夜の道路は静まり返っていた。
ショッピングモールを出てから、三人ともほとんど言葉を交わしていない。
足音だけが、乾いたアスファルトに小さく響く。
やがて、道路脇にあるコンビニが見えた。
ガラス張りの店内は暗い。看板だけが、ぼんやりと白く光っている。
俺は足を止めた。
視線を店内へ滑らせる。
棚は半分ほど空いているが、荒らされた様子は少ない。
耳を澄ます。
……。
冷蔵庫のモーターが、低く唸っていた。
「……ここで休憩しましょう」
背後から、静かな声。
振り向くと、斑鳩が立っている。
ワイシャツの袖口を軽く押さえ、こちらを見ていた。
「コンディションは問題ありません。ただ、皆様の消耗が見えます」
白い蛍光灯の残光が、彼女の横顔に落ちる。
俺は小さく息を吐いた。
「……そうだな」
ドアを押す。
カラン、と鈍い音が鳴った。
三人とも、同時に足を止める。
視線が店内をゆっくり走る。
レジ。
雑誌棚。
弁当コーナー。
動くものはない。
俺は一歩踏み込んだ。
靴底が、床の細かい砂を擦る。
後ろから、布が触れ合う微かな衣擦れ。
斑鳩とシノンも入ってきたらしい。
「……安全そうですね」
シノンの声が小さく落ちる。
俺は棚からペットボトルを一本取った。
指先が少し乾いている。
キャップを捻る。
カチ、と硬い音。
一口飲むと、冷たい水が喉を落ちていった。
背後で、布の動く音。
振り向く。
斑鳩が椅子代わりに段ボールへ腰を下ろしていた。
ワイシャツの裾が太ももにかかり、白い脚が蛍光灯の光を反射している。
彼女は膝の上で手を重ねていた。
指先がわずかに動く。
「……本当に、大丈夫なのか」
俺が言うと、斑鳩はゆっくり顔を上げた。
一度、瞬きをする。
「はい」
短い返事。
だが、そのあと一拍、間があった。
店内の奥で、冷蔵庫のモーター音が低く響く。
斑鳩は、指先を軽く握り直した。
「先程は……ご迷惑をおかけしました」
視線が一瞬、床に落ちる。
すぐに戻った。
「斑鳩は任務を継続できます」
その言葉のあと、空気が少し止まった。
俺は壁にもたれる。
肩から力が抜ける。
シノンがレジ横の棚を漁っていた。
袋の擦れる音。
やがて、彼女がこちらを振り向く。
「カロリーバー、ありました」
軽く掲げる。
俺は手を振った。
「分けてくれ」
包装を破る音が、静かな店内に広がる。
カロリーバーの包装を破く音が、乾いた店内に吸い込まれていく。
斑鳩は座ったまま、俺たちの動きを目だけで追っていた。呼吸は一定だ。額には汗一つない。
俺はバーを三分の一ほど齧りとり、飲み込む。腹の底で微かな熱を感じる。生きている感覚。
「…本当に、治ったみたいで、よかったわ」
シノンが呟くように言った。
その声は小さかったが、それでも確かに店の空気を揺らした。
斑鳩は軽く頷く。けれど、どこか張りつめた静けさはまだ残っている。
「…少し、休んでいこうか」
俺の言葉に、シノンと斑鳩が無言で頷いた。
誰も、それ以上は何も言わない。
冷蔵庫の低い唸りだけが、静かに鼓膜を撫でていた。
俺たちは眠るように目を瞑る。しばらくすると、下半身に違和感を覚え、目を覚ますとシノンがズボンを脱いだ状態で、俺の息子を頬張っていた。
「シノンっ!?」
「んっ、仕方ないじゃないっ♡あんなの見せられたら、疼いちゃうわよ♡」
下着が濡れて太ももを伝う。そこへ、それを見ていた斑鳩は恍惚とした表情で服を脱ぎ始め、同じように頬張り始めた。
「斑鳩まで!?」
「お二人を見ていたら、身体が勝手に反応してしまいました」
斑鳩の大きな胸がブラジャーからこぼれ落ちた。そして、片手で弄りながらもう片手で息子を掴む。
「んっ、私も我慢できない……」
シノンもまた、片手でオナニーしながらチンポを舐めていく。
「二人とも、何をしているんだ!」
「雄介さん、私達だって……エッチしたいんですよ?」
「そうよぉ♡こんな機会でもないと、イケないじゃない」
そして二人は競い合うように奉仕し、さらには交互にキスを繰り返す。シノンと斑鳩は淫欲を抑えられないのか、互いに体を寄せ合い、舌を絡め合う。
「ふぅ……んちゅっ、んむぅううっ!!」
「んむっ、ふああっ!! んぐうっ!! じゅるるっ!!!」
舌同士が激しく触れ合い唾液が飛び散るほど強く吸い付きながら、さらに愛撫をしていく。そんな行為を見て興奮する自分もいて……ついに限界を迎えそうになったところで、ようやく解放される。
しかし、それでも満足できないのか二人は互いに見合ってから斑鳩が俺に跨り始める。
「雄介さん、まずは私から♡」
「ちょっと、待て!」
制止しようとするが聞き入れられずそのまま挿入されてしまう。正常位で挿入されると膣内がギュッと締め付けてくるので射精感が高まってしまう。
「うぁ……♡ もう出そうなんですか? 私の中に出してください……♡」
耳元で囁かれると理性が崩壊しそうになる。その時だった。
「んぅ……ダメっ、私も我慢できないっ♡」
シノンが後ろから抱きついてきて乳房を押し付けてきたのだ。それによって余計に感じてしまい、より一層快楽に溺れてしまった。それから何度もピストン運動を繰り返されていくうちに絶頂を迎える瞬間がやってくる。
そして、ついにその時が訪れた。
どぴゅっ!!びゅーーー!!
大量の精子を放出させると同時に、斑鳩の子宮の中に注ぎ込んでいく。すると彼女も同時に果てており、全身を痙攣させながら倒れ込んできた。
「はぁ……気持ち良かったです……♡」
「んっ、次は私よ♡」
「あんっ♡」
シノンが斑鳩を押しのけると、正面から抱きつくようにして覆いかぶさってくる。
「もう我慢できない……早く挿れさせて……♡」
そして股を開き、秘部を見せつけるようにして迫ってきた。俺は抵抗することなく受け入れると、すぐに結合部分から液体が溢れ出し、シノンは嬉しそうに笑みを浮かべた。
「あんっ、すごい……♡ 太くて硬いのが入ってきて……すごくいいわ……♡」
パンッ!パァンッ!! 激しい音を立てて腰を打ち付けられていき、それに合わせて乳房が大きく揺れている。その光景を見ているだけで興奮してしまうほどだった。さらに、シノンは自ら乳首を摘みながら喘ぎ声を上げ続けている。
「あっ、そこイイッ♡ 雄介さんの大きいので奥まで突かれるの最高なのっ!!」
「んんっ♡」
「斑鳩、どうしたんだ?」
「わたくしも、欲しいのです」
そう言って、目の前にあった俺の乳首にしゃぶりついてきた。
「ちょっ、おい……」
「んちゅっ♡じゅぷっ♡ちゅぱっ♡」
まるで赤ん坊のように吸い続ける姿に可愛らしさを感じてしまう。
なんだこの状況……。
そう思っている間にも行為は続き、シノンの中で果てた。
「くっ、あぁっ!!」
どぴゅっ!!びゅーー!!
またもや大量に中出してしまい、シノンは身体を震わせて喜んでいるようだった。
「んっ、たくさん出たわね……♡」
それから数十分間くらい続けていたら、いつの間にか朝になっていた。
外からは鳥のさえずりが聞こえ始め、窓の外から差し込む日の光によって目が覚めた。隣を見れば、同じタイミングで起きたのか、シノンと斑鳩が俺の方を見ていた。
「おはようございます♪」
「あぁ、おはよう……」
シノンは元気よく挨拶をしてくれた。それに対して、斑鳩の方はまだ寝惚けているのか反応が鈍い。
「さて、そろそろ出発しましょうか」
「ああ、そうだな。…2人とももう大丈夫なのか?昨日みたいにヤリたくなることは」
「…うーんないわね」
「私もありません」
「ならどうして昨日は」
2人は考え込む。
「…何というか、あんたにされてから、お腹の奥が疼いちゃうことがあるのよね」
「わ、私もあります!その、雄介さんを見てると、セックスしか考えられなくなると言いますか…ああでも今は落ち着いてます」
「なんだそりゃ」
よく分からないことに俺は頭を掻くと立ち上がり、コンビニの外へと向かい、次の目的地へと向かうことにした。