スカーレット・エル・ヴァンディミオン
カイル
前書いた別のパターンです。
以前より原作からのifっぽく書いてみました。
月明かりすらない闇の中、私室の窓辺に立つカイルは己の右手に宿る怒りを抑えきれずにいた。
脳裏にこびりつくのは夜会での記憶——床に這いずる自分を見下ろす赤薔薇のごとき瞳。
「あの高飛車な面構えを……」
爪が掌に喰い込み、指先が白くなる。
「二度と忘れさせん。粉々に砕いてやる」
その背に細い影が静かに忍び寄った。ふわりと漂う甘い芳香と共に、テレネッツァの柔らかな唇がカイルの頬を撫でる。
「まあ怖いお顔。ですがお労しいですわ、公爵家は彼女の潔白を主張すると聞きました」
「馬鹿な。俺を殴った時点で重罪だろう!」
「それでも“正当防衛”で押し通すつもりのようですの。あなたの兄、ジュリアス様が署名を済ませれば全てご破算。あの小賢しい公爵令嬢は再び花道を歩ける……悔しいでしょう?」
震える肩に彼女の細腕が絡みつき、耳朶に吐息が触れる。
「ならば逆手を取りましょう。無罪を受け入れ、“管理”という名目の下であなたの掌中へ」
「管理だと?」
「ええ。正式に侍女に任命なさるのです。“教育”するための名目。檻に入れてしまえばもう逃げられませんわ」
カイルの瞳が血走り始めた。かつての敗北の映像が怒涛のごとく蘇る。
「俺を愚弄した罰を与えてやる……だが、兄上が邪魔だ」
「ジュリアス様はは私が束ねます。この身でもって」
さらりと告げられた言葉にカイルの眉が跳ねた。
「俺がいるのに兄上を誘うのか?」
独占欲と苛立ちがない交ぜになり、背筋に不快な電流が奔る。
しかしそんな怒気さえテレネッツァにとっては甘美な音楽だった。
「怒らないで下さいませ。あれは道具。あなたの玉座を守る為の鍵。——けれど本命は永遠にあなただけですわ」
囁きと共に魅了の魔力が空気へ滲み出し、カイルの思考を麻痺させる。
甘い鎖がまた一段と強く巻きついたのを自覚しながら、彼は抗うことなく頷く。
「いいだろう。兄上のことは好きにするといい。代わりに俺は……」
彼の視線が遠くの公爵邸の方角へ向く。
漆黒の城壁の陰で一人、罪もないはずの令嬢はまだ安眠を貪っている。
「真紅の薔薇を……いや、“ただの奴隷”にしてやる。泥の味も、地べたを這う悦びも教えてやるさ」
「うふふ……素敵ですわ」
(ホント、簡単な男♪、これで私は王子二人を手に入れて、スカーレットにも復讐できる♪)
こうして、何も知らないスカーレットを奈落の底へと引きずり下ろされていく。
夜更け過ぎ。月光が薄れ、廊下に蝋燭の火だけがちらつく頃──王太子ジュリアスの私室は、甘い香水と魔性の気配で充満していた。
テレネッツァはソファに腰掛けるジュリアスの背後へ跪き、しなやかな指先で彼の肩をゆっくり揉みほぐす。ひと擦りごとに紫紺の火花めいた魔力が弾け、王太子の意識を少しずつ侵食していく。
「ジュリアス様。今日、裁判所より正式に“スカーレットは正当防衛”との勧告が届きましたわ」
「……ほう」
ぼんやりとした返答。虚ろな瞳の奥で思考が鈍く回るが、判断力は急速に削がれている。
「このまま公爵側の主張を通せば、カイル様はさらに孤立し反発を招きます。あなたが愛する“王国の安定”にも傷が付きますわね」
「それは……困る」
胸元で囁かれる声が、幼児に諭す母のように甘く染み込む。テレネッツァは頷きながら続ける。
「ですから──“和解”を布告なさってくださいませ。彼女の潔白は認める。ただし“責任の一環”として、謹慎中のカイル様付きのメイドとして身を捧げさせるのです」
「メイド……身分を汚すことになるな」
「ええ。けれど彼女の立派な矜恃なら耐えられるでしょう? それどころか“救国の英雄”として誉れを得るかもしれませんわ」
(ふふっ……滑稽な妄想もここまで来ると芸術ね)
内心で冷笑しつつも、唇だけは慈愛に満ちた弧を描く。ジュリアスの頬へそっとキスを落とすと、決裁用の羊皮紙が机上で脈打つように輝いた。彼の王権を縛る印章がひとりでに印板へ移動し、「承認」の文字列が自動生成されてゆく。
「これで万事解決ですわ」
「……ありがとう、テレネッツァ。君は本当に素晴らしい」
肉欲と陶酔に霞む青灰色の双眸。彼は自分が何を差し出したのか理解しないまま、恋人を強く抱き寄せた。
翌日、テレネッサは王宮の執務室に訪れていた。
「失礼いたしますわ、ジュリアス様」
「どうぞ入ってくれテレネッツァ」
執務室にいたジュリアスは目の前にいる綺麗で可愛らしい弟カイルの婚約者を迎え入れた。
まだ、魅了されていないジュリアスはなぜテレネッサが自分の元にきたか首を傾げる。
「お忙しいところ失礼致しますジュリアス様」
「カイルの婚約者が私になんの用件かな」
「そのカイル様に関してですわ」
そう言われてテレネッツァの話を聞くことにするジュリアスだった。
「スカーレット様との件ですが私としてはちゃんと罰をあたほうがいいとお思います」
「なぜそう思うんだ?」
「スカーレット様は王族であるカイル様に暴力を行ったんですよ」
「だが、あれはカイルにも非があるものだ、それにあなたも同様にあのような場で婚約破棄などとこれはどちらにも非がある問題だと私は考えている」
折れないジュリアスをテレネッサは魅了の力を使い始める。
「だからこそ互いに責任をとってもらう必要があるのではないでしょうか?
一方にばかり非を認めれば公爵家との問題もありますし。それにスカーレット様にも責任を負っていただければカイル様も納得してくれるはずですわ」
少しづつ魅了の力を使いながらジュリアスの意思を誘導していくテレネッサ。
徐々にジュリアスの抵抗が弱くなって行くのが見て分かり思わずニヤけてしまう。
「ふむ。責任か···確かにそれはあるかもしれないな」
少し考え込みながらつぶやいたジュリアスに対しテレネッサは嬉々としてさらに追い打ちをかける、テレネッツァはジュリアスの背後に立ち、その細い指先で彼の肩を優しく揉みほぐしていた。
「……ジュリアス様。『和解』を命じるのです。スカーレット様の潔白を認める代わりに、今回の騒動の責任を取るという名目で、カイル様の謹慎期間中、彼の身の回りの世話(メイド)をさせるのですわ。そうすれば、両者の禍根も円満に消え去ります」
彼女の指先から放たれる微かな魔力と、甘い香水の香りがジュリアスの思考を完全にマヒさせていく。
「確かに、それは避けて通れぬ選択だ。だが、公爵家の意向も尊重せねばならぬ……」
虚ろな瞳で呟くジュリアスに、テレネッツァは蛇のように甘く囁いた。
「ですからこそ『和解』を宣言なさるのですわ。スカーレット様の名誉は保全します。しかしながら“責任の一環”としてカイル様付きのメイドに就かせれば、双方の面子も保たれますでしょう?」
「……なるほど。それは妙案だ」
ジュリアスは盲目的に頷き、羽根ペンを取り上げた。
かつて自分が敬意を抱いていたはずの婚約者を、弟の玩具として差し出す裁可を記した書類──それを最も理性的な解決策だと信じ込んだまま。
数日のち。薄曇りの午前、王宮中央広間。
「――よってスカーレット・エルグランド。汝を『王子殿下補佐』兼『私的介添人』に任ずる。これは罰ではない。相互理解と融和の象徴である」
読み上げた書面を閉じると同時に、大理石の床に靴音が響いた。ジュリアスの宣言を聞いたスカーレットは深紅のドレスの裾を翻し、一歩進み出る。
「……謹んで拝命いたしますわ」
スカーレットは小さく息を呑んだ。
公爵令嬢である自分が、身分を貶めてメイドとしてカイルに仕える。それはあまりにも屈辱的な要求だった。
しかし、スカーレットは真っ直ぐにジュリアスを見つめた。彼の瞳には、どこか自分を労るような(と、彼女が誤解した)光があるように思えた。
(ジュリアス様は、私と公爵家を守るために、必死にこの妥協案を捻り出してくださったのだわ……。カイル様との関係をここで完全に終わらせるためなら、私一人の辛抱など、安いもの)
その様子を、物陰から見つめていたカイルとテレネッツァ。カイルは、かつて自分を殴り飛ばしたあの高慢な令嬢が、従順に首を差し出す姿を見て、下腹部にどす黒い愉悦が湧き上がるのを禁じ得なかった。テレネッツァは扇子で口元を隠し、クスクスと低く笑う。
「ご覧になって、カイル様。あの方、自分が地獄へ歩いているとも知らずに、ジュリアス様に感謝していらっしゃいますわ」
「ああ……最高だ、テレネッツァ。あの気高い顔が、俺の部屋でどう歪むか、今から楽しみで仕方がねえよ」
罠は完全に噛み合った。スカーレットは「未来のための必要な儀式」だと自分に言い聞かせながら、カイルの待つ、閉ざされた私室へと歩みを進めていくのだった。
(ついに……ついに始まるわ! スカーレットがどんな風に泣き叫びながら壊れていくのか、想像するだけで興奮しちゃう♡)
私は期待に胸を高鳴らせながら、カイルの私室前の扉へと近づいて行った。
誇り高き公爵令嬢の魂を完全に捩じ伏せるための準備は、実に周到に行われた。
まずスカーレットが連行されたのは王宮の武器庫の奥にある、地下牢番の詰所であった。重々しい鉄の扉が閉まる音が響き渡ると同時に、彼女の両手首に鈍い銀色に光る無骨な腕輪がはめられた。それは『神の加護』の力を完全に封殺する特別な拘束具だ。今まで自在に扱っていた膨大な魔力が嘘のように霧散し、スカーレットの身体は普通の貴族令嬢と同じ脆弱なものへと変えられてしまった。
そして与えられた服は、煌びやかなドレスではなく、丈の長い黒いメイド服。飾り気一つないシンプルなデザインのそれは、かつての公爵令嬢スカーレット・エルグランドが受けた栄誉の全てを無慈悲に否定する、まさしく「雑用係」のための衣服だった。
(これも全ては……ジュリアス様と公爵家のため。……1ヶ月の間、耐えるだけでいいのだから……!)
スカーレットは自らにそう言い聞かせると、深紅の誇りを捨て去り、一人の人間に戻った。長年の慣れない作業に加え加護を奪われた身体は重く汗がじわりと滲む。カイルの私室の床に素早く磨き込むと再び別の箇所へと移動した。静寂の中に雑巾が磨く音だけが響く。
この部屋には以前の主たるカイル本人も居る。その事実はわかっていても彼女は雑用係としての本分を全うすべく無我夢中に没頭する。
突然カイルの足音が近くで止まる
「随分と熱心だなぁ?俺が与えた屈辱の衣装でも、お得意のプライドとやらを維持できてますって顔してる」
背後からのカイルの嘲りにも動じることなく淡々と応える
「命令ですのでご安心下さい。埃ひとつなく綺麗に整えて参りましたわ、カイル様。部屋を清潔に保つことも、その一環――」
「違うな」
スカーレットの声が遮られた。
カイルの声は氷のように冷たく鋭い。
「お前は俺の召使い。俺が触れたいときに触れられ、慰めたいときに身体を差し出す。それが本来の勤めだろ?」
背後から迫る重苦しい存在感に、スカーレットは息を潜める。
次の瞬間――カイルがしゃがみこみ彼女のスカートの裾を容赦なくつかみ上げた。
「っ――!」
足首まで隠していた長いスカーレットの白い肌が外気に曝される。
「美しい脚だ。令嬢がこうやって晒すなんてなかなかねぇ」
カイルの骨張った大きな手が太腿をなぞりはじめる。粗野でいやらしい動き。加護を奪われた今抵抗する術はない。恥辱に震えながらも理性を保とうとする。
「放して、ください……! 円満な、解決のために、私はここに……っ、んんっ……!」
拒絶の声を振り切って指先が衣類の合わせ目へと伸びてくる。予想外の展開に身がすくみ息が止まった。
(どういうことなの……身体が熱く……?)
侮蔑されて支配される恐怖が心を埋め尽くす。その中で微かだが確かに生まれた違和感。カイルに押さえ込まれ無力化された状態がもたらす被支配欲求なのか甘く痺れる疼きが始まった。
「ふむ……口では偉そうな令嬢の口調を崩さないが身体は随分と正直じゃないかスカーレット」
耳元で囁く言葉にゾクリとする背徳感。誇りを踏みにじる行為への恐怖と奇妙な高揚感が交互に波となって押し寄せる。
「違う……これは……っ…」
否定しようとしても現実は残酷でした。衣服越しとはいえ強引な刺激を与え続けられるうちに次第に腰から下が火照ってくるのです。
「おかしいなーもっと抵抗すると思ったけど意外と乗り気なんだね」
楽しげにつぶやきながらさらに深く進入してこようとするカイル。必死に抵抗しようとしても身体は震えるばかりで全く歯向かえない。むしろ内部を擦られるたび未知なる感覚が広がっていくことに恐怖すら感じる。
「感じてるじゃないかスカーレット……もう落ちてしまえば楽になれるぞ?」
耳元での囁きが甘く響くと同時に全身に力が抜けてしまう。カイルは力が抜けたスカーレットをベットに押し倒し衣服の合わせ目から直接指を入れ込んできた。
「はぅ……ぁっ!」
これまでとは比べ物にならない激しい衝撃が走りビクビクッと腰が跳ね上がる。カイルはその反応を見てニヤリと笑みを深めたようだ。その後何度も執拗に同じ場所を責め立ててきてその度に羞恥と快楽が入り混じった感情でいっぱいになった。
(どうして……なんでこんなことに……)
涙が出そうになるほどの苦痛を感じる一方で確かに存在する悦びに戸惑ってしまう。今まで経験したことのない甘美さが身体中を駆け巡り意識さえ飛んでしまいそうだ。しかし誇り高い公爵令嬢として培ってきた理性だけはどうにか保とうとしていた。
「お前みたいな女だって最初から気高くなんかない。ただプライドが高いだけの人間だろう?」
そんな侮辱的な台詞にも冷静に対処しようと努める。しかしそれを許さないかのように再び強い圧力で膣内へ侵入してくる。
「ひぃっ!そこダメぇ!」
思わず口走ってしまった言葉にはっきりとした快感の色があったようでカイルはさらに強く押さえ込んでくる。何度も繰り返される刺激についに限界を迎える。
「あ゛っ!!」
意識が飛びそうになるほどの快楽。しかしそれすら許されず新たな波状攻撃が始まる。今度は先程よりも深い位置まで入り込まれているようで息苦しさを感じつつも身体は貪欲に求めてしまっていた。
「すごい締め付けだね。気持ち良いのかい?」
囁かれる度に羞恥心が増幅される感覚がある一方で確かにそこには確かな心地良さもあった。矛盾する感情に混乱してしまう。
「もうやめてください……こんなことされて嬉しいくありません……」
消え入りそうな声で訴えるとカイルは耳元で笑った後耳たぶに優しく触れた。
「まだこれからなのに辞められると思うのか?もっと堕ちてくれないと困るな」
そう言うと彼はゆっくりと距離を取り立ち上がったようだ。解放されたと思い油断している隙に再び押し倒されてしまう。
「安心してくれスカーレットこれから本当に気持ち良くなる方法教えてあげるからな」
そう言って、ズボンを下ろし始めるカイル。
そこに現れたのは――異常なほど大きくて黒光りする男性のモノだった。あまりのグロテスクさに思わず息を飲んでしまう。
「これを挿れるんだ。わかるよね?」
あまりにも大きすぎて受け入れられるわけがないと本能で察知できてしまうサイズ感に戦慄が走った。
「そ……そんなの入るわけないじゃないですか……!!無茶です……やめて下さいお願いします!」
懇願するも聞き入れられることはなく逆に興奮材料になってしまうようでより凶暴な表情を見せてきた。そしてそのまま近づいてきて強引に口付けされる。
舌を差し込まれ口腔内を蹂躙されつつ押し付けられる剛直。その熱量と質量だけでも気が狂いそうで涙が流れ出した。
(こんなの絶対おかしいですわ……どうしたらいいのでしょう……)
助けを求めたいけれど誰も助けてくれる人はいない状況だと悟ってしまった時だった――
「安心しろよスカーレット。すぐ慣れるさ」
そう言った直後にはすでに先端部分が入り始めていることに気づいた。メリメリと音を立てながら割り広げられていく感覚が恐ろしくて全身が強張ってしまう。
「やめてっ!そこはっ!」
なんとか逃れようと暴れてみるものの加護を封じられ一般女性の力しか持ち得なくなった今の自分がどうにか出来る相手ではなかった。あっさり抑え込まれてしまい挿入しやすい体勢に組み敷かれてしまった。
メリメリメリッ!!
「い"ッがああアッ!! ぐっ! お"ッ……!!!」
巨大すぎる質量が未開発の狭い入り口を無理矢理拡張する。純潔を守る薄膜がビリリっと引き裂かれ灼熱の激痛が走った。
「ぁ……あ……やだぁ……いだい……」
あまりの苦痛に言葉にならない呻き声しか出てこない。涙腺から熱い涙が溢れ出てくる。
「まだ半分も入っていないんだぜ?」
そう言いながら一気に腰を押し進めてきたカイル。ブチッという音と共に更なる激痛が襲いかかる。
「ぎぃっ!! 壊れるッ! 死んじゃうぅッ!!!」
下半身を中心に全身がバラバラになりそうな恐怖に支配された瞬間だった――
ズンッ!!!
遂に最深部に辿り着いた衝撃波が内臓を押し上げるかのような圧迫感だった。
「ぐぅ……ふ…ぅ……っ!!」
喉の奥から絞り出すような嗚咽しか出せない状況でもなお動きは止まらない。ゆっくり抽送を繰り返されるたび結合部からは鮮血混じりの液体が滲み出ていた。
「やっぱり初めてだったんだな。良かったぜ貴重な経験になる」
嬉しそうな声音とは裏腹に行動には一切慈悲が無いまま更にスピードを上げられていく。パンッパチュッヌプッヌチャッと水っぽい破裂音と共に痛みだけでなく確かな快感も生まれ始めていた事に戸惑いつつも声は自然と漏れてしまう。
「あぅっ!そこぉ……ぁんっ!!ぐ…やめてください…カイル様っ」
「スカーレット……お前のその高飛車なプライド……こうやって力づくでねじ伏せた時に一番美味くなるんだよなぁ……!」
カイルはさらに腰の動きを激しくし、彼女の弱点となる一点を集中的に穿ち始めた。
「ひぐっ!そ、そこばかり……あんっ!だめっ!いやっ!!」
「ははっ!いい声だ!その顔……!自分の家やジュリアスの為に耐えなきゃいけないのに……弟のチンコに感じまくってる顔……!公爵令嬢として最低だな!」
スカーレットはカイルを睨みつけようとするが、快楽で蕩けた表情はもはや逆効果でしかない。カイルの嗜虐心を煽るだけだった。
「認めろよ!スカーレット!お前は今は俺専用の部屋の掃除から性欲の解消を行う万能メイドだとなぁ!!」
「イヤァッ!ちがっ……あんっ!!やめ……てぇっ!!」
痛みと屈辱だけのはずだった。なのにカイルの肉棒が容赦なく弱点を抉るたび、身体の芯が炙られるように熱くなり、思考が白く霞んでいく。拒絶する心と裏腹に、内側が彼の雄をもっと深く咥え込もうと蠢き始めたのをスカーレットは恐怖と共に自覚した。
(何……これは……!? おかしいですわ……! こんな……こんな最低な相手に……!)
「ははっ!良い反応だ……!その歪んだ顔……!まさに俺好みだ!!」
カイルはさらに激しく腰を振る。ぱちゅん!ぶぢゅ!ずぼっ!と粘膜が擦れ合う生々しい水音が私室に響き渡る。加護を奪われた身体は抵抗の術を持たず、ただ一方的に蹂躙される以外にない。プライドを粉々に砕かれて力なく揺さぶられるしかないスカーレットの姿に、カイルの背筋をぞくぞくとした愉悦が駆け上がっていった。
「あっ……あふっ……はぁっ……!」
もはや意味のある言葉を発することもできないスカーレットの喉からは掠れた喘ぎ声と快楽の吐息だけが洩れ出る。無意識のうちにしなやかな白い手は、自分を凌辱する男の逞しい背中に縋り付くように回されていた。熱く濡れた蜜壺はきゅうきゅうと収縮し、カイルの猛りきった分身を離すまいと激しく貪る。
「オラァッ!!」
どちゅっ! ぶぢゅ! ずぼっ! 粘膜が擦れ合い激しい水音を立てて掻き回される度にスカーレットは弓なりに仰け反って悶絶した。
「あがっ……! イヤぁっ!! そこダメェっ! 深すぎますわぁっ!! カイル様ぁっ……あんっ!! イヤぁっ!! だめぇっ!!!」
結合部から溢れ出た透明な愛液が太腿を伝い流れ落ちる。
「もっと叫べ! もっと淫らに鳴け! ジュリアスが夢見た公爵令嬢が……! 俺のチンポに屈する姿を見せつけろ!!」
カイルは体重をかけて思い切り奥を突き上げた。鈍い衝撃と共に意識が白く飛びかける感覚。もはや自分が誰なのかさえ判然としない。ただカイルに与えられる暴力的な快楽だけが確かなものだった。
「あひっ!? ぐぅっ!? だめぇっ!! ダメなんですのぉっ!! カイルさまぁっ!!」
今まで聞いたことのない甲高い嬌声と共にガクガクと全身を痙攣させる。その度にカイルの男根が子宮口を穿ち込み新たな快楽の波紋を作り上げていく。
(違う……こんなこと……)
頭の中で否定しようとする理性すら完全に快楽に飲み込まれてしまっているようだ。涙と共に流れ落ちる涎混じりの唾液が顎先へ滴る。
「ほら、出すぞ受け止めろ!!スカーレット」
耳元での宣告と共に一層激しくなる抽送。そして限界まで膨れ上がったものが一度大きく震えたかと思うと――
ドクン!ビューッ!ビューーッ!!
灼熱の奔流が膣内へ叩きつけられる。同時に自分も盛大に達してしまったようで目の前が真っ白になり意識が飛びそうになった。
「ああっ!? あはぁっ!! いっくぅっ!! カイルさまぁっ!! んんぅっ……!」
力が抜けて崩れ落ちるようにベッドへと沈み込む。あそこからは止めどなく液体が零れ落ちシーツを濡らした。
(私の身体おかしい……こんなこと有り得ないですわ……)
屈辱的な性行為を受け入れてしまう事態を認めたくない反面それ以上に快楽の方が強いことで頭の中が混乱しているようだった。その混乱を見抜いたのかカイルが耳元で囁いてきた。
「大丈夫だよスカーレット……お前は俺無しじゃ生きられなくなるまで堕としてやるからさ……」
ぞくりとする低い声色に条件反射的に体が反応してしまう自分に戸惑いつつも恐ろしい未来への不安を感じざるを得なかった。
これが、1ヶ月に及ぶ地獄の、本当の始まりだった。
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ーーーーー
カイルの私室のすぐ隣にある、狭く質素な使用人部屋。そこがスカーレットに与えられた常駐部屋だった。
部屋に鍵はかかっておらず、いつでも逃げ出せる。だが、両手首の「加護を封じる鈍色の腕輪」と、「王家から下された裁定を完璧に全うしなければならない」という公爵令嬢としての規範意識が、彼女の足をその場に縛り付けていた。
いかなる理不尽であっても、公式な『罰』である以上、途中で放棄することは公爵家の破滅を意味する。だからこそ、彼女は耐えねばならなかった。
だが、元婚約者であるカイルによる「調教」は、彼女の予想を遥かに超えて執拗で、暴虐だった。
***
二週目が過ぎる頃には、日常の境界線は完全に崩壊していた。
昼の奉仕中、スカーレットが地味なメイド服の背筋を伸ばし、床の雑巾がけや昼食のトレイを運ぶたび、カイルの気まぐれな陵辱が始まった。
「スカーレット、そこへ来い」
長椅子に寝そべったカイルが指を鳴らす。彼女は公爵令嬢としての矜持で感情を押し殺し、カイルの前に進んで静かに膝をついた。
カイルは床にトレイを置かせると、彼女を四つん這いにさせ、黒いスカートの裾を無造作に捲り上げショーツを下ろし、その最奥を強引に貫いた。
「嫌そうだな? 違うだろう、これは王家から下された決定だ。お前が俺を満足させずに拒めば、それは『課せられた罰』を放棄したとみなされるぞ」
「っ、はい。カイル、様……」
カイルはそんなスカーレットを見ながら、前戯もしていない膣を激しく責め立てる。
「パンパン!ぐちゅ!ドスッ!」
「痛っ、ぁんっ!!はぁっ……んぅんん!」
激しいセックスの音と声が室内に木霊する。スカーレットはその衝撃で喘ぎ声を洩らし、尻穴をキュッと窄めた。
(痛っ、こんな雑に入れるなんて…本当にどうしようもない人……)
そう思いながらも徐々に彼女の膣から蜜が分泌されはじめたようだ。それに気づいたのか彼は更に激しく突き上げてくる。
「あぁんっ!!そこはっ!!」
スカーレットの反応に気をよくしたのか彼はさらに速度を上げてきた。ぐちゃぬぷぬぽぬちょぶちょっ……いやらしい音を奏でている。
「はは、なんだ感じているのかスカーレット、お前の俺を見下す態度は嫌いだがその引き締まった身体は好きだぞ」と言いながら腰を叩きつけてくる。
「くっ……ぁ…んんぅ……違います、これはっ!ぁっ!ふぁあっ!」
スカーレットは歯を食いしばりその快感に耐えているが明らかに声が艶を含んでいる。それを見てカイルは愉快そうに笑うと彼女の臀部を引っ叩いた。
ばちぃんという乾いた音と共に強い衝撃が走る。
「ひぐっ!いっ……痛いっ」
思わず声が出てしまい慌てて口を塞ぐ。そんな様子に興奮したのかカイルはさらに強く突き入れた。まるで獣のような激しい律動が続く。
パン!バンッ!ズボッ!ドチュッ!
「あぐっ!んぅぅぅ!だめっ!ぁぁんっ!!」
もう立っていられなくなってしまい崩れ落ちてしまうがそれでも休む暇を与えず犯され続けていた。
(痛いっ!嫌なのに!だけど、、この屈辱的なセックスをされないと落ち着かない、、なぜなの)
自分でも理解できない感情に戸惑っているうちに絶頂を迎えてしまい全身が痙攣してしまう。忍ぶことしかできなかった。
水面を揺らす激しいピストンのたびに、彼女の口からは、高熱を帯びた淫らな喘ぎ声だけが溢れ出してしまう。
「ひあぁっ……! あ、あぁぁーーっ!!」
カーペットにしがみついたまま、スカーレットは水中での激しい絶頂に身を震わせた。
それと同時にカイルは熱い雨のように降りかかる白濁はスカーレットの中に注がれる。
「ドピュッドピュッ!!ブシャァッ!ドビュゥッ!!」
「うぅ…」
「よかったぞスカーレット、今日の夜も呼ぶからな」と言い残し出て行くカイルを見送ったあと、スカーレットはしばらく呆然としていた。
そうして夜になると隣の部屋から鈴の音が鳴るのを聞いてまた身支度をする。
夜もその暴挙は終わらない。隣の部屋の呼び鈴が鳴り響くのが、毎夜の地獄の合図だった。
「遅いぞスカーレット」
冷たい石畳の寝室のベットの上で待ち受けていたカイルは、入ってきた彼女を見るなり短くそう告げた。
スカーレットは俯いたまま、寝る準備をすませていたたメイド服ではなく寝巻きのワンピース姿だった。
「…お待たせてして申し訳ありません……カイル様…」
スカーレットの下を向いまま唇を噛み締めるその姿を見てニヤニヤ嗤う。
「主人を待たせたんだ、それなりのお詫びの仕方は知ってんだろうなぁ?スカーレット」
カイルはすでに裸でベットに仰向けになっており、すでに勃起した男性器が彼女の眼前に晒されている。
「……はい」
スカーレットは促されるまま、ショーツを脱ぎベットに乗るとゆっくりとカイルに近づきワイピースを手で掴みあげ秘所を肉茎にあてがい入れようとする中カイルはほくそ笑みながら「おい、王子のチンポをメイドが奉仕すると言うのに何も言わずいれるのか」
そう言われるとスカーレットは一瞬硬直したがすぐに観念したように小さく口を開いた。
「……カイル様、呼び出しに遅れてしまい申し訳ありません。…メイド風情ではありますが、そのお詫びとして……私のこの穢らわしい身体をお使いになって、カイル様の、そのおっきくて……力強いおチンポをご奉仕させて頂きたくございます……」
「……よく言った、それでは改めて奉仕開始だ」
(屈辱だわ……!)スカーレットは唇を噛み締めるとゆっくりとカイルの巨根を秘所にあてがい慎重に沈めていく。ぴちゃっという音と共に亀頭が膣口に侵入してきた瞬間、
「はぅ……ぁあっ!!」
熱く硬い質量をしっかりと認識しながら迎え入れる準備を整えるために何度か上下運動を行い膣内の襞肉を馴染ませようとしていたがそれでもやはり大きいものは大きい。とても苦しい。
「どうだスカーレット?自分で腰を振るのはそんなに気持ちいいのか?」
「そ、そのようなことございません、カイル様………っ、んっ……ぁ…」
それでも、自分でカイルのものを体内に受け入れると身体が勝手に火照っていくのをスカーレットは自覚せずにはいられない。
(こんな……クズの下で、自分で股を開いて……浅ましい……!)
屈辱で顔を歪めながらも、膣内は期待するようにヒクヒクと痙攣し、蜜を溢れさせていた。
スカーレットはゆっくりと腰を上げ下げし始める。結合部からぬちゃ、ぐちゅっと生々しい水音が響き、引き抜かれればカリ首が内側を刺激し、入れればまた奥深くを圧迫される。
「はぁ……あ…んぅ……」
スカーレットはカイルの胸板に手をつき、一心不乱に腰を振り始める。もう、快楽を得ることしか考えられなくなっていた。
「ははっ、いい眺めだ! 公爵令嬢が俺のチンポで踊っていやがる!」
カイルはスカーレットの痴態を満足げに眺めながら、ワンピースの下でたぷたぷと揺れる胸に手を伸ばし、グニグニと乱暴に揉みしだいた。
「ひっ、ぁあんっ! 胸は……だめですわ……っ」
乳房全体を鷲掴まれ、先端の蕾を摘まれると、スカーレットはビクンと背中を反らせて喘いだ。
カイルの男根はその度に奥深くを抉り、スカーレットは理性が吹き飛ぶような快楽の波に襲われる。
(嫌……! こんな男に感じているなんて……! でも、気持ち良すぎる……!)
葛藤する心とは裏腹に、身体はカイルを求めるように貪欲に動き、膣壁は彼のものを搾り取ろうと締め付けた。
「スカーレット、お前のその高飛車なプライド……こうやって力づくでねじ伏せた時に一番美味くなるんだよなぁ……!」
カイルはさらに激しく腰を突き上げてきた。パンッ! パンッ! ぶちゅ! じゅぼっ! 生々しい肉の衝突音と粘膜が擦れる音が寝室に木霊する。
スカーレットはただ快楽に押し潰されないように必死だった。
(屈辱ですわ……! この男の下で、こんな……! でも、もっと……気持ちよくなりたい衝動を抑ええきれないっ!……)
心のどこかで沸き起こる歪な欲望を必死に押し殺そうとするが、カイルはそんな彼女の葛藤さえも愉しんでいるようだった。
「いいぞスカーレット、出してやるから全部受け止めろ!」
どちゅっ!! ぶぢゅ! ズボォォッ!!
粘膜が擦れ合い、ぐちゅっ、ねちょりと淫らな水音を立てて掻き回される。激烈な衝撃が子宮口を突き上げるたびに、スカーレットはガクガクと全身を痙攣させ、涙と涎に濡れた喉から甲高い悲鳴を迸らせた。
「あがっ……! ぐぅっ!? だめぇっ!! ダメなんですのぉっ!! カイルさまぁっ!! そこぉっ!! 出ちゃうっ!! 来ちゃいまっ……あひぃぃんんんんーーーッ!!」
びくん! びくびくん!!
全身が海老のように弓なりに反り返り、秘所からはぶしゃぁぁぁーーーーっと潮が噴き上がり、カイルの下半身を淫猥に濡らした。同時に彼の剛直が膣内で激しく脈打ち、猛烈な射精が始まる。
どぶどぶどぶりゅりゅうぅぅーーーーっ!!! どっぴゅんどくんッ!!
灼熱の奔流が洪水のように胎内へと叩きつけられた。
「ああっ!? んっ、んんんっっ! 出ていますわ……中にたくさん……ぁああぁーーーーっ!!」
意識が完全に飛ぶ寸前でなんとか堪えるがそれも時間の問題だと思えた。カイルは痙攣し続ける私の秘部からズルリと己の凶器を引き抜くと、ペチペチと私の柔らかな尻肉を叩いた。
「いい雌犬っぷりだったぞ、スカーレット。これからも毎晩きちんと奉仕しろよ」
「…承知いたました…カイル様……」
(く…こんな屈辱が毎晩続くなんて……でも耐えるんですの、スカーレット……あと少しの我慢ですわ……)
歯を食いしばり、最後の一片のプライドで絶望と快楽の天秤をなんとか均衡させながら、スカーレットは毎夜この部屋を訪れる地獄を耐え抜くほかなかった。
***
そして三週目を迎える頃、カイルの残虐性は、スカーレットが一日の中で唯一、公爵令嬢としての素顔に戻れると信じていた「浴室」にまで侵入した。
「ふぅ……」
大理石の浴槽に首まで浸かり、温かい湯の中でほんの一瞬だけ神経を緩めていた、その時だった。
ガチャン!!
突如、静まり返った浴室に重々しい金属音が響く。スカーレットが驚いて顔を上げると、扉を開けて入ってきたのは、下卑た笑みを浮かべたカイルだった。
「なんだ、随分と気持ち良さそうに寛いでいるじゃないか。主人を差し置いて湯浴みとは、良い御身分だな、スカーレット」
「カ、カイル様……!? なぜここに……私は今、入浴を……っ」
「なぜだと? お前がどこで何をしていようが、俺が抱きたいと思えば、そこがお前の職場になるんだよ」
カイルは乱暴にタイル張りの床に足を進めると、湯の中に強引に腕を突っ込み、スカーレットの白い太ももを掴んで強引に引き揚げた。さらに彼女の髪を掴み、浴槽の滑らかな縁にうつ伏せに押し付け、逃れられないように腰を固定する。
「放して……! やめてくださいまし! ……っ!」
水面が激しく波立ち、水滴が飛沫を上げる。スカーレットは抵抗しようと試みるが、カイルの力はあまりにも強かった。
「そういえば、いつもメイド服、寝巻きの服を着たまま犯していたからな裸を見るのは初めてだが、鍛えているだけあってすごく均整の取れた美しい身体をしているな。ほらもっとよく見せてみろ」
そう言うとカイルの手が太ももから下腹部へ、そしてさらに上へと進んでいく。
「……あっ……ぁ…ん」
「太ももは引き締まって白く美しく張りがあり、腰のくびれ、そして胸元の豊かな丸みと谷間、それに続くうなじと……見ているだけで舐めて吸い付きたくなるくらい美しい体だ」
カイルはスカーレットの耳元でそう言いながらスカーレットの豊かな尻をいやらしく撫で回して来たので思わず声が出てしまう。
「んっ……ぁ」
そのまま身体全体を優しくなぞっていくように触れて来る度にビクビクと反応してしまう自分に恥ずかしくなり顔を赤らめながら俯いてしまう。
「しかし、身体は最高なのに性格といったら最悪、俺の婚約者でありながら見下し軽蔑して来る女だったからな。今のように従順に俺に従っていれば婚約解消などされなかったになぁ、スカーレット」
「くっ……!わたくしはあの時、あなとの婚約が解消できてせいせいしておりましたわ……!」
カイルはその言葉に額に青筋を浮かべると言い放った
「この状況で俺にそんなことを言う余裕はあるとはな。たっぷりいじめてやろう」
そう言うと濡れて滑らかになっているスカーレットの蜜壺へと狙いを定め思い切り突き立てた。
「ひあぐっ……!、ぁ……っ、んんぅ!」
大理石の冷たさと、背後から突き刺さるカイルの狂おしいほどの熱量。その極端な温度差が、スカーレットの神経を狂わせる。浴室の壁に二人の肉体がぶつかる生々しい音が反響した。
(嫌……、嫌だ……! 唯一の、私だけの場所だったのに……! なぜ、こんなクズに……なぜ、ここでも……っ!)
カイルへの憎悪と怒りが爆発する。しかし、お湯で温まり、血行が良くなった身体は普段以上に敏感で、カイルが奥を抉るたびに、脳髄が痺れるほどの快楽の電流が全身を駆け巡る。水面を揺らす激しいピストンのたびに、彼女の口からは、高熱を帯びた淫らな喘ぎ声だけが溢れ出してしまう。
「ひあぁっ……! あ、あぁぁーーっ!!」
大理石にしがみついたまま、スカーレットは水中での激しい絶頂に身を震わせた。完全に安息の聖域を汚され、昼も、夜も、そして風呂の中ですら、あのクズに蹂躙されなければ疼きが収まらない身体にされていく。
スカーレットが毎夜、あらゆる場所で激しい怒りと快楽の狭間で引き裂かれ、カイルの下で泥のように汚されていたその頃。
王宮の執務室では、カイルの現在の婚約者であるテレネッツァによる、もう一つの決定的な「陥落」が完成を迎えつつあった。
「ジュリアス様、お疲れのようですね。私が癒やして差し上げますわ」
テレネッツァは、机に向かう王太子ジュリアスの背後に立ち、その白い指先で彼の頬を優しく撫でさすっていた。ジュリアスはテレネッツァの可憐な美しさに見惚れ、彼女の放つ甘く気だるい魅了の匂いにに骨抜きにされていた。だが、彼の頭の片隅には、まだ微かな理性と、実の弟であるカイルに対する後ろめたさが残っていた。
「……ああ、テレネッツァ。私は君を愛している。だが……君はカイルの婚約者だ。カイルには、少し申し訳ないと思っているんだ。私の裁定でスカーレットを彼の元へ送り、罰を受けさせているとはいえ、私がその婚約者である君とこうして肌を合わせているのは……」
ジュリアスが弱音を吐きかけた、その瞬間だった。
「まぁ……、そんなことを気にしていらっしゃるの?」
テレネッツァはジュリアスの膝の上に潜り込むようにして、その細い身体で彼に正面から強く抱きついた。彼女の潤んだ瞳が、至近距離でジュリアスを見つめる。
「ん……む、ぅ……」
テレネッツァはジュリアスの言葉を完全に遮るように、深く、熱い、籠絡のキスを交わした。ジュリアスの思考が、彼女の唇の柔らかさと甘い吐息で一瞬にして白く染まっていく。さらにテレネッツァは、キスを続けながらジュリアスの大きな手を引き、自身の薄いドレスの上から、柔らかく豊かな胸へと導いた。
「あっ……テレネッツァ……」
手のひらに伝わる、カイルの婚約者であるはずの少女の、生々しい肉体の熱と鼓動。
ジュリアスはドクンと心臓を跳ね上げ、目の前の少女の圧倒的な色香に、完全に理性を叩き割られた。カイルへの罪悪感など、その快感の前には塵に等しかった。
「カイル様は、あなたを恨んでなどいませんわ。むしろ、あの傲慢な元婚約者を自分の手元で処理できて、殿下に深く感謝していらっしゃいます。……それよりも、ジュリアス様。今は、私だけを見て……私だけを、愛してくださいな?」
テレネッツァのその言葉と、胸に押し当てられた手の感触が、ジュリアスに残っていた最後の理性を完全に消し去った。
「ああ……そうだね。カイルのことなど、どうでもいい……。私は、君の言う通りにする。君だけが私のすべてだ、テレネッツァ……」
ジュリアスは夢見心地な表情で、テレネッツァの身体をさらに強く抱きしめ、貪るようにキスを繰り返した。王太子ジュリアスは、完全に彼女の肉体と魅力の虜となったのだ。
彼がテレネッツァの胸の感触に溺れ、スカーレットが「課せられた罰」をどれほど忠実に、そしてカイルというクズの下で悲惨にこなしているかなど、もう完全に興味を失っていること。それすらも、テレネッツァにとっては極上のエンターテインメントに過ぎなかった。
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ーーーーー
四週目に入る頃には、スカーレットの日常は完全に「カイルへの怒りと、彼に与えられる快楽」に支配されていた。
自分からは決して求めない。しかし、あらゆるパターンで身体を蹂躙されなければ、肉体の奥底にある疼きが収まらないところまで、彼女の身体は作り変えられていた。
「もうすぐ1ヶ月だな、スカーレット。明日でこの奉仕も終わり、お前は解放される」
四週目の終盤、カイルが意地悪く微笑みながらそう告げた時、スカーレットの胸を過ったのは、自由への喜びではなく、あの強烈な屈辱の快楽が終わってしまうことへの、歪んだ依存の始まりだった。
しかし、彼女はまだ、心のどこかで「自分は王家の裁定を完璧に耐え抜いたのだ」という、最後の気高い矜持に縋り付いていた。この罰が終われば、すべてが正しく清算され、自分は誇りを取り戻せるはずだ、と。
そんな彼女の淡い期待が、解放を明日に控えた「最後の夜」――あの『魔鏡』によって、一滴の残滓もなく踏み躙られることになる。
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『罰』の期間として定められた一ヶ月――その最終日の夜がやってきた。
明日になれば、両手首の「神の加護」を封じる鈍色の腕輪は外され、公爵令嬢としての身分と誇りを取り戻すはずだった。自分からは決して求めないと心に決め、令嬢としての最後の理性を盾に耐え抜いた地獄の日々が、ようやく終わる。
(私は、耐え抜きましたわ……。明日からは、また誇り高き公爵家の人間として……)
ボロボロに擦り切れた精神の奥底で、スカーレットは最後の矜持を必死に抱きしめていた。あらゆる場所での屈辱的な奉仕、昼夜を問わない凌辱、そして風呂の中ですら侵犯された記憶。それらすべてを「王家からの命令」という理不尽な檻の中に押し込め、彼女は明日に希望を託していた。
しかし、カイルとその裏で糸を引くテレネッツァは、その最後の拠り所すら、最も残酷な方法で、跡形もなく木っ端微塵に打ち砕く準備を終えていた。
「おい、スカーレット。最後の奉仕だ。ここへ来い」
カイルの声に、スカーレットの身体がドクンと跳ねる。彼女は感情を完璧に押し殺してカイルの前に進み、静かに膝をついた。カイルは下卑た笑みを浮かべて彼女の髪を強引に引っ掴むと、壁際に設置された、禍々しい装飾の施された大きな『魔鏡』の前へと彼女を突き飛ばした。
「明日でお前は解放される。だがその前に、俺の部屋から、王宮の特等席へご招待だ」
カイルが鏡の縁に魔力を流すと、暗かった鏡面がにわかに波打ち、鮮明な映像を映し出し始めた。そこに映っていたのは、豪奢な王宮の寝室。自由奔放な悪女テレネッツァが、王太子ジュリアスの膝の上に潜り込み、深く、熱い、籠絡のキスを交わしている姿だった。
「あ……、ジュリアス……殿下……?」
スカーレットの瞳が驚愕に見開かれる。
鏡の中のジュリアスは、完全に骨抜きにされた熱烈な瞳でテレネッツァを見つめていた。薄暗い天蓋付きの寝室で、二人の呼吸はすでに荒く、熱く、重なり合っている。ジュリアスはテレネッツァの細い腰を引き寄せ、彼女の薄いシルクのドレスの肩紐を乱暴に滑り落とした。露わになった白く滑らかな肩に、飢えた獣のように何度も深く唇を押し当て、吸い上げていく。
『愛しているよ、テレネッツァ……。君はカイルの婚約者だが、もうそんなことはどうでもいい。私の裁定でスカーレットをカイルの元へ送り、罰を受けさせたのも、すべては君とこうして結ばれるためだったのだから……』
ジュリアスの大きな手がドレスの胸元へと潜り込み、彼女の柔らかく豊かな膨らみを容赦なく揉みしだいた。指先が彼女の熱を弄ぶたび、テレネッツァの口から甘い艶声が漏れる。ジュリアスはその声にさらに煽られるように、彼女の薄い唇を再び塞ぎ、互いの唾液が銀の糸を引くほど深く、執拗な口づけを貪り続けた。
鏡を通じて、ジュリアスの甘く、狂おしい喘ぎ声と、肉体が擦れ合う生々しい音がはっきりと室内に響き渡る。
自分がこの一ヶ月、公爵家の名誉のために、そして王家の決定に従うために、あらゆる場所でクズに犯されながら必死に全うしてきた『罰』。それは、ジュリアスがテレネッツァのこの淫らな肢体を貪り、極上の快楽に溺れるための時間を稼ぐために、自分を「邪魔者」としてカイルの元へ体良く払い下げただけに過ぎなかったのだ。
「クク、ハハ! 見ろよ、あの締まりのない顔を! お前が死ぬ気で守ろうとしていた『王家の決定』なんてものはな、あいつらがベッドの上でいちゃつくするためにデッチ上げた、ただのゴミクズなんだよ!」
カイルは絶望に身を震わせるスカーレットの背後から、メイド服のスカートを乱暴に捲り上げ、容赦なくその身体を再び貫いた。
「あぐっ……!、ぁ……っ、く、うぅ……!」
「ほら、声を上げろよ! この鏡はお前の声も姿も、向こうへ筒抜けなんだよ! テレネッツァだけじゃない、ジュリアス兄上にも、お前のその無様な姿が全部見えて、声が聞こえてるんだ!」
カイルは激しく突き上げながら、耳元で嘘を吹き込んだ。実際には、ジュリアスにはスカーレットたちの姿も声も一切届いていない。それどころか、テレネッツァはジュリアスに対して、スカーレットが今どうなっているかなど、本当のことは何一つ伝えていなかった。ジュリアスはただ純粋に、目の前の愛しいテレネッツァとの秘められた愛交を、心から楽しんでいるだけだった。カイルのことも、スカーレットのことも、彼の頭からは完全に消え去っている。
「やめなさい……ジュリアス殿下……! 私(わたくし)を見ないで……! 殿下……っ、くっ、あたくしは、あぁっ!」
必死の叫びは、スカーレットの喉を掻きむしって鏡へとぶつけられた。
しかし、その悲痛な懇願に応えるように始まったのは、目の前の鏡に映るジュリアスとテレネッツァによる、さらに容赦のない睦み合いの狂宴だった。
『ああ……テレネッツァ、君が,君だけが私のすべてだ……っ!』
ジュリアスはテレネッツァの白い足を手繰り寄せ、己の腰へと深く巻き付けさせると、獣のような衝動で彼女の最奥へとその太い質量を突き立てた。
『ああっ……! 殿下、激しい、ですわ……っ、んあぁっ!』
ベッドが激しく軋む音、肉体と肉体がぶつかり合うドロドロとした生々しい音が、鏡を通じてスカーレットの常駐部屋へと暴力的に鳴り響く。ジュリアスは完全に理性を奪われた顔で、テレネッツァの細い腰を何度も打ち付け、ただひたすらに快楽を貪り続けていた。
そんな中、激しいピストンの合間に、テレネッツァがジュリアスの首に腕を絡め、わざとらしく小首を傾げて囁いた。
『ねえ、ジュリアス殿下……。そういえば、公爵家のスカーレット様は、今頃どうされているかしら……?』
その問いに、ジュリアスは腰の動きを一切止めることなく、ひどく面倒くさそうに、鼻で笑うように答えた。
『スカーレット? ……フン、あんな生意気で、可愛げのないはしたない女のことなどどうでもいい。私の世界には、もう君以外の女は存在しないのだから。そんなことより、テレネッツァ……もっと君の締まりで私を狂わせてくれ……!』
スカーレットのことなど微塵も気にかけていない、あまりにも冷酷で、心底どうでもよさそうな声。
(っ、あ……)
スカーレットの脳裏が、一瞬で真っ白に染まる。
彼とは婚約者ではない。だが、その激しい気性の根底にあったのは、誰にも言えずに胸の奥底で大切に育んできた、ジュリアスへの不器用な好意だった。その秘めたる純粋な好意が、今、当のジュリアス自身の手によってゴミクズのように惨殺されたのだ。
追い打ちをかけるように、テレネッツァからの『念話』が再びスカーレットの脳内へと直接響き渡った。
『――うふふ、お聞きになりまして? スカーレット様。殿下はあなたのことなんて、塵ほども興味がありませんの。殿下は今、私のことだけを求め、私の心も体も、これ以上ないほど美しく感じていらっしゃるのよ? あなたの一方的な片想い、本当に滑稽で哀れですわね』
鏡の中のテレネッツァは、ジュリアスに激しく突かれながら、脳内で勝ち誇ったように嘲笑う。
さらにテレネッツァはジュリアスの背中に手を回すと、甘えた声を上げた。
『殿下、あちらの大きな鏡の前へ行きましょう? 鏡に映るあなたの雄々しいお姿を見ながら、もっと深く愛されたいですわ……』
『ああ、君の望むままま、テレネッツァ……!』
ジュリアスはテレネッツァを抱き上げたまま、結合部を繋げた状態で鏡の前へと移動した。魔鏡の向こうのスカーレットの眼前に、二人の悍ましくも美しい交わりが拡大される。
鏡の前に辿り着くと同時に、ジュリアスはテレネッツァの豊かな胸元へと貪欲に顔を埋めた。ドレスを押し下げて剥き出しにされた、白く熟れた果実のような胸――その頂の淡い突起を、ジュリアスは飢えた獣のように激しく啄み、舌で転がし始めた。
「ちゅ、ぷ……っ、ん、はぁ……っ!」
ジュリアスが音を立てて熱く吸い上げ、容赦なく歯を立てて愛撫するたび、テレネッツァの背中が甘美な刺激で弓なりに跳ね上がる。ジュリアスの大きな手がもう片方の胸を乱暴に揉みしだき、指先でその柔肉をこねくり回す生々しい光景が、鏡いっぱいに映し出された。
その瞬間、テレネッツァの嘲悪な実況がスカーレットの脳髄を直接突き刺す。
『見て、スカーレット様……! あなたが夢にまで見た殿下の唇が、今私の胸を激しく啄んでいますわ……っ! 殿下が歯を立ててちゅーちゅーと吸い上げるたびに、私の身体が殿下の熱い唾液で汚されていくの……っ。殿下の舌の感触、本当に強引で、でも最高に優しくて、胸の奥がじんじんと痺れてしまいますわ! ほら、殿下の大きな手に潰されて、私(わたくし)の胸がこんなに無様に形を変えていますのよ?』
(やめて……、そんな、そんな卑しい獣のように、その女の胸を……っ!)
スカーレットの胸が裂けるような嫉妬と絶望で狂いそうになる中、ジュリアスは胸から顔を上げると、テレネッツァの唇を深く、執拗に塞いだ。
「んむ……っ、ちゅ、ぷる……は…っ、んん……」
互いの舌を複雑に絡ませ合い、口内のすべてを貪り尽くすような濃厚なキス。じゅちゅう、と濡れた音が響き、一度唇が離れると、二人の唇の間には銀色の濃密な唾液がどこまでも細く、妖しく伸びて、糸を引いた。テレネッツァはその唾液の糸を艶然と舌で舐めとり、ジュリアスの首筋に再びしがみついて腰を自ら打ち付ける。
その口づけの最中にも、テレネッツァの声は鳴り響き続けた。
『んむ……っ、ふふ、口づけの音まで聞こえていまして? スカーレット様。殿下の熱い舌が、私の口内の隅々までドロドロに貪り尽くしてくださるの……っ。お互いの唾液が混ざり合って、離れる瞬間にこんなにエッチに糸を引いているのをご覧になって? 殿下は私の吐息も、私の蜜も、全てを愛おしそうに飲み干してくださるの。あなたのその冷たい唇には、一生与えられることのない極上の抱擁ですわ!』
テレネッツァは鏡越しにスカーレットをまっすぐに見据え、歓喜と快楽に歪んだ、これ以上ないほど幸せそうな顔を見せつけながら、結合部の感触すらも生々しく実況し始めた。
『ご覧になって、スカーレット様……! あなたが密かに想いを寄せていた殿下の肉棒が、今、私の最奥を容赦なく抉り抜いていますわ……っ! ああ、本当に太くて、熱くて、信じられないほど気持ちいいですわ……っ! 殿下が腰を振るたびに、頭の芯までドロドロに溶かされてしまいそうですの!』
ジュリアスが激しく腰を叩きつける度、テレネッツァの豊満な胸が大きく揺れ、その口からは「あんっ! 殿下、そこ、凄いですわ……っ!」と、狂おしいほどの喘ぎ声が漏れる。
『殿下の硬い質量がね、私の内壁をギリギリとしごき上げて、最高の場所を何度も何度も潰すように貫いてくださるの……っ! 殿下の熱い吐息が耳元にかかるだけで、私、全身がびくびくって震えてしまうくらい、殿下の愛に溺れていますわ。これが、あなたの欲しかった殿下の全てですのよ?』
(やめて……! 聴きたくない、見たくない……! ジュリアス殿下、なぜ、なぜその方をそんなに愛おしそうに見つめるのですの……!)
スカーレットの胸を切り裂いたのは、テレネッツァの言葉だけではない。鏡の中で、ジュリアスがテレネッツァのその快楽に震える顔を、本当に愛おしそうに、狂おしいほどの情愛を込めて見つめ、優しく唇を重ねているその「純粋な愛」の表情だった。自分には一度も向けられることのなかった、熱く、甘く、全てを捧げるような眼差し。それが今、別の女を最高に気持ちよくさせながら、その女のためだけに捧げられている。
そして、鏡の中の二人の交わりは、ついに最高潮へと達しようとしていた。
『ああ……! テレネッツァ! 出る、君の奥にすべてを注がせてくれ……ッ!』
『殿下……! はい、私のなかに、あなたの熱いものを、ぜんぶ、たくさん溢れさせてくださいまし……っ!』
ジュリアスは狂ったように腰を突き進め、テレネッツァの最奥の壁に自身の根元を強く叩きつけた。同時に、ジュリアスの身体が大きく弓なりに歓喜の痙攣を起こす。
『はぁぁァァーーン!!』
凄みのある咆哮とともに、ジュリアスが白濁した大量の熱い種汁を、テレネッツァの胎内へと容赦なくドクドクと注ぎ込んでいく。その圧倒的な質量が彼女の奥を埋め尽くすたび、結合部からはじゅくじゅくと淫らな音が漏れ出た。
その絶頂の瞬間、テレネッツァの狂気に満ちた、最大級に愉悦に染まった実況がスカーレットの耳を塞ぐ。
『ああぁっ……!! スカーレット様ぁっ!! 殿下の、殿下のいちばん熱くて濃い種汁が、今私の奥底にドクドクと大量に注ぎ込まれていますわ……っ! ああ、お腹のなかが、殿下の熱いものでパンパンに満たされていく……っ、信じられないくらい気持ちいいですわ……!! 殿下は私にすべてを捧げて、私のなかで果ててくださったの! ご覧になって、私のこの幸せに蕩けきった顔を! あなたの初恋は、今完全に私の子宮のなかで、殿下の種に溺れて死んだのですわ!!』
『あ、あぁぁーーっ、殿下っ、すごいの、たくさん、きてますわ……っ!!』
テレネッツァは、ジュリアスのすべてをその身に受け止めながら、この世の頂点の快楽を貪るように目を細め、完全に恍惚とした、至福の笑顔を鏡へと向けた。ジュリアスの愛に満たされ、最高に気持ちよさそうに身体を震わせる彼女の顔。それこそが、スカーレットの心を永久に破壊する絶望の特等席だった。
(殿下の……殿下の最も熱いすべてが、あの女の中に、大量に……。私の、私のずっと秘めていた想いは、あの笑顔の、快楽の踏み台にされるためだけのものだったのですのね……!)
最愛の男が別の女にすべてを注ぎ込み、その女がこれ以上ないほど気持ちよさそうに笑っている。その完璧な幸福の構図の前に、スカーレットのプライドも、恋心も、魂のすべてが跡形もなく粉砕された。
「嘘ですわ……ジュリアス、殿下……! 聞こえていらっしゃるのでしょう……!? 応えなさい、殿下……ッ!!」
カイルに背後から乱暴に突かれ、髪を強く引っ張り上げられながらも、スカーレットは屈辱の涙を流し、気高き令嬢の言葉で鏡のジュリアスへと叫び続けた。だが、鏡の中のジュリアスは、完全に彼女を「無視」していた。スカーレットが血を吐くような思いでその名を呼び、クズの下で無様に揺さぶられているというのに、彼の瞳には目の前の愛しい少女の肌しか映っていない。
(本当に、私(わたくし)など、最初からどうでもよかったのですのね……。私の想いも、あの人を真っ当に見据えようとした私の心も、一滴も届いていなかったというのですわ……!)
どれだけ叫んでも、どれだけ睨みつけても、ジュリアスからの反応は「皆無」だった。その絶対的な無関心と、秘めたる恋の完全な圧殺を突きつけられた瞬間、スカーレットの胸の奥で、自分を繋ぎ止めていた最後の心の錨が、ぷつりと音を立てて千切れた。
完全に切り捨てられたのだという圧倒的な孤立感。私を愛してくれない男。私をこれっぽっちも視界に入れない男。その男の濃厚な射精の映像を見つめながら、己の身体もまた、カイルというクズの楔によって激しく熱く狂わされているという現実に、彼女は真の絶望へと陥った。
「はは! 見ろよスカーレット! 兄上はお前に呼びかけられて、さらに興奮して腰を振ってやがるぜ! お前が隠してたつまらねえ片想いなんてな、あいつらにとっちゃただの極上の酒の肴んだよ!」
カイルがスカーレットの絶望しきった腰を強く掴み、最奥の最も敏感な部分を容赦なく抉り抜く。
「ひあぐっ……!、ぁ……っ、く、うぅ……!」
脳内に響くテレネッツァの『哀れなスカーレット様、殿下の極上の肉棒の感触、せめて私の声を通してその脳髄に刻みなさいな! うふふ、もっと鳴いて、私と殿下の愛のBGMになってもちょうだい!』という勝ち誇った嘲笑。
天国のような、鏡の向こうの甘く激しい性交。
地獄のような、足元で行われるクズによる肉体の蹂躙。
ジュリアスに恋心を完全に踏みにじられ、存在すら消し去られたという絶望そのものが、彼女の肉体の最奥を狂わせ、これまでとは比較にならないほどの熱い蜜を溢れさせた。カイルへの凄まじい怒りと憎悪、そして初恋を失った絶望が脳を焼き尽くす。しかし、その感情が強まれば強まるほど、肉体はクズの衝動に激しく狂わされ、カイルの楔を壊れたように締め付けた。
「はは! 最高だぜスカーレット! 兄上の前で、ただの淫らな肉の塊になっちまったな!」
「もうお前には俺から与えられるこの陵辱しか残されてねぇよ」
カイルもまた、鏡の向こうのジュリアスに競い合うように腰のピストンを極限まで速め、スカーレットの最奥に、一ヶ月の調教の成果のすべてを容赦なく吐き出した。
「は、あぁァァーーっ!!」
スカーレットはジュリアスの無関心な視界の先で、優雅な言葉遣いのまま、完全に誇りも恋心も失った絶頂の絶叫をあげた。鏡の向こうのジュリアスは、満足げにテレネッツァの身体を強く抱きしめ、事後の余韻を楽しんでいる。だが、その純粋な愛の営みこそが、スカーレットの心を永久に破壊する絶望の特等席だった。
「……あ、あ……ふ、ふふ……」
床に崩れ落ち、涙を流しながらも、スカーレットの瞳から「気高き公爵令嬢としての光」が、完全に、一滴の残滓もなく消え失せた。
明日、彼女は『解放』される。
しかし、ジュリアスに完全に心を殺され、自分を最も深い絶望へと叩き落としたカイルというクズの快楽なしには、息をすることすらできない身体にされた。彼女はもう二度と、あの誇り高き大悪役令嬢には戻れない、完成された奴隷へと作り変えられてしまったのだった。
*****
夕暮れの茜が窓硝子を朱に染め、カイルの私室には葡萄酒の芳醇な匂いと蒸れた体温が淀んでいた。
コン――
遠慮がちなノックが一本。
「入れ」
ドアを押し開けたのは、あの“深紅”。かつては誇りと勇気を象った戦装束。今は跪き、媚びへつらうための喪服へ変貌した一枚の布。
スカーレット・エルグランド――公爵令嬢は、震える膝をこすり合わせるように床へと這い、ドレスの裾が汚泥のように波打った。
「……カイル様」
艶やかな銀糸の髪を揺らし、床へ接吻する。その横顔は蒼褪めているのに、頬だけが病的な紅に染まっていた。
「なんだ解放されたのに、何故戻ってきたスカーレット?」
男はワイングラスを弄びながら嗤う。琥珀色の液面に、征服者の翳が揺れた。
「――あたくし、悟りましたの」
掠れた声が石畳に沁み込む。
「わたくしは愚かでした。公爵家貴族の誇りなど、初めから幻でしたわ。泥沼へ落ちたわたくしを救い上げ、所有してくださったのは貴方様だけ」
「ふむ」
カイルは立ち上がり、踵を鳴らして近づく。尖った靴先が彼女の顎を上げさせ、哀願する青い瞳が晒された。
その光景に舌舐めずりする愉悦――それは支配者だけが味わえる蜜。
「償いたいのです。生涯貴方様のお傍に……性玩具《オモチャ》として使っていただきとうございますわ」
「そんなこと言いながら、前のように俺を殴るじゃないかスカーレット、もう加護は取り戻したのだろう」
カイルの唇が吊り上がる。
「そんなことありませんわ、このように今も加護を封じる鈍色の腕輪をはめておりますので殴りかけるなどありえませんわ、ですからどうか、この醜く汚れたカラダを使ってください」
カラン――
彼女の両手首には依然として「加護」を封じる鈍色の腕輪が嵌められていた。煌びやかな宝石に比して、そこだけが鉛色に沈んでいる。
「なるほど……だが」
カイルは魔境と呼ばれる巨大な鏡へ視線を流した。
カイルの指が魔法陣の刻まれた鏡枠を叩くと、ガラスの表面が波紋を打ち、遠く離れた王宮の寝室が映し出された。
映るは金糸の帳を垂らした王太子の居室。その寝台の上で、半裸のジュリアスとテレネッツァが、絡み合い、喘ぎ合っていた。
鏡面から甘く蕩けたテレネッツァの声が滲む。こちらの声は届かぬ一方通行、彼女の声のみが伝わる特製装置。まるで脳髄に直接砂糖漬けの針を刺されるように、姦しい喜悦が流れ込む。
『あぁっ、殿下ぁ……そんなにお強く……しちゃダメですわっ!』
ジュリアスは荒い吐息と共に、テレネッツァの雪白の脚を肩へ担ぎ上げ、激しく腰を打ち付けていた。肉と肉がぶつかり合う鈍い打擲音が重なり、蜜壺をかき混ぜる湿った水音が追随する。
「どうだい? 兄上も随分と上機嫌じゃないか、それにテレネッサは俺と兄上どちらも愛してくれる最高の女なんだ、そうだろテレネッサ」
カイルはワイングラスをテーブルに置き、愉悦に満ちたほくそ笑みを浮かべながらスカーレットを見下ろした。
「テレネッツァは最高だ、ジュリアスとスカーレットのようなゴミクズなんかとは比べ物にならない素敵な女性だ」
『んふふ……もちろんですわ、カイル様ぁ……殿下もあなた様も、どちらもあたくしの大好きな殿方ですもの……もっと愛してくださいまし……♡ジュリアス様も私がカイル様と愛し合っていても問題ありませんわね?』
『ああ…君が私と愛を確かめ合ってくれる限り、テレネッツァは何者であろうと自由だよ……っ!』
テレネッツァの甘ったるい声が、王太子の低い吐息にかき消される。鏡の中の二人は、まさに獣。互いの唾液を啜り、白濁と汗と甘酸っぱい匂いを撒き散らし、享楽の極地へ突き進んでいた。
「さてスカーレット、そいうわけで俺はテレネッサだけで間に合っているだ、お前は特段必要ないのだよ」
カイルは本当はスカーレットも美しくその身体をこれかも貪りたいと思っているがわざとそういいスカーレットを追い詰める。
「あぁ、そんなカイル様!あなたのためならなんでもできますわ、ですからどうか捨てないでくださいまし」
スカーレットはカイルの脚に縋りついた。
カイルはあのスカーレットが公爵令嬢としての誇りを捨て見苦しく懇願する姿を見てニヤリと笑う。
「そうかそうか、なんでもするか、なら俺の『第二婦人』にしてやろうか。ただし、正室とは名ばかりの、一生俺の性処理に耐え続けるだけの淫らな道具としてな、それでよければスカーレットお前の好きな事をしてやるよ」
その言葉を聞くと、スカーレットはまるで餓鬼が糧を与えられたかのように顔を輝かせた。
「ぁ……っ、はいぃぃ……! ぜひ、ぜひお願い致しますわぁ……!」
嗄れた声で応える。公爵令嬢の誇りも、かつてジュリアスに抱いていた秘めた好意の欠片すらも、ドロリとした媚びへと溶解していた。
「――面白い。気に入った、お前のために第二婦人の席を設けてやるよ」
カイルは鏡の前で嗤い、靴裏を滑らせながら彼女の前に立つ。
「ふむ、今みて思ったがこれはお前を婚約破棄したときのドレスかなぜこのタイミングで俺にあの時の屈辱を思い出させる気か」
すこし怒気を込めてカイルは問う。
「そ、そんなことはございませんわカイル様、あの時の格好をする私を陵辱することで憂さ晴らしになれればと思いまして……」
スカーレットはかつてカイルを叩き伏せたのと同じ深紅のドレスを纏うことでカイルにその屈辱を思い出させて自分の身を持って憂さ晴らしをしてもらいたかった、と主張した。
「ククク、いいねスカーレットわかっているじゃないか、ならその深紅のドレスを俺の精子でドロドロに汚してやるからな」
そう告げるとカイルはスカーレットをベットへと乱暴に連れていき押し倒した。
スカーレットのドレスの胸元が荒々しくはだけられ、白い肌と豊かな胸の一部が露わになる。
カイルはスカーレットに馬乗りになるように覆いかぶさると、スカーレットの唇を強引に奪い舌をねじ込み唾液を無理やり飲ませた。
「ちゅぷ、じゅる、んんぅ……っ、ん、ふぁっ……!」
カイルの激しいディープキスにスカーレットはただ従順に舌を絡め、喉奥まで侵入する強引な口腔侵犯を必死に受け入れる。吐息が漏れるたびに、優雅な言葉遣いが、媚びへつらいの喘ぎ声へと歪んでいく。
「ぐちゅっ、ぴちゃっ……っ、んむぅ……は、ぁ……カイル……さまぁ……っ!」
(カイル様の舌が……喉の奥まで……支配されていますわ……っ! 初めての口付けがこんな貪りあって……あぁ!)
粘膜と粘膜がこすれ合う濡れた音が、鼓膜を冒す。スカーレットは強制的なディープキスに思考が溶かされながらも、令嬢としての優雅さを失わず、上品に喘ぎ、従順に喉奥へカイルの舌を迎え入れる。彼の唾液を飲み下すごとに、支配されることへの倒錯的な喜びが脳髄を満たしていく。
「ちゅぷ、れろ……っ、は、ふぅ……! カイル……さまぁ……っ! あたくし……あなたのモノですわ……!」
公爵令嬢として慎みのあるファーストキスが叶うことなく、見下していたはずのカイルによって、こんなにも深く激しく強制的に奪われる皮肉と絶望。しかしそれがまたスカーレットの「所有されることへの被虐欲求」を満たし、彼女をより従順な奴隷へと変貌させていく。
「なかなかうまいじゃないかスカーレット」
「あぁ、ちゅぶ、んっ、あ、ありがとうございますわぁっ」
ディープキスから解放されると二人の唇の間には透明な橋がかかった。荒い呼吸を整える間もなく、カイルはスカーレットのドレスがはだけて露になっている胸元に手を伸ばし、その豊かな膨らみを鷲掴みにした。
「はは、いい反応だ、まだまだ盛り上げて行ってもらわないと」
カイルの両手がスカーレットの柔らかく熟れた双丘を容赦なく揉みしだき、先端の敏感な桜色の蕾を指先で乱暴に捏ね回す。
「あぁっ! ぁんっ! カイル様……っ、そこ、強く……あぁっ!!」
スカーレットの身体は強烈な快楽でビクンと弓なりに反り返り、焦らされていた身体が一気に燃え上がる。快感で甘い喘ぎが押し殺された口元から漏れ出し、カイルの指の動きに合わせて豊満な胸がたぷたぷと淫らに揺れる。
「ククッ、いい反応だスカーレット。こんなにコリコリになってるじゃねえか、本当にお前は俺に蹂躙されるためにある淫乱な道具だな」
カイルは獲物を甚振る捕食者のように嗤い、スカーレットの耳元で粘つくような低音の囁きを流し込む。
「あぁっ! んんぅ……! カイル……様ぁっ……!」
(カイル様の手が……わたしの胸を……乱暴に、でも、気持ち良すぎて……身体が勝手に動いてしまいますわ……!)
優雅な言葉遣いを忘れないよう努めるが、理性は既に蕩け、突き上げる快感に上ずった嬌声となって溢れ出してしまう。身体はカイルの指の刺激を貪るように媚び、全身でその所有権を甘受する。
「ほらスカーレット、口を開けろ」
カイルはスカーレットの顎を乱暴に持ち上げ、その口元へ脈打つ剛直を押し当てた。
「さあ、俺の第二夫人になるなら口で奉仕するのは当たり前だ」
カイルはスカーレットの顎を無造作に持ち上げ、その口元へ脈打つ剛直を押し当てた。
「さあスカーレット。お前が俺の第二夫人になるって言うなら、まずはこの口で奉仕してみせろ」
「は、はい……カイル様……っ」
スカーレットは潤んだ瞳でその巨大な屹立を見上げると、公爵令嬢としての優雅さを保とうと必死に震える手でそっとカイルの竿の根本を包み、恭しく唇を開いて迎え入れた。
口内いっぱいに塩辛い雄の味が広がり、喉奥までゆっくりと飲み込んでいく。
「んむ……っ、じゅ、る……ん、ふぅ……っ」
口内で舌を絡め、丹念に舐め上げる。カイルの剛直は熱く脈打ち、スカーレットの小さな口には収まりきらない。それでも、彼女は令嬢として教え込まれた淑やかな動作で、懸命に舌技を披露する。
「ちゅぷ、ぺろ……っ、んむぅ……は、カイル……さまぁ……っ! あたくしの口……お気に召しましたでしょうか……!」
「フェラの仕方もわからないとはな、もっとしっかり奉仕しろよ」
カイルはスカーレットの頭部を乱暴に掴み、彼女の意志を無視して猛然と腰を振り始めた。
「んぐぅ!? んむぅ、ぢゅぷっ、おごっ!? ん゛ぐぅううううっ!?」
強引に喉奥を犯され、呼吸もままならないほどの壮絶なイラマチオ。生理的な嘔吐感と窒息感で意識が朦朧となり、目尻から涙が溢れ出す。
(苦しい……っ! 口の中がカイル様でいっぱいで……息ができませんわ……っ!)
「ぢゅぽ、ずちゅう、じゅぶっ……!」
喉の奥まで杭打たれ、食道まで異物が入り込む圧倒的な感覚。それでもスカーレットは必死に鼻腔で呼吸を継ぎながら、令嬢としての品格を保つために懸命に舌を添わせ、カイルの剛直を喉の奥で優雅に、しかし献身的に締め付ける。
「ぢゅるっ、んく……っ! んむぅ、ぐぶっ、ん゛ぅう……っ!」
(これ……本当に苦しいですわ……でも……カイル様が求めてくださっていますもの……あたくし、もっと……気持ちよくしてさしあげなくては……っ!)
その健気さがかえって嗜虐心を煽ったのか、カイルはさらに腰を速める。
「いいぞスカーレット! もっと奥まで咥え込めっ!」
「んごぉっ!? んむぅ、ぢゅぷっ、じゅるぅううっ!!」
喉の奥に白濁が炸裂した。その衝撃でスカーレットの身体がビクンと大きく震える。頭がクラクラするほどの絶頂感と共に、口中に広がる苦く生臭い粘液の味が、彼女を支配されることへの倒錯した法悦へと叩き込む。
(あぁっ! 喉の奥に出されましたわ……っ! 苦い……でも……カイル様の……っ!)
口いっぱいに白濁が放出され、その苦く生臭い粘液が喉奥に絡みつく。
「んぐぅ!? んぶっ、ごくっ、ごぽぉ……っ! んむぅ……げほっ、ごほっ……!」
喉に粘りつくドロリとした異物感、肺を焼くような生臭い香り。胃が反射的に拒絶しようとするが、カイルの支配の証だという意識が、それを必死に押し留める。
「んむぅ……じゅるっ、ごきゅ……っ、ん、ふぅ……っ! く、口の中が……カイル様で……いっぱいですわ……っ!」
必死に嚥下しようとするが、あまりの量と粘度に咳き込みそうになり、吐息と共に淫らな音を立ててしまう。
「ごきゅ……っ、ごきゅ……っ! んむぅ……美味しいですわ……カイル様……っ」
(苦しいですわ……喉が焼けるみたいですわ……! でも、飲み込まなくては……カイル様に喜んでいただけるように……っ!)
生理的な不快感を必死に抑え込みながら、令嬢としての優雅な言葉遣いで精一杯の奉仕の意思を示す。その倒錯した健気さがかえって嗜虐心を煽り、スカーレットを完全な奴隷へと変貌させていく。
「全部飲めよスカーレット」
「ふぁ、はいぃ……飲みますわカイル様……」
そう言うと、スカーレットは懸命に喉を鳴らしながら、ドロドロと口腔に溜まった白濁を喉奥へと送り込んだ。
「ごくっ、んむぅ……ごきゅ、っ……ぷはっ……!」
粘りつく雄の苦みと生臭さに吐き気がこみ上げるが、その苦痛さえもカイルの支配を享受している証なのだと思えば、全身がゾクゾクと快感に震える。瞳は焦点を失い、白目を剥きかけた恍惚の表情で、彼女は喉奥に絡みつく粘液をすべて嚥下した。
「カイル様……っ、あたくし……ちゃんと……飲みましたわ……っ」
(これが……カイル様の味……っ! 苦いけれど……身体が火照ってしまいますわ……!)
「くく、さすが公爵令嬢だ、フェラチオも合格だな」
カイルは口を拭うとスカーレットを乱暴にベットに転がす。
「あっ……カイル……様ぁ……」
スカーレットは息も絶え絶えにベッドへと転がされる。白濁で汚れた口元を拭う間もなく、カイルの獣じみた視線が彼女の肢体を舐め回した。
「さあ、本番だスカーレット。」
カイルはスカーレットのドレスをたくし上げ、あらわになったショーツはカイルに喜んでもらうためか今までのスカーレットでは考えられないようなレースのついた黒の紐パンツとガーターベルトだった。
「エロい下着を履いてるじゃないかスカーレット、これで興奮すると思っているのか?」
カイルはスカーレットの黒いレースのショーツを指でいやらしく弄る。
「ひゃうっ! ぁんっ! あ、ありがとうございますわぁっ! カイル様に見ていただくために……用意いたしましたの……っ!」
スカーレットは、下着越しに与えられる直接的な刺激に、カイルの足元でビクンと身体を跳ねさせた。黒いレースの隙間から見える秘唇が、期待にヒクヒクと卑猥に痙攣するのが分かる。
「どうですか、カイル様。私……このようなはしたない姿で喜ばせることができておりますでしょうか……?」
口調はあくまで令嬢としての慎ましさを保とうとしているが、声色は媚びへつらい、潤んだ瞳でカイルの反応を乞う。
「ふん、結構似合っているじゃないか」
シュルシュルと黒いレースの紐パンツが解かれ、右足首に黒いリボンのように絡みついたまま外されると、左右にゆっくりと開かれていく。
スカーレットの黒いレースの下着が右足首に黒い蝶のように絡みついたまま放置されると、カイルの巨大な楔が一気に蜜壺の最奥へとねじ込まれた。
「ぐぁっ!? ひっ、ひゃぁあああっ! カイル……さまぁ……っ!」
蜜壺に根元まで突き入れられた瞬間、灼熱が閃光のように迸り、スカーレットの思考を灼き払った。快感が脊髄を駆け上がり、脳幹を直撃して眩暈を引き起こす。
「いい反応だスカーレット、気持ちいいだろ!」
カイルの剛直が、容赦なく最奥を突き上げる。
「あんっ、ぁっ! カイル……さまぁっ! 深いですわ……ぁっ!」
カイルの肉槍が荒々しく秘所をかき分け、乙女の聖域――最奥の子宮口を鋭く抉る。結合部から白濁と愛液が混じり合った濃厚な蜜が「ぶじゅっ、ぢゅるっ、じゅばっ」と下品な音を立てて溢れ出した。
「ひゃっ!? あっ、ああぁんっ! 中で……あんっ! 揺れて……んぁっ!」
豊かな胸が荒々しく波打ち、たぷたぷと淫らに上下する。身体中が歓喜と倒錯的な熱情で潤いきり、理性を瓦解させる。
(カイル様のものが……私の中で……暴れている……! あそこを押し上げられて……おかしくなってしまいますわ……!)
「ぢゅっ、ぶじゅる……っ、ぐちゅんっ!」
カイルが腰を振るたび、下品な水音が鳴り響き、蜜壺は彼の剛直に沿って形を変え、快感の痙攣を刻む。
「ひゃうんっ! カイル様ぁっ……そんなに……激しくされたら……んぁあっ! 気持ち良すぎて……壊れてしまいますわぁ……っ!」
「クハハッ! 狂えよスカーレット!」
スカーレットの媚態にカイルは哄笑し、さらに腰の動きを加速させた。最奥を穿ち抜く快感にスカーレットは甲高い嬌声を上げ、全身を小刻みに震わせる。
「ひゃっ、あぁああぁっ!! カイル……様ぁっ!! 奥……ぅぅ、ぐりぐりって……っ! アナタので……貫かれますのぉ……っ!」
たわわな胸が上下に跳ね、豊満な尻が押し潰されて形を歪める。蜜壺からは泡立った愛液とカイルの放った白濁が混じり合い、「ぶじゅっ、ぢゅるっ、じゅばっ」と粘稠な音を伴って溢れ出す。
「ひゃっ、あぁああぁっ!! カイル……様ぁっ!! 奥……ぅぅ、ぐりぐりって……っ! アナタので……貫かれますのぉ……っ!」
「ぐじゅっ、じゅばぁっ、ずちゅんっ……!!」
カイルの激しい腰振りに合わせ、結合部から泡立った愛液と白濁が混じり合った濃密な蜜が溢れ出し、「ぶじゅっ、ぢゅるっ、じゅばっ」と下品な水音を立てながらベッドのシーツを汚していく。
「ひゃっ、あぁああぁっ!! カイル……様ぁっ!! 奥……ぅぅ、ぐりぐりって……っ! アナタので……貫かれますのぉ……っ!」
(熱い……! カイル様の楔が、私を串刺しにしていますわ……! 子宮が押し上げられて……おかしくなってしまいますの……!)
「ひゃうんっ! ぁんっ! カイル……さまぁっ! そんなに激しく……突かれたら……ぁああっ! 私……私ぃぃっ!」
スカーレットの身体がビクンと反り返る。媚肉がカイルの剛直に沿って蠕動し、さらなる快楽を求めてきゅうきゅうと貪婪に締め付ける。瞳は焦点を失いかけ、白目を剥きそうな恍惚の表情で、完全に快楽の奴隷へと成り下がっていた。
「クハハッ!いいぞスカーレット! まだ終わらんぞ!!」
カイルは獰猛に笑い、スカーレットの両手を掴んで引き上げるようにして、さらに激しく腰を打ち付ける。ズン、ズンと重く、容赦のないピストン。スカーレットは髪を振り乱し、ただ喘ぎ声を上げることしかできない。
「んっ、あぁああっ! カイル様ぁっ! そこ……奥ぅ……っ、壊れ……ひゃうっ!! ぁんっ、あぁんっ! だめ……だめですのぉっ! もう……もう耐えられませぇんっ!!」
絶頂の嵐が幾度も押し寄せ、スカーレットは完全に自我を失ったように痙攣を繰り返す。カイルの肉槍が秘孔を激しく擦り上げるたび、甘美な痺れが全身を駆け巡り、意識が真っ白に染まっていく。
(これ以上の快感は危険ですわ……っ! 身体が……バラバラになってしまいますのぉ……っ!)
「んんぅっ! カイル様ぁ……もうっ、許して……ひゃうぅんっ! あぁあっ! らめ……らめぇぇえっ!!」
もはや意味のなす言葉は途切れ途切れで、ただ本能から溢れ出す淫らな喘ぎと懇願が部屋に響き渡る。スカーレットは狂おしい快感の淵で溺れながらも、最後に残った僅かな令嬢としての意地で、なんとか言葉を紡ごうとする。
「ぐじゅっ、ずぶぅうっ! ぢゅぶぅんっ!」
「ひゃぐぅっ!? ぁああぁんっ!!」
カイルの執拗な追撃にスカーレットの意識は完全に空白へと突き抜けた。その瞳は白目を剥きかけ、開きっぱなしの口からは涎と嬌声が溢れ出す。
「カイル……様ぁ……っ! もう……っ、らめ……ですわ……ぁ…!」
スカーレットの媚肉が激しく収縮し、絶頂の痙攣が身体中を駆け巡る。それでもカイルの腰は止まらず、さらに深く、奥へと剛直をねじ込んだ。
「あぁぁっ! ひぐっ! カイル……様ぁ……っ! 助けて……くだ……さい……っ!」
「何だそんな弱音を吐くなよ、これからが楽しいんじゃないかスカーレット!」
「はひゅうっ……あひっ……ん、ふぅ……っ、はぁ……んんぅ……っ!」
カイルはスカーレットをさらに追い詰めようと、結合したまま、両脚を肩まで高々と担ぎ上げた。スカーレットの腰が宙に浮き、秘部が天井を向く、最も恥ずかしく無防備な体位――「マンぐり返し」。
「さあ、イキ狂うんだスカーレット!」
「あぁっ!? そんな体勢……っ! カイル様ぁっ……見えてしまいますわぁ……っ!!」
自らの蜜口がぱっくりと開かれ、カイルの巨大な楔を咥え込んでいる卑猥な光景が真正面から突きつけられる。羞恥と快楽で顔が真っ赤に染まる。
「ここが気持ちいいんだろ」
カイルはグリグリと最奥をこじ開けるように突き上げながら、乱暴にスカーレットの最奥――子宮口を捉え、容赦なく押し潰すように肉楔をねじ込んだ。
「ひぐぅっ!? ぁああああああぁっ!!!?? そこは……っ、おかしくなりますわぁっ!!!」
灼熱の稲妻が脳天まで貫き、スカーレットは背中を弓なりに反らせて絶叫した。全身が痙攣し、秘肉がカイルの剛直を絞り尽くさんばかりに激しく収縮する。
「ここだな。たっぷりと出させてやるよ」
どぶどぶどぶりゅりゅうぅぅーーーーっ!!! どっぴゅんどくんッ!!
「ひぐっ、ぁああぁっ!? 出、出てる……ぅうっ! 熱いの……いっぱいっ……溢れてしまいますのぉ……っ!!」
(カイル様の熱いザーメンが、私の中に……っ! 全身が焼けてしまいますわ……!)
ドロドロの白濁が堰を切ったように溢れ出す。
「ひゃぐぅっ……! ぁんっ、はぁ……んんぅ……っ、まだ出てる……っ!」
カイルがゆっくりと剛直を引き抜くと、「じゅるり」と音を立てて大量の白濁が蜜口から溢れ出した。カーペットの模様が彼女の排泄物で卑猥な白濁に変わり、その上に横たわるスカーレットは四肢を痙攣させている。
「あはぁ……♡ あ……ぅ…あ……っ…カイル様ぁ♡」
全身が焼き尽くされるような快感の中、スカーレットの意識は真っ白に塗り替えられた。
「ククク……、まだだぞスカーレット、もっとお前汚し切ってやる」
そういうと、カイルは数時間にわたりベットの上でいろんな体位でスカーレットを犯し尽くす。
正常位、騎乗位、バック、背面座位、立位……
スカーレットは最後は正気を失ったようにカイルから与えられる快楽によがり狂い、喘ぎ声を出し、身体を痙攣させ、潮を吹き、イキ、絶頂を繰り返す。
「おごぉっ!? お、おっほぉおおっ♡!! ぁひっ、あぁあぁっ♡!! カイル……さまぁぁっ♡ いいでしゅ♡気持ちいいでしゅぅううっ♡ おくぅぅ♡ ずんずんくるぅぅ♡ ふぁぁあ♡ 気持ちよすぎてまたいぎゅぅぅ♡ イッグウウウウッッ♡」
カイルはスカーレットの子宮口を押し潰し、奥深くを荒々しくこじ開け、そのたびに大量の愛液が「ぶしっ」「ぷしゃぁ」と溢れ出す。
「んぉっ!? ひぎっ! イグぅっ♡ そこっ、弱いとこ……っ♡ 強くしたらぁ……っ♡ 気持ちよしゅぎますのぉぉ♡ もうだめぇ♡ カイル様の赤ちゃん孕んじゃう♡」
(もう何もわかりませんわ……っ♡ カイル様の肉棒が私の奥をぐりぐりしていて気持ちいいですわぁ♡)
「ぷしゅっ! ぴちゃぁあっ♡ ぢゅぶぅうっ♡」
秘唇がパックリ開き、結合部からは愛液が盛大に弾け飛ぶ。スカーレットの身体は陸に打ち上げられた魚のように、快楽の痙攣と激しい潮吹きを繰り返す。
「イグっ♡ またイギますのぉぉっ♡ カイル様に犯されてぇ……っ♡ 子宮アクメ決めてしまいましたわぁっ♡」
スカーレットの子宮口を激しく穿ち、最奥を圧迫するたびに、大量の愛液が「ぷしゃっ」「ぷしゅぁぁ」と部屋中に撒き散らされる。
「んぉぉっ!? イグっ♡ 気持ちいいのが止まりませんのぉっ♡ もうだめですのぉおおっ♡ カイルさまぁ♡ もっともっと私たちの愛を深めましょう??」
スカーレットは正気を完全に失ったように、瞳を見開き、舌を突き出して快楽に狂い続けた。
「ほらぁ!逝くときはどう言うか教えてやっただろぉ!!」
「逝ぎましゅうううぅぅう!♡あひっ!♡ああああああああぁぁんんんんっ!!! カイルさまのぶっといおちんちんが欲しいでしゅう! 溜まらず生交尾でおチンポ汁を中出ししてほしくてしょうがないのぉぉっ♡おねがいしましゅうぅぅ♡カイルさまのぶっといおチンポで私の子宮にたっぷり赤ちゃん孕ませてくだひゃいぃぃぃ!」
「まったく、淫乱なメス豚が……たっぷり愛してやるよ」
そういうと、カイルはさらに腰のスピードを早めてスカーレットを貪り倒していく。。
「ぷしっ! ぴちゃぁあっ♡ ぢゅぶぅうっ♡」
スカーレットの秘唇がパックリ開き、カイルの剛直が子宮口を乱暴に突き上げるたびに、愛液が「ぶしっ」「ぷしゃぁ」と卑猥な音を立てて豪快に吹き出す。
「ひぐっ!? ぁあぁっ♡ カイルさまぁ……っ、もう許して……っ、壊れますのぉっ♡ イクっ♡ またイってしまいますのぉぉっ♡ もうだめですのぉおおっ♡ カイルさまぁ♡ もっともっと私たちの愛を深めましょう?? イクッイクぅぅぅぅぅぅ!!」
スカーレットの瞳は焦点を完全に失い、白目を剥きかけた恍惚と虚無の表情で、カイルに支配され快楽を貪る倒錯的な充足感に溺れていた。
「ほら、最後だ全身にかけてやる、絶頂しろ」
どちゅっ!! ぶぢゅ! ズボォォッ!!
カイルが最奥を容赦なく穿つ。
「あがっ!? いぐぅっ!! イッグウウッッ♡」
白濁をまとった深紅のドレスは、ベットの上に広がった蜜と汗と愛液の混合液に染まっていく。
スカーレットは身体を弓なりに反らし、髪を振り乱して絶叫した。
「イクッイグウウッ! カイルざまぁっ! ! イッグゥゥゥ♡」
カイルの巨根が膣内で激しく脈打ち、発射の瞬間に抜き取られ、、そのまま引き金を引いた。
「くっ、スカーレット、お前の全てを俺のもので汚してやる!!」
どぶぶりゅりゅうぅぅーーーーっ!!! どっぴゅんどくんッ!!どぴゅるっ、どぴゅ、ぴゅっぴゅぴゅーーー
濃厚で大量の精液がにスカーレットの顔、胸、腹部、そして深紅のドレスへと雨のように降り注ぐ。
「あっ、あぁっ! カイル様ぁぁっ♡ ♡」
びくびくっ、がくがくがくっ……
精液を浴びせかけられた瞬間、スカーレットの全身が「ビクンッ、ビクビクッ」と激しく弓なりに反り返る。瞳は完全に焦点を失い、白目を剥きかけたまま、口の端からは涎と泡が「ぷちゅっ」と溢れ出る。身体は陸に打ち上げられた魚のように「ガクガクガクッ」と痙攣を繰り返し、時折「ピクッ、ピクンッ」と不規則に震える。
「あひゅっ……♡ ぁ……ひぃ……っ♡ カイル……さまぁ……っ♡」
(これが……カイル様の熱い祝福……っ♡ 全身がドロドロですわぁ……っ♡ あはぁぁっ♡)
ぷしっ! ぴちゃぁあっ!
スカーレットの秘唇から「ぷしゃっ」「ぷしゅぅう」と潮が盛大に溢れ出し、ドレスの裾とベッドをさらに淫らに汚す。その瞳は焦点を失ったまま恍惚にとろけきり、カイルの支配によって快楽の奴隷へと堕ちた充足感に満たされていた。
「ああ……っ! カイル……様…♡ 愛しておりますわ……っ」
スカーレットは虚ろな瞳で天蓋を見上げながら、ピクピクと余韻に震え続けている。かつての高貴な令嬢の面影を完全に剥ぎ取られ、支配者に全てを捧げ尽くしたことによる倒錯的な充足感だけが彼女の意識を満たしていた。
「いい顔だ、スカーレット。お前はもう、俺という色でしか存在できないんだよ。……俺の第二婦人として、一生こうして愛されていろ」
カイルは、真っ白に塗りつぶされた深紅のドレスの上で、痙攣を繰り返すその無様な姿を冷酷に見下ろし、彼女の頬を指先で弄んだ。
スカーレットは、虚ろな瞳で微笑みながら、か細く、とろけきった声を漏らした。
「ぁ……はいぃ……ぃ……カイル……さまぁ♡……あふぅ……わたくし……ずっと……そばに……いさせて……くださいまし♡……あはぁ……」
その声は、もはや思考を放棄した恍惚の響きそのものだった。彼女はドレスの布地を震わせながら、支配者の足元で、永遠の悦びの奴隷として甘い余韻に溶け落ちていった。