※この作品はR-18です。

密着取材:聖域の裏側で   作:railgunk

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第6章:エリートの誤算 第26話:エリートの陥落と、置き去りの夜

ゲームセンターからの帰り道。

「みこのおうち、来る?」という無邪気な誘いに乗り、丈はさくらみこのマンションへと足を踏み入れた。

 

「どうぞだにぇ! 散らかってるけど、気にしないでほしいにぇ!」

 

部屋に入るなり、みこはリラックスした様子でパーカーを脱ぎ捨てた。

丈もまた、「自分の家のようにくつろいでください」という言葉に甘え、ジャケットとシャツを脱ぎ、タンクトップ姿になる。

 

「じゃあ、延長戦だにぇ!」

「望むところですよ」

 

二人は並んで座り、再びゲームに没頭し始めた。

最初はただの対戦ゲームだったが、負けず嫌いの二人はすぐにヒートアップする。

部屋の温度が上がり、額に汗が滲む。

 

「……あちぃ。これ、脱いでもいい?」

「どうぞ。俺も暑いんで」

 

みこはキャミソール一枚になり、丈もまた上半身裸になった。

しかし、そこに性的な湿り気は皆無だった。

まるで本当の兄妹か、長年の悪友のように、互いの無防備な姿を自然に受け入れていた。

 

「……ふあ」

 

深夜。疲れが出たのか、丈が大きなあくびをした。

そして、ごく自然な動作で、隣に座るみこの膝――正確には、彼女の柔らかな太ももに頭を乗せて、ゴロリと横になった。

 

「にぇッ!?」

「すみません……少し、休憩させてください……」

「ちょ、重いんだにぇ! ……まぁ、いいけど……」

 

みこは文句を言いながらも、膝上の丈の頭を優しく撫でた。

その安心しきった寝顔を見ていると、彼女の中にも「この人は特別な存在だ」という温かい感情が満ちていく。

性欲でも恋心でもない、もっとプリミティブな信頼関係。

みこは、この関係がずっと続けばいいと、心から思っていた。

 

***

 

数十分後、丈が目を覚まし、ゲームを再開した頃には、話題はホロライブメンバーへの際どい「いじり」に移っていた。

 

「やっぱノエルのあれは反則だにぇ。温泉ロケの時とか、重力どうなってんだって思ったし」

「船長の形も芸術的ですよね。……まあ、みこさんも負けてませんよ?」

「にぇへへ、だろー? エリートは全てにおいてエリートなのだ!」

 

そんな馬鹿話をしながら、丈は自分の股間を指さした。

そこは、リラックスした状態にも関わらず、生理現象として大きく盛り上がっていた。

 

「……なんか、変な話してたら元気になっちゃいました」

「ぶっ! 最低だにぇアンタ! 女友達だと思ってたのに!」

 

みこは爆笑しながら彼の肩を叩く。

丈も苦笑しながら、とんでもない提案をした。

 

「じゃあ、ちょっと船長でも想像して抜きますね」

「はあ!? ここで!? みこの家で!?」

「トイレ行くのも面倒なんで」

 

丈がズボンに手をかけ、本当に始めようとするのを見て、みこは慌ててティッシュ箱をひっつかんだ。

 

「だーめーだーにぇ! 床が汚れる! ほら、これ使え!」

 

彼女は丈の股間にティッシュの束を押し付け、ダムのように構えた。

そのあまりにシュールで、献身的な「アシスト」。

 

「……ふぅッ!」

 

丈が果てると、みこは汚れたティッシュをゴミ箱に投げ捨て、顔を真っ赤にして叫んだ。

 

「何させてんだにぇ!! バカ!!」

「いやー、ナイスアシストでした。さすがエリート」

 

二人は腹を抱えて笑い合った。

この瞬間、二人の距離は限界まで縮まっていた。

だからこそ、丈は「その時」を選んだ。

 

賢者タイムの気怠げな空気の中、丈は唐突に切り出した。

 

「……そういえば、すいちゃんのことなんですけど」

「ん? すいちゃんがどうしたの?」

 

丈は、まるで明日の天気の話でもするかのように、爆弾を投下した。

 

「俺、彼女を妊娠させちゃったかもしれないんです」

 

時が止まった。

みこの笑顔が凍りつき、思考がホワイトアウトする。

 

「……は?」

「だから、責任を取らなきゃいけない。……でも、あなたには隠したくなかった。信頼していますから」

 

「し、んらい……?」

 

みこは混乱した。

親友の妊娠。目の前の男との関係。そして、「信頼」という甘い言葉。

パニックになる彼女の耳元で、丈は悪魔のように囁いた。

 

「みこさん。……エリートのあなたなら、受け入れてくれますよね?」

 

その言葉は、呪いだった。

彼女の思考能力を奪い、彼への依存心だけを肥大化させる。

丈は、呆然とする彼女を押し倒した。

 

「……な、なにを……」

「確認させてください。あなたが本当に、俺を受け入れてくれるのか」

 

抵抗する間もなく、服が剥ぎ取られる。

先ほどまでの「兄妹」のような空気は消え失せ、そこには捕食者と獲物の関係だけがあった。

 

「や、やだ……! すいちゃんが……!」

「すいちゃんも、こうやって喜んでくれましたよ?」

 

丈は彼女の秘部に指を這わせながら、残酷な嘘と真実を混ぜて囁く。

そして、彼は挑発した。

 

「それとも、エリートには無理ですか? すいちゃんにできて、あなたにできないことが?」

 

「……っ!!」

 

その一言が、彼女のプライドを刺激した。

悔しさと、背徳感と、そして抗いがたい快感。

彼女は涙目で彼を睨みつけると、震える手で彼の首に抱きついた。

 

「……できるもん……! みこは……エリートだもん……!」

 

それが、陥落の合図だった。

丈は彼女の口を塞ぎ、激しく腰を打ち付けた。

痛みと快楽の波状攻撃。彼女の悲鳴はキスで封じられ、甘い喘ぎ声へと変えられる。

 

「んんッ……! ひぐっ、ぁ……!」

 

何度も絶頂を迎え、頭が真っ白になった頃。

丈は彼女の最奥に、自身の全てを注ぎ込んだ。

 

「あ……ぁ……」

 

ビクン、と大きく跳ねた後、みこは糸が切れたように意識を手放した。

気絶するように眠りに落ちた彼女。

その顔には、涙の跡と、事後の紅潮が入り混じっていた。

 

丈は、そんな彼女を冷めた目で見下ろした。

介抱などしない。

服を着せることもしない。

ただ、汚れたシーツと、自分の体液にまみれた彼女を、そのまま放置する。

 

「……おやすみなさい、みこさん」

 

彼は手早く身支度を整えると、振り返ることなく部屋を出た。

ガチャリ、と無情な施錠の音が響く。

 

残されたのは、静寂と、冷えていく空気。

そして、目覚めた時に絶望を味わうことになる、哀れな巫女だけだった。

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