桃の花が咲き、花びらが風に吹かれる季節。
たまには劉備殿が皆と花見をしたいと言い出し、花見をすることになった。
花見をしながら飲む酒は格別に美味しく、酒が進むにつれて会話が弾んでいった。
そんな楽しい雰囲気の中、一人だけ静かに酒を呑む者がいた。
見た目は男と間違われてもおかしくないほど美形で、その横顔は風に揺れる花びらと共に、黒髪が一層際立たせていた。
そんな彼女の姿を見て、思わず声をかけてしまった。
「○○殿!」
「…ん?周倉」
彼女は呑みかけの盃を止め、不思議そうにこちらを見る。
それもそのはず、彼女と俺はあまり話す機会がない。
そんな俺が声をかけてきたら、不思議に思うのも無理はない。
しかしまぁ…横顔も美しいが、正面から見てもまた美しい。
さらに酒が入っているせいか、少しだけ頬が赤い。
普段は冷静で、趙雲殿と並ぶほど怖い人が、お酒で頬を赤らめるとは……。
「さ、酒は足りていますか?もし良かったら、俺が酒を持ってきますよー!」
「お願いしてもいいか?…これほど美しい桃の花を前にすると、つい酒が進んでしまう」
彼女は再びゆっくりと酒を呑み始めた。
そして辺りが薄暗くなり、城で宴会を開こうと準備を始めた頃。
「〇〇殿!そろそろ城で宴会が行われるから戻り……」
親分に頼まれて〇〇殿を呼びに来たら、当の本人は盃を持ったまま眠っていた。彼女を起こそうと優しく揺すってみるが、全く起きる気配がない。それどころか、彼女は小声で寝言まで言っている。
「……しゅ……そう……」
「んなっ!?!?」
彼女の口から自分の名が出て、思わず驚喜してしまった。
いや、まて、これは寝言だ!それに寝言だから、もしかしたら他のことを言って俺の勘違いでそう聞こえたのかもしれない。
そうだ!絶対にそうだ!戦で幾千と血の花を降らすほどの武将が、俺を呼ぶのは何かあった時だけだ!
思わずの出来事に心臓の鼓動が早くなる……。
俺は深呼吸して落ち着かせ、ゆっくりと彼女を持ち上げた。
「流石にこのままだといけねぇから、部屋に運ぶか」
俺の腕の中で気持ちよさそうに寝ている〇〇殿、こんな様子は誰も見ることはない。
そんな彼女を抱きかかえて運んでいるとは……ある意味ご褒美かもしれない。
薄暗い道を歩き、城へ入り彼女の部屋へと目指す。
「しっかし、意外に〇〇殿は軽いな…」
俺が力持ちってのもあるけれど……女はこれが普通なのか?今思い返せば、女を持ち上げたことなんて一切ない。
おかげで半分嬉しさと半分緊張で、心臓が太鼓のように鳴り響いている。
落ち着け……落ち着け俺……俺は酒で眠ってしまった将軍を運んでいるだけだ。
別に彼女に手を出そうなんて思ってもいない!手を出したりしてみろ、次の日彼女に何をされるかわからない!
色々考えているうちに、彼女の部屋に辿り着いてしまった。ゆっくり扉を開け、中に入り、寝台に彼女をゆっくりと寝台に下ろそうとしたその刹那――。
「んん……」
柔らかい吐息とともに○○殿の手が俺の腕を掴んだ。まるで母の手に縋る幼子のような細やかな握力。
だが次の瞬間、予想外の力強さで引き寄せられた。
「うわっ!?」
バランスを失い、俺は彼女の上に覆いかぶさるように倒れ込む。
慌てて肘と膝で身体を支え距離を取ろうとするが、もう片方の腕が腰に回され、強く抱き締められた。
彼女から匂う酒の香りと甘い肌の匂いが鼻腔を満たす。
「ちょ……!○○殿!起きてるんですか!?」
俺の必死の呼びかけに返ってきたのは微かな寝息だけ。
彼女の瞼は閉じたまま、唇は薄く開かれている。
しかし彼女の腕は俺の胴体を絡めとり、離すまいと締めつけてくる。
綺麗な見た目には合わない武将の膂力だった。
「う……ぐ…っ!」
胸板に押し付けられる柔らかな感触で全身が熱くなる。
服越しでもわかる豊かな膨らみ。戦場では鬼神のごとき彼女が、今はこんなにも無防備に俺を求めている。
いやいや違う!これは単なる寝相だ!
俺の理性が警鐘を乱打する。しかし背中に回された掌が緩やかに動き、まるで小動物を愛撫するように撫でてくる。
彼女の掌から体温が直に伝わり、俺の心臓は戦闘の最中より激しく脈打った。
「しゅ……そう……」
耳元で囁かれる吐息混じりの名前が俺の脳裏に雷光が走る。
これは夢でも、幻聴でもない。彼女自身の言葉なのだ。
なんだって……俺を呼ぶんだよ、アンタは蜀の気高き武将で、親分たちからも慕われている。
そんなアンタはこんな賊上がりの俺の名前を、可愛らしい声で何度も呼ぶなよ……。
混乱と羞恥と仄かな歓喜が内側で渦巻く。
そんな感情を押し殺してどうやって逃れようか模索するが、彼女の腕は更に強く絡みつき、脚さえ俺の腰に絡めてくる。
これは言葉どおり、逃げ場などない。
「うー……!」
呻きながら諦めず必死で抵抗を試みる。
早く○○殿の部屋から出ないと!こんな姿を誰かに見られたら首が飛ぶ。
しかし……力を入れすぎれば彼女を傷つけかねない。
彼女の腕がさらに強く俺の背中を抱き締める。身動き一つできなくなった俺の耳元で、ふと熱い吐息がかかった。
「……逃げるな」
低く掠れた声。それは完全に覚醒している者の声だった。驚愕して彼女の顔を見ると、閉じていたはずの瞳が薄く開かれている。
月光に照らされた琥珀色の眼が俺を真っ直ぐ射抜く。
「起きて…いたのか?」
問いに答える代わりに、彼女は俺の襟首を掴み耳朶に唇を寄せて囁いた。
「周倉……なぜ逃げようとする?」
冷たい指先が首筋を這い、喉仏に触れそうな距離で止まった掌。
駄目だ!このままだと呑み込まれてしまう。
「だ……ダメだ!〇〇殿!」
俺は必死に声を絞り出す。肩を押して距離を取ろうとするが、彼女の瞳孔が僅かに縮んだ。
「アンタは蜀の将軍、俺のような賊上がりの男ではなく、趙雲殿みたいな男に…」
その瞬間——柔らかな唇が荒々しく重なってきた。
「ん……!?」
酒の残り香と生暖かい感触。拒む暇もなく舌先が潜り込み、口腔をまさぐる。
戦場では矢を浴びても怯まぬこの体が、ただの接吻で硬直する。
彼女の唇がゆっくり離れると銀糸が二人を繋ぎ、荒い息を整える〇〇殿の睫毛が儚く震えた。
「……生憎私は趙雲殿より……お前みたいな男が……」
消え入りそうな告白。
「好きだ」
彼女は俺の手を取ると自らの胸元へ導いた。薄衣越しの鼓動は狂おしいほど速い。
俺は彼女の告白に息を呑んだ。
眼前にいるのは蜀の柱と言ってもいい存在だ。
戦の際に初めて、目にした勇猛果敢な姿。親分や張飛殿と共に曹操を退けた豪傑振り。
彼女の戦果の全てが記憶に焼き付いている。
そんな蜀の誇る武将が―――今、俺の手を胸に押し当てている。
その鼓動は確かに早く、熱い。
「な……なんで……俺を?」
思わず口から漏れたのは素朴な疑問だった。
声は上擦り、情けないことに少し震えている。
だってそうだろう?俺は賊上がりの男。
蜀の英雄である〇〇殿と釣り合うわけがない……身分も能力も……何もかもが違いすぎる。
趙雲殿のような知略武略に秀でた完璧な男こそ、彼女に相応しい。
〇〇殿の長い睫毛が微かに伏せられ、唇が小さく動いた。
「……知らん」
まさかの言葉に俺は間抜けな声がでた。
「え?」
「理由など知らん。私も異性を気にするなんて初めてだったからな。気づいたらお前の事を面白く思った……」
彼女の言葉は途切れがちで、酔いのせいもあるのか少し潤んだ瞳で俺を見上げる。
その仕草があまりにも幼くて無防備で――俺の心臓がまた大きく跳ねた。
「あの軍神従者がどんな奴かと思えば、陽気で他の武将とは違い面白い考えをする者だと知れば余計にな」
彼女は優しくも冷静に会話を続けた。
彼女の口から出てくる言葉は俺をちゃんと見てないと分からないことばかりだった。
「それにお前の馬鹿力と……その不器用でまっすぐな生き方が――どうしようもなく愛しい」
〇〇殿の指がゆっくりと俺の胸板を這う。
衣服越しでも彼女の指が伝わり、戦で刻まれた幾つかの古傷を優しくなぞり彼女は囁いた。
「周倉……私の傍にいろ」
懇願するような響きだった。
俺は思わず唾を飲み込んだ。
目の前で熱を帯びた彼女の琥珀色の瞳が揺れている。
この人を手放すべきではないと本能が叫んでいる。
同時に――頭の中を理性が駆け巡る。
『〇〇殿は俺よりもはるかに上の人』
『〇〇殿に相応しいのはもっと……』
『ここで一線を越えたら……親分の信頼も失うかもしれない』
だけど――。
俺は拳を握り締めた。
爪が掌に食い込む痛みが思考を研ぎ澄ます。
「俺は……」
そう言いかけた瞬間、〇〇殿の指が俺の唇に触れた。
「言い訳は聞きたくない」
静かだが有無を言わせぬ迫力。
「ただ……答えてくれ」
彼女の顔が近づく。
酒の香りと甘い吐息が混ざり合い、俺の理性を溶かしていく。
「私を……受け入れてくれるか?」
その問いに――胸の奥で凝り固まっていた氷が、砕ける音がした。
俺はゆっくりと〇〇殿の肩を掴んでいた手を緩め、代わりに両腕を広げて彼女を包み込むように抱き締めた。
彼女の体は鍛えていたのもあり引き締まっているものの女らしい身体、そしてなによりも温かい。
服越しに感じるその体温が、まるで春の陽だまりのように心地よかった。
「〇〇殿……」
囁きながら顔を上げさせると、潤んだ琥珀色の瞳が俺を見つめている。
その瞳に映るのは――狼狽えながらも真剣な眼差しの俺だった。
さっきまでの動揺が嘘のように晴れていく。
彼女の頬にそっと手を添えると、柔らかな肌が掌に吸い付くようだ。
指先で触れた頬はほんのり熱く、酒の火照りが残っているのが分かる。
「周倉……?」
不安と期待が入り混じった声で彼女が呟く。
俺は答えの代わりに顔を近づけ――今度は自分から唇を重ねた。
「ん……」
触れた瞬間、電流が走ったような衝撃が全身を駆け抜けた。
最初は遠慮がちに啄むような接吻から始まり、次第に深く貪るように。
「あっ……ん」
「んぁ……」
彼女の唇は想像以上に甘く、柔らかい。
あぁ、俺は今からこの人を喰うんだ…誰も手を付けることが出来なかった果実のように。
互いの唾液が交じり合う湿った音が夜の静寂に溶けていく。
俺は本能に任せるまま、彼女の背中を強く抱きしめ、逃げられないよう固定した。
「ん……ぅ…」
微かに漏れる吐息さえ奪うように舌を滑り込ませる。
彼女の中を探るたびに体がびくりと反応し、その無防備さが俺の征服欲を掻き立てた。
これが俺たちの初めての接吻……背徳感と悦びが混在する。
もっと彼女を味わいたい……もっともっと甘い蜜を啜るかのように……。
どれくらいそうしていただろう。
二人とも酸欠寸前になり唇を離すと、銀糸が名残惜しそうに引いた。
俺たちは互いの荒い息遣いを感じながら至近距離で見つめ合う。
「意外に上手いんだな……」
息を整えようとしている彼女に俺は正直に告白した。
「俺も男だ……」
この言葉に全てを込める、これまでの葛藤や迷いなどを捨てて……。
「アンタが本気で俺を求めるなら――」
そこで一度言葉を切り、彼女の瞳の奥を覗き込む。
そこに確かな愛情と覚悟を確認してから続けた。
「俺はそれに応える覚悟はある」
言い切った瞬間、〇〇殿の目が少しだけ優しくなった。
それは悲しみではなく歓喜の色。
彼女は再び俺の首に両腕を回し、しなだれかかるようにして頬を擦り寄せた。
「周倉……」
熱に浮かされたような呟きに胸が疼く。
俺は彼女の髪に指を絡めながら抱擁を深めた。
ここから先は後戻りできない。
そう分かっていても、もう引き返す選択肢などなかった。
俺たちの唇は何度も重なり合った。
初めは戸惑うように浅く啄む程度だったが、次第に舌を絡め合う深い接吻へと変わっていく。
彼女の唇が薄く開き、濡れた吐息が零れるたび、俺の理性は削られていく。
「ん……ふ…ぁ……」
〇〇殿の口から漏れるのは微かな喘ぎと唾液の音。
月明かりに照らされた頬は紅潮し、琥珀色の瞳は潤んで揺れている。
この姿は俺だけのものだ――そう思うだけで胸が締め付けられた。
「〇〇殿……」
名を呼びながらゆっくりと彼女の襟元に指をかける。
緊張で震える指先が布地を滑らせ、鎖骨のラインが露わになる。
「いいか?」
問いかけに彼女は小さく頷いた。
衣擦れの音と共に一枚一枚衣服が剥ぎ取られていく。
鍛えられた腹部の筋肉が月光に浮かび上がり、続いて豊かな胸が現れた。
それは戦場での彼女からは想像もつかないほど柔らかく丸みを帯びていた。
「あっ……周倉……」
恥じらいで身をよじる彼女の細い腰を抱き留め、掌で温もりを確かめるように乳房に触れる。
「柔らかいな……」
呟きながら指を沈めてゆくと、驚くほど柔軟に形を変えた。
戦場で刀を振るう武将の肉体が、今はこんなにも優しい感触を持つのだと知り、感動すら覚える。
指先で円を描くように揉みしだくたび、彼女の背中が弓なりに反った。
「ひぅ……っ!あ……そこは……」
彼女の声には明らかな嬌声が混じり始めている。
硬く尖り始めた蕾を親指で軽く擦ると、「んんッ!」という短い悲鳴が上がった。
指の腹で転がすように弄びながら、もう片方の蕾に舌を這わせる。
「やっ……周倉……!そんな……所…」
抗議の声とは裏腹に、彼女の脚は俺の腰に絡みついてくる。
この矛盾した仕草がさらに欲を煽った。
乳輪を舌先でなぞり上げるたびに震える体。
歯を立てないように慎重に含み、軽く吸い上げると――
「ん……ぁああっ……!!」
彼女の背中が大きく仰け反った。
その反応に興奮した俺はさらに深く口に含み、吸ったり舐めたりを繰り返す。
右手は休まずに乳房を揉みしだき続け、時折指の間で乳首を挟み込むように刺激を与えた。
「駄目……だめだ……周倉……ッ」
震えている声で制止しようとするが、その手は俺の髪をくしゃくしゃにするだけで抵抗になっていない。
むしろもっと欲しいと言っているようにも思えた。
ようやく口を離すと、唾液で濡れた乳首が月明かりを反射して妖しく輝いていた。
「綺麗だ……」
「っ……」
呟きながら視線を下ろすと、彼女の腰が無意識に揺れていることに気づいた。
帯はすでに解かれ、下穿きの端から陰毛が僅かに覗いている。
「〇〇殿……」
低い声で名を呼びながら掌を下腹部へ滑らせていく。
肌が粟立つほどの緊張感の中、指先が太腿の内側に触れた瞬間――
「あっ……!」
彼女の体がビクッと跳ねる。
逃げようと身を捩るのを許さず、脚の間に割り込んで膝を立てさせる。
下穿きの布地越しにも感じられるほどの湿り気だ。
俺は彼女の股間にそっと指を這わせた。
「……っ!」
〇〇が息を詰める気配が伝わる。彼女の腰が僅かに逃げようとするが、太腿で挟み込んでそれを阻止した。
「逃げるなんて駄目だ……」
低い声で彼女に囁きながら、指の腹で柔らかく上下になぞる。布越しとはいえ確かな圧力が秘所に加わる。
「ん……っ…!」
必死に噛み殺すような喘ぎ。彼女の白い指が敷布を強く握り締めている。
ゆっくりと弧を描くように彼女の中心部を探り当て、軽く押し込む。
「ひぅ……!」
小さな悲鳴が漏れた。布地を通してでもわかる硬い突起。
そこが彼女の弱点なのだろう……円を描くように刺激を続けると、湿った音が微かに立ちはじめる。
「んく……っ…そんな……っ…」
首を左右に振る仕草が幼く、あの将軍が琥珀色の瞳を涙で滲ませている。
「気持ちよかったなら我慢しないでくれ…」
問いながら親指で布越しに核を弾くように擦る。
「あああ……っ!」
背中が弓なりに反り返った。腰が勝手に指の動きに合わせて揺れ始める。
「や……め…んんっ!」
唇を噛み締めて声を抑えようとするが、甘い吐息が隙間から零れる。
下穿きの染みが広がり、指の動きに合わせてねっとりとした粘り気が生地に染み込んでいく。
「もっとアンタの可愛い声を聴かせてくれ」
耳元で囁きながら中指を秘裂の線に沿って滑らせる。布越しでもわかる襞の感触。
「はぁ……っ…!あ……そこ……っ…」
腰が跳ね上がる。しかし声は必死に抑えたままだ。戦場で猛る将軍の誇りが最後の壁になっているのだろう。
ならば、その壁を俺が壊してやる……。
指の動きを加速させ、上下左右に擦りつけ、時には二本の指で挟み込むように圧迫する。
「ん……ぅぅ……!ふ……ん…!」
敷布を握る手が白くなるほどの力。それでも健気に声を殺そうとする。
汗ばんだ額に貼りつく前髪、紅潮した頬、全てが官能的だ。
「アンタの欲を縛り付けるものすべて、この周倉が壊してやる」
親指で核を執拗に攻めながら、中指で入口部分をリズミカルに叩く。
「あ……あ…っ!ひ……!や……んんんっ!」
彼女の呼吸が短く速くなる。体が小刻みに震えだした。もうすぐだ。
冷静で美形と謳われていた彼女が初めて、俺の手で果てようとしている。
果てる彼女を想像するだけで自身の欲が加速していく。
「イけ…イけ…〇〇」
命じるように言い放ち、指の圧力を最大にする。下穿きの布地が吸収しきれないほど蜜が溢れ出し、俺の指まで濡れていく。
「ああ……っ!やだ……周倉……!声が……抑え……られ……っ…!」
懇願にも似た言葉が途切れ途切れに紡がれる。
だが遅い……彼女の体は既に頂点へ向かって駆け上がっている。
「ひぃ……っ!んぅ……!ああぁぁっ!!」
ついに堪えきれずに迸った高い声。同時に彼女の腰が大きく跳ね上がり、背中が反り返ったまま硬直する。
指に伝わる収縮の波動。下穿きは彼女の愛液で重く濡れている。
「ふ……ぅ…あ……」
初めての絶頂で余韻に浸るような甘い吐息。
彼女の琥珀色の瞳は虚ろで焦点を結ばず、全身が弛緩している。
「まっ、まずい!やりすぎたか!?」
彼女の様子に思わず焦りだし、心配から彼女を優しく抱きよせた。
「だ、大丈夫っすか!」
俺は労わるように髪を撫でた。彼女は応えるように微かに頷く。
しかし、達したばかりの身体は汗で艶やかに光り、濡れた下穿きが太腿に張り付いている様子が妙に煽情的だった。
「……続きしたいのだろう?私はかまわない」
彼女の言葉に俺は絶頂の余韻に浸る○○の濡れた下穿きに手をかけ、ゆっくりと剥ぎ取った。
月明かりに晒された彼女の秘部は、散々愛撫されて溢れた蜜で光っていた。
彼女が本当に処女であることはすぐにわかった。
柔らかな亀裂は閉じており、内部の構造を守るように襞がぴったりと合わさっている。
「きれいだ……」
俺は思わず呟く。
戦場では血潮を浴びる剛胆な武将が、今はこうして無防備に女性の聖域をさらしている。その変化に胸が締め付けられ、彼女への想いが余計に高ぶる。
「恥ずかしいからあんまり見るな」
普段聴けない弱々しい声。彼女は両手で顔を覆った。羞恥と恐怖が混じる表情が可愛い。
そっと指先で外陰部に触れる。温かい液体が指に絡みつく。
「見るなと言われても、〇〇殿の姿はたっぷり楽しみますんで!」
俺は彼女の秘部にゆっくりと中指を挿入する。
入口は濡れて滑らかだが、内部は驚くほど狭く、抵抗感がある。
「ん……っ!」
彼女の腰がピクリと跳ねた。顔を覆っていた手がシーツを掴む。
「力を抜いて……」
囁きながら優しく膣壁を擦る。
内側は熱く湿っているが、侵入者を拒むように指を締め付けてくる。
処女膜の感触は明らかだった――指の関節に引っかかる薄膜の存在。
「あ……ひゃ…」
苦悶の声。
彼女の全身に力が入り、結合部から新鮮な蜜が滴り落ちた。
「もう少し……」
少しずつ奥へ進める。
中指が根元まで埋没すると、内壁全体が指に纏わりついてくる感覚。
ここが○○の純潔を守る最後の砦かと思うと、奇妙な興奮を覚えた。
「少しきついがならせば……」
ゆっくりと指を抜き差しする。粘膜が擦れる音が密やかに響く。浅い部分で小さく円を描くように刺激すると――
「ひゃ……!あっ……そこ……変…」
突然彼女の腰が跳ね上がった。
反応から察するに、Gスポットに触れたようだ。指の腹で優しく押し上げる。
「や……やだ……また……くる……!」
甲高い声と共に蜜が溢れ出し内部が痙攣し始める。
処女でありながら敏感に反応する身体が愛おしい。
「気持ちいいんっすね……そんな反応見せるならさらに……」
指の動きを加速させる。二本目の指を慎重に挿入しようとするが――。
「んぐっ!痛……っ!」
悲鳴に近い声。膣口が強く収縮する。二本目の指は未だ受け入れられなかった。
やはり処女膜の存在が大きい。
「力を抜いてくれ……」
一旦一本に戻し、内部を解すように丁寧に動かす。
ゆっくりと時間をかけて柔軟性を取り戻させながら二本目の指を挿入する。
抵抗は強いが、充分に濡れた内部が助けとなる。
「んっ!」
二本の指で内部を広げるように動かす。温かく締め付ける肉壁の感触が指に伝わる。
奥へ進むにつれ、指先がコリコリとした子宮口に触れる。
「おぉ……ここが〇〇殿の子宮口」
優しく囁くと○○が顔を真っ赤にし、顔を背ける。
その様子が可愛くて、つい指を曲げて優しく突き上げる。
再び規則的なリズムで刺激を送り込むと――
「あ……あ…あっ!!」
彼女は身体を震わせ喘ぎ始めた。
快感のせいで内部の収縮が強くなり、蜜が溢れ出し俺の手に伝い落ちる。
「もう少しで全部入りそうだ……」
囁きながら指をゆっくりと根元まで押し込む。
二本の指が完全に埋没すると、彼女の身体がビクッと跳ねる。
「はぁ……ぁ…んんっ!」
絶頂直前の痙攣が始まる。俺はラストスパートをかけるように指の動きを加速させる。
「イけ……○○」
「ああっ!…!イク……!イっちゃう……っ!!」
甲高い絶叫と共に背中が弓なりに反り返った。
膣内が激しく収縮し、指を食いちぎらんばかりに締め付ける。
大量の蜜が溢れ出し、結合部からシーツへと流れ落ちた。
指を引き抜くと、内壁が名残惜しそうに絡みついてくる。
抜いた後の穴はピンク色の粘膜を覗かせながら、ポッカリと空洞を見せていた。まさに処女を失う直前の状態だった。
汗で濡れた黒髪が扇情的に頬に張り付き、琥珀色の瞳は焦点を失いながらも、次の展開を期待するように潤んでいる。
「そんな顔をしなくても大丈夫っすよ…ちゃんと気持ちよく……するから……」
抽送が徐々に深みを増していく。
最初は確かめるようにゆっくりだった動作が、獣じみた本能に突き動かされるように速度を上げる。
「はっ……! んぁ……っ!」
腰を引くたびに膣壁が肉茎に吸い付き、押し込むたびに柔らかな肉襞が絡みついてくる。
そのたびに〇〇が短い可愛い声を上げる。
パンッ……パンッ……と乾いた音が寝室に響く。
それは肌と肌がぶつかる原始的な音だ。
「あっ♡あっ……周倉……! 待って……っ! ふっ……深……すぎる……!」
彼女の声が少しづつ大きくなった。
快感が彼女の顔を可愛らしく見せ、そのせいで俺の腰はさらに速くなる。
戦場で敵兵の首を刎ねる時のような正確さと容赦のなさで、何度も何度も彼女の最奥を叩く。
「あ……っ! ひぃ……!」
彼女の手が俺の腕に爪を立て、その痛みさえ甘い痺れとなって背筋を走る。
結合部からは白濁した愛液が泡立ち、ねっとりとした音を奏でている。
「もう……限界っす……〇〇殿!」
宣言と同時に抽送が一段と加速した。
〇〇の腰を鷲掴み直し、逃げ場を与えぬように固定すた。
そして激しく打ち付けるたびに彼女の乳房が揺れ、濡れた肌が月光に妖しく煌めく。
「ああ……♡ ダメぇ♡ もう……!」
彼女の瞳孔が開き、身体が硬直し始めた。
互いに頂点へ向かって駆け上がっている……俺も限界が近い。
滾る俺の欲望が尿道をせり上がってくる。
「一緒に……イこうぜ……〇〇殿!」
最後の一突きに全力を込める!肉茎が子宮口を抉りあげた瞬間─!
「イク……っ!!」
〇〇の背中が弓なりに反り返り、収縮する肉壁が搾り取るように蠢く。
俺は最後の理性で腰を引こうとするが──
「出して……っ!」
「んっな!?」
彼女の両脚が俺の腰を絡めとり、逃げ場を封じた。灼熱の奔流が彼女の胎内に放たれる。
「くっ……!」
全てを注ぎ込むような長い射精、〇〇は全身を痙攣させながらそれを受け止める。
結合部から溢れ出した精液が、破瓜の血と混じり合いながらシーツへ滴り落ちた。
「はぁ……っ…熱い……周倉……もっと」
「っつ!?」
彼女のおねだりに俺は息を整える暇もなく、〇〇の腰を抱き上げる。
「ひゃぁ!?」
「そんなことを言われたら、もっと抱きたくなるやつじゃないですか!」
そのまま膝の上に乗せ、背面座位の形で下から貫いた。
「お゛お゛お゛♡」
角度が変わり、膣壁の別の箇所を抉る感覚に〇〇が慄く。
俺は鍛え抜かれた筋肉で彼女の臀部を鷲掴みにし、容赦なく突き上げる。
戦場で重い荷物を担ぐよりも容易い動作だった。
「ああ……っ! だめぇ……! そこぉ……!」
彼女の言葉とは裏腹に腰が淫らに動き出す。騎乗位での自発的な上下運動と、俺の突き上げが見事に合い肉のぶつかり合う音が激しさを増し、結合部からは卑猥な水音が立ち昇る。
「ひゃあ……んっ! 周倉……! 激し……すぎる……っ!」
〇〇の背筋が弓なりに反り返る。俺は彼女の背後から腕を回し、乳房を掴みながら腰の律動を加速する。指先が乳首を捻り上げるたびに膣が収縮するのがわかる。
「アンタの可愛い声……もっと聴かせてくれよ……!」
耳元で囁きながら乳首をきつく摘むと、甲高い悲鳴が上がった。
「んぁ……っ! あああ……っ!」
絶頂が近いのだろう……彼女の全身が震え、内部が搾り取るように蠢く。
俺も限界だ……最後の力を振り絞って肉槍を叩きつける。
「一緒に……!〇〇……好きだ!」
「あぁ……私も……好き……好き……周倉」
互いに気持ちを言って最奥を貫いた瞬間──二人の体が同時に硬直した。
熱い奔流が再び彼女の胎内に解き放たれる。
同時に〇〇の身体が海老のように反り返り、蜜が飛沫となって飛び散った。
「んああああ……っ!!」
長く尾を引く絶叫。俺はその背中に顔を埋め、最後の一滴まで注ぎ込む。
二人の荒い息遣いだけが夜の静寂を破る。
ぐったりとした○○を優しく抱き寄せた。
それに応えるかのように俺の胸に凭れかかる〇〇の重みが心地よく、汗で濡れた髪を梳きながら頬に口づけを落とす。
「無理させちまった…」
掠れた声で謝ると、彼女は薄く目を開けた。琥珀色の瞳が潤んでいる。
「馬鹿…だな…お前は」
「……なぁんだよせっかく心配したのに」
「……でも……悪くはなかった」
彼女のその一言で心臓が跳ねる。
そんな俺に追い打ちをかけるかのように、満足で嬉しそうな表情を見せた。
「これでお前は私の男だな…」
「~~っつ!?」
あぁ……俺はもしかしたらとんでもない果実を手に入れたのかもしれない。