※この作品はR-18です。

男女比1対100の彼女たちの世界で   作:ののじん

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214話 ♡陽菜乃と

 食後、俺は綾乃母さんと澄乃さんに呼ばれて、浴室へ向かった。

 湯気の立つ洗い場は静かで、湯の音だけがやわらかく響いている。

 

「隼人さん、今日はお疲れさまでした」

 

 綾乃母さんが、いつもの丁寧な声で言う。

 

「ありがとうございます。まだ少し緊張してます」

「それでいいのよ、坊や」

 

 澄乃さんは湯船の縁に腕を置き、俺をまっすぐ見た。

 

「軽くない話を、軽く扱わなかった。その姿勢は評価するわ」

「……はい」

 

 湯に肩まで沈めると、体の力が少し抜けた。

 でも、背筋だけは自然と伸びる。

 

「これからは、言葉だけでなく段取りが要るわ」

 

 澄乃さんが続ける。

 

「婚姻の席の準備。御堂家としても、きちんと進めます」

 

 綾乃母さんが静かにうなずく。

 

「陽菜乃にも無理をさせない形で進めましょう。隼人さん、あなたの予定も確認しながらで構いません」

「お願いします」

 

 そこで二人は間を置く

 

「それにしても御堂家の女が4人とも同じ男に惚れるなんて。坊や、つくづく罪な人ね」

「そして三人の女がすでにハヤトさんにベッドで堕とされてます、きっと陽菜乃も……」

 

 湯面が小さく揺れて、灯りが反射する。

 澄乃さんが、ふっと口元を緩めた。

 

「……今夜は、陽菜乃の部屋呼ばれてるんでしょ」

 

 実は食後に今夜私室にてお待ちしておりますと言われているのだ。

 

「はい」

「じゃあ陽菜乃の事もちゃんと女にしてあげて」

「分かりました」

 

 湯から上がり、身支度を整えてから、俺は陽菜乃の私室へ向かった。

 廊下の灯りは落ち着いていて、足音だけが静かに響く。

 

 襖の前で一度呼吸を整え、控えめに声をかけた。

 

「陽菜乃。入っていいか」

「はい。どうぞ」

 

 中へ入ると、部屋はやわらかな間接灯だけが点いていた。

 低い卓には湯気の立つお茶と、2つの湯呑み。

 窓際には布団が敷かれており、陽菜乃はその手前で、きちんと背を伸ばして座布団に座っている

 

「お待ちしておりました、あなた」

「待たせた」

「いいえ。来てくださって、うれしいです」

 

 俺が向かいに座ると、陽菜乃は茶器をそっと寄せた。

 手つきはいつも通り丁寧なのに、指先だけがわずかに緊張している。

 

「今夜は、婚姻の席までのことを、2人で確認したくてお呼びしました」

「うん。2人で決めよう」

 

 陽菜乃は小さくうなずき、手元のメモを開いた。

 紙には、整った字で3つの項目が並んでいる。

 

「確認したいのは、2点です」

「聞かせて」

「1点目。婚約の報告範囲です。まずは家の中に限り、外部にはまだ広げない」

「2点目。婚姻の席の準備は、私たち2人の合意を先に取り、家へ共有する」

 

 俺は順番にうなずいた。

 

「報告範囲は賛成。今は家の中だけでいい」

「準備も、先に2人で決める。そこは絶対ぶらさない」

 

 陽菜乃は少しだけ肩の力を抜き、次の行を指先でなぞる。

 

「日程についても、仮で決めておきたいです」

「うん」

「今週中は、家族内の調整に充てる。来週、婚姻の席の候補日を2つ出す。最終決定は、その後に2人で」

「いいと思う。俺の予定は明日まとめて渡す」

「助かります。私も、明日には家側の都合を確認します」

 

 短い沈黙のあと、俺はメモの端を軽く指で押さえた。

 

「陽菜乃。1つ足していいか」

「はい」

「どっちかが『いま整理できない』って状態のときは、結論を翌日に持ち越す」

 

 陽菜乃は目を見開いて、それからゆっくり笑った。

 

「……とても良いと思います。焦って決めない、ですね」

「うん。急ぐより、そろえて進む」

 

 一度お茶を飲む

 

「婚姻の席までのことを、2人で確認したいって言ってたけど……それだけじゃないだろ」

「……はい」

「そっち行っていい?」

 

 陽菜乃は小さくうなずいて、座布団を引いてくれた。

 俺はゆっくり隣へ移って、彼女と同じ高さに座る。

 

「あなた」

「ねぇキスしてもいい?」

「……はい」

 

 陽菜乃を抱き寄せながらキスをする。さっきのキスと違い情熱的なキスだ。

 

 舌を陽菜乃さんの口に侵入していくと陽菜乃さんは驚いた表情する。しかし受け入れてくれた。

 舌を重ね合い、からませ合うと、陽菜乃の瞳が瞼の裏に隠れていく、半目になりながら気持ち良さそうな表情をする。

 陽菜乃の瞼が震える。陽菜乃の体がビクッビクッッと跳ねるどうやらキスだけでイってしまったらしい

 

「布団に行こ?」

「……はい」

 

陽菜乃さんの帯を外す。

和服を脱がすさらしに紫のショーツを履いていた。母親譲りの胸はさらしだけでは隠せない程大きい。

 そのさらしを解くと大きな胸が弾む。とても柔らかそうだ。

 

 押し倒しショーツを脱がせようとしたところで気が付くクロッチがすでに濡れている。

 

「陽菜乃のここもう濡れてるね」

 

 そう言うと陽菜乃さんは頬を染める

 

「先ほどのキスがあまりにも気持ちが良いので、濡れてしまいしました。膣の奥が切なく存じます」

「すぐに満たしてあげるよ」

「どうぞ、一思いに貫いてくださいませ」

 

 チンポをマンコにあてがい入れていく。

 

「あ、あっあ♡ぁ♡♡ああああぁ♡っ!ぁっっ♡っ」

 

 陽菜乃の足が俺の背中に回る。

 陽菜乃の足にグッと力が入り腰が押し込まれマンコの奥まで一気に到達してしまった。

 

「はあぁん、ああ♡あ♡ぁあ♡あんっっんっ! んっくぅううう♡!」

 

 陽菜乃の腰ががくんがくんと大きく跳ねる。

 まさか入れただけでイってしまうとは、ちょっと意外だ。

 かなり感じやすい体質なのかもしれない。

 

 初めてだしスローペースの方がいいかもしれない。

 

「っはぁ♡これが交わるという事なのですね」

「まだこれからだよ」

 

 そう言ってキスを落とす。

 

「ん、とても……その……」

 

 そこで言葉を止める。

 

「とても、何?」

「……とても気持ちようございます」

「俺も陽菜乃の中気持ちいいよ」

「それはようございまし……ああぁ゛ぁ………っ」

 

 陽菜乃の返事を待たずに動き始める

 動きは大きくせずに丁寧に攻めていく。

 

「ああああっぁ…ん……ん……あっ!ああ…あぁっ!」

 

 陽菜乃の腰がくねくねと動く。

 

「陽菜乃ここら辺気持ちいいだろ」

「そこ……あぁっ♡あぁあぁぁあっああぁぁ゛!ん゛っ」

 

 返事は反応で返ってくる。

 

「ああ♡っ…!んんんんっ!ああっ♡っっっん!あ♡っ!あ……ああ…あっ!んん♡んっあ…っあっ!ぁあああぁぁぁんっ!」

 

 陽菜乃は絶頂する。

 

 陽菜乃の体を持ち上げ抱き寄せる。

 対面座位になる。

 キスを一つ。

 

 陽菜乃の熱烈キスで圧倒される。

 一度キスを知った陽菜乃のキスは積極的で舌を入れ、引っこ抜かれるかと思う程舌を吸われ、快楽に導かれるまま口を動かす。

 

 腰も不慣れながらに大きく動かしている

 

「ちゅっ♡あなた♡!あなたっ♡愛しておりますっ♡!あっぁあ…あぁぁぁ」

 

 陽菜乃が俺の体を押したおし、体勢は騎乗位になる。

 ここからは陽菜乃が動いてくれるみたいだ。

 

 しかし陽菜乃は腰を動かすのが下手だった。

 へこへことした動き。はじめの頃の命を思い出す。

 俺はそんな陽菜乃の姿に興奮する。俺の事を気持ち良くしようとして必死に腰を動かしているのだ。

 しかし、快楽に負け、結果下手な腰振りになっている。

 そんな姿が愛おしい。

 ここは手伝ってあげよう。俺は下から突き上げていく

 

「あっあっ…あ!ぁっっっ…♡!あ……♡っん!、…♡……!んん♡…んん!ん♡♡んんんあ…っあなたっっ♡♡…ぁっ!あ」

 

 陽菜乃はたまらず俺の胸に倒れ込んでくる。

 俺の胸で縮こまる陽菜乃を抱きしめながら、腰の動きを早くしていく。フィニッシュが近い。

 

「陽菜乃中が気持ち良くてもうイキそうだ」

「あ♡♡っあんっ、それは……ん♡ようございます。ああっ♡!どうぞ中にお願いできますでしょうか!あっ♡!」

 

 イク瞬間腰を掴み腰を押し込む。

 陽菜乃はビクンと体を跳ねさせるとピンと背筋が天に伸びる

 

「あっああああぁあ♡あっ!っっっぁっ♡♡っっぁ♡あぁ!ああ♡っ!んんん!!♡♡」

 

 どくどくと精液が陽菜乃の膣に送り込んでいく。

 

「膣の中が熱く、大変心地ようございます」

 

 陽菜乃の体が俺の胸にしなだれる。

 

「陽菜乃はすぐに子どもが欲しいか?」

「……いずれは、子どもも授かれたらと思っております。しかししばらくは、このような時間をいただきたいです。あなたと二人で交わり睦言を交わしたいです」

 

 陽菜乃はセックスが気に入ったらしい。

 

「……あなた」

「ん」

 

 陽菜乃の喉が、また小さく動く。

 言うか迷っている時の癖だ。

 

「……申し訳ございません」

「何が」

「……わたくし、うまくできませんでした」

 

 へこへことした動きを思い出す

 

「謝るな」

「でも……」

「上手い下手の話にするな」

 

 陽菜乃が、きょとんとする。

 

 陽菜乃の瞳が揺れる。

 涙じゃない。潤む手前の、ぎりぎりの水面。

 

「……それでも、恥ずかしいです」

「恥ずかしくていい」

「……?」

「そういうの、俺にだけ見せろ」

 

 言った瞬間、陽菜乃は一度だけ目を見開いて、すぐに視線を落とす。

 耳の赤が、さらに濃くなる。

 

「……ずるい、です」

「ずるいかな」

「……ずるいです」

 

 同じ言葉を、今度は少しだけ小さく。

 それが、甘えの形になっているのが分かる。

 

「それにちゃんと気持ちよかった。これから少しずつ慣れていけばいいさ」

「……はい」

 

 俺は毛布の端を整えて、陽菜乃の手を取る。

 強く握らない。逃げない程度に、ちゃんと繋ぐ。

 

「次からは、謝罪じゃなくて言え」

「何を、ですか」

「『こうしてほしい』って」

 

 陽菜乃は黙って、息を整える。

 それから、ほんの少しだけ頷いた。

 

「……努力いたします」

「努力じゃなくて、頼れ」

 

 陽菜乃の口元が、かすかにほどける。

 笑う直前で止めたみたいな、ぎこちない柔らかさ。

 

「……はい」

 

 返事は短い。

 でも、さっきよりずっと温かい。

 

「さぁ今夜はもう寝よう」

 

 俺がそう言うとおずおずと陽菜乃は言葉を紡ぐ

 

「もし可能でしたら、もう一度……」

「いいよ……でも一度だけでいいの?」

「……少々、意地が悪うございます」

「今日は陽菜乃の日、好きなだけ付き合うよ」

 

 二人だけの時間が過ぎていく。

 結局寝たのは朝方だった。

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