柳洞寺、地下深く――霊脈の鼓動が大地を低く唸らせる中、セイバーは囚われていた。
祭壇の中央に磔のごとく吊り下げられたセイバーは、純白のドレスをまとっていた。
光沢のあるサテンとシルクが幾層にも重なり、祭壇の蒼白い燐光を浴びて、白磁のように煌めいている。
その布地は彼女の肢体を寸分違わず包み込み、鍛え上げられた戦士の稜線と、少女の柔らかな丸みを同時に浮かび上がらせていた。
背中は大きく開かれ、薄絹一枚隔てた滑らかな肌が露わになっている。
両腕は頭上で魔術による拘束がされていた。
鎖骨から腰元まで続くラインは、戦乙女の如く峻烈な輪郭を描きつつ、肩口には星屑のような銀糸が織り込まれている。
首元はホルターネック――呼吸とともに上下する喉元と鎖骨が見え隠れし、そのたびに脆さと矜持が交互に滲んだ。
胸元と裾には贅沢なフリルとレースが波打ち、彼女を“戦う者”ではなく、“鑑賞される愛玩物”へと変貌させている。
それでも腰元と髪に結ばれた青いリボンだけは、かつての騎士王としての誇りを辛うじて象徴していた。
「……くっ……う、うぅ……っ」
歯を食いしばり、喉の奥から洩れる苦悶の声を押し殺す。
額には汗が滲み、金色の前髪がしっとりと貼りついていた。
霊核を蝕むようなキャスターの魔術による侵食は、途切れることなく続いていた。
なぜこのような状況に陥ったのか――朦朧とする意識の中で、セイバーは記憶を辿る。
1日前のことだ。
冬木大橋にて、キャスター率いる無数の使い魔の大群と遭遇した士郎と凛。
キャスターは突然、桜を盾にして叫んだのだ。
「下手に動けば、この子の首は胴体とお別れすることになるわよ?」
使い魔の影が桜の首筋に絡みつき、鋭い爪が皮膚を浅くなぞる。
血の匂いが風に乗って流れ、セイバーの鼻腔を刺激した。
「桜!」
士郎が一歩前に出た瞬間、キャスターは冷笑を浮かべた。
「さて、ここで問い掛けるわ。この子を救うために、あなたのサーヴァントは何を選ぶのかしら?」
刹那、セイバーは迷いなく叫んだ。
「マスター、下がっていてください! 私が行く!」
だが、その勇壮な宣言よりも速く、キャスターの杖が振り下ろされた。
「《ルールブレイカー》――マスターとの契約など、最初から存在しなかったことにしてあげる」
空間が裂け、黒い刃が弧を描く。
それはあらゆる魔術的契約を切断する禁断の宝具だった。
ズキリ――!
胸の中心が焼けるように疼いた。
眩暈と共に、士郎との繋がりが途切れていく感触。
「なっ……これは……っ!」
契約のパスが断たれた瞬間、セイバーの体内から支えとなっていた魔力が抜け落ちていく。
咄嗟に抗おうとしたが、既に遅すぎた。
周囲を覆う魔術陣が起動し、セイバーの四肢を縛り上げる。
祭壇へと引きずり込まれる刹那、士郎の悲痛な叫び声が聞こえた気がした。
そして――今に至る。
「……く…うぅ……っ」
セイバーは再び小さく呻いた。
キャスターの術式は、霊核そのものを徐々に侵食してセイバーを蝕んでいる。
それはまるで、生きながらに魂を剥がされていくような苦痛だった。
だが、まだ諦めてはいない。
己の誇りと、何より士郎の未来を守るために。
そのとき――
「まぁ、随分と素敵な姿じゃないの」
嘲弄を含んだ声が響き、闇の帳を切り裂くようにキャスターが姿を現した。
「キャスター……っ!」
セイバーは睨みつけるが、全身に走る痛みで顔を歪める。
キャスターは悠然と歩み寄り、純白のドレスに包まれたセイバーの姿を上から下まで舐めるように眺めた。
「まるでお人形さんね。――とてもよく似合っているわよ、セイバーちゃん?」
キャスターは指先でセイバーの顎を掴み、ぐいと持ち上げる。
氷のような視線が真正面からぶつかり合う。
「騎士王だなんて言われて偉そうにしていたけれど、こうしてみると可愛いものね。こんな可憐なドレスなんか着せられて、何も出来ないなんて」
「ふざけるな……っ! 貴様の好きにはさせない……!」
「ふふ、威勢だけは良いわね」
キャスターは指を滑らせ、セイバーの喉元から鎖骨へと這わせていく。
触れるか触れないかの距離で焦らすように撫でると、セイバーの身体がびくりと震えた。
「やめろ……っ!」
「やめてほしいなら、もっと可愛く懇願したらどう? “お願いします、キャスター様”って」
キャスターはセイバーの頬を撫でながら嗤う。
「こんなに可愛らしくしてあげたのに、まだ騎士のつもりでいるなんて愚かよね。あなたはもう、ただの玩具なんだから」
「違う……私は……っ!」
「違いませんわ」
キャスターはセイバーの耳元に唇を寄せ、囁くように言った。
「だって――あなた、自分で気づいていないの? さっきからずっと、苦しそうに身体を捩じらせているけれど……そのドレスの下、本当はどうなっているのかしら?」
「な……にを……っ」
「まさか、否定するつもり? いいわ、確かめてあげましょう」
キャスターはセイバーの太腿に手を伸ばし、ゆっくりとドレスの裾を捲り上げた。
「やめろ……っ! 触るな……っ!」
セイバーは全力で抵抗しようとするが、魔術の枷はびくともしない。
羞恥と怒りで顔が紅潮していく。
「まあまあ、そんなに怖がらなくてもいいじゃない。ほら――」
キャスターの指がセイバーの秘処に触れた瞬間、
「ひゃあっ!?」
今まで抑えてきた悲鳴が堰を切ったように溢れ出した。
「やっぱり。こんなにグチョグチョになってしまっているのに、騎士王だなんて良く言えたものね?」
キャスターは指先についた透明な粘液を見せつけるように舐め取った。
「貴様……っ! 何をした……っ!」
「ちょっとした薬よ。魔力を乱して感覚を昂ぶらせるだけの簡単なものだけど……効果はご覧の通りね」
キャスターはセイバーの首筋に舌を這わせながら続ける。
「これから毎日、少しずつあなたの身体を書き換えてあげる。騎士としての誇りなんて全部忘れてしまえるくらい、気持ちよくなってもらうわ」
「誰が……そんなものに屈するか……っ!」
「ふふ、楽しみにしているわ」
キャスターは踵を返し、祭壇から去っていく。
「明日また来るわ。それまでせいぜい、自分の醜態を嘆いておくことね」
扉が閉まる音と共に、再び静寂が訪れた。
セイバーは荒い息を整えながら、拳を握りしめる。
(必ず……必ずここから出て、士郎のもとへ……!)
---
柳洞寺の別室。
キャスターはセイバーの様子を報告するため、慎二が待機する部屋へと戻ってきた。
「……どうだった?」
慎二は椅子に寄りかかりながら尋ねる。
その声音には、期待と興奮が入り混じっていた。
「はい、慎二様、術式は効いているようです。精神も少しずつですが、確かに侵食されております」
キャスターは恭しく頭を垂れる。
「そうか……予定通りだな」
慎二はニヤリと笑みを浮かべた。
慎二はキャスターに視線を送り、楽しげに言う。
「そろそろ次の段階に進むとしようか」
「畏まりました。それでは――」
キャスターは慎二の言葉を受け、静かに頷いた。
「準備をいたします」
---
一方、祭壇に拘束されたままのセイバーは、キャスターが去った後も一人苦悩していた。
(どうすれば……この状況を打開できる……?)
思考を巡らせるが、体力も魔力も著しく減退している。
士郎との契約も断たれ、完全に孤立無援の状態だ。
その時――
「ひ、ひぃ…た、助けてくれ……っ!」
悲鳴のような声と共に、扉が勢いよく開かれた。
セイバーは反射的に警戒するが、現れた人物を見て息を呑んだ。
そこにいたのは、――間桐慎二だった。
「や、やめてくれ……っ! 俺はもう聖杯戦争から降りたんだ……っ!」
慎二は床に這いつくばり、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら命乞いをしている。
キャスターはそんな慎二を冷たく見下ろし、鞭を片手に近づいていく。
「あらあら、往生際が悪いわね。まだ逃げられると思っているの?」
「ひぃっ! 頼む……頼むから……っ!」
「あなたが聖杯戦争から降りていようとその手にある令呪がある限りあなたを利用しない理由はないわ」
キャスターは慎二の肩を蹴り飛ばし、彼は床を転がった。
「い、痛い……っ! やめてくれ……っ!」
「おい……貴様……っ!」
セイバーは声を張り上げた。
「その男から離れろ……っ!」
キャスターはゆっくりと振り返り、冷笑を浮かべる。
「あら、珍しいわね。他人の心配ができる余裕なんてあったの?」
「くだらん……っ! 私は騎士だ……弱き者を見捨てるわけにはいかない……っ!」
「ふふ、素敵なお言葉ね」
キャスターは慎二の髪を鷲掴みにし、セイバーの方へと引きずっていく。
「でも、助けられるのはあなたの方かもしれないわよ、この子の令呪を抽出のはあなたを私のものにしたあと」
「その間はこの子にセイバー、あなたの世話をさせる予定よ。」
「そんな必要はない!」
「そうかしら、マスターからのパスを切れた今食事を取らないと魔力の維持も難しいんじゃない?」
「くっ……」
セイバーは悔しげに唇を噛む。
キャスターは慎二をセイバーの近くに投げ出し、告げた。
「慎二、あなたにはこの騎士様の世話係をお任せするわ。しっかりと働きなさい。もし途中で逃げたりしたら――」
キャスターは心の中で申し訳ないと思いながら、指をパチンと鳴らすと、虚空から炎の塊が出現し、慎二のすぐ横を掠めて床に落下した。
轟音と共に煙が立ち込め、床には大きな焦げ跡が残る。
「ひぃっ! わ、わかりました……っ! ちゃんとやります……っ!」
慎二は怯えた様子で何度も頷いた。
キャスターは満足げに微笑み、セイバーに視線を向ける。
「では、健闘を祈るわ、セイバーちゃん。この哀れな子をうまく使って、少しでも延命できることを願っているわ」
そう言い残し、キャスターは再び姿を消した。
部屋にはセイバーと慎二だけが残された。
慎二はしばらく呆然としていたが、やがて恐る恐るセイバーに近づいてきた。
「あ、あの……セイバー……?」
「……何だ」
「お願いします……俺を助けてください……っ! 俺にはもう、あなただけなんです……っ!」
セイバーは慎二の必死な様子を見て
「わかった……貴方を守ります」
セイバーは毅然と言い放つ。
「今は辛いかも知れないが貴方には利用価値があると言われた以上すぐに命の危険はないはずだ……それに私もいずれここから出る手段を見つけ出します」
慎二は内心ではほくそ笑みつつ
「あ、ありがとう……っ!」
と感動したような演技をする。
(計画通りだ……まずは彼女の同情を買うことから始めるか)
慎二はそう考えながら、セイバーに食事を与える役目を担うこととなった。
セイバーは純白のドレスで祭壇に拘束されたまま、微かな呻き声を漏らしていた。
霊核を蝕む魔術の痛みは、時間が経つほどに苛烈さを増していく。
「……う、くっ……」
顔を歪めながらも、セイバーは必死に耐えていた。
士郎との契約も断たれた今、自分が倒れることは、そのまま聖杯戦争における敗北を意味する。
その時、重い扉が開く音が響いた。
「セイバー……ご飯、持ってきたよ」
慎二が盆を手に入ってきた。
その表情は未だ怯えているようで、時折周りを警戒するように視線を泳がせている。
「……すみません、ありがとう、慎二」
セイバーは僅かに頭を傾ける。
昨日の一件以来、慎二は一日三度、彼女に食事を届けていた。
盆の上には簡素な粥と少量の野菜が乗っている。
慎二は盆を置き粥をの器をもってセイバーの口元に運んだ。
「さあ、食べて。食べないと……君の魔力が保たないだろ?」
「……そうですね。」
セイバーは口を開き、慎重に粥を啜る。
慎二は粥をの器を盆に戻しセイバーが咀嚼する様子をじっと見つめていた。
「……どう?美味しい?」
「おいしくはありませんが魔力の回復の糧にはなっています、ありがとう、慎二」
セイバーは努めて冷静に答える。
しかし、疲弊した身体には暖かい食事がありがたかった。
「よかった……少しでも栄養になるといいんだけど」
慎二は安心したように微笑む。
セイバーは粥を飲み下しながら、慎二の様子を伺った。
(この少年……どうやら本当にキャスターに従わされているようだな)
その事実は、セイバーの胸中に小さな憐憫の情を芽生えさせていた。
「慎二、貴方も大変だと思います。無理はしないでください」
セイバーはそう告げた。
「え?」
慎二は驚いたように目を見開く。
「貴方もキャスターに脅されているのでしょう? 私のために無理をすることはありません」
「そ、そんなことないよ!」
慎二は慌てて首を振る。
「僕は……僕はセイバーを助けたいだけなんだ。君が苦しんでいるのを見るのは辛いから」
「そうですか。ありがとうございます、慎二」
セイバーは小さく微笑んだ。
士郎の友人である慎二も正義感の強い少年なのだと思いながら。
慎二の方は内心、ほくそ笑んでいた。
(ふふ、チョロいな……少し優しくしてやるだけで簡単に信用するなんて)
彼は盆を置き、セイバーの隣に腰掛けた。
「ねえ、セイバー」
「何ですか?」
「君はさ……なんで聖杯戦争に参加してるの?」
唐突な質問に、セイバーは一瞬言葉を詰まらせた。
「それは……」
「あ、真名とかそういうのは聞いてないよ。ただ……君みたいな人が、何のために戦ってるのか気になって」
慎二は優しい声音で続ける。
「教えてくれないかな?」
セイバーは逡巡した。
普通ならば、見知らぬ者に自分の目的を明かすことはしない。
しかし、慎二は士郎の友人であり、また自分を助けようとしてくれている。
「……私の願いは、過去をやり直すこと、です」
セイバーは曖昧に答えた。
「過去を?」
「はい。私は……かつて大切な人々を守ることができませんでした。だからこそ、今度こそ間違えないために……」
「そっか……」
慎二は納得したように頷く。
「君は優しいんだね。みんなのために戦ってるんだ」
「優しいなどではありません。私はただ……責任を果たしたいだけです」
「それでも、君はすごく頑張ってると思うよ」
「こんなにボロボロになりながらも、まだ諦めてないんだから」
「……慎二」
セイバーは僅かに戸惑いながらも、その言葉に救われるような気持ちになった。
(この少年は……本当に優しいのだな)
彼女は心からそう思った。
慎二は内心、この瞬間を待ち望んでいた。
(そうだ……もっともっと俺に依存しろ。お前の唯一の味方になれれば、後は好きなように出来る)
「ねえ、セイバー。もし何か困ったことがあったら、僕に言ってね。力になるから」
「ありがとうございます、慎二」
セイバーは小さく頷いた。
--
次の日、
セイバーは純白のドレスを纏いながら、両腕を頭上に弔り上げられたまま、微かな呻きを漏らしていた。
「う、くぅ……っ、はぁ……はぁ……っ」
霊核を蝕むキャスターの魔術による侵食は、着実に彼女を追い詰めていた。
魔力枯渇による虚脱感は、四肢百体に鉛を流し込まれるように重く、意識すら霞んでいく。
純白のドレスの中で、汗に濡れた肌がサテンに張り付き、ぴたりと肢体のラインを浮き彫りにしていた。
食事による魔力回復も微々たるものでしかない。
このままでは、あと数日のうちにキャスターの意のままに動く傀儡と化してしまうだろう。
「セイバー……!」
その時、扉が開き、慎二が駆け込んできた。
彼はセイバーの痛々しい姿を見るなり、悲痛な表情を浮かべる。
「ひどい……こんなに苦しんで……っ、ほら食事をもってきたよ」
慎二は急いで彼女の元へ駆け寄り、盆を置くと粥をの器を持ってセイバーの口元に運んだ。
「セイバー、ほら、食べて。少しでも体力を戻さないと……」
「……ありがとう、慎二。いただきます」
セイバーは力なく口を開き、慎二が差し出す粥を一口ずつ嚥下していく。
胃に暖かいものが流れ込む感覚が、僅かに彼女の意識を繋ぎ止めた。
そんな弱っているセイバーを見て慎二は頃合いだと判断した。
「セイバー、もう限界だろう。キャスターの魔術で君の魔力はどんどん削られている。このままじゃ……」
「わかって、います……ですが、他に方法が……」
「あるよ」
慎二は力強く言い切った。
「僕が君に魔力を与える。それで君の存在を保つことができる」
「え……?」
セイバーは驚いて慎二を見つめた。
「しかし、貴方はマスターではないはずです。どのようにして……?」
「僕には魔術師としての素養がある。そして……」
慎二はセイバーの目を真っ直ぐに見据えた。
「君を助けたい。そのためなら、どんな手段を使ってもいいと思ってる」
「慎二……」
セイバーの胸に、熱いものが込み上げてきた。
自分のためにここまで言ってくれる者がいる。
それがどれほど嬉しく、そして心強いことか。
「でも、問題がある」
慎二は真剣な表情で続けた。
「魔力を直接君に流し込むには、肌と肌の接触が必要なんだ。しかも、かなり深い部分まで接触しないと効果が出ない」
「深い……部分……?」
セイバーは困惑したように首を傾げる。
「つまり……こういうことだよ」
慎二はそっとセイバーの頬に手を添えた。
「君の……あそこ――膣口に僕の男根を沈めて、内部から直接魔力を注入するんだ」
「なっ……!?」
セイバーは顔を真っ赤にして狼狽えた。
「そ、そんなことはできません! 私は騎士です! そのような行為は……!」
「でも、これが唯一の方法なんだ!」
慎二は必死に訴えかける。
「このままじゃ君は消滅してしまう! でも、これなら……僕が君を救える!」
「しかし……っ」
セイバーは激しく葛藤した。
確かに、慎二の提案は魅力的だ。
だが、騎士としての誇りがそれを許さない。
「セイバー、僕を助けるためだと思って、このままじゃ僕も殺されてしまう……」
慎二は俯き、震える声で付け加えた。
「君が死んだら、僕も終わりなんだ。キャスターは僕を生かすって言っているけど本当かどうかわからない」
慎二の必死な言葉にセイバーはさらに心を揺さぶられた。
(このまま私がキャスターに屈すれば、慎二も……それは騎士として容認できない)
「……わかりました」
セイバーは覚悟を決めたように頷いた。
「貴方の言う通りにしましょう。……ですが、これはあくまで緊急措置です。決して、誤解しないでください」
「もちろんだよ、セイバー」
慎二は内心ほくそ笑みながら、表面上は感激したような表情を作った。
「ありがとう。君の勇気に報いるために、僕も全力を尽くすよ」
慎二はセイバーのドレスの裾に手をかけた。
「では、始めるよ。少し冷たいかもしれないけど我慢してね」
「はい……お願いします」
セイバーはぎゅっと目を瞑り、羞恥に耐えた。
慎二の手がドレスのスカート部分を捲り上げていく。
純白の布地が持ち上がり、彼女の健康的な脚線美が露わになった。
「きれいだ……」
慎二は思わず呟いた。
「そ、そんなこと言わないでください……っ」
セイバーは恥ずかしさで顔を背ける。
「ごめんセイバー、騎士である君には失礼だったね、でも僕も男だ君みたいな美人の足を見たらそう思うよ」
慎二はさらに手を進め、ショーツに手をかけた。
「それじゃあ、下着も脱がすよ」
「……っ、お願いします」
慎二はセイバーのショーツをゆっくりと下ろしていく。
その過程で、セイバーの肌が露わになっていく。
慎二は内心興奮しながらも、表面的には平静を装った。
「セイバー、すごくきれいだよ」
「や、やめてください……っ」
セイバーは羞恥で全身を火照らせた。
「ごめん、でも本当に美しいよ。こんな状況じゃなければ、もっとゆっくり堪能したいと思うほどに」
慎二はそう言いながら、彼女の足元に跪いた。
「それじゃあ、少しだけ準備をするね」
「準備……?」
「セイバーはその初めてだろう?ちゃんと慣らさないと痛いからね」
慎二はそう言うと、彼女の秘所に顔を近づけた。
「ひゃっ!? 何を……っ!」
「大丈夫、すぐ終わるから」
慎二は彼女の花弁に舌を這わせた。
「じゅぷり……ぢゅぢゅッ……」
「あっ、や、やめてください……っ! そんなところを……っ!」
セイバーは激しく抵抗しようとするが、魔術による拘束がそれを許さない。
「クチュクチュ……レロレロ……」
慎二は執拗に彼女の敏感な部分を責め立てた。
「や、やめ……っ、あ、あぁ……っ!」
セイバーの声が震え始める。
「グチュグチュ……チロチロ……」
「ひゃうっ!? だ、だめです……っ! そんなに舐めないで……っ!」
彼女の秘所からは、次第に蜜が溢れ出してきた。
「すごいね、セイバー。もうこんなにグチョグチョになってるよ」
「そ、そんなことありません……っ!」
セイバーは必死に否定するが、その証拠は明らかだった。
「じゃあ、試してみようか」
慎二は指を彼女の膣口に差し込んだ。
「ずりゅ……ずにゅずにゅ……」
「あっ、やぁ……っ!」
セイバーの身体がびくりと跳ねる。
「ほら、もうこんなに濡れてるよ。指が簡単に飲み込まれていく」
「や、やめてください……っ!」
セイバーは涙目で懇願する。
「もう十分だと思うよ。それじゃあ、本番に入るね」
慎二は立ち上がり、自らのベルトを緩めた。
「な、何を……?」
セイバーは不安そうな表情で慎二を見上げる。
「これから君の膣口に僕の男根を沈めるんだ。さっき言った通り、これが一番効率的な魔力供給方法だからね」
「っ……わかりました」
セイバーは覚悟を決めたように目を閉じた。
慎二は自らのペニスを取り出した。
それは雄々しく勃起しており、亀頭は大きく張り出していた。
「……っ」
セイバーは思わず息を呑んだ。
「それじゃあ、いくよ」
慎二は彼女の股間に自らのペニスを宛がった。
「は、はい……」
セイバーは恐怖と緊張で身体を硬くした。
「大丈夫、優しくするから」
慎二はゆっくりと腰を押し進めた。
「メリメリッ……ずぶっ……」
「いっ、つぅ……っ!」
セイバーは悲鳴を上げた。
「ごめん、でももう少し我慢して」
慎二は更に深く侵入していく。
「ずぶり……ずぶずぶ……」
「あっ、あぁ……っ!」
セイバーの瞳から涙が零れ落ちた。
「全部入ったよ、セイバー」
慎二は満足げに呟いた。
「う、うぅ……っ」
セイバーは痛みに耐えながらも、慎二を受け入れていた。
慎二はゆっくりと腰を動かし始めた。
「ずるっ……ずるずる……」
「あっ、やぁ……っ!」
セイバーの声が再び震え始める。
「グチョグチョ……ずぶずぶ……」
慎二は徐々に速度を上げていった。
「ひゃうっ!? だ、だめです……っ! そんなに動いたら……っ!」
「大丈夫、もう少し慣れれば気持ちよくなるから」
慎二はさらに激しく腰を打ち付けた。
「ずりゅ……ずにゅずにゅ……」
「あっ、あぁ……っ! なんか変です……っ!」
セイバーの声に快感の色が混じり始めた。
「グチュグチュ……ずぶずぶ……」
「や、やめてください……っ! そんなに突かないで……っ!」
「セイバー、もっと感じて。僕の魔力を受け取って」
慎二はセイバーの耳元で囁いた。
「あっ、あぁ……っ! なんか来ます……っ! 来ちゃいます……っ!」
「いいよ、そのままイって」
慎二は最後の一突きを放った。
「ずぶっ!」
「あぁぁぁぁっ!!」
セイバーは盛大に絶頂を迎えた。
「ドクドク……ドピュルッ……」
慎二も同時に射精した。
「あっ、あぁ……っ! なかが……いっぱい……っ」
セイバーは放心状態で呟いた。
「どうだった? 効果はあった?」
慎二は心配そうに尋ねた。
「はい……少し、楽になりました」
セイバーは疲れ切った表情で答えた。
「良かった。それじゃあ、定期的にこれを続ける必要があるね」
「そ、そんな……っ」
セイバーは愕然とした。
「仕方ないよ。これが一番効率的な方法なんだから」
慎二は悪びれもなく言った。
「わ、わかりました……」
セイバーは渋々同意した。
こうして、セイバーと慎二の奇妙な関係が始まった。
表向きは救命措置であるが、その実態は慎二によるセイバーの支配であった。
そして、セイバー自身も次第にその行為に溺れ始めていくのだった。
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あれから3日後
柳洞寺の地下祭壇。冷たい光が燐火のように揺らめく中、セイバーは両腕を高く弔り上げられたまま、微かな呻きを漏らしていた。
「う……くぅ……っ、はぁ……はぁ……っ」
しかし、その内側では霊核が摩耗し、魔力枯渇によって存在そのものが消えかかっていた。
慎二との直接の魔力供給によって一時は持ちこたえたものの、キャスターの術式による侵食の方が遥かに速かった。霊核の周囲に巣食う黒い楔は、日に日に深く食い込んできており、セイバーの意識を削り取っていく。
「……もう……だめ……なのか……?」
霞む視界の中で、セイバーは己の無力さを噛み締めていた。こんなところで終わってしまうのか――そんな絶望が心を覆い尽くす。
その時、ガチャリ。
重い扉が開く音が響いた。
「セイバー……!」
慎二が息を切らして駆け込んできた。彼はセイバーの痛々しい姿を見るなり、悲痛な表情を浮かべる。
「ひどい……こんなに苦しんで……っ」
慎二は急いで彼女の元へ駆け寄り、その頬に震える指先を添えた。
温かい掌が触れた瞬間、セイバーは僅かに目を見開く。
「慎二……来てくれたのですね」
「当たり前だよ、セイバー。僕はキャスターに無理やりやらされているけど君の世話役だし君だけが希望なんだ」
慎二は心配そうにセイバーを見つめた。
「しかし……僕が細々と魔力供給を続けても、それは君の苦痛を長引かせるだけで解決にはならないんだ。……このままじゃ君は、僕の目の前で、ただ苦しみながら消えてしまう」
「……そう、かもしれません」
セイバーは自嘲気味に微笑んだ。
「私は騎士として……あまりにも無力だった。キャスターの術式にすら抗えず、貴方にも迷惑をかけて……」
「そんなことない!」
慎二は強く首を振った。
「君は十分頑張ったよ。誰も君を責めたりしない。むしろ、僕がもっと早く気づいていれば……」
「慎二……」
セイバーはその優しさに胸を打たれた。
「でも、本当にどうしようもないんですか? 僕にはもう君を救う方法が……」
慎二はわざと絶望的な表情を作ってみせた。
「唯一の方法がある。僕との正式なマスター契約で、キャスターのパスを内側から食い破るんだ。君の願いを叶える手伝いをしたい……。だから、衛宮士郎ではなく、僕を君のマスターに選んでくれ」
「慎二……貴方は一体何を……?」
セイバーは混乱したように首を傾げた。
「僕はキャスターに無理やり協力させられているけど心の中では君の味方だよ。そして、僕には魔術師としての資質がある。君を救うためなら、どんなリスクも厭わない」
「しかし……それでは貴方が危険に……」
「大丈夫だよ。僕は君がいなくなることの方がずっと怖いんだ」
慎二は真剣な眼差しでセイバーを見つめた。
「キャスターに見つかれば当然僕も殺されるだろう。でも、君を失うよりはずっとマシだ」
「慎二……」
セイバーの胸に熱いものが込み上げてきた。
自分のためにここまで言ってくれる者がいる。それがどれほど嬉しく、そして心強いことか。
「でも、どうやって……?」
「キャスターの術式を解析したんだ。彼女の魔術は外部からの干渉に弱い。だから、僕が新しいパスを形成して、内側からキャスターの支配を断ち切ることができる」
「そんなことが……本当に可能なのですか?」
「わからない。でも、賭けてみる価値はあると思う」
慎二は力強く頷いた。
「君の願いは過去をやり直すことだったよね? 僕もその手伝いがしたいんだ」
「私の……願いを……?」
セイバーは驚いたように目を見開いた。
「もちろん覚えているよ。君は誰よりも高潔で、誰よりも強い心を持っている。だからこそ、その願いを叶えてあげたいんだ」
「慎二……」
セイバー自分のことを理解し、肯定してくれる者がいる。
その事実が、彼女の心を深く揺さぶった。
士郎の顔が脳裏を過ぎる。
彼は自分の願いを知っても、彼は自分の願いを理解してくれただろうか?
「わかりました」
セイバーは覚悟を決めたように頷いた。
「貴方を信じます。ですから、お願いします。私を救ってください」
「ありがとう、セイバー」
慎二は満足げに微笑んだ。
(ふふ、僕を信じるだってw 本当にチョロいなぁww)
「ごめんセイバー、成功率をあげるために魔力供給をしながら行うけど大丈夫?」
「………は、はい、お願いします」
セイバーは恥ずかしそうに顔を背けた。
「それじゃあ、始めるよ」
慎二はセイバーのドレスの裾に手をかけた。
「じゅぷり……ぢゅぢゅッ……」
慎二は彼女の花弁に舌を這わせた。
慎二は執拗に彼女の敏感な部分を責め立てた。
「あ、あっ……んっ!」
「ずりゅ……ずにゅずにゅ……」
慎二は指を彼女の膣口に差し込んだ。
「あっ、やぁ……っ!」
セイバーの身体がびくりと跳ねる。
「もう十分だね。それじゃあ、本番に入るね」
慎二は自らのペニスを取り出し、彼女の股間に宛がった。
セイバーの膣口は慎二の亀頭を容易く飲み込み、歓迎するように絡みついてくる。
「ずぶっ……ずぶずぶ……」
「あっ、あぁ……っ!」
セイバーの声が震え始める。
「グチュグチュ……ずぶずぶ……」
魔術的な契約を開始した。
「我が名は間桐慎二。汝のマスターとなり、共に歩むことを誓う」
「汝の願いを受け入れ、契約を結ぶことを誓う」
二人の間で眩い光が迸った。
次の瞬間、セイバーを縛り続けていた拘束が弾け飛んだ。
「きゃっ!」
自由になった彼女の身体は、崩れるように慎二の胸の中へと収まった。
「大丈夫?」
慎二は優しくセイバーを抱き留めた。
「はい……ありがとうございます、慎二」
セイバーは慎二の胸に顔を埋めた。
「でも、まだ君の消耗は大きい。本来の力を取り戻すには、もっと深い魂の触れ合いによる魔力補給が必要なんだ」
「深い……魂の触れ合い……?」
セイバーは不安そうに問い返した。
「つまり……さっきよりもっと濃密な魔力供給が必要なんだ。でも、僕は君を大切に思っているから、無理強いはしたくない」
「慎二……」
セイバーは迷った。
ここで断れば、また以前の苦痛に逆戻りだ。
それに……
(この人は私を救ってくれた。ならば、私にできることは何でもするべきだ)
「……わかりました。貴方の望むままに」
セイバーは覚悟を決めたように頷いた。
「ありがとう、セイバー」
慎二は満足げに微笑んだ。
(ふふ、やっとここまで来た。これで完全に掌握できる)
「それじゃあ、始めるよ」
慎二はセイバーを祭壇の上に寝かせた。
セイバーに顔を近づけ、優しく口づけた。
「んっ……ちゅぷ……」
「ちゅ……んんっ……」
セイバーはその行為に驚きつつも、不思議と嫌悪感はなかった。
むしろ、心地よさすら感じていた。
「可愛いよ、セイバー」
慎二は囁くように言った。
「そ、そんなこと……っ」
セイバーは恥ずかしそうに顔を背けた。
「でも本当だよ。君はとても綺麗だ」
慎二は再び彼女の唇を奪った。
「んんっ……ちゅぷ……んんっ……」
今度は先程よりも激しく、舌を絡め合った。
「はぁ……っ、んんっ……」
セイバーの呼吸が乱れていく。
「クチュクチュ……レロレロ……」
慎二は執拗に彼女の口腔を犯し続けた。
「あっ、んんっ……はぁ……っ」
セイバーの身体が小刻みに震え始める。
「どう?気持ちいい?」
慎二は意地悪く問いかけた。
「そ、そんなこと……っ」
セイバーは否定しようとするが、その声には明らかな快感の色が混じっていた。
「そろそろいいかな」
慎二はセイバーのドレスの胸元に手を伸ばした。
「や、やめてください……っ!」
セイバーは慌てて制止しようとするが、魔力不足で身体に力が入らない。
「大丈夫、優しくするから」
慎二はゆっくりと布地を剥いでいった。
「あっ……やぁ……っ」
セイバーの乳房が露わになる。
慎二はその柔らかな双丘に手を添えた。
「すごく綺麗だよ」
「そ、そんなことありません……っ」
セイバーは羞恥で顔を真っ赤に染めた。
「違うよ。本当に綺麗だ」
慎二はそう言うと、彼女の乳首に吸い付いた。
「ちゅ……ぺろ……」
「ひゃうっ!?」
セイバーの身体が大きく跳ねる。
「ちゅぷ……ぺろぺろ……」
慎二は執拗にその敏感な突起を刺激し続けた。
「あっ、やぁ……っ! そんなに舐めないで……っ!」
「でも、君のここは喜んでいるみたいだよ」
慎二はそう言いながら、もう片方の乳首を指で摘まんだ。
「あっ、あぁ……っ!」
セイバーの声が一段と大きくなった。
「もっと感じて」
慎二はさらに激しく責め立てた。
「グチュグチュ……ちゅぷちゅぷ……」
「あっ、あぁ……っ! だめです……っ! そんなにしたら……っ!」
セイバーの声に快感の色が濃くなっていく。
「そろそろいいかな」
慎二はセイバーの下半身に手を伸ばした。
「や、やめてください……っ!」
セイバーは慌てて制止しようとするが、やはり身体に力が入らない。
「もう充分濡れてるよ」
慎二はそう言うと、彼女の秘所に指を滑り込ませた。
「ずりゅ……ずにゅずにゅ……」
「あっ、やぁ……っ!」
セイバーの身体がびくりと跳ねる。
「すごいね、もうこんなにグチョグチョになってるよ」
「そ、そんなことありません……っ!」
セイバーは必死に否定するが、その証拠は明らかだった。
「じゃあ、試してみようか」
慎二は指を彼女の膣口に差し込んだ。
「ずぶっ……ずぶずぶ……」
「あっ、あぁ……っ!」
セイバーの声が震え始める。
「ほら、もうこんなに簡単に入っていくよ」
「や、やめてください……っ!」
セイバーは涙目で懇願する。
「でも、まだまだだよ」
慎二は更に深く侵入していく。
「ずぶずぶ……ぐちゅぐちゅ……」
「あっ、あぁ……っ! だめです……っ! そんなに動かさないで……っ!」
「でも、君のここは喜んでいるみたいだよ」
慎二は執拗に彼女の膣内を刺激し続けた。
「グチュグチュ……ずぶずぶ……」
「あっ、あぁ……っ! なんか変です……っ! なんか来ます……っ!」
「いいよ、そのままイって」
慎二は指の動きを加速させた。
「ずぶずぶ……ぐちゅぐちゅ……」
「あっ、あぁ……っ! 来ます……っ! 来ちゃいます……っ!」
「イクッ!」
セイバーは盛大に絶頂を迎えた。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
セイバーは放心状態で呼吸を整えていた。
「どうだった? 気持ちよかった?」
慎二は微笑み悪戯っぽく問いかけた。
セイバーは慎二の微笑みに魅了されてしまい何も答えられなくなってしまった。
セイバーは熱に浮かされたような瞳で慎二を見つめた。
(なんだろう……慎二を見ていると、なぜか胸が高鳴ってくる……)
今まで感じたことのない感情に戸惑いながらも、セイバーは自然と口を開いていた。
「慎二……」
「ん? どうしたの?」
「貴方は……私を助けてくれました。こんな状況なのに、貴方は私のために……」
「当然だよ。君は僕の大切な人だから」
慎二は優しく微笑んだ。
「大切な人……?」
セイバーはその言葉を反芻した。
(大切な人……ということは、慎二は私のことを……)
セイバーは突然、頬を紅潮させた。
「セイバー? どうしたの? 顔が赤いよ」
「な、なんでもありません……っ」
セイバーは慌てて顔を背けた。
(違う……これは勘違いだ。慎二は私を助けようとしてくれているだけなのに……)
しかし、いくら否定しても、胸の高鳴りは収まらなかった。
慎二はそんなセイバーをみて
(はは、僕の顔をみて呆けてるよw まあ、僕のことを好きになるのも無理はないよねw)
と内心で嘲笑った。
「さて、休憩はここまでだよ。続きをしようか」
慎二は再びセイバーに覆いかぶさった。
「あっ……待ってください……っ」
セイバーは慌てて制止しようとするが、慎二は聞く耳を持たない。
「ごめんね、でも僕もう我慢できないだよ」
慎二はセイバーの両脚を大きく開き、自らのペニスを彼女の秘所に押し当てた。
「あ、…っ!」
セイバーはすこし期待するように震えた。
「いくよ」
慎二はゆっくりと腰を押し進めた。
「ずぶっ……ずぶずぶ……」
「あっ、あぁ……っ!」
セイバーの声が震え始める。
「グチュグチュ……ずぶずぶ……」
慎二は徐々に速度を上げていった。
「ひゃうっ!? だ、だめです……っ! そんなに動いたら……っ!」
慎二はさらに激しく腰を打ち付けた。
彼の剛直がセイバーの膣内で何度も抜き挿しされ、粘膜同士が擦れ合うたびに淫靡な水音が響く。
パンッ、パンッ、パチュンッ!
「あっ、あぁ……っ! すご……っ、すごいです……っ!」
セイバーの声に快感の色が濃くなっていく。
もはや彼女は慎二の与える快楽に夢中になっていた。
「セイバー、もっと感じて。僕の魔力を受け取って」
慎二はセイバーの耳元で囁いた。
「あっ、あぁ……っ! なんか来ます……っ! 来ちゃいます……っ!」
「いいよ、そのままイって」
慎二は最後の一突きを放った。
「ずぶっ!」
「あぁぁっ!!」
セイバーは盛大に絶頂を迎えた。
「ドクドク……ドピュルッ……」
慎二も同時に射精した。
「あっ、あぁ……っ! なかが……いっぱい……っ」
セイバーは放心状態で呟いた。
慎二はそんなセイバーをみながら真剣な表情を作りセイバーの心を完璧に掌握しようと試みた。
「セイバー、ごめん君の願いを叶えると言ったけど、今僕は決意が揺らいでる」
「……え?」
セイバーは驚いて慎二を見つめた。
「どういうことですか?」
「その僕は君を僕のものにしたいと強く思ってしまってるんだ」
「そ、そんな……」
セイバーは混乱したように首を傾げた。
「僕は君が好きだ。だから、君の願いを叶えるよりもこうして君とつながっていたいと思ってしまうんだ」
「慎二……」
セイバーは慎二に見つめられ胸が高鳴った。
(慎二は私のことを……好き……?)
その事実が、彼女の心を深く揺さぶった以前のセイバーであれば自分の願い選定の儀式をやり直すこと以外は考えられなかっただろう。
しかし今は違う。
慎二との繋がりが、それ以上に重要なものに思えていた。
「私も同じです……慎二」
セイバーは恥ずかしそうに俯いた。
「私も……貴方とこうしていたいと思います、あ、あなとことが、す、好きです」
慎二は満足げに微笑んだ。
(よし、これで完全に心は掌握した、あとは快楽に沈め僕の言うことであればなんでも聞くお人形にしてあげるよセイバー)
「ありがとう、セイバー。それじゃあ、もう一度いいかな?」
「はい……お願いします」
セイバーは期待に満ちた瞳で慎二を見つめた。
慎二は再びセイバーに覆いかぶさった。
「いくよ」
慎二は再び腰を振り始めた。
「あっ、あぁ……っ! だめです……っ! そんなに動いたら……っ!」
「でも、君のここは喜んでいるみたいだよ」
慎二は今までの手加減をやめ本格的にセイバーを快楽の沼に叩き落とすべく激しく責め立てた。
彼の大きなペニスがセイバーの膣内を蹂躙し、子宮口を何度も叩く。
パンッ、パンッ、パチュンッ!
「あっ、あぁ……っ! すご……っ、すごいです……っ!慎二っ!」
セイバーの声に快感の色が濃くなっていく。
慎二はセイバーを抱き上げ、座位の体位に変えセイバーの唇と激しく貪り合った。
「んんっ……ちゅぷ……んんっ……」
セイバーはもはや抵抗せず、積極的に慎二を求めた。
「ちゅ……んんっ……ちゅぷ……」
二人の唾液が混じり合い、卑猥な音を奏でる。
「はぁ……っ、んんっ……慎二……っ、もっと……っ!」
セイバーは自ら腰を振り始めた。
「いいよ、セイバー。もっと気持ちよくなろう」
慎二はセイバーの腰を掴み、上下に揺さぶった。
「あっ、あぁ……っ! だめです……っ! そんなにしたら……っ!」
「でも、君のここは喜んでいるみたいだよ」
慎二はさらに激しくセイバーを責め立てた。
「グチュグチュ……ずぶずぶ……」
「あっ、あぁ……っ!いちゃいます……っ!」
「いいよ、そのままイって」
慎二は最後の一突きを放った。
「ずぶっ!」
「あぁぁっ!!」
セイバーは盛大に絶頂を迎えた。
「ドクドク……ドピュルッ……」
慎二も同時に射精した。
「あっ、イクッ、あぁぁっ!!」
セイバーは放心状態で呟いた。
そんな放心状態のセイバーを慎二は四つん這いにさせバックから責め立てた。
「あっ、あぁ……っ! こんな格好……っ、恥ずかしいです……っ!」
「でも、君のここは喜んでいるみたいだよ、ほらっ」
慎二は激しく腰を打ち付けた。
パンッ、パンッ、パチュンッ!そして今日も慎二はセイバーの膣口に男根を沈めセイバーを鳴かせるのであった。
「あっ、あぁ……っ!うぐっ、あへっ、ぁハァァァッ! いいっ!」
セイバーは後ろから激しく突かれながら、恍惚とした表情を浮かべていた。
「もっと……っ、もっと激しく……っ!」
セイバーは自ら腰を振り、慎二のペニスを深く咥え込もうとする。
「セイバー、君は本当に淫乱だね」
慎二は嗜虐的な笑みを浮かべながら、さらに激しく腰を打ち付けた。
「あっ、あぁ……っ! だって……っ、慎二が……っ、気持ちよくさせてくれるから……っ!」
セイバーは涎を垂らしながら、快楽に溺れていた。
もはや彼女の中に騎士としての矜持はなく、ただ快楽を貪る雌犬と化していた。
「そろそろ出すよ」
慎二はセイバーの腰を掴み、一気に射精した。
「ドクドク……ドピュルッ……」
「あっ、あぁ……っ! なかが……いっぱい……っ」
セイバーは床に倒れ込み、恍惚とした表情で精液を浴びていた。
「おいおい、まだ終わってないぞ」
そう言うと慎二は再度、セイバーを引き寄せ正常位で犯し始めた。
「まだ……っ、休ませてください……っ!」
「ダメだよ、セイバー。君は僕のモノなんだから、僕が満足するまで付き合ってもらうよ」
そう言って慎二は数時間セイバーを犯し続けた。
「ほら、これで最後だセイバー」
慎二はセイバーのあそこからペニスを抜き去り、彼女に精液を浴びせかけた。
「ドクドク……ドピュルッ……」
「あへ、へへっ…、ああっ、ぁあっ……♡」
セイバーは恍惚とした表情で精液を浴び、白濁した液体にまみれた。
純白のドレスとセイバーの躰は慎二の精液で無残に汚されその姿はかつての高潔だった姿を完全に忘却するほどの痴態となっていた。
慎二はそんなセイバーを眺めながら満足げに呟いた。
「はは、なぁ、セイバー、僕はね本当は君をただ僕の言うこと聞く人形にしたかっただけなんだよ、でもいいよね、君が僕の言うことを聞いていれば、今のように犯して愛を呟いてあげるよ、セイバー♪」
「はぃ、なんでも言うこと聞きます、私は慎二さえいれば何もいりません」
セイバーはもはや騎士王としての矜持も忘れ、ただ慎二の愛を求めるだけの雌犬と化していた。
慎二はそんなセイバーを抱きしめ、耳元で囁いた。
「ありがとう、セイバー。じゃあセイバー、君の真名を
教えてもらおうか?」
「はい、私の真名はアルトリア・ペンドラゴンです」
セイバーは素直に真名を告げた。
「ふふ、ありがとうアルトリア。それじゃあ、僕の言うことをよく聞いてね」
慎二はセイバーの耳元で様々な指示を与えた。
「はい、慎二♡、なんでも言ってください♡」
セイバーは嬉しそうに返事をし、慎二の言葉を受け入れた。
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柳洞寺の地下深く、かつてキャスターがセイバーを囚えた祭壇は、今や異様な楽園へと姿を変えていた。
冷たかった燐光は、今は桃色に濁った魔術の灯りに置き換えられ、祭壇の周囲には甘美な淫香が満ちている。床には白濁した液の跡が幾重にも重なり、もはや元の石床の色など判別できない。
その中央で、慎二は王のように座していた。
彼を挟んで、二人の女が睦み合っていた。
片方は――キャスター。紫紺のローブをはだけさせ、豊かな乳房を露わにしながら、慎二の肩に顎を預けている。彼女の眼には、かつての傲岸な魔術師の面影はなく、ただ主人に仕える牝猫のような媚びが湛えていた。
「ふふ……慎二様♡、今日もお元気ですこと」
キャスターは指先で慎二の胸元をくすぐりながら、蠱惑的に囁く。
そして、もう片方――。
セイバーは、かつての騎士の装いなど完全に脱ぎ捨てていた。青いスカートと白いブラウス。清楚な姿だったのに、今はその布地のあちこちに白濁した斑点が散り、胸元のリボンは半ば解けている。
彼女は慎二の膝元に崩れ落ちるように横たわり、それでも健気に起き上がって、慎二の腿に額を擦りつけていた。
「慎二♡……もっと、私の中に貴方の証を……」
熱に浮かされたような声音で、セイバーは懇願する。
その瞳は既に焦点を失い、ただ慎二のみを映していた。
かつての高潔な騎士王の面影は、もはや微塵もない。
「ふふ、セイバーったら、まだ足りないの?」
キャスターが揶揄うように言うが、セイバーは全く意に介していない。隣でキャスターが慎二の寵愛を受けていても、眉一つ動かさないのだ。
慎二は、そんなセイバーの顎をクイと持ち上げた。
「見てごらんよ、セイバー。衛宮士郎がこれを見たら、どんな顔をするだろうね? こんな風に甲冑を脱ぎ捨てて、僕の膝元で淫らに悶えている君を見たら……きっと、一生立ち直れないだろうな」
慎二は心底愉快そうに嗤った。
セイバーは一瞬だけ、かつてのマスターである士郎の顔を思い出した。
――衛宮士郎。あの朴訥で優しい少年。
だが、彼女の口から出てきたのは、謝罪ではなく、冷酷な嘲笑を孕んだ言葉だった。
「衛宮士郎。私に真の救いを与えられなかった無能な彼には、今の私の幸福など理解できないでしょう。……私のすべては慎二、貴方のためにあります。♡」
「ははは、そうか、そうか」
慎二は満足げに犯し彼女の髪を掻き乱しながら、視線を地下室の先、夜の冬木市へと向けた。
「次は遠坂だ。あいつもすぐに、君たちみたいに僕なしじゃいられない身体にしてあげるよ。……楽しみだろう? セイバー」
「はいっ、慎二♡」
セイバーはただ悦楽の余韻に浸りながら、次なる獲物さえも主の喜びのために供されることを願う、忠実な「慎二の女」として微笑んだ。