かつて修正した第六特異点は変貌しその姿を変えていた。。。
「……風が、止んだな」
荒涼とした赤茶色の岩肌の影で、ヒッポリュテは低く呟いた。
愛馬カリオンの背から静かに降り立ち、手綱を引いて身を潜める。
後頭部で三つ編みに結い上げた暗い赤毛と青いリボンが、わずかに舞った砂煙に揺れた。琥珀色の瞳を細め、戦士としての鋭い視線を遠方の荒野へと据える。
ザッ、と微かに砂を踏みしめる音すら殺し、彼女は気配を完全に遮断していた。
まだこの特異点に、カルデアのマスターは到達していない。先行して単騎での偵察任務に就いた以上、軽率な接触や無用な戦闘は厳に避けるべき状況だった。
だが――視線の先、荒涼とした大地の中央に蠢く巨影を目にした瞬間、ヒッポリュテの背筋に冷たい警鐘が鳴り響いた。
「……あれは、ネメアの獅子の影か?いや、あの禍々しさは単なる魔獣ではないな。慎重に動向を見極めねば」
そこにいたのは、漆黒の毛並みを不気味に波打たせる巨獣――黒獅子であった。
ネメアの獅子に連なる怪異の威容を誇りながらも、その身から立ち上っているのは獣の闘気ではない。どす黒く澱んだ怨念、他者への激しい嫉妬と卑劣な執着が、紫黒色の瘴気となって大気を汚染していた。
(何だ、この異様な気配は……?神話の怪物とも、英霊の影とも違う。まるで、底知れぬ悪意そのものが形を取っているかのようだ)
ヒッポリュテは右腕に巻かれた父アレスの神宝――『戦神の軍帯』に無意識に意識を巡らせ、戦士としての直感を研ぎ澄ます。
自分は風下に身を潜め、岩壁の死角にいる。相手に気取られてはいないはずだ。そう確信し、詳細な情報を持ち帰るべく観察を続けようとした――その時だった。
ズズズ……ッ。
黒獅子の巨体が、唐突に不自然な痙攣を見せた。
巨大な紅い瞳がぎょろりと虚空を彷徨い、やがて遠く離れた岩陰――ヒッポリュテが身を潜める方角へと、吸い寄せられるように向けられた。
(まさか……気づかれたのか!?)
ヒッポリュテは息を呑み、即座に腰の戦斧の柄に指をかけた。
だが、黒獅子は襲いかかってくる気配を見せない。ただその場に立ち尽くし、巨大な顎をガクガクと震わせている。
黒獅子の深層――その肉体の奥底で眠っていた、卑屈にして傲慢な怨念の塊が、遠く佇むヒッポリュテの凛々しき姿を捉えていた。
引き締まった健康的な褐色の肌。豊かな双丘を包む古代ギリシャ風の軽装。そして何より、戦士としての誇りと誠実さを宿した琥珀色の瞳。
その神々しいまでの武人の佇まいを視認した瞬間、黒獅子の内に宿る『魂』が、猛烈な劣等感と狂おしい加虐心によって爆発的に覚醒した。
(オオオォォ……!ヒッポリュテ……ッ!ヒッポリュテではないか……っ!)
それは獣の咆哮ではなく、かつてギリシャの地で大英雄ヘラクレスを恐れ、宮殿の奥で震えていた卑小なる王――エウリュステウスの怨嗟の声であった。
(なぜだ……なぜ貴様のようなアマゾネスの小娘が、英雄として世界に名を刻み、誇らしげに立っているのだ……許せぬ、許せぬぞ……!余が奪い損ねた女戦士が、何食わぬ顔で英霊の座に列するなど、断じて認めん……!)
生前、エウリュステウスはヘラクレスに命じた第九の功業『アマゾネスの女王の帯』を思い起こしていた。
ヘラクレスの手によってヒッポリュテは斃され、帯だけがミュケナイに届けられた。
だが、エウリュステウスが今、英霊としているアマゾネスをみたことで真に欲していたのは別だったのだと。
気高き女王そのものを自らの足元に組み敷き、泣き叫ばせ、嬲り尽くすことだったのだと。
黒獅子の胸奥で、ドクンッ、と禍々しい鼓動が跳ね上がった。
この特異点の歪みの中核をなすもの――泥に汚れた聖杯の魔力が、エウリュステウスの執念に呼応して凄まじい輝きを放ち始める。
『グ、オオオォォォ……ッ!ヒッポリュテ……ッ!あの生意気なアマゾネスの女が、なぜ英霊などとして立っているのだ……許せぬ、許せぬぞ!余の前に跪かせ、徹底的に犯し尽くしてやる……!』
黒獅子の喉から絞り出されたのは、怨嗟と欲望に塗れた濁った叫びであった。
だが、その声は物理的な音波として届くよりも早く、時空そのものを歪める魔力の奔流となって渦を巻いた。
(そうだ……聖杯だ!この奇跡の力があれば、過去すらも塗り替えられる!神話そのものを書き換えてやる!あの女がヘラクレスに討たれる歴史など消し去り、余の宮殿へ生け捕りにさせ、余の慰み者として屈服させてやるのだ……!)
ゴオオオッ!
黒獅子の胸元から放たれた黄金と紫黒の閃光が、時空の裂け目を切り拓いた。
黒獅子の巨体そのものは荒野に残されたまま、その内部に宿っていたエウリュステウスの意志と魂だけが、狂気の笑い声を上げながら過去の彼方へと跳躍していく。
自らがミュケナイの玉座に座り、ヘラクレスに無理難題を命じていた――神話の時代へと。
「……っ!?な、何が起きたのだ……!?」
岩陰から見守っていたヒッポリュテは、突如として荒野に吹き荒れた魔力の暴風に身を固くした。
黄金の光柱が天を突き、空間が歪曲したかと思うと、黒獅子は何事もなかったかのように再び静止し、ただ虚空を睨んで佇んでいる。
黒獅子の視線は、もはやヒッポリュテのいる岩陰には向けられていなかった。
威嚇するでもなく、咆哮を上げるでもない。ただの強大な魔獣として、特異点の荒野に鎮座している。
(……こちらに気づいて攻撃してきたわけではないのか?だが、今の光は……聖杯の魔力反応に酷似していた。一体、奴は何をしたというのだ……?)
ヒッポリュテは胸に手を当てた。
黒獅子に気づかれてはいない。そのはずなのに、なぜか心臓が激しく波打ち、理由の知れない悪寒が全身を駆け巡っていた。
まるで、自分の足元にある運命そのものが、目に見えない巨大な力によって根底から崩れ去っていくような――底知れぬ胸騒ぎ。
「……父アレスよ、月女神よ。この不吉な予感は、一体……」
戦士の勘が告げる警告を振り払うように、ヒッポリュテは首を振った。
今はこれ以上の深追いは危険だ。カルデアのマスターの到着を待ち、状況を報告せねばならない。
そう判断した彼女は、愛馬カリオンを促し、静かにその場を後にした。
自らの過去が、誇りが、そして存在の根幹が――すでに卑小なる王の手によって、淫らな破滅へと書き換えられ始めていることなど、知る由もなく。
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
「ハッ……!は、ハハハッ……!」
眩い黄金の閃光が網膜の奥から引いていくとともに、エウリュステウスは息を呑んで己の両手を見つめた。
青白く、贅沢な指輪が幾重にも嵌められた指先。身に纏っているのは、金糸と貝紫で豪奢に染め抜かれたミュケナイ王のチュニックと豪奢なトーガだ。
見慣れた大理石の列柱。漂う香油の匂い。
そこは紛れもなく、かつて自分が君臨していたギリシャの地――ミュケナイ宮殿の玉座の間であった。
「戻った……!余は本当に、自らの生前へと戻ってきたのだぞ……!」
聖杯の魔力による時空跳躍は成功した。
玉座に深く腰を沈めながら、エウリュステウスの胸中で渦巻いていた劣等感と暗い執着が、狂おしい歓喜の炎となって燃え上がる。
生前、自分は常に恐怖に震えていた。怪力無双の大英雄ヘラクレス――神々に愛され、人々に讃えられるあの怪物を前に、自分は王でありながらただ怯え、宮殿の奥で青銅の甕に隠れて震えることしかできなかったのだ。
ヘラクレスが手柄を立てて帰還するたび、民衆の歓声を聞くたび、己の卑小さを突きつけられるようで腸が煮え返っていた。
だからこそ、死地に追いやるつもりで次々と無理難題の功業を課したのだ。
そして今、命じているのが第九の功業――『アマゾネスの女王の帯の略奪』。
玉座の脇に控えていた近侍が、突如として奇声を上げた王に怯え、恐る恐る頭を垂れた。
「お、王よ……いかがなされましたか?ヘラクレス殿への伝令ならば、今まさにアマゾネスの国へ向けて――」
「待て!伝令を直ちに呼び戻せ!」
エウリュステウスは玉座を蹴立てて立ち上がり、歪んだ笑みを浮かべて叫んだ。
本来の歴史ならば、ヘラクレスの手によってヒッポリュテは殺害され、帯だけがこのミュケナイへと届けられるはずだった。
だが、それでは生温い。あの未来の荒野で見た、英霊として気高く毅然と立つアマゾネスの女王――あの女戦士の眩しさが、エウリュステウスの胸底にある卑屈な加虐心を激しく刺激していた。
殺して英雄として名を残させるなど言語道断。
あの誇り高き戦神の娘を生きたまま手元に置き、己の足元で無様に鳴かせ、牝として嬲り尽くすことこそが至上の愉悦ではないか。
それに、あの忌々しいヘラクレスに命じて、気高き女王を生け捕りにさせて献上させる――それ自体が、ヘラクレスへの最高の嫌がらせであり、己の権力を誇示する絶頂の瞬間となるはずだ。
「ヘラクレスに新たな命を下せ!帯だけでは足りぬ!その持ち主たる生意気な女王ヒッポリュテを生け捕りにし、余の前に引き立ててこい、とな!」
「は、生け捕り、でございますか……?神の血を引く猛きアマゾネスの女王を……?」
「そうだ!傷一つつけずに余の前へ差し出せと伝えよ!逆らう者は部族ごと皆殺しにして構わぬが、女王の命だけは奪うなとな!行け、すぐに走れ!」
近侍が血相を変えて走り去る背中を見送りながら、エウリュステウスは舌なめずりをした。
あの神々しいまでに凛々しい女戦士の肌、引き締まった手足、豊かな乳房。
それらすべてを鎖で繋ぎ、己の欲望のままに組み敷くことができるのだ。
下腹部がどす黒い興奮でじわりと熱くなるのを覚えながら、エウリュステウスは玉座の上で獲物の到来を待ちわびた。
――カァンッ!と甲高い金属音が、黒煙渦巻くテミスキュラの平原に轟き渡った。
「くっ……おおおおっ!」
アマゾネスの女王ヒッポリュテは、気迫の咆哮とともに愛用の両刃戦斧を薙ぎ払った。
腕に巻かれた父アレスの神宝『戦神の軍帯』が真紅の神気を吹き荒れさせ、超常の膂力をその一撃へと上乗せする。空気が裂け、衝撃波が大地を深く抉り取った。
だが――その神速の斬撃は、目の前に立ちふさがる巨峰のような男によって、いとも容易く受け止められていた。
ネメアの獅子の毛皮を纏い、筋骨隆々の巨躯を誇る大英雄――ヘラクレス。
彼は手にした巨大な棍棒を盾のように構え、ヒッポリュテの全力の刃を真正面から受け止めて微動だにしていなかった。
「なぜだ、ヘラクレス……!」
ヒッポリュテは歯を食いしばり、鍔迫り合いの姿勢のまま琥珀色の瞳を怒りに燃え上がらせた。
額から流れる汗が頬を伝い、荒い息が引き締まった胸元を激しく波打たせる。
本来、この戦いは起こるはずがなかったのだ。
部族の港へ寄港したヘラクレスと対面した際、ヒッポリュテは彼の英雄としての器量と真っ直ぐな武威を認め、エウリュステウスの功業のために戦神の帯を快く譲渡する約束を交わしていた。
だが、その盟約をあざ笑うかのように、突如としてアマゾネスの戦士たちへ「異邦の男が女王を拉致しようとしている」という凶報が広まったのだ。正体不明の扇動――女神ヘラの謀略によって、部族とヘラクレス一行の間で取り返しのつかない流血の戦端が開かれてしまった。
「我らは互いに敬意を払い、盟約を結んだはずではないか!なぜ言葉を違え、我が愛する同胞たちを傷つけるのだ!」
「…………」
ヘラクレスは沈痛な面持ちで口を閉ざしていた。
神の血を引く猛将の瞳には、欺瞞への怒りとともに、ミュケナイの王から下された理不尽な命令に対する苦渋が滲んでいた。
ヘラクレスの棍棒から凄まじい神話の闘気が爆発し、ヒッポリュテの戦斧が力任せに押し返される。
「くっ……!?」
ズザザッと砂煙を上げて後退するヒッポリュテ。
だが彼女は女王だった。アマゾネスの部族を守り、父アレスの誇りを継ぐ者として、退くことなど断じてできない。
周囲を見渡せば、ヘラクレスの圧倒的な怪力の前に多くの同胞たちが打ち倒され、大地に伏している。幸いにもヘラクレス自身は不殺を貫いているようだが、このままでは部族が蹂躙されてしまう。
「アレスの神名にかけて……我が部族の誇りは、断じて踏みにじらせはしない!」
ヒッポリュテは足元の大地を踏み砕き、弾丸のように突進した。
軍帯の魔力を極限まで解放し、紅蓮の光条となってヘラクレスの懐へと飛び込む。
上段からの唐竹割り、即座に返しての胴薙ぎ、そして喉笛を狙う神速の刺突――戦士として磨き抜かれた三連撃。
しかし、ヘラクレスの反応速度は神の領域にあった。
初撃を獅子の毛皮で弾き、二撃目を棍棒の柄で受け流すと、三撃目の斧の柄を、その太い豪腕でがっしりと鷲掴みにしたのだ。
「なっ……柄を素手で……!?」
「――すまぬ、女王よ」
ヘラクレスの低い呟きが耳に届いた瞬間、万力を思わせる握力で戦斧がねじり上げられ、ヒッポリュテの手から強引に引き剥がされた。
武器を奪われ、体勢を崩したヒッポリュテ。
それでも彼女は怯まず、素手でヘラクレスの顎へ拳を叩き込もうと踏み込んだ。
だが、その気高き抵抗すらも、大英雄の圧倒的な武威の前には及ばない。
ドッ……!
ヘラクレスの分厚い手刀が、神速の軌道を描いてヒッポリュテの無防備な首筋へと正確に打ち込まれた。
「が、あ……っ!?」
呼吸が一瞬で止まり、強烈な衝撃が脳髄を揺るがす。
視界が真っ白に明滅し、手足から急速に力が抜けていく。
崩れ落ちる身体をヘラクレスの剛腕が受け止める感触を遠くに感じながら、ヒッポリュテの意識は底知れぬ暗闇へと沈んでいった――。
――冷たい。
頬に触れているのは、愛するアマゾネスの土でも、戦場の砂塵でもなかった。
硬く、滑らかに磨き抜かれた、どこか生温い香油の匂いが染み付いた石の感触。
ジャラッ……。
身動ぎしようとした瞬間、耳元で重い金属の擦れ合う音が響いた。
手足に走る違和感。
両手首は背後に回され、冷たく太い青銅の枷で締め上げられている。両足首も同様に拘束され、床に打ち込まれた太い鉄環に短い鎖で繋がれていた。床に膝をつき、背中を反らせるような無様な体勢で完全に固定されている。
ギシッ、と拘束具が軋む。
(……う、ん……?ここは……?)
重い瞼を必死に持ち上げると、ぼやけた視界に飛び込んできたのは、黄金と紫のタペストリーで飾られた巨大な列柱と、天井に描かれた豪奢な神話画であった。
見知らぬ場所。部族の神殿でもなければ、戦場でもない。
そして何より――。
(身体が……動かない……!?青銅の枷……鎖だと……!?)
ヒッポリュテの心臓が早鐘を打ち始めた。
途切れ途切れの記憶が蘇る。部族の平原での戦い、ヘラクレスとの死闘、そして首筋に受けた強烈な一撃。
(私は……ヘラクレスに敗れたのだ。……ならば、なぜだ?なぜ私は生きている……!?)
戦士にとって、敗北の結末は死であるはずだった。
名誉ある戦死を遂げ、父アレスの御許へと旅立ったはずではなかったのか。
それなのに、なぜ自分は傷一つなく手当てされ、このような無様な格好で縛り上げられているのか。
右腕を見れば、父から授かった神宝『戦神の軍帯』は外されず、巻かれたままだ。
だが、手足の自由を物理的に完全に奪われ、床に縫い付けられている。
同胞たちはどうなったのか。部族の皆は無事なのか。
女王でありながら同胞を守れず、敵の虜囚となって恥を晒している己の無力さに、胸を掻きむしられるような焦燥と罪悪感が込み上げてくる。
その時――静まり返った広間の上方から、ねっとりと湿り気を帯びた哄笑が降ってきた。
「ククク……目覚めたか、誇り高きアマゾネスの女王よ」
ヒッポリュテは弾かれたように顔を上げた。
大理石の階段の上――燦然と輝く黄金の玉座に腰掛け、傲慢に足を組んでいる男がいた。
青白い肌に、陰気で猜疑心に満ちた目つき。
豪奢な装飾品と金糸のトーガで着飾ったその男の顔を、ヒッポリュテは戦士としての知識から瞬時に識別した。
「貴様は……ミュケナイの王、エウリュステウスか……!?」
ドクン、と心拍が跳ね上がった。
なぜ自分がミュケナイの宮殿にいるのか。なぜヘラクレスは帯を持ち帰るだけでなく、自分を生きたままこの男のもとへ差し出したのか。
名誉ある戦死すら許されず、敵国の王の前に鎖で繋がれているという事実に、激しい屈辱と困惑が全身の血を沸騰させる。
「無礼者!アレスの娘たる私をこのような枷で縛り、何の真似だ!ヘラクレスに帯を献上させたければ、腕から剥ぎ取ればよかろう!なぜ私を生かした!我が同胞たちをどうしたのだ!」
「クハハハ!案ずるな、アマゾネスの小娘どもなど殺しはせんよ。ただ、貴様という女王を失って泣き喚いているだけだ」
エウリュステウスは玉座から立ち上がり、一段一段、大理石の階段をゆっくりと降りてきた。
その足取りは、長年ヘラクレスの影に怯えていた男とは思えぬほど、傲慢な優越感に満ち満ちていた。
階段を降りるエウリュステウスの瞳は、跪くヒッポリュテの姿を捉えて爛々と輝いている。
(おお……見ろ、この姿を!あの大英雄ヘラクレスですら余の命に従い、あの神話の女戦士を無傷で生け捕りにして差し出したのだ!今や、この気高き女王の命も、その誇り高き身体も、すべて余の意のままなのだ!)
エウリュステウスの胸は、かつて味わったことのない全能感と歪んだ征服欲で満たされていた。
階段を降りきったエウリュステウスは、床に縫い止められたヒッポリュテの目前へと歩み寄り、ねっとりとした視線で彼女の全身を上から下へと値踏みするように舐め回した。
手足の自由を奪われながらも、精悍で凛々しい顔立ち。
琥珀色の瞳は激しい憤怒の炎を宿し、暗い赤毛が額に汗ばんで張り付いている。
両肩を大きく露出させた古代ギリシャ風の軽装からは、引き締まった健康的な褐色の肌が惜しげもなく覗いている。
怒りと屈辱で激しく上下する豊かな双丘は、薄い布地を押し上げて今にもこぼれ落ちそうだ。
膝をつかされ背中を反らせた姿勢のせいで、短い腰布の隙間からは引き締まった太ももと腰のくびれが無防備に晒されていた。
(たまらん……!なんと引き締まり、なんと瑞々しい肉体だ。これほど極上の女が、余の前で無力に縛られているのだぞ……!)
エウリュステウスの視線が、太ももから胸元、そして唇へと這うように動く。
その汚らわしい欲望を剥き出しにした眼差しに、ヒッポリュテの背筋へ猛烈な悪寒と生理的嫌悪が走った。
(な、何だ、この男の目は……!?)
戦場で刃を交える武人の視線ではない。
敵を憎む者の目ですらない。
まるで、市場に並べられた奴隷や、これから解体される家畜を品定めするような――ねちっこく卑猥な欲望の視線。
ヒッポリュテは誇り高き戦士として男と交わったことなど一度もなく、己の肉体をこのような下劣な目で見つめられた経験など皆無だった。肌を直接撫で回されているかのような気味の悪さに、全身の産毛が逆立つ。
「貴様……その汚らわしい目を向けるな、卑劣漢が……ッ!武人を侮辱する気か!私を殺せ!アマゾネスの女王の名にかけて、貴様などに屈するものか!」
「殺す?ククッ、誰が殺すものか。これほどの極上の獲物を、ただ殺して捨てる愚か者がどこにおる」
エウリュステウスは嘲笑いながら、細く青白い指を伸ばし、ヒッポリュテの尖った顎先を乱暴に掴み上げた。
「くっ……触るな!汚らわしい手で触れるな……っ!」
ヒッポリュテは激しく顔を背けようと首を振るが、エウリュステウスは愉悦に顔を歪め、さらに爪を立てるようにして顎を締め付ける。
その間近に迫った男の息の生温かさに、吐き気が込み上げる。
「威勢がいいのは今のうちだけだぞ、女王様。余に逆らい、無敵を気取っていた貴様が、どれほど無力で哀れなメスであるか……骨の髄まで思い知らせてやる」
「な、何を……戯言を……!」
「帯など所詮は口実よ。余が真に欲していたのは、貴様自身だ」
エウリュステウスは唇を歪め、残酷な宣告を下した。
「貴様は今日から、余の慰み者となるのだ!」
――慰み者。
その言葉の意味を理解した瞬間、ヒッポリュテの全身から血の気が引いた。
ドクンッ、と心臓が凍りつくような衝撃が胸を貫く。
処刑でも、身代金目当ての人質でもない。
目の前の卑小な男の性欲を満たすためだけの、玩具――肉の奴隷。
戦士としての名誉も、アレスの娘としての尊厳も、すべてを踏みにじられ、汚されるのだという冷酷な現実。
死の恐怖など一度も感じたことのなかった武人の魂に、初めて「女としての底知れぬ恐怖」が突き刺さった。
(や、やめろ……そんなこと、許されるはずがない……!私が……この私が、こんな下劣な男の慰み者などに……っ!?)
舌を噛み切って自害しようと歯に力を込めた瞬間――。
「衛兵ども!この女を地下の奥深く、余の私室へ連れて行け!」
エウリュステウスが鋭く命じ、鎖を足蹴にした。
ジャラッ!と激しい金属音が響き、控えていた屈強な衛兵たちが両脇からヒッポリュテの引き締まった腕を乱暴に掴み上げた。
立ち上がらされ、無理やり引きずられる。
「放せ……放せ!エウリュステウス、貴様許さんぞ……!この私を辱めようというのなら、神罰が下るぞ!月女神と父アレスに誓って、貴様を絶対に許しはしない……っ!」
必死に床を蹴り、身体を捻って抗おうとするヒッポリュテ。
だが、青銅の枷で拘束された腕力では男たちの膂力に抗いきれず、ズルズルと冷たい床を引きずられていく。
見下ろすエウリュステウスは、必死にもがくヒッポリュテの無様な姿を眺め、満面に下卑た悦楽を浮かべて哄笑した。
「フハハハ!いくらでも喚くがいい、誇り高きアマゾネス女王ヒッポリュテ!今宵からたっぷりと、余の男根で貴様の誇りを叩き折ってやるからな……!余の足元で無様に腰を振り、快楽に鳴き叫ぶ牝豚にしてやるぞ!」
宮殿の薄暗い地下へと続く石階段。
一歩降りるごとに、冷たい闇がヒッポリュテの視界を侵食していく。
青銅の鎖が重く響くたび、戦士の誇りが削り取られていくような絶望が胸を締め付ける。
地下の豪奢な寝台で待ち受ける、未だ見ぬ男の欲望――。
処女の純潔を奪われ、メスとしての快楽の深淵へと叩き落とされる過酷な調教の幕が、今まさに上がろうとしていた。
ーーーーー
ーーー
冷たい石造りの螺旋階段を下りきった先にあったのは、ミュケナイ宮殿の最深部に隠された地下の私室であった。
重厚な青銅の扉が鈍い音を立てて閉ざされる。室内には豪奢な紫の絹織物と絨毯が敷き詰められ、金色の燭台に灯された炎が妖しく揺らめいていた。部屋の中央に鎮座するのは、太い木組みと豪奢な天蓋で飾られた巨大な寝台。
漂う濃密な香油の甘ったるい匂いが、ヒッポリュテの鼻腔を突いた。
「この女を寝台へ括り付けよ。手足の自由を完全に奪え」
「はっ!」
エウリュステウスの冷酷な命令を受け、屈強な衛兵たちがヒッポリュテを天蓋付きの寝台へと乱暴に押し倒した。
分厚い毛皮と絹の敷布団に背中が沈み込む。
もがこうと脚を跳ね上げた瞬間、四方から伸ばされた男たちの太い腕が、彼女の四肢を押さえつけた。
ジャラッ、ジャララッ!
寝台の四隅の太い柱に備え付けられた青銅の鎖が、ヒッポリュテの手首と足首に巻き付けられる。
両腕は頭上へと大きく引き伸ばされて左右の柱に繋がれ、引き締まった両脚もまた、左右に無理やり大きく開かれた状態で寝台の柱へ固く縫い止められた。
仰向けに寝かされ、四肢を大の字に晒す無防備極まりない姿勢。
父アレスの神宝『戦神の軍帯』を右腕に巻いたまま、戦士としてのすべての自由を奪われ、文字通りまな板の上の獲物として固定されてしまったのだ。
「放せ……!我が四肢を解け!このような卑劣な真似をして、恥ずかしくはないのか……っ!」
(くそっ…!このような姿で敵の前に晒されるなど、アマゾネスの女王として、これほどの屈辱があるか…!)
ギシッ、と拘束具が軋む。ヒッポリュテは全身の筋肉を硬直させ、鎖を引きちぎらんばかりに身をよじった。
だが、青銅の枷は鍛え抜かれた女戦士の膂力をもってしてもビクともしない。
エウリュステウスは満足げに頷くと、衛兵たちを手で払った。
「下がれ。これより先は、余とこの女王だけの時間だ」
「御意」
衛兵たちが足音を忍ばせて退室し、重い鉄扉が内側から施錠された。
静寂が地下室を満たす。
残されたのは、天蓋付きの寝台に無力に縛り付けられたアマゾネスの女王と、歪んだ笑みを浮かべて歩み寄るミュケナイの王だけであった。
(くっ……アレスよ、月女神よ……私に、この拘束を打ち砕く力を……!)
ヒッポリュテは奥歯をギリッと噛み締めた。
心臓が早鐘を打ち、全身から冷や汗が吹き出す。
どれほど過酷な戦場にあっても、彼女の心が恐怖に屈したことはなかった。命を落とすことなど戦士の本懐であり、誇り高き戦死こそが彼女の選ぶ道だった。
だが、今目の前に迫っているのは、死ではない。
敵国の王による、純潔の蹂躙。戦士としての尊厳を根底から汚し、女としての屈辱を刻みつけるための儀式。
自害すら許されぬこの状況に、ヒッポリュテの胸は張り裂けんばかりの憤怒と、それ以上に底知れぬ悪寒で凍りついていた。
「ククッ……素晴らしい眺めだな、ヒッポリュテ」
エウリュステウスは寝台の縁に腰を掛け、ねっとりとした視線でヒッポリュテの全身を舐め回した。
青白い顔に浮かぶのは、長年抱き続けた劣等感を晴らす狂気的な愉悦だ。
(見ろ……かつてギリシャのあらゆる男たちが畏怖したアマゾネスの頂点、神の血を引く気高き女王が、今や余のベッドの上で両手両脚を広げ、無力に転がっているのだ!ヘラクレスですら余の命に従い、この女を余の元へと献上した。余こそが、この世界で最も偉大なる覇者なのだ……!)
エウリュステウスは指先を伸ばし、ヒッポリュテの古代ギリシャ風の軽装に触れた。
乱暴に引き裂くようなことはしない。そんなことをしては、この女が味わうべき恥辱が薄れてしまう。
サラリ……と布擦れの音を立て、胸元を留めていた革紐の結び目を、わざと時間をかけて指先で解いていく。
「無礼者!気安く触れるな!アレスの神罰が下るぞ……っ!」
「神罰だと?神の娘がこの体たらくで何を言うか。ほら見ろ、口では拒みながら、乳首はこんなにも固く尖っているではないか」
シュルッ……
前布が左右へと押し広げられ、ヒッポリュテの豊かな双丘が、地下室の薄暗い空気の中へと完全に露わにされた。
鍛え抜かれた引き締まった体躯に不釣り合いなほど豊満な、柔らかな膨らみ。
健康的な肌の上に、淡いピンク色の乳輪と、冷気と緊張によってキュッと引き締まった先端が曝け出される。
「///……っ!?」
恥辱に顔を朱に染めるヒッポリュテの胸へ、エウリュステウスの両手が容赦なく伸ばされた。
グニッ、グニュ…
と柔らかな肉が掌の中で乱暴に押し潰される。
「あぐっ……やめ、ろ……っ!」
モニュッ、グニュニュ……
豊満な胸を両手で激しく揉みしだき、指の隙間から肉を溢れさせる。
さらにエウリュステウスは、親指と人差し指で尖った乳首を摘み上げると、爪を立てるようにして執拗につねり転がした。
「くっ……あぁっ……!んんっ……!」
ビリッとした痛熱い刺激が胸元から全身へと走り、ヒッポリュテは思わず息を呑んだ。
未通女の身体は、誰の手にも触れられたことのない純潔そのものだ。
男の欲望に満ちた掌で蹂躙されるだけで、意に反して肌が粟立ち、背筋に強烈な違和感が駆け抜ける。
しかし、ヒッポリュテは決して媚びるような声を漏らさなかった。
唇を血が滲むほど強く噛み、琥珀色の瞳を激しい怒りで燃え上がらせて、頭上から見下ろすエウリュステウスを射殺さんばかりに睨みつける。
「ほう……まだそんな目をしていられるか。ならば、下はどうなっているかな」
エウリュステウスは下卑た笑みを深め、ヒッポリュテの短い腰布へと手を伸ばした。
結び目を解き、薄い布を太ももの付け根まで捲り上げる。
両脚を大きく開かされた姿勢のまま、女戦士の最も秘められた場所――未だ男を知らぬ清らかな秘裂が、蝋燭の灯火の下に無防備に晒された。
すっきりと整えられた薄い茂みの奥、固く閉じられた可憐な花びら。
「や、やめろ……見るな!汚らわしい目を向けるな……っ!」
その瞬間、ヒッポリュテの口から漏れ出たのは、怒号ではなく、どこか儚く震える拒絶の呟きであった。
戦士としての誇りは胸にありながらも、処女の尊厳を白日の下に晒される恥辱に、彼女の魂が微かに悲鳴を上げたのだ。
だが、その儚げな弱々しさは、エウリュステウスの加虐心に油を注ぐだけの結果となった。
「ククッ、見るなと言われて見ずにいられるか。……おや、これはどうしたことだ?」
エウリュステウスの細い指が、そっと秘唇の合わせ目へと触れた。
ヌチャ……。
かすかな水音が静かな寝室に響く。
恐怖と緊張、そして胸を執拗に攻め立てられた未通女の身体が生理的な防衛反応として滲ませた、わずかな愛液。
「口では戦士などと強がりながら、割れ目はもうこんなにも余を待ち焦がれて濡れているではないか」
「違……う……っ!それは、貴様への屈服などでは……断じてない……っ!」
(くそっ…!戦士の身体が、勝手にこのような反応を…!)
ヒッポリュテは首を激しく横に振り、否定した。
生理的な潤いを都合よく解釈される屈辱に、胸が張り裂けそうだ。
エウリュステウスは嘲笑いながら、濡れた秘裂へ指先をゆっくりと滑り込ませた。
ぬち、と狭い入り口を押し広げ、浅く指を抜き差しして愛液を内壁全体へと塗り広げる。
グチュ、じゅぷっ、ニュチュ…
「く……んっ……あ、ぁ……っ!」
異物が膣口を擦る感触に、ヒッポリュテは背筋を震わせた。
奥歯をギリギリと噛み締め、決して甘い喘ぎに変えまいと必死に息を殺す。
そんな彼女の抵抗をあざ笑うように、エウリュステウスは自らのトーガを脱ぎ捨てた。
下腹部から露わになったのは、どす黒く充血し、太く反り返った凶悪な形状の男根であった。
約十七センチに及ぶ太い肉棒は、ヒッポリュテを犯し尽くす欲望に滾り、血管を浮き上がらせて脈打っている。
「ヒッポリュテ。今宵、お前は余の真の所有物となるのだ」
エウリュステウスは寝台の上に膝をつき、大きく開かれたヒッポリュテの両太ももの間に割り込んだ。
仰向けに拘束されたヒッポリュテの腰を引き寄せ、熱く濡れた秘所の中央へ、反り返った亀頭の先端を押し当てる。
ドクンッ……!
男の灼熱の肉が秘唇を押し分ける感触に、ヒッポリュテの心臓が凍りついた。
(っ……!こ、これが男の……こんなものが、私の身体の中に入るというのか…!?)
ついに、この瞬間が来てしまった。
父アレスに捧げ、生涯誇りとともに保ち続けてきた純潔が、今まさに目の前の卑小なる王によって奪われようとしている。
(アレスよ……!我が父よ……どうか、我が魂に不屈の加護を……!)
ヒッポリュテが心の中で神の名を叫んだ――その刹那。
グチッ……!
「が、あぁぁぁぁっ……!?」
エウリュステウスが腰をぐっと突き出し、反り返った凶悪な先端が一気に狭い肉の隙間へとめり込んだ。
処女膜を強引に引き裂く、激しい破瓜の音が室内に響き渡る。
ビクッ!とヒッポリュテの身体が跳ね上がり、拘束された手足の鎖が狂ったようにジャラジャラと鳴り響いた。
「ぐ、く……ぅ……っ、あ……ぁ……っぅ〜!!」
灼熱の鉄杭を打ち込まれたかのような、激痛。
下腹部が真二つに引き裂かれるような激しい痛みが、ヒッポリュテの全身を貫いた。
未だ男を受け入れたことのない狭窄極まりない処女の膣肉が、太い男根に無理やり押し広げられ、悲鳴を上げるように締め付ける。
純白のシーツの上に、純潔の証である鮮血が、ポタポタと滲み落ちていく。
(痛い……っ!裂ける………っ!)
激痛に目の前が真っ白になり、琥珀色の瞳の端から、生理的な涙が零れ落ちた。
あまりの苦痛に呼吸が止まり、胸元が激しく波打つ。
エウリュステウスは狭い肉壁の締め付けに歓喜の呻き声を漏らしながら、さらに腰を沈め、太い根元までを一気に突き刺した。
ズチュウゥッ……!
未通女の最奥――子宮口に、男根の先がゴツリと突き当たった。
「ハァ……ハァッ……!なんという狭さだ……!素晴らしいぞヒッポリュテ!処女の肉が、余の男根を締め上げて千切りそうだ!」
「くっ……あぁっ……!肉体を裂かれようと……私の誇りまで奪えると思うな……!この屈辱、決して忘れはしないぞ……エウリュステウスッ!」
ヒッポリュテは痛みに呻きながらも、決して命乞いも哀願もしなかった。
零れ落ちる涙を拭うことすらできぬまま、ギリッと奥歯を噛み締め、血を吐くような気迫で言葉を絞り出す。
その瞳に宿る光は、激痛に晒されながらも微塵も揺らいでいなかった。
アマゾネスの女王としての魂は、男の暴力に決して屈しない。その絶対の意志が、エウリュステウスの瞳を真っ向から射抜いていた。
「……ククッ、まだそんな生意気な目で余を見るか!良いぞ、ならばその誇りごと、徹底的に犯し潰してやる!」
エウリュステウスは苛立ちと狂気の征服欲を爆発させ、両手でヒッポリュテの引き締まった太ももを左右から鷲掴みにした。
仰向けに拘束された彼女の腰をぐっと持ち上げ、寝台の上で激しく腰を引き、そして打ち付け始めた。
パンッ!パンッ!パンッ!
肉と肉が激突する生々しい音が、地下の私室に鳴り響く。
引き裂かれた処女膜の傷を抉るように、太い肉棒が狭い膣内を往復する。
「ぐっ……う、あぁっ……!く……っ!」
突き込まれるたびに、激痛と衝撃がヒッポリュテの脳髄を揺さぶった。
ドスッ、ドスッと奥深くの子宮口を執拗に小突かれるたび、内臓を直接叩かれているかのような鈍い痛撃が下腹部を襲う。
寝台の柱に繋がれた鎖が、激しいピストンに合わせてガシャガシャと絶え間なく軋みを上げる。
豊満な双丘は激しく波打ち、額からは苦悶の汗が滝のように流れ落ちていた。
(屈するな……屈するな、ヒッポリュテ!この男に……この下劣な王に、魂まで渡してなるものか……!)
身体は激痛と、未経験の激しい摩擦による異様な熱気に苛まれていた。
だが、ヒッポリュテは必死に戦士の誇りを胸に抱き続けた。
弱々しく漏れ出る吐息は儚く震えながらも、決して快楽を乞うような鳴き声には変えない。
エウリュステウスが嘲笑を浮かべて顔を近づけてきても、彼女は睨み据える眼差しを一度たりとも逸らさなかった。
「どうだ、アマゾネスの女王!余の男根に貫かれ、犯される気分は!貴様の誇り高き身体は、今や余の欲望を満たすだけの肉の器だ!」
「貴様などに……この魂まで屈するものか!肉体を奪えても、私の誇りまで奪えると思うなっ…!貴様は絶対に許さない……ッ!」
ヒッポリュテは痛みを押し殺し、凛とした気迫を込めて叫んだ。
その毅然とした態度に、エウリュステウスの征服欲はさらに歪んだ形で沸騰する。
肉体をどれほど激しく蹂躙しても、この女の魂は少しも跪かない。
その不屈の美しさが、エウリュステウスの加虐心を狂おしいまでに煽り立てていた。
「クハハハッ!泣き喚くまで突いてやる!余の種をその腹に孕むまで、注ぎ込んでやるぞ!」
エウリュステウスの腰使いが、さらに乱暴に、速度を増していく。
グチュッ、パンッ、パンッ、ドスッ!
結合部から飛び散る愛液と血の混ざり合った飛沫。
狭い膣奥へ執拗に打ち込まれる男根の熱が最高潮に達したその時、エウリュステウスの喉から野獣のような咆哮が漏れた。
「う、おおおおっ……!出、出るぞ……受け止めよ、ヒッポリュテ!」
「……っ!? ……や、やめろ、膣には出すな……っ!!」
エウリュステウスはヒッポリュテの太ももを限界まで押し開き、腰を強く寝台へ押し付けた。
男根の先端を、奥深くの子宮口へと完全に密着させる。
ドククッ……!ビュクッ、ビュルルルッ!
太い肉棒が激しく脈打ち、熱い白濁液が勢いよく噴き出した。
狭い未通女の膣内、子宮口の隙間へと、エウリュステウスの放つ濃厚な精液が大量に注ぎ込まれていく。
「あ……あぁ……っ……!」
(ああぁ…!?私の中に…こんな卑劣な男の種が…!)
下腹部の奥底が、灼熱の泥で満たされていくような異様な感覚。
自分の胎内に、敵国の王の汚らわしい種が無理やり注ぎ込まれているという事実に、ヒッポリュテの全身を絶望と戦慄が駆け巡った。
ビクビクッと膣肉が無意識に収縮し、注ぎ込まれる精液を抱きしめるように締め付けてしまう。
その生理的な反応すらも、ヒッポリュテにとっては耐えがたい屈辱であった。
やがてエウリュステウスは満足げな息を吐きながら、ゆっくりと腰を引いた。
ズチュッ……と音を立てて男根が引き抜かれると、押し広げられたままのヒッポリュテの秘裂から、白濁した精液と鮮血の混ざり合った雫が、太ももを伝ってシーツへとトロリと垂れ落ちた。
「ハァ……ハァ……ククッ、処女を散らされ腹に種を注がれながら、まだそんな目で余を睨むか」
男根を拭いながら見下ろすエウリュステウスの前で、ヒッポリュテは激しい息を繰り返していた。
結い上げた赤髪は汗で乱れ、引き締まった健康的な肌は朱に染まり、全身は疲労と激痛に打ち震えている。
しかし――その琥珀色の瞳の奥に宿る炎は、微塵も消えてはいなかった。
「…………」
ヒッポリュテは荒い呼吸の合間に、唇を固く引き結び、底知れぬ怒りと戦士の矜持を宿した眼光で、冷然とエウリュステウスを睨み据え続けていた。
犯され、汚され、純潔を奪われてもなお、彼女の魂は一歩たりとも退いていなかった。
「良いぞ……実に良い。その生意気な意志ごと、数週間かけてじっくりとへし折ってやる……兵よこやつの体を洗い衣服を整えておけ…」
エウリュステウスは歪んだ笑みを浮かべ、薄暗い地下室の扉へと向かった。
初夜の蹂躙を経てもなお折れぬ気高き女王と、彼女を完全に己のメス奴隷へと仕立て上げようと誓うミュケナイの王。
これから始まる、果てしなき調教と屈辱の日々の幕が、ここに切って落とされたのであった。
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ーーーーーー
ーーー
地下の豪奢な私室に幽閉されてから、すでに数週間という月日が流れていた。
日の光が一切差し込まぬ石造りの牢獄では、昼と夜の境すら定かではない。
壁の燭台に灯る油の燃え盛る匂いと、寝台に染み付いた甘ったるい香油の匂いだけが、淀んだ空気の中に重苦しく立ち込めていた。
ギリッ……と、ヒッポリュテは奥歯を強く噛み締めた。
手足の青銅の枷は一度として外されることはなく、寝台の柱や床の鉄環へと繋がれたままだ。初夜に処女の純潔を強引に引き裂かれて以来、毎日のようにエウリュステウスの醜悪な欲望に晒されてきた。
だが、アマゾネスの女王としての魂は、いまだ微塵も折れてはいなかった。
(屈するものか……。アマゾネスの女王たる私が、あの卑屈な王などに魂を渡すはずがない……!)
どれほど肉体を汚されようと、心まで汚されたわけではない。
神話最強の女戦士としての誇り、愛する同胞たちへの想い、そして弱きを庇う英雄としての矜持が、暗闇の中で彼女の心を支え続けていた。
琥珀色の瞳は、暗い地下室にあっても毅然とした光を放ち、扉が開くその瞬間を待ち構えていた。
ガチャン、と重い鉄の閂(かんぬき)が外される音が響いた。
豪奢な紫のトーガを翻し、ミュケナイの王エウリュステウスが部屋へと足を踏み入れてくる。
その青白い顔には、日を追うごとに苛立ちと歪んだ執着が色濃く刻まれていた。
どれほど無慈悲に肉体を蹂躙し、腹の奥へと種を注ぎ込んでも、この女戦士は決して哀願の声を漏らさない。
その揺るぎなき凛々しさが、エウリュステウスの胸底にある「かつて宮殿の奥で震えていた己の卑小さ」を激しく突きつけ、狂おしい加虐心と支配欲をさらに煽り立てていたのだ。
(なぜだ……なぜこの女は余の前に頭を垂れぬのだ!処女を奪われ、毎夜犯されているというのに、なぜその澄んだ瞳で余を見下すような真似ができる!?壊してやる……その気高い魂ごと、余の足元で無様に這いつくばらせてやる!)
エウリュステウスは寝台の前まで歩み寄ると、嘲笑を浮かべてトーガの腰紐を緩めた。
下腹部から露わになったのは、血管を浮き立たせて反り返った、約十七センチの凶悪な男根であった。
すでに卑猥な欲望で充血し、先端からは先走りの汁が滲み出ている。
「フン……相変わらず、生意気な目をしているな、ヒッポリュテ。……跪け。そして、余の男根をその誇り高き唇でくわえ、舌先で丹念に奉仕してみせよ」
冷酷に下された屈辱的な命令。
床に膝をつかされた状態のヒッポリュテは、目の前に突き出された醜い肉塊を鋭く一瞥し、微塵もためらうことなく吐き捨てた。
「断る!そのような恥ずべき真似ができると思うな!」
いつもの毅然とした、凛々しき武人の声。
戦士としての威厳を一片も損なわぬその拒絶に、エウリュステウスの眉がピクリと跳ね上がった。
だが、王は怒り狂う代わりに、ねっとりとした陰湿な笑みを口元に浮かべた。
「ほう、拒むか。……己の身ひとつで誇りを守れると思っているなら、大間違いだぞ?」
「……何だと?」
ヒッポリュテの胸に、冷たい胸騒ぎが走った。
エウリュステウスはゆっくりと腰を屈め、ヒッポリュテの耳元へ毒を注ぎ込むように囁いた。
「余はミュケナイの王だ。あの大英雄ヘラクレスですら、余の命には逆らえん。……もし貴様が余に従わぬというのなら、ヘラクレスを再びアマゾネスの国へ差し向けよう。今度は生け捕りなどとは言わん。女も子供も、部族のすべてを皆殺しにさせてもよいのだぞ?」
「――ッ!?」
ドクンッ、とヒッポリュテの心臓が激しく跳ね上がった。
全身の血が一瞬で凍りつき、視界がぐらりと揺らぐ。
ヘラクレスの圧倒的な神話の武威。もし彼が本気で殺戮を目的に部族を急襲すれば、愛する同胞たちがどうなるかなど、火を見るより明らかだった。
妹のペンテシレイアも、幼い少女たちも、すべてが大地に屍を晒すことになる。
(同胞たちを……皆殺しだと……!?ペンテシレイアや、あの子たちまで……!?)
エウリュステウスは、ヒッポリュテの顔色が一瞬で青ざめ、瞳に激しい動揺が走ったのを見逃さなかった。
痛めつけても決して折れなかった女戦士が、同胞の名を出されただけでこれほどまでに脆く揺らぐ。
その弱みを完全に握ったという事実が、エウリュステウスの心に暗い万能感をもたらしていた。
(ハハッ!そうだ、それだ!貴様がどれほど無敵を誇ろうと、女王である限り民を捨てられぬ!その高潔さこそがお前の最大の弱点なのだ!)
ギリッ、とヒッポリュテは唇を噛み締めた。
あまりの強さに唇が裂け、鉄の味を帯びた血が口内に広がる。
己がどれほど辱められようと構わない。
殺されるのなら戦士の本望だ。
だが、守るべき民が、女王である己の意地のために命を奪われることなど、絶対に許されるはずがなかった。女王とは、部族の盾となるべき者なのだから。
「卑劣漢め……民を盾にするなど、どこまでも下劣な男だ……!」
「何とでも言え。王とはそういうものだ。さあ、どうする?余の男根をしゃぶるか、それとも故郷が血の海に沈むのを見届けるか!」
エウリュステウスの傲慢な哄笑が耳朶を打つ。
ヒッポリュテは拳を血が滲むほど固く握りしめ、激しい屈辱に全身を震わせながら、絞り出すように告げた。
「……分かった…従おう……。その代わり、同胞たちには絶対に手を出すな!」
「ククッ、最初からそう言えばよいのだ。さあ、始めろ」
エウリュステウスが腰を突き出し、反り返った男根をヒッポリュテの顔前へと押し付けた。
逃げ場はない。
ヒッポリュテは屈辱に奥歯を鳴らしながら、ゆっくりと顎を引き、唇を開いた。
男の特有の生温い熱気と、立ち上る独特の臭気。それらが生理的な嫌悪となって喉元を締め付けるが、同胞たちの笑顔を思い浮かべ、必死に耐える。
(耐えるのだ……ヒッポリュテ。これは我が民を護るための戦いだ。この身一つで同胞の命が救えるのなら……!)
チュ……ッ、と先端に唇が触れた。
反り返った亀頭の張りが、ヒッポリュテの引き締まった唇を押し広げる。
「ジュ……ん、むぅ……っ!」
意を決して口内に迎え入れると、口中が一瞬で男の灼熱に満たされた。
細く青白い指先がヒッポリュテの暗い赤毛を乱暴に掴み、頭をぐいと引き寄せる。太い肉棒が喉の奥へと押し込まれ、呼吸が詰まる。
(オオ……!あのアマゾネスの女王が、余の男根を口に含んでいる!神々の如き武威を誇った女が、今や余の股間に額づき、唾液で余を清めているのだ……!)
エウリュステウスは腰骨を震わせ、下卑た全能感に酔いしれた。かつてヘラクレスの前で震えていた己が、今やその神話の英雄たちを掌の上で転がしているような錯覚に背筋がゾクゾクと震える。
「そうだ、舌を使え。先端の筋を舐め上げ、余を気持ち良くしてみせろ!」
「ん、れ……ろ……っ、ジュポッ……ジュルルッ……!」
(んぐっ、うぅ…この口の中に広がる醜悪な味…この匂い…ッ!)
舌先を這わせ、男根の裏筋や雁首をなぞるたび、下劣な水音が地下室に響き渡った。
戦士の誇りを踏みにじられ、汚らわしい男の肉塊に舌を這わせているという事実に、琥珀色の瞳から悔し涙が零れ落ちる。唇を動かすたびに男が快楽の吐息を漏らすことすら、自らが男の性欲を満たす玩具に成り下がっている現実を突きつけられるようで、激しい吐き気を催すほどの屈辱だった。
(同胞たちのためだ…彼らの命を守るため…この程度のこと…耐えてみせる!)
だが、ヒッポリュテの視線は死んでいなかった。髪を掴まれ、頭を前後に揺らされながらも、彼女は上目遣いにエウリュステウスを烈火のごとき眼光で睨み据え続けていた。
「クハハ!良い面構えだ!余の男根を頬張りながら、なおもそんな目で睨むか!……ほら、余が手ほどき行ってやろう…このようにもっと奥まで咥えるのだ」
エウリュステウスはヒッポリュテの頭を掴み、ぐいと引き寄せた。
反り返った男根が喉の奥まで押し込まれる。
「ん、んぐ…っ!んん〜っ!!」
ヒッポリュテは喉を突かれ、思わずえずきそうになる。
生理的な吐き気と窒息感に襲われるが、王の手が頭を押さえつけているため逃れられない。
「吐き出すな。全部飲め。…それが余に奉仕する者の務めだ」
エウリュステウスは冷酷に言い放ち、腰を動かし始めた。
ヒッポリュテの喉奥を犯すように、何度も何度も男根を突き込む。
「んぐっ!んぅっ!んんっ!!」
(苦しい…!喉が…!この下劣な男のモノで…私の喉が陵辱されている…!)
吐き気を堪えながら、ヒッポリュテは必死に耐えた。
涙を流しながら、口いっぱいに広がる男の味にえずきそうになる。
だが、エウリュステウスは容赦なく喉奥を犯し続ける。
「そうだ…良いぞ…そのまま…」
エウリュステウスは満足げに笑みを浮かべ、さらに深く男根を突き込んだ。
ドククッ…!ビュクッ、ビュルルッ!
熱い奔流が喉奥に直接叩きつけられる。
「んぐっ!? ん、んん〜っ!!」
口内を満たす粘り気のある苦い液体。
喉を焼くような熱さに、ヒッポリュテは反射的に飲み込みそうになるが、寸前で堪えた。
「吐き出すなと言ったはずだ。一滴残らず、余の慈悲を嚥下せよ」
エウリュステウスの手が頭を押さえつけたまま、低く命じた。
ヒッポリュテは眉間に深い皺を刻み、唇を歪める。
(こんな汚らわしいものを…この身に受け入れることになるとは…!)
喉奥に絡みつく精液の嫌悪感に吐き気を催しながらも、必死に我慢する。同胞たちの命がかかっているのだ。
ヒッポリュテは意を決し、喉を鳴らして少しずつ飲み下し始めた。
「ん…んくっ……んっ…」
ドロドロとした液体が食道を通り、胃の腑へと落ちていく。
そのたびに生理的な嫌悪感が込み上げるが、彼女は歯を食いしばり、何とか全てを飲み干した。
「飲み終わったらなら口を開き、余に確認せよ。一滴残らず飲み干したかどうかをな…」
エウリュステウスが腰を引き、唇から男根を離すと、ヒッポリュテは言われるがままに、口を開けて王に見せた。
プハッ、と吐息とともに銀の糸を引く唾液が零れる。
口内に何も残っていないことを確認すると、エウリュステウスは満足げに頷いた。
「……」
ヒッポリュテは無言で顔を背ける。
唇には白い体液の筋がついており、口内には精液独特の青臭い後味が残っている。
「よいだろう…よくぞ飲み干した。褒美をくれてやる」
間髪を入れず、エウリュステウスはヒッポリュテの腕を乱暴に引っ張り上げ、寝台の縁へと立たせた。
「寝台の縁に手をつき、腰を突き出せ」
「くっ……!」
命令の意図を察し、ヒッポリュテの全身が強張る。
だが、同胞を人質に取られている以上、抗う術はなかった。
彼女は寝台の頑丈な木枠に両手を突き、引き締まった背筋を伸ばして、屈辱に耐えながら腰を後ろへと突き出した。
古代の軽装の腰布が、エウリュステウスの青白い手によって乱暴に捲り上げられる。
鍛え抜かれた丸みのある尻肉と、その狭間に隠された濡れそぼる秘裂が、背後から無防備に晒された。
(見ろ、この引き締まった肢体を……!戦場を駆け抜けてきた肉体が、今や余に背後から組み敷かれるのを待っているのだ!)
エウリュステウスの欲望は沸点に達していた。
ヒッポリュテが痛罵を叩きつけようと振り返りかけた――その瞬間。
ズチュウゥッ……!
「が、あぁぁぁっ……!?」
背後から、唾液と先走りで濡れ光る太い男根が、一気に狭い肉奥へとねじり込まれた。
数週間の調教で処女膜こそ破られていたものの、鍛え抜かれた戦士の肉体は依然として狭窄極まりない。内壁が悲鳴を上げるように裂け、灼熱の杭が子宮の入り口まで一気に到達する。
(背後から……!獣のように、顔も見えぬまま犯されるなど……っ!)
ヒッポリュテの胸に、かつてない家畜のような羞恥が押し寄せた。戦士同士の斬り合いであれば真正面から敵を見据えられる。だが、こうして背後から一方的に組み敷かれ、腰を打ち付けられる体勢は、己が完全に尊厳を奪われた牝獣であると宣告されているに等しかった。
「ハァ……ハァッ!後ろから貫かれる気分はどうだ、アマゾネスの女王!」
「ぐ、くぅっ……!貴様など……この身をどれほど汚そうと、我が魂までは屈せぬぞ……っ!」
ヒッポリュテは寝台の木枠を、爪が割れんばかりの力で握りしめた。
パンッ!パンッ!パンッ!
「んぐぅ…あっあっ!!」
エウリュステウスが腰を激しく打ち付けるたび、硬い木組みがギシギシと悲鳴を上げ、寝室に肉と肉の激突音が反響する。
ドスッ、ドスッと背後からの角度で容赦なく子宮口を連打され、内臓が跳ね上がるような衝撃が襲う。
頭が激しく揺れ、三つ編みに結った赤髪が乱れ飛ぶ。
(痛い……っ、だが、負けるものか!民を守るためのこの苦痛を、私は誇りとして受け止めてみせる……!)
ヒッポリュテは痛みを意志の力でねじ伏せようと必死に歯を食いしばる。
一方、エウリュステウスは、どれほど激しく腰を打ち付けても折れぬヒッポリュテの強靭さに、苛立ちと歪んだ興奮をさらに募らせていた。
(クソッ、まだそんな強がりを!だが貴様の肉の穴は、余の形にすっかり馴染んでいるではないか!余の男根を締め付け、噛み付くように脈打っているぞ!)
エウリュステウスはヒッポリュテの引き締まった腰骨を両手で鷲掴みにし、激しいピストンをさらに加速させた。
ギュチュッ、パンッ、ドスッ!
結合部から泡立つ愛液が飛び散り、太ももの内側を汚していく。
そして、激しい衝突が最高潮に達した刹那、エウリュステウスはヒッポリュテの腰を力任せに引き寄せた。
「出、出るぞ……!余の種を、子宮に刻み込めぇっ!」
「く……ぅぅぅっ……!…あっ…んっ!!」
ドピュルルッ!ビュクッ、ビュルルルルッ!
激しい脈動とともに、熱い精液がヒッポリュテの狭い子宮口へと勢いよく叩きつけられた。
下腹部が灼熱の泥で満たされていく不快感に、ヒッポリュテは奥歯をギリギリと噛み締め、決して泣き言を漏らさず耐え抜いた。
(熱い……汚らわしい……!だが、耐えたぞ……同胞たちは守られたのだ……!)
やがてエウリュステウスが息を整えながら引き抜くと、開かれた秘所から白濁した汁がボタボタと床へと垂れ落ちた。
寝台の縁に手をついたまま肩で息をするヒッポリュテは、振り向くことなく、ただ氷のように冷たい敵意を背後の王へと向け続けていた。
――しかし。
同胞を守るために耐え抜いたはずのその日から、ヒッポリュテの心に暗い影が差し始めていた。
(何だ……?この、身体の奥に残る奇妙な熱さは……)
独り残された暗い部屋で、ヒッポリュテは自らの下腹部に手を当てていた。
初夜の激痛とは明らかに違っていた。
毎日のように繰り返される調教によって、鍛え上げられていたはずの彼女の肉体は、確実に男の刺激を記憶させられていたのだ。
胸元がわずかに布擦れを起こすだけで、乳首がきゅんと疼く。
下腹部の奥――子宮のあたりが、男根を押し込まれた記憶をなぞるように、じんわりと痺れるような熱を帯びる。
(まさか……そんなはずはない。私はアマゾネスの女王だ。あの下劣な男の暴力に、私の肉体が反応するなど……断じてあってはならない……!)
激しい自己嫌悪と恐怖が、戦士の心を苛む。
心は烈火のごとく敵を憎んでいる。それなのに、肉体という器が、主人の意志を裏切って変質し始めているという事実。
その矛盾が、ヒッポリュテの誇りを内側からじわじわと蝕んでいた。
ーーー
ーー
そして――さらに数日が過ぎた、ある日のことだった。
ギィ……と扉が開き、現れたエウリュステウスの瞳には、これまでとは異なるねっとりとした光が宿っていた。
力任せに犯すのではなく、この気高き女戦士の肉体を完全に快楽で塗り潰してやろうという、底知れぬ企み。
(力で押してもこの女は折れん。ならば……女としての快楽の毒で、内側から溶かしてやる。快楽に狂い、己の口から許しを乞う姿を見せてみろ……!)
「ヒッポリュテ。今日はじっくりと、お前の身体を可愛がってやろう」
「……戯言を。どのような責め苦であろうと、私の魂は屈せん」
寝台の上に座らされていたヒッポリュテは、普段の毅然とした口調で冷たく返した。
だが、エウリュステウスは怒ることもなく、寝台の上に上がり込むと、ヒッポリュテの身体をゆっくりと押し倒した。
柔らかい布と革でできた古代ギリシャ風の衣装の、胸元を留める革紐だけを丁寧に解いていく。
ハラリ……と前布がはだけ、豊かな双丘が露わになった。
引き締まった褐色の肌の上に浮かぶ、豊満な乳房。その先端にある淡いピンクの乳首は、男の指先が近づいただけで、意に反してキュッと小さく尖り立っていた。
「なっ……!?」
ヒッポリュテは目を見開いた。
触れられてもいないのに、己の乳頭が緊張と期待のように硬直している。その事実を目の当たりにし、羞恥で頬が真っ赤に染まる。
(なぜだ……!?触れられてもいないのに、なぜ私の胸が……尖っているのだ……!?)
「ククッ、見ろ。触れる前から、こんなにも欲しそうに尖っているぞ」
「ち、違う……!これは、冷気に肌が粟立っただけだ……!」
「ほう、ならば温めてやろう」
エウリュステウスの両手が、豊満な双丘を包み込んだ。
グニッ、グチュッ……と、掌の中で柔らかな肉が時間をかけて丁寧に揉みしだかれる。
初夜のような乱暴な揉み方ではない。手のひらの体温を移すように、円を描きながら下から上へとすくい上げ、そして親指と人差し指で尖った先端を優しく挟み込んだ。
クリッ……と指先が乳頭を転がす。
「くっ……あ、ぁ……っ!?」
電撃のような痺れが胸元を駆け抜け、ヒッポリュテの喉から思わず声が漏れた。
ビリビリとした甘い痛みが背筋を駆け上がる。
(熱い……っ!?痛くない……胸を揉まれているだけなのに、なぜこんなにも頭が痺れるのだ……!?)
「や、やめろ……触るな……っ!」
「やめろと言いながら、指に吸い付くように硬くなっているぞ。ほら、ここもだ」
エウリュステウスはさらに腰布をたくし上げた。
両手でヒッポリュテの引き締まった太ももを左右に押し開く。
仰向けの体勢で、女の最も恥ずかしい秘所が完全に開帳された。
そしてエウリュステウスは、自らの顔をその秘裂の間へと埋めたのだ。
(くっ、顔を……そんなところに!?何を――)
「な……貴様、何を――ひゃ、あぁぁぁっ!?」
ジュルッ、レロ……ッ!
温かく湿った舌先が、敏感な割れ目を下から上へと一気に舐め上げた。
チュプチュプと音を立て、固く尖ったクリトリスを唇で吸い込み、舌先で転がす。
「あ……っ、ぐ……っ!?な、何をしている……な、舐めるなっ……やめ、ろぉっ!」
ヒッポリュテは足を閉じようと激しく身もだえした。
だが、エウリュステウスの腕が太ももをがっしりと押さえつけ、逃げ場を与えない。
執拗な舌技によって秘唇を弄られ、中心の突起をチュウチュウと吸い上げられるたびに、頭の芯が真っ白になるような快感が奔流となって押し寄せる。
クチュクチュ……と蜜を啜る卑猥な水音が部屋に響き、ヒッポリュテの秘裂からは、抗うことのできない愛液がとめどなく溢れ出していた。
(嫌だ……っ!こんなところを舐められるなんて……!あぁっ、だめだ、頭がとろけてしまう……!私の身体が……勝手に熱くなって……っ!)
戦士として鍛え抜いた肉体が、快楽という未知の暴力に晒されて痙攣する。
エウリュステウスは、ヒッポリュテの太ももが快感に震え、秘所から甘い蜜が溢れ出てくる感触に舌を躍らせた。
(効いているぞ……!神の血を引く猛き女王が、余の舌先一つで無様に腰を浮かしている!誇り高き戦士の殻が、快楽で溶け崩れていくぞ!)
十分以上に及ぶ執拗な愛撫によって、ヒッポリュテの秘所は完全に濡れそぼり、滴る蜜が太ももを汚していた。
エウリュステウスは顔を上げ、下卑た笑みを浮かべて自らの男根を握った。
「すっかり準備ができたようだな、ヒッポリュテ。……余の男根を、正面から迎え入れよ」
エウリュステウスはヒッポリュテの身体の上へと覆いかぶさった。
胸をはだけさせられたヒッポリュテの豊かな双丘に、エウリュステウスの胸板が密着する。
そして、濡れ光る秘裂の入り口へ、反り返った太い先端が宛がわれた。
「や、やめろ……!そんなもの入れるな……っ!」
ヒッポリュテが叫ぼうとした瞬間――。
ズチュウゥゥッ……!
「あ、ぐ……あぁぁぁぁぁっ……!?」
ゆっくりと、しかし確実に、太い肉棒が狭い膣内へと沈み込んでいった。
初夜の激痛とはまったく違う感触だった。
愛撫によってトロトロに溶かされた内壁が、熱い男根を吸い付くように包み込み、ぬめりを帯びた摩擦が強烈な快感をヒッポリュテの神経へと送り込む。
ズズッ、ズチュッ……と根元まで沈みきり、最奥の子宮口にゴツリと頭が密着した。
「は、あぁ……っ!な、何だこの熱さは……!?やめろ……奥を突くな!私はアマゾネスの女王……貴様などの快楽になど、屈するものか……っ!」
ヒッポリュテは普段の武人口調を崩さず、必死に抵抗の叫びを上げた。
しかし、その声は快感に微かに上擦り、息は熱く乱れていた。
エウリュステウスは彼女の首筋に息を吹きかけ、抱きしめるように密着したまま、深く、じっくりと腰を揺すり始めた。
グチュッ……ズチュッ……。
正面から向き合い、互いの体温を直に感じ合う体勢。
エウリュステウスの太い男根が、ヒッポリュテの子宮の入り口を押し広げるように、丹念に擦り上げていく。
(たまらん……!初夜の締め付けとはまるで違う!余の男根を愛液で濡らし、貪るように内壁全体で吸い付いてくるではないか!)
「ククッ、口調は勇ましいままだが、腹の奥はすっかり余の男根を喜んで締め付けているぞ!」
「ち、違う……!喜んでなど……あ、ぁぁっ!んくぅっ……!」
否定しようとする唇から、甘い喘ぎが零れそうになる。
内奥を擦られるたびに、下腹部がキュンと跳ね上がり、膣肉が無意識に男根をきつく締め上げてしまう。
エウリュステウスはその反応に歓喜し、腰の動きを激しく加速させた。
パンッ!パンッ!パンッ!
密着した腹と腹が激しくぶつかり合い、豊満な乳房がエウリュステウスの胸に押し潰されながら波打つ。
ドスッ、ドスッと子宮口を穿つようなピストンが繰り返されるたび、ヒッポリュテの背骨を激しい痺れが駆け抜けた。
(嘘だ……嘘だ!こんなもの……こんな快楽に、私が……っ!奥を突かれるたびに、頭が真っ白になってしまう……!やめろ、動くな……私の身体よ、この男を受け入れるな……っ!)
心は必死に拒絶の叫びを上げていた。
だが、身体の奥深くで何かが弾け飛んだ。
子宮口を強く突かれた瞬間、下腹部から強烈な熱波が爆発し、ヒッポリュテの全身を灼熱の波が呑み込んだ。
「あ、あぁぁぁぁっ……!や、やだ……何かが、来る……やめろぉっ……!」
「イケッ!余の男根で絶頂に狂え、ヒッポリュテ!」
「く、あぁぁぁぁぁぁぁっ……!!」
ビクビクビクッ!とヒッポリュテの身体が弓なりに跳ね上がった。
足の爪先までがピーンと硬直し、引き締まった腹筋が激しく波打つ。
初めて経験する強烈な絶頂。理性など跡形もなく吹き飛ばすほどの快感の暴風雨に、ヒッポリュテの琥珀色の瞳が大きく見開かれ、涙が溢れ出した。
膣肉が狂ったように収縮し、エウリュステウスの男根を激しく締め上げる。
(ああぁぁっ……!イって……しまった……!?私が、敵の男の上で……っ!)
「ははははっ……初めて絶頂したか…ヒッポリュテよ…」
(とうとう…あのアマゾネスの女王が、余の手で…この余の男根で絶頂したのだ!神々の加護も、戦士の誇りも、この快楽の前には無力だったのだ!)
その猛烈な圧迫に、エウリュステウスも限界を迎えた。
「う、おおおおっ……!受けるがいい、余の種をぉっ!」
「――ッ!?」
エウリュステウスは腰を深々と押し込み、絶頂に痙攣する子宮口へ男根を強く押し当てた。
ドピュルルッ!ドクンッ、ドピュルルルルッ!
「んっあっ…! あぁぁぁぁぁ…っ!?」
ドクドクと脈打つ肉棒から、灼熱の精液が奔流となって噴き出した。
絶頂の余韻に震えるヒッポリュテの最奥へ、容赦なく注ぎ込まれる大量の白濁液。
熱い泥で子宮を満たされていく感覚が、絶頂に狂った神経をさらに痺れさせ、ヒッポリュテは声にならない呻きを漏らしながらビクビクと震え続けた。
ーー
ー
数分後。
寝台の上で激しい息を吐きながら、エウリュステウスがゆっくりと腰を引いた。
ズチュ……ッと音を立てて男根が抜けると、ヒッポリュテの秘裂から、白濁した液体が大量に溢れ出し、シーツを白く汚していった。
「ハァ……ハァ……ククッ、どうだヒッポリュテ。口では強がりながら、余の男根で無様に絶頂した気分は」
見下ろすエウリュステウスの前で、ヒッポリュテは寝台に倒れ伏し、激しく肩を上下させていた。
胸元ははだけ、汗に濡れた肌は朱に染まり、乱れた赤髪が頬に張り付いている。
それでも彼女は、震える腕で寝台を押し上げ、奥歯をギリッと噛み締めた。
「……ハァ……ハァ……貴様など……に……」
琥珀色の瞳を向け、敵を睨みつける。
だが、その瞳の奥には、初夜の時にはなかった激しい動揺と、自らの身体への恐怖が色濃く揺らめいていた。
口調は毅然とした武人のままだ。しかし、身体に刻み込まれた快楽の刻印は、確実に彼女の不屈の誇りを蝕み始めていた。
(まだ、威勢を張っているが……くく、体はもうこの余の手のひらにある。…いずれこの女は余に屈する…その時までこの眼を楽しませてもらうぞ)
「フハハ……良いぞ。次はもっと啼かせてやる」
エウリュステウスは満足げに笑い、部屋を後にした。
重い鉄の扉が閉ざされ、カチャリと閂が下りる。
再び訪れた、底冷えのする静寂。
乱雑に散らかった寝台の上で、ヒッポリュテはひとり、震える両腕で己の剥き出しになった肩と胸を強く抱きしめていた。
引き締められた肌の上を、冷たい汗と、エウリュステウスが残していった生温い体液の痕が伝い落ちていく。
下腹部の奥深くには、いま注ぎ込まれたばかりの熱い精液がたっぷりと溜まり、ドクンドクンと脈打つような余熱を残していた。
(……私は、何をされたのだ……?)
茫然とした思考の隙間から、止めどない戦慄が這い上がってくる。
痛めつけられたのではない。傷つけられたのでもない。
憎むべき敵の手によって、言葉に尽くせぬ甘美な快楽を与えられ、それに肉体が歓喜してしまったのだ。
あの時、頭の芯が真っ白になり、背骨を駆け抜けた雷のような痺れ。
叫び声を上げ、全身を弓なりにして痙攣したあの瞬間――心は「嫌だ」と泣き叫んでいたはずなのに、身体の奥はエウリュステウスの男根を離すまいと強く強く抱きしめていた。
(嘘だ……嘘だと言ってくれ、……!私は、アマゾネス戦士なのだ……!アマゾネスの民を束ねる、女王なのだ……!)
神の血を引く誇り。幼き頃より武を磨き、弱き者を守る盾とならんと誓い続けた高潔なる魂。
それらすべてが、たった一度の「快楽による絶頂」の前に、脆くもグラグラと揺らいでいる。
もし、次にあの男が来たらどうなる?
またあの執拗な手つきで乳房を揉まれ、秘唇を舌で弄られ、子宮の奥を擦り上げられたら――。
私の肉体は、またあの甘い毒に屈してしまうのではないか?
心では「屈せぬ」と叫びながら、声はあられもなく嬌声を上げ、最後にはあの男の男根を自ら求めてしまうのではないか――?
(怖い……。死ぬことなど、戦場で果てることなど、一度たりとも恐れたことはなかった。……それなのに、なぜだ。なぜ私は、こんなにも震えているのだ……!?)
自分の中に芽生え始めた、抗いきれぬ「牝」の衝動。
誇り高き戦士としての心が、快楽に侵食されていく恐怖。
ヒッポリュテは暗闇の中、誰にも見られることのない涙を瞳から零れ落としながら、膝を抱えて小さく丸まった。
遠く離れた同胞たちを想い、父アレスに祈りを捧げようとしても、脳裏に焼き付いて離れないのは、下腹部を貫いた灼熱の衝撃と、子宮を満たした白い濁流の温もりだけであった。
誇りと快楽の狭間で引き裂かれゆく女王の魂は、完全なる陥落へのカウントダウンを、抗えぬ恐怖とともに刻み始めていたのだった。
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地下の豪奢な牢獄に幽閉されてから、一ヶ月の月日が流れていた。
ミュケナイの冷たい地下室には太陽の光は届かず、ただ金色の燭台に灯された炎が、揺らめく影を大理石の壁に落とし続けている。
この一ヶ月間、エウリュステウスによる陵辱は執拗に、かつ周到に繰り返されていた。
ヒッポリュテの引き締まった肉体は、初夜の暴力的な破瓜から始まり、同胞を人質に取られた屈辱の奉仕、そして正面から抱き合わされて味わわされた未知の絶頂を経て、確実に男の与える刺激を記憶させられていた。
だが――彼女のアマゾネスの女王としての精神は、未だ完全に折れてはいなかった。
犯されている最中にどれほど嬌声を漏らそうとも、行為が終われば唇を噛み締め、琥珀色の瞳に不屈の敵意を燃え上がらせてエウリュステウスを睨み据える。
口を開けば
「貴様などに屈するものか」
「父アレスの名にかけて、貴様を絶対に許さない」
と、毅然とした武人の言葉を投げつけてくるのだ。
その頑なな誇りが、エウリュステウスには我慢ならなかった。
肉体だけを組み敷いても意味がない。大英雄ヘラクレスすら畏怖した誇り高き戦神の娘が、己の意志で戦士の矜持をかなぐり捨て、自ら足元に這いつくばって肉棒を乞う姿を見なければ、真の勝利とは言えないのだ。
(力づくで犯すだけでは、この女の魂は折れんか。……ならば、飢えさせるのだ。骨の髄まで、余の男根なしでは生きられぬ狂乱の飢餓を植え付けてやる……!)
――ギィ、と重い鉄扉が開き、エウリュステウスが姿を現した。
寝台の上に縛られていたヒッポリュテは、警戒を露わにして身を硬くする。
古代ギリシャ風の軽装は胸元を留める紐が解かれ、豊かな双丘が冷気に晒されていた。
腰布も捲り上げられ、引き締まった褐色の太ももの間には、すでに男の手練手管によって暴かれた秘所が無防備に晒されている。
「……また来たか、下劣な王め。どのような責め苦を重ねようと、私の魂まで奪えると思うな」
ヒッポリュテはいつもの毅然とした武人の口調で冷たく言い放った。
だが、その声の端には微かな緊張と、自らの肉体への怯えが滲んでいた。
エウリュステウスは嘲笑を浮かべ、寝台の上に上がり込むと、ヒッポリュテの太ももを左右へと押し開いた。
「ククッ、口先では何とでも言える。だが、身体は嘘をつかんぞ」
エウリュステウスは自らの衣を脱ぎ捨て、太く反り返った約十七センチの男根を露わにした。
濡れそぼったヒッポリュテの秘裂の入り口へ、熱く充血した先端を押し当てる。
ヌチュ……ッ。
湿り気を帯びた摩擦音が静かな部屋に響いた。
「くっ……触るな……入ってくるな……っ!」
ヒッポリュテは奥歯を噛み締め、顔を背けた。
しかし、エウリュステウスは躊躇うことなく腰を沈め、太い肉棒を狭い膣内へとゆっくりと押し込んでいく。
ズチュウゥッ……!
開発されたヒッポリュテの内壁が、男根を吸い付くように包み込んだ。
ズズッと最奥までめり込み、子宮口に先端が重く衝突する。
「あ、ぐ……っ、あぁぁぁっ……!」
下腹部を満たす熱い異物感に、ヒッポリュテの喉から苦悶と快楽の入り混じった吐息が漏れた。
エウリュステウスは両手で彼女の豊満な胸を鷲掴みにし、親指と人差し指で尖った乳首を執拗につねり転がしながら、腰を激しく前後させ始めた。
パンッ!パンッ!パンッ!
肉と肉がぶつかり合う激しい音が響く。
ドスッ、ドスッと子宮口を穿つようなピストンが繰り返されるたび、ヒッポリュテの背骨を電撃のような痺れが駆け抜けた。
「は、ぁ……っ!や、やめろ……奥を……奥を突くな……っ!私は……アマゾネスの……女王だぞ……っ!」
「ハハッ、良いぞヒッポリュテ!もっと啼け、もっと腰を浮かせて余の男根を締め上げろ!」
エウリュステウスは腰の動きをさらに速めた。
グチュグチュと結合部から愛液が泡立ち、部屋中に甘く卑猥な匂いが充満していく。
ヒッポリュテの呼吸は急速に乱れ、琥珀色の瞳は涙で潤み、視界が白く霞み始めた。
下腹部の奥底で、かつてないほど強大な快楽のマグマが噴き上がろうとしていた。
足の爪先がピーンと硬直し、引き締まった腹筋が波打ち、頭の芯が痺れていく。
(あ……あぁっ、来る……!また、あの恐ろしい波が来る……っ!頭が……壊れてしまう……っ!)
「あ、あぁぁぁぁっ……!……来る、またあの感じが来るぅっ……!」
ヒッポリュテは首を大きく反らせ、絶叫した。
まさに今、強烈な絶頂の頂へと突き抜けようとした――その刹那。
――ピタッ。
エウリュステウスの腰が、完全に静止した。
「……えっ……?」
ヒッポリュテが茫然と息を呑んだ瞬間、エウリュステウスは無慈悲に腰を引き、男根を膣内から一気に引き抜いたのだ。
ズチュッ……!
「あ……っ、ぎゃ……ぁぁぁぁっ!?」
エウリュステウスは再度激しく腰を打ち付け始めた。
パンッ!パンッ!パンッ!
グチュグチュと激しい水音が響き、結合部から蜜が飛び散る。
「あっ…あぐぅっ!!…あぁ来る、いっ…」
ヒッポリュテは声を上げ、全身を痙攣させた。
絶頂の波が押し寄せ、頭が真っ白になる。
だが、その瞬間。
――ピタッ。
エウリュステウスの腰が止まった。
絶頂の爆発寸前で、突如としてすべての刺激を奪われたヒッポリュテの身体が、激しいショックにビクンッと跳ね上がった。
下腹部に集まりきった灼熱の熱狂が、行き場を失って胎内に閉じ込められる。
イけない。
あと一突き、あと一擦りがあれば天国へと昇れるはずだったのに、肉体は絶頂の直前で完全に宙吊りにされてしまったのだ。
「ハァ……ハァッ……な、何を……貴様、何の真似だ……!?」
ヒッポリュテは寝台の上で身をよじり、苦悶の涙を流しながら叫んだ。
膣肉が未だ見ぬ絶頂を求めてヒクヒクと虚しく収縮し、下腹部の奥が焼け付くように疼いている。
全身の血管が脈打ち、呼吸が熱く乱れて止まらない。
「ククッ……まだ貴様に絶頂などという贅沢を与えるわけにはいかんのでな。せいぜいその疼きを抱えて悶えるがよい」
エウリュステウスは下卑た冷笑を浮かべ、男根を拭うと、背を向けて歩き出した。
「ま、待て……!待て、エウリュステウスっ!」
だが、エウリュステウスは振り返ることなく地下室を出て行き、重い鉄扉をガチャンと閉ざした。
カチャリ、と無情な閂の音が響く。
「あ……あぁ……っ、く……ぅ……っ!」
残されたヒッポリュテは、寝台の上で身体を丸め、解消されない激しい疼きに悶絶した。
下腹部が痛いほど熱い。
奥を突いてほしい、あの太い塊で子宮口を押し潰してほしいという狂おしい飢餓感が、彼女の全身の神経を苛み続けた。
そして――この地獄の焦らしは、一日では終わらなかった。
翌日も、その翌日も。
エウリュステウスは毎日現れては、ヒッポリュテの肉体を絶頂の直前まで執拗に責め立て、あと一歩というところで必ず引き抜いて放置した。
数日間に及ぶ寸止め調教。
絶頂を奪われ続けたヒッポリュテの肉体は、禁断症状のような乾きと狂気に侵食されていった。
――そして、数日目の夜のことだった。
静まり返った地下私室。
寝台の上で、ヒッポリュテは激しい息を吐きながら身悶えていた。
額からは冷や汗が流れ、暗い赤髪が乱れてシーツに散らばっている。
下腹部の奥底が、まるで火のついた炭を押し込まれたかのように熱く、ズキズキと脈打っていた。
眠ることなど到底できない。目を閉じれば、エウリュステウスの太く反り返った男根が脳裏に浮かび、子宮口を小突かれた感触が蘇って全身が粟立つ。
(あぁ……っ、熱い……下腹が、燃えるように熱い……!息が……息が苦しい……っ)
ヒッポリュテは震える両手で己の腹を抱きしめた。
だが、外から触れたところで、内奥の疼きが鎮まるはずもない。
手足の拘束は解かれている。しかし、逃げ場のないこの密室で、彼女の理性を縛り付けていたのは戦士としての誇りだけであった。
(触ってはならぬ……!私はアマゾネスの女王だ………!己の手で、このような浅ましい真似をしていいはずがない……!)
いつもの毅然とした口調で、心の中で必死に己を叱責する。
しかし――肉体の渇望は、すでに精神の制御を遥かに超えていた。
震える指先が、意志に反して、腰布の隙間へと滑り込んでいく。
太ももの内側をなぞり、濡れそぼった秘所へと触れてしまった。
ビクンッ!
触れた瞬間、背筋に強烈な電流が走った。
「ひ……っ、あ……ぁ……っ!」
秘唇はすでに、触れる前から粘り気のある愛液でぐっしょりと濡れそぼっていた。
指先が敏感な合わせ目をなぞるだけで、ジュルッ、と卑猥な水音が零れ落ちる。
(だ、めだ……触ってはいけないのに……手が、止まらない……っ!)
ヒッポリュテの瞳から、屈辱の涙がポロポロと零れ落ちた。
敵の男に与えられた熱さに耐えかねて、自ら股間に指を這わせているという圧倒的な自己嫌悪。
だが、指を止めることはできなかった。
クチュ……クチュチュ……。
震える指先で、硬く尖りきった中心の突起を擦り、もう一方の手で豊かな胸の乳首を摘み上げる。
「くっ……あぁ……っ!んくぅっ……あ、あぁ……っ!」
自らの指で秘唇を弄り、蜜を掻き回す。
しかし――どれほど指を動かしても、どれほど突起を擦り上げても、求めているものには届かない。
満たされないのだ。
指先の浅い刺激では、子宮の最奥で狂おしく疼く飢餓感を埋めることなど、到底できはしなかった。
「違う……これじゃない……っ!あぁっ……指じゃダメだ……っ!エウリュステウスの……あいつの、あの太くて硬いので奥を突いてくれないと……満たされない……っ!」
口から零れ落ちた己の呟きに、ヒッポリュテは戦慄した。
憎悪しているはずの敵の名を、自らの唇が呼んでいた。
あの下劣な男の男根を、肉体が狂おしいまでに渇望しているという否定しようのない現実。
ヒッポリュテは枕に顔を押し当て、声を殺して泣きじゃくった。
戦士の誇りも、女王の尊厳も、男根への飢えという底知れぬ泥沼に呑み込まれ、消え失せようとしていた。
――そして、運命の時が訪れた。
翌日、再び地下室の重い扉が開き、エウリュステウスが悠然と足を踏み入れてきた。
その顔には、すべてを見透かしたような邪悪な笑みが浮かんでいる。
「ククッ……昨夜は随分と熱心に、己の身体を慰めていたようだな、ヒッポリュテ」
ビクッ!とヒッポリュテの全身が凍りついた。
見られていたのか。あの浅ましい自慰の姿を、この男に見られていたのか。
羞恥と屈辱で顔が火を噴いたように赤く染まり、唇がガチガチと震える。
「き、貴様……っ!」
「さあ、今日も可愛がってやろう」
エウリュステウスは寝台に上がり、ヒッポリュテを押し倒した。
前布をはだけさせ、腰布を捲り上げ、太い男根を濡れきった秘裂へと沈める。
ズチュウゥッ!
幾日も飢えさせられていたヒッポリュテの膣肉が、歓喜の悲鳴を上げるように男根を貪り締め付けた。
「あ、あぁぁぁっ……!」
「ほう、自ら男根を迎え入れるではないか。だが――まだだ」
エウリュステウスは激しく数回腰を打ち付け、ヒッポリュテが再び絶頂の縁へと登り詰め、息も絶え絶えに「あ……来る……!」と叫んだ瞬間、またしてもピタリと動きを止めた。
肉棒を引き抜きはしないが、ピストンを完全に停止させ、子宮口の直前でじらすように静止する。
「あ……っ、う、あぁぁぁっ……!な、なぜ止める……!?動け……動いてくれ……っ!」
ヒッポリュテは涙目でエウリュステウスを見上げ、苦悶の声を絞り出した。
絶頂の寸前で寸止めされる激痛のような熱さに、もはや理性の糸は切れかけていた。
その時、エウリュステウスは冷徹な眼差しで、彼女を見下ろして言い放った。
「まだその偉そうな口調を保つ気か?余の男根が欲しいのなら、言葉を改めよ。余をご主人様と崇め、己を牝と名乗って懇願してみせろ」
――言葉を改めよ。
余をご主人様と崇め、己を牝と名乗れ。
その言葉が耳に飛び込んできた瞬間、ヒッポリュテの思考が真っ白に弾け飛んだ。
「なっ……貴様、私に……そんな恥ずべき言葉を使えと言うのか……っ!?」
激しい衝撃が全身を貫いた。
口調――それは、彼女に残された最後の砦であった。
どれほど肉体を暴かれようと、どれほど快楽に痙攣させられようと、彼女は「私」と名乗り、毅然とした武人の言葉を紡ぐことで、自らがアマゾネスの女王ヒッポリュテであることを保ち続けてきたのだ。
それを捨てろというのか。
エウリュステウスを「ご主人様」と呼び、己を「牝」と名乗る――。
それは、戦士としてのヒッポリュテの死を意味していた。
父アレスの娘としての矜持を自らドブに捨て、ただの性奴隷に成り下がるという絶対の降伏宣言に他ならなかった。
(言葉を変えれば……私は、私ではなくなる。アマゾネスの女王など、跡形もなく消え失せてしまう……!)
理性が、魂が、必死に警告の叫びを上げていた。
だが――。
(……だが、もう限界だ……っ!)
下腹部を焼く狂おしい飢餓感が、激痛となって神経を焼き焦がしていた。
ここで拒絶すればどうなる?
エウリュステウスは男根を引き抜き、またあの暗闇の中へ去っていくだろう。
そして自分は、あの解消されない地獄のような疼きに苛まれながら、一人で泣き叫び、指で浅ましい自慰を繰り返すのだ。
そんな日々に、もう耐えられるはずがなかった。
死ぬよりも恐ろしい肉体の渇き。子宮を貫かれたいという本能の絶叫。
女王としての誇り?戦士の矜持?
そんなものが、この全身を焼き尽くす灼熱の飢餓の前に、一体何の意味があるというのか。
(あぁ……もう、いい……。誇りなど……いらない……!救われたい……この男の男根で、壊されたい……っ!すまないアマゾネスの民よ…私はもう…)
ゴクリ、と唾を呑み込んだ。
ヒッポリュテの心の中で、誇りの防壁が音を立てて粉々に砕け散った。
彼女は寝台の上からズルリと滑り落ち、冷たい大理石の床へと転がり出た。
そして――立ち上がったエウリュステウスの足元へと這い寄り、額を床に擦り付けたのだ。
ギリシャの覇者たる女王が、敵国の卑小な王の足の甲に、自らの額を押し当てて平伏している。
肩が激しく震えていた。
唇を震わせ、これまで一度たりとも口にしたことのない、甘く淫らな言葉を――自ら選び直し、紡ぎ出す。
「……あ、あぁ……っ……エ、エウリュステウス……様……っ♡!」
その呼び名を口にした瞬間、ヒッポリュテの背骨を甘美な痺れが駆け抜けた。
王を「貴様」ではなく「エウリュステウス様」と呼んだ。
その一言で、心の奥底で張り詰めていた何かがプツリと切れ、抗いようのない陶酔感が全身を満たしていく。
「欲しい、です……っ♡!エウリュステウス様♡のたくましい淫茎が、欲しいですぅ……っ!もう戦士でも……女王でもありません……っ!ヒッポリュテを……あなたのメスを壊れるほど突いて……っ、種を注ぎ込んでくださいぃっ……!♡♡♡」
(ああぁ、してしまった…!懇願してしまった…!)
涙でぐしゃぐしゃに濡れた顔を上げ、ヒッポリュテは蕩けきった琥珀色の瞳で主を見上げた。
そこにはもはや、かつての凛々しき女戦士の面影は微塵もなかった。
ただ男の肉棒に飢え、交尾を乞う、一匹の哀れで淫らな牝の姿があるだけであった。
エウリュステウスの胸に、かつて味わったことのない至上の征服感が爆発した。
見ろ、この姿を!
あの不屈を誇った神話の女王が、己の足元に這いつくばり、舌を垂らして「エウリュステウスの淫茎が欲しい」と懇願しているのだ!
ヘラクレスすら屈服させられなかったアマゾネスの頂点が、今や完全に余の牝犬となり果てたのだ!
「クハハハハッ!よく言ったぞ、ヒッポリュテ!見事なメスの啼き声だ!褒美に、子宮の底まで余の種で染め上げてやろう!今日から貴様は、余だけの牝豚だ!」
エウリュステウスはヒッポリュテの拘束を完全に外しそのしなやかな身体を両腕で抱き上げ、寝台の上へと押し倒した。
正面から向き合い、互いの身体を隙間なく密着させる。
濡れそぼったヒッポリュテの秘裂の入り口へ、反り返った極太の男根があてがわれた。
そして――。
ズチュウゥゥゥッ……!
「あぎゃぁぁぁぁぁぁっ……!!」
一撃で、根元まで貫かれた。
何日も飢えに苛まれていた子宮口へ、待ち焦がれた灼熱の塊がドスリと深く衝突する。
押し広げられる激しい衝撃と圧迫感に、ヒッポリュテは歓喜の絶叫を上げた。
満たされた。
あの狂おしい渇きが、一瞬にして極上の快楽へと塗り替えられていく。
「あ、ぁ……っ!お、奥……っ!エウリュステウス様♡のおちんぽ♡♡……子宮に、当たってますぅ……っ♡♡♡!」
ヒッポリュテは自ら両腕を伸ばし、エウリュステウスの首筋にぎゅっと回しついた。
さらに、鍛え抜かれたしなやかな両太ももを高く持ち上げ、エウリュステウスの腰の後ろでギュッと固く組み交わしたのだ。
互いの下腹部が密着し、一ミリの隙間もなく結合部が押し潰される。
二度とこの男根を離されたくない。二度とあの地獄の飢えに戻りたくない。
そのメスの本能が、彼女に全身全霊で男にしがみつく体勢を取らせていた。
「ククッ、余を離すまいと必死にしがみついてくるか!可愛い奴め!」
「は、はいぃっ……♡♡!離しません♡……エウリュステウス様♡、もっと……もっと私を犯してくださいぃっ♡♡♡!」
パンッ!パンッ!パンッ!ドスッ!ドスッ!
密着した体勢のまま、エウリュステウスが腰を狂ったように打ち付け始めた。
豊満な胸が男の胸板に押し潰され、結合部からはグチュグチュと激しい泡立ちの音が響き渡る。
太い肉棒が子宮口を激しく小突くたび、ヒッポリュテの全身を雷のような快感が突き抜けた。
「あひぃっ、あぁっ!すごい……すごいですぅ……っ!ご主人様♡のおちんぽ、最高ですぅ……っ!奥が……頭が、とろけちゃうぅぅっ!♡♡♡」
ヒッポリュテは舌を垂らし、涎を滴らせながら、甘い嬌声を上げ続けた。
かつての武人の誇りなど、どこにもない。
エウリュステウスに犯され、子宮を抉られることが、この世で最も幸福なのだと、彼女の魂のすべてが歓喜していた。
(あぁ……幸せ……っ♡♡!私、エウリュステウス様♡のメスになれた……!もう戦わなくていい……この御方の男根に、従っていればいいんだ……っ♡♡!)
完全なる服従の快楽が、ヒッポリュテを満たしていく。
エウリュステウスの腰のピストンはさらに激しさを増し、部屋中に肉の激突音と甘い喘ぎ声が木霊した。
ヒッポリュテの膣肉は、男根を離すまいとギュウギュウと激しく締め上げ、愛液を際限なく溢れ出させる。
そして――。
パンッ!パンッ!パンッ!ドスッ!ドスッ!
「う、おおおおっ……!イクぞ、ヒッポリュテ!余の種を、余のすべてを子宮に刻み込めぇっ!」
「はいぃぃっ!エウリュステウス様♡の種、全部くださいぃっ!あなたのメスに、孕むほど種付けしてくださいぃぃぃっ♡♡♡♡♡!!」
ドスゥゥゥッ!
エウリュステウスは腰を深々と突き入れ、男根の先端を子宮口へと完全に密着させた。
ドピュルルルッ!ビュクッ、ドクドクッ、ビュルルルルルッ!!
「あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……♡!! イグッ…イグッぅぅぅ…♡♡♡」
太い肉棒が激しく脈打ち、灼熱の精液が怒濤の勢いで噴き出した。
子宮の最奥、狭い胎内へと、エウリュステウスの濃厚な白濁液が大量に注ぎ込まれていく。
ヒッポリュテは喉を大きく反らせ、背骨を弓なりにして激しく痙攣した。
ビクビクビクッ!と全身が跳ね上がり、足の指先までが快感に硬直する。
子宮が熱い泥でタプタプと満たされ、内奥から全身へと甘い痺れが広がっていく。
魂の底まで、エウリュステウスの所有物という消えない烙印で染め上げられていく感覚。
(あぁぁぁ……っ、入ってきた……っ!ご主人様♡♡の種が、子宮いっぱいに……っ!私、もう……エウリュステウス様の性奴隷……メス豚ですぅ……っ♡!)
戦士ヒッポリュテの魂は、完全に死に絶えた。
絶頂の白濁した光の中で、彼女はエウリュステウスの専属肉便器として、忠実なる牝として、新しく生まれ変わったのだ。
静寂が、地下室に戻ってきた。
荒い呼吸が重なり合う中、エウリュステウスは満足げに息を吐き、ゆっくりと腰を引いた。
ズチュ……ッ。
引き抜かれた男根の後を追うように、ヒッポリュテの秘裂から、溢れきれなかった大量の白濁液がトロリとシーツへと零れ落ちた。
寝台の上で、ヒッポリュテは両手足を脱力させ、恍惚とした表情で横たわっていた。
胸元ははだけ、全身は汗と体液で濡れ光り、琥珀色の瞳は蕩けきって潤んでいる。
エウリュステウスが見下ろすと、ヒッポリュテはふにゃりと力なく微笑み、震える手でそっと彼の脚に触れた。
「……エウリュステウス、様……っ♡♡」
甘く、蕩けた声。
そこには微塵の敵意も、かつての女王としての矜持も残っていなかった。
ただ、自らの主を敬愛し、身を委ねる、忠実な牝の瞳だけがあった。
「ククッ……素晴らしいぞ、ヒッポリュテ。貴様は今日から、余だけの愛しき牝豚だ」
「はい……っ、ご主人様♡……。ヒッポリュテは、エウリュステウス様の牝豚です♡……っ。いつでも……お好きな時に、犯してください……っ♡」
頬を赤く染め、幸せそうに微笑むヒッポリュテの姿に、エウリュステウスは満足げな哄笑を漏らした。
アマゾネスの気高き女王は、完全に陥落したのだ。
歴史改変の毒牙は、神話の女戦士の運命を、取り返しのつかない快楽の深淵へと塗り替えてしまったのであった。
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夜の冷気が、米国スノーフィールドの薄暗い裏路地を静かに吹き抜けていた。
偽りの聖杯戦争――数多の英霊たちが謀略と殺戮の渦を巻くこの街で、ライダーとして召喚されたヒッポリュテは、仮契約を結んだマスターと別行動を取り、静かに夜の警戒任務に就いていた。
その隣には、同じくこの地に召喚されていた妹――バーサーカー・ペンテシレイアの姿があった。
暗い赤髪を青いリボンで端正に結い上げたヒッポリュテと、銀白の短髪を夜風に揺らすペンテシレイア。
古代ギリシャ風の軽装に身を包み、右腕に『戦神の軍帯』を巻いた姉と、腹筋の割れたしなやかな肢体を露出させ、巨大な鉄球の鎖を携えた妹。
二人の佇まいは、まさに神話に謳われるアマゾネスの気高き女戦士そのものであった。
「……マスターからの連絡はまだないな。ペンテシレイア、周囲に不審なサーヴァントの気配はあるか?」
「いや、今のところは静かなものだ、姉上。だが、この街はどこか歪んでいる……いつ奇襲を受けてもおかしくはない。油断は禁物だ」
ペンテシレイアは琥珀色の瞳を鋭く光らせ、ぶっきらぼうながらも頼もしい声で答えた。
本来ならば狂化によって理性を失いかねないバーサーカーでありながら、姉の前では比較的落ち着いた戦士としての威厳を保っている。
ヒッポリュテもまた、頼もしげに妹へと頷き返した。
「ああ、分かっている。我が部族の名誉と、託された仮契約の信義にかけて、不意を打たれるような無様は晒さない。弱き者を守り、この偽りの戦いを正しき道へと導かねばならないからな」
ヒッポリュテの胸中には、弱者を守護する正統派の英雄としての意志と、仮契約のマスターに対する誠実な忠誠心が宿っていた。
戦士として、女王として、この命尽きるまで誇り高く戦い抜く――その決意に、一点の曇りもなかった。
――だが、その平穏は、唐突に引き裂かれた。
ズズズ……ッ!
突如として、二人の目の前の空間が、まるで布をねじり絞るかのように激しく歪曲した。
大気が軋みを上げ、漆黒と黄金の禍々しい魔力の残滓が渦を巻く。
特異点の裂け目から漂ってきたのは、かつてヒッポリュテが荒野で感じ取ったあの気配――泥に汚れた聖杯の魔力と、底知れぬ悪意の混ざり合った異様な瘴気であった。
「なっ……空間の転移か!?」
「敵襲か!姉上、下がっていろ、私が粉砕する!」
ヒッポリュテは即座に腰の戦斧の柄に手をかけ、ペンテシレイアは鉄球を構えて前に踏み出した。
歪んだ虚空の裂け目から、ゆっくりと姿を現したのは――豪奢な古代風の外套を纏い、紫と金糸の織物を身にまとった一人の男であった。
青白い肌に、陰気で猜疑心に満ちた目つき。
長年ヘラクレスの影に怯え、宮殿の奥で震えていたはずの男――ミュケナイの王、エウリュステウスであった。
「貴様は……!?」
ヒッポリュテがその顔を視認し、戦斧を引き抜こうとした――まさにその刹那であった。
キーン……ッ!
「が……っ!?」
「な、んだ……これ、は……っ!?」
(なんだ、頭の中に知らない記憶がっ…)
脳髄を直接針で貫かれたかのような、鋭利な耳鳴りが二人の頭蓋の中で激発した。
視界が強烈な白い閃光に覆われ、立っていられないほどの衝撃が身体を揺さぶる。
因果律の崩壊。
聖杯の魔力によって書き換えられた『過去の歴史』が、時空を超えて現代の英霊の座へとフィードバックし、二人の霊基そのものを強引に上書きし始めたのだ。
ズキズキッ!ズキズキズキッ!
激痛が側頭部を乱打する。
ヒッポリュテは戦斧を取り落としそうになりながら、両手で激しく脈打つ頭を抱え込んだ。
「あ……ぐ……っ!頭が……割れそうに痛い……!な、何だ……この記憶は……!?あ、あぁ……私の、本当の過去……?私は……ヘラクレスに討たれたのでは……ない……?」
かつて世界に刻まれていた「英雄ヒッポリュテがヘラクレスとの戦いに敗れ、戦士として名誉ある死を遂げた」という歴史が、黒い泥のように溶け崩れていく。
代わりに流れ込んできたのは、生前、ミュケナイの玉座へと生け捕りにされて献上され、あの薄暗い地下の寝室で繰り広げられた――果てしなき陵辱と、完全なる牝堕ちの記憶であった。
(違う……私は……!私は、あの御方に……エウリュステウス様に……っ!♡)
初夜に処女膜を引き裂かれ、同胞を守るために男根に唇を這わせ、正面から抱き合わされて快楽に悶絶した日々。
そして、数日間にわたる寸止め調教によって自室で浅ましく自慰に耽り、最後は自ら戦士の誇りと口調を手放して足元に平伏し、「エウリュステウス様♡、あなたのメスを犯してください♡」と泣きながら肉棒を懇願した、あの決定的な陥落の瞬間。
だが、記憶の奔流はそれだけに留まらなかった。
完全に牝へと成り果てた後、数ヶ月、数年に及ぶ神話の真実が、鮮明な映像と体感となってヒッポリュテの全身を灼き尽くしていく。
完全屈服を果たしたあの日以降、、ミュケナイ宮殿の最深部に別々の豪奢な部屋が宛がわれていた。
姉妹が顔を合わせることは禁じられ、互いの存在を気にかけながらも、エウリュステウスの気まぐれな欲望によって連日連夜、専属の肉便器として呼び出されていたのだ。
――ある夜は、寝台の上で両手と両膝を床につかされ、腰を高く突き出す格好を取らされた。
背後から容赦なく突き刺された太く反り返った男根が、子宮の入り口を激しく連打する。
肉と肉がパンパンと激突する衝撃に頭を揺らしながら、ヒッポリュテは「あぁっ、ご主人様♡……後ろから激しく突いてくださいぃっ!♡♡」と涎を垂らして腰を振り、背後からのピストンに悦び狂っていた。
――またある夜は、横たわるエウリュステウスの上に自ら跨がらされた。
引き締まった太ももで男の腰を挟み込み、自らの意思で腰を上下に揺すって、子宮口で太い肉棒を貪り食うように擦り上げさせられた。
豊かな双丘をあられもなく揺らし、乳首を摘み上げられながら、「私のおまんこ、ご主人様のおちんぽを美味しく締め付けてますぅ……っ♡♡」と甘い媚声を上げて自ら腰を打ち付けていた。
――さらに別の夜には、壁際に背中を押し当てられ、立ったまま両太ももをエウリュステウスの腕に高く抱え上げられた。
片足立ちのような無防備極まりない姿勢のまま、下から突き上げるような角度で最奥を抉られ、足先をピーンと硬直させて絶頂に啼き叫んだ。
――口を犯されることも日常茶飯事だった。
喉の奥深くまで灼熱の肉塊をねじ込まれ、息を詰まらせて涙を流しながら、喉を鳴らして熱い白濁液を一滴も零さず飲み干させられた。
胸の谷間に男根を挟み込まれ、豊かな乳肉で擦り上げながら先端を舌先で舐めしゃぶり、顔面いっぱいに勢いよく精液をぶちまけられたことも数え切れない。
そして何より――ヒッポリュテの魂の深奥に刻まれていたのは、子宮をエウリュステウスの種で満たされ続けた果ての記憶であった。
幾度となく子宮の最奥へと濃厚な白濁液を注ぎ込まれ、やがてその腹を大きく膨らませた。
神の血を引く猛きアマゾネスの女王が、エウリュステウスの種を宿して陣痛に耐え、愛しき主の子を産み落としたのだ。
我が子を抱いた時、戦士としての自分は完全に消え去り、「エウリュステウス様の繁殖牝」として生きることこそが生涯の至福であると、心底から魂を捧げ尽くしていた。
「あ……あぁぁぁっ……!エウリュステウス様♡……っ!私、は……っ!♡♡」
ヒッポリュテの口から、戦士の威厳など欠片もない、甘く湿りきった嬌声が零れ落ちた。
ズキズキと痛んでいた頭痛は、いつの間にか脳髄を蕩かすような強烈な痺れと快感へと反転していた。
仮契約のマスターのことなど、どうでもよかった。聖杯戦争の行く末など、塵芥に等しかった。
この魂のすべては、最初からエウリュステウス様のものだったのだ。
そして――それは、隣に立つペンテシレイアも同様であった。
「う……あぁぁっ……!あ、頭が……っ!姉上……私、は……何を忘れて……っ!?」
ペンテシレイアは手にした鉄球をガシャンと地面に取り落とし、小柄な身体を震わせて頭を抱えていた。
彼女の脳裏にもまた、改変された過去の真実が津波のように押し寄せていたのだ。
トロイア戦争でアキレウスに討たれるはずだった神話は消え去り、姉ヒッポリュテの陥落後、アマゾネスの国ごとミュケナイに屈服させられた記憶。
姉とは別の部屋に閉じ込められ、エウリュステウスによって小柄で引き締まった少女の肢体を徹底的に開発され尽くした日々。
――戦士としての苛烈な気性をへし折るため、寝台の上に押し倒され、両太ももを胸元まで押し曲げられるような屈辱的な体勢で、狭い秘所を一気に貫かれたこと。
――机の上にうつ伏せに突っ伏させられ、引き締まった尻肉を鷲掴みにされながら背後から激しく腰を打ち付けられ、「美しい戦士などではない、ただの牝豚だ」と罵倒されながら幾度も子宮口を連打されて絶頂に狂わされたこと。
――何度もエウリュステウスに犯されその快楽に姉と同様にアマゾネスとしての戦士の矜持を忘れ、子宮をエウリュステウスの種で満たされその快楽に沈みエウリュステウスのメスに堕ち「ペンテシレイアはエウリュステウス様♡のメスになりますぅ…だからもっと可愛がってくださいぃ…っ!♡♡」と懇願したこと。
――男の膝の上に正面から抱え上げられ、密着したまま上下に揺すられ、耳元に卑猥な言葉を吹き込まれながら「エウリュステウス様のおちんぽ、最高ですぅ……っ!戦士の誇りなんて、どうでもよくなりますぅ……っ!」と涙を流して啼かされたこと。
――そして、姉ヒッポリュテと同じように、子宮の奥深くまで熱い種を何度も何度も注ぎ込まれ、腹を大きく膨らませてエウリュステウスの子を産み落とした記憶。
「あ……ぁ……っ!エウリュステウス……様……っ♡!あぁ、ご主人様……っ!♡♡」
ペンテシレイアの荒々しかった琥珀色の瞳は、みるみるうちにトロトロと淫らに潤み、媚態の色へと染まりきっていった。
あれほど憎悪していた「女として扱われる屈辱」は、エウリュステウスの手によって「主の肉棒に貫かれる無上の歓喜」へと完全に上書きされていたのだ。
二人のアマゾネスの変わり果てた様を、エウリュステウスは腕を組み、満面の愉悦を浮かべて見下ろしていた。
(ハハハ……!見ろ、この劇的な瞬間を!かつて世界を揺るがした最強の女戦士姉妹が、聖杯の力によって余の記憶を思い出し、再び余の忠実な牝豚へと戻っていく姿を!)
エウリュステウスの胸は、かつてない全能感と歪んだ優越感で満たされていた。
神話の時代に数週間、数ヶ月をかけて丹念に壊し、子宮まで開発し尽くして子を産ませた甲斐があったというものだ。
現代の英霊として召喚されようと、その根底にある魂の記憶が「余の性奴隷」である以上、彼女たちに抗う術などありはしない。
「クハハハ!思い出したか、余の愛しき牝豚どもよ!英霊などという虚飾は剥ぎ取られ、余の肉便器であった過去こそが貴様らの真実だ!」
エウリュステウスの傲慢な怒号が、路地に響き渡る。
その言葉は、もはや二人の戦士にとって屈辱の罵倒などではなかった。
愛する主からの、甘美なる慈悲の響きそのものであった。
じゅわり……っ。
ヒッポリュテとペンテシレイアの秘所から、過去の快楽の記憶に狂い咲いた肉体が生理的な反応を爆発させ、とめどない愛液を噴き出させた。
古代の軽装の腰布をじっとりと濡らし、引き締まった太ももの内側を伝って、冷たいアスファルトの上へとポタポタと透明な雫が垂れ落ちていく。
触れられてもいないのに、ただエウリュステウスの姿を見て声をかけられただけで、二人の身体は完全に「交尾を待つ発情した牝」へと成り果てていた。
「エウリュステウス様……っ♡♡。あぁ、ご主人様♡……またお会いできました……っ」
ペンテシレイアが、甘く蕩けた吐息を漏らしながら、バサッ……と音を立てて冷たい路地の上に両膝をついた。
かつてアキレウスにすら膝を屈しなかった猛きバーサーカーが、恍惚とした笑みを浮かべ、エウリュステウスの足元へひれ伏している。
そしてヒッポリュテもまた、右腕の戦斧を力なく地面に転がした。
腰を落とし、バサリと衣を擦らせて床に跪く。
暗い赤髪を乱し、上気した頬を朱に染めながら、琥珀色の瞳を熱く潤ませて主を見上げた。
「エウリュステウス様♡……!私の……私たちのアマゾネスの、偉大なるご主人様……っ♡♡!」
ヒッポリュテの胸中には、主への絶対服従と、再会できたことへの底知れぬ歓喜しかなかった。
自分たちは、この偉大なる王の肉便器。
かつて子を産み、すべてを捧げたように、この現代のスノーフィールドにおいても、エウリュステウス様の男根に貫かれ、種を受け止めることこそが自らの唯一無二の存在理由なのだ。
「ククッ……素晴らしいぞ、ヒッポリュテ、ペンテシレイア。これより余の隠れ家へ参るぞ。今宵は姉妹揃って、余の男根を腹の底まで味わうがよい!」
「「はい……っ♡、エウリュステウス様……っ!♡♡」」
二人のアマゾネス女王は、声を揃えて艶然たる笑みを浮かべ、主に頭を垂れた。
誇り高き英霊の魂は完全に消滅し、スノーフィールドの夜の闇の中、二匹の淫らな牝豚が、主の命じる快楽の深淵へと静かに歩みを進めていくのであった。
ーーー
ーー
スノーフィールドの郊外、夜の静寂に沈む薄暗い隠れ家。
カーテンが固く閉ざされた室内の床には、古代ギリシャの装束を纏った二人の女戦士が、膝をついて身を寄せるように控えていた。
暗い赤髪を乱した姉ヒッポリュテと、銀白の短髪を汗ばませた妹ペンテシレイア。
かつては神話の頂点に君臨し、敵対する男たちを恐怖させた誇り高きアマゾネスの女王姉妹。
だが今、二人の琥珀色の双眸に宿っているのは、不屈の闘志でも戦士の矜持でもなかった。
二人の中央の椅子に傲然と腰掛ける男――ミュケナイの王エウリュステウスを見上げる瞳は、熱い欲情と媚態に潤み、ただ主の肉の恵みを待ち焦がれる牝の渇望で満ちていた。
「ククッ……どうした、二人揃って余の股間ばかり見つめて。待ちきれぬという顔配りだな」
エウリュステウスは歪んだ唇に嘲笑を浮かべ、自らの衣服の帯を解いた。
ズボンが足元へと滑り落ちると、下腹部から露わになったのは、血管を禍々しく浮き立たせ、天を突くように反り返った約十七センチの剛直な男根であった。すでに卑猥な
欲望でどす黒く充血し、先端の割れ目からは透明な先走りの雫がトロリと垂れ落ちている。
ボタッ、と絨毯に雫が落ちた瞬間、ヒッポリュテとペンテシレイアの喉がゴクリと同時に鳴った。
(あぁ……っ!エウリュステウス様♡の、あのおちんぽ……っ!生前、私の身体を壊れるほど貫いて、子宮にたくさんの種を注いでくださった、偉大なご主人様の塊……っ!♡♡)
ヒッポリュテは胸を焦がすような歓喜に震えていた。
かつてはあれほど憎み、屈すまいと抵抗していた男根。
しかし一度その快楽の味を骨の髄まで刷り込まれ、子宮まで開発し尽くされた今となっては、世界で最も甘美で尊い神仏の如き存在となっていた。
そして、隣に寄り添うペンテシレイアもまた、荒い息を吐きながら小さく肢体を震わせていた。
(ご主人様の太いおちんぽ……っ♡!私を牝豚にして、戦士の誇りなんてどうでもよくなるほど気持ち良くしてくださった神様……!早く、私の口にも、お腹の奥にも欲しい……っ!♡♡)
かつて男に「美しい」と侮辱されることすら烈火のごとく拒絶していた苛烈なバーサーカーの面影は、もはや影も形もない。
姉妹の間にあった戦士としての対抗心は、「どちらがエウリュステウス様に愛される忠実な牝になれるか」という、淫らな競争心へと完全に昇華していた。
「エウリュステウス様♡……っ、私にお任せください……っ♡♡」
「いいえ、私の方がご主人様♡を気持ち良くできます……っ!♡♡」
二人は競い合うように這い寄り、着衣のままエウリュステウスの股間へと顔を埋めた。
ヒッポリュテが引き締まった両手で太い男根の根元を支え、自らのふっくらとした唇を大きく開く。
ジュルッ……!
「んむぅ……っ!ジュルルッ……れろ……っ!」
反り返った巨大な先端が、ヒッポリュテの口内へと深々と吸い込まれた。
豊かな唾液を惜しげもなく絡め、舌先で裏筋の凹凸を丹念に撫で回す。
喉の奥まで突き立てられる熱い異物感に、ヒッポリュテは目を潤ませながら上目遣いにエウリュステウスを見上げ、豊かな胸を男の膝に押し当てて熱心に頭を前後に揺らした。
その直下では、ペンテシレイアが銀白の髪を揺らし、男根の下に垂れ下がる重みのある陰嚢へと唇を寄せていた。
チュルッ……レロォッ……!
「ちゅぷ……んっ、れろ……っ!ご主人様♡の、お種の詰まった袋……とっても立派ですぅ……っ!♡♡」
小柄な唇で左右の丸みを交互に含み、舌先で転がして下から優しく吸い上げる。
姉妹による息の合った二重の口腔奉仕。
先端を姉に吸い上げられ、根元と玉袋を妹の温かい口腔に包み込まれる極上の感触に、エウリュステウスは椅子の背もたれに身を預け、快楽の唸り声を漏らした。
(クハハハハッ!見ろ、この壮観な眺めを!ギリシャ神話で並ぶ者のなかったアマゾネスの最強姉妹が、余の股間に額づき、先を争って余の男根を舐めしゃぶっているのだ!ヘラクレスすら屈せぬ気高き女戦士たちが、今や余の快楽のためだけに生きる一対の牝犬よ!)
かつて宮殿の奥で震えていた己の卑小さを、完全に過去の彼方へと葬り去る全能の悦び。
エウリュステウスは二人の頭に手を置き、赤髪と銀白の髪を乱暴に掴みながら、ねっとりと命じた。
「ヒッポリュテ、ペンテシレイア。余の男根が欲しいのなら、もっと余を喜ばせてみせよ。言葉で余を讃え、己の浅ましい牝の性根を晒して乞うてみろ」
その命令に、二人のアマゾネスは歓喜に身を震わせた。
ヒッポリュテは一度口から男根を抜き、ツヤツヤと輝く先端に頬をすり寄せながら、かつての女王からは想像もつかない甘ったるい嬌声を紡ぎ出した。
「ジュルル……っ、んむ……っ!ご主人様♡のおちんぽ、とっても美味しくて……最高ですぅ……っ!こんなに太くて立派なおちんぽで犯していただけるなんて、ヒッポリュテは世界一幸せなメス豚です……っ♡♡!ペンテシレイアには負けません……私の膣奥に、ご主人様の濃厚なお種を一番にくださいぃっ……!♡♡♡」
「んっ、れろ……ちゅぷ……っ!姉上ばかりずるいです!エウリュステウス様♡、私のお口も、子宮も……全部ご主人様♡のものなんですぅ……っ♡♡!私の方が、もっとぎゅうぎゅうにおちんぽを締め付けられます……っ♡♡!エウリュステウス様、私の膣内にも熱い種を注いでください……っ!♡♡♡」
妹のペンテシレイアも負けじと陰嚢をチュウチュウと吸い上げながら、瞳を淫らに潤ませて懇願する。
二人の神話の女戦士が、己をメス豚と呼び、男根を奪い合って媚びを競い合う姿。
そのあられもない背徳の光景に、エウリュステウスの征服欲と性欲は限界まで沸騰した。
「フハハ!神話最強の女戦士たちが、余の股間で争う姿は実に壮観だな!望み通り、二人とも孕むまで種付けしてやる!」
エウリュステウスは椅子から力強く立ち上がった。
二人の頭から手を離し、まずは赤髪の姉へと獰猛な視線を向ける。
「ヒッポリュテ、立て!まずは貴様からだ!」
「はいぃっ……!ありがとうございます、ご主人様ぁっ♡♡♡♡!」
ヒッポリュテは跳ね起きるように立ち上がり、自ら壁に向かって手をつき、背中を反らせて引き締まった腰を後ろへと突き出した。
古代の軽装の腰布が、エウリュステウスの粗暴な手によって無造作に捲り上げられる。
丸みのある豊かな尻肉の狭間から露わになったのは、すでに主への欲望で蜜をボタボタと滴らせ、ヒクヒクと開閉を繰り返す濡れそぼった秘所であった。
エウリュステウスは立ったまま背後から腰を密着させ、唾液でテラテラと光る太い男根の先端を、濡れた肉の割れ目へとあてがった。
そして――。
ズチュウゥゥゥッ……!
「おお゛お゛ぉぉ゛ッ……♡♡♡!? あ、あぎゃぁぁぁぁぁっ……♡♡♡!!」
一突きで、根元まで貫かれた。
反り返った凶暴な肉棒が、幾度も開発され尽くした子宮口へとドスリと深くめり込んだ瞬間、ヒッポリュテの喉から、かつての凛々しき女王からは天地が引っくり返っても想像できない、情けないほど狂乱したオホ声の絶叫が迸った。
両目を見開き、舌をペロリと垂らしながら、首を大きく後ろへと反らせる。
「あひぃっ、あぁっ……♡!す、すごい……っ!入って……入ってきましたぁぁっ!エウリュステウス様♡のおちんぽ……太いのが、子宮の奥までドスドス刺さってますぅ……っ!♡♡♡」
「クハハ!立ったまま背後から貫かれるのは格別だろう、ヒッポリュテ!」
パンッ!パンッ!パンッ!ドスッ!ドスッ!
エウリュステウスはヒッポリュテの腰骨を両手で万力のように鷲掴みにし、立った姿勢のまま激しく腰を打ち付け始めた。
肉と肉がぶつかり合う凄まじい炸裂音とともに、結合部から飛び散る愛液が、ヒッポリュテの引き締まった太ももを白く濁らせていく。
背後から容赦なく子宮口を連打される衝撃に、ヒッポリュテの結い上げた赤髪が激しく乱れ飛び、豊かな胸が衣装の中で激しく上下に跳ね回った。
「あほぉっ、あぁっ……!ご主人様、すごいですぅ……っ♡♡!おちんぽ最高ぉ……っ♡♡!私のおまんこ、エウリュステウス様に壊されちゃいますぅぅっ!♡♡♡」
下腹部を貫かれるたびに、脳味噌が蕩け落ちるような激痛にも似た強烈な快感が全身を巡る。
ヒッポリュテは壁を爪が割れんばかりの力で引っ掻きながら、自ら腰を激しく突き出して男根をより深く迎え入れ、下品な啼き声を上げ続けた。
床に座り込んだままそれを見つめるペンテシレイアは、姉の淫らな姿に下腹部をキュンキュンと疼かせ、自らの秘所に手を当てて息を荒らげていた。
(姉上、あんなにすごい顔をして……っ!あんなに気持ち良さそうに啼いて……!私も、早く……私もあのおちんぽで貫かれたい……っ!♡♡)
そして、ヒッポリュテの狭い膣肉が狂ったように収縮し、エウリュステウスの男根を締め上げた刹那――。
「受け止めよ、ヒッポリュテ!余の濃厚な種を、その腹の底に孕めぇっ!」
「はいぃぃっ♡♡!種付けしてくださいぃっ♡♡!ご主人様の赤ちゃん、また産ませてくださいぃぃぃっ!!♡♡♡」
ドスゥゥゥッ!
エウリュステウスが腰を限界まで押し込み、子宮口へと先端を密着させた。
ドピュルルルッ!ビュクッ、ドクドクッ、ビュルルルルルッ!!
「オホォォォォォォォォッ……!!」
太い肉棒から、灼熱の精液が怒濤の勢いで子宮内へと噴き出された。
ヒッポリュテは白目を剥いて身体を弓なりに硬直させ、激しい絶頂にガクガクと全身を痙攣させた。
子宮が熱い泥でタプタプと満たされ、内奥から全身へと幸福の痺れが駆け抜ける。
ズチュッ……!
エウリュステウスが無慈悲に男根を引き抜くと、広げられたままのヒッポリュテの秘裂から、白濁した濃厚な精液がボタボタと床へ滝のように零れ落ちた。
ヒッポリュテはその場にへたり込み、恍惚とした笑みを浮かべて荒い息を繰り返す。
だが、エウリュステウスの男根は少しも萎えてはいなかった。ヒッポリュテの愛液と精液に濡れ光り、血管を波打たせて猛り狂っている。
「次は貴様だ、ペンテシレイア!」
「あぁ……っ、待っていました、エウリュステウス様……っ♡♡♡!」
エウリュステウスはペンテシレイアの小柄でしなやかな身体を両腕で抱え上げ、背中を冷たい壁際へと強く押し付けた。
ペンテシレイアは自ら引き締まった両太ももを左右に大きく開き、エウリュステウスの腰にギュッとしがみつかせる。
宙吊りにされた無防備な秘裂へ、まだヒッポリュテの体液で濡れそぼる凶悪な先端があてがわれた。
「余の男根を腹の底まで味わえ!」
「はいぃっ……突いてください、ご主人様ぁっ♡♡♡!」
ズチュウゥゥゥゥッ……!
「おお゛お゛お゛ぉぉ゛ぉッ♡♡……おお゛ぉぉぉぉ゛ぉぉ゛ぉッ……♡♡♡♡!?」
強引な抱き上げの姿勢のまま、下から突き上げるように一気に最奥までめり込んだ。
腹筋の割れた小柄な体躯の奥深く、狭い子宮口へとダイレクトに衝突する極太の質量。
ペンテシレイアは背中を反らせ、琥珀色の瞳から涙を噴き出させながら、これまでの人生で一度も出したことのないようなオホ声を絞り出した。
「んぎゃぁぁぁっ!あ、あぁっ……♡!お腹の奥……っ、エウリュステウス様のおちんぽが、貫いてますぅ……っ♡!すごい……頭が、真っ白になっちゃうぅぅっ♡♡♡!」
「どうだ、戦士の誇りはどこへ行った、アマゾネスの猛将よ!」
「誇りなんて……あひぃっ、いりません……っ♡!私は、ご主人様のおちんぽが大好きな、ただのメスですぅ……っ♡♡!!エウリュステウス様ぁっ、もっと……もっと私を犯してぇっ!♡♡♡」
ドスッ!ドスッ!パンッ!パンッ!
壁に押し付けられたまま、エウリュステウスが下から容赦なく腰を突き上げる。
小柄な身体が壁を擦って上下に揺れ、結合部からはグチュグチュと愛液の泡立つ卑猥な水音が部屋中に響き渡る。
ペンテシレイアは両腕をエウリュステウスの首筋に絡め、舌を垂らして涎を流しながら、自らも腰を擦り寄せて主の男根を貪り食った。
床に座り込んだヒッポリュテが、子宮から精液を垂れ流しながら妹の姿を見上げ、ペンテシレイアもまた姉と蕩けた視線を交わし合う。
互いの顔には、男根に貫かれ、支配されることへの至上の歓喜と恍惚が浮かんでいた。
かつての誇り高き女王姉妹は、今や同じ男の肉棒に狂い、種を注ぎ込まれることだけに存在価値を見出す、完全なる一対の肉便器へと成り果てていた。
「イくぞ、ペンテシレイア!貴様の子宮も、余の種で染め上げてやる!」
「はいぃぃっ!ください、エウリュステウス様の種、全部私の奥にくださいぃぃぃっ!!♡♡♡♡」
ドスゥゥゥゥッ!
エウリュステウスは壁にめり込ませるほどの勢いで腰を深々と突き刺した。
ドピュルルルッ!ビュクッ、ドクドクッ、ビュルルルルルルッ!!
「イグゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ……♡♡♡!! イグゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ♡♡♡♡♡」
子宮口をこじ開け、ペンテシレイアの胎内へと、ヒッポリュテの時をも凌ぐ大量の灼熱の精液が注ぎ込まれた。
ペンテシレイアは甲高い絶頂の悲鳴を上げ、全身をビクビクと痙攣させて白目を剥いた。
引き締まった下腹部が、注ぎ込まれた精液の量でぽっこりと内側から押し上げられるような圧迫感。
魂の底まで主の色に染め上げられる感覚に、彼女の意識は極上の白濁の中へと溶け去っていった。
やがてエウリュステウスが息を整えながら腰を引くと、抱え上げられていたペンテシレイアの身体が床へと力なく滑り落ちた。
押し広げられたままの秘裂から、白濁した液体がトプン、トプンと溢れ出し、床の絨毯を汚していく。
部屋の中には、濃厚な精液と愛液の混ざり合った甘くむせ返るような匂いが立ち込めていた。
床の上には、衣服を乱し、汗と体液にまみれた二人のアマゾネス女王が、互いに寄り添うように横たわっている。
その顔には、かつての勇猛な戦士の面影はどこにもない。
ただ、大好きな主の種をたっぷりと子宮に注ぎ込まれ、心底から満たされた牝の、蕩けきった至福の笑みがあるだけであった。
「……ふふ……っ、エウリュステウス様……っ♡♡♡♡」
「……ご主人様……とっても、気持ちよかったです……っ♡♡♡♡」
ヒッポリュテとペンテシレイアは、微睡むような声で主を讃え、エウリュステウスの足元に頬をすり寄せた。
仮契約のマスターのことも、聖杯戦争の行く末も、カルデアの使命も――彼女たちの頭からは完全に消え去っていた。
二人の気高き女戦士は、このスノーフィールドの夜の闇の中、永遠に終わることのないご主人様への奉仕と、果てしなき快楽の深淵へと、幸福そうに沈み続けていくのであった。