とある漫画家は『リアリティだよ! リアリティこそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり、リアリティこそがエンターテイメントなのさ』と残している。その理論を私にとって都合よく解釈すると『性交経験もない奴はロクなR-18作品を作れない』というものになる。また、私のバイト先はロクでもないことに年末年始も休まず営業している。そのせいで10連勤という労働基準法スレスレの激務並びにそれによるストレスが蓄積していた。何が言いたいかというと、隣町の風俗店に行くための二つの言い訳を作ったのだ。
まず、事前準備として500円ぐらいの安い精力剤と紙パックのココアを買った。前者は言わずもがな、後者も昔は媚薬として使われていたものだ。私は型から入るというのが大好きなので、この二つを飲んでから隣町の風俗店に行った。ちなみに筆者が言った風俗はソープで、本番行為こと
入浴スペースに連れていかれ、いわゆるスケベ椅子*1に座らされる。股下がスース―して妙な感覚だったが、座ったまま股間を洗われるという非日常的な経験が出来たからよかった。そのまま体で体を洗ってもらい、泡を流してもらってから浴槽に入る。自慢になるが、180㎝以上ある私でも足を伸ばせて入れたから心地よかった。そこで何故か歯磨きをして、口腔内も綺麗になったところで女性も浴槽に入ってきた。良いサービスだと思っていたら、軽く体を動かしてもらって浴槽内でフェラをしてもらった。温まりながらされるフェラは非情に新鮮で、気持ちいというよりは興味深さが勝った。完全に勃起した所で浴槽から出て体を拭いてもらう。わざとらしく両手を広げ、拭かせてやってる感を出し優越感に浸った。
ついにベットに横になり本番かと思われたが、まずは前戯ということでシックスナインから始まった。女性器の味は強いて例えるなら皮膚のような塩味があるぐらいで、ほとんど無味無臭と言っていい。経験のない私の舌使いでは気持ちよくすることなど不可能なのだが、そこは相手も分かっているようなのでわざとらしく喘いでくれた。演技をされると萎える人もいるかもしれないが、わざわざ興奮させるために演技しているという奉仕が心地いいので悪くないと私は思った。そして絶頂を迎えた演技もしてもらい────そのまま尻で顔を押しつぶされた。私はM寄りの人間なので非常に興奮した。女性も乗り気で押しつぶしてくれたので、お礼に尻を揉んだら喜んでくれた。
前戯も終わり、いつの間にか衛生用品コンドームも着用されており、セックスが始まった。騎乗位でBPM50ぐらいのリズムで腰が打ち付けられ、性器が生温かな何かに包みこまれて上下される。それに加えて胸を鷲掴みにして、PCのマウスのように回りながら揉むというテクニックも教わった。女性の胸の柔らかさは手にくっつかない白玉ぐらいだった。正直な話気持ちよかったが、もっと正直な話を言うと、手コキやフェラの方が気持ちよかった。その旨を伝えると女性は嫌な顔一つせずコンドームを外し、今度は女性器で顔を押しつぶしてくれた。先ほどまで入っていたコンドームの匂いが気になったが、興奮の方がはるかに勝ったので私は存分に堪能することにした。その状態で激し目にフェラと手コキをされ、肉棒に電流のような快楽が走り震えだす──-射精が近い。それを伝えたら遠慮なく出して良い言われたので、遠慮なく射精した。女性は大量に出ていると言ってくれたが、私としてはチャットゲームで望みのシチュを作って射精した時の方が出ていると実感した。時間が来たので再び入浴して体を拭いてもらい、程々の挨拶をしてから店を出た。
私の感想は『ソープとは挿入で気持ちよくなるというより、女性に奉仕活動をさせる愉悦感で気持ちよくなる』というものだった。正直、アダルトサイトでいいオカズをたくさん買った方がコスパはいい。しかも、個人の感想であるという前提ではあるが、挿入よりも手コキやフェラやオナニーの方が気持ちよかった。ともあれ、酸いも甘いも含めていい経験になったのは間違いない。顔を押しつぶされた際に眼鏡に付着した汚れが何処か誇らしく見えたが、しばらく歩いているうちに視界が不鮮明であることの不快感の方が勝ったため、吐息をかけてから服の袖で拭い汚れを落とした。