妖精庁を辱め♡リレイ&ルミス&ミホロはお風呂場で羞恥まみれ 作:高牧園
1
「まずカゴを持ってきて……っと」
朝倉は、脱衣室にあるカゴのうち、すでに荷物が入っている三つを引っ張り出す。
「それ……!」
思わずルミスが声を上げたのは、それらのカゴが彼女たちの荷物を入れたものだからだ。
カゴの上にはタオルが被せられて中は見えないものの、脱いだ服から手荷物まで全てが入ったカゴが男の手に渡った事実が気持ち悪くて仕方ない。落ち着かない様子のルミスたちの前にカゴを置いてから、朝倉はゲームタイトルを発表する。
「第一ゲームっ! どれがリレイちゃんの荷物でしょ~っか!」
浴室いっぱいに響き渡る声は、ルミスらの緊張とは裏腹に明るい。
「よっ!」
かけ声と拍手で昼田と夜野は盛り上げるも、彼女たちは動けないまま、何が始まるのかと警戒心を募らせる。
「……え……?」
特にリレイは呆然として、何が起きるのかと疑問でいっぱい。
「今から俺らがこのカゴを調べて、リレイちゃんのカゴがどれかを当てま~す。外したらリレイちゃんたちの勝ち、当てたら俺らの勝ちってコトで!」
「よし、早速やるか」
言うと、すぐさま昼田たちもカゴを取り囲む。
「そうだ、お触りは『まだ』禁止な? あとユーゴ、お前は――――して来い。ダッシュな」
「え~、マジっすかあ……」
朝倉に何やら言いつけられた男――ユーゴは不満げに立ち上がり、服を着直して脱衣室を出て行く……そんな後ろ姿に嫌な予感を覚えるルミスの目の前で、三つのカゴからタオルが取り払われてしまう。
「っへぇ~?」
脱いだ服や、入浴後に使う予定の化粧品が入ったポーチ類が並ぶカゴの中が、男たちの目に晒される。
「さぁて、どれがリレイちゃんの荷物だろうなあ?」
「う……うぅっ……!」
朝倉はわざとらしく声を張り上げて、カゴの一つから衣服を引っ張り上げる。
「おっ、カワイイお洋服だなあ」
引っ張り出されたのは、ルミスの白いワンピース。
「!」
フリルのあしらいが豊かなワンピースはリレイやミホロのイメージには遠く、人形のように端正なルミスにこそ似合うもの。その服の持ち主が誰かなど考えるまでもないことだろうに、夜野はわざと声を張り上げる。
「誰のだろうなぁ? わっかんねぇなぁ?」
「っ……馬鹿にして……」
小さく声を絞り出すルミスだが、続いてリレイの服もカゴから取り出される。
「おっ、Tシャツにショートパンツか」
リレイらしく動きやすい服を広げた昼田は、首を傾げながらリレイのTシャツをミホロの身体の前にあてがう。
「ひ……!」
男の手が間近まで迫る恐ろしさに、ミホロは思わず息を呑む。
朝倉の言いつけもあって昼田はミホロに触れはしないが、手はスレスレまで近付いている……それだけで恐怖を覚えてしまうミホロの様子を愉しむように、昼田はミホロの身体を眺め回し、おどけた様子で首を傾げる。
「う~ん、ちょっと小さいか?」
「ミホロさんがこんなん着たら、胸がパッツパツでしょうね」
「でもよぉ、男湯に侵入する露出狂ならそういう格好で誘うかもしれないだろ?」
「そのセンもあるかあ……」
失礼な言葉を重ねる彼らの推論は進まない。
続いてミホロのカゴからはスカートが取り出される。取り出しぎわに首から下げていたストラップつきの社員証が落ちるも、朝倉は気付かないフリで社員証をカゴに突っ込み、スカートをルミスの下半身にあてがう。
「う~ん、悩むなぁ」
言いながら夜野はもう片方の手でルミスのカゴを探る――すると、今度は純白のブラジャーが現れた。
「なッ……!!」
思わず声を上げてしまうルミスに夜野たちは知らないフリ。
「ブラとパンツは上下セットっと……白のレースか。パンツの内側は――」
「ちょっと……!」
耐えがたい恥辱に声を上げるルミスの目の前で、夜野はルミスのショーツの表裏をひっくり返す。
繊細なレース面が内側に、ルミスの秘所に触れていた面が表に。男たちの視線は一斉にクロッチ部分に集中して、ルミスどころかリレイとミホロまで顔は真っ赤だ。
「汚れはついてねぇな」
「うっすら湿ってんのは汗か? ニオイはどうだろうな」
言うなり、夜野はクロッチを鼻に押し当てて大きく息を吸う。
「――……!?」
とんでもない狼藉に、ルミスは呼吸も忘れてしまう。
周囲で男たちはどよめいているのに、夜野のあからさまな呼吸音はやけに通る。あらん限りに息を吸い込んだせいでショーツのクロッチ部分の布は夜野の鼻の形を浮き上がらせていて、想像したこともない辱めがルミスを襲う。
「……ん、エロくて甘い女のニオイだ。このエロマンコの持ち主は誰だろうなぁ?」
ニタニタ笑う夜野は、更にリレイのショーツにも手を伸ばす。
身体を動かすことが多いリレイの下着はサラサラとした布地で、青地の上に広がる草木模様のレース編みがいかにも夏らしい雰囲気を添えている。
「こっちは汗の跡があるな。甘酸っぺえニオイだ」
スンスンと鼻を鳴らしてリレイのショーツを嗅ぐ夜野は、ブラジャーをひっくり返して内側に残る汗の跡を指でなぞる。
「おっぱいの形も丸分かりだ。デカすぎず小さすぎず、程よいおっぱいはどれだろうな?」
「……!」
ルミスとリレイのショーツを交互に嗅ぎながら、タオルで隠れた乳房に視線を向ける夜野。
さらに夜野はミホロのカゴを漁って下着を引っ張り出す――現れたミホロのブラジャーは二人のモノと比べて段違いに大きく、周囲でどよめきが起こる。
「うおっ、なんだこのエロブラ!?」
「ぁ……っ!」
恥ずかしさにサッと顔を伏せるミホロの前で、夜野はミホロのブラジャーをブンブン振り回す。
豊かな乳房をしっかり支えるためだろう、ミホロのブラジャーの肩紐は太く、形だけ見ればスポーツブラのようだった。しかし太い肩紐は透け感のある黒レースに包まれ、下着は無骨さよりも大人びた華やかさを伝える。
「デッカ! 後ろのホック三段だぜ、こんなん見たことねえよ!」
「ブラでっけえのにパンツちっちぇえ」
揃いの黒ショーツは小さめで、夜野が間髪入れずにショーツをひっくり返せば黒色の内側には汗と分泌液で濡れた跡が見える。
「ひひ……オンナの匂いがムンムンするぜ。嗅ぎ比べてみるか」
言うと、夜野はミホロの股間に顔を迫らせる。
「ぁ――!」
秘部を隠すタオルのスレスレまで顔を寄せて、クンクンと鼻を鳴らす夜野。
さらに夜野はルミスの股間に肉薄。鼻穴を膨らませながら匂いを嗅ぐ夜野の顔は見ていられないほど卑猥で、ルミスは押し殺せない怒りに呼吸を荒くする。
「う……、うぅっ……!」
「ルミちゃぁ~ん、アソコのニオイ嗅がれて興奮しちゃった?」
「くぅっ……!!」
口惜しさに歯を食いしばるルミスと同じく、リレイも顔から火を吹かんばかりに顔を赤らめている。
しゃがみこんだ夜野の顔はルミスの足元。顔面を思い切り蹴り上げたい衝動に駆られるリレイだが、今の自分がどういう状況に置かれているかを考えれば耐えるほかない。
(ここで何かしたら、妖精庁全体に迷惑がかかる……それだけは避けないと……!)
頭の中で自分に何度も言い聞かせながら、リレイは必死に狼藉を耐える。
「うーん、風呂入ったばっかだからニオイしねえな」
「当たり前だろバカ」
朝倉が夜野の頭をはたけば、ヘラヘラ笑う取り巻きどもは笑い声を重ねる――長い長い辱めの果てに、ようやく朝倉は夜野の行為を切り上げさせる。
「夜野、答えは分かったか?」
「まあこのカゴがリレイちゃんのでしょ」
朝倉の問いに、さして迷いもなくリレイのカゴを指差す夜野。
スポーティなショートパンツや青いブラジャーの入ったカゴを指差したまま、夜野がリレイに目を向ける――答え合わせを求められて、リレイは縮こまったまま小さく頷いて。
「……せ、正解、です」
「やっぱそうだよな~!」
卑しい笑みを顔いっぱいに広げた夜野は、改めてリレイの青ショーツのクロッチを鼻に押し当てて深呼吸。
「っふぅ――甘酸っぱくてエッロ……この匂い、マジでチンコに来るわ」
「う……ぁあっ……」
汗を含んだ秘所の匂いを嗅がれる恥ずかしさにますます縮こまるリレイへ、朝倉は鼻歌でも歌い出しそうな調子で宣言する。
「じゃあ俺たちの勝ちってことで、罰ゲームを受けてもらうか。連帯責任ってことで、三人ともな!」
「な……んで、罰ゲームなんて、聞いてない……!」
「言ってねえもんな~。訊かなかった方が悪くねえ?」
シレッと言い放つ朝倉は、取り巻きに身振りで何かを伝える。
取り巻きは湯桶いっぱいにお湯をすくい上げると、桶の中身を力いっぱいリレイたちにぶち撒けた。
「ぁあっ……!?」
突然お湯をかけられた三人の悲鳴が重なる。
正面からお湯をぶっかけられて逃げられるわけもない。かぶったお湯は温かく、こんな状況でもなければ心地よかったことだろう――しかしリレイたち三人は、お湯の温度よりもお湯のせいで濡れたタオルのことが気になって仕方ない。
「た、タオルが……っ!!」
慌てふためくルミスが自分の身体を見下ろせば、濡れたタオルはぺったりとルミスの胸からウエスト、秘所にまで寄り添い、肌の色を透かしてしまう。
「ど、どど、どうしよう……!?」
「タオル、濡れちゃったら――!」
慌てふためくリレイとミホロはタオルの上から胸や股間を押さえるが、押されたタオルはますます身体に張り付いて、二人の身体の稜線をエロティックに浮き上がらせてしまう。
「さてと、ここからはお触り解禁だ!」
狼狽を隠せない三人を前に、朝倉は意気揚々と宣言する。