く。

ぐだ子はベッドに横たわり、点滴の針が胸に刺さったまま、酸素マスク越しに浅い息を繰り返していた。

マタハリが全裸で隣に寄り添い、温かな肌を密着させて背中を撫で続けている。

 

BBちゃんの投薬——オンダンセトロン(セロトニン5-HT3受容体拮抗薬で、吐き気の信号を中枢でブロックする制吐薬)とロラゼパム(ベンゾジアゼピン系で急性不安を即座に鎮静化)——が体に回り始め、少しだけ吐き気の波が遠のいた気がした。

これらの薬は即効性が高く、オンダンセトロンは数分で効果を発揮し始め、ロラゼパムは数十分で過覚醒を抑えるはずだった。

 

しかし、CPTSDの急性期では薬の馴染みが浅く、ストレスホルモンの過剰分泌が胃腸を乱すため、完全抑制までには時間がかかる。

ぐだ子はようやく目を閉じ、短い眠りに落ちた。

しかし、それはわずか2時間ほどだった。

 

深夜、突然の幻覚がぐだ子を襲った。

 

アフロディーテの甘く毒のある歌声が耳朶をくすぐり、異聞帯住民たちの怨嗟に満ちた目が視界を埋め尽くす。

「お前のせいで……俺たちは……消えた……」

心臓が激しく鼓動し、過覚醒状態が体を硬直させた。

 

交感神経が暴走し、コルチゾールが急激に分泌される——PTSDの典型的な再体験症状だ。

胃がねじれるような激痛が走り、内臓全体が引き攣る。

呼吸が浅く息苦しくなり、喉の奥が熱く焼けるように炎上する。

 

「う……っ……オエッ……!」

ぐだ子は体を弓なりに反らせ、ベッドの上で激しく前後に揺れた。

空吐きが始まった。

 

胃の内容物はすでに空っぽなのに、横隔膜と腹筋の痙攣が止まらず、乾いた「げほっ……オエッ……オエッ……!」という音が喉から連続して漏れる。

喉が火傷したように熱く、唾液が大量に分泌されて泡立ち、口いっぱいに広がって溢れ出す。

酸っぱい胃酸の味が舌を刺し、鼻腔に逆流して腐ったような腐敗臭が充満する。

 

鼻に上がる臭いがさらに吐き気を誘発し、悪循環を生む——これはストレス性胃食道逆流の典型で、PTSD患者の身体化症状としてよく見られる。

首筋の筋肉が強く引きつり、頭痛が爆発するように脈打つ。

視界がぼやけ、めまいが襲い、冷汗が全身をびっしょりと覆う。

 

寒気が骨の髄まで染み込み、皮膚が鳥肌立ち、熱と寒さの矛盾した苦痛が体を蝕む。

脚が勝手に痙攣し、シーツを蹴り飛ばし、肋骨がきしむほど体が折れ曲がる。

汗と涙が混じり、髪が顔に張り付き、鼻水が垂れて顔全体をぐちゃぐちゃに汚す。

 

「吐きたいのに……何も出ない……苦しい……」

 

吐瀉物の残りや泡立った唾液がマタハリの胸に跳ね返り、彼女の肌を濡らし滑るが、吐き気の波が止まらず、ぐだ子は再び顔を強く押しつける。

 

普通なら顔を背けたくなるような酸っぱい腐敗臭と、粘つく胃液の感触。 だが、マタハリは微塵も嫌悪感を抱かなかった。 むしろ、愛おしさすら感じていた。

 

かつてスパイとして生きた時代、彼女は数多の裏切りと冷たい欲望に触れてきた。 手に入らなかった「普通の幸せ」。聖杯に託したかった「温かい家庭」。 今、腕の中で苦しみ、すべてを自分に曝け出してくれるこの少女こそが、彼女にとっての「家族」だった。

 

(母親や恋人が、大切な人の汚物を厭うはずがないでしょう?)

 

マタハリは慈愛に満ちた目で、すぐにぐだ子を抱きしめ、汚れることも厭わず胸の谷間に顔を優しく受け止めた。

「ぐだ子ちゃん……ここに、出して……全部、私が受け止めるわ……家族だもの、遠慮なんていらないわ」

 

吐瀉物の熱い液体や泡立った唾液がマタハリの美しい肌を汚し、乳首まで胃酸にまみれるが、マタハリは小さく息を漏らすだけで、決して離れず、ぐだ子の頭を優しく押さえ、背中を撫で続けた。

 

 

発作は10分以上続き、間欠的に波が来て息継ぎすら苦しく、体力が急速に奪われる。

これはPTSDの夜間発作で、薬の初期段階では抑制しきれず、睡眠サイクルを破壊する典型例だ。

 

ようやく波が引いた頃、ぐだ子は息も絶え絶えに再び眠りに落ちた。

マタハリの温かな胸に寄りかかり、酸素マスクの微かな音だけが部屋に響く中、彼女の体はようやく弛緩した。

しかし、それから1時間ほどで、再び悪夢のような幻覚がぐだ子を引き戻した。

 

今度は、武蔵のDATA LOSTの瞬間が鮮やかに蘇り、彼女の笑顔が崩れ落ちる光景が、無数の住民の影と重なって迫ってくる。

「武蔵ちゃん……」

幻聴が耳の奥で渦巻き、ぐだ子の体がびくんと跳ね上がった。

 

「ひっ……うぐっ……えぐっ……!」

ぐだ子の喉から、嗚咽混じりの苦しむ声が漏れ始めた。

それは泣き声のように湿り気を帯び、息が詰まるようなうめきが連続する。

 

胃の奥が再び暴れ出し、吐き気の波が津波のように押し寄せる。

体温が急上昇し、熱っぽい発汗が全身を覆い、シーツが湿り気を帯びる。

胸が圧迫されるように重く、息が詰まり、耳鳴りが高く響いて周囲の音を掻き消す。

 

味覚が歪み、口の中に残る酸味がいつまでも持続し、吐き気を増幅させる。

ぐだ子の体は硬直し、筋肉が石のように固くなり、指先までピリピリと痺れる。

 

「えぐ……ひぐっ……うぐぅ……止めて……!」

声は途切れ途切れの泣きじゃくりになり、幻覚の重なりが心を締めつけ、絶望の渦に飲み込まれる。

マタハリはぐだ子の変化にすぐ気づき、涙目になりながら体を強く抱きしめた。

 

「ぐだ子ちゃん……大丈夫よ、落ち着いて……私がいるわ……」

彼女の声は震え、心配で胸が痛む様子が伝わる。

ぐだ子の額に優しくキスをし、汗で濡れた髪を丁寧に撫で続けるが、手が微かに震えているのがわかる。

 

マタハリはぐだ子の苦しみを自分のことのように感じ、涙を堪えながらも、ただそばにいることしかできないもどかしさを噛みしめていた。

BBはモニターの前に立ち、即座にデータを確認した。

「センパイ……これは薬が馴染むまではどうしようもないです…。

今追加で薬を点滴に混ぜます。過覚醒を抑えて、少しでも楽に……」

 

彼女は迅速に器具を調整し、胸元のポートに繋がれたチューブから新しい薬を注入した。

「これで不安発作が和らぐはずです。薬が体に馴染むまで、数日かかるけど……BBちゃんがずっと見てるから、絶対に大丈夫です」

 

その夜、発作はさらに1回繰り返され、ぐだ子の嗚咽と苦しむ声が部屋に満ちた。

合計睡眠はわずか2時間半。

朝、ぐだ子の体はさらに消耗し、目覚めてもぼんやりとした視界と、喉の持続的な違和感が残っていた。

 

——全身の筋肉が痛み、脱水気味で口渇き、喉の腫れと焼けつく痛みが残り、頭痛で光すら眩しく、ぐだ子は身体が勝手に震え、涙を流すだけだった。

BBちゃんのモニターが静かに警告を発し、薬の調整を記録する中、ルルハワの穏やかな朝陽が、ぐだ子の苦しみを無情に照らし出していた。

 

 

 

二日目、昼間はBBちゃんの監視とマタハリのケアで少し落ち着いたが、薬の馴染みがまだ浅い。

ぐだ子はベッドで横になり、点滴を続けながら短い仮眠を取るが、夜になると症状がまた悪化した。

マスター活動停止の罪悪感が幻覚のトリガーを増幅させる。

 

眠りに落ちて3時間ほどでぐだ子の体が跳ね起きた。

「うぅ……っ……オエッ……!」

今度は嘔吐から始まり、わずかに残った胃液がマタハリの胸に吐き出される。

 

熱くどろりとした液体が肌を伝い、臭いが部屋に広がる。

すぐに空吐きに移行し、波が間欠的に来る——5分休み、再度10分発作。

 

喉は昨夜の胃酸ですでに焼け爛れ、声を出すことすらできない。

胃袋は空っぽなのに痙攣だけが続き、肋骨にはヒビが入ったかのような鋭い痛みが走る。マタハリの胸を汚すことへの申し訳なさすら、薄れゆく意識の中に消えていった。

 

体が前後に激しく揺れ、首筋引きつり頭痛爆発、冷汗びっしょりで寒気骨染み。

脚震えでベッドが軋み、肋骨きしむほど体折れ曲がり、吐き気の波で視界ぼやけ涙鼻水混じり。

 

「げほっ……うぇ……止まらない……っ……」

マタハリは全裸で抱きつき、胸で受け止め続け、背中を撫でるが、ぐだ子の苦しみは収まらない。

その夜、発作が3回繰り返され、睡眠は断続的に2時間しか取れなかった。

 

朝、ぐだ子の体はさらにズタボロ——全身筋肉痛、脱水気味の乾燥肌、喉の腫れで声掠れ、頭痛で光すら辛い。

 

 

三日目

薬の初期効果が少し出始めたが、夜の過覚醒が最も強い。

ぐだ子は昼間ほとんど眠れず、夕方にようやく落ちた眠りが、2時間で破られた。

 

かつては前に進む力となったパッシィの言葉が幻聴として響き、今は違った意味でぐだ子の心を包む。

発作は最悪——嘔吐から空吐きへ、持続15分超の波が2回。

 

もはや、嗚咽を漏らす体力も残っていなかった。

身体が勝手に跳ね、胆汁混じりの苦い液が口から溢れるのを、ただ人形のように垂れ流すだけ。

マタハリの温もりだけが、自分がまだ生きていることを教えてくれる唯一の感覚だった。

 

睡眠は合計2時間。

朝、ぐだ子はズタボロの極み——顔蒼白唇紫、目凹み、全身が震える。

 

この眠れない日々は薬馴染むまでの数日間続き、ぐだ子の体と心は限界を迎えていた。

 

 

 

センパイの診察カルテ

by 水着BB: 医療AIディストピアモード起動中♡

 

患者名:ぐだ子

性別:女性(ふたなり体質併存)

主治医:BB(医療AIモード)

 

センパイの数日間の夜不眠、BBちゃんがしっかり記録していますよ。

ルルハワ隔離後、CPTSDの急性期で過覚醒がピーク。

 

夜眠ろうとするとフラッシュバック(アフロディーテ幻覚や武蔵DATA LOST)が頻発して、空吐き・嘔吐発作が連鎖。

結果、1晩の睡眠が2〜3時間しか取れず、断続的で質も悪い。

 

不眠はPTSDの核心症状の1つ(患者の70〜90%で発生)。

悪夢や不安で入眠/維持が難しく、ホルモン乱れ(コルチゾール高値)がさらに悪循環

 

数日間の不眠詳細:

・Day1〜3: 発作2〜3回/夜、睡眠合計2〜3時間。過覚醒で目を閉じても異聞帯の住民の声が響き、体震え/息苦しく覚醒。

・Day4〜5: 薬馴染み始めで発作1〜2回に減るけど、まだ睡眠3〜4時間。悪夢で飛び起き、空吐き持続5〜10分。

 

センパイの苦しみ、BBちゃんも見てて胸が痛いです……でも、これが治療の第一歩なので耐えましょうね。

 

その間の食事:

センパイの嘔吐・空吐きが重いので、経口食事はほとんど無理です。

ストレス性胃腸障害で固形物受け付けず、水分すら吐き戻すリスク高。

 

だから点滴で栄養管理しています。

生理食塩水+グルコース+アミノ酸/ビタミン/電解質の総静脈栄養(TPN)でカロリー補給。

 

1日1000〜1500kcalをゆっくり注入して、胃負担ゼロ。

マタハリがスプーンで試す液体食のココナッツミルクのおかゆも、発作時は吐き出しちゃうから最小限。

 

これで脱水/栄養不良を防いでいます♡

 

点滴後の痛々しさ:

BBちゃんの判断で腕ではなく胸ににCVポート(中心静脈ポート)を増設しました。 これにより高濃度のTPN(総静脈栄養)が可能になり、血管痛のリスクを回避しています。

 

腕の細い血管で高カロリーの栄養補給を続けていたら今頃アザだらけで壊死していたでしょう。 胸のポート周辺は清潔に保たれていますが、異物感に慣れるまでは少し違和感があるかもしれません。

 

リハビリ(性的な接触含む)の際は、針を抜くことで感染リスクなしに行為が可能です。

食事がとれるようになったら点滴はそのままでもセックスできる腕にする予定です♡

BBちゃんの完璧な医療プランです♡

 

薬が体に馴染めば、確実に回復するはずです。

SSRI(セルトラリンなど)は効果発現2〜4週間で、セロトニン調整して不安/幻覚/不眠軽減。

制吐薬(オンダンセトロン)は即効で嘔吐頻度↓、ロラゼパムで急性発作鎮静。

プラゾシン追加で悪夢抑制(夜投与)。

 

馴染み過程:

初日〜1週間は副効果(頭痛/眠気)出やすいけど、2週間で睡眠4〜6時間に伸び、1ヶ月で7〜8時間安定。

未治療なら慢性化だけど、BBちゃんの24時間体制で、センパイは絶対良くなります!

 

マタハリさん:

マタハリさんの抱きつきは、タッチセラピーとして医学的に超有効なんです!

PTSD患者で身体接触はオキシトシン(愛情ホルモン)放出を促して、不安・ストレス軽減(コルチゾール低下)。

信頼感向上、孤立解消、感情調整の助けになります(psychiatry.org準拠)。

 

センパイの場合、負自己概念で助け求められないけど、このスキンシップが回避症状を緩和して、治療受け入れやすくするの。

24時間で睡眠誘導や発作時サポートもしているし、結果的に回復が早められるはずです!

 

センパイ、もう少し耐えてね。BBちゃんがずっとそばにいるから!

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