※この作品はR-18です。

思いつき短編集   作:しるべ234

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元ネタ:学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

複数人むずかしい ̣ ̣ ̣


紫藤の楽園:宮本麗、毒島冴子、高城沙耶、鞠川静香、高城百合子(学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD)

世界は、あまりにも容易く崩壊した。

 

『奴ら』と呼ばれる動く死体が溢れ返り、藤美学園が血と絶叫の地獄へと変貌するのに、半日もかからなかった。かつての日常、道徳、法律――それらすべてが微塵も役に立たない狂った新世界。

 

その過酷な現実を、彼女たちは血を吐くような絶望とともに突きつけられていた。

 

「嘘……そんな、永だけじゃなくて……孝まで、平野くんまで……ッ!」

 

血生臭い雨が降るコンクリートの上で、宮本麗は膝をつき、激しく泣き叫んでいた。

学園からの脱出を図る過程で、凄絶な乱戦の末に小室孝、平野コータ、工程で井豪永の男性陣が全員、『奴ら』の餌食となり死亡したのだ。生き残ったのは、麗、高城沙耶、毒島冴子、そして養護教諭の鞠川静香の4人の女性だけだった。

 

「泣いている暇はないわ、宮本さん! ほら、また『奴ら』が集まってくる!」

 

沙耶が血の気の引いた顔で叫ぶ。孝たちの武器を拾い上げ、木刀を構える冴子の背後からも、無数の足音が近づいていた。

絶体絶命――誰もが死を覚悟したその瞬間、激しいクラクションの音とともに、一台のマイクロバスが猛スピードで滑り込んできた。

 

プシュー、と重々しい音を立てて開いた自動ドア。

その運転席の隣から、あまりにも見覚えのある、あるいは麗にとって世界で最も忌むべき男が姿を現した。

 

「おや……皆さん、無事でしたか。さあ、早く中へ!」

 

眼鏡の奥の細い目をさらに細め、慇懃無礼な笑みを浮かべる男――紫藤浩一だった。

 

「し、紫藤……!? 嫌……嫌よッ! なんでアンタがここにいるのよ! 私は絶対にこのバスには乗らないわッ!」

 

麗の脳裏に、かつて父親をハメて留年させた紫藤への激しい憎悪が蘇る。彼女は取り乱し、近づいてくる死体そっちのけでバスを拒絶した。

 

「落ち着きなさい、宮本さん!」

「そうよ麗ちゃん、今はそんなこと言ってる場合じゃないわぁ!」

 

沙耶が麗の腕を強引に引っ張り、静香も涙目で彼女の背中を押す。

冴子もまた、迫り来る『奴ら』の頭部を木刀で叩き割りながら、鋭い声を上げた。

 

「宮本! 私たちの命を繋ぐために小室たちは死んだのだ! ここで犬死にを選ぶというなら、私はお前を置いていくッ!」

「あ、うあ……っ!」

 

仲間たちの必死の説得と、背後に迫る死の恐怖に圧され、麗は歯を食いしばりながら、這うようにしてバスのステップを駆け上がった。

バタン、と扉が閉まり、バスが急発進する。

 

だが――救われたと思ったのも束の間、麗たちは車内の異様な光景に息を呑んだ。

 

「素晴らしい……! 流流石は紫藤先生だ!」

「俺たちを導いてくれるのは、紫藤先生しかいない!」

 

車内に満ちていたのは、生き残った生徒たちの紫藤に対する異常なまでの熱狂と崇拝だった。

紫藤はバスの中央に立ち、両手を広げて教祖のように生徒たちを見下ろしていた。

 

「みなさん、怯えることはありません。古い偽りのルールは消え去り、今や私たちが新しい世界の秩序なのです。私の言葉に従う者だけが、この先の救済を得られるのですよ」

 

その言葉に、生徒たちはトロンとした恍惚の目を向け、狂信的に頷いている。

 

明日をも知れぬ恐怖から逃れるため、彼らは精神の拠り所を紫藤という絶対的な指導者に委ねていたのだ。車内には、紫藤の煽動によって道徳を失い、公然と性交に耽る若者たちの淫靡な熱気と汗、そして愛液の臭いが充満していた。

 

そんな狂気の空間に足を踏み入れた麗たちを、紫藤は冷酷な目で見つめ、口元を歪めた。

「さて……新しく加わった迷える羊たちに、このバスの『ルール』を教えてあげなくてはなりませんね」

 

紫藤が男子生徒たちに顎で合図を送る。その瞬間、彼の意図を察した角田たちが、獣のようなギラついた目を剥き出しにして麗たちに襲いかかった。

 

「ひっ、あ、アンタたち、何すんのよ! 触らないでッ!」

「おいおい、いいじゃねえか高城ぉ! 世界はもう終わりんだぜ?」

「そうだぞ宮本、お前らの男は死んだんだ。これからは俺たちが可愛がってやるよ!」

 

下卑た笑い声を上げながら、男子生徒たちが麗や沙耶の衣服に邪悪な手を伸ばし、力ずくで押し倒しようとする。

 

「――そこまでにしなさい、角田くん」

 

低く、だが鼓膜に冷徹に響く声が響いた。

バスの最奥に腰掛けた紫藤が、愉悦に歪んだ顔で彼女たちを見据えていた。その一言だけで、麗たちを組み敷こうとしていた角田たちがピタリと動きを止め、怯えたように引き下がる。

 

麗は激しく上下する胸を押さえながら、憎悪の籠もった目で紫藤を睨みつけた。

 

だが、その身体は恐怖で小刻みに震えている。この狭い密室において、紫藤の一言が生死を分ける。彼の庇護を失えば、一瞬で男たちの肉便器にされるという冷酷な現実を、彼女たちの本能が理解し始めていた。

 

紫藤の冷酷な視線が、取り残された4人の美女たちを値踏みするように舐め回す。

天然で押しに弱い爆乳の校医、鞠川。

プライドばかりが高く、他人に依存しなければ何もできない自称天才、高城。

心が脆く、強固な依存先を常に求めている宮本。

 

そして――。

 

紫藤の目が、最後に毒島で止まった。

彼女は男子生徒たちに囲まれながらも、木刀を構え、その圧倒的な武力で彼らを牽制していた。だが、紫藤は見逃さなかった。襲い来る男子生徒を撃退するその刹那、彼女の凛とした瞳の奥に宿った、ぞっとするほど淫らに歪んだ『狂気に満ちた恍惚の目』を。

 

(なるほど……毒島。君はそんな醜い狂気を内に秘めているわけだ)

 

紫藤は心の中で嘲笑った。

今はまだ、宮本も高城もこの恐怖に震えている段階に過ぎない。これから順を追って一人ずつ絶望の淵へ叩き落とし、私の色に染めていくつもりだが――問題はあの毒島だ。

守るべき『仲間』を失い、完全に孤立した彼女が、内に秘めた破壊的な狂気をこのバスの車内で爆発(暴挙)させでもしたら、私の築いた秩序が脅かされかねない。本来であれば最後にと考えていたが、彼女の危険な暴走を未然に防ぐためにも、早くから心理戦を仕掛け、牙を抜いておく必要がある。

 

(フフ……焦る必要はない。鞠川、宮本、高城を調教し、徐々に逃げ道を塞いだその最後に――君のその刃を完膚なきまでに叩き折り、私の足元で這いつくばる最も従順な牝犬に変えてあげよう。楽しみにしておきなさい、毒島……)

 

まだ誰も知らない。

この狂気のバスが、彼女たちを絶対的な快楽と服従の地獄へと誘う、終わりの始まりであることを。

 

 

『奴ら』から逃れ、闇に包まれた廃ガソリンスタンドの敷地にマイクロバスを停車させてから、数時間が経過していた。

外は不気味なほどの静寂が支配しているが、車内には相変わらず、紫藤浩一を狂信して理性をかなぐり捨てた生徒たちの淫靡な熱気と、ねっとりとした愛液の臭いが淀んでいる。夜が更けてもなお、逃げ場のない極限状態の若者たちは、互いの肉体を貪り合って恐怖を紛らわせているのだ。

 

その異様な空間の片隅で、宮本、高城、毒島の3人は、警戒と恐怖の入り混じった視線をシートに向け、しがみついていた。小室たちを失った絶望の傷も癒えぬまま、周囲の狂気に精神を極限まで摩耗させている。

 

だが、紫藤の狙いは彼女たち若き雌ではなかった。

(――この動く密室の生命線であり、唯一の移動手段である『バスの足』……それを確実に掌握することが先決だ。宮本たちを屈服させるのは、逃げ場を完全に無くしてからでいい)

 

紫藤は冷徹な計算のもと、運転席で疲弊した表情を見せる爆乳の養護教諭、鞠川静香へと狙いを定めた。

 

紫藤は誰も見ていないことを見計らい、運転席のすぐ隣にある助手席へと腰掛けた。

「静香先生。少し、お話しよろしいですか?」

 

不意に耳元で囁かれた低く慇懃な声に、鞠川はびくりと肩を震わせた。

「は、はわっ……! し、紫藤先生……なんですかぁ?」

 

薄暗いダッシュボードの明かりに照らされた鞠川の瞳には、明らかな困惑と恐怖の色が浮かんでいる。生徒たちの異常な様子と世界の崩壊に、彼女の小さなキャパシティはとっくに限界を迎えていた。

紫藤は眼鏡の奥の目を優しく細め、そっと彼女の頼りない肩に手を置いた。

 

「見てごらんなさい、静香先生。古い世界は終わり、子供たちは明日をも知れぬ恐怖から理性を失い、暴走してしまっている。哀れなことだ……」

 

「みんなエッチなことばっかりして わたし、どうしたらいいか分かんなくて……うう……っ」

 

紫藤は、嘆息する彼女の白衣の上から、その豊満な背中をそっと撫でおろした。大きな手のひらが、怯える背中をなぞるように優しく愛撫する。

 

「ひゃあ……っ、し、紫藤先生……っ?」

 

不意のボディタッチに、静香の口元から小さく熱い吐息が漏れた。紫藤はその手のひらを彼女の細い腰へと滑らせ、大人の包容力を示すようにぐっと引き寄せた。

 

「このバスの中で、正気な『大人』はあなたと私の二人だけだ。理性を失った子供たちを正しい道へ導き、宮本さんたちを守るために――私たち二人が、誰よりも強固な絆で結ばれる必要がある。大人のあなたなら、私の言いたいことが分かりますね?」

 

腰を強く抱きすくめられ、密着した紫藤の体温が伝ってくる。耳元に触れる吐息の熱さに、静香の心臓がどきりと跳ね上がった。

「あ……大人の、二人……ふぅ……っ、はぁ……っ」

 

鞠川の脳内に、紫藤の歪んだ論理が滑り込んでいく。

(そうだわ、みんなおかしくなっちゃってる……。でも、こうして抱きしめてくれる紫藤先生の言う通りよね。私がしっかりして、大人の二人でこの子たちを導いてあげなきゃ、みんなダメになっちゃう。そうよ、私がこの人を支えて、みんなを救う聖母にならなきゃダメなのぉ……!)

 

元来の頼りなさと、教師としての歪んだ義務感が最悪の形で噛み合った。紫藤は彼女の心が完全に絡め取られた瞬間を見逃さず、助手席のシートを深くリクライニングさせ、彼女の身体を狭い足元へと引きずり込んだ。

紫藤の手が白衣の下に潜り込み、下着越しにその推定Jカップという超爆乳を容赦なく揉みしだく。

 

「はわぁ……っ、ふぅ……っ、きょ、協力の、証……。ん、んむ……っ」

 

直接胸を愛撫された刺激に、静香は甘い息を漏らしながら目を蕩けさせた。すでに彼女の瞳は、恐怖ではなく、歪んだ使命感と紫藤の強引な手のひらによって完全に支配されている。

ブラジャーから溢れ出た肉厚な双丘が、狭い助手席のスペースで露わになる。紫藤はその圧倒的な肉塊で、自身の猛り立った男根を包み込ませた。

 

「ちゅぱ、じゅぷ、じゅるるぅ……っ、ん、んう……っ、ふぅ、はぁ……っ」

 

鞠川は涙目を潤ませ、荒い息を吐き散らしながら、健気にも紫藤の男根を爆乳で挟み込み、パイズリで奉仕し始める。紫藤の巧みな手の愛撫と、周囲に満ちる淫靡な空気に当てられ、彼女の秘部からはすでに大量の愛液が滴り落ちていた。

 

(――素晴らしい、この出来損ないの女め。私の言葉と少しの接触で、いとも容易く淫らな牝へと成り下がる。これこそが支配の快感だ!)

紫藤は冷酷な優越感に浸りながら、さらに命令を重ねる。

「素晴らしいですよ、静香先生。ですが、生徒たちのために、もっと淫らな姿を見せなさい」

「あんっ……ん、ふぅ……っ! そんなの、恥ずかしいよぉ……っ! でも、先生を支えなきゃ……らめぇ、入ってきちゃうぅ! はぁ、ひゃあんっ!」

 

白衣を着たまま、タイトなスカートを助手席のシートの上で乱暴に捲り上げられる。紫藤は躊躇なく、鞠川の濡れそぼる秘部へと、狂暴に猛り立ったペニスをあてがい、じわじわと、だが容赦なくその最奥へと突き立てていった。

 

ずぷ、じゅぶうぅぅッ――!

 

「ひゃうあぁぁあッ!? つ、詰まってるぅ、紫藤先生の、おっきいのが、奥まで全部入ってきちゃったぁぁっ!」

あまりの質量に静香は背中を反らせ、助手席のシートを爪が食い込むほど強く掴んだ。

紫藤は彼女の肉厚な腰をがっしりと掴むと、まずは浅く、そして深く、蜜肉をかき回すようにゆっくりと腰を動かし始めた。

 

じゅぷ、ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ、じょぼぼぼぉっ!

狭いフロントスペースに、静香が分泌し続ける大量の愛液が泡立つ音が、信じられないほど不躾に響き渡る。

 

「はぁ、ひゃんっ! じゅぶって言ってるぅ、わたしのナカ、ぐちゅぐちゅにされてるよぉ……っ! ん、うぅぅ、あはぁんっ!」

 

「フフ、どうですか静香先生。大人の協力関係は、こんなにも深く交わらなければならないのですよ。ほら、もっと力を抜いて、私の男根を迎え入れなさい」

 

「あ、う……っ、はぁ、はぁ……っ、紫藤先生ぇ……っ! お仕事、協力、しなきゃ、なのに……っ、気持ちよくて、頭が真っ白になっちゃうぅぅ……んちゅ、じゅるぅ!」

 

紫藤が腰のピッチを上げ、肉と肉が激しく衝突する「ぱんッ! ぱんッ!」という凄まじい肉撃音が夜の車内に木霊し始める。

 

突き上げられるたびに、白衣からはみ出た超爆乳が「ばいん、ばいん!」と狂ったように揺れ、ダッシュボードに叩きつけられた。

 

ぐちゅじゅるぅ、どぷ、どぷ、ごんッ!

「ひゃあぁああんッ! ごん、って、また凄いトコ当たってるぅ! 脳みそ、とろけちゃう、溶けちゃうのぉぉッ! んほぉぉーっ!」

子宮口を容赦なく叩き潰すような熟練のピストンに、静香の理性の破片が、快楽の波に呑まれて一つ、また一つと粉砕されていく。

(――ああ、もう、みんなのためとか、大人の義務とか、どうでもいいよぉ……っ。紫藤先生に、この凄いのでめちゃくちゃにされるの、すっごく気持ちいいんだわぁ……!)

 

精神の書き換えは完了した。彼女の中で、恐怖と義務感は、完全に紫藤の男根から与えられる極上の快楽へとすり替わっていた。

 

「あぐっ、あはぁぁ! はぁ、ふぅ、紫藤先生ぇ、凄い、凄いよぉ……っ! わたし、先生のオモチャになっちゃうぅぅ! んうぅーっ、いっちゃう、いっちゃうのぉぉッ!」

「フフ、いいですよ、静香先生……。私の精液をすべて受け止め、私の忠実な足となりなさい!」

 

紫藤が最後の一突きとして、最奥のさらに先、子宮の扉を激しく踏みつけるように腰を強く叩きつけると、静香は白目を剥いてガクガクと四肢を震わせ、極上の絶頂を迎えた。同時に、紫藤の凶暴な男根から、大量の熱い精液が「どぴゅっ、どぴゅるるるぅっ!」と彼女の胎内、そして全身へと容赦なくぶ掛けられた。

 

「はわあぁ……っ、はぁ、はぁ……っ、じゅぶじゅぶ、言ってるぅ……くぅ……」

 

完全に理性を破壊され、助手席のシートの上で精液と愛液を滴らせた鞠川は、これ以上ないほど弛緩した笑顔を浮かべていた。その瞳は完全に紫藤への盲目的な快楽の熱に侵されている。

(――ああ、もう何も考えたくない……。外の化け物も怖いし、紫藤先生に全部まかせて、わたしはこの人に抱かれていればいいんだわ……ぇへへ……♡)

 

「はわぁ……私、紫藤先生と一緒に頑張るねぇ……紫藤先生……っ、ふぅ……♡」

 

トロンとした恍惚の表情で熱い吐息を漏らした鞠川は、衣服を乱したまま、吸い寄せられるように再び隣の運転席へと身を移した。バスの運転手は、今や完全に紫藤の専属肉便器となり、彼の命のままにいつでもアクセルを踏み込める状態で、蕩けた顔でハンドルを握る。

 

それを見届いた紫藤は、助手席で衣服を整え、眼鏡を指先で押し上げながら、後方のシートで激しい絶望に顔を歪める宮本麗へと冷酷な視線を向けた。

 

(まずは一人……。さて、宮本、次は君の番だ。君のその憎悪が、いつ恐怖と依存に変わるか、じっくりと見せてもらいましょう)

 

地獄のバスは、さらなる狂気を孕んで夜の闇の中に佇んでいた。

 

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鞠川が紫藤の専属肉便器に成り下がったあの夜から、バス内のパワーバランスは完全に崩壊した。

逃げ場のない密室の中、宮本麗、高城沙耶、毒島冴子の3人は、日に日に色濃くなる男子生徒たちの不躾な視線に晒され、一瞬たりとも気が休まらない生き地獄を味わっていた。

 

中でも、最も精神的に追い詰められていたのは宮本麗だった。

恋人だった永を失い、幼馴染の孝にも先立たれ、今の彼女の心は、激しい憎悪でコーティングされただけの脆いガラス細工に過ぎない。

 

(――さて、宮本。君のその薄っぺらなプライドを、そろそろ粉々に砕いてあげましょう)

バスの最奥で、紫藤は眼鏡の奥の目を冷酷に細め、角田たちに視線で密かに合図を送った。

 

それを受けた男子生徒たちが、獰猛な獣の笑みを浮かべて動き出す。ターゲットは、通路側に座っていた麗だ。

 

「おい、宮本ぉ……。いつまでそんなツラしてんだよ」

「孝の野郎も死んだんだ。寂しいだろ? 俺たちが慰めてやるよ!」

「ひっ……!? や、やめて、触らないでッ!」

 

角田たちが一斉に麗に掴みかかった。沙耶が引き剥がそうとし、冴子が木刀に手をかけようとするが、他の男子生徒たちが群がってそれを力ずくで阻む。

 

「嫌ぁぁあッ! 離して、離してよッ!」

麗が必死に抵抗するが、多勢に無勢。衣服が乱暴に引き裂かれ、破れた制服の間から推定Eカップの豊満な胸が露わになる。彼女は床に押し倒され、角田たちの下卑た手が太ももを撫で回し、秘部へと迫る。

 

「助けて……! 誰か、誰か助けてぇッ!」

叫びながら、麗の脳裏を過るのは死んだ孝の姿だった。だが、どれだけ叫ぼうと、自分を救ってくれるヒーローはもうこの世界には存在しない。集団暴行の絶対的な恐怖が彼女を完全に支配し、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃに歪ませたその瞬間――。

 

「――そこまでにしなさい、角田くん」

 

頭上から、冷徹だが、今の麗にとっては蜘蛛の糸のような救いの声が響いた。

紫藤がゆっくりと歩み寄り、男子生徒たちを退かせる。角田たちは「チッ」と舌打ちをしながらも、神の命令に従うようにピタリと引き下がった。

 

「さあ、宮本さん。こちらへ来なさい」

紫藤は怯える麗の手首を掴むと、後方の生徒たちから隔離するように、バスの最前列へと彼女を連れていった。そこは運転席の後ろに位置し、現在は紫藤だけが事実上の個人空間として占有している場所だった。カーテンで遮られ、後方からは死角になっている。

 

シートに乱暴に座らされた麗は、破れた衣服を必死に手で隠しながら、自分の一家を陥れた世界で一番大嫌いな男を睨みつけた。

 

「な、なんなのよ……! 助けてくれたことには感謝するわ。だけど、あんたに指一本触れられる筋合いは――」

「おやおや、随分な物言いですね」

 

紫藤は眼鏡の奥の目を細め、麗の剥き出しになった太ももへと這うように冷たい手を当てた。

 

「っ……!」

不意に柔肌を撫で上げられたボディタッチに、麗の身体がビクリと跳ね上がる。紫藤の手はそのまま太ももの内側へと滑り込み、必要に優しく撫で回していく。

 

「い、いやぁっ…や、やめて触らないでっ!」

 

その時、遮られたカーテンの向こう――バスの後方から、他の生徒たちの「あんッ!」「あはぁんッ!」という淫らな喘ぎ声や、肉が激しくぶつかり合う下卑た乱行の声が嫌というほど耳に飛び込んできた。麗の顔が恐怖で引きつる。

 

紫藤は彼女の耳元に顔を近づけ、周囲の狂気を利用するように、冷酷で、だがどこか甘い言葉で取引を持ちかけた。

 

「聞こえるでしょう? 私の庇護を失えば、君も今すぐあの後ろの席へ戻り、角田くんたちに毎日毎日、犬のように犯されることになる。……ですが、私に従うというのなら、あんな風に毎日手荒に扱ったりはしませんよ。鞠川先生と同じように、私だけの所有物として、優しく、大切に扱ってあげましょう。悪い話ではないはずだ」

 

紫藤の長い指先が、ふとももから麗の下着の縁を「すうぅっ」となぞる。

 

「くぅぅっ……はぁ、はぁ……っ」

後方から響く乱行の声と、紫藤の言葉の攻めに、麗は激しく息を乱した。

 

(嫌だ……あんな風になりたくない、絶対になりたくない……っ! 紫藤のことは死ぬほどおぞましくて大嫌いだけど……でも、あの男子連中に毎日貪られる恐怖に比べたら、この男のほうがまだ何百倍もマシよ……! 永も孝もいないこの狂った世界で、私が生きていくには、これが必要なことなんだ……!)

 

絶望のどん底で、麗の心の中で冷酷な割り切り(妥協)が成立した。生きていくため、後ろの地獄へ落ちないため、彼女は自ら大嫌いな紫藤に肉体を差し出す覚悟を決めたのだ。

抵抗の消えた麗を見て、紫藤は歪んだ愉悦を滲ませながらシートを深くリクライニングさせ、彼女を押し倒した。

 

 

「あ、うあ……っ、はぁ、はぁ……っ。わかったわよ……。だから、後ろの奴らには絶対に渡さないで……っ」

 

 

「フフ、良い選択です、麗。では、君を保護するための『契約』をじっくりと結びましょう」

 

紫藤は麗の制服に手をかけひとつひとつ、じっくりと焦らすように剥ぎ取っていった。ボタンが外れ制服のジャケットを大きくはだけさせる。露わになった形の良いEカップの胸がブラジャーに覆われている。

 

そしてブラジャーをゆっくりと外すと、彼女の豊かな乳房が重力に従って柔らかく弾んだ。

「綺麗な胸だ、麗……」

紫藤の口元がニヤリと歪んだ。彼は麗の胸に両手を伸ばし、ゆっくりと、丁寧に愛撫し始めた。

 

「んんっ! くっ、ふぅぅ……っ!」

 

麗は唇を強く噛み締め、漏れそうな甘い喘ぎを必死に押し殺した。だが、紫藤の熟練の愛撫に、彼女の身体は正直に反応してしまう。硬くなった先端が、薄暗い車内灯に照らされて淫靡にテカっている。

紫藤は麗の耳元に顔を寄せ、卑猥に囁いた。

 

「ほら、君のその小さいプライドをへし折って、私の口付けを受け入れるだ。さぁ舌を出して。」

 

麗はしばらく逡巡していたが、やがて観念したように「んあぁっ」と蕩けた声を上げ、口を開いた。

開けられた口は紫藤を待つように吐息と唾液が中で糸を引いていた。

 

「いいですよ、麗……そんなに欲しそうに待っていて、とてもいいですよ。」

紫藤は歪んだ笑みを浮かべると、自分の顔を麗の顔に近づけていった。

 

「あ、んんっ……っ、ちゅ、はぁ……ん、じゅぶぶ……っ」

紫藤の口が麗の唇に触れた。そして舌が口内へと侵入してくる。

紫藤は、まず麗の下唇を舐め上げ、ねっとりと吸い付くようなキスを繰り返す。麗は唇を噛みしめていたが、彼の舌の蠢きに耐えきれず、少しずつ隙間を開いていく。

 

「もっとだ……君の全てを私に捧げるんだ」

紫藤は麗の口の中へと舌を深く差し込み、執拗に舐め回した。歯茎、舌の裏側、喉の奥まで。

彼の熱い吐息が麗の口内に注ぎ込まれ、その感触に彼女の身体が痺れていく。

 

「んんっ! くぅぅ……っ!」

麗は必死に堪えていたが、ついに我慢しきれなくなり、紫藤の舌を迎え入れるように、自らの舌を絡め始めた。

 

最初は受動的だった麗も、次第に自分から積極的に舌を絡めていく。唇を窄め、紫藤の舌を吸い上げるように。

二人の舌がねっとりと絡み合い、淫らな音を立てて唾液が混ざり合う。

「ん、んちゅ、ちゅぶ、じゅるるぅ……っ!」

(んっ、こいつキスが、上手すぎる……っ。嫌いな奴のはずなのに、もっと……もっと舌を絡めたい……)

麗の脳内で甘い蜜のような思考が拡がっていく。紫藤の舌遣いが巧みすぎたのか、麗は当初の嫌悪感を忘れ、夢中になって彼の舌を求め始めた。

 

夢中になっている麗を尻目に、紫藤は再びスカートの中に手を入れ太ももからそうようにゆっくりとショーツに指先を這わせた。

 

「くうっ……やぁぁ……っ。そこは……っ、」

 

麗の秘裂をショーツ越しに何度も何度もなぞる。ショーツが徐々に湿り気を帯びてくる。やがて指先をショーツの中に侵入させ、じわりじわりと秘裂の表面を円を描くように執拗に擦り続けていく。

 

「はぁ、はぁっ、ひゃあああん! ん、んぐっ、あうっ!」

 

そしてクリトリスに指先が触れた瞬間、麗の身体はビクンと大きく跳ね上がった。今までとは比較にならない、強烈な快感が全身を駆け巡ったのだ。

 

「いいリアクションだ、麗……君の身体は素直だなぁ」

紫藤は満足げに微笑むと、さらに刺激を強くした。今度は指先でクリトリスを強く押し込みながら、執拗に擦り続けた。

 

「んんっ! あっ、ああんっ! そ、そこぉ……っ!」

麗の声が一段と大きくなる。彼女の秘裂からは、止めどなく愛液が溢れ出てきた。それはショーツを濡らし、シートの上にも小さな水たまりを作っていく。

紫藤の指先はさらに巧みに動き、麗の快感を引き出していく。彼の指が秘裂をなぞるたびに、麗の身体が小さく痙攣し、甘い悲鳴のような喘ぎ声を漏らした。

 

「い、いやっ! だめ……っ! ひゃああん!」

 

秘裂の奥へと、人差し指と中指が挿入される。紫藤の指先は正確に、麗の最も感じる部分を探し当て、執拗にそこを責め立てる。

 

「ひゃああん! そ、そこぉ……っ!」

 

紫藤の指先は粘り気のある液体で音を立てる程、激しく動かされる。彼の巧みな指使いに麗は完全に翻弄され、快楽の渦に飲み込まれていく。

やがて紫藤は指を引き抜くと、その濡れた指先を麗の目の前にかざした。

 

「見てください、麗……君のこの秘裂からは愛液が溢れ出てきましたよ。どうやら君は、嫌悪していた相手の私の愛撫で感じてしまったようだな」

「あっ、くぅぅ……っ! 言わないで……っ!」

麗は顔を赤らめ、必死に否定しようとする。だが、その瞳には既に恐怖の色は薄れ、代わりに新たな感情の芽吹きが見て取れた。

 

紫藤は麗のショーツを引き下げ、彼女の秘裂を露わにした。そ

紫藤は麗の濡れた最奥へと、獰猛に反り返った男根をゆっくりと、焦らすようにあてがった。

そして、じわじわと肉を押し広げるように、奥へ奥へと割り込ませていく。

 

じゅぶぅ……っ、ずずずぅぅッ――。

 

「ひゃあぁっ、ん、んぐぅぅぅッ……! はぁ、はぁ、おっきいのが、入って、くるぅ……っ」

麗は顔を真っ赤に染め、大嫌いな男の質量が身体の芯を貫いていく感覚に、「はぁ、はぁ、くぅ……っ」と荒い息を吐き散らした。

 

紫藤は彼女の腰をがっしりと掴むと、言葉通り、まずは優しく、内壁をねっとりと擦るように、艶かしく腰を動かし始めた。

 

じゅぷ、ぐちゅ……ぐちゅ、じょぼぼぉっ。

生きるために必要なことだと割り切ったはずなのに、紫藤の熟練のテクニックが、麗の肉体から信じられないほどの愛液を溢れさせていく。

 

「はぁ、ひゃんッ……っ」

 

「口では割り切ったつもりでも、身体はこんなに私の男根を求めて締め付けてくる。素晴らしいですよ、麗」

 

「ん、あ……っ、はぁ、はぁ……っ! これは、生きるため、なんだから……っ、ひゃうんっ! ご、んって、奥、突かないでぇ……っ、ふぅ、はぁーっ!」

 

紫藤が腰のピッチをじわじわと上げ、肉と肉が激しく衝突する「ぱんッ、ぱんッ」という生々しい音がカーテンの向こうの乱行の声をかき消していく。

突き上げられるたびに、麗の豊かな胸が「たぷん、たぷん」と激しく揺れ、その肌を紫藤の汗ばんだ胸が「ぬちゃり」と執拗に擦り合わせた。

 

ぐちゅじゅるぅ、どぷ、どぷ、ごんッ!

「ひゃあぁああんッ! はぁ、はぁ、ん、ほぉぉーっ! 頭、おかしくなるぅッ! 嫌なのに……気持ちよすぎて、おかしくなっちゃうぅぅッ!」

子宮口を「ゴンゴン」と、熟練のピストンで容赦なく激しく踏みつけられるたびに、麗の脳内から紫藤への純粋な嫌悪が、暴力的な快楽によって強引に溶かされていく。

(嫌なのに……世界で一番大嫌いな男のはずなのに……っ! なんでこんなに気持ちいいの……っ! 生きるため…仕方なくこいつを受け入れているだけなの……なのに、ナカが熱くて、とろとろに蕩けちゃうよぉ……っ!)

割り切りはいつしか純粋な快楽へと変わり、彼女は自ら紫藤の男根がもたらす地獄の幸福へと堕ちていった。

 

「あぐっ、あはぁぁ! はぁ、はぁ、ふぅ……っ! 紫藤、凄い、凄いの入って、るぅ……っ! 紫藤、いぃぃっ!私の体好きにしていいかぁっ…絶対に私を見捨てないでぇ……っ!」

 

「ふふ、私に見捨てられたくなければ、私の精液を、その乾いた身体にしっかりと刻み込みなさい!」

 

紫藤が最奥のさらに先へと腰を強く叩きつけると、麗は白目を剥いてガクガクと身体を痙攣させ、激しい絶頂を迎えた。同時に、紫藤の男根から、大量の熱い精液が「どぴゅっ、どぴゅるるるぅっ!」と彼女の胎内へと勢いよく注ぎ込まれた。

 

「ああぁんっ! あうっ、あぁっ、イクぅぅ! し、紫藤のがっ、わたしの中にぃ、あついのがたくさん……ふぅ、はぁはぁ……はぁ……っ♡」

 

紫藤は麗が絶頂に達してもなお、彼女の秘裂に深く挿入したまま、自分の精液を彼女の中にたっぷりと注ぎ込んだ。

麗は大きく目を見開き、口をパクパクさせながら、紫藤の精液を受け止めていた。

 

完全に理性を快楽で折られ、最前列のシートの上で精液を溢れさせた麗は、涙を流しながらも、安堵に満ちた弛緩した笑顔を浮かべていた。その瞳には、紫藤への絶対的な「嫌悪」と、それ以上に抗えない「快楽への服従」の光が宿っている。

 

「はぁ……はぁ……っ。……私を、あの男たちに渡さないでね……紫藤……っ♡」

 

トロンとした恍惚の表情で熱い吐息を漏らす麗を、紫藤はゴミを見るかのような冷淡な、しかし極上の優越感に満ちた目で見下ろした。

(二人目……。さて、高城、次は君の番だ。その歪んだ自尊心が、いつ快楽で崩壊するか、じっくりと見せてもらいましょう)

 

地獄のバスは、二人の牝を完全に支配下に置き、さらなる破滅へと向かって夜の闇の中に佇んでいた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

ーーーーーー

 

鞠川に続き、あの宮本麗までもが紫藤の最前列の空間に囚われた。

その事ある事実は、直前の席に座る高城沙耶と毒島冴子の耳に、嫌というほど生々しく伝わっていた。

 

薄いカーテン一枚で仕切られただけの空間から、麗の「はぁ、ひゃんッ!」「紫藤、のせいで、わたし……っ!」というおぞましい喘ぎ声と、ねっとりとした肉撃音が響いてくる。

 

(何よこれ……! 麗まで、あんな男の言いなりになって……っ!)

沙耶は激しい嫌悪と屈辱に震え、耳を塞いだ。隣の冴子もまた、静かに木刀を握りしめ、前髪の影から冷徹な視線をカーテンへと向けているが、仲間が次々と調教されていく現実が、二人の孤立感を確実に深めていた。

 

麗は紫藤の腰使いに完全に翻弄され、紫藤の上で揺らされていた。

 

「はぁ、ひゃんッ! ああんっいいぃ♡…紫藤のちんぽ気持ちよすぎるぅ、あああっ!」

カーテンの奥の麗の喘ぎ声と衣服が擦れる音と「ぐちゅ、ぐちゅ」いう麗が感じている証拠の愛液の音が、沙耶の耳に強制的に流れ込んでくる。

 

そして麗は絶頂を迎えたのか、「ひゃあぁああんッ! らめぇぇッ!」と狂ったように啼き、肉のぶつかる「ぱんッ!」という音も最高潮を迎えた後、シートの上で荒い息を吐く麗の断末魔のような息遣いが収まると、カーテンがゆっくりと開いた。

 

完全に理性を溶かされた麗が、精液の匂いを漂わせながら虚ろな目で席へと戻ってくる。入れ替わるように、眼鏡の奥の目を怪しく光らせた紫藤が、ゆっくりと沙耶の前に現れた。

 

「高城さん。そんなところで一人、何を難しい顔をして考えているのですか?」

「……アンタには関係ないわ、紫藤。私に近寄らないで」

沙耶は精一杯の虚勢を張り、紫藤を睨みつけた。しかし、紫藤は憐れむような薄笑いを浮かべ、彼女の隣にぐっと距離を詰めて腰掛けた。

 

「関係なくはありませんよ。君のその優れた頭脳が、このバスの、引いては新しい世界の秩序に貢献してくれることを、私は期待しているのですから。……天才の君なら、もう気づいているはずだ。古い世界のルールは死に、君の家柄も、これまでの常識も、この新世界では何の価値もないということにね」

 

紫藤は沙耶の耳元に顔を寄せ、彼女が最も誇りにしている「知性」を搦め捕るように、冷酷なロジックを囁いた。

 

「天才ならわかるでしょ? 今の君には、外の化け物を倒す力も、このバスの生徒たちを従える権力もない。では、この極限状態で、誰と手を組み、誰の庇護下にいるのが最も『効率よく生き残れるルート』なのか……君ほどの頭脳があれば、計算できないはずがない」

 

「あ、う……っ」

 

沙耶の息が詰まる。その高い知性ゆえに、紫藤の「自分に従うことこそが最も合理的である」という最悪の正論を、頭脳が理解してしまったのだ。

 

「フフ、言葉に詰まりましたね。論理的な思考ができる君なら、答えは一つのはずです」

 

紫藤の手が、沙耶の細い太ももへと「じゅわり」と這うように置かれた。

「ひゃっ……! 触らないでッ!」

沙耶は身をよじって拒絶しようとしたが、紫藤はその手を強引に太ももの内側へと滑り込ませ、容赦なく肉を揉みしだいた。

 

紫藤の冷たい指が沙耶の太ももの内側を「すうぅっ」となぞり、スカートをたくし上げて下着の境界線へと侵入していく。

「やめなさいって言ってるでしょ! 私の身体は高城家の財産なのよ、アンタみたいな凡人が勝手に触っていいものじゃ――」

「ほう……? ならば聞こう、高城」

 

紫藤は沙耶の言葉を冷たく遮ると、その指先をさらに奥へ、彼女の秘裂の直前でわざと停止させた。バス後方からは他の生徒たちの乱行の声がBGMのように響き渡る。

 

「この極限状態で、君の家柄や常識が一体何の役に立つ? 君が今ここで大声で怒鳴ったとして、角田たちが君を襲うのをやめてくれるとでも?」

 

「……っ!」

 

紫藤の手が、沙耶の制服の上から推定Fカップの胸を「むにゅり」と掴み、強引に揉みしだく。

 

「んぅ……っ! 触らないでよ、このゲス野郎……っ!」

「ゲスで結構。私はただ事実を述べているだけだ。今の君には何の力もない。君のその天才的な頭脳すら、私の男根の前では何の意味もなさないのだから」

 

紫藤は沙耶の下着の縁へと指先を侵入させ、わざと音を立てるように指先を「ぬちゃり」と動かした。

 

「はぁ、ふぅ……っ、やめなさいよ、最低ね……っ」

 

「フフ、素直じゃない口だ。君の秘裂はもうこんなに素直に私の指を迎え入れているというのに。ほら、認めてしまいなさい。君には私に従う以外の選択肢はないのだと」

 

紫藤の指が沙耶の秘裂の入口を執拗に擦り、その都度、ねっとりとした愛液が「ぬちゃぬちゃ」といやらしい音を立てる。バス後方の乱行の声が大きくなる中、沙耶のプライドが完全にへし折られた。

「あ、あう……っ、私は、高城家の娘なのよ……こんなこと、あってはならないのに……っ! でも、でもぉ……! この指の動き、頭が真っ白になって、何も考えられなくなっちゃうぅ……っ」

 

沙耶の身体が快楽で痙攣し、自ら腰を浮かせてしまう。その無様な姿を見下ろした紫藤は、満足げに指を引き抜いた。

 

「さて、高城。選択の時だ。私の特別な庇護を拒むというのなら、今すぐ後ろの席へ移動してもらいましょう。角田くんたちが君のその『肉体』を心待ちにしていますよ。彼らの理不尽な欲求を、君のそのプライドだけで抑えられると良いのですが?」

 

「嫌だ……後ろに行くなんて、絶対に嫌……っ」

 

沙耶の目から、ついに大粒の涙がこぼれ落ちた。どれだけ頭が良くても、彼女はまだ10代の少女に過ぎない。後ろの男たちに毎日玩具にされる地獄に比べれば、この男のペースに巻き込まれる方がまだ生存確率が高い――。

天才としての計算と絶対的な恐怖が、彼女のプライドを完全に粉砕した。

 

(このまま紫藤に犯されるのも嫌だけ……後ろの席に戻って他の男子たちに毎日玩具にされるなんて、それだけは死んでも嫌! こいつもどうにかしたいけど、いくら考えても、生き残るにはもうこれしかないじゃない! くっそぉ、こんな無力な身体で、天才の私が……紫藤なんかに……っ!)

 

「……わかったわよ。アンタの言う通りにしてあげるわ。だから、私をあいつらのところにやらないで……っ」

「良い子です、高城さん。やはり君は賢い」

 

紫藤は満足げに笑うと、沙耶の腕を引っ張り、あの最前列のカーテンの向こう側へと引きずり込んだ。沙耶は屈辱に震えながらも、後ろの地獄から逃れるため、紫藤の男根で蹂躙されることを選んだのだ。

 

カーテンが閉じられ、完全に外部から遮断されたその空間で、紫藤は沙耶の制服のボタンを「ぷつり」と外し、その下着姿を露わにしていく。すぐ目の前のシートにいる冴子に聞こえるほどの「衣擦れの音」の生々しさ。

 

「ひっ……や、やめなさいよ……っ!」

 

沙耶は弱々しく抵抗するが、その声にはもう力がない。紫藤は容赦なく彼女の胸元へと手を滑り込ませ、その柔らかな膨らみを執拗に揉みしだいた。

 

「んぅ……っ、やぁ……っ!」

 

そして紫藤の指先が、ついに沙耶の秘裂へと達する。すでに準備万端と言わんばかりに濡れそぼったそこを、彼は「じゅぷり、ぐちゅ……」と音を立てて執拗に愛撫し始めた。

 

「はぁ、ふぅ……っ、ひゃんッ! い、いや……っ、んうぅ……っ!」

 

(なんでぇ……っ! 紫藤なんか大嫌いなのに、私の頭はどうかしてるわ……っ! この男の指で弄られていると、嫌悪感が快楽で上書きされちゃって、もう何も考えられなくなっちゃう……っ!)

割り切りはいつしか純粋な快楽へと変わり、彼女は自ら紫藤の男根がもたらす幸福へと堕ちていった。

 

紫藤の獰猛な男根が、沙耶のまだ誰にも許していない未開の地へとあてがわれる。

 

紫藤が沙耶の腰をがっしりと固定し、最奥の子宮口を「ゴンゴン、どぷッ!」と容赦なく激しく突き上げるスパートを開始する。

「ひゃあぁああんッ! らめぇぇッ!」

 

沙耶が白目を剥き、指先を痙攣させながら大絶頂を迎える瞬間、同時に、胎内へと大量の熱い精液が「どぴゅっ、どぴゅるるるぅっ!」と注ぎ込まれ、お腹の奥が熱くなる中出しの感覚。

(これがセックスっ!!こんなの気持ちいものなのっ?私がしらない世界、頭が真っ白になって、何も考えられなくなっちゃう……っ!)

「はぁ……はぁ……っ、うあ……」

 

完全に理性を快楽で粉砕され、精液で汚された沙耶は、シートの上で荒い呼吸を繰り返していた。その瞳からはかつての高慢な光は消え去り、紫藤への絶対的な屈服の色が滲んでいる。

 

「どうですか? 高木さん、あなたを男子達から守ってあげる代償で私と犯されてみて意外に良くなかったでしょう…あなたが私に力を貸してくれている間は守って差し上げますし、これからも可愛がってあげますが、これからも私との関係は継続しますか?」

 

 

「ふぅ……ふぅ……。わかったは、紫藤……っ♡」

 

眼鏡をかけ直した紫藤は、自尊心を失い、ただの淫らな雌へと成り下がった高城沙耶を冷酷に見下ろした。そして、視線をカーテンのすぐ向こう、一人残された最後の標的へと向ける。

 

(三人目……。さて、残るは毒島、君一人だ。その強固な刃が、いつ私の足元で折れるか、楽しみにしていますよ)

 

地獄のバスは、3人の雌を完全に支配下に置き、毒島冴子を堕とすためのカウントダウンを始めていた。

 

ーーー

ーーーーーーーーー

 

鞠川静香、宮本麗、そしてあの高城沙耶までもが、紫藤の最前列の空間でその軍門に降った。

バスの車内に漂う濃厚な精液の匂いと、先ほどまでカーテンの向こうから聞こえていた沙耶の「ひゃあぁああんッ! 狂っちゃうぅぅッ!」という淫らな絶頂の声は、一人残された毒島冴子の鼓膜を容赦なく叩いていた。

 

(……みんな、あの男に身も心も委ねてしまったというのか)

 

冴子は薄暗いシートに腰掛け、愛用の木刀を強く握りしめていた。主戦力であった小室孝や平野コータを失い、残された女子たちも次々と紫藤の所有物と化していく。

 

今の彼女たちにとって、紫藤の言葉は絶対の神だ。もし自分がここで紫藤を拒絶し、彼が「彼女たちをバスから降ろせ」と言えば、静香も麗も沙耶も、何の疑いもなく夜の闇へと降りていくに違いない。それほどまでに彼女たちの心は破壊され、書き換えられてしまっている。

その残酷な現実に気づいた瞬間、冴子の胸を埋め尽くしたのは、圧倒的な孤独と「もう何をしても無駄だ」という深い諦念だった。

 

カーテンの向こう側の喘ぎ声が収まり、静寂が訪れた。

直後カーテンが開き、最前列から完全に理性を砕かれ、股間から愛液と精液を滴らせた沙耶が惚けた表情で席に戻っていく。

 

冴子は息を呑んだ。

かつて一緒に学校から脱出したときは宮本、高城の二人とも友好的というわけではなかった。しかし今は同じ苦難を共にする同士のようなものだ。その二人はいまでは隣の席で紫藤から一時的に解放されてもとろけた笑みで余韻に浸りながら「びくっ」と時折身体を震わせ紫藤との行為を思い出しているのか我慢できず胸、秘部を弄り自分で自分を慰めている。

それに付随してバスの後方の席からは角田たちが他の女子生徒達を犯している時の嬌声が響きわたる。

 

その光景が冴子のその光景が、冴子の精神的な防壁をじわじわと削っていく。

(……まだだ。まだこの状況を打開できる、バスが安全なところに着きさえすれば…)

 

高城と入れ替わるように、眼鏡の奥の目を冷酷に光らせた紫藤が、ゆっくりと冴子の前に立ち塞がった。

 

「……何の用ですか、紫藤先生」

冴子はあえて感情を排した冷徹な声で問いかけた。だが、紫藤は怯むことなく、彼女のすべてを見透かしたような歪んだ笑みを浮かべる。

 

「おやおや、まだそんな鋭い目で私を睨む元気が残っているのですね、毒島さん。ですが、強がるのはおよしなさい。君が内に秘めた『本当の顔』を、私はとうに知っているのですよ」

 

「……何の話です」

 

「とぼけても無駄です。君たちがこのバスに初めて乗り込んできた時、君が男子生徒達から彼女達を守るために木刀を構えた姿……あれは単なる防衛本能ではない。君は、敵を叩き伏せること、圧倒的な暴力を振るうことに、ある種の快感を覚えていたでしょう。本当はあのまま彼らを殺したかったのではないですか?」

 

「っ――!」

図星を突かれた瞬間、冴子の理性が激昂へと跳ね上がった。

電光石火の早業で木刀が突き出され、「ヒュッ」と風を裂いて紫藤の喉元寸前でピタリと止まる。

 

「それ以上、不躾な言葉を重ねるなら……先生といえど、容赦はしません」

刃筋は微塵もブレていない。武術の技術も肉体の強さも、冴子のほうが圧倒的に上だ。本気になれば一撃でこの男を屠ることなど容易い。しかし、紫藤は喉元に凶器を突きつけられながらも、薄汚い笑みを深くするだけだった。

 

「おや、力で私を黙らせますか? ですが、その攻撃性こそが私の言葉が真実であるという証拠だ。古い世界では、君はその狂性を隠して『気高き主将』を演じていられた。だが、この崩壊した世界で一人取り残された君は、いずれその過剰な暴力衝動に呑まれて自滅する。……そんな君を正しく理解し、その狂った刃を御してあげられるのは、この私だけだ」

 

紫藤は動じることなく、自ら喉を木刀の先端に押し付けるようにして、冴子の耳元へと顔を寄せた。そして、悪魔のような冷たい声で囁く。

 

「君が私を拒むなら、静香先生や高城さん、宮本さんを、今すぐこのバスから引きずり下ろして『奴ら』の群れに放り込んでもいいのですよ? 君が従いさえすれば、彼女たちは私が責任を持ってこのバスの中で生かしてあげる。……君のくだらないプライドのために、一緒に逃げてきた仲間を、無力な彼女達を殺す御つもりですか?」

 

「あ……、く……っ」

 

内に抱える暴力への罪悪感、人質に取られた仲間たち、そして自分以外に正気な者が誰もいない絶望。どれだけ肉体的に強くとも、張り巡らされた立場と詭弁の罠の前に、冴子の刃は完全に無力化された。

「カララン……」と虚しい音を立てて木刀が床へ転がり落ちる。冴子の気高き矜持は、ついにその場に崩れ落ちた。

(だ、だめだ……わたしの力ではこの状況を覆せない。彼女達が殺されるわけにはいかない……この男と……交わるしかないのか……?)

 

「ふふ、いい判断ですよ、毒島さん……では、こちらへいらっしゃい。君も他の女子達のように私の為にその身体を使いなさい」

「っぅ、わかり……ました」

 

毒島は諦めたように立ち上がり、紫藤に肩を抱かれ最前列へと連れていかれる。

 

紫藤が最前列の席へと冴子を引きずり込み、カーテンを閉め切る。

倒されたシートに冴子を押し倒すと、紫藤の顔が正面に覆いかぶさる。

 

「ふふ、毒島さん…結局あなたもこうなりましたね、これか私がじっくり教えてあげますよ……だれに絶対服従を誓うべきか……」

紫藤はそう言うと、強引に唇を重ね合わせ、口の中に舌を差し込んだ。

「っんっ……っ!!」

 

冴子は最初、紫藤の舌の侵入に対して反射的に体を強張らせた。唇を固く閉ざし、異物を拒絶しようとする。だが、紫藤の指先が彼女の顎をグッと掴み、強引に口を開かせる。

ぬちゃり……

紫藤の分厚い舌が、彼女の口内へと無遠慮に侵入してきた。

「んっ……! んむぅ……っ!」

 

冴子の口内は、すぐに紫藤の舌で占領される

じゅぷ、じゅるるぅ……

舌が絡み合う音が、密閉された空間に響き渡る。紫藤は容赦なく唾液を送り込み、冴子の口腔を自身の味で満たしていく。

紫藤の舌と自分の舌が絡み合い、吐息が混じり合う。

舌が絡む度に全身が痺れるような感覚に襲われる。

 

冴子の鼻孔に、紫藤の汗と煙草の混じったオスの臭いが強烈に流れ込んでくる。

「んふぅ……っ、んんっ……!」

口の中を蹂躙される不快感と同時に、身体の奥底から湧き上がる抗えない興奮。

(嫌……こんな男に口付けなんて……っ! しかし、口付けとはこんなにも甘美なものだったのか……っ)

紫藤の指先が、彼女の制服のシャツのボタンを、ひとつ、またひとつと、ゆっくり、ねっとりと外していく。

 

「はぁ、ふぅ……っ、はぁ……」

 

シャツがはだけられ、白いセーラー服の下の肌が露出する。紫藤の指先は、彼女の鎖骨をなぞり、柔らかな乳房へと到達した。

「ふむ、なかなかの美巨乳だ……」

 

紫藤の手が冴子の胸を揉みしだく。

冴子のEカップ相当の大きな胸が、紫藤の手の中でぐにゅりと形を変える。

「んぅ……っ、やぁ……っ!」

最初は不快感と羞恥心で身体を強張らせていた冴子だが、紫藤の指先が執拗に乳房全体をマッサージするように揉みしだき、時折乳首を軽く摘むように刺激すると、彼女の身体は嘘をつけなくなってしまった。

「はぁ、ふぅ……っ、ひゃん……っ」

 

紫藤の指先が、冴子の秘裂へと侵入し、内部の柔らかな肉を掻き混ぜる。

じゅぷ、ぐちゅ……

愛液が、紫藤の指先の動きに合わせて淫靡な音を立てる。冴子の呼吸は明らかに荒くなり、目が潤んでいく。

紫藤の指先が、冴子の秘裂の最も敏感な箇所を探すように執拗に動く。

「あっ、んんっ! そこは、だめ……っ!」

(何故……っ! やはり嫌いな男なのに、身体が言うことを聞かない……っ! こんな男の指で感じてしまうなんて……っ!)

 

「そんな、女の子のように可愛らしい声で喘いで、毒島冴子もただの女の子ですね、普段は気高く凛々しい毒島さんどこへいったのですか?」

 

紫藤は彼女の心に動揺を誘うように耳元で囁く。

冴子は身体が紫藤の愛無によって興奮している事実を否定するように紫藤を睨みながら言う。

「黙れ……この程度のことで私を屈服させることはできません。私は、あなたを絶対に許しません。この……卑劣な男め」

 

冴子の表情は蔑んでいるようにも見えるが、頬は紅潮し、吐息が荒くなり、瞳は熱情に潤んでいます。

 

「そうですか、私とのキスを気持ちよさそうに舌を絡めていたではないですか?ほら、思い出してください。……ほら、舌を出してくれますか」

 

冴子は紫藤の囁きで先ほどの情事を思い出すが、頭をふり首を横に振って否定する。

 

「なっ、何を言うんだこの卑劣者!私がそのようなことをするわけないだろう」

 

「そうですか、では……」

 

紫藤は再び自分の顔を冴子の顔に近づけていく。

 

「っ!!」

 

冴子は紫藤が自分の顔に近づき口を開き舌を出しながらまっている、その光景に先ほどまでのキスによる陵辱を思い出し、自然と自分の口から舌が出てしまう。

「はぁ…ふぅ…んっ……!」

 

紫藤は自分から舌を出してキスを待っている冴子をみて満足した表情を浮かべ、冴子の唇に口付けをした。

 

「ちゅ、じゅるるぅ……」

じゅぷ、じゅるるぅ……

 

唇と唇が密着し、唾液が混じり合う音が響き渡る。

 

「んっ、んむぅ……っ」

 

冴子の口の中は再び紫藤の舌に占領される。

今度は抵抗せず、自ら舌を絡めてしまう。

冴子は舌と舌を絡ませ唾液を交換しながら快感に身を任せてしまう。

紫藤は冴子がキスに感じ始めているのを見て更に煽る。

 

「どうですか毒島さん……あなたの口の中はこんなに甘美なんだですよ。普段は凛とした表情をしていても、私の口付け一つでこんなにも蕩けてしまうのですね」

 

「っ……!そんなことはない!」

 

冴子は顔を赤らめ否定するが、彼女の身体は正直だ。

 

「そうですか、しかし……」

 

紫藤は冴子の顔を掴み無理矢理口を開かせると舌を冴子の口の中に差し込んだ。

 

「んんっ!?」

 

冴子は突然のことに驚きの声をあげる。

紫藤は無理矢理口の中を犯していく。

 

「あっ、んんっ! そこは、だめ……っ!」

紫藤の舌が冴子の口内を蹂躙していく。

じゅぷ、じゅるるぅ……

「んっ、んむぅ……っ」

 

紫藤は冴子の口内を犯しながらも、右手を冴子の胸に伸ばし、彼女の乳首を摘み上げた。

「ひゃん……っ!」

冴子は思わず甲高い声を上げてしまう。

 

紫藤は冴子の反応に満足し、さらに強く乳首を摘み上げると同時に、彼女の口内へ大量の唾液を流し込む。

「んんっ! ごく……っ!」

 

冴子は口の中に広がる紫藤の味に顔を歪めるが、それでも彼の唾液を飲み込んでしまう。

(なぜ、こんな男に犯されているのに……身体が言うことを聞かない……っ!)

紫藤の唾液を飲み込むことで、彼の存在が自分の中に染み込んでくるような錯覚に襲われる。

 

「どうですか、毒島さん……私の唾液は美味しかったですか?」

「はぁ、ふぅ……っ、はぁ……」

冴子は荒い呼吸を繰り返しながらも否定する。

「ちが……これは……」

 

否定する冴子に紫藤は囁く。

 

「いえ、そんなはずはないです。だってあなたは先ほど自ら私とのキスを求めるように口を開き舌を差し出して来たではありませんか。」

 

「っ!?そ、それは」

 

「大丈夫です毒島さん、それは女性として自然な反応です。今この空間での支配者は私です。君はただ私に身を任せていればいいのです。さぁ、あなたのその誰にもまだ触れれていない肉壺を私がいただいてあげます」

 

紫藤は口付けを続けながら冴子のスカートの中に手をいれ、ショーツに手をかける。

 

「っ!!!やめっ…んっ、じゅぶ……じゅるるぅ……」

冴子は紫藤を止めようとするが、その口は紫藤の舌によって塞がれてしまい、否定することさえ許されない。

 

「ちゅぷ……じゅるるぅ……」

 

紫藤の唾液が口の中に注ぎ込まれる。

紫藤は冴子の口内を犯しながら、ショーツを脱がせにかかる徐々に冴子の下半身が露出し始める。

ショーツはするりとふとももから膝へと下ろされ、やがて足元へと。

秘所は紫藤の口付けと愛撫によりすでに濡れていた。

紫藤はそんな冴子の下半身を観察して言う。

「ほら見てください毒島さん……あなたは私の口付けと愛無でこんなにも感じているんです。ショーツもぐしょぐしょではありませんか」

 

紫藤は脱がせたショーツを冴子の目の前に出すと、ショーツの秘所が当たる部分はぐしょ濡れになっており、そこから糸を引いているのが分かる。

 

その光景に冴子の顔は真っ赤になる。冴子は慌てて否定する。

「ちがっ、これは……んっ」

 

紫藤は冴子の言葉を遮るように、ショーツを投げ捨てると、今度は指先で冴子の秘裂をなぞり始めた。

「あっ、んんっ!」

紫藤の指先が、彼女の秘裂の表面を軽く撫でるだけでも、冴子の身体は反応してしまう。

(そんな……っ! こんな男の指先一つで身体がこんなにも疼いてしまうなんて……っ!)

紫藤はさらに煽るように囁く。

 

「毒島さん、なぜ私がこんなゆっくりじっくりあなたを責めているか分かりますか?それは、この私が……あなたの強さを認めているからです。あなたは力では確実に上、それも狂気を秘めた危険な力だ。だからこそ、一気に責め落とすのは簡単ではない。この私が、あなたの心を解きほぐし確実に堕とします。……もうあなたは私からは逃げれないし逃がしません」

 

紫藤の囁きが冴子の耳に届く。

「っ……!紫藤先生っ……この私が……あなたに堕ちことはっ、くっ」

 

「フフ、いえ……毒島さんあなたは必ず私が堕とします、そして『紫藤様』と呼ばせます。あなたは危険ですからね、それに男子生徒達が暴走する懸念もありますし、あなたは私の剣になってもら分ければ困ります。大丈夫です、あなたに相応し鞘ですよ私は、最もあなたも私の逸物(つるぎ)

を包み込む鞘になるのですがね♪」

 

紫藤はスーツのスボンを下ろし、ギンギンにそり立った男根を冴子の目の前に曝け出す。

 

「っ……!」

 

その凶暴な見た目に冴子は思わず息を呑む。

(こんなものを、私の大切な所に入れるのか……?)

 

紫藤はその様子を見て満足げに微笑むと、再び彼女の秘裂に指を滑り込ませ、内部を優しく掻き混ぜ始めた。

「んっ、あぁっ!」

 

冴子の身体がビクリと震え、甘い声が漏れ出る。先ほどの陵辱によって十分に潤っていた秘裂は、紫藤の指を容易に受け入れてしまう。

 

「さぁ、毒島さん。これからあなたは私のものになります。存分に味わって下さい」

 

紫藤は指を抜き去ると、自分の男根を冴子の秘裂に押し当てた。

そして、勢いよく挿入していく。

 

ずぶぅぅッ、じょぼぼっ!

 

冴子はついに紫藤の男根を根元まで受け入れてしまう。その瞬間、彼女の口から熱い吐息と共に喘ぎ声が漏れた。

 

「んほぉぉおぉッ!?」

脳天を貫くような凄まじい衝撃と快楽。

(なん……だ、これは……っ!?)

 

冴子は白目を剥きかけながらも、必死に意識を保とうとする。紫藤の巨大な男根は、彼女の膣内を容赦なく押し広げ、最奥の子宮口を強引にこじ開けようと突き進んでくる。

「どうですか?毒島さん、痛いですか、それとも気持ちいいですか?」

紫藤はゆっくりと腰を動かしながら問いかける。

 

「あっ、あぁっ!んっ、あぁっ!痛い……っ、でもぉ……」

 

冴子は紫藤の腰使いに翻弄され、口からは喘ぎ声が漏れる。今まで経験したことのない快感に混乱しながらも、身体は正直に反応してしまっている。

紫藤はそんな冴子の様子に満足げに微笑むと、更に腰の動きを激しくしていく。

「あっ、んっ、あぁっ!やぁ……っ!」

 

冴子の身体が快楽に痙攣する。紫藤は彼女の腰をガシッと掴み、容赦なく男根を叩きつけていく。

 

ぱんッ、ぱんッ!

 

肉と肉が激しくぶつかり合う音が響き渡る。紫藤は冴子の膣内を蹂躙する、冴子は処女膜を破られた痛みと激しく打ちつけられる衝撃にさらに痛みを感じるが冴子はそれをも快楽として感じる。

 

(ふむ、これは意外だ……この様子痛みに快楽を覚えているようだ。あれほど加虐質な性癖を持ちながらマゾの性癖も持ち合わせているとは……ふふ、しかしこれは好都合、思ったより簡単に堕とせそうだ。)

 

紫藤は冴子を正常位の体制からバックの体位へとひっくり返す、冴子は狭いリクライニングシートに押し付けられ胸は潰されお尻を紫藤に差し出すような形になった。

 

(うぐぅっ…なんだこの格好は……っ! こんなお尻を突き上げて……まるで、私が動物みたいに犯されるのを待っているみたいじゃないか……っ!)

 

屈辱に身体が震える。だが、身体はその被虐的な体勢に、ゾクゾクとした甘い痺れを覚えてしまっている。

「どうですか?この格好は。まるで発情期の雌犬のようだ。だが、君はもうそのようなものだ。さぁ、その罪深い穴を、私のモノで塞いであげよう」

 

紫藤は冴子の細い腰をがっしりと掴むと、先程よりもさらに荒々しく、彼女の最奥を穿つように腰を叩きつけた。

 

ごんっ、ばちゅん、ずぷぷぅ!

 

「ひゃあぁぁんっ! んほぉぉっ! うぐぅっ!、紫藤……先生、激し……いぃっ! お尻、そんなに押しつけないでぇ……っ!」

 

後背位で激しく突き上げられるたびに、潰されたEカップの乳房がシートに「たぷんたぷん」と淫らに擦れ、お尻の穴まで紫藤の太ももに強く圧迫される。脳天を貫くような異常な快楽に、彼女は嬌声を上げながら、自ら腰を振って男根を求め始めた。

(ああぁぁっ! だめ、だめぇぇっ! こんな、こんな動物みたいに犯されるなんて……っ! でも、気持ちいいっ! 誰かに支配されるのが……こんなにも気持ちいいなんて……っ!…違うっ私はこんな淫らな女ではないはずだっ!?)

 

「いいぞ、冴子……そのままもっと乱れろ。君のその狂った刃も、私の肉棒の前ではただの女の快楽の道具でしかないと証明してあげよう……君はこれからは私の雌犬だっ」

 

紫藤はさらに激しく腰を振りながら、冴子の耳元で冷酷に囁く。

 

「あひっ、あぁっ! いやぁっ! 私は、違うっ! これはただの身体の反応で、私自身の意思じゃ……ん、はぁぁっ!」

 

冴子は必死に否定するが、紫藤の腰使いに合わせて自ら腰を振ってしまっている。口では否定しても、身体は完全に紫藤の男根を求めていた。

 

そんな冴子の髪を乱暴に掴み、冴子の顔上げ無理やり自分に顔向けさせる。冴子はバックから突かれているので紫藤の顔を見上げるような形になる。

 

「ほら、乱暴にされる方が好きなんじゃないですか、君は? 後ろから激しく犯されて、自分から腰を振ってしまうなんて、本当はこういうのが好きなんでしょう?」

 

「あっ、あぁっ! やぁ……っ! 好きじゃ……ないっ!」

 

冴子は必死に否定する。しかし、彼女の身体は正直に反応してしまい、腰を振ってしまう。

 

「嘘はいけませんね、毒島さん。ほら、君のここはこんなにも濡れている。もうすぐ達してしまいますね。さぁ、私に絶頂を迎えるところを見せて下さい」

 

紫藤は冴子の髪を掴み上げたまま、腰の動きを更に加速させる。

 

ぱんッ、ぱんッ!

 

肉と肉が激しくぶつかり合う音が響き渡る。

「あっ、んんっ! イクッ!!イってしまうぅ!!うぅ、い、いやだ、イキたくないぃ」

 

彼女の秘所からは大量の愛液が流れ出し、紫藤の男根を強く締め付けながら絶頂をするのを恐れ喘ぎながらも否定の言葉を叫ぶ。

(こ、こんな男にのもになりたくないっ!で、でも自分より弱い男に組みしかれ乱暴に髪の毛を捕まれ雑に扱われることに……あぁ、だめだっ……この紫藤に犯されていると考えると余計に子宮がキュンキュンとなって疼いてしまうっ!!)

 

「否定しても無駄だ。もうお前は私の女だ。認めろ、私のチンポを犯されて喜ぶ淫乱なメス豚だってことをなぁ!!!」

 

紫藤は髪を掴んだままの冴子の顔の覗き込み、鋭く命令する。

「毒島! ほら、この私の男根に突かれて今すぐにでも達したいんじゃないのか?」

「っ……!?」

 

「ほら、言ってみろ『紫藤様、どうかこの卑しい雌犬の冴子に、貴方様のおチンポで子宮まで愛してください』と。そうすればすぐに達してやるよ」

 

「っ……!そ、そんなこと……言えるわけ……っ!」

 

冴子は否定するが、身体は正直に反応し、紫藤の男根を強く締め付けてしまう。

 

「なら、これでどうです?」

 

紫藤は髪を掴んだまま顔を強くシートに押し付ける。

 

「んぐぅ!!!」

 

「どうですか?このように乱暴に犯されるのも好みでしょう?」

 

紫藤は冴子の顔を強く押し付けながら、さらに腰の動きを早める。冴子は苦しそうに呻くが、その声には明らかな快感が混じっている。

 

「あっ、んんっ! いやぁっ! んぐっ、うぅ……」

 

(あぁ……だめだっ! こんな、こんなのはおかしい……っ! だけど……っ! 何故だ、何故こんなに気持ちいいのだ……っ! )

 

冴子の身体は、乱暴に犯されることでさらに興奮してしまっている。そんな冴子の内心を見透かすように、紫藤は笑いながら囁く。

 

「ふふ、否定しても無駄ですよ。君の身体は正直だ。さぁ、もう認めなさい、あなたはこうやって組み敷かれ、乱暴に犯されることに悦びを感じる雌豚だということを」

 

紫藤は髪を掴んだまま冴子の顔を強くシートに押し付けながら、さらに腰の動きを早める。

 

「あっ、んんっ! やぁ……っ! んぐっ、うぅ……!は、はい…わ、私はぁ……こんな……っ、乱暴にされて感じる、卑しい雌豚です……っ! !」

 

「フフ、とうとう認めましたね。では、その快楽と加虐質な性癖の二つを与える、あなたの主人は誰ですか?」

 

「あっ、あぁっ! 紫藤……様ぁっ! んんっ! んお゛ッ!!でずぅ」

 

「そうです、私です。そして、これからは私の『雌犬』として生涯を捧げて貰います。私の命令には絶対服従を誓いなさい!」

 

「はい゛ぃっ!誓いますぅ゛っ!紫藤様ぁっ!お゛っ♡ほォんッ♡イッグゥゥゥッ♡」

紫藤の男根が子宮を激しく突き上げるたび、冴子は嬌声を上げ、腰を振り、愛液を垂らしながら、彼の望む通りに堕ちていく。

(んお゛ッ!!そうだわだしをこんな風に屈服させる事が出来るのは紫藤様だけ……私の狂気の制御し加虐の悦楽も与えその鞘にもなってくれる……私の全てを受け止めてくれる……)

 

紫藤が冴子の子宮を「ゴンゴン」と激しく突き上げるたびに、冴子は白目を剥き、ヨダレを垂らしながら狂ったように喘ぐ。

 

「んお゛ッ!!いいのぉぉっ♡……紫藤様のおちんぽが冴子の狂った子宮を壊してくれるのぉぉ♡ごんごん突かれるたびに、私の中にあった全てが崩れていくのぉぉ♡」

 

そんな、冴子の耳元で紫藤は囁く

 

「ふふ、最高に美しいよ、冴子。私はね君と一緒に私のバスに乗り込んできた静香、麗、沙耶の中誰よりも君を一番私のものにしたかった。四人の中で君が一番私の隣に相応しい、ああ君を愛してるといっても過言ではないよ。」

 

「はぁ、ふぅ……っ、んあ……っ! ああぁんっ! わ、私が一番♡ あぁなんて幸せなんだぁっ、私は……紫藤様…私も愛してますぅっ♡……絶対にあなたを裏切らず一生を尽くしますっ!」

(尽くしたいと思う男性に愛してると言われるのがこんなにも嬉しいものだったのか……っ! 私が一番などと言われ嬉しすぎて子宮がキュンキュン痺れてたまらないっ!)

 

冴子は紫藤に愛していると言われることが嬉しくなり、自らも紫藤を愛していることを宣言する。

紫藤も冴子のことを愛してると言ったが、それは単に自分が一番のお気に入りというだけであり、支配欲を満たすための言葉遊びに過ぎなかった。

(ふふ、以前の冴子なら、男を下に見て馬鹿にした態度をとる、いけ好かない女だったが……どうだ今の姿は?私に完全に服従し、私の男根を求め、腰を振っている。この支配感はたまらんな)

紫藤は冴子の腰をがっしりと掴み、容赦なく男根を叩きつけた。そしてついに、子宮の最奥を「ゴンッ!」と激しく突き上げながら射精のときを迎える。

 

「ああぁんっ! 紫藤様ぁっ♡……私の狂った子宮を、あなたの熱い愛でいっぱいにして下さいぃぃっ♡」

 

「フフ、よく言った。ならば望み通り、この私の最奥で受け止めろ!」

 

紫藤は冴子の髪を掴んだまま、子宮口に亀頭を「ゴンッ」と強く押し当て、熱い精液を大量に注ぎ込んだ。

 

どぴゅっ、どぴゅるるるぅっ!どびゅー!!

 

同時に、冴子は白目を剥き、口から泡を吹きながら絶頂を迎えた。

 

「んお゛ォッ!? 紫藤様の熱い愛が、私の子宮いっぱいに入ってきてりゅぅぅっ♡ イグゥッ!! んホォォーーーッ♡」

 

「あへぇ……あはぁ……♡」

 

完全に理性を破壊され、精液まみれになった冴子は、シートの上でガクガクと身体を弛緩させていた。その瞳からはかつての鋭く凛々しい光は完全に消え去り、紫藤への絶対的な「信仰」と、暴力的で深淵な「快楽の悦び」の光がドロリと宿っている。

 

「はぁ……はぁ……紫藤様……私の、私のご主人様……。もっと、もっと私を、お好きなように汚してください……っ」

 

紫藤は眼鏡を指先で押し上げると、自分の足元で完全に飼い慣らされ、恍惚の表情で彼への服従を誓う毒島冴子を、極上の優越感と勝利感に満ちた冷酷な笑みで見下ろした。

 

(これで全員だ。私の言葉、私の肉体によって、このバスのすべての牝は私の所有物となった……)

 

窓の外では『奴ら』が血肉を求めて彷徨う地獄の世界。しかし、この密室のバスの中には、紫藤を絶対的な神と仰ぎ、その肉体と快楽に支配された少女たちの、狂った楽園(ハーレム)が完全に完成していた。

 

地獄のバスは、エンジン音を静かに響かせながら、さらなる破滅と支配の夜へとひた走る。

 

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ーーーーーーーーー

 

 

静香の運転するマイクロバスは、血と硝煙の匂いが立ち込める床主(とこのす)市街を脱し、右岸の山の手へとひた走っていた。冠水した御床川(みとかがわ)周辺の『奴ら』の過密地帯を避け、入り組んだ迂回路を選択しながらの緊迫した行軍。やがて視界に現れたのは、高い防壁と強固な正門に守られた、まるで中世の砦のような大豪邸――高城沙耶の実家、高城邸であった。

 

しかし、門をくぐったバスを待っていたのは、右翼団体「憂国一心会」の屈強な私兵たちの姿ではなかった。当主・高城壮一郎が率いる主力の男たちは、外回りの防衛と救出作戦に出払ったまま消息を絶ち、邸内に残されているのは壮一郎の妻・百合子と、数人の女性、工程を理解していない高齢の男性たちだけ。防衛インフラを維持できない、絶望的な状況だった。

 

「沙耶……! 無事だったのね、本当によかった……!」

 

バスから降りてきた娘の姿を見るや否や、百合子は駆け寄り、我が子を強く抱きしめた。

しかし、歓喜に震える百合子の腕の中で、沙耶の身体はどこか力なく弛緩していた。母親を見つめる瞳は焦点が合わず虚ろで、その肌からは、微かに異質の濃厚な精液の匂いが漂っている。

 

「……お母様。私、無事よ。紫藤先生が……私を『正しく』導いてくださったの。お母様も、先生に従えば……怖くないわ」

「沙耶……? 貴方、何を言っているの……?」

 

娘の心ここにあらずな態度と不穏な言葉に、百合子は母親としての直感で「何かがおかしい」と気づくが、それを追求する時間は与えられなかった。

 

「お初にお目にかかります、高城夫人。私は藤美学園で教鞭を執っております、紫藤と申します」

 

慇懃無礼に頭を下げる紫藤の顔を見て、百合子の眉が微かに動く。ウォール街で国際ジャーナリストとして鳴らした才媛であり、政界の裏事情にも通じていた彼女は、この男が国会議員・紫藤一郎の息子であり、歪んだ野心を秘めた危険な血筋であることを瞬時に見抜く。

 

しかし同時に、紫藤の側もまた、かねてよりその美貌と聡明さを噂されていた「高城百合子」という極上の女を、自分の『楽園』の維持と拡大に利用しようと企んでいた。

(高城壮一郎がすでに亡くなっていたとは、なんと私にとって都合の良い展開だ……それに以前、父と政界のパーティに参加した際に遠目で見たことがあるが年齢にそぐわぬ美しさ、この楽園の提供の報酬に娘と同様に私の女として可愛がってあげましょう)

 

紫藤はまるでもうこの家は自分のものかのように思考を巡らし百合子の方を向き慇懃な笑みを浮かべて

 

「高城夫人、この家はすでに窮地に立たされています。防衛インフラも満足に機能していないと伺いましたが?」

 

紫藤が切り出すと、百合子の顔が曇る。

 

「……ええ、夫と若い男性人は救助に向かい帰ってきていない……。私達では精一杯『奴ら』がこの敷地に入ってこれないようにするのが限界です」

 

紫藤はそれを聞いて「ふむ」と腕を組み話し始める。

「お困りのようですな、高城夫人。私達もこの地獄を生き抜いてきました。その為には生き残った者同士で結束すべきかと思いますよ」

 

百合子は少し悩むも確かにバスに乗ってきた学生を拒否する事はできずに承諾する。

「分かりました。とりあえず今は生き残ることが大事ですもの、あなた方にこの館で居てもらう事を認めます。その代わり安全は保障しますのでバスの皆さんはこの館で生活してください」

 

「ありがとうございます、高城夫人。ではこちらからも提案があります。まずこの家のインフラ設備ですが、運転管理を任せる人員の多くはもういませんね?それに見張りや周囲の確認などの警備もかなり人手がいるはずです。ここは私達のバスの男子生徒達にインフラ設備の維持管理を任せると言うのはどうでしょうか。もちろん私も適切に指示を出し、彼等の指揮監督を行うと約束します」

 

「それは……」

百合子は少し悩むも確かにバスに乗ってきた学生を拒否する事はできずに承諾する。

 

「わかりました、あなた達が居ていただけるなら私達は歓迎します。こちらのバスの学生の皆さんは我が家の客人です。今はお部屋で休んでください。私達がこれから皆さんの住まうお部屋をご案内します」

 

「ありがとうございます高城夫人ではお言葉に甘えて男の子達は順番にインフラ施設を管理の仕方や見張りについて色々学びながらその維持管理に当たらせていただきますね」

 

そう言うと紫藤はこの家の使用人に少年達を引き合わせていく、数人の男子生徒はバスから降りて紫藤の言われた通り高城邸の防衛を担うことになる。

 

百合子もこの危機的状況を考えるとこうするのが最善策かと納得しているが、彼女も他の女達と同様に、すでに紫藤の手中にハマっており、彼の思うように操られていた。

 

男子生徒たちが施設の維持のため動き出す中、紫藤は薄汚い笑みを浮かべて持ちかけた。

「夫人、これからの『具体的なこれからの話』……この拠点の長期的な運営について、詳細を詰めたいのですが」

 

百合子は紫藤のことを信用していないが、確かに今は他に頼るものがいない、ましてや子供たちが居る中で不安にさせるわけにはいかない、仕方なく彼女は承諾する。

 

「……わかりました、確かに今は他の選択肢はありません。子供たちも居ますので余計な不安にさせるわけには行きません。こちらへどうぞ、お話を伺います」

(ふふ、夫人は賢明な判断をされましたね、これでこの家は私のものだ。それに、夫人も美人ですし、お礼をたっぷりさせていただきましょう)

 

紫藤は内心の欲望を隠しながら百合子の後に続いて館の奥へと進んでいく。

二人はより具体的な対話のため、邸内の奥にある百合子の応接室へと移動した。だが、その部屋には静香や麗、冴子、そして実の娘である沙耶までもが、影のようにぴたりとついてきていた。

 

ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

 

応接室に着くとソファに座り、紫藤は生徒達をどのように支配しているかを語った。

 

「高城夫人、私は最初はこのゾンビ蔓延る地獄を生き延びるために様々な方法を試しました。しかし、この極限状態の中で人間が生き延びるためには結局のところ、個々のエゴを抑え込み一つの目的に集中しなくてはなりません。そこで私はバスの中の学生たちを完全に管理統制するために『秩序』をもたらし、彼は私だけが彼らの理解者であり導き手である洗脳し、自由な快楽を溺れさせ私に盲信するよう導いたのです」

 

 

「な……なんですって……!? 学生たちを、そんなおぞましい方法で……っ!」

部屋の扉が閉まると同時に、紫藤から明かされた「教育」の実態に、百合子の顔が嫌悪感で歪む。

(なんてことを……バスの中の学生たちがみんなおかしかったのは全てこの紫藤のせいだったのね、こんなことをしている男の言葉など信用してはダメだわ)

百合子は、娘を含めてバスの中の全員の様子がおかしかった理由を知って呆然としていた。

 

だが、紫藤は嘲笑うかのように、百合子の隣に立つ沙耶の制服のスカートに手を滑り込ませた。

 

「ひゃあうあッ!? し、紫藤先生ぇ……んぅっ。お母様……見て、先生の手……すごく熱いの……っ」

 

実の母親の目の前で、沙耶は抵抗するどころか、トロンとした恍惚の瞳で甘い声を漏らしたのだ。

 

「沙耶……!? 貴方、何をされて……っ!」

 

「夫人、この楽園を維持するためには、あなたと私の強固な結束が必要不可欠だ。そのためにあなたには私の妻となりこの楽園を支える象徴の一人になってもらいたいのです。…それにちょうどいいではないですか、あなたの夫、いえ元夫の高城壮一郎はもう帰ってくる見込みはないのでしょう?」

 

「世界の終わりのようなこの状況でひとりは寂しいでしょう。年齢があれですが、その美しさであれば可愛がってあげます。私の妻になってはもらいますがね。」

 

紫藤の言葉に百合子は拒否をする。

「何を言っているの、狂った男。あなたのような狂人の妻になどなるわけがないでしょう!それに私の身体は壮一郎さんのものです!」

だが、紫藤は百合子の反応を見透かしたように返答する。

 

「ふふ、そうですか。でもいいのですか?もし、君が私のプロポーズを拒絶するというのなら……飢えている男子生徒たちに、君の可愛い沙耶を『配給品』としてあてがっても構わないのですよ?……沙耶も私のお願いであれば聞いてくれるよね♪」

 

紫藤は沙耶のスカートの中でねっとりと粘着質に手を動かし尻を揉みながら沙耶に問いかける。

「んっ♡、もちろんいいですよ紫藤様♡……本当は紫藤様意外に抱かれるなんて嫌ですけど紫藤様の頼みであればあの猿どもに犯されても問題ありません♪」

 

「な……! 何を言っているの沙耶、あなたそんな……」

 

「フフ、そうですか。では夫人、もう一度だけ聞いておきます、私の妻になるつもりはありませんか?」

 

百合子は頭を悩ます。

 

(どうしようこの男は狂っている……私には壮一郎さんがいるから拒否したい……でも……拒否すれば沙耶がこの男の言う男子生徒達に輪姦されてしまう……?)

 

百合子の顔から血の気が引く。

 

(でも今はこの男の力を借りないと子供達が無事に生き残れないかもしれない……そう考えると……)

 

「ッ――あ、ああ……っ!」

娘を輪姦の餌食にするという無慈悲な脅迫。ここで自分が拒絶すれば、沙耶は確実に壊される。百合子の知性もプライドも、我が子を人質に取られた絶対的な絶望の前には、何の役にも端にも立たなかった。

 

百合子は諦めたように力なくうなだれると、静かに口を開いた。

「……分かりました。貴方の言う通りにいたします。ですから……沙耶には、それ以上、酷いことはしないで……っ」

 

紫藤は眼鏡の奥の目を冷酷に光らせ、絶対的な支配者としての悦びに満ちた声で宣告する。

 

「賢明な判断です、高城夫人、いえもう私の妻になるのですから、百合子さんと呼ばせていただきますね」

(とはいえ、高城夫人は賢い方、いずれ私を陥れるために動くでしょう。まぁすぐに私を裏切ることなど不可能です。それに沙耶の為になにがなんでも私に逆らえないことは理解しているはず、すぐに反抗するのは難しいでしょう。それにこの美人で妖艶な身体の持ち主です、私が逃げられないように徹底的に私の妻にふさわしい私のことを一番に考える女に仕立てあげてあげますよ)

 

紫藤は内心の欲望を隠しながら百合子に語りかける。

 

「高城夫人、まずはあなたの寝室で『夫婦の契り』を交わし、あなたが私のものであることを正式に刻みましょう。高城家の当主夫人としての理性など、すぐに捨て去っていただけると信じていますよ。さぁ、あなた方は他生徒の監視とインフラの管理をお願いしますね♪」

 

紫藤は部屋に居た他の少女たちを労い退出するように伝える。

 

「では紫藤先生、私たちもそろそろ他の生徒のところに戻るわね♪ あ、そうそう百合子さん?」

 

高城沙耶が母親である百合子に悪魔のような笑みを浮かべて囁く。

 

「ママ、紫藤先生はすっごく素敵な人よ♪ きっと、ママのこと、今までのどんな男の人よりも深く愛してくれるわ。それに……私がここまで幸せになれたのだから、ママもきっと、この人のお嫁さんになれば今までのパパとのセックスより幸せになれるわよ……?♪」

 

(ふふふ、可哀想なママ……でも仕方ないわよね?私達家族を守ってくれるこの人と私達が争うなんてこと許されないもの。だから紫藤様の言葉は絶対だし、私達の未来を守ってくれるのはこの人だけなのよ……?)

 

沙耶はその笑みに含んだ悪魔的な愛情に百合子は顔を引き攣らせる。先ほどまで娘だと思っていた少女は、今は完全に紫藤の女になっていた。

(沙耶……そんな顔をするようになったのね……私、この子をもう以前のように愛せるかしら……?)

 

「さぁ、百合子さん、あなたの寝室へと案内していただきましょうか?」

 

紫藤の要求に百合子は頷くしかなかった。

 

「……こちらへどうぞ」

 

ーーー

ーーーーーーー

 

百合子は館の奥まった区画にある、夫婦共有の寝室へと紫藤を導いた。そこは以前、夫・壮一郎との睦言が交わされた聖域であり、彼女の人生における唯一の安らぎの場所であったはずだ。

しかし今、その記憶は紫藤という新たな支配者の重圧に塗り替えられつつあった。部屋の中央には、ゆったりとしたキングサイズのベッドが鎮座している。

 

紫藤は部屋に入るなり、部屋を一瞥すると百合子の方を向き嗤う。

 

「なるほど、ふふ、いい場所ですねぇ」

「……どうぞ、入ってください」

 

百合子は俯きながらも、紫藤を部屋に招き入れた。

 

「では、簡単ではありますが夫婦の誓いを結びましょうか、あなたの格好もちょうど赤いドレスで簡易な結婚式としてはいでしょう。」

 

 

紫藤は部屋のベッドの手前で立ち止まり百合子に告げる。

 

「さぁ、高城夫人、そこに立ってください。」

 

百合子はためらいながらも、ベッドの手前に立ち、紫藤の前に立つ。

 

「さて、高城夫人……結婚式といきましょうか、あなたはもう私と契りを結んだのです。なので誓いの言葉を述べましょうか」

紫藤はそう言うと百合子に誓いの言葉を促す。

「ほら、高城夫人、私との結婚式です。私に誓いの言葉を述べてください」

百合子は葛藤しながらも紫藤に誓いの言葉を述べる。

「紫藤様、私は貴方に永遠の愛を誓います。貴方の妻として、貴方の言葉を聞き、貴方の行動を肯定し、貴方に従うことを誓います」

(もう……終わってる……全てが狂ってる……けれど、これが今の私にできる唯一のこと……)

「フフ、よくできました高城夫人。では、私も誓いましょう」

 

紫藤は百合子の顎を掴むと自分の方に向けさせて宣言する。

「高城夫人、私は貴女を愛すると誓います。貴方を愛し、守り、そして共に生きていくことを誓いましょう」

 

そう言うと紫藤は百合子の唇を強引に奪うと、舌を侵入させ口腔を蹂躙し始めた。

「んんっ!?んむぅぅ!……んんっ!」

(なんて強引なキス……!こんな無理矢理、屈辱的だわ……こんなこと今だけ……かならず沙耶をあなたからの洗脳から解き私はあなたに復讐してやる!)

 

百合子は強引なキスをされながらも内心は復讐心を燃やして紫藤への抵抗を誓う。

 

だが、紫藤の強引なキスはそんな百合子の反発心を全く意に介さない。その代わり百合子の反発心をねじ伏せるかのように唇を覆いながら舌を滑り込ませて彼女の口腔を犯し始めた。

 

じゅるるぅ……ちゅば……ちゅぶっ……

 

二人の舌が絡み合い、いやらしい音を奏でる。絡みあることで唾液も混じり合う、そうして激しく絡み合ったあと口を離すと二人の間に銀色の唾液の橋がかかり切れる。

「ぷはぁ……っ!」

百合子は息を荒げながら口を拭うが、既にその表情は羞恥と興奮が入り混じったものになっていた。

 

(なんて卑劣なキスなの……でも……身体が熱くなってくる……だめ、今はこんなことを考えてはいけない……沙耶を助けないといけないのに……!)

 

そんな百合子の葛藤を見透かすように紫藤は嗤いながら百合子の耳元に口を近づけ囁く。

 

「誓いのキスも終わりましたね。高城夫人…いえ、もう私の妻ですから百合子と呼ばせていただきますね。」

 

「っ!…私の名前を軽々しく呼ばないでください……」

 

百合子は紫藤の囁きに身体が熱くなるのを感じるも、復讐心を燃やし毅然と抗議する。

 

「これは失礼しました。では私の名前も教えておきましょう、私は紫藤浩一と申します。浩一と気軽に呼んでください。これからは夫婦なのですから敬語は不要ですよ。さぁ百合子さんも私のことを浩一さんと気軽にお呼び下さい……まぁ、あなたが今後私に心酔すれ自然に浩一様と呼ぶことでしょう。」

 

「な!? 私があなたを『様』付きで呼ぶわけがないでしょう!」

(なんて馬鹿げたことを……この男が私を完全に支配していると思っているのでしょうね……でもいつか絶対に沙耶を助けてこの男を破滅させてみせる……!)

 

百合子は内心で紫藤への怒りを募らせてはいるが、復讐心は膨れ上がってはいるものの、紫藤に恐怖を植え付けられているせいで逆らえないでいた。

 

「ふふ、まあ時間はありますからじっくりと私の妻に相応しいよう仕込んであげますよ。」

そう言うと紫藤は百合子をベッドの方へ促す。

 

「さあ、百合子、まだ夜ではありませんが、私たちの夫婦としての初夜といきましょう。まずはここへ来てください」

 

「……っ!」

 

百合子は悔しさと怒りに顔を歪ませたが、紫藤に従ってベッドに近づいていく。

 

百合子の様子に紫藤はニヤニヤとしながら彼女の耳元で囁く。

 

「大丈夫ですよ、百合子。初めての夫婦の時間ですし、優しくしてあげますよ。それにこの時間はあなたにとっても素敵な時間となるでしょうからね。さぁ、早速始めましょう」

(とはいえ高城壮一郎の妻であった女が簡単に屈することは無いでしょうね。ただこの夫もいなくなって久しくこのいつどうなるかわからない状況でずっと不安にからで人間としての欲望を抑えていたでしょう。ならばその蓋をしている心を解き放ち私への愛情を増幅させてあげましょう。)

ーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーー

 

ーーーーーー

 

「ふふ、さぁ百合子、始めましょうか……そうですね、大事に初夜ですからねゆっくり愛を確かめ合うしょう」

 

紫藤はそう言うと百合子の肩を抱き寄せベットに端に座り後ろから抱きつくようにして耳元に囁く。

 

「百合子、夫を失い大変だったでしょう。私はまずあなたを理解したいのです。これまで何が起きてそして今日の朝から今まで何が起きたか、全て教えてください」

 

「ッ――!」

(こ、この男、私の心を揺さぶるつもりなのか……? だが、そんな言葉に惑わされるものか……)

百合子は一瞬、紫藤の言葉に揺さぶられそうになるが、復讐心を燃やし毅然と抗議する。

 

「結構です!あなたに私の事情を話す必要はありません!」

「ふふ、そう邪険にしないでください。これは他の皆さんのためでもあります。現状を知ることで防衛や食料調達、あるいは今後の展開で有利になる情報があるかもしれません。もちろん断るのも結構です。ですがその後の状況がどうなるか、私は知らないとだけ伝えておきますね。例えばインフラに故障が生じたとしても私たちはここを出る、そうすれば夫人とお嬢さんだけでなく他の方々も安全は保証できなくなるでしょうね」

(ふふ、結局この女は高城壮一郎の妻だからな、周りに迷惑が掛かるようなことはしないだろう。この状況で周りから見放されることは彼女にとっては避けたいはずだ。それに実際今の私には沙耶がいるが、ここで彼女を支配することで、沙耶との関係もより強固になり、私がこの家の真の主人だと示すことができる)

 

紫藤の脅しにも近い言葉に百合子は悔しさに顔を歪ませるが、沙耶や他の使用人たちのことも考えてここは素直に話すしかない。

「わ……かりました……お話します……」

「ありがとうございます、ではお話いただけますか?」

 

百合子は紫藤の言葉に渋々ながらも従い話し始める。

 

「……あれは数日前のことです。世界がこのようなことになった後、私と夫、憂国一心会の方々で我が家のまわりにバリケードを作成し近くの方々を保護していました。夫や憂国一心会の方々はゾンビから市民を救うため各地に赴き、私は夫や部下の人達が帰ってきた時に温かく迎えれるようにこの館で待機しておりました。ですが、いつまでたっても帰ってくることはなく……」

 

そう話しながら百合子の目頭を熱くする。紫藤はそんな百合子の耳に口を寄せやさいく囁く。

 

「……それは…大変だったでしょう。愛する夫の生死もわからず不安な時間を過ごされていたのですね……」

「……ええ、」

紫藤の優しい囁きに、百合子の胸はきゅっと締め付けられる。

 

「それから、どう過ごしてきたのですか。」

 

「夫達からの連絡が途絶えてからは私が当主代理を務め、高城家の当主にふさわしく館の人達を守り続けてきました。…しかし、女性と老人たちのみでは満足にバリケードの管理もぎりぎり維持がやっと……」

(この女……強がってはいるが、その瞳の奥には深い孤独と疲労が見え隠れしているな。さあ、そろそろ弱みにつけ込むか)

 

紫藤は百合子を抱きしめながら片方のてでそっと頭を撫でながら優しく囁きかける。

「そうでしたか、百合子はさすがですね、頼りになる夫がいなくなってもずっと他の人達の為に頑張ってきていたんですね……それからどうなったのですか」

 

百合子は久しぶりに人の温もりを直接受けながら先ほどまでの冷酷な紫藤と違い優しく囁かれながら頭を撫でられているせいで彼女の心にあった防御壁がゆっくりと薄れていくのを感じる。

(だめよ……こんな人に絆されてはいけない……でも……少しだけなら……)

百合子の心が紫藤の甘い言葉で少しだけ解かれていく。

「それから……そろそろ維持が限界というところで……あなた方がバスに乗ってやってきたのです……」

(ふふ、やはり天は私に味方をしているようですね、とても良いタイミングでこの館に到着できたようだ。)

 

 

紫藤は百合子にもっと人の温もりを感じさせるためより親密に抱きしめ頭を撫でながら優しく尋ねる。

 

「そうですか……私たちは本当に良いタイミングで来たようでよかったです。……私たちのバスの中に男でがいたことはどう思いですか?」

 

百合子は紫藤の温もりと優しい囁きに頭がぼーっとしてきたのか素直に答えだす。

「……少し安心しました、あなた方が来て男性もいてくれて防衛について任せることができるかと思いました……」

(ふふ、もう私の甘い言葉が効いてきているようだ…ここに快楽を植え付けてやれば、私に逆らうことはなくなるだろう)

 

紫藤は百合子に優しく自分が不安を取り除く存在だと囁きながら優しくキスをする。

 

「ふふ、私たちが来たことであなたを安心させられたのであれば、私も嬉しいです。……これからは私があなたをこの危険な世界から守り続けますよ……」

そう優しく囁くと紫藤は百合子にそっと顎に手を添え、唇を奪った。

「んっ、んん……」

(ふふ、百合子よ、どうだ?この私の温もりと安心感は……お前の孤独も不安もすべて私が受け止めているのだぞ?さあ、もっと私を頼るのだ……)

紫藤は優しく唇を重ねる。その唇は暖かくとても柔らかい。さらに紫藤の手が百合子の背中と頭を撫で百合子の心を解かしていく。

 

「んんっ……ん、む……ふぁ……」

 

紫藤とのキスを受け入れてしまった百合子はその温もりと優しさに陶酔してしまいながらも、まだ残る理性が紫藤への嫌悪感に抵抗する。

(な、なにやってるの、私……!こんな奴とキスなんかするなんて……でも……このキス……温かくて……ずっと寂しかったから……)

「ん……っ…ふぁ……んん……」

(ふふ、キスと頭を撫でられる心地よさに浸りながらもこのキスに溺れてはいけないと葛藤しているな、さすがは高城壮一郎の妻だけはある。だが、さすがに疲れが溜まっているところにこの状況を打破できる希望である私とのこの行為には抵抗が弱いようだな)

 

紫藤は百合子の口をふさぎながら、右手で百合子の頭を撫でたり背中をさすり彼女の緊張や不安を解きほぐすように優しく接する。

 

「んっ……ん…っ……んっ……」

(く……だめ……こんなことなのに……ずっと一人で我慢してたから……こんなの……ダメなはずなのに……この人のキス……)

 

紫藤は優しくキスをしつつ抱きしめていた百合子をベットの方に倒す。

紫藤は百合子の上にまたがり、その年齢にそぐわぬ白い肌と整った顔を眺める。その顔は、さっきのキスの余韻と不安に火照っていた。そして、百合子の着るドレスを見つめる。上品な赤いドレスはより彼女を扇情的 かつ妖艶なものに魅せていた。

(ふふ、いい感じに放心しているな……さて、もっとこの女の孤独を埋めてやりましょう。……まったくこの美しい女性を残して人を助けにいくなど高城壮一郎ももったいないことをする)

ーーー

ーーー

ーーーー

ーーー

  赤いドレスに包まれた百合子の華奢な肢体を見下ろしながら、紫藤は唇の端を吊り上げた。

 

「さあ、百合子。今度はもっと深く、お互いを知る時間にしましょうか。あなたの孤独も不安も、すべてこの私が受け止めてあげますよ」

 

そう言うと紫藤は優しく彼女の髪を撫でた。

 

(ああ、なんでこんな感覚になるんだろう……この人に触れられると、まるで心の中の深い傷に触れるように、悲しみと安心感が混じった感情になってしまう……)

 

百合子は無意識に紫藤の手を握り返す。

紫藤はそんな百合子の様子にニヤリと笑いながら耳元に囁く。

 

「ふふ、百合子よ……そんな顔をして……やはり辛かったのでしょう?…でも安心してください、これからは私がいます、すべて私に委ねれば大丈夫ですよ」

 

 

紫藤はそう言うと百合子の再度キスをしながら百合子のドレスに手をかけ、ゆっくりとファスナーを下ろしていく。

「んっ…はむぅ……」

(うう……だめ……こんなことダメなはずなのに……ひさしぶりのせい?……娘をあんなにして、きっと、ほかの子たちも……こんな男に…身体は勝手に熱くなってる……)

 

そんなことを考えいている百合子をよそに紫藤はファスターを下ろしドレスを剥いで百合子を裸にする。

(ふふ、想像以上ですね……この体は)

百合子の豊満な裸体が露わになった。美しく大きな胸は乳首もピンク色で年齢を重ねているのに垂れることもなく形を崩していない。

 

「美しいですよ、百合子。特にこの胸は素晴らしい……」

紫藤は百合子の胸に手を伸ばすとゆっくりと揉み始める。

 

「ひゃっ、んんっ……」

 

紫藤の手に包まれた胸は柔らかくそれでいてハリもある。

 

(ああ……なんで……?この人に触れられると……こんなにも心地よいなんて……)

 

紫藤は百合子の胸を揉みながら百合子の耳元に舌を這わせて囁く。

 

「どうです?気持ちいいでしょう?私にすべてを預けなさい……そうすればずっと幸せにしてあげますよ……」

 

「んっ……はぁ……んんっ!」

(だめ、だめよ……こんな……なのに……)

百合子は必死に抵抗しようとするが、長らく夫が帰ってこなかった寂しさと、目の前にいる紫藤の優しさに心を揺さぶられていた。

 

そんな百合子の内心を見透かしたように紫藤は微笑むと胸に顔を近づけてしゃぶりつく。

 

「はむっ!」

 

「ひゃぁっ!?あんっ!」

突然のことに百合子はビクンッ!と身体を跳ねさせる。

 

紫藤は百合子の反応にニヤリと笑いながら乳首を舌で転がし始める。舐められるたびに百合子の口からは甘い声が漏れる。

 

(うぅ……こ、こんなこと……されてるのに……どうして気持ちいいの……?)

「んっ……ああ……っ」

そんな百合子に紫藤は優しく囁く。

 

「気持ちいいでしょう?このままもっと感じてください……ほら……」

 

そう言って紫藤は百合子の片方の胸を優しく揉みながらもう片方の乳首を口に含むと強く吸い始めた。

 

「ひゃぁっ!ああん!いや、や、やめて…」

 

百合子はそう言葉を発しっているが実際抵抗は弱く心の声にも快楽の色が隠しきれなくなっている。

(はぅ……こんなことダメなのに……気持ちよさが……頭の中に広がっていって……どうしたらいいの……)

 

紫藤は百合子の反応を楽しむように乳首を舐めながら右手を百合子の秘所へと滑り込ませた。

 

「ひゃぅっ!?」

「ほう……百合子さんも私の舌で感じてくれたようですね……では、こっちの方はどうですか?」

紫藤は百合子の秘所を撫でるとゆっくりと指を挿入する。

 

「んっ!あっ……!」

紫藤は百合子の中の感触を確かめるように指を動かす。その動きに合わせて百合子の口からは甘い吐息が漏れる。

 

(うう……気持ちいい……どうして、こんなに気持ちいいの……?)

「あっ、んんっ!やめ、あっ……」

紫藤は百合子の中を弄りながら耳元に唇を寄せると囁く。

 

「どうですか、気持ちいいでしょう?もっと素直になってもいいんですよ」

 

紫藤の囁きと愛撫に百合子の頭の中は徐々に快楽に染まっていく。

(だめ……こんなの、いけないことなのに……身体が言うことを聞いてくれない……)

 

紫藤は百合子の中を弄りながら耳元に唇を寄せると囁く。

「どうして身体が言うことを効かないないか考えているのでしょう?…簡単ですよあなたは自分を支えてくれる人がずっといなくて寂しかったのです……ただそれだけですよ……大丈夫です…今後はこの私が心も身体もあなたのすべてを愛してあげますからね……」

(い、いやだ……!こんな男の言葉に心が動かされるなんて……でも……自覚させれてしまった、この不安と寂しさの感情をどうにかしなければ……この男に飲み込まれてはダメ……)

 

百合子の心の中を言い当てた紫藤は百合子の身体を撫でながら胸から段々と下の方に進んでいく。

「百合子は本当に辛かったのですね、私はあなたがとても魅力的な女性であることはよくわかっていますよ……」

 

紫藤は百合子の敏感な部分を避けながら指を滑らせていく。すると百合子の口から切なげな吐息が漏れる。

 

「はぁ……んんっ」

 

紫藤はそんな百合子をみながら秘部へと指を滑らせ秘部の中へと指を入れていく。

百合子は秘部はすでに濡れており「ぐちゅり」という音が響く。その温かい膣内を楽しむように紫藤はゆっくりと指を動かす。

 

「あっ、んっ……ふぁっ!」

 

紫藤は秘部の中を弄りながら指を一本二本と増やしていく。

百合子の膣内はすっかり濡れそぼっており指を動かすたびにいやらしい音を立てる。

 

「どうです?気持ちいいでしょう?このままもっと気持ちよくしてあげますよ」

 

紫藤はそういうと指の動きを激しくしていく。

ぐちゅぐちゅと指を動かすたびに百合子の口から甘い吐息が漏れる。

「あっ、んっ……はぁっ……」

百合子の口から漏れる甘い声が大きくなっていく。

(な、なぜ?こんなにも気持ちいいの?この人の指が動くたびにどんどんおかしくなっていく……)

 

紫藤はそんな百合子の反応を楽しみながら秘部の中をさらに激しくかき混ぜる。

「どうですか、百合子……?気持ちいいでしょう?このままイキそうになっていますね」

 

そう言うと紫藤は指の動きをさらに激しくする。

ぐちゅぐちゅぐちゅと音を立てて指を動かし続けた結果百合子の口から甲高い声が上がる。

「あっ、んんっ!」

 

(もう……ダメ……イクッ!)

その瞬間、百合子の秘部から大量の潮が噴き出し絶頂を迎えた。

「あんっ!ふぁああぁん!」

絶頂を迎えたことで百合子の身体は弛緩する。

「ふぅ……気持ち良かったでしょう?それではそろそろ私のモノを受け入れてもらいましょうか」

 

紫藤はそう言うとスーツをすべて脱ぎ捨て下半身を露わにする。

そこには血管が浮き出て脈打つ大きく反り返った男根があった。

(フフ、いよいよです。あなたを私のものにして差し上げますよ……)

紫藤のペニスを見た百合子の目は驚愕に染まっていた。太く長く逞しいそれはまるで槍のようだ。

 

(つっ!……壮一郎さんと同様の大きさ……いえ、すこし大きいような……こんなものを挿れられたら……だめ、壮一郎さんとのことも思い出してしまって……膣が疼いてる……)

紫藤は大きくなった自分のモノを見ながら

「さぁ、百合子よ。さっきから私のこれが欲しいのですか?」

 

紫藤の問いかけに百合子は顔を真っ赤にして顔を横に振る。

「ふふ、百合子はやはり恥ずかしがり屋だね……でも……この状態をみてみるとさっきから私のモノを期待したような目で見ていたですよ」

 

「そ、それは……」

 

「ほら、百合子のあそこは私の欲しそうにしているじゃないか」

 

そうしているうちに紫藤は百合子の脚を掴み大きく広げる。大きく広げられた百合子の秘部からはいやらしく透明な液体が滴たたりひくひくと痙攣しているのが見える。

 

「や、やめて……ひろげないで…こ、これは生理現象ですっ!……あなたのそれが欲しいなんて思ってないです!」

 

「ふふ、そうですか、ではそれが本当か試しましょうか。」

 

そう言って紫藤は、すでに先走り汁で濡れている大きなモノを百合子の濡れそぼった秘部に擦り付ける。ぐちゅっぐちゅっという音が部屋に響く。

「ひゃぅっ!や、やめて……」

 

「どうしましたか?まだ入れていないですよ?」

 

紫藤の大きな男根の先端が百合子の花びらを割り、入り口をなぞるようにゆっくりと滑る。ヌルリとした生温かい感触が百合子の膣口全体を愛撫し、否応なしに彼女の身体はピクンと跳ねた。

 

(あぁ……だめ……こんなことをされたら、頭がおかしくなってしまう……)

 

「ふふ……百合子よ……本当はこれを欲しいのでしょう?」

 

「うぅ、欲しくなど…ない…です……娘をあんな風にしたあなたのモノなど……!」

 

「ふふ、強情ですね。なら、もう少し私のもの感じるようにしてあげましょう……ほらこの逞しいもの奥まで入れて欲しくないですか」

 

紫藤は膣の中に少しだけ自分のモノを入れるとすぐに出す。

そしてまた、少しだけ入れてはすぐに出す。そんなことを何度か繰り返す。

 

ぐじゅっ、ぐじゅっ、ぐじゅっ―――

「んぅっ……ふぅっ……んんッ……あぁ」

(ああ……だめ、中に少しだけ入るせいで……彼の…大きくて硬いモノを感じてしまって……)

そんな様子を楽しむように紫藤はまた少しだけ挿入するとすぐに出すという動作を繰り返す。

ぐじゅっぐじゅっぐじゅっ

「あっ!あっあっあっあっあっあっ……」

紫藤は何度も何度も同じ動作を繰り返し百合子を焦らすようにその動作を繰り返す。

「あっあっあっあっあっあっ」

(うう……ほしい……彼の太いもの、奥まで欲しい……もう我慢できない……)

 

ぐじゅっ、ぐじゅっ、ぐじゅっ――。

先端だけを浅く、粘ついた音を立てて出し入れされるたび、百合子の腰は切なげにくねる。

 

「ああッ……んぅぅ……も、もう……っ」

 

紫藤は微笑みを深め、さらに意地悪く囁いた。

 

「どうしました、百合子。物足りないような顔をして……もしや、この逞しいものが奥まで欲しくなってきましたか?」

 

「うう……そんなこと……ない……」

 

百合子は必死に抵抗しようとするが、身体の奥から湧き上がってくる情欲を抑えることができなかった。

 

「そうですか、私はあなたと一つになりたかったのです、そこまで拒否されるのであれば今日はこれで終了にしておきましょう」

 

「え……?」

 

そう言うと紫藤は百合子の膣から逸物を引き抜ぬく。

 

「あっ……」

 

百合子は自分の膣から抜かれた紫藤の逸物をモノ欲しそうに眺めてしまう。

(なんで……?…あれほどやりたそうだったじゃない……わたしがほしかったじゃないの……)

 

「どうしましたか、百合子…?…あなたが嫌そうだからやめたのですが……」

 

紫藤は悲しそうな演技をしながら、引き抜いた男根がそっと股間の先端に名残惜しげに百合子の濡れた花びらを掠めるたび、彼女の腰がビクビクと痙攣するのが滑稽で痛快だった。

 

「あぁん……っ、そ、それは……その」

 

百合子はなんとか声を出すがその声には先程までの反発心はなく、紫藤を求めているような甘い声になってしまっていた。

そんな百合子に紫藤は優しく微笑みながら問い掛ける。

 

「ふふ、どうしたのですか百合子……? そのように物欲しそうな顔をして……欲しいならこう言ってください。そうすれば私もあなたの膣を奥まで貫いてあげますよ」

 

紫藤は優しい声色で百合子に耳元で完全屈服を促す言葉を囁く。

 

「つぅ…そんなことっ…壮一郎さん裏切るようなことなんて…でも…もうっ」

(あなたを完全に受け入れなければいけないこの言葉は絶対に言えない……でも……彼の逞しいモノを……ずっとほしがっているこの疼きを……この孤独を、もう耐えられない……!)

紫藤の意地悪な優しさと圧倒的な雄の象徴によって、百合子の理性はついに瓦解した。彼女は淫欲に塗れた、かつての高潔な面影もない淫らな表情を紫藤に向け、紫藤の言葉を素直に口に出してしまう。

「お願いしますぅ……。壮一郎さんよりもたくましいそのぺニスで百合子のあなたのが欲しくてヒクヒクしてるおまんこをずぽずぽ突きまくってくださいっ。……百合子は心も身体もすべて、あなたのものですぅ……!」

(だ、だめ……こんなこと言ったら負けなのに……もう我慢できない……っ!)

紫藤は百合子の言葉を聞くと優しく微笑みかけてから彼女の額にキスを落とす。

「フフ、よく言えました……では、望み通りにしましょう」

 

そう言うと紫藤はゆっくりと挿入し始める。

「あぁんっ!」

 

待ちわびた紫藤の剛直が百合子の膣内を押し広げながら入ってくる。

「んっあぁん!」

 

その太く大きなペニスの圧迫感と熱量に百合子は背中を大きく反らせて快感に悶える。

紫藤はそんな百合子の姿を楽しそうに眺めながらさらに挿入を深くしていく。百合子の膣内は濡れそぼっておりぐじゅっぐじゅっといやらしい音を立てる。

 

(あぁっ!すごいっ!……やっぱり壮一郎さんよりも大きいぃ……)

そんなことを考えながら紫藤はゆっくりと抽送を開始する。ぱんっぱんっぱんっと淫猥な音が部屋に響く。

「あんっ!あんっ!あんっ!」

 

紫藤が腰を動かすたびに百合子の口から甘い喘ぎ声が上がり部屋中に響き渡る。

ぱんっぱんっぱんっぱんっ

 

「ああぁん♡すごいぃっ!……太くて硬いのが奥までぇ……」

(だめ……こんなの我慢できないぃ……あっあっあっあっ)

紫藤は激しく腰を打ち付けながら百合子の乳房に手を伸ばす。その柔らかな胸は手の中で自在に形を変え揉みしだく。

「あっ、ああぁっ♡」

 

胸を揉まれると百合子の口からは甘い声が上がる。紫藤はそんな百合子の耳元に口を寄せて囁く。

 

「どうだ、百合子?気持ちいいだろう?壮一郎と比べて私のモノはどうだ?」

「ひゃぅ……んんっ、太い……っ、あなたのオチンチンは壮一郎さんのより太くて逞しくて……っ!それより私の敏感なとこをわかりながら突いてくれる……っ♡…あの人はただ強く激しく突くだけだったのに、あなたのはっ、こんなに私の弱いとこばかり責め立ててきてぇ……っ!あの人よりも私のこと考えてくれてる…あの人より私への愛を感じていますぅ…♡」

 

百合子はすでに完全に蕩けた表情を浮かべながら快感に染まった声で答える。

 

「ふふ、そうか……よかったよ、私の愛が伝わったようで……なら、もっと愛してあげないとね……!」

(この高城の女も、夫よりも俺の愛と快楽を上として認識した。もうこの女の心も俺のものだ……!)

 

紫藤はニヤリと笑うと腰の動きを激しくする。

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!

「あぁんっ!ひゃんっ!」

(やぁ……ダメなのにぃ……気持ち良すぎる……!壮一郎さんとはこんなに気持ち良くならなかったのにぃ……)

紫藤は腰を動かしながら百合子の敏感な突起を指で軽く摘むように刺激を与える。

 

「ひゃうっ!?ああぁん!」

(あぁっ!そこ一緒にされるとぉ……イっちゃう……!)

 

百合子は予想していなかった急激な刺激に大きく身体を弓なりに反らせる。

紫藤はそんな百合子に更なる快感を与えようと激しくピストン運動を繰り返す。百合子の身体は紫藤の突き上げに合わせてガクガクと痙攣し始めた。

 

「あああぁんっ♡……もう……ダメェ……イッちゃいます……っ!」

(あぁ……もうダメ……こんなに気持ちいいのに我慢なんてできないぃ……!)

紫藤はそんな百合子にトドメを刺すように激しく抽送を繰り返す。

「ああぁん!ひゃうっ!あぁんっ!」

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!

(やぁ……もうダメェ……イクッ!)

その瞬間、百合子の秘部から大量の潮が噴き出し絶頂を迎える。

 

「ひゃぅん♡!ああぁあぁ……っ!あぁん♡……イクゥぅぅ♡♡」

 

「いいですよ、百合子。さぁ私の愛の証をあなたの奥に注いであげましょう」

「あっあん♡、んっ♡、ふぁぁ♡…はぃ…お願いしますぅ…百合子の膣にあなたの濃厚なせーえきをたくさん中出ししてください♡……」

 

百合子の膣が紫藤の大きなペニスをキュウッと締め付ける。

 

「っ……く!」

 

紫藤の肉棒は熱く脈打ち、びくんっと大きく跳ねた。次の瞬間、煮えたぎるような熱量を伴った欲望の奔流が、百合子の最奥で炸裂する。

 

どぷぅっ!びゅるるるるっ、どくんどくん……!!

 

「ひゃぁぁああぁんっ♡! す、すごいぃ……熱いのが……いっぱい出てますぅぅ……ッ!」

 

灼熱のスペルマを注ぎ込まれた子宮が歓喜に震え、百合子の瞳は完全に理性の輝きを失い、紫藤への純粋な愛情と快楽のみを映す、淫靡な光に染まっていた。

 

(ああぁん♡……すごぉい……浩一さん♡……わたしの子宮が浩一さんの精子でいっぱいでとっても幸せですぅ♡……この精液は私の新しい命の源、これで私は浩一さんの本当の妻になりましたぁ♡)

紫藤がペニスを引き抜くと百合子の膣内から大量の白濁が零れ落ちた。

その光景を紫藤は満足げに眺めている。

「ふふ……百合子よ……どうだい私の愛は十分に伝わったようだね」

「は、はいぃ♡……浩一さん♡……もう私は浩一さんの妻です……!永遠に愛しています……!」

 

そう言うと百合子はベッドから降り紫藤の股間にある逸物を嬉しそうに掃除フェラをする。

 

「あむ……んちゅ……浩一様ぁ……素敵です♡」

 

そんな百合子に紫藤は微笑みかけながら頭を撫でる。百合子は嬉しそうに目を細めながら懸命に奉仕を続ける。

「いい子だ……百合子よ。これからはずっと私の傍にいてくれるな?」

「はい♡もちろんですぅ♡もう離れません、浩一様だけが私の全てです……」

 

紫藤はその言葉に満足すると百合子の頭をもう一度撫でた。

「あむぅ……ちゅぷ……浩一さん……好きぃ……」

 

その後、紫藤の要求する通り、百合子は高城家の当主代理としての権限を使い、バスで来た少年たちのための部屋を準備したり、食事の用意をしたり、少年たちが安全に過ごせるような環境を整えていく。

紫藤は満足そうに百合子の働きぶりを見つめる。

(ふふ、いい感じだ。これで高城家の支配も盤石なものとなった。たとえもし壮一郎が生き残っていたとしても、もうこの女は私のことを選び、喜んで壮一郎を排除するだろう♪……そうなれば世界が正常化しても高城家の資産は全て私のものだ♪)

 

「かつてウォール街で働いてどれほどのやり手なのかと思っていましたが、所詮は単なる牝でしたね。ふふ、私に愛されていると勘違いし、私の意のままに動く傀儡と化したその姿、実に愉快ですよ、まぁあなたが美しく使えるコマの間は可愛がってあげますよ、、百合子さん」

 

高城家の堅牢なインフラと防衛戦力は、名実ともに紫藤の支配下へと堕ちた。眼鏡をかけ直した紫藤は、豪奢なベッドの上で完全に調教された高城百合子と沙耶を見下ろし、邪悪な高笑いを部屋に響かせるのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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ーーーーーーーーーーー

 

 

外の世界がどれほど『奴ら』の徘徊する地獄に変貌しようとも、強固な防壁とインフラを備えた高城邸の内部は、外敵を寄せ付けない絶対的な要塞であった。

 

そして今、高城家の一番大きな応接室は紫藤の部屋として豪華な部屋と化していた。

部屋の中央に置かれた豪奢なレザーソファーに、紫藤は深く腰掛け、眼鏡の奥の目を歪んだ愉悦に細めていた。彼の周囲には、かつて藤美学園、あるいはこの高城家でそれぞれの誇りと尊厳を持って生きていた5人の至高の美女たちが、見る影もなく蕩けきった態度で群がっている。

紫藤が、退屈そうに指を一つ「パチン」と鳴らした。

「さあ、いつまでその無駄な布切れを纏っているのですか? 私の前に、その醜い本性を曝け出しなさい」

 

それが、全ての始まりの合図だった。5人の美女――百合子、沙耶、麗、冴子、静香は、待ってましたと言わんばかりに歓喜の表情を浮かべ、自らの手で競うように衣服を脱ぎ捨てていく。

「は、はい……っ、紫藤様……♡」

百合子が潤んだ瞳で胸元に手をかけ、白いシャツのボタンを一つずつ引きちぎるように外していく。「ぷつ、ぷつん」と小気味よい音が響き、豊満な胸が露わになる。続いてタイトスカートのジッパーが「ジィィッ……」と滑り落ち、ストッキングが「するり」と生々しい摩擦音を立てて絹のような太ももを滑り落ちた。

 

沙耶、麗、冴子もまた、震える指先でリボンを解き、制服のブレザーを肩から「ハラリ」と滑り落す。シャツが擦れる「ササッ」という音とともに、まだ幼さの残る白い肢体が露わになっていく。

 

静香がナース服のジッパーを「ジィィーッ」と一気に下ろし、弾けんばかりの爆乳が「ボヨン」と質量を持って解き放たれた。

一切の遮蔽物をなくした完璧な肉体が白日の下に晒され、5人は嬉々として全裸になり、紫藤の足元へと這いつくばった。

(ああ……恥ずかしいはずなのに、紫藤様に見つめられるだけで、身体の奥がじんわりと熱くなって、頭がどうにかなりそう……っ♡)

 

沙耶は眼鏡を外した虚ろな視界の中で、ただ紫藤の存在だけを狂おしく求めていた。

かつての気高さやプライドは、紫藤の圧倒的な質量と快楽、そこで叩き込まれた冷酷な言葉責めによってとっくに消え失せている。

 

だが、紫藤はまだ満足しない。足元に群がる彼女たちの頭を乱暴に踏みつけるように見下ろし、冷酷に言い放った。

「随分とおとなしいですね。そんなもので私を喜ばせられるとでも? もっと……もっと私に媚びなさい。君たちのその汚い本性を、言葉にして私に捧げるのです」

 

その命令が、彼女たちの理性の最後のリミッターを完全に破壊した。

5人の瞳は等しくトロンと濁り、普段の彼女たちの性格からはおよそ考えられない、下劣で破廉恥な言葉を競い合うように叫び、紫藤に媚びまくり始めた。

「紫藤様ぁ……っ♡ 静香のこのおバカで大きなメス牛のお胸で、偉大な紫藤様のおちんちんをいっぱい挟んであげますねぇ……んちゅ、じゅるぅ、じょぼぼっ!」

鞠川静香が、その規格外の爆乳で紫藤の猛り立つペニスを挟み込み、ねっとりと愛撫しながら熱い吐息を漏らす。

 

(私はもう、紫藤様のおちんちんなしでは生きられない、ただの発情したメス犬……!)

宮本麗は狂おしげに床に身体を擦り付け、自らの秘丘を紫藤の足に押し付けながら叫んだ。

「紫藤様……っ♡ 麗はもう、紫藤様の奴隷ですぅ……っ! 麗の身体は紫藤様だけのものですぅ…ほらみてくださいぃ……麗のおっぱいもおまんこもぁ、あなたのをほしがってきゅんきゅんいってますぅ……っ!」

 

かつて誰よりもプライドが高かった天才少女、高城沙耶は、床に胸を押し付け、腰をくねらせながら、自身の母親の前で恥も外聞もなく肉体をアピールする。

「紫藤様……っ♡ 沙耶の生意気な脳みそは、紫藤様の快楽で完全に狂っちゃいました……っ! 高城の天才娘じゃなくて、ただの種付け用のメス家畜として、もっとめちゃくちゃに弄んでください……っ!」

 

かつて藤美学園最強の剣士として恐れられた毒島冴子も、無様に四つん這いになり、自らお尻を高く突き出して喜びの涙を流す。

「紫藤様……っ♡ 私は人を傷つけることでしか興奮できない狂った雌犬です……! 素晴らしい紫藤様、どうぞこの狂犬を力づくで調教して、もっと雑に踏んで、汚い肉便器として叱ってくださいッ!」

 

そして、この邸宅の元の主である高城百合子は、実の娘である沙耶の身体と妖しく絡み合い、親子としての境界線すら快楽で踏み越えながら、紫藤の男根へ競い合うように口づけを吸い上げていた。

「壮一郎のような無能な男は忘れました……っ。この高城百合子は、偉大なる浩一様のメス妻として、全てを差し出しますぅ♡……じゅぷ、ちゅぱ、じゅるるぅ……っ」

 

五者五様の、普段のプライドをかなぐり捨てた、狂気的な「チン媚」の極地。

己の指先一つ、命令一つで、最高級の美女たちが犬のように床を這い回り、己の遺伝子を求めて下劣な言葉で競い合うこの光景を見下ろしながら、紫藤の精神はかつてない全能感の頂点へと達していた。

 

(親父がどれほどの権力を持とうとも、これほど美しく、気高き女たちを魂まで完全に調教し、プライドを捨てさせて『紫藤様』と仰がせて足元に跪かせることはできまい。あの堅物な高城壮一郎の妻も、その娘も、藤美の雌どもも、すべては私の肉体の家畜だ。この新世界において、私こそが絶対なる王だ……!)

 

しかし、紫藤のサディスティックな支配欲はこれだけでは満たされない。ひれ伏し、破廉恥な言葉を並べる彼女たちの頭をさらに見下ろし、意地悪く口角を上げた。

 

「ですが、まだまだ足りないですねぇ……。私の耳を、私の心を、もっと満足させてごらんなさい。もっと私を喜ばせるために、さらにいやらしく、これ以上ないほど破廉恥に媚びるのです。あなたちの神である私に、自ら肉体を貪ってくれと、涙を流して懇願しなさい!」

 

その絶対的な要求に、5人の美女たちの身体が同時に「ビクンッ!」と跳ね上がる。

快楽の限界を超えてなお、さらなる従属を求められた彼女たちは、顔を真っ赤に染め、瞳から恍惚の涙を流しながら、競い合うように腰を振って叫んだ。

 

「あ、あうぅっ……! 紫藤様、紫藤様ぁっ♡ はい、もっと、もっといやらしく媚びますぅ! 私たちの穴は、もう紫藤様のおちんちんの形にされちゃって、それ以外は何も受け付けない壊れたメス肉なんですぅ!」

「お願いですから……っ、私を、私たちを置いていかないで! もっと、ゴミみたいに、これ以上ないくらい下品にめちゃくちゃにしてくださいぃぃッ!」

 

狂気的なまでの懇願と、涙ながらの淫らな媚態。

その極限の姿を見届けた紫藤は、ついに満足げに顔を歪めた。

「素晴らしいですよ、私の可愛い牝犬たち。さあ、今日もたっぷりと、君たちの胎内を私の愛で満たしてあげましょう」

紫藤の声に、5人の美女たちは「あんっ……!」「はぁぁん……!」と、一斉に狂喜の嬌声を弾けさせた。

自らの圧倒的な支配権を誇示するように、紫藤は5人の牝たちの肉体を蹂躙し、その最奥へと白濁した精液を「ビュルルルルッ! どぴゅどぴゅッ!」と容赦なく注ぎ込んでいく。

 

精液と愛液の匂いが充満する狂気の楽園の中で、完全に理性を快楽で消し飛ばされた女たちは、互いに白濁液を擦り付け合いながら、恍惚とした笑顔で、永遠に明けない夜の王宮にその身を沈めていくのだった。

 

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