元ネタ:ハイスクールD×D
ことの始まりは、兵藤家での何気ない一言からだった。
「なあ、親父――ちょっと相談があるんだけどさ」
休日、リビングで新聞をめくっていた兵藤五郎へ、息子のイッセーが少々気まずそうに、しかし真剣な表情で切り出してきたのだ。
イッセーは、その婚約者であるリアス・グレモリーから届いたという、羊皮紙に金文字で記されたあまりに豪奢な招待状を五郎の前へと差し出した。
「実はさ、リアスのご実家のグレモリー家から、両家の親睦を深めるための特別な食事会に招待されたんだよ。……リアスのお家は冥界でも最高峰の大貴族でさ、相手のご両親も親父たちに会えるのをすごく楽しみにしてくれてるらしくて。人間界とは桁違いのスケールだから緊張させるかもしれないけど……親父とおふくろ、一緒に行ってくれないか?」
「なんと……リアスさんのご実家からか」
五郎は差し出された重厚な招待状を受け取り、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
息子の婚約者となったリアス・グレモリー。その気品あふれる立ち振る舞いと絶世の美貌は知っていたが、その実家である冥界の大貴族グレモリー家からの招待となれば、人界のしがないサラリーマンである五郎にとって身の引き締まる思いであった。
(大貴族のご両親か……会社で言えば親会社の会長や社長にお会いするようなものだ。私のような平凡な中年男が粗相をして、イッセーやリアスさんの顔に泥を塗るわけにはいかん)
五郎は胸中で気を引き締めつつ、父親としての責任感と息子の成長への誇りを込めて頷いた。
「愚息が日頃から大変お世話になっている上、親御さんからのありがたいご招待とあっちゃ、断る理由などないよ。分かった、おふくろと一緒に行かせていただくよ。粗相のないよう、精一杯お相手を務めさせていただかないとな」
「ありがとよ、親父! そう言ってもらえると助かるよ」
――そうして迎えた当日。
転移陣を通り、足を踏み入れたグレモリー領の広大な敷地と、天を突くように聳え立つ本邸の豪奢さに、五郎と妻の美紀はすっかり圧倒されていた。
「落ち着いてくれよ、親父、おふくろ。リアスの家は確かにドカンと凄えけどさ、ご両親はすごく優しい人たちだからさ」
緊張に肩を強張らせる五郎をイッセーが気遣いながら導き、案内されたのは息を呑むほど壮麗な大広間であった。
天上に輝く魔導水晶のシャンデリアが、磨き抜かれた長大なテーブルとそこに並べられた豪華極まりない最高級の料理を眩いばかりに照らし出している。
当主であるゼオティクス・グレモリーと、その妻であるヴェネラナ・グレモリーが温かい笑顔で兵藤一家を出迎えた。
「ようこそグレモリー邸へ、兵藤殿。イッセー君のご家族をこうしてお迎えできて、誠に光栄だ」
「ふふ、どうぞ楽になさってくださいね」
美しく格式高い空間で、両家が揃った和やかな宴が始まった。
しかし、その賑やかな宴席は、予期せぬ出来事の連鎖によって一変することとなる。
まず最初に動きがあったのは、乾杯を終えて歓談が盛り上がり始めた頃だった。
大広間の扉が重々しく開き、グレモリー家の執事である老悪魔が蒼白な顔で駆け込んできたのだ。ゼオティクスの耳元で緊急の報告が囁かれる。
報告を聞いたゼオティクスの表情が引き締まり、彼は申し訳なさそうに苦笑しながら立ち上がった。
「失礼、兵藤殿。冥界政府から突発的な政治的急務の要請が入ってしまった。当主として席を外さざるを得ない。真に申し訳ないが、すぐに執務室へ向かわねばならんのだ」
「あ、いえ! とんでもございません、お仕事をお優先なさってください!」
五郎が恐縮して深々とお辞儀をする中、ゼオティクスは「後は頼むよ、ヴェネラナ」と言い残し、急ぎ足で大広間を後にした。
だが、ハプニングはそれだけに留まらなかった。
ゼオティクスが退出して間もなく、今度はイッセーとリアスの身につけていた眷属通信端末から、甲高い警告音が鳴り響いた。
端末画面を確認したリアスがハッと息を呑む。
「お母様、大変です! グレモリー領の境界付近に、超巨大魔獣が出現したと緊急連絡が……!」
「なんですって? 討伐部隊の到着までは?」
「私たちが向かった方が早いです! イッセー、みんな、行くわよ!」
「えっ、今!? すみません親父、おふくろ、ちょっと暴れてすぐ戻ってくるから!」
イッセーとリアス、そして同席していた仲間たちが慌ただしく武器を手に取り、魔法陣を描いて大広間から転移していってしまった。
賑やかだった大広間に、急激な静寂が訪れる。
そして最後の追撃が、五郎の妻である美紀を襲った。
「う、うぐっ……」
「母さん!? どうしたんだ顔色が悪いぞ!」
五郎が慌てて寄り添うと、美紀は青ざめた顔で力なくお腹を押さえていた。人間である美紀にとって、冥界の濃密すぎる魔力環境と、慣れない異界への長旅による緊張と疲労が、激しい腹痛と目眩となって一気に押し寄せてしまったのだ。
「すみません……なんだか急に、頭とお腹が痛くなってしまって……」
「あらあら、大変ですわ! 人間の身体には魔界の気が少々重すぎたのかもしれませんわね」
ヴェネラナは即座に手を叩き、給仕の侍女たちを呼び寄せた。
「客室へお連れして、身体を温めるハーブティーと休めるベッドをご用意しなさい。ご安心なさってください、五郎さん。侍女たちにしっかりと看病させますわ」
「あ、ありがとうございます、ヴェネラナ様……! すみません、あなた、少し休ませてもらうわね……」
侍女たちに手厚く抱えられ、美紀もまた大広間から静かに退出していった。
静まり返った豪奢な大広間。
長大なテーブルにポツンと取り残されたのは、息子の婚約者の母親であり、大王バアル家の血を引く絶世の美魔女ヴェネラナと、人界のしがない中年サラリーマンである五郎のわずか二人だけであった。
(まさか、こんな二人きりになってしまうとは……!)
五郎の心臓は早鐘のように鳴っていた。妻への心配もありつつも、目の前に座るヴェネラナの放つ息を呑むような美貌と色香に、男としての本能が強烈に刺激されていたからだ。
「あらあら……皆さん居なくなってしまわれましたわね」
ヴェネラナは妖艶な紫の瞳を細めて微笑むと、透き通るような白魚の指先でボトルの首を掴み、グラスへ魔界特産の深紅の美酒をトクトクと手際よく注ぎ分けた。
五郎はビジネスマンとしての習性が全身に染み付いた動作で背筋をピンと伸ばし、深々とお辞儀をした。
「と、とんでもございません、ヴェネラナ様! 私のような一端の会社員が、このような格式あるお席でヴェネラナ様のような素晴らしい方のお相手を務めさせていただくなど、身に余る光栄でございます……! 愚息が日頃から大変お世話になっており、親として心より感謝申し上げます」
まるで社長相手に名刺交換でも始めるかのような丁寧すぎる敬語と低姿勢な振る舞いに、ヴェネラナは可憐に小首を傾げ、鈴を転がすような笑い声を漏らした。
「あらあら、そんなに畏まらなくてもよろしくてよ。もうすぐ大切な家族になる間柄ではありませんか。ほら、まずは乾杯いたしましょう?」
ヴェネラナが差し出したグラスを受け取る際、五郎の視線はどうしても彼女の胸元へと吸い寄せられてしまった。
エレガントな深紅と黒のイブニングドレスから惜しげもなく覗く豊満な胸元。推定Jカップを誇る圧巻の双丘が、彼女の呼吸に合わせてふんわりと柔らかく揺れている。
(なんて物凄いお体なんだ……息子がリアスさんのスタイルに鼻血を出している気持ちが、少し分かってしまうな……)
罪悪感を抱きつつも生唾を飲み込み、五郎はカチンとグラスを合わせた。
美酒を一口含むと、果実の甘みと芳醇な香りが口いっぱいに広がり、身体の奥からじんわりと温かな熱が浸透していった。
「五郎さんは、人間界で毎日大変なお仕事をなさっているのでしょう? リアスから伺いましたわ。毎朝、すし詰めの電車に揺られて会社へ通われていらっしゃるとか」
「いえ……私の仕事など毎日の満員電車と、上と下に挟まれる中間管理職の胃が痛む書類仕事ばかりでございます。グレモリー家の壮大な領地統治に比べれば、恥ずかしい限りでして……」
苦笑交じりに語る五郎の言葉に、ヴェネラナは身を乗り出すようにして耳を傾けた。ドレスの胸元がさらに深く開かれ、甘い香油の香りがふわぐりと五郎の鼻腔をくすぐる。
ヴェネラナの心に、ふと温かな感情が芽生えていた。
(まあ……なんて実直で、誠実なお方なのかしら。毎日の満員電車や胃の痛む仕事に耐え、ご家族を一生懸命に支えていらっしゃるのね。ゼオティクスのような高貴な悪魔の紳士とは違う、泥臭くもたくましい『家族を守る男の温もり』を感じるわ……)
「まあ、人間の世界のお仕事も本当に大変ですのね。実はゼオティクスも、領地の書類仕事や貴族同士の調整にはいつも頭を抱えて溜息ばかりついておりますのよ。ふふ、五郎さんはとても実直で、ご家族を第一に考えられる頼もしいお父様ですのね。イッセーさんが真っ直ぐで力強い男の子に育たれた理由が、今日よく分かりましたわ」
「ヴェネラナ様にそう笑顔でおっしゃっていただけるだけで、日頃の胃の痛みも吹き飛びますよ。イッセーのやつも昔は本当にお転婆で手がかかりましてね……」
「あら、イッセーさんも? リアスも幼い頃は本当に手の焼けるお転婆娘でしてね……」
互いに酒杯を重ねるうちに、最初はガチガチに緊張していた五郎の心もほどけていった。
会社では上司と部下の板挟みになり、家庭でも父親として威厳を保とうと気を張っていた五郎にとって、ヴェネラナの包み込むような優しさと甘やかな眼差しは、喉の渇きを癒やすオアシスのようだった。
一方のヴェネラナも、酒の酔いとともに五郎の男らしい無骨さと謙虚な態度に強く惹かれていた。夫との関係にどこか冷めかけたものを感じていた彼女の心に、五郎という一人の男の存在感が熱く溶け込んでいく。
トクトクと酒を注ぎ足し、二人は何杯もの美酒を空けていった。
気がつけば、深い夜の静寂が大広間を包み込んでいた。
「あら……少々お酒が回りすぎてしまったようですわね」
ヴェネラナが頬を桜色に染め、細い手を額に当てて吐息をついた。その上気した表情は妖艶さを増し、紫の瞳は快楽の予感にトロンと潤んでいる。
五郎もまた、頭が心地よく痺れるような深い酔いを感じていた。
「では、五郎さんをお部屋までご案内いたしますわ。お立ちになれますか?」
「あ、はい、感謝いたします、ヴェネラナ様……」
ーー
ー
ガチャ…
と客室の扉が開く。
「ここですわ五郎さん、今日はもうお休みになって――」
「あ、ありがとうございます。こんな立派な部屋をお借りしまして………っと」
酔いで足元がおぼつかない五郎が、ヴェネラナの細く白い腕に支えられながらもベッドへ向かおうとした、まさにその時――
ぐらりと足元をふらつかせた。
すかさずヴェネラナが手を差し伸べ、五郎の腕を支えようとする。
「あら、危ないですわ――きゃっ!?」
お互いにかなり酔いが回っていたため、体重を支えきれず、二人は重なり合うようにしてバランスを崩した。
案内されたすぐ隣の客室――その中央に鎮座する、シルクの帳が垂らされた豪華な天蓋付きベッドへと、二人の身体はもつれ合うように倒れ込んでしまった。
ドスン、と柔らかいマットレスが二人の体圧を受け止める。
「うっ……! す、すみませんヴェネラナ様、お怪我はありませんか!?」
慌てて身体を起こそうとした五郎だったが、至近距離で重なり合った光景に息を呑んだ。
五郎の下で横たわるヴェネラナの姿。乱れた栗色の長髪が白い肌に散らばり、ドレスからは豊満な胸が溢れんばかりに押し出されている。息を吸うたびに上下するバストと、そこから漂う蜜のように甘い肌の香りが、五郎の理性を激しく揺さぶった。
(くっ……なんだこの甘い香りは! 妻以外の女性をこんな風に押し倒してしまうなんて……しかも息子の婚約者のお母様だぞ! 離れなければ……だが、身体が動かない……!)
ドクン……ドクン……と、五郎の胸の高鳴りが静かな部屋に響き渡る。
「ふふ……わたくしは大丈夫ですわ、五郎さん。ですが……」
ヴェネラナの言葉が途切れた。
五郎の身体を押し返そうと伸ばした彼女の細く白い右手が、偶然にも五郎のスラックスの股間部分に触れていたのだ。
その瞬間、ヴェネラナの動きが完全に固まった。
「あ……?」
ヴェネラナの口から呆然とした吐息が漏れた。
スラックスの生地越しに手に伝わってきたのは、人間のものとは到底思えない異様な熱量と、狂おしいまでの圧倒的な大質量であった。
太く、長く、岩のように硬く怒張した肉柱が、布地を突き破らんばかりの勢いで猛烈に主張していた。軽く二十センチを超え、ビール瓶の首ほどもある太さを誇る剛直の存在感を、手感触だけで悟ってしまったのだ。
(な、何ですの……この凄まじい硬さと太さは……!? まるで、獰猛な魔獣がスラックスの中で暴れているみたい……っ!)
ヴェネラナの紫の瞳が驚愕と、長年封印されていた狂おしいまでの性衝動で大きく見開かれる。
夫であるゼオティクスとの夜の営みは淡白そのものであり、一度も肉体の奥底まで満たされたことのないヴェネラナ。名門の妻として押し殺してきた雌としての歓喜への渇望が、五郎の股間から放たれる凶悪なまでの雄の熱気に触れ、決壊するように溢れ出したのだ。
(あぁ……恐ろしい……けれど、なんて素晴らしい陰茎。わたくし、こんな太くて熱いモノ、一度でいいから触れてみたかった……っ)
彼女の指先が無意識のうちに股間の熱を確かめるようにギュッと力を込め、撫で回す。
「あ、いや……これは、その……! 触られちゃ困るというか……我慢できなくなっちまう……っ」
五郎の口から、社会人の仮面が完全に剥がれ落ちた、野太く荒い息が漏れた。
高貴な貴婦人相手に失礼があってはならないという自制心は、ヴェネラナの蕩けた瞳と、スラックスの上から剛直を愛撫してくる指先の熱さに吹き飛ばされていた。
長年、妻との夜も落ち着いて欲求不満を抱えていた五郎の身体の中で、「この高貴な女性を自分の手で暴き、組み伏せたい」という理性を超えた雄の支配欲が急速に頭をもたげていた。
「ふふ……困る、とおっしゃりながら、こんなに熱く大きくなっていらっしゃいますのね……」
ヴェネラナの心にも、背徳の愉悦が広がっていた。
(ふふ……素朴で実直なお父様だと思っていたけれど、こんなに恐ろしい魔獣を隠していらっしゃったなんて。……いいわ、今夜はわたくしが、このお父様を存分に蕩けさせて差し上げますわ)
ヴェネラナは逃げようとはせず、むしろ妖艶な笑みを浮かべながら五郎の首にそっと腕を回した。
カサリと衣擦れの音が響き、互いの汗ばんだ肌からじっとりとした熱気が溢れ出す。
言葉による制約はもはや不要だった。二人の視線が熱く絡み合い、五郎は覚悟を決めたように震える手を伸ばすと、ヴェネラナのドレスの背中にあるファスナーへと指をかけた。
(こんな美人に誘われては……俺は……!)
ジーッ……と静かな音を立ててファスナーが下ろされていく。
ヴェネラナは拒む素振りを見せるどころか、自ら甘い吐息を漏らしながら肩紐をふわりと滑り落とした。
(あぁ……夫以外の男性に服を脱がされるなんて。なんて背徳的で……なんて恐ろしいほど気持ちいいのかしら……っ)
深紅のドレスと薄絹のランジェリーが丁寧に脱がされていき、ベッドの上で彼女の完璧なグラマラスボディが露わとなる。
たぷんっ
現れたのは、息を呑むほど美しい極上の果実だった。
推定Jカップを誇る圧倒的な重量感の双丘が、重力に従ってゆったりと左右に広がり、その頂には大輪の桜色をした乳首が恥ずかしく凝固している。
極限までくびれたウエストから、豊かなヒップへと続く美しく官能的なライン。
「あぁ……なんて素晴らしい身体だ……」
五郎の理性は完全に吹き飛んだ。両手を広げ、ヴェネラナの豊満な胸肉をガッシリと包み込んだ。
むちゅっ…むにゅっ…
柔らかくも弾力のある感触が手掌いっぱいに広がる。
五郎が指をめり込ませ、左右から寄せ集めるように揉みしだくと、ヴェネラナの口から切ない喘ぎが零れた。
「んぁ……っ! 五郎さん……っ、そんなに強く揉まれたら……っ」
五郎は左右の乳房を交互に手圧で変形させながら、親指の腹で敏感な乳頭をコリコリと転がした。
(すげえ……柔らかくて、手の中で溢れそうだ。こんな上等な胸を揉めるなんて……!)
五郎の雄としての満足感と興奮は最高潮に達する。
一方のヴェネラナも、熱く力強い男の手で胸を貪られる快感に、頭が白く染まっていた。
(あぁっ! 五郎さんの力強い手が……わたくしの胸を潰すみたいに……っ! ゼオティクスとは全然違う……こんな乱暴で激しい愛撫、体が痺れてしまいますわ……っ!)
じゅぷ、とヴェネラナの股間から無意識に溢れ出た熱い愛液が、シーツに小さなしみを作っていく。
「今度は……五郎さんの番ですわね」
ヴェネラナは快楽に潤んだ瞳で五郎を見上げると、白魚のような指先を五郎の腰元へと伸ばした。
(このお方の恐ろしい魔物を……わたくしの手で、直接確かめたい……っ)
カチャリとベルトのバックルが外され、スラックスのボタンが解かれる。ヴェネラナは丁寧に下着ごと五郎のスラックスを膝下まで引き下ろした。
弾けるように飛び出したのは、ヴェネラナの想像を遥かに超える禍々しいまでの剛直だった。
太い血管が浮き彫りになり、亀頭は赤黒く充血して怒張している。先端からは透明なプレカマーがドクドクと蜜を溢れさせていた。
「まぁ……なんて凄まじい肉柱……っ。こんな大きなもの、人間の方がお持ちだなんて……っ」
ヴェネラナは武者震いのような甘い恐怖と歓喜を覚えながら、両手で五郎の熱い太茎を包み込んだ。
すべすべとした滑らかな手のひらで根元から亀頭に向けてゆっくりとしごき上げ、指先に付着した鈴口の蜜を亀頭全体へと塗り広げていく。
「くっ……! ヴェネラナさん……そんな風に触られたら……!」
「ふふ、お返しですわ。五郎さん……とっても熱くて固いですわよ……っ」
ヴェネラナは指先で亀頭の亀頭冠を優しく撫でまわし、先端の小さな穴を指の腹で圧迫するように弄んだ。
五郎は欲望のままにヴェネラナの豊かなバストへ顔を埋め、大輪の桜色の乳首を口内に含んで激しく吸い上げた。
じゅるり、じゅぷ、と湿った吸い上げ音が部屋に響き渡り、ヴェネラナは背中を大きく反らせて甲高い声を上げる。
「あんっ……! おっぱい、そんなに吸われたら……頭が変になってしまいますわっ!」
五郎の手がヴェネラナの太ももを割り開き、濡れそぼった秘肉の裂け目へと指を滑り込ませた。
ぬちゅ……ぬちゅり、と溢れ出る熱い蜜が指先を濡らし、ひだの奥を優しく擦り上げると、ヴェネラナは身悶えしながら五郎の肩に爪を立てた。
「あぁっ……あ……っ! そこ……っ、そんな風になぞられたら……わたくし……っ!」
互いの飢えた肉体を確かめ合うような濃密で熱烈な愛撫が交わされ、夜の静寂の中に二人の荒い息遣いと湿った皮ふの接触音が溶け込んでいった。
完全に覚醒した雄の熱と、歓喜に疼く雌の欲望が重なり合い、二人は二度と戻れない禁断の情事へと深く墜ちていくのだった。
ーー
ー
愛撫によって互いの体温が臨界点まで跳ね上がったベッドの上。
名門バアル家の血を引くヴェネラナの胸中には、高貴な悪魔の女としての自負と、妖艶な大人の余裕が満ちていた。
(ふふ……このお方は実に素朴で実直な人間の男性。こんなに凄いモノをお持ちだけれど、夜の手ほどきにかけては、わたくしがリードして差し上げなければ……)
夫との淡白な営みで満たされなかった欲望を解き放つように、ヴェネラナはうっとりと熱い吐息を漏らしながら、五郎の前にしなやかに膝をついた。
「うふふ……。悪魔の女がどれほど情熱的か、わたくしが骨抜きにして差し上げますわ」
艶やかな栗色の髪を耳にかけ、ヴェネラナは上気した顔を五郎の股間へと近づけた。
目の前で脈打つ赤黒く太い剛直。先端から滲み出るプレカマーの甘い香りに鼻腔をくすぐられ、ヴェネラナはたまらず割れ目のような口唇を開くと、力強く怒張した亀頭の先端をそっと口内に含んだ。
「んむっ……じゅぷっ、じゅるり……っ」
湿った温かな粘膜が亀頭を包み込む。
ヴェネラナは舌先を器用に動かし、亀頭冠のくびれを転がすように舐め回した。鈴口へ舌先を滑り込ませて蜜を吸い上げると、五郎の身体が大きく跳ね上がった。
「くっ……! ヴェネラナさん、そんな……直接口で……っ!」
五郎の手がベッドのシーツを固く握りしめる。
会社員として真面目に生きてきた五郎にとって、息子の婚約者の母親であり、最高峰の貴婦人であるヴェネラナに口で奉仕されるという背徳感は、脳を狂わせるほどの刺激だった。
(すげえ……! なんて温かくて柔らかい口内なんだ……! あの高貴なヴェネラナ様が、俺の汚いモノを嬉しそうに舐めてくれている……!)
ヴェネラナは五郎の翻弄される姿に快感を覚え、さらに攻め立てた。
口を離すと、今度は推定Jカップを誇る自慢の豊満な二つの胸肉を寄せて挟み込んだ。
むちちっ、と柔らかく重厚な乳肉が五郎の剛直を左右から隙間なく包み込む。
「ふふ……どうですの? わたくしの胸の感触は……っ」
ヴェネラナは両腕で豊満な胸を強く押し潰しながら、上下にしなやかに身体を揺すった。
胸肉の谷間で極太の肉柱が滑り、弾力ある乳肌が擦れ合うたび、じゅぷじゅぷと贅沢な愛撫音が響き渡る。
大輪の桜色をした彼女の敏感な乳頭が剛直の側面に擦れ、五郎の限界を急速に押し上げていく。
「ぐっ……ダメだ、ヴェネラナさん! 胸がすごすぎて……もう出ちまう……っ!」
「あらあら……いいですわよ。わたくしの胸の中に、お父様の熱いものをたくさん出してくださいまし……っ」
勝ち誇ったような笑みを浮かべるヴェネラナの言葉が引き金となり、五郎の下腹部が大きく跳ね上がった。
「くそっ……出る……! 出ちまうッ!!」
ドピュッ! ドピュルルッ!
勢いよく噴き出した大量の白濁が、ヴェネラナの豊満な胸元と艶やかな谷間を白く染め上げていった。
ドクドクとドッシリ注ぎ込まれる熱い奔流を受け止めながら、ヴェネラナはうっとりとその光景を見つめた。
「まあ……なんて凄まじい量ですこと。ふふ、可愛いお父様……すっかりわたくしの虜になられてしまいましたわね?」
ヴェネラナは指先で自分の胸についた白濁を掬うと、見せつけるようにペロリと舐めとってみせた。
一回戦目を自らの奉仕で勝利し、人間の中年男を骨抜きにしたという達成感とプライドに、ヴェネラナの胸は満たされていた。
……しかし、ヴェネラナの想定は、ここから大きく狂い始めることとなる。
「……なぁ、奥さん」
「え……?」
五郎の低く野太い声に、ヴェネラナが驚いて顔を上げた。
射精直後であれば、男性のモノは柔らかく萎えていくはずだった。
だが、五郎の股間で咲き誇る剛直は、大量の白濁を放出した直後であるにもかかわらず、萎えるどころかさらに太さと硬度を増し、熱い吐息を吐くようにドクドクと脈打っていたのだ。
(な……何ですの……!? あんなにたくさんお出しになったのに、どうして小さくならないの……!? いいえ、前より硬く太くなっているなんて……っ!)
ヴェネラナの紫の瞳が動揺に揺れた。
五郎の身体に宿る底知れぬ絶倫スタミナと、悪魔の魔力すら凌駕する雄としての生殖本能。射精を経て完全にタフネスを覚醒させた五郎は、シーツから身体を起こすと、ヴェネラナの細いくびれた腰を両手で力強く掴んだ。
「一度射精したくらいで、俺のこれが収まるわけないだろ。……手加減なしでいくぜ、ヴェネラナさん」
(俺も男の端くれ、悪魔で俺よりも遥かに高貴で大人な女性。…ここまでやってくれたんだから、今度はこちらがこの女を気持ちよくさせてやる)
「あ……五郎さん……っ!?」
五郎はヴェネラナを仰向けから起き上がらせると、自分の上に跨がらせる形へと誘導した。
五郎がベッドに背を預け、見上げる姿勢になると、ヴェネラナの下腹部と五郎の怒張した肉柱がぴったりと密着する。
「ふ、ふふ……強がりを言ってもよろしくてよ? それでは……今度はわたくしが上から繋がって差し上げますわ……っ」
ヴェネラナは動揺を隠すように強気の笑みを浮かべると、自ら五郎の剛直の先端を濡れた秘裂の入り口へと宛がった。
息を呑み、ゆっくりと体重をかけて腰を落としていく。
ぬぷ……ぬぷぷぅっ……!
「あぁっ……! お゛っ……き、キツい……ッ!」
あまりの太さに、ヴェネラナの秘肉が悲鳴を上げて引き伸ばされる。
長年夫との淡白な営みしか経験のなかった彼女の狭小な膣腔に、ビール瓶の首ほどもある極太の肉柱がズチズチと押し入っていく。
ひだの壁が肉柱の血管の浮き出た凹凸を克明に拾い上げ、ヴェネラナの体を強烈な圧迫感と快感が突き抜けた。
「んおっ……ぁあ゛っ! 入って……入ってきますわぁっ!」
ついに根元まで呑み込み、五郎の恥骨とヴェネラナの豊満な尻肉がバチンと合体した。
最奥の子宮口に剛直の亀頭がゴツンと直撃した瞬間、ヴェネラナは背筋を大きく反らせて甲高い声を上げた。
「ひゃぅっ!? おく……奥に……届いて、ますわっ……!」
五郎もまた、包み込まれるような極上の名器の締め付けに荒い息を吐いた。
「ぐっ……す、すごい締め付けだ……! だが、あんたの体……めちゃくちゃ感じやすいんじゃないのか!?」
「な、何を……っ! わたくしは悪魔の淑女ですのよ……っ! ほら、わたくしが……動かしてあげますから……っ!」
ヴェネラナは主導権を取り戻そうと、五郎の胸に手をつき、自ら腰を上下にしならせて動き始めた。
ぬちゅ……ぬちゅり……
溢れ出る熱い愛液が潤滑油となり、激しい結合音が静かな寝室に響く。
自ら腰を振って男を貪る快感に、ヴェネラナは「わたくしがこの人を支配している」という全能感を覚えようとしていた。
しかし――五郎の勘の良さと雄の本能は、すでにヴェネラナの弱点を見抜いていた。
「悪いね、奥さん……一度火がついちまったら、俺も手加減できねえ質なんだ!」
「え……? きゃっ!?」
五郎はヴェネラナの豊満なくびれた腰を両手でガッシリと掴むと、彼女の動きを力任せに固定した。
そして、ベッドに背をつけた状態から、天井へ向けて力任せに野太い下半身を押し上げたのだ。
ズシンッッ!!ズチュッ!!
「ひぐぅッッ!?!?」
ヴェネラナの口から、淑女らしからぬ悲鳴が飛び出した。
下から突き上げられた凶悪な亀頭が、子宮口の最も敏感なスポットを容赦なく抉り上げたのだ。
「そこ……そこが気持ちいいんだろ? ほらっ!」
ズシンッ! ズシンッ! ズチュッ!
五郎は容赦なく、下から天井へ向けて突き上げる強烈な腰使いを繰り返した。
引き締まった男の腰が描く重厚なストローク。剛直が抜けては一気に最奥まで貫き直され、肉と肉がぶつかり合うパンッ、パンッという乾いた衝突音が部屋中に響き渡る。
「ひゃぅっ!? な、何ですのその突き上げ……っ! わたくしが、動かすはず……なのにぃっ!」
「言ったろ、俺が楽しませてやるってな! ほら、もっと腰を落として俺のモノを深くまで咥え込めよ!」
「あ゛っ! お゛っ、お゛ぉ……っ! だ、ダメぇっ! そんな強く突かれたら……頭が……頭がおかしくなっちゃう姿ぁっ!!」
主導権を握っていたはずのヴェネラナの理性が、ガツガツと最奥を打たれる激痛混じりの未体験の快感によって完全に崩壊していく。
五郎の手が彼女の豊満なJカップの胸を揉みしだき、下からは容赦ない巨根の反撃が子宮をノックし続ける。
瞳は快楽で完全に蕩けきり、口元からは涎が垂れ落ち、高貴な悪魔の母としてのプライドは吹き飛んでいた。
「五郎さん……っ! ごろーさ…んっ…! んお゛っ、イ”ッ、イぎますう゛っ! イくッ、イくのぉぉーッッ!!」
「俺もだ、ヴェネラナ! 受け止めろッ!」
五郎が最後の一突きを最奥へ深く深く打ち込み、同時に最深部で再び熱い白濁を解き放つ。
ヴェネラナは五郎の胸に倒れ込み、激しい絶頂の痙攣に体を震わせながら、男の圧倒的な力に屈服させられる無上の歓喜に白目を剥いて酔いしれるのだった。
ーーー
ーー
二度目の絶頂を迎えてなお、五郎の熱く硬い剛直は衰えるどころか、一層の猛威を振るっていた。
シーツの上に倒れ込み、肩で息をつくヴェネラナの全身は、激しい快感の余韻でぴくぴくと小刻みに痙攣している。
上気した肌は汗と愛液で濡れ光り、紫の瞳は快楽で完全にトロンと蕩けきっていた。
「はぁ……はぁ……っ。お゛っ……なんて、恐ろしいお方……っ。わたくしを……こんなっ……はぁ…んっ……」
二人の子の母であり、大王バアル家の血を引く気高き貴婦人としての余裕は、もはや影も形もなかった。
しかし、五郎の雄としての本能と支配欲は、彼女のそんな乱れた姿を目にしてさらに激しく燃え上がっていた。
会社員としての腰の低さは完全に姿を消し、眼光には一人の雌を完全に屈服させようとする猛禽のような鋭さが宿っている。
「どうするもこうするもないさ。あんたの身体は、まだまだ俺のモノを欲しがってるんだからな」
五郎は汗ばんだヴェネラナの豊満な腰を容赦なく掴み上げると、彼女の身体を寝返らせるようにクルリとひっくり返した。
ヴェネラナは枕に顔を埋める形となり、両膝をベッドについた姿勢をとらされる。その拍子に、極限までくびれた腰の先にある推定Jカップのバストから続く豊満で重厚なヒップが、五郎の目の前で惜しげもなく丸出しにされた。
白く瑞々しい両丘の間で、蜜をたっぷりと溢れさせた秘肉の裂け目が、五郎の剛直を誘うようにくちくちと蠕動している。
「あぁ……っ! 五郎様、そんな姿……っ! お尻を向けるなんて……恥ずかしすぎますわっ!」
ヴェネラナは顔を真っ赤に染めて手で顔を覆おうとしたが、五郎はその豊かな臀部を両手でガッシリと掴むと、左右にグッと押し開いた。
剥き出しになった濡れそぼる秘肉に、五郎は力強く怒張した自身の剛直を後ろからまっすぐに宛がった。
「恥ずかしがる必要なんてないさ。……ほら、後ろから突かれるの、たまらないんだろ? 腰が勝手に迎えに来てるぜ」
五郎が言い放つと同時に、腰をぐっと押し入れた。
ずちゅっ……! ズチュチュッ……!!
「あんっ…あっああぁっ、お゛っ、んお゛ぉッ! だ、めぇッ、そんな激しく突かれたら、わたくし……壊れてしまいますわぁッ!」
一気に最奥まで貫通する衝撃に、ヴェネラナは背筋を大きく反らせて甲高い悲鳴を上げた。
夫であるゼオティクスとの淡白で儀礼的な営みでは、一度として体験したことのない乱暴で野性味あふれる突き込み。ビール瓶の首ほどもある五郎の巨根が、彼女の狭小な膣道を強引に押し広げ、子宮口へと直接ゴツンと打ちつけられる。
「壊れやしないさ、あんたの体はこんなに頑丈で、最高にスケベなんだからな!」
五郎はヴェネラナの栗色の豊かな髪を後ろから手で掴み上げ、彼女の体をさらに大きく反らせた。
むき出しになった無防備な最奥へ向けて、五郎は引き締まった下半身を容赦なく叩き込み始めた。
ジュチュっ!!…パンッ! パンッ! パンッ!
肉と肉が激しく打ち付け合う乾いた衝突音が、静かな天蓋付きベッドの中に響き渡る。
引き抜かれては一気に根元まで打ち込まれる凶悪な剛直。その摩擦によって、ヴェネラナの秘肉からはぐちゅぐちゅと粘度の高い愛液の濁流音が溢れ出していた。
(あぁっ! お゛っ……! なんて激しい打ち込み……ッ! ゼオティクス様は……一度だって、こんな風にわたくしを犯してくださらなかった……っ! 痛いのに……苦しいのに……お腹の奥が、壊れるくらい気持ちいい……っ!)
ヴェネラナの心中に残っていた「悪魔の母」「グレモリーの妻」という理性のタガが、五郎の容赦ない打ち込みによって粉々に粉砕されていく。
夫からは与えられなかった「一人の男に乱暴に求められ、組み伏せられる」という未知の快感が、彼女の魂の奥底に眠っていた雌の本能を激しく呼び覚ましていた。
自分を突き崩すこの中年男性——息子の婚約者の父親という背徳の存在に、心も体も支配されていくことに、ヴェネラナは恐怖とともに狂おしいほどの歓喜を覚えていた。
五郎もまた、高貴な大悪魔の令夫人を背後から力任せに貫き、自らの腰使い一つで悲鳴を上げさせているという事実に、強烈な万能感と背徳感を感じていた。
手に伝わるヴェネラナの柔らかくも引き締まった臀部の肉感、そして五郎の剛直を締め上げて離さない極上の名器の感触が、彼の雄としての本能をさらに覚醒させていく。
「ほらっ! もっと奥まで受け入れろ、ヴェネラナ!」
ズシンッ! ズシンッ! ズチュチュッ!
「ひぎぃっ……! お゛ッ! あ゛ぁ゛っ! イ”ッ、イぎますう゛っ! 気持ちいい……気持ちよすぎますわぁっ!!」
子宮口を激しく乱打されたヴェネラナは、枕に顔を埋めながら狂ったような悲鳴を上げた。
彼女の体は限界を超えた快楽によって跳ね上がり、秘肉が五郎の剛直をギチギチと強く締め付けながら、3回目の連続絶頂へと達した。
しかし、五郎の攻勢はそれでは終わらなかった。
絶頂の痙攣に身を震わせるヴェネラナを、五郎はベッドから立たせると、そのまま壁際へと追い詰めた。
「あ……五郎様……? もう……お足が立ちませんの……っ」
力が入らずにへたり込もうとするヴェネラナを、五郎は壁に押し付けるようにして固定した。
そして、彼女の片脚を五郎自身の腰へと高く持ち上げて絡ませる。立ったままの姿勢で、逃げ場を完全に塞いだ状態での結合だった。
ズチュッ……! ぐちゅり……!!
「ひゃあぁっ!? お、立ったまま……入れるなんて……っ! おく……奥の奥まで……五郎さんの逞しいものが届いて……っ♡!」
重力と二人の体重が加わり、五郎の剛直は先ほどまでの体位以上に深く、容赦なくヴェネラナの子宮口を貫いた。
壁と五郎の硬い胸板に挟まれ、ヴェネラナは身動き一つ取れないまま、密着した状態で下から一気に突き上げられる。
「五郎さん……っ! 部屋の外までっ聞こえちゃ……う゛ッ、だ、め゛ッッ!!、あああぁぁぁっ、いいぃぃんっ♡!!」
館の他の誰かにこの乱れた喘ぎ声が届いてしまうかもしれないという恐怖。
しかし、そのスリルがさらにヴェネラナの体液を噴出させ、秘肉を締め上げさせた。
五郎は彼女の言葉を遮るように、力強く唇を重ね合わせた。
むしゃぶりつくような濃厚な口づけ。ヴェネラナの口内に舌を侵入させ、濃密な唾液を交わしながら、五郎は下半身を激しく打ちつけ続けた。
んむ……っ! じゅぷっ、じゅるり……!
パンッ! パンッ! パンッ!
口内を貪られ、息も満足に吸えない状態で、下腹部からは凶悪な肉柱が休みなく最奥を叩き続ける。
ヴェネラナの紫の瞳は完全に白目を剥きかけ、口元からはダラリと溢れた唾液が二人の結合部へと糸を引いて垂れていた。
(あぁ……っ! もう……何も考えられませんわ……っ! わたくしは……わたくしは、このお方の……五郎さんの牝……っ!)
かつて多くの男たちを魅了し、大王バアル家の気品を誇っていた元悪魔クイーンの威厳は完全に剥ぎ取られていた。
いまや彼女の頭の中には、目の前の男——五郎の太く熱い剛直に犯され、突き崩されることの快感しか存在しなかった。
「もっと乱暴にしてほしい」
「この男の所有物になりたい」
という雌としての完全な屈服と服従の歓喜が、ヴェネラナの全身を支配していた。
「受け取れッ! ヴェネラナッ!!」
五郎が壁に押し付けたヴェネラナの身体を強く抱きしめ、最奥の子宮口へ向け、全身の力を込めて最後の一突きを叩き込んだ。
ドズンッ!!
「ああぁぁんっ、♡お゛っ、ひぎぃっ♡……!! イグッ”、イッちゃぅううう゛っッッ♡♡!!」
理性が完全に崩壊したオホ声を上げ、ヴェネラナの身体が弓なりに反り返った。
その最奥へと、五郎の剛直から3度目、4度目となる沸き立つような熱い白濁の奔流が、ドクドクと勢いよく解き放たれていく。
ビクンッ! ビクンッ! ぴくっびくっ!!!
子宮が白濁を貪るように痙攣し、ヴェネラナは五郎の首に固くしがみついたまま、白目を剥いて連続絶頂の余韻に身を委ねるのだった。
ーー
ー
壁際での過酷なまでの激痛混じりの快楽と、四度目となる濃厚な射精が静まった後も、天蓋付きベッドの周囲には濃密な雌の香りと白濁の甘い匂いが立ち込めていた。
五郎は汗ばんだヴェネラナのしなやかな体を抱え上げると、再びベッドの中央へと静かに横たえた。
シーツの上に力なく倒れ込んだヴェネラナは、全身の筋肉から完全に力が抜けきり、指先一つ動かすことすらできずにいた。
上気した白肌には汗と愛液の雫が珠となって浮かび、推定Jカップを誇る豊満な双丘は、荒い呼吸に合わせて激しく上下している。紫の瞳は快楽の熱に浮かされて潤み、口元からはダラリと溢れ出た唾液が顎をつたっていた。
「はぁ……はぁ……っ。もう……手も足も動きませんわ……っ。五郎さん……わたくしを、どうなさるおつもり……?」
弱々しく途切れ途切れに漏れ出た声には、名門バアル家の血を引く気高き貴婦人の面影など微塵も残されていなかった。
そこにあるのは、ただ目の前の男に心身を苛まれ、完膚なきまでに組み伏せられた一人の哀れで美しい雌の姿だけであった。
しかし、彼女を抱きすくめる五郎の下半身では、その凶悪な肉柱がなおも硬度と熱さを失うことなく、ドクドクと力強く脈打ち続けていた。
人間のサラリーマンとしての実直な面影は消え失せ、五郎の眼光には、高貴な悪魔の母を自身の所有物として完全に仕留めようとする猛烈な雄の支配欲が漲っていた。
「最後まで俺の全部を受け止めてもらうよ。ヴェネラナさんっ」
「あ……っ!」
五郎は低く野太い声で言い放つと、仰向けに寝そべるヴェネラナの両脚をガッシリと掴み上げた。
そして、彼女の引き締まった太ももを左右に大きく押し広げると、膝の裏を自身の両肩へと深く担ぎ上げたのだった。
逃げ場を完全に塞がれ、下腹部の最も内密な領域を天に向けて丸出しにされた無防備きわまりない姿勢。
幾度もの結合によって赤く充血し、白濁と愛液の混ざり合った蜜をたらたらと滴らせる秘肉の深遠が、五郎の目の前で剥き出しにされる。
(あぁ……なんという恥ずかしい格好……! 手も足も自由を奪われて、ただ五郎さんを受け入れるだけの体になされてしまうなんて……っ♡!)
ヴェネラナの胸中で、最後の理性が悲鳴を上げた。
しかし、その恥辱と服従のスリルこそが、彼女の秘肉をさらに締め上げさせ、奥底から新たな蜜を溢れ出させずにはいられなかった。五郎の荒々しい手つきと絶対的な男の威圧感に、彼女の心身はすでに抗う術を失っていたのだ。
五郎は肩に担ぎ上げた彼女の腿を固く固定すると、怒張した肉柱の先端を、濡れそぼる秘肉の亀裂へと正面からまっすぐに押し当てた。
ズチュッ……! ズリュッ……!!
「ひあぁぁ゛っ!?!?」
粘度の高い湿った結合音が響き渡り、太く硬い剛直が、狭小な膣道を強引に押し開いて最奥へと一直線に貫通した。
肩に脚を担ぎ上げたこの角度は、彼女の最深部にある子宮口に対して、最も深く、最も逃げ場のない角度で剛直を届かせる極上の体位であった。
「お゛ッ……! またっ…奥の……奥の奥まで……五郎さんの太いのが、届いて……っ!」
ヴェネラナは背筋を激しく反らせ、喉を詰まらせるような悲鳴を上げた。
すでに手足を動かす力すら残っていなかった彼女だったが、下腹部を貫く尋常ならざる圧倒的な大質量と熱量に突き動かされるように、残されたわずかな力を振り絞って五郎の首へと細い両腕を回し、すがりつくように強く抱きしめた。
「逃がさないさ……最後の最後まで、俺の種を全部注ぎ込んでやるからな!」
五郎はヴェネラナのくびれたウエストを両手で強く引き寄せながら、容赦のない激しい腰使いを再開した。
ズチュッ! ズチュッ! ズシンッ!
引き抜かれては、最奥の子宮口を壊さんばかりの勢いで強打する凶悪な抽送。
肉と肉が激しく衝突するパンッ、パンッという打ち合いの音と、溢れ出る体液が泡立つグチュグチュという濁流音が、ベッドの帳の中に吹き荒れる。
五郎の胸中には、名門貴族の令夫人であり、息子の婚約者の母である絶世の美女を、自らの肉体だけで完全に屈服させているという強烈な征服感と全能感が満ち満ちていた。手に伝わる彼女の柔らかくも熱い肌の感触、そして引き抜くたびに五郎の剛直をギチギチと締め上げて離さない名器の愛らしさが、彼の精力を限界を超えて燃え上がらせる。
ズチュッ! ズチュッ! ズシンッ!パンッパンッパンッっ!!
一方のヴェネラナもまた、激しく子宮を抉られる激痛混じりの快楽の中で、脳が白く焼き切れていくのを感じていた。
悪魔としての誇りも、二人の子の母としての理屈も、グレモリー家の妻としての立場も、全ては五郎の放つ凶暴な熱と太い肉柱によって粉々に打ち砕かれていた。
(あぁっ! 素晴らしい……なんて素晴らしい男性なのかしら……っ! ゼオティクス様との何百年もの営みは何だったの……? わたくしが欲しかったのは、こんな風に乱暴に求められ、壊されるほどの快楽だったのね……っ!♡)
一人の男に完全に屈し、心身の全てを捧げ尽くすという無上の歓喜。
五郎の激しい突き上げを受け入れるだけの肉人形と化しながら、ヴェネラナの心は未だかつてない解放感と愛おしさに満たされていた。
「五郎さん……っ! ごろーさんっ! おお゛お゛お゛ぉぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ! わたくし、五郎さんの……ごろーさんっの、牝ですわぁっ……♡♡!!」
理性を完全に手放した喘ぎ声が、ヴェネラナの口から叫びとなって迸る。
子宮口を連続で激打された彼女の体は激しく跳ね上がり、瞳は白目を剥き、秘肉が狂ったように五郎の剛直を締め上げた。
五度目となる限界突破の連続絶頂が、彼女の全身を襲う。
「受け取れぇっ! ヴェネラナッ!!」
五郎は彼女の腰を極限まで引き寄せて密着させると、最奥の子宮口へ向け、全身の精気を搾り出すように最後の一突きを深く叩き込んだ。
ズチュッ! ズシンッ!パンッパンッパンッっ!!ドズンッ!!
「ひぎぁぁあ゛あ゛ぁ゛ッッッ!!!?」
絶叫とともにヴェネラナの体が弓なりに硬直する。
その最奥の深遠へ向けて、五郎の剛直から、マグマのように熱く濃厚な白濁の奔流がドクドクドクッ、と溢れんばかりに解き放たれていった。
ドクドクッ! ドピュッ! ドピュルルッ〜〜!
子宮口へ直接叩きつけられる熱い生命の奔流に、ヴェネラナは歓喜の涙を流しながら、ビクンッ! ビクンッ! と全身を小さく痙攣させた。
五郎は最後の一滴まで絞り出すように深く結合したまま、彼女の豊かな胸元へ倒れ込み、汗ばんだ互いの肌を強く密着させた。
二人のかすれた息遣いだけが、静かな部屋に響き渡る。
やがて、窓の透かし彫りの向こうから、薄っすらと蒼白い夜明けの光が差し込み始めていた。
遠くの庭園から、チチチ……と朝を告げる小鳥のさえずりが微かに聴こえてくる。
二人は汗と愛液、そして大量の白濁にまみれたまま、固く抱き合った姿で静かに夜明けを迎えるのだった。
ーーーー
ーー
翌朝。
部屋の中に差し込む朝日が眩しさを増す頃、二人は静かに目を覚まし、冷静さを取り戻しながら衣類を整えていた。
昨夜の激しい情事が嘘であったかのように、五郎は再び丁寧な手つきでスラックスのボタンを締め、ネクタイを整えていた。
しかし、その手元は微かに震えており、鏡に映る自身の顔には、背徳の過ちを犯してしまった男の葛藤が滲んでいた。
一方のヴェネラナも、侍女に手伝わせることなく自らの手で深紅のドレスを身に纏い、乱れた栗色の長髪を丁寧に梳かしていた。
その表情は一見するといつもの気品ある悪魔の淑女に戻っているように見えたが、頬には消え切らない紅潮が残り、紫の瞳はどこか濡れたような妖しい光を宿している。
「……五郎さん」
ドレスの胸元を整え終えたヴェネラナが、静かに振り返って五郎を見つめた。
その声は、昨夜の乱れた喘ぎ声とは対照的な、静寂を孕んだ落ち着いたトーンだった。
「……昨晩のことは、私達だけの秘密ですわ。あの子たちや夫には……絶対に……」
「……ああ、分かってるよ。……だけど、あんたのあの顔、一生忘れられそうにないな」
五郎が苦笑交じりに呟くと、ヴェネラナの唇が微かに歪み、妖艶な笑みが浮かんだ。
二人はそれ以上言葉を交わすことなく、客室の扉を開けてそれぞれの日常へと戻っていった。
しかし、互いに交わした最後の視線には、二度と消すことのできない密やかな背徳の火が灯っていた。
――数日後、グレモリー領の本邸。
「お母様、顔色がとてもよろしくてよ? 何だか最近、お肌の艶もいつも以上に増していらっしゃるみたい」
ティータイムの庭園で、娘のリアスからそう声をかけられたヴェネラナは、優雅に紅茶のカップを傾けながら微笑んだ。
「あら、そうかしら? ふふ、ただの気のせいですわ、リアス」
そう答えながらも、ヴェネラナの足元では、下着のシルクがじっとりと温かな蜜で濡れていた。
日常の何気ない瞬間――夫のゼオティクスと会話をしている時でさえ、ヴェネラナの脳裏には、あの夜に叩き込まれた五郎の凶悪な熱と太さ、そして子宮を突き崩された猛烈な快感の記憶が鮮明に蘇ってしまうのだ。
(あぁ……ダメですわ、わたくしったら……。あんな過ち、二度と繰り返してはならないはずなのに……っ♡)
太ももをキュッと強く締め付けながら、ヴェネラナは深く息を吐いた。
身体の奥底から込み上げる疼きは消えるどころか、日を追うごとに強まり、彼女の心身を苛み続けていた。
一度味をしめてしまった狂おしいほどの雄の熱気――兵藤五郎という男の存在が、名門バアル家の淑女の肉体を、永遠に乾くことのない牝へと変え果てさせてしまっていたのだった。
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グレモリー邸でのあの熱狂的な夜から数日が経過しても、ヴェネラナ・グレモリーの体と心から、兵藤五郎という男の記憶が消え去ることはなかった。
むしろ、日を追うごとにその記憶は鮮明さを増し、彼女の全身を焼き尽くさんばかりの熱となって苛んでいた。
(あぁ……ダメですわ、わたくしったら……。夫のある身でありながら、あのような……あのような恐ろしい快楽が忘れられないなんて……っ)
豪華絢爛なグレモリー邸の自室。夫のゼオティクスが冥界の政務で不在の夜、ヴェネラナは絹のシーツの上で一人、身悶えていた。
薄手の寝衣から溢れんばかりの推定Jカップを誇る豊満な双丘。
その頂にある桜色の乳首は、固くコリコリに凝固し、彼女の荒い息遣いに合わせて上下していた。
脳裏に蘇るのは、五郎の凶悪なまでに太く硬い剛直。
スラックス越しに伝わってきた恐ろしい大質量。ドレスを剥ぎ取り、力強い手つきで豊満な胸を潰すように揉みしだいてくれた感触。そして、狭小な秘肉を強引に押し開き、最奥の子宮口を壊さんばかりの勢いで叩き潰してくれたあの激痛混じりの未体験のエクスタシー。
「んぁっ……あ……五郎さん……っ」
ヴェネラナの口から、夫以外の男の名が切ない喘ぎとなって漏れ出た。
彼女の白魚のような指先が、無意識のうちに薄手の寝衣を捲り上げ、湿り気を帯びた股間へと伸びていく。
キュッと太ももを締め付けながら、濡れそぼる秘肉の裂け目へと指を滑り込ませた。
ぬちゅ……ぬちゅり……。
指先が秘肉のひだをなぞるたび、溢れ出る愛液が湿った音を立てる。
ヴェネラナは自ら豊満な胸を手で強く揉みしだき、乳頭を指でつまみ上げながら、股間の奥へと二本の指を深々と挿入した。
しかし、どれほど自らの指で秘肉を掻き回そうとも、五郎のビール瓶の首ほどもある太い剛直がもたらした強烈な圧迫感には、逆立ちしても届かない。
(足りない……足りませんわっ! 指なんかじゃ、ちっとも満たされない……! 五郎さんのあの太くて熱いモノで、わたくしのお腹の奥を思い切り突いていただかなければ……っ!)
渇望が悲鳴となって胸中で渦巻く。
ヴェネラナは指を激しく前後させ、下腹部を突き上げるような自慰に身を投じた。
じゅちゅっ!!ぶじゅっ!!
「んっ……あっ! イクっ、イクぅっ……! んぁぁッ!」
声を出せない自室で、ヴェネラナは身体を痙攣させ、一人虚しい絶頂を迎えた。
シーツに広がる愛液の染みを見つめながら、彼女の紫の瞳には、かつてない狂おしいまでの決意が宿っていた。
(もう我慢できませんわ……。誰に咎められようと、どんな背徳の罰を受けようと……わたくしは、もう一度あの人のお肉で満たされなければ生きられない……!)
大王バアル家の血を引く気高き貴婦人の権力と財力が、いまや欲望を叶えるための手段へと変貌した。
ヴェネラナは即座に行動を起こした。
「イッセーさんとリアスの婚約を祝う、両家の親睦温泉旅行」という名目を掲げ、冥界の権力と莫大な財力を行使して、人界の由緒ある風情豊かな高級温泉旅館をまるごと貸し切ったのである。
ーーーー
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ー
――そして、旅行当日。
山あいに佇む風情溢れる高級和風旅館。
離れや庭園を備えた格式高い空間で、兵藤家とグレモリー家の合同宴会が催されていた。
豪華な懐石料理と人界・魔界の美酒が振る舞われ、宴は大いに盛り上がっていた。
五郎の妻である美紀は、旅館の手厚いおもてなしと温泉の効能にリラックスし、イッセーとリアス、そして仲間たちも賑やかに盃を交わしている。夫のゼオティクスもまた、人界の銘酒に機嫌を良くし、冥界との通信を交えながら心地よく酔いを深めていた。
そんな和気あいあいとした宴の最中、ヴェネラナは静かに立ち上がり、給仕の隙を見計らって五郎の傍らを通り過ぎた。
その際、五郎の手元へ、誰にも気づかれぬよう小さな折り紙の文をそっと滑り込ませたのである。
(な……なんだ……?)
五郎が驚いて手元を見ると、そこにはしとやかな筆致でこう記されていた。
『本館奥の庭園を抜けた先にある、離れの隠し部屋にてお待ちしております。 ヴェネラナ』
五郎の心臓がドクンと跳ね上がった。
宴席で優雅に微笑むヴェネラナと視線が交差する。彼女の紫の瞳は、上気した熱と媚びを含んだ潤んだ光を宿しており、五郎へ無言の誘いを投げかけていた。
五郎はゴクリと生唾を飲み込み、妻の美紀や息子たちの目を盗んで「少し酔いを覚ましてくる」と言い残し、静かに宴会場を後にした。
夜の庭園を抜け、静寂に包まれた離れの奥へと進む。
突き当たりにある重厚な木造の扉――そこがヴェネラナの指定した隠し部屋だった。
五郎が緊張で手のひらに汗を握りながら、そっと障子戸を開けると、部屋の中に焚かれた甘い香木の香りが五郎の鼻腔をくすぐった。
「……ヴェネラナさん?」
暗がりの中で五郎を迎えたのは、息を呑むほど官能的な光景だった。
藍色の落ち着いた温泉浴衣を纏ったヴェネラナが、畳の上でしなやかに膝をついていた。
だが、その浴衣の帯は完全に解かれ、前が大きく肌蹴けられていた。
湯上がりの瑞々しく上気した白肌が露わとなり、浴衣の隙間からは、溢れんばかりの推定Jカップを誇る豊満な双丘が、弾むような主張を放っていた。大輪の桜色の乳首が、夜気の中で恥ずかしく凝固している。
「五郎さん……来てくださったのね……♡」
ヴェネラナの紫の瞳から、一筋の涙が頬を伝って零れ落ちた。
彼女はしなやかな動作で立ち上がると、五郎のもとへとすがりつくように駆け寄ってきた。
「ヴェ、ヴェネラナさん!? ちょっと、着物が……! ここでこんな格好は……!」
五郎が慌てて制そうとしたが、ヴェネラナは躊躇うことなく五郎のたくましい胸へと飛び込み、その首に細い腕を強く巻き付けた。
むにゅっんっ…
柔らかなJカップの胸肉が、五郎の硬い胸板に押し潰され、豊かな弾力を伝える。
「五郎さん♡……もう我慢できませんでしたの。わたくし、貴方のあの逞しい感触が恋しくて……夜も眠れませんのよ♡。あの一夜から、ずっと……ずっと貴方のモノを求めて下着を濡らし続けていたのですわ……っ♡♡」
湿った熱い吐息が五郎の耳元をくすぐる。
五郎は胸が詰まるような葛藤と、激しい興奮に襲われた。
実直なサラリーマンとして、家族を愛する父親として、妻の美紀や息子のイッセーに申し訳ないという罪悪感が胸を刺す。
「……あんたって人は、とんでもない悪女だな。だけど……俺たちには互いに家庭があるんだぞ……。ゼオティクス卿も、うちの母さんもすぐ近くにいるんだ」
五郎が声を潜めて嗜めようとすると、ヴェネラナは首を振って五郎の顔を見上げた。その瞳には、溢れる涙と狂おしいほどの愛着が満ちていた。
「分かっておりますわ……! 誰にも言いません、公にする気もございません! 夫を捨てるわけでも、イッセーさんたちを困らせるわけでもございませんわ……! ただ、お願いです…あなたの愛瀬がわすれないの♡…だから…わたくしを五郎さんだけの、秘密の妻にしてくださいまし……! わたくしの本当の旦那様は、貴方だけなのですわ……っ!♡」
泣き出しそうな表情で、気高き大悪魔の母が、一人の男に「秘密の妻にしてほしい」と身を投げ出して懇願している。
その言葉は、五郎の中に眠っていた雄としての支配欲、独占欲、そして男としての包容力を決定的に呼び覚ました。
名門貴族の絶世の美女が、涙を流して自分だけの妻になりたいと求めている。
この女のすべてを包み込み、自分だけのモノとして愛し尽くしたいという強烈な欲望が、家族への罪悪感を凌駕した。
「……そこまで言われちゃ、男として断れるわけがないだろ。いいぜ、今夜からあんたは俺だけの秘密の妻だ。俺が最後まで面倒見てやる」
五郎が低く野太い声で宣言すると、ヴェネラナの表情に天上の歓喜が咲き誇った。
「あぁ……っ! 五郎様♡、わたくしの本当の旦那様……っ♡! 旦那様の種、わたくしのお腹にいっぱい注いでくださいましぃっ!!♡♡」
ヴェネラナが歓喜の声を上げると同時に、二人は立ったまま激しく唇を重ね合わせた。
んむ……っ! じゅるり、ちゅぱ……っ!
むしゃぶりつくような濃厚な口づけ。ヴェネラナは自ら舌を伸ばし、五郎の口内を貪るように絡め合わせた。
五郎の手が彼女の浴衣を完全に肩から滑り落とし、全裸となった極上のグラマラスボディを抱きすくめる。
両手で豊満なJカップの胸肉をガッシリと掴み、むちゅっ、むちゅっと強烈な手圧で変形させながら揉みしだいた。
「あんっ……! 旦那様の手……♡っ、温かくて、凄く強引ですわ……っ♡♡♡!」
五郎もまた浴衣の前を肌蹴させ、スラックスと下着を引き下ろした。
弾けるように飛び出したのは、軽く二十センチを超え、ビール瓶の首ほどもある太さを誇る凶悪な剛直である。血管が浮き彫りになり、プレカマーの蜜をドクドクと溢れさせていた。
ヴェネラナはその剛直を細い手で包み込むと、うっとりと頬を寄せた。
「あぁ……この太さ、この硬さ……! 会いたかったですわ、わたくしの旦那様のおちんぽ♡……っ!」
二人は畳の上に倒れ込んだ。
ヴェネラナは自ら畳に両膝をつき、背中を丸めて豊満で引き締まったヒップを五郎に向けて高く突き出した。
後ろから見れば、極限までくびれたウエストから伸びる豊満な尻肉の間で、蜜をたっぷりと垂らす秘肉の裂け目が、五郎の剛直を心待ちにするようにくちくちと開閉している。
「五郎様……旦那様……♡! わたくしを後ろから……貴方様の妻にしてくだいませぇっ♡♡♡!」
涙ぐんだ瞳で振り返り、尻を突き出して懇願するヴェネラナ。
体位名など存在しない、ただ男に服従し、全てを捧げる牝の姿勢だった。
「ああ、お前は俺の妻だ……! どこへも逃がさないぞ、ヴェネラナ!」
五郎は彼女の豊満な腰を両手でガッシリと掴むと、濡れそぼる秘肉の深遠へ向け、力強く怒張した剛直の先端を宛がい、一気に腰を押し入れた。
ズチュウゥッ……!! ズシンッッ!!
「あ゛ぁぁあ゛ッッ♡!?!? イクっ、イグぅっ……!!♡♡」
一瞬にして子宮口まで到達する極太の貫通衝撃に、ヴェネラナは背筋を大きく反らせ、喉を詰まらせたような絶叫を上げた。
狭小な膣道が限界まで強引に押し広げられ、剛直の浮き出た血管の凹凸が壁を激しく擦り上げる。
結合した瞬間から、ヴェネラナの体はあまりの快感に跳ね上がり、1回目の限界突破の絶頂を迎えた。
「お゛っ……! 奥の……一番奥が、五郎様のおちんぽ♡で壊れちゃいますわぁッ♡♡!」
「壊れやしないさ! あんたは俺の妻なんだからな!」
五郎は容赦なく、背後から野太い腰使いを叩き込み始めた。
パンッ! パンッ! パンッ!
引き締められた男の腰が描く重厚なストローク。
引き抜かれては、最奥の子宮口へ向けて激しく打ち込まれる。
肉と肉がぶつかり合うパンッ!という乾いた衝突音と、溢れ出た愛液が泡立つぐちゅぐちゅという湿った濁流音が、離れの隠し部屋に響き渡る。
ヴェネラナの心中にあったのは、夫ゼオティクスへの申し訳なさではなく、「本当の夫である五郎に犯されている」という至高の歓喜だった。
自ら尻を突き出し、背後から荒々しく打ち込まれる服従の快感が、彼女の魂を塗り替えていく。
「五郎様っ♡! 旦那様ぁっ♡! んお゛っ、あ゛っ! イクっ、イグぅっ……♡♡♡♡! 子宮が……お腹の奥が壊れるくらい気持ちいい……イクっ、イグぅっ♡♡!!」
ヴェネラナは畳に顔を埋め、喘ぎ声を混じらせながら狂ったように絶頂を繰り返した。
五郎もまた、名門バアル家の気高き妻が、涙を流して自分を「旦那様」と呼び、腰を打ち振るたびに名器で締め付けてくる愛らしさに興奮が収まらない。手に伝わる彼女の柔らかくも弾力のある尻肉の感触が、彼の精力をどこまでも燃え上がらせた。
「まだまだ終わらないぞ、ヴェネラナ! 正面から俺の全部を受け止めろ!」
五郎は一度剛直を引き抜くと、身悶えるヴェネラナを仰向けに倒し、その上に覆いかぶさった。
ヴェネラナは濡れた瞳で五郎を見上げると、自ら細い両腕を五郎の首に、しなやかな両脚を五郎の腰へと固く巻き付けた。
胸と胸、腹と腹が隙間なく密着し、互いの鼓動と体温が一つに溶け合う「互いに抱き合って絶対に離さない」姿勢での結合だった。
ズチュッ……! ズシンッ!!
「ひあぁっ……! お腹の奥まで……抱き締められながら、入ってきますわぁっ……♡♡!」
正面からの密着結合。五郎の硬い胸板に豊満なJカップの胸が押し潰され、五郎の顔が至近距離でヴェネラナを見つめる。
「ヴェネラナ……お前は俺の秘密の妻だ…もう何があっても離さねぇぞ…」
「はい……っ♡! はいっ、五郎様……♡! 誰が何と言おうと、わたくしの本当の旦那様は貴方だけですわ……っ♡♡!」
二人は愛の誓いを交わしながら、再び激しい抽送を開始した。
ズチュッ! ズチュッ! ズシンッ!
五郎の一突き一突きが、ヴェネラナの心と子宮口に深く深く刻み込まれていく。
重力と密着によって極限まで深くなった結合は、ヴェネラナの理性を粉々に吹き飛ばした。
「あぁっ! 五郎様……っ♡! わたくしの本当の旦那様……っ♡♡! 旦那様の種、わたくしのお腹にいっぱい注いでくださいましぃっ♡♡♡!!」
「受け取れぇっ! ヴェネラナッ!!」
限界を迎えた五郎が、最奥の子宮口へ向け、全身の精気を込めて最後の一突きを深く叩き込んだ。
ドズンッ!!
「ひぎぁぁあ゛あ゛ぁ゛ッッッ♡!!!? イクっ、イグぅっ♡! イクぅぅぅーッッ♡♡♡!!」
絶叫とともにヴェネラナの身体が弓なりに硬直する。
その最奥の深遠へ向けて、五郎の剛直から、マグマのように熱く濃厚な白濁の奔流がドクドクドクッ、と解き放たれていった。
ドピュッ! ドピュルルッ! ドクドクッ!
子宮口へ直接叩きつけられる大量の白濁の奔流に、ヴェネラナは歓喜の涙を流しながら
ビクンッ! ビクンッ!
と全身を痙攣させた。
子宮が白濁を貪るようにギチギチと剛直を締め付け、ヴェネラナは白目を剥いて狂乱の連続絶頂へと没入した。
二人は汗と愛液、そして溢れ出た白濁にまみれながら、固く抱き合って深い絶頂の余韻に浸っていた。
やがて、荒い息遣いが静まった頃。
五郎の剛直がゆっくりと抜け出ると、ヴェネラナは愛おしそうな眼差しを向け、畳の上に優しく跪いた。
「私の本当の旦那様♡……綺麗にして差し上げますわ♡♡、はむぅ…んぅじゅむるっ…れろっ…じゅぶむっ…」
ヴェネラナは慈愛と恍惚に満ちた表情で、五郎の萎えかけた剛直をそっと口内に含んだ。
じゅぷっ、じゅるり……と、溢れ出た白濁と愛液を、その美しい舌先で丁寧に舐め清めていく。
鈴口に残った一滴までペロリと舐めとり、五郎の下腹部を優しく愛撫する彼女の姿は、まさに夫に尽くす真実の妻そのものだった。
五郎は彼女の栗色の髪を優しく撫でながら、名実ともに自分だけの「秘密の妻」となったヴェネラナを深く愛おしく感じていた。
朝方、二人は静かに身なりを整え、何事もなかったかのように離れの隠し部屋を後にした。
だが、互いの胸に刻まれた「秘密の夫婦」としての絆と、消えることのない背徳の歓喜は、これから始まる二人の運命をより深く、甘やかに蝕んでいくのだった。
ーーーー
ーー
温泉旅行の全日程が終わり、両家を乗せた豪華な魔法高級バスは、静かに帰路の途についていた。
車内のサロンシートでは、旅の疲れと温泉の余韻に包まれた一行が、和やかに歓談の声を弾ませている。
イッセーとリアス、そしてその仲間たちは楽しかった思い出を振り返って笑い合い、五郎の妻である美紀もまた「こんな素晴らしい旅行、人生で初めてだったわ」と満足げに笑みを浮かべていた。当主のゼオティクスも、人界の銘酒の余韻を楽しみながら穏やかに微笑んでいる。
そんな和気あいあいとした車内の中で、兵藤五郎だけは一人、背筋をピシッと伸ばしたまま冷や汗を拭っていた。
(くっ……まさか、宴会の裏でこんなことになるとは……)
五郎は隣に座る妻・美紀の目を盗み、密かに自らの手のひらを見つめた。
頭から離れないのは、昨夜の離れの隠し部屋での出来事だ。
浴衣をはだけさせ、涙を流しながら「五郎様だけの秘密の妻にしてください」と縋り付いてきたヴェネラナの美しい姿。
彼女の豊満な体を背後から、そして正面から力任せに貫き、最奥の子宮口へと大量の種を注ぎ込んだあの熱狂的な愛の契り。
実直なサラリーマンとして、家庭を持つ父親としての罪悪感が胸を突く一方で、冥界の気高き大悪魔の令夫人を完全に屈服させ、自らの「秘密の妻」にしたという狂おしいほどの征服感と優越感が、五郎の胸を熱く満たしていた。
そんな五郎の視線の先――通路を挟んだ斜め向かいのシートに、ヴェネラナ・グレモリーが優雅に腰掛けていた。
品格ある落ち着いたマダム風のアンサンブルを身に纏い、窓の外を眺める彼女の横顔は、相変わらず大貴族の気品に満ち溢れている。
しかし、その肌は湯上がりとも宴の酔いとも異なる、内側から発光するような瑞々しい艶を放っていた。息を吸うたびに上下する推定Jカップの豊満なバスト。
その下着の内側には、実は五郎の好みに合わせた扇情的な高級ランジェリーが密かに着用されていることを、今の五郎だけが知っていた。
ふと、ヴェネラナがこちらへと顔を向けた。
紫の瞳が五郎の視線とぶつかった瞬間、彼女の唇がふわりと甘く歪んだ。
夫や子供たちの目を巧みに盗みながら、ヴェネラナはそっと膝の上に置いた自分の手に視線の落とし、袖の下で五郎に向け、指先を小さく手招いてみせたのだ。
五郎は生唾をゴクリと飲み込み、喉を鳴らした。
バスが途中のパーキングエリア――豊かな日本庭園を備えた静かな高級休憩所へと停車した時、機会は訪れた。
一行がそれぞれお土産を選んだり、お茶を味わうために散策を始める中、ヴェネラナはしなやかな足取りで庭園の奥にある竹林の小道へと姿を消した。
五郎は「少しお手洗いに」と美紀に告げると、胸の高鳴りを抑えながら、誰にも気づかれぬよう彼女の後を追った。
青々と茂る竹林の陰。周囲の喧騒が遠のく静寂の中で、ヴェネラナが静かに振り返って五郎を待っていた。
「ヴェネラナさん……こんなところで、一体……」
五郎が声を潜めて近づいた瞬間、ヴェネラナは迷うことなく五郎の元へ歩み寄ると、着物の広い袖の下で、五郎の手をぎゅっと力強く握り締めてきた。
ぎゅっ、と伝わる彼女の指先の温もりと、柔らかで瑞々しい手触り。
「ふふ、旦那様……♡」
ヴェネラナの口からこぼれ落ちた甘美な響きに、五郎の心臓が激しく跳ね上がった。
「め、滅多なこと言うなよヴェネラナ……! 母さんやイッセーが近くにいるんだぞ。誰かに聞かれでもしたらどうするんだ」
五郎が焦って周囲を気にしながら小声で注意すると、ヴェネラナは可憐に小首を傾げ、妖艶な紫の瞳を細めた。その眼差しは、大悪魔の誇りを捨て去り、ただ一人の男に屈し、愛された「秘密の妻」としての媚びと熱量に濡れていた。
「いいではありませんか。誰にも聞こえておりませんわ。……ふふ、旦那様♡。お家に帰られても、わたくしのこと、忘れないでくださいね♡♡?」
吐息混じりの囁きとともに、ヴェネラナは五郎の胸元へとしなやかに身を寄せた。
豊満なJカップの胸肉が五郎の服越しに押し当てられ、甘い香油の香りが鼻腔をくすぐる。
次の瞬間、ヴェネラナは背伸びをし、五郎の首にそっと細い腕を巻き付けると、自らその唇を五郎の唇へと深く重ね合わせた。
「んむ……っ♡」
二人の口唇が隙間なく密着した。
周囲に家族や仲間がいるというギリギリのスリルが、二人の体温を跳ね上げる。
ヴェネラナは迷うことなく、自らの濡れた舌先を五郎の口内深くまで滑り込ませた。
舌と舌が絡み合い、互いの唾液が交じり合う。
じゅる……ちゅぱ……っ。
湿った濃密な接吻の音が、竹林の静寂の中に密やかに響き渡る。
ヴェネラナは五郎の口内を貪るように舌を蠢かせ、五郎の唾液を吸い上げながら、自らの甘い蜜を五郎の舌へと絡めつけていく。
五郎もまた、高貴な令夫人の思わぬ積極的な愛撫に背徳の塊と化し、彼女の細いくびれた腰を強く引き寄せると、その口内を激しく貪り返した。
「んぐ……じゅぷっ♡、じゅるり……っ♡」
二人の舌が複雑に絡み合い、互いの呼吸と唾液が混ざり合う。
口唇を深く重ね合わせるたび、ヴェネラナの股間からは無意識のうちに熱い蜜が溢れ出し、下着を濡らしていった。
昨夜、隠し部屋で自身の最奥へと叩き込まれた五郎の太く熱い剛直の感触――子宮口を壊さんばかりに貫かれたあの強烈な記憶が脳裏に蘇り、彼女の全身を甘い痺れで満たしていく。
やがて、名難しそうに口唇が離れると、二人の口元の間にはじゅぷ……と透明な唾液の糸が細く尾を引いて伸びた。
「ん……ふふっ……♡♡」
ヴェネラナはその唾液の糸を白魚のような指先でそっと拭い取ると、見せつけるようにペロリと舌先で舐めとってみせた。
その上気した頬と、快楽に潤んだ瞳は、まさに夫に愛し尽くされた若妻そのものの艶めかしさを誇っていた。
「あぁ……やっぱり、旦那様の口づけは最高ですわ♡。これだけで、お腹の奥が熱くなってしまいます……♡♡」
「ヴェネラナ……あんたって人は……」
五郎は彼女のあまりの愛らしさと淫靡さに息を飲みながらも、手繰り寄せた彼女の腰を優しく撫で下ろした。
昨夜の契りを経て、彼女は完全に「俺だけの秘密の妻」となったのだという確信が、五郎の胸に深く刻み込まれていた。
「さあ、戻りましょう。怪しまれる前に…」
「ええ、旦那様……この続き♡はまた……私の方から連絡いたしますわ♡♡」
二人はそっと手と舌を離すと、何事もなかったかのようにすれ違い、時間差でバスへと戻っていった。
座席に戻り、再び走り出したバスの車内。
五郎の隣に腰掛けた妻の美紀は、何も知らずに窓の外の景色を楽しんでいる。
五郎は密かな優越感と背徳の熱に浸りながら、深くシートに背を預けた。
一方、通路を挟んだ席で優雅に紅茶を口に含んでいたヴェネラナは、胸の中に湧き上がる満ち足りた歓喜に浸っていた。
(あぁ……なんて素晴らしいのかしら。五郎様♡という本当の夫に出会えたわたくしは、世界で一番幸せな女ですわ♡……)
一人の男に屈し、心身の全てを支配される歓喜。
名門バアル家の誇りも、格式ある大悪魔の面影も、全ては五郎の熱い種によって満たされ、女としての全盛期を迎えたような圧倒的な充足感が全身を駆け巡っていた。
しかし、その至上の幸福感に浸る中で、ヴェネラナの脳裏に、ふとある人物の顔が浮かび上がった。
息子のサーゼクスの妻であり、グレモリー家の義理の娘である、グレイフィア・ルキフグス。
(そういえば……グレイフィアも、サーゼクスとの夜に悩んでいた様子……)
サーゼクスは冥王としての重責に追われ、公務で忙殺される日々を送っていた。
夫婦としての仲は決して悪くないものの、夜の営みとなれば極めて淡白であり、グレイフィアが完璧な「銀髪の髪飾り」のメイド・女王として気高く振る舞いながらも、その内面には密かに満たされない女としての寂しさを抱えていることを、義理の母であるヴェネラナは見抜いていたのだ。
(あの子も可哀想に……。ゼオティクスと同じように、サーゼクスも夜の手ほどきにかけては淡白で頼りないのですもの。本当の男の味を知らぬまま、あのまま人生を終えてしまうなんて……)
ヴェネラナの紫の瞳に、悪魔特有のどこか歪んだ、しかし本人にとってはどこまでも純粋で温かな善意の光が宿り始めた。
(わたくしだけが、こんな至福を独占しては申し訳ありませんわね。ふふ……本当の夫に出会えたこの素晴らしい幸福を、あの子にも分けてあげなくては……!)
ヴェネラナの心の中で、母心(?)とも言えるお節介な狂気が、静かに、そして確実に芽吹いていた。
(ええ、わたくしの素晴らしい旦那様♡を、今度はあの子にも紹介して差し上げましょう……。五郎様のあの恐ろしいほど太くて熱いモノで突かれれば、グレイフィアもきっと、わたくしと同じように本当の女の歓喜に目覚めるはずですわ……)
ヴェネラナは窓の外を眺めながら、その豊満な胸の前でそっと両手を合わせ、満足げに「くすくす……」と妖しい微笑みを漏らした。
五郎とグレイフィアが二人きりになれるよう、近いうちに密やかなお茶会をセッティングしよう――そう心に誓う彼女の表情は、どこまでも可憐で、そして恐ろしいほどに艶やかだった。
ふと、通路を挟んだ向かいの席で、五郎の背筋に「ぞくっ……」と甘い悪寒が走り抜けた。
(ん……? なんだ……? なんだか急に、背中がゾクゾクしてきたぞ……)
五郎は首をかしげながら、隣で微睡む美紀の肩にブランケットをかけてやった。
まさか、自分を「秘密の妻」として受け入れたヴェネラナが、次なる獲物として息子の嫁であるグレイフィアを自分に差し向けようと画策しているなど、今の五郎には知る由もなかった。
窓の外を流れる美しい景色の中、バスは静かに夕暮れの街へと走り続けていく。
兵藤五郎とヴェネラナ・グレモリーの間に結ばれた禁断の背徳――それは終わりを迎えるどころか、さらなる新たな淫靡な波乱を孕みながら、静かに次の物語へと紡がれていくのだった。
いつも読んでくれてありがとうございます!
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