「……皆さん。わたしはちょっとガッカリです」
「ど、どうしたんだい八重ちゃん……」
「俺らのなにが悪かったんだ……?」
「今日も俺ら、頑張ってドSになりきってたつもりだったんだけどな……」
ハァ〜(クソデカため息)。
わかってない。わかってないよ。
これだから素人は。社長を見習ってほしいぜ。
「なにやってるんですかあなたたち……」
場所はいつもの都内にある高級ホテルのスイートルーム。
そこには、裸で正座している男性三人と、バイブを二本挿しされたまま説教してる俺、そしてゴミを見る目をしている柚子さんがいた。
「バイブで責めるだけなんて、マンネリすぎじゃありませんか? ひょっとしてもうネタが尽きたんですか? 思い出してくださいよ、初日にわたしの処女を散らしたあの感覚を!」
「そ、そうは言ってもな……あの時は八重ちゃんをめちゃくちゃにできる気持ちだけでやってたからな……」
白髪混じりの社長が頭を掻きながら呟く。
「そうそう。思い返してみたら、かなり酷い事してたから反省したっていうか……」
スポーツマン風の男もうんうんと頷いている。
「俺なんて、処女をあんなに雑に破ってしまって……くっ、罪悪感が……!」
俺の処女を破いた医者は、頭を抱えてうずくまってしまった。
「……はぁ。話になりませんね」
俺は冷え切った目で、足元に転がる三匹のオスを見下ろした。
股間とお尻のバイブが『ブイイイイ……』と唸りを上げているが、今の俺の精神状態は、南極の氷のように冷徹だった。
「優しさ? 手加減?
そんなものが混じった暴力なんて、ただの『甘え』です。
いいですか? 相手を『壊す』つもりでやりなさい。
肉体も、精神も、尊厳も、完膚なきまでに叩き潰す……それが貴方達に求めている『愛』なんです」
俺は一歩踏み出し、一番ガタイの良いスポーツマンの男の横っ腹を、助走をつけて思い切り蹴り抜いた。
ドゴォッ!!
「がはっ……!?」
「ほら、見てなさい。まずは『肉体』の否定です」
俺は呻く男の顔面に、泥だらけ(という設定)の足裏を乗せ、体重をかけて踏みつけた。
鼻軟骨がミシミシと音を立て、唇が歯に押し付けられて切れる。
「んぐぐっ……!?」
「何、呼吸しようとしてるんですか? 許可しましたっけ?」
グリグリグリッ!!
俺は踵を男の喉仏に食い込ませ、気道を物理的に閉塞させた。
男の顔が赤黒く鬱血し、白目を剥いて痙攣し始める。
苦しげに空気を求めて手足をバタつかせる様を、俺はゴミを見る目で見下ろす。
「苦しいですか? 死にそうですか?
でも、貴方の命なんて私の機嫌ひとつでどうにでもなるんです。
……ほら、命乞いをしなさい。言葉にならない声で、涎を垂らして『生かしてください』と靴の裏を舐めるんです」
少しだけ力を緩めると、男は「げほっ! ごほっ!」と咳き込みながら、本能的に俺の足に縋り付いてきた。
「はぁっ、はぁっ……! ありがとうございます……!
靴の裏の味……酸素より美味しいです……!」
「……チッ」
俺は男の顔面をもう一度踏み抜いて気絶寸前に追い込むと、次は震えている医者に向き直った。
「次は『知性』の否定です。
お前、医者だそうですね。その頭でどれだけの知識を詰め込んできたのか知りませんが……」
俺は医者の髪を鷲掴みにし、強引に上を向かせると、自身の股間──バイブが突き刺さり、愛液が滴る秘部を、彼の鼻先に押し付けた。
「今からお前は、医療器具です。
私の汚い穴を掃除するだけの、動く綿棒になりなさい」
「む、むぐっ……!?」
「口を開けろ」
俺は医者の口に、自分の足の親指から踵までを、容赦なくねじ込んだ。
ズボォッ! オエッ……!!
「んぐっ、おぐっ……! げっ、げぇっ……!!」
「どうしました? 喉の奥を刺激されて苦しいですか?
でも、吐くことは許しません。
私の足の臭いも、指の間の垢も、床の汚れも……全部お前の胃袋に収めなさい」
俺はさらに足を奥へと押し込んだ。
喉ちんこを爪先で弾き、舌の根元を踏みつける。
生理的な嘔吐反射で涙目になり、涎と胃液を垂れ流す医者。
その「人間としての機能」が崩壊していく様を、俺は嗜虐的な快感を込めて見つめた。
「ほら、綺麗にしなさい。指の一本一本まで、舌を使って丁寧に舐め取るの。
お前のプライドなんて、私の足の垢以下の価値しかないんだから」
ジュポッ、レロレッ、オエッ……!
医者は白目を剥きながらも、必死に俺の足を喉奥で受け入れ、掃除機のように吸い付き始めた。
「最後は……『地位』の否定ですね」
俺は最後に、社長の前に立った。
彼は恐怖と興奮でガタガタと震えている。
「社長。貴方は普段、ふんぞり返って椅子に座ってるんでしょう?
だから、今度は貴方が椅子になりなさい。
……ただし、ただの椅子じゃありません。『肉便器椅子』です」
「に、肉便器……椅子……?」
「ええ。四つん這いになって、口を開けて上を向きなさい」
社長が言われた通りにする。
俺はその顔の上に、跨るようにしてお尻を下ろした。
ムニュッ。
「んぐぅっ……!!」
「あはぁっ♡ いい座り心地……♡
社長の鼻がっ、おまんこに食い込んでますよぉ……♡」
俺は全体重を浴びせ、社長の顔面を尻肉で完全に密閉した。
社長の鼻と口が、俺の股間の湿気と、バイブの振動と、強烈なアンモニア臭で満たされる。
「息、できないでしょう?
吸いたければ、私のマンコから漏れる空気を吸いなさい。
飲みたければ、私の汗と汁を飲みなさい」
俺は容赦なく腰をグラインドさせた。
硬い鼻骨がクリトリスを擦り、バイブが振動するたびに、社長の顔面に衝撃が伝わる。
「んーっ! んーっ!!」
「苦しいですか? 惨めですか?
自分の部下や娘が見たら卒倒するような姿で、小娘の尻に敷かれて命を繋いでいる気分はどうですか!?」
俺は立ち上がり、酸欠でパクパクと口を開閉させている社長の顔面に、トドメとばかりに唾を吐きかけた。
ペッ!
「……あげます、わたしの唾。
それが今の貴方にお似合いの『給料』ですよ。ありがたく飲み込みなさい」
「あ、ありがとうっ……ございますっ……!
ご褒美ですっ……! 八重様の聖水ですっ……!」
社長は床に落ちた唾液を、這いつくばって必死に舐め取った。
三者三様、完膚なきまでに叩きのめされ、人間としての尊厳を剥奪された男たち。
俺は荒い息を吐き、バイブで疼く股間を押さえながら叫んだ。
「わかりましたか!? これです! これが私が求めている地獄です!
相手を虫ケラのように扱い、命もプライドも弄ぶ……この『非道』こそが、あなた達に必要な資質なんです!!
……さあ、わかったら今度は私にこれをやりなさい!
倍にして返してください!!」
しかし。
俺の熱血指導を受けた三人は、焦点の合わない目で虚空を見つめ、口々に譫言のように呟いていた。
「……目覚めた。俺は今、真理に触れた……」
「踏まれたい……もっと、もっと深く踏みにじられたい……」
「八重様……八重様こそが、我らの神だ……」
部屋の空気が、重く、粘着質なものに変質していた。
それは「加虐心」ではなく、底なしの「被虐心」。
俺は血の気が引くのを感じた。
やりすぎた。
ハードすぎた。
俺の調教が、彼らのS心を呼び覚ますどころか、彼らの中に眠っていたドMの怪物を完全に覚醒させてしまったのだ。
「……あ、あれ? 皆さん?
目が……目がイッちゃってますけど……?」
三人のゾンビのような男たちが、ゆらりと立ち上がり、俺に向かって両手を広げて迫ってくる。
「八重様ぁぁぁ……! 折檻を……もっと折檻をぉぉぉ……!」
「俺の喉に足を! 胃袋に汚物を!」
「俺の顔面を永遠に尻で塞いでくれぇぇぇ!!」
「ひぃっ!? ち、ちがうっ! 逆っ!! わたしがされる方っ!
柚子さん助けてぇぇぇぇっ!!」
ドマゾのゾンビと化した三人が、俺に殺到してくる。
正気を失っているのか、虚な瞳に惚けた笑顔でブツブツと呟く様はホラーだった。
「い、嫌だぁぁぁっ! 近寄らないでぇぇぇっ!
わたしは虐められたいのっ! 踏まれたいのっ!
なんでわたしが鞭を振るわなきゃいけないのぉっ!!」
高級ホテルのスイートルームの片隅で、俺はソファの背もたれに追い詰められ、涙目で絶叫していた。
目の前には、ゾンビのように両手を突き出し、濁った瞳で涎を垂らしながら迫ってくる三人の全裸中年男性──かつては社会的地位のあった、今はただのドM肉塊たち。
「お願いします八重様! その白魚のような足で、私の尊厳を踏み潰してください!」
「俺の乳首をつねってください! 罵倒してください!」
「放置プレイでも構いません! ただ冷たい目で見下して、ゴミを見るように鼻で笑ってください!」
地獄か?
バイブで快感を貪りながら、屈強な男たちに組み敷かれ、玩具のように扱われる……そんな俺の夢のプランが、俺自身の余計な「熱血指導」のせいで完全に瓦解してしまった。
彼らは今や、俺を「犯したい」のではなく「崇拝されたい」、俺に「汚されたい」だけの変態信者と化している。
(……帰りたい。今すぐ帰って、家で一人でオナニーでもして泣きたい)
だが、俺の脳裏に、契約書の数字がチラついた。
『参加費:一人三百万円(計九百万円)』。
九百万。
新築の家のローンが大幅に減る。最新のアダルトグッズも買い放題だ。
社長の革靴の味を知ってしまった今でも、金は金だ。プロのアイドルとして、金を受け取った以上は顧客(ファン)を満足させなければならない。
「……くっ、うぅっ……。
わ、わかりましたよぉ……やりますよぉ!」
俺は半泣きになりながら、意を決して仁王立ち(実際はバイブの刺激でガニ股)になった。
股間とお尻からは相変わらず『ブイイイイイ……』という間の抜けたモーター音が響いているが、今の俺にはそれを恥じらう余裕すらない。
むしろ、この振動を怒りのエネルギーに変えるしかない。
「ほらっ、そこ! 並んでください!
……うぅ、なんでわたしがこんなこと……おっさんを責めるなんてしたくないのにぃ……」
俺が指示すると、三人は歓喜の奇声を上げて、軍隊のように綺麗に整列して四つん這いになった。
「まずは社長! 貴方、さっきわたしの唾を飲んで喜んでましたね!?」
「は、はいッ! 至上の味でございました!」
「……チッ、気持ち悪い。
そんなにわたしの体液が欲しいなら、顔面騎乗してあげますよ」
「おぉぉッ! 顔面騎乗! 八重様の聖なる玉座ッ!」
社長が仰向けになり、だらしなく口を開けて舌を突き出す。
俺は「……はぁ(クソデカため息)」と露骨に嫌な顔をしながら、社長の顔の上に跨り、ドカッとお尻を下ろした。
ムニュゥッ……。
「んぐふぅッ!!(歓喜)」
「ひゃうっ!? 鼻っ、鼻がっ!
ちょっ、動かないでくださいよぉ! 鼻息荒い!
生暖かい息をおまんこに吹きかけないでぇっ! 蒸れるじゃないですかぁっ!」
俺は不快感と、押し込まれるバイブの快感に顔をしかめながら、社長の顔面の上でモジモジと腰を揺すった。
嫌だ。本当に嫌だ。
本当なら、俺が下になりたかった。
俺が社長の顔にお尻を乗せられて、「くさいっ、息できないっ、でも幸せっ♡」って悶絶したかったのに!
なんでこのハゲかけのオッサンが、俺の夢見ていたシチュエーションを特等席で味わっているんだ!
「なんなんですかこの状況っ……!
わたしがイジメられるはずだったのにっ、なんでおじさんが気持ちよさそうな顔してるのズルいっ!!」
悔しさが込み上げてくる。
俺はその鬱憤を晴らすために、ヤケクソ気味に社長の顔面を尻肉でグリグリと押し潰した。
「んーッ! んーッ!!♡」
「苦しんでください! もっと苦しそうにしてくださいよ!
……ああっ、もうっ、お尻の下でニヤニヤしないで!
舌出さないで! 汁吸わないでぇっ! 減るもんじゃないけど悔しいぃぃっ!!」
ジュルッ、チュパッ、レロレロレロッ……!
社長は窒息寸前になりながらも、俺の秘部から溢れる愛液と、バイブの隙間を舐め回してくる。
その舌の動きが妙にテクニカルで、ザラザラとした舌苔の感触がクリトリスを擦り、俺の意思に反して腰がビクンと跳ねてしまう。
「あひぃっ♡ な、舐めるなぁっ♡
仕事だから乗ってあげてるだけなのにっ、そこっ、尿道口つつくなぁっ♡
変な声出ちゃうっ、アイドルなのにっ、おっさんの顔でイかされそうになってるぅっ……!」
俺は涙目で社長の頭をポカポカと叩いた。
それを見た残りの二人が、羨ましそうに声を上げる。
「ズ、ズルいぞ社長! 俺も! 俺も汚されたい!」
「八重様! 俺には何を! どんな非道な命令を!」
医者とスポーツマンが、俺の足元にすがりついてくる。
俺は社長の顔に座ったまま、冷めた目で彼らを見下ろした。
……そうだ。こいつらにも、とびきり屈辱的なことをさせてやろう。
俺が一番されたかった、でもアイドルとしては絶対にNGな、アレを。
「……医者。お前、さっき『掃除する』って言いましたよね?」
「は、はい! 私は八重様の医療用綿棒です!」
「じゃあ……私の『一番汚いところ』を掃除してください」
俺はおもむろに、お尻に突き刺さっていたピンク色のバイブの根元を掴んだ。
括約筋が名残惜しそうに吸い付くのを無視して、一気に引き抜く。
スポォォォォォンッ!!
「んあぁっ♡ ぬ、抜けたぁっ♡」
バイブが抜けた瞬間、拡張されきった俺の菊門は、閉じることもできずにポッカリと口を開けたままになった。
中からは、ピンク色の粘膜がめくれ上がり、腸液とローションの混ざった液体がトロリと糸を引いている。
強烈な、排泄器官特有のツンとする臭いが漂う。
「ほら、見なさい。
バイブでガバガバになった、アイドルの肛門ですよ。
中身が丸見えで、本来の用途とは違う部位ですよ?」
俺は社長の顔に跨ったまま前傾姿勢になり、四つん這いの医者の目の前に、その無防備な穴を突きつけた。
「さあ、掃除しなさい。
舌を突き入れて、中のヒダの一枚一枚まで……綺麗に舐め取るの」
これならどうだ。
いくら変態でも、他人の、しかも排泄直後のようなアナルを舐めるなんて躊躇するはず──。
「おぉぉぉぉッ!! アナルッ! 聖なる排泄口ッ!!
ありがとうございますッ! いただきますッ!!」
「えぇっ!?」
医者は躊躇するどころか、餓えた犬のように俺のお尻にかぶりついた。
ベロッ! ズボォッ!!
「ひゃうぎぃっ!?♡」
入った。舌が。
生暖かい、ヌルヌルした舌が、俺の直腸の中に侵入してきた。
「んむッ、ちゅぷッ、レロレロレロレロッ……!!♡
く、臭いッ! 最高に臭いぞ八重様!
この酸っぱい味と、わずかに残る香りがたまらん!
これがアイドルの腸内フローラか……ッ!!」
「い、言わないでぇっ! 臭いとか言わないでぇっ!
実況しないでぇっ!
汚いっ、おじさんの舌っ、ザラザラしててっ、S字結腸まで届きそうっ……!!」
俺はあまりの羞恥と快感に、ガクガクと震え上がった。
下からは社長がマンコを舐め上げ、後ろからは医者がアナルを掘削する。
前立腺とGスポット、両方向からの同時攻撃。
「くっ、スポーツマン! お前は何してるんですか!
わたしは今、忙しいんだからっ、役に立ちなさいよ!」
「は、はいッ! 私は何をすれば!?」
「お前は『足置き』兼『サンドバッグ』よ!
そこで仰向けになって、わたしのストレスを受け止めなさい!」
「仰せのままに!」
男が仰向けになる。
俺は社長と医者に挟まれたまま、空いている両足で、男の顔面や腹を無茶苦茶に踏みつけた。
ベシッ! グニッ! ドカッ!
「あふゥッ!!♡ 八重様の生足ッ!
踵が眼球にめり込むぅッ! 幸せだぁッ!!」
「なんなんですかコイツらぁっ……!
適当に踏んだだけなのにっ、なんでそんなに嬉しそうなのよぉっ!
わたしの方が踏まれたいのにっ! 羨ましいっ! 妬ましいっ!!」
俺は地団駄を踏むように、男の顔面をバタバタと踏み荒らした。
踏むたびに、足の裏から彼らの体温と、脂ぎった肌の感触が伝わってくる。
普通ならSっ気が刺激される場面かもしれない。
だが俺にあるのは、「いいなぁ、わたしもされたいなぁ」という強烈な嫉妬と、「早く終わって帰りたい」という義務感だけだ。
「もうっ! 知らないっ!
三百万分の仕事はしますからねっ!
わたしの汚い汁、全部飲ませてあげますよっ!」
俺はヤケクソで、社長の顔面に跨ったまま、腰を激しくグラインドさせた。
医者の舌が、俺のアナルの中で激しく蠢く。
足元の男が、俺の踏みつけに合わせて「ブヒッ! ブヒッ!」と鳴く。
ブイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!
ジュポッ、ズリュッ、レロレロレロレロッ!!
「ひグッ!?♡ つ、強っ、刺激すごぉっ……!
アナルっ、舌で広げられてっ、空気が入ってくるぅっ……!
おまんこもっ、社長の鼻と舌でっ、かき混ぜられてるぅっ……!」
「イッてください八重様!」
「我々を道具として使い潰してイッてください!」
「直腸の奥の奥まで舐め掃除しますからぁッ!」
「うるさぁぁぁぁいっ!!
道具なら黙ってくださいよぉっ!!
うぅっ、悔しいっ、こんなのでっ、こんな本意じゃないプレイでっ、イッちゃう身体が憎いぃぃぃっ!!」
身体の芯を震わせるバイブと、前後から攻め立てるオヤジたちの舌技、そして足裏から伝わるM男たちの歓喜の波動。
俺の理性が、悔し涙と共に決壊した。
「イクッ! 仕事としてイッてやりますよぉっ!!
ほらっ、飲みなさいよっ! お前らが欲しがってるモノ!!」
俺は括約筋を限界まで緩め、同時に尿道のフタを外した。
ビュルルルルルッ!! ブシャァァァァッ!!!
「んぐごぉぉぉぉぉぉッ!!!??♡♡」
前方からは大量の潮と愛液が噴射され、社長の顔面を直撃し、口内へと雪崩れ込む。
「キタァァァァァッ!! 聖水だああああああ!!」
「ごくっ、ごきゅっ! 濃厚だッ!!」
「顔がッ! 俺の顔にも飛沫がッ! ありがたいッ!!」
地獄絵図かもわからんね。
俺の体液を全身に浴びた三人の男たちが、汚物まみれになりながら歓喜の舞を踊っている(あるいは溺れている)。
俺はガクガクと痙攣しながら、天井に向かって涙ながらに叫んだ。
「……うぅっ、ひっく……。
おぼえてろよぉ……!
次はっ、次は絶対にあなた達がわたしをイジメる番だからな……!
三百万払って、裸で土下座してやるんだからぁ……!!」
誰も聞いていない捨て台詞を吐きながら、俺はアイドルとしての矜持(とドMとしてのプライド)を、またしてもドブに捨て、白目を剥いて脱力したのだった。