FREEDOM ZERO予告みたら書きたくなった
冷徹な静寂に支配された、アルテミス要塞の一室。
豪奢な調度品と柔らかな大型寝台が誂えられたその空間は、一見すれば貴賓のための客室のようであったが、外側から厳重に電子ロックが施された、紛れもない牢獄であった。
部屋の主であるラクス・クラインは、黒地に紫の打ち合わせが施された和風の装束を纏い、背筋をすっと伸ばして窓の外の暗い宇宙を見つめていた。腰まで届く淡い桃色の長髪が、白磁のように滑らかな肌の上に流れている。
重厚な扉が静かに開き、ワゴンを押したイングリット・トラドールが入室してきた。
「お食事です」
イングリットはいつものように、感情を押し殺した硬い声で告げた。
ラクスは振り返り、澄んだ水色の瞳を細めて小さく微笑んだ。
「ありがとうございます」
その姿は、桃色の髪と透き通るような白い肌のせいか、まるで砂糖菓子のようにはかなく甘く儚げで、今にも解けて消えてしまいそうに見える。
それなのに、彼女は頑強にオルフェを拒み続けているのだ。
そう思うと、イングリットの胸中には苦い憤りと、奇妙な一抹の希望のようなものが渦巻き、彼女を激しく揺さぶった。
配膳の途中で、抑えきれない言葉がイングリットの唇から零れ落ちる。
「なぜ姫さまは、ご自分の運命を受け入れないのです? 私たちは力を与えられ、何をすべきか定められて、生を受けました。それに従い、人に必要とされて生きるのが、私たちの幸せではないのですか?」
ラクスの表情はほとんど動かなかった。ただ、凛とした声で静かに答える。
「どんな命にも、自ら生きる道を選ぶ権利があると思います。私が望んだ運命ではありません」
(誰かに定められた役割を演じることだけが幸せなどと、誰が決められるというのでしょう。それは真の生ではありません)
そのとき、背後で自動扉が開き、硬い靴音が響いた。
入ってきたのは、ファウンデーション王国の宰相オルフェ・ラム・タオだった。
波打つ金髪と貴公子然とした端整な美貌、ブラックナイトスコードの黒い詰襟制服に赤いクラヴァットを纏った彼は、イングリットを一瞥することもなく路傍の石のようにやり過ごす。
イングリットは逃げるように頭を下げ、部屋から足早に立ち去った。
オルフェは優雅な足取りでラクスへと歩み寄り、手を差し伸べた。
「頭は冷えましたか?」
ラクスは差し出された手を取らず、冷ややかに見据えるだけだった。
「いいかげん、あなたも自分の使命を自覚し、私の手を取ってはいかがです?」
その右手に光る指輪を目にし、ラクスの脳裏に母の遺した言葉がよぎる。
――世界はあなたのもの、あなたは世界のもの、この世に生まれ落ちた限りは。
だが、この人生は母のものでも、オルフェのものでもない。ラクス自身のものだ。
ラクスは心をかたく鎧い、オルフェの瞳を射抜いた。
「何度問われても答えは同じです。――私が愛するのは、あなたではありません」
冷淡な拒絶の言葉に、オルフェの青い瞳がカッと燃え上がった。
「キラ・ヤマトは死んだ!」
「いいえ、死んではいません」
「──彼を、信じていますから」
ラクスの揺るぎない微笑みは、オルフェの肥大化したプライドを容赦なく切り裂いた。
「なぜ、あんな奴を! アコードになり損ねた失敗作を!」
激昂したオルフェはラクスの華奢な肩を掴み、力任せに背後の寝台へと引き倒した。
ばさっ、とシーツが音を立てて波打ち、衣擦れの音が響く。
オルフェはラクスの服を掴み胸元を開く。
和風の衣装の胸元がはだけ、白く滑らかな鎖骨が覗いた。
オルフェは寝台に倒れたラクスを見下ろし、狂気じみた眼差しで叫ぶ。
「私はあなたの運命だ! 共に世界を統治する、最初から対として定められた存在なのだ!」
ラクスは恐怖にすくみ上がりそうになる心を必死に叱咤し、毅然と睨み上げた。
「いいえ……必要だから愛するのではありません! 愛しているから、必要なのです!」
「力で人を従えても、心はけっして従えることはできません。何をされても、私の中からキラを消すことはできません」
まるで顔面を殴打されたかのように、オルフェは手を引き、よろめいて後ずさった。
「なぜだ……あなたは私と世界を統べるために生まれたはずだ! なのに、どうして私を受け入れない──私の愛を !?」
愛されない恐怖、完璧であるはずの自分が真っ向から全否定された痛打に、オルフェの声は悲痛に震えていた。
だが、ラクスはその弱さに微塵も同情しなかった。
「あなたの愛する『ラクス・クライン』は、私ではありません」
その言葉が、オルフェの張り詰めていた理性の糸を完全に断ち切った。
挫折を知らずに育った精神の未熟さは、拒絶の恐怖を最も凶暴で野蛮な怒りへと反転させた。
「黙れ! ラクス……あなたは、私のものになる運命なのだっ!!」
オルフェは野獣のように唸り声を上げ、寝台の上で身を起こそうとしたラクスを再び力任せに組み伏せた。
「やめて……オルフェ!こんなことをしてもっ…私は…あなたのものには……っ、ぁっ、んんっ……!」
オルフェはラクスの両手首を片手でひとまとめに掴み上げ、頭上のシーツへと乱暴に縫い止めた。
もう一方の手が、ラクスの衣装へと容赦なく伸びる。
ざざっ、しゅるり
布地が激しく擦れ、黒地に紫の打ち合わせが左右へと乱暴に引き裂くように押し開かれた。
下着の薄布ごと胸元が露わにされ、白磁のように滑らかな豊かな双丘が、荒い息遣いとともに激しく上下する。
「オルフェ……やめっ……!」
抗おうとするラクスの紅唇を塞ぐように、オルフェは力任せに自らの唇を押し当てた。
ちゅぷ、じゅる。
強引に舌先を割り込ませてラクスの口内を蹂躙し、柔らかな舌を絡め取って、唾液をじゅる、ちゅるりと音を立てて貪り尽くす。
同時に、オルフェの青い瞳が怪しく光り、アコードの強大な精神感応の波動が、ラクスの脳幹へと奔流となって直接叩き込まれた。
「んむっ……!? んんっ……ふあッ……!」
ラクスの頭の中で、何かが激しく弾け飛んだ。
アコード同士の精神感応による直接的な神経結合――それはラクスの脳内の快楽神経を、暴力的な電流で撫で回すような未知の衝撃だった。
(な、何が……頭の中に……恐ろしい熱が……嫌、嫌なのに……っ!)
心は激しい嫌悪と恐怖に叫んでいる。
しかし、肉体は精神の命令を完全に無視し、直接流し込まれる電撃的な快楽信号に歓喜の産声を上げていた。
オルフェの手が、露わになったラクスの白く豊かな乳房を手のひら全体で鷲掴みにし、ぐにりと強く揉みしだく。
さらに親指と人差し指で、ピンと尖り始めた桃色の乳頭を執拗につまみ上げ、コリコリと激しく転がした。
「んんっ……! はぁぁぁっ……!」
オルフェの激しい口づけの中で、ラクスの喉から甘い嬌声が漏れ出す。
抵抗しようと強張っていたラクスの細い手足が、ビクンと跳ね、びくびくっと歓喜の痙攣を刻み始めた。
口内を犯すオルフェの舌に対し、ラクスの舌が、抗う意志とは裏腹に、迎え舌のように自らちゅるりと絡みついてしまった。
唇をわずかに離したオルフェは、唾液の糸を引きながら、嘲弄の笑みを浮かべてラクスを見下ろした。
「口では拒みながら、体は私の精神感応にこれほど素直に震えているではないか、姫!」
(そうだ、お前の体は私の支配を求めているのだ! 口先で何を言おうと、私の精神波一つでお前は悦ぶ雌に過ぎないのだ!)
オルフェの大きな掌が、ラクスの細い腰から白く滑らかな太ももへと滑り降りる。
さらり、さやさやと黒いニーハイの生地と肌が擦れる音が寝室に響く。
オルフェはラクスの柔らかな両脚を力任せに押し開き、その手のひらを下腹部の秘所へと押し当てた。
薄い下着の布地越しに、指先が秘肉の裂け目をまさぐる。
ぬち、ちゅぷ、くちゅ。
すでにラクスの秘所からは、精神感応の快楽電流によって溢れ出した愛液が布地を濡らしていた。
オルフェが布越しに敏感な突起を爪の先で弾き、じわじわと指先を押し込むように擦り上げる。
「あぁっ……やめ……っ、そんな……触らないで……っ!」
(嘘……どうして……わたくしの身体が……こんな、こんな熱くなって……っ!)
オルフェはラクスの耳元へ唇を寄せ、さらに強烈な精神感応の波をラクスの脳の最深部へと注ぎ込んだ。
ラクスの水色の瞳が焦点を失い、白く濁った恍惚の光を宿す。
脳髄を直接掻き回されるような甘美な痺れが、ラクスの脊髄を駆け抜け、下腹部を激しく突き上げる。
「ぁっ……んっ、んおぉっ……ふあッ……!」
ぬち、くちゅくちゅ
指が濡れた布地を擦る音が、寝台の軋みとともに部屋を満たす。
限界を超えた快楽の波が押し寄せ、ラクスは背中を弓なりに反らせた。
「んあぁあぁっっ!!」
甲高い絶叫のような嬌声を響かせ、ラクスは生まれて初めて経験する暴力的な愛撫の絶頂へと叩き落とされた。
びくびくっと全身の肉を激しく波打たせ、腰を何度も寝台から跳ね上げながら、ラクスは熱い愛液をシーツへと噴き零し、抗えぬ快楽の嵐の中で身悶え続けた。
激しい愛撫の絶頂の余波が、ラクスの華奢な肢体を何度も震わせていた。
荒い呼気とともに、白く滑らかな胸元が激しく上下を繰り返す。
乱れたシーツの上には、下腹部から噴き零れた熱い愛液が生々しい染みを作り、部屋の空気に濃厚な雌の匂いを漂わせていた。
やがて、麻痺していたラクスの頭脳から快楽の霧が引き始め、水色の瞳に正気の光が戻ってくる。
我に返ったラクスは、自らの衣服が無残に胸元まで引き裂かれ、見知らぬ快楽に溺れて嬌声を上げてしまったという動かしがたい事実に直面した。
胸の奥からこみ上げる耐え難い屈辱と絶望に、透き通るような白い頬をつーっと涙が伝い落ちる。
震える手で胸元の布地をかき集めようとしながら、ラクスは寝台の傍らに立つオルフェを涙で濡れた瞳で睨み上げた。
「こんなこと……決して認められません……わたくしを弄ぶなど……っ」
(わたくしとしたことが、なんという辱めを……! 心ではキラを想い、この男を拒絶しているのに、身体が勝手にオルフェからの快楽を欲している……っ)
その言葉を聞いたオルフェの唇が、歪んだ冷笑を刻んだ。
拒絶されながらも、その肉体が自らの手によって確かに悦楽に狂い咲いたという事実が、彼の傲慢な全能感を激しく刺激していた。
「認めぬだと? では、お前の身体がどちらの意志に従っているか、見せてやろう」
(口先ではまだ強がるか。だがお前の肉体は、すでに私と対になることDNAから定められているもの。私の支配を渇望しているのだ。その高慢な心を徹底的にへし折り、お前が誰と一緒にいるべきか思い知らせてやる)
オルフェの青い瞳が、怪しく妖艶な光を放った。
先ほどよりも遥かに強大で濃密な精神感応の波動が、ラクスの脳幹を直接撃ち抜くように奔流となって注ぎ込まれる。
きぃぃぃんっ…
「あ……ぁ……っ」
ラクスの頭の奥で、思考の糸が音を立てて千切れた。
脳髄を直接痺れさせる甘美で冷徹な命令の波が、ラクスの自我を黒い陶酔の底へと引きずり込んでいく。
水色の瞳から焦点が失われ、光のない虚ろな硝子玉のようになって宙を見つめた。
抗う力も、拒絶する意志も、瞬く間に麻酔のような支配の海へと溶けて消え去っていく。
オルフェは冷徹な眼差しで見下ろし、低く響く声で命じた。
「服を脱ぎなさい」
思考を奪われ、完全に精神の傀儡と化したラクスは、夢遊病者のように小さく唇を動かした。
「はい……オルフェ様……仰せのままに……」
ラクスは自らの細い指を動かし、黒地に紫の打ち合わせの和風の装束の帯へと手を伸ばした。
しゅるり、さらり。
帯が解かれ、床へと滑り落ちる。
続いて両手で襟元を押し広げると、さらさら、はらりと衣擦れの音を立てて、豪華な衣装が肩から二の腕、そして白磁の背中を滑り降りてシーツの上へと脱ぎ捨てられた。
露わになった純白の下着の紐に、ラクスの指先が絡みつく。
するり、ぱさっ。
下着の薄布が床へと零れ落ち、豊満で柔らかな双丘が、先端の尖った桃色の乳頭とともに遮るものなく空気の中に晒された。
ラクスはさらに脚を動かし、黒いニーハイの縁に指をかけると、さやさやと肌を擦る音を立てて、太ももから爪先へと丁寧に引き下ろした。
ばさっ。
すべての布地が脱ぎ捨てられ、ラクス・クラインの神聖なる肉体は、完全なる全裸となってオルフェの目前に晒された。
陶器のように滑らかな白い肌、細く引き締まった腰、豊かな丸みを持つ太もも。
そして、先ほどの愛撫によって愛液を滴らせ、赤く充血した秘所までもが、無防備に剥き出しになっていた。
オルフェは息を呑み、嗜虐的な喜悦に青い瞳を細めた。
(…っ、なんて素晴らしい身体…程よく豊満に育った乳房、瑞々しい肌に細く括れたウエスト…まさに完璧に私の愛を受け止めるにふさわしい女だ…)
完璧な美貌を持つプラントの歌姫が、自分の言葉一つで自ら服を脱ぎ捨て、全裸で虚ろに立ち尽くしている。
その征服感に胸を震わせながら、オルフェはさらなる屈辱の命令を下した。
「寝台に手をつき、腰を高く突き出しなさい」
「はい……」
(オルフェ様の命じるままに……わたくしのすべてを、お見せしなければ……)
虚ろな瞳のまま、ラクスは寝台の上で両手をシーツについた。
細い両腕で上半身を支え、白く滑らかな背中を反らせると、豊かな丸みを帯びた尻を高く、オルフェの目線に向けて突き出した。
ふるふると震える柔らかな太ももの隙間から、濡れそぼる秘肉の割れ目が、背後からあられもなく丸見えになる。
蜜口からは、透明な愛液がたらりと糸を引いてシーツへと垂れていた。
オルフェは寝台へ歩み寄り、突き出されたラクスの白い尻肉を見下ろして嘲笑った。
「素晴らしい眺めだ、ラクス。自ら手をついて腰を突き出し、私にすべてを晒しているぞ」
オルフェはそう吐き捨てると、ラクスの脳へと送り込んでいた精神感応の波を、ふっと一時的に緩めた。
直後、ラクスの瞳に急速に光が戻った。
頭を支配していた痺れるような陶酔の霧が晴れ渡り、ラクスは自らの置かれた状況を認識した。
ひやりとした空気が、剥き出しになった全身の肌を撫でている。
自分は全裸で、寝台に両手をついて腰を高く突き出し、背後に立つオルフェに向けて、最も恥ずかしい秘所の奥底まで晒し上げている――。
「はっ…あぁっ……わたくしは、何を……! 見ないで……見ないでくださいまし……っ!」
(嫌……! なぜわたくしは服を脱ぎ捨てて、こんな……こんな破廉恥な格好を……!? 嘘でしょう、わたくしが自らこんな姿を……!? )
耐え難い羞恥と絶望に、ラクスの顔は耳まで真っ赤に染め上げられた。
ボロボロと大粒の涙を瞳から零しながら、ラクスは手をついていた姿勢を崩し、両腕で豊かな胸を抱え込み、両脚を閉じて秘所を隠そうと身を縮こまらせた。
すれ、さらりとシーツが乱れる音が響く。
その哀れで無力な抵抗を、オルフェは上から見下ろし、嗜虐的な高笑いを漏らした。
「何を恥じらうことがある、ラクス? お前が自らの手で服を脱ぎ、自ら喜んでその淫らな腰を私へ突き出したのではないか」
「違います……わたくしは……そんなこと……っ! キラ……キラ……っ!」
キラの名を口にした瞬間、オルフェの瞳に再び冷酷な光が宿った。
「まだその男の名を呼ぶかっ!!。ならば、もっと深く教えてやる。お前の主が誰であるかをな!」
オルフェの双眸がカッと輝き、先ほどを遥かに凌駕する暴力的な精神感応の波動が、ラクスの頭脳を叩き割るように撃ち込まれた。
ビクンッ!
「ひゃうっ……!? んぅっ……あぁ……っ!」
電撃のような快楽と服従の電流が脊髄を駆け抜け、ラクスは全身を跳ねさせた。
胸と秘部を必死に隠そうとしていた腕から、すとんと力が抜け落ちる。
ぞくぞく、ふるふると全身の柔肌が歓喜の震えを刻み、ラクスの水色の瞳は再び光を失い、白く濁った恍惚の陶酔へと沈み込んでいった。
オルフェは嘲笑を浮かべ、寝台の縁に腰掛けると、冷ややかに命じた。
「仰向けになり、両脚を手で抱え込んで中を見せなさい」
精神を完全に掌握されたラクスは、抵抗する気力を完全に奪われ、弱々しく口を開いた。
「っ……はい……オルフェ様……仰せのままに……」
ラクスは寝台の上に仰向けに横たわった。
そして、自らの細い両腕を太ももの裏へと回し、両膝を胸元へと深く引き寄せた。
さらり、と肌と肌が擦れる音が静寂の室内に響く。
ラクスは自らの腕の力で、白く柔らかな太ももを左右へと大きく押し広げた。
秘所が左右にぱっくりと押し開かれ、濡れそぼる秘肉の割れ目が、オルフェの目前に無防備に開帳された。
精神感応の快楽波によって絶え間なく分泌される愛液が、蜜口の縁を濡らし、ぽた、ぽたとシーツへと透明な雫を滴らせている。
「素晴らしいぞ、ラクス……これほど卑猥に自ら股を開く姿を、プラントの民草に見せてやりたいものだな」
オルフェは身を乗り出し、無防備に開かれたラクスの秘肉へと、その長い指先を伸ばした。
すっ……と指先が割れ目に触れる。
ぬち、ちゅぷ。
「はぁっ……んぅっ……ゃっ……!」
指が触れた瞬間、ラクスはびくりと腰を跳ねさせた。
オルフェは嘲笑いながら、濡れた指先でぷっくりと充血した敏感な突起を爪先で弾き、左右の秘唇を指先で押し広げながら、蜜口の入り口を激しく擦り上げた。
くちゅ、ぬちゅ、くちゅくちゅ。
濡れた肉と肉が擦れ合う生々しい水音が、寝室を満たす。
「おっ、んお“……ふあッ……はぁぁっ……!」
精神を操られ、虚ろな表情を浮かべたままのラクスだったが、その口からは抗いようのない快楽の嬌声が漏れ出していた。
内壁から溢れ出す愛液がオルフェの指を滑らかに濡らし、弄られるたびにラクスの細い腰がピクピクと歓喜に震える。
「どうだ、ラクス。自ら脚を広げて私を誘い、その蜜口からこれほど愛液を垂れ流して喜んでいるぞ」
オルフェは指先を動かしながら、ラクスの精神を縛っていた精神波を、再びわずかに緩めて解放した。
「はっ……!?」
ラクスの意識が、瞬時に鮮明な現実へと引き戻された。
視界に飛び込んできたのは、自らの両腕で脚を抱え込み、最も恥ずかしい秘所を全開にしてオルフェに見せつけている自分の姿。
そして、その秘肉の最奥に、オルフェの指先が深々と埋め込まれ、くちゅくちゅと音を立てて弄ばれているという生々しい感触だった。
「いやぁっ……! やめて……オルフェ、触らないで……見ないでくださいまし……っ!」
(嘘……嘘でしょう!? わたくし、自分で脚を抱えて広げて……こんな、こんな破廉恥な姿で弄ばれているなんて……っ! 嫌、嫌なのに……あそこが熱くて、気持ちよくて……っ!)
ラクスは涙で顔をぐしゃぐしゃに濡らし、耐え難い恥辱に顔を歪めて首を左右に振った。
脚を閉じようと必死に力を込めようとする。
しかし、敏感な突起を執拗に爪で擦り上げられるたびに、腰がビクンッと跳ね上がり、閉じようとした脚が快楽の痺れによって逆に大きく開いてしまう。
ぬち、くちゅ。
「んお“ぉっ……ふあぁっ……!」
「口では嫌がりながら、私の指を締め付けて離さないではないか。ほら、もっと私に見せてみろ!」
(これだ……! 正気に戻り、羞恥に狂いながらも快楽に喘ぐこの顔! これこそが私の求めていた真の征服だ!)
オルフェが冷笑とともに精神感応の波を再び強烈に打ち込むと、ラクスの抵抗の力は完全に霧散した。
水色の瞳が再びとろんと濁り、ラクスは自ら背中を弓なりに反らせ、オルフェの指に向けて秘部を突き出す姿勢へと戻された。
「ぁ……あぁっ……オルフェ、……ぁっ……!」
ビクンッ、ビクンッ!
激しい痙攣がラクスの全身を貫き、蜜口から熱い愛液がピュッと音を立てて噴き出した。
自らの意志を奪われ、屈辱の姿勢を取らされながら快楽の波に呑み込まれていくラクスは、シーツの上でふるふると震えながら、抗えぬ絶頂の余韻の中で身悶え続けた。
その乱れ切った聖女の姿を見下ろしながら、オルフェの青い瞳には、自らの剛直でこの女を完全に貫き、真の伴侶として刻印を押すための暗い炎が猛烈に燃え上がっていた。
精神感応によってもたらされた二度目の愛撫絶頂が引き、冷たい現実がラクス・クラインの意識を苛んでいた。
乱れ切ったシーツの上で、ラクスの華奢な肢体は小刻みに震え続けている。
意識が鮮明になるほどに、自らの肉体が敵であるオルフェの指先に歓喜し、愛液を吹き散らして絶頂に達してしまったという動かしがたい事実が、重く胸にのしかかる。
(嘘……嘘ですわ……。キラを愛しているはずのわたくしの身体が、なぜこれほど容易くこの男の快楽に屈してしまうというのでしょう……っ。こんなの、認められるはずがありません……!)
絶望と羞恥に唇を噛み締め、大粒の涙を零しながら、ラクスは震える手で乱れたシーツを手繰り寄せた。
さらり、ざざっとシーツが擦れる音を立て、白磁のように滑らかな裸身を覆い隠そうと必死に身を丸める。
だが、そんなラクスの痛ましい姿を見下ろすオルフェ・ラム・タオの青い瞳には、慈悲など微塵も宿っていなかった。
傲慢な愉悦と、歪んだ征服欲の炎が、その瞳の奥で猛烈に燃え盛っている。
オルフェは無言のまま、自らの胸元へと手を伸ばした。
ブラックナイトスコードの黒い詰襟制服の合わせ目に指をかけ、赤いクラヴァットを解いて引き抜く。
クラヴァットが床へと落とされ、白いサッシュが解かれる。
続いて上着の留め具が外され、ばさっと豪奢な制服が寝台の傍らの床へと脱ぎ捨てられた。
さらに薄いシャツを脱ぎ去り、スラックスの前を開いて一気に引き下ろす。
衣服が床に脱ぎ捨てられた瞬間、オルフェの均整の取れた肉体が完全に露わになった。
服の上からでは窺い知れなかった、無駄な肉の削ぎ落とされた引き締まった腹筋、逞しい胸筋、そしてしなやかに鍛え上げられた二の腕。
さらにその下腹部には、アコードの頂点に君臨する男にふさわしい、太く力強く怒張し、熱い血管を浮き立たせた長大な剛直が、天を突くように脈打っていた。
「……っ!」
その姿を目にしたラクスは、息を呑んだ。
ほっそりとした少年のような優しさを宿すキラの体つきとは決定的に異なる、圧倒的な雄としての逞しさと威圧感。
その均整の取れた雄々しい肢体に、ラクスは一瞬、抗いようもなく視線を奪われそうになってしまう。
だが、ラクスはすぐに激しく首を横に振り、自らの心の迷いを振り払った。
「服をきてくださいオルフェっ……! これ以上、わたくしを辱めるのはおやめください!…こんなことでわたくしがあなたを愛することはありませんっ」
(いけません……見惚れるなど決してあってはならないことですわ! この男の思い通りになってたまるものですか……!)
しかしオルフェはラクスの拒絶の声を嘲笑い、野獣のように身を屈めて寝台へと這い上がった。
「さぁ…その私のためにあるその美し体を見せてもらうっ!!」
(いつまで無駄な抵抗を続けるつもりだ。その澄ました顔を快楽で歪め、お前が私の伴侶として創られた女なのだと、身も心も私に刻み込んでやる!)
オルフェの頑強な両腕が、ラクスを仰向けに組み敷いた。
ラクスが必死に胸と下腹部に抱え込んでいたシーツを、オルフェは大きな手で掴むと、力任せに剥ぎ取るのではなく、ラクスの弱い抵抗を慈しむように、ゆっくりと引き剥がしていく。
ざざっ、すれ、さらり。
「やめてっ…オルフェこんなことしてもっ…わたくしはっ…!!!」
(力でわたくしの身体を奪えたとしても、心まで従えることなど絶対にできません! やめて、これ以上わたくしの誇りを踏みにじらないで……!)
布地がラクスの柔肌を擦りながら剥がれ落ち、逃げ場のない寝台の上に、ラクス・クラインの完全な裸体が再び晒されていく。
ラクスはなおも細い腕を交差させ、豊かな乳房を抱え込み、両脚をぎゅっと閉じて秘所を手でおおい隠した。
涙で濡れた水色の瞳でオルフェを見つめ、震える声で諭そうとする。
「これが運命だ、ラクス! 私と交わることこそがお前の真の役割なのだ!」
(心など後からいくらでもついてくる! まずはお前の肉体に、私の剛直を深々と刻みつけ、私なしでは生きられぬ雌にしてやるのだ!)
オルフェの双眸が怪しく発光した。
ラクスの脳髄へ直接、抗うことのできぬ精神感応の支配波動が注ぎ込まれる。
「さぁ…みずからその股を大きく開き、私に濡れたその秘所を見せろっ!!」
きぃぃぃっ
頭の芯を痺れさせられたラクスは、抵抗の力を奪われ、虚ろな表情で唇を動かした。
「はい……オルフェ」
ラクスは胸を隠していた手を下ろし、太ももの内側に手を添えると、自ら両脚を左右へと大きく開き、M字の形に押し広げた。
すれ、さらりと肌と肌が擦れる音が響く。
先ほどまでの愛撫によって絶頂に達し、びっしょりと愛液で濡れそぼった無垢な秘所が、無防備に開帳され、オルフェの目前に晒し出された。
その瞬間、オルフェは精神感応の縛りをふっと緩めた。
ハッと我に返ったラクスは、自分がまたしても自らの手で脚を開き、最も恥ずかしい秘所を晒してしまっていることに気づく。
「あっ……嘘……見ないで……っ!」
だが、オルフェは一切の躊躇をしなかった。
大きく開かれたラクスの両脚の間に腰を割り込ませると、両足首を掴んで高く持ち上げ、硬度を極めて脈打つ自らの剛直の先端を、濡れた狭小な蜜口の入り口へとあてがった。
そして、ためらいなく腰を押し込んだ。
ぐちゅっ、ずぶり。
肉が裂けるような鈍い音とともに、オルフェの太い肉茎が、一度も男を受け入れたことのないラクスの狭小な純潔を一気に貫き通した。
「痛っ……! いや……やめて……キラ、キラ……っ!」
(痛い……! 身体が引き裂かれる……! 嫌、嫌ぁっ! わたくしの…純潔が……キラ、助けて……キラぁっ……!)
鋭い激痛に、ラクスは背中を弓なりに反らせて絶叫した。
清らかな処女膜を破られた証として、結合部からひとすじの鮮血が滲み出し、愛液と混じり合ってシーツを汚す。
しかしオルフェは容赦なく、根元までその長大な剛直を深々と沈めきった。
「まだあの失敗作の名を呼ぶか! デュランダルの世界を否定して、世界はどうなった!? 何も変わっていない! お前達は結局、何もできていない無力な偽善者だ!」
(この期に及んでまだあの男の名を呼ぶか! 私の剛直に貫かれながら、旧世界の亡霊に縋るなど許さん! お前たちの信じた偽りの平和もろとも、その高慢な心を蹂躙してやる!)
「そんな……ちが……あぁっ、んおぉっ……あっ…あんっ…あぁぁっ///」
(違う……わたくしたちは……っ! でも……何、これ………痛いのに……熱い……っ!)
オルフェが内壁の最奥に達した瞬間、二人のアコードの神経が強烈な精神感応によって共鳴し、結びついた。
直後、ラクスの下腹部を引き裂いていた激痛が、脳を直接灼き焦がすような未知の甘美な激痛へと瞬時に変貌した。
アコード同士の絶対的な肉体相性と精神の共鳴は、痛覚の信号を暴力的な快楽信号へと強制的に変換してしまう。
内壁がオルフェの太い肉茎を歓迎するかのようにぎゅうぎゅうと締め付け、ラクスの瞳から光が散り、熱い吐息とともに甘い嬌声が零れ落ちる。
オルフェはラクスの細い腰を両手で鷲掴みにし、激しく腰を引き、そして打ち付け始めた。
ずぶり、ぐちゅっ、ぱんぱんっ。
肉と肉が激しくぶつかり合う重い音と、愛液をかき乱す卑猥な水音が寝室に木霊する。
オルフェは容赦ない速度でピストンを繰り出しながら、耳元で嘲笑混じりの罵倒を浴びせ続ける。
ラクスはキラへの想いと自らの信念を守ろうと必死に耐え、唇を噛み締めて快楽を否定しようとするが、内壁を削るように往復する太い肉茎の刺激に、声にならない嬌声が喉から溢れ出てしまう。
「あぐっ……んんっ……ふあぁっ……!」
(耐えなければ……声を上げては……この男に屈してはなりません……! なのに、奥を擦られるたびに……頭が真っ白になって……っ!)
オルフェはそんなラクスの必死の抵抗を察すると、ふっとピストンの速度を落とした。
激しい突きから一転、腰を円を描くように捩じり、ラクスの狭小な膣内を探るようにゆっくりと肉茎をうごめかせ始める。
ぬち、ぬちゅ、ぐちゅり。
「ほう……ここか? それとも、ここか……?」
(強がりもここまでだ。お前の身体が最も歓喜する場所を暴き出し、完全に私の快楽の虜にしてやる)
オルフェは亀頭の先端で、ラクスの膣の前壁、浅い位置にあるざらついた肉の皺――Gスポットを丹念に擦り上げた。
「ひゃうんっ……!? んお“ぉっ……!」
ラクスの身体がビクンと跳ね、喉から今までとは明らかに異なる甲高い嬌声がほとばしる。
オルフェはその反応を見逃さず、口元に凶悪な笑みを浮かべた。
「見つけたぞ、ラクス……お前を啼かせる急所をな!」
オルフェは狙いを定め、見つけ出した敏感な突起へ向けて、角度をつけて激しく腰を突き上げ始めた。
ぱんぱんっ、ぐちゅっ、ずぶりっ!
「あぁっ! そこ……だめっ……だめですわぁっ! あっ、あんっ……ひゃぅっ、あぁぁっ///」
(嫌、嫌ぁっ! そこばかり擦られたら……わたくし、おかしくなってしまいます……! キラ、ごめんなさい……わたくし、もう……っ!)
敏感な肉の突起を正確に抉られるたびに、ラクスの背中は弓なりに反り、白く柔らかな太ももが激しく痙攣する。
耐えようとしていた理性の堤防は跡形もなく決壊し、ラクスの口からはもはや意味のある言葉は紡げず、ただ狂おしい嬌声だけが溢れ返っていた。
オルフェの腰使いはさらに激しさを増し、汗ばんだ肌と肌が激しくぶつかり合う音が部屋を満たす。
ぱんぱんっ、ぱんぱんっ、ぐちゅぐちゅっ!
オルフェの剛直が最高潮に熱く膨張し、ラクスの最奥の子宮口を激しく穿った。
その瞬間、ラクスの脳内で何かが弾け飛んだ。
「イ”ッ、イぎますう“っっ!!」
ラクスは喉も裂けんばかりの絶叫を上げ、両足の爪先をピーンと伸ばして全身を硬直させた。
極限の快楽に達したラクスの内壁が、狂ったようにオルフェの剛直を締め上げる。
オルフェもまた咆哮を上げ、ラクスの腰を強く引き寄せると、子宮口へと亀頭をめり込ませたまま、怒涛の勢いで精液を解き放った。
どぴゅっ、どぴゅるるっ、どぴゅっ!
灼熱の白濁液が、ラクスの胎内の最深部へと容赦なく注ぎ込まれていく。
「あぁぁ……っ、んおぉ……っ!」
体内を熱い奔流で満たされる感覚に、ラクスは白目を剥きそうになりながら失神寸前の大絶頂へと達し、ビクビクと腰を跳ねさせながらそのすべてを受け止めた。
しばらくの間、二人の荒い呼吸だけが静寂の中に響いていた。
オルフェは満足げな息を吐きながら、ラクスの秘所からゆっくりと剛直を引き抜いた。
ぬちり、と音を立てて引き抜かれた肉茎には、処女の血と大量の白濁液が混じり合ってこびりついている。
寝台の上でぐったりと横たわり、快楽の泥濘に沈んでいるラクスを見下ろし、オルフェは再び瞳を怪しく光らせて精神感応の波を送った。
「ほら、咥えて綺麗にするのだ。私の種を受けた栄誉に感謝してな」
(私の伴侶としての最初の務めだ。お前の口で、私の誇りを美しく清めるのだ)
きぃぃんっ
精神を操られたラクスは、焦点の合わない瞳で微かに頷いた。
「っ…は、はい……」
ラクスは力なく寝台の上を這い、オルフェの腰元へと顔を寄せた。
そして、白濁と自らの蜜に汚れたオルフェの剛直を、桜色の唇でそっと咥え込んだ。
じゅぽ、ちゅる、ちゅぷ。
舌先を使って丁寧に亀頭の先を舐め回し、竿に付着した精液をちゅるちゅると音を立てて清掃していく。
無垢な聖女が虚ろな表情で自らの逸物に舌を這わせる光景に、オルフェの青い瞳は嗜虐的な優越感に染まった。
その時だった。
『ウーッ! ウーッ! ウーッ!』
部屋のスピーカーから、甲高い緊急警報が鳴り響いた。
続いて、無機質な通信音声が室内に響き渡る。
『要塞防衛司令部より緊急入電! 宇宙域に所属不明艦――コンパスと思われる部隊が接近中! 各員、直ちに迎撃態勢に就け!』
けたたましい警報音に、ラクスの意識を覆っていた精神の霧が吹き飛んだ。
水色の瞳に瞬時に正気の光が戻る。
「あっ……!? んむっ……!?」
そして次の瞬間、自分がオルフェの剛直を口に含み、卑猥にしゃぶり立てていた現実に気づき、ラクスは血の気を引かせた。
(嘘……わたくし、何を咥えて……!?)
恐怖と嫌悪に顔を歪め、ラクスは口から吐き出そうと頭を引こうとした。
だが、オルフェはそれを許さなかった。
「ぬっ……! コンパスの出来損ないどもが、邪魔を……!」
(この期に及んで現れるか、害虫どもめ! だが、お前を行かせはせん!)
オルフェは苛立ちと昂ぶりを露わにし、逃げようとするラクスの桃色の髪を後ろからがっしりと鷲掴みにした。
そして、強引にラクスの顔を自らの股間へと引き戻し、再び熱く硬度を増した剛直を、ラクスの小さな口の奥深くまで力任せに押し込んだ。
「んぐっ……!? むぐぅ……っ!」
喉奥を突かれたラクスが苦悶に目を瞠る中、オルフェは腰を突き出し、ラクスの口腔の奥へと二度目の精液を激しく放った。
どぴゅっ、どぴゅっ!
熱い液体がラクスの喉へと直接噴き込まれる。
オルフェはラクスの頭を押さえつけたまま、冷徹な精神感応の波を打ち込んで命令した。
「すべて飲み干せ。そして舌で綺麗にするのだ」
抵抗する力を奪われたラクスは、涙をポロポロと零しながら、ゴクリ、ゴクリと喉を鳴らして熱い白濁液を胃の腑へと流し込んだ。
(んぐぅ…嫌っ、オルフェの…精液なんて…っ、でも…なぜっ…わたくし身体がオルフェの精液を受け入れてっ…!)
さらに命じられるまま、舌先で竿の筋や亀頭の裏まで丹念に舐め清めさせられる。
じゅる、ちゅるり。
オルフェは満足すると、ぬぼっとラクスの唇から剛直を引き抜いた。
ラクスの口元からは、飲み干しきれなかった白い糸が一筋、顎へと垂れ落ちる。
オルフェは寝台から降りると、床に落ちていた制服を手早く身に纏い、服装を整えた。
黒い詰襟のボタンを留め、赤いクラヴァットを結び直すと、冷然とした眼差しで寝台の上に横たわるラクスを見下ろした。
その瞳から、ラクスの頭脳へと最後の精神感応の波動が放たれる。
「これで私があなたの運命の相手だと分かったでしょう。私とのこの愛瀬を続けたいならば、ずっと私の元にいることを選択するべきだ」
オルフェは翻した黒いマントの裾を揺らし、振り返ることもなく豪奢な扉へと向かった。
電子ロックが解除され、プシューと音を立てて自動扉が左右に開く。
部屋の外の薄暗い通路には、直立したまま立ち尽くすイングリット・トラドールの姿があった。
「イングリッド、ラクスのことを頼む」
「……分かりました」
オルフェはそんなイングリットを一瞥もせず、冷酷な足音を響かせながら、迎撃のために通路の闇へと歩み去っていった。
オルフェの足音が遠ざかり、自動扉が重々しい駆動音とともに閉ざされた。
電子ロックが作動する鋭い電子音が響き、アルテミス要塞の一室には、再び冷たい静寂が降り積もる。
寝台の上には、処女の証である鮮血と、オルフェが放った大量の白濁液が混ざり合い、シーツに濃密で生々しい染みを作っていた。
全裸のまま横たわるラクス・クラインは、微動だにできず、ただ浅い息を繰り返している。
白磁のように滑らかな頬を、つーっと大粒の涙が伝い落ち、乱れたシーツへと吸い込まれていった。
「キラ……キラ……わたくしは…………っ」
(キラ、ごめんなさい……わたくしは、あなた以外の殿方に純潔を奪われてしまいました……。心では拒み、抗おうとしたのに……わたくしの身体は、あの男の激しい交わりに歓喜してしまったのです……っ)
唇を震わせ、胸の奥で必死に愛するキラの面影を呼び戻そうとする。
しかし、思い描こうとするキラの優しい笑顔は、生々しい肉体の記憶の奔流にかき消されていく。
口腔を満たすのは、オルフェの濃密な精液の味と、独特の雄の匂いだった。
喉奥を無理やり押し広げられ、注ぎ込まれた熱い液体は、今もラクスの舌の根元に絡みつき、鼻腔を支配している。
さらに、下腹部の奥深く――子宮の最奥にたっぷりと注ぎ込まれたオルフェの種が、トクン、トクンと熱く脈打っていた。
アコード同士の強烈な精神感応によって神経の奥深くまで刻みつけられた快楽の残滓が、痺れるような熱波となって、ラクスの理性を狂わせていく。
(身体が……あそこが熱くて、疼いて仕方がありません……。頭の中が、オルフェの気配で塗り潰されていく……嫌、嫌なのに……どうして……っ)
「いけません……でも……っ」
抗おうとする理性とは裏腹に、ラクスの指先が無意識に動いた。
処女を散らされたばかりの秘所へと手が伸び、蜜口からシーツへと零れ落ちていた白濁液に指先を浸す。
指先にまとわりつく、オルフェの熱い精液。
ラクスは吸い寄せられるように、その汚れた指を自らの唇へと運んでしまった。
ちゅる、じゅるり。
「んむっ……ちゅぷ……」
無意識のうちに指を口に含み、柔らかな舌を絡め取って、口内に残るオルフェの精液をかき混ぜるように指を動かして味わう。
喉を鳴らして唾液を飲み干すと、脳幹を直接撫でられるような痺れが走り、水色の瞳がとろんと濁った。
「口の中に……オルフェの匂いが……この口に残るものわたくしの膣に…こんなの、いけないのに……でも……っ」
(オルフェの匂いで、頭がおかしくなってしまいそう……。口の中も、お腹の奥も、すべてあの男のもので満たされている……。こんなの、絶対に間違っているのに……身体の疼きが止まりません……っ)
オルフェの雄々しい匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、ラクスのもう一方の手が、自然と下腹部へと滑り降りていった。
さらり、とシーツの上で柔肌が擦れる。
熱く濡れそぼった秘所へと、震える指先が触れた。
ぬち、ちゅぷ。
「ぁっ……んぅっ……」
指先が秘唇の割れ目を割り入った瞬間、甘美な電流が全身を駆け抜けた。
まだ熱く充血し、オルフェの太い肉茎を受け入れたばかりの秘肉は、異物を受け入れる準備を完全に整えており、ラクスの指を歓喜の愛液で迎え入れる。
ラクスは寝台の上で身をくねらせ、自らの指をぐちゅりと奥深くまで滑り込ませた。
くちゅ、くちゅくちゅ。
「はぁっ……んぁぁっ……!」
内壁をまさぐる指先は、先ほどオルフェの巨大な剛直が穿ち、押し広げた感触を克明になぞっていた。
オルフェの逸物が擦り上げた感触を追い求めるように指を前後に動かすと、膣肉がぎゅうぎゅうと指を締め付け、蜜を滴らせる。
同時に、もう一方の手が自らの豊かな乳房へと伸びた。
白く柔らかな双丘を手のひらで強く揉みしだき、先端の尖った乳頭を親指と人差し指でコリコリと激しく摘み上げる。
すれ、さやさやと肌とシーツが擦れ合う音が、卑猥な水音とともに静寂の部屋に響き渡る。
狂乱の中で指を動かしながら、ラクスの脳裏には、オルフェが浴びせかけてきた言葉が鮮明に蘇っていた。
『デュランダルの世界を否定して、世界はどうなった!? 何も変わっていない! お前達は結局、何もできていない無力な偽善者だ!』
(あの男は……偽善だと嘲笑いました。わたくしたちが命を懸けて選び取った道を、無力だと切り捨てた……)
「そんなことは……ありません……わたくしたちは……っ、ぁっ、んんっ……!」
(わたくしたちの信じた平和が、間違っていたはずなどありません……! 誰もが自分の意志で未来を選ぶことこそが、正しいはずなのです……っ)
否定しようと唇を噛み締め、首を左右に振る。
だが、どれほど戦っても終わらない憎しみの連鎖、今も続く戦火、そして傷つき疲弊していくキラの姿が、胸を痛烈に締め付ける。
そして何より、自らの手で秘所をまさぐるたびに、アコードの肉体がオルフェの言葉を肯定するかのように激しい快楽の波を打ち寄せてくるのだ。
くちゅくちゅ、ぐちゅっ。
「あっ……んおぉっ……ふあッ……!」
オルフェの太い亀頭が執拗に抉り抜いた、前壁のざらついた急所――Gスポットへとラクスの指が触れた。
びくりと腰が跳ね上がり、背中が弓なりに反る。
「あぁっ……オルフェ……オルフェ……っ!…わたくしの奥をもっとっ…!」
(だめ……呼んではいけないのに……! キラではなく、あの男の名前を呼んでしまう……! でも、もっと……もっと奥を掻き回してほしい……オルフェのもので、わたくしを壊してほしい……っ!)
もはやキラへの忠誠も、理性の防壁も、暴力的な快楽の濁流の前に完全に崩壊していた。
オルフェの幻影に抱きすくめられ、あの逞しい腕で組み敷かれ、太い剛直で最奥を貫かれているような強烈な妄執が、ラクスの精神を塗り潰す。
ラクスは恍惚とした表情で首を反らせ、自ら腰を上下に激しく突き上げながら、指を激しく出し入れした。
ぐちゅっ、くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅっ!
「んぁぁっ……! はぁっ……オルフェぇっ……!」
限界を超えた快楽の波が、ラクスの全身の神経を焼き尽くす。
内壁が狂ったように痙攣し、ラクスの喉から引き裂かれたような嬌声がほとばしった。
「イグッ、イぎますぅっっ……!!」
びくびくっ!
ラクスは両脚をピーンと伸ばして全身を硬直させた。
蜜口から熱い愛液がピュルルッと激しくシーツへと噴き上がり、豪快な潮吹きとともに、ラクスは未曾有の大絶頂へと叩き落とされた。
ビクン、ビクンと腰を跳ねさせながら、ラクスは甘い絶叫の余韻の中で、全身を震わせて身悶え続けた。
はぁっ、はぁっ、はぁっ……。
部屋の中に、ラクスの乱れた熱い呼吸だけが響く。
やがて、全身を支配していた強烈なオーガズムの波が徐々に引き、ラクスの水色の瞳に正気の光が戻ってきた。
「はっ……わたくしは……」
我に返ったラクスは、濡れそぼった自らの指と、潮と愛液で無残に汚れたシーツを見つめ、血の気を引かせた。
自分がオルフェの名を狂おしく叫びながら、自らの指で自慰に耽り、潮を吹いて絶頂してしまった――。
その動かしがたい背徳の事実に、ラクスは耐え難い羞恥と恐怖に震え上がった。
「あぁ……なんということを……」
(わたくしは……本当にオルフェの名を呼んでしまったのですか……? キラを裏切り、自らあの男の快楽を貪ってしまうなんて……っ)
ラクスは震える手で涙を拭い、息を切らせながら寝台から降りた。
床に散らばっていた自らの衣服を、逃げるようにかき集める。
さらり、しゅるり。
衣擦れの音を立てて、下着を身につけ、黒地に紫の打ち合わせの和風の装束を急いで羽織っていく。
黒いニーハイを引き上げ、帯を胸の下で結び直す。
肌を隠すことで、自らの罪深さを覆い隠そうとするかのように。
だが、着替えを終えて振り返ったラクスの視界に、無残に乱れ切った寝台が飛び込んできた。
処女の血、オルフェの白濁、そして自らの愛液と潮が混ざり合ったシーツ。
その光景を目にした瞬間、先ほどオルフェに抱かれ、貫かれ、そして自らの指で快楽を貪った生々しい感触が、鮮烈にフラッシュバックした。
ぞくっ、と背筋を甘美な悪寒が駆け抜ける。
「あっ……」
ラクスは無意識のうちに、着物の襟元から服の中にそっと手を差し入れていた。
さらさらと薄布を滑り、指先が自らの豊かな胸の先端へと触れる。
薄衣の下で、桃色の乳頭は先ほどの興奮の余韻によって、未だにピンと硬く尖ったままだった。
ラクスは微かに息を呑みながら、その尖った突起を指先で軽くいじってしまう。
ちりり、と甘い疼きが下腹部へと走る。
(身体が……まだ、あの男を覚えている……)
ラクスは手を止め、呆然と佇んだ。
頭の中で、オルフェの冷徹な言葉が再び反芻される。
『これで私があなたの運命の相手だと分かったでしょう。私とのこの愛瀬を続けたいならば、ずっと私の元にいることを選択するべきだ』
かつてギルバート・デュランダルが提唱した、デスティニープラン。
遺伝子によって定められた役割を生きることこそが、争いのない真の幸福なのだという思想。
あの時は、人々の自由な意志を信じて真っ向から否定した。
だが――オルフェの絶対的な精神感応と、抗えぬ肉体の歓喜によって弱り切ったラクスの心に、甘美な毒のようにその言葉が染み渡っていく。
(アコードとして創られたわたくしの身体は……オルフェの隣にあることこそが正しいのだと、叫んでいる……)
どれほど理想を掲げても、世界は争いを止めず、キラは傷つき苦しみ続けている。
ならば、初めから定められた運命に従い、オルフェと共に世界を統べることこそが、本当に正しい道なのではないだろうか。
自分がオルフェを受け入れ、彼の伴侶となることで、この苦しい争いがすべて終わるのだとしたら――。
「オルフェが目指す世界も……悪くないのかもしれない……」
(わたくしがオルフェの元へ行けば……世界は導かれ、キラももう戦わずに済むのかもしれません……。そして何より、わたくしのこの身体は……オルフェに抱かれることを、求めている……)
自らの心の奥底に芽生えた甘美な屈服と背徳の予感に、ラクスは微かに震えながら、潤んだ瞳を伏せた。
一方その頃、部屋の外の薄暗い通路では。
イングリット・トラドールが、壁に背を預けたまま立ち尽くしていた。
防音の施された扉のわずかな隙間から漏れ聞こえていたのは、間違いなくラクスの甘い喘ぎ声だった。
そして、あの高潔な歌姫が、自らの手で秘所を弄り、オルフェの名を狂おしく叫んで絶頂に達した声。
イングリットの拳が、爪が掌に食い込むほどに強く握り締められていた。
「……姫様………オルフェの名前を呼んで、自ら……」
(あれほど頑なにオルフェを拒んでいたはずのあなたが……自らその名を呼び、指を濡らして淫らに乱れているなんて……)
胸を鋭く刺し貫くのは、激しい嫉妬と耐え難い悲哀だった。
自分がどれほど焦がれ、どれほど求めても決して得られないオルフェの愛と、その熱い種。
それを一度の交わりで注ぎ込まれ、あまつさえ自慰でその名を呼ぶほどに堕ちてしまったラクス。
だが、その嫉妬と同時に、イングリットの胸中には、どれほど気高い聖女であろうと一瞬で雌へと調教してしまうオルフェの男としての凄まじさに対する、底知れぬ畏怖が渦巻いていた。
(オルフェ……あなたは本当に、世界を統べる絶対の覇者なのですね……)
イングリットは深く息を吐き出し、胸の痛みを心の最奥へと静かに押し込めた。
(いいえ……これで良いのです。姫様がオルフェを受け入れ、運命の伴侶となることこそが、ファウンデーションの……そしてオルフェの望み。オルフェの覇道を陰から支えることこそが、私の役割なのだから……)
イングリットは憂いを帯びた瞳を伏せ、自らの叶わぬ想いに鍵をかけると、静寂の通路にひとり佇み続けた。
ーーーー
ーーー
要塞の通路の遠くから、重く鈍い爆発音とけたたましい警報音が絶え間なく響き渡っていた。
コンパスの部隊が陽動と防衛網の突破を図る中、キラ・ヤマトは単身、アルテミス要塞の最深部へと潜入を果たしていた。
愛するラクスを救い出す――ただその一念だけを胸に、幾重もの電子防壁を突破し、激戦の合間を縫って辿り着いた貴賓室の前。
キラは荒い息を整えながら、震える指先でコンソールを操作し、電子ロックを解除した。
プシューッ、と重厚な油圧音を立てて自動扉が左右に開く。
キラは焦燥と期待に胸を突き動かされ、部屋の中へと駆け込んだ。
「ラクス! よかった、無事だったんだね……! さあ、一緒に帰ろう!」
だが、足を踏み入れた瞬間、キラの全身をざわざわと不気味な悪寒が撫で上げた。
無機質な要塞の空気とはあまりに不釣り合いな、濃厚で生々しい匂いが部屋に充満していた。
男の放った精液の濃密な雄の匂いと、女が極限まで感じ入った際に溢れ出す甘酸っぱい愛液の匂い。
それらが混ざり合い、熱気を帯びた獣の巣のような淫靡な空気を形作っている。
キラの紫の瞳が、部屋の中央に鎮座する大型寝台へと吸い寄せられた。
シーツは激しい情事の証拠を隠すこともなく無残に波打ち、処女の散った鮮血と、ぶちまけられた白濁液が混じり合っている。
さらに、大量の潮吹きによって広がった巨大な濡れ染みが、まだ乾き切らぬまま鈍い光を放ち、部屋の空気に強烈な雌の匂いを放っていた。
「……っ!?」
そして、寝台の傍らに佇むラクスの姿を目にした瞬間、キラの呼吸が止まった。
黒地に紫の打ち合わせの和風の衣装は、胸元の襟が乱暴に寛げられ、白磁のように滑らかな鎖骨と、豊かな双丘が大きく露わになっていた。
薄絹の下から覗く肌は上気して艶やかな汗を浮かべ、先端の尖った桃色の乳頭が、先ほどまでの快楽の余韻を物語るようにピンと硬く尖り立っている。
下半身の裾も大きく乱れ、薄布越しにもはっきりと分かるほど、下腹部の秘所周辺には愛液と白濁が染み出した濃密な染みが広がっていた。
腰まで届く淡い桃色の長髪は淫らに乱れ、頬を紅潮させたその姿は、高潔なプラントの歌姫などではなく、男に激しく抱かれ、自らの指で快楽を貪り尽くしたばかりの、熱狂の余韻に喘ぐ雌そのものだった。
キラは血の気を引かせ、震える声で言葉を絞り出した。
「え……ラクス……? その服の乱れは……まさか……」
だが、動揺し取り乱すキラに向けられたラクスの水色の瞳は、残酷なほど冷ややかに澄み渡っていた。
キラが部屋に飛び込んできた瞬間、ラクス自身も自らの胸の内に、微かな救いを期待していた。
キラの顔を見れば、キラの優しい声を聞けば――オルフェに身体の奥深くまで刻みつけられた暴力的な快楽の疼きも、あの甘美な精神感応の熱情も、綺麗に醒めて消えてくれるのではないかと。
しかし、現実はあまりに非情だった。
目の前に立つキラを見つめても、ラクスの胸には安堵も、かつて抱いていたような熱い慕情も、一片たりとも湧き上がってこなかった。
何も変わらない。下腹部の奥でトクン、トクンと脈打つオルフェの種の熱さも、疼く秘肉の渇きも、何一つ癒やされはしない。
それどころか、いつも一人で全てを背負い込み、迷い、傷つき、苦悩ばかりを顔に張り巡らせているキラの頼りなさが、かつてないほど痛々しく、無力なものとして目に映った。
(何も……感じませんわ……。キラを見ても、わたくしの心は少しも震えない……。それどころか……)
ラクスの脳裏に、かつてアプリリウスで目にした光景が蘇る。
アグネス・ギーベンラートがキラに妖艶に擦り寄り、二人で親しげに肩を並べていたあの瞬間。
キラが自分を本当に求めているのか、自分を満たしてくれているのかという、心の奥底に澱のように溜まっていた孤独と失望。
それに引き換え、オルフェはどうだったか。
傲慢でありながらも世界を統べる絶対の意志を持ち、精神感応で己のすべてを暴き、暴力的なまでの逞しい肉体で純潔を貫き、身も心も支配し尽くした。
どちらが自分を真に求め、どちらが己の肉体と魂を満たしてくれるのか。
アコードとして目覚めオルフェとの対になることを運命づけらたDNAがラクスの本能をかりたて、すでに抗いようのない結論を下していた。
ラクスはすっ……と一歩後ずさり、差し伸べられたキラの手を冷淡にやり過ごすと、静かに唇を開いた。
「いいえ、キラ……わたくしは帰りません。あなたの元へは……もう」
(ええ、もうあなたの元へ戻ることはありません。あなたの隣にいても、わたくしは孤独なまま……そして、この身体の奥底から湧き上がる疼きを、あなたでは癒やすことなどできないのですから)
「ラクス……? どうして……僕だよ、キラだ! 君を助けに来たんだ!」
キラの悲痛な叫びに対し、ラクスは眉一つ動かさず、氷のように冷徹な眼差しを向け続けた。
そして、キラの魂を根底から打ち砕く決定的な拒絶の言葉を、静かに言い放った。
「キラ、わたくしたちでは世界を救えません。それにもう……もうあなたではわたくしを満たすこともできません……。わたくしの居場所は、オルフェ♡の隣なのです」
(理想だけでは人は救えないと、オルフェが教えてくれました。そして何より……あの男の激しい抱擁と熱い種を知ってしまったこの身体は、あなたの頼りない優しさなどでは、もう二度と満たされないのです♡)
「な……にを……」
世界が足元から崩壊していくような衝撃が、キラを打ちのめした。
命を懸けて愛し、命を懸けて守り抜こうとしてきた最愛の女性。
そのラクスから突きつけられた、男としての完全なる敗北の宣告と、敵の男への絶対的な従属の告白。
部屋に満ちる生々しい精液と愛液の匂いが、ラクスの薄絹から覗く汗ばんだ白い胸元と、下腹部の濡れ染みが、直前まで行われていた交わりと自慰の真実を、容赦なくキラの視覚と嗅覚に突きつけていた。
「嘘だ……嘘だろ、ラクス……! 君が……オルフェの……!? そんなの……そんなの信じられるわけがない!」
キラはその場に崩れ落ち、絶望と混乱のあまり床を見つめて激しく震えた。
瞳からはらはらと大粒の涙が零れ落ち、冷たい床を濡らす。
「大丈夫でしょう、キラ…あなたにはもうアグネスがいます。きっと良い相手になります」
ラクスは冷たく言い放ち、踵を返す。ざざっと、はだけた裾を翻して扉へと歩みを進めた。
「ラクス…!」
ラクスはそんなキラの無残な姿を一瞥しただけで、微塵の情も残さず背を向けた。
ざざっ、さらりと和風の衣装の裾を翻し、はだけた胸元を隠そうともせず、神々しいまでの女王の足取りで開かれた扉へと向かう。
自動扉をくぐり、薄暗い通路へと歩み出ると、そこには壁に背を預けたまま直立していたイングリット・トラドールの姿があった。
濃い青紫色の髪の下で、イングリットの瞳は激しい動揺と羞恥に震えている。
彼女は、部屋の中から漏れ聞こえていたラクスの冷徹な拒絶と、キラの絶望に満ちた叫びをすべて耳にしていたのだ。
ラクスはイングリットの前で足を止めると、聖女の気品と、情事の熱気に濡れた艶然たる笑みを浮かべた。
そして、自らの白く滑らかな手をすっ……と差し伸べ、イングリットのこわばった手を優しく包み込んだ。
ぎゅっ、と柔らかな温もりが伝わる。
「イングリット。わたくしと共に参りましょう。あなたの想いを、わたくしがオルフェ♡に繋ぎます」
(あなたの痛切な恋心を、わたくしはずっと知っていました。オルフェを愛する者同士、共に彼を支え、共にあの男に身も心も捧げましょう。正妻たるわたくしが、あなたの想いをオルフェに届けてあげます♡)
イングリットの胸が激しくざわめいた。
長年胸の奥深くに押し殺し、誰にも明かせなかったオルフェへの恋情。
それをすべて見透かされ、排除されるどころか、共に愛することを許されたという衝撃と歓喜。
そして何より、直前までオルフェの種を注がれ、自慰に乱れ、最愛だったはずの男を冷酷に切り捨ててみせたラクスの、神々しいまでの佇まいと圧倒的な度量。
その圧倒的な色香と覇気に、イングリットの心は完全に屈服していた。
「姫様……私、私は……はい……どこまでも、お供いたします」
(このお方は……本物の女王だ。オルフェの伴侶となるべくして生まれた、絶対の存在……。このお方の隣でなら、私もオルフェにすべてを捧げられる……!)
イングリットはラクスの手を両手で強く握り返し、深く頭を垂れて絶対の忠誠を誓った。
ラクスは満足げに微笑むと、イングリットの手を引いて、通路の先――要塞の防衛指揮を執り、出撃の準備を進めているオルフェの元へと、迷いのない足取りで歩み出した。
二人の美女が並んで歩み去る背後で、重厚な自動扉がプシューと音を立てて閉ざされる。
冷たい部屋の中には、ただ一人、床に膝をつき、愛する者を永遠に奪われた絶望の中で慟哭するキラ・ヤマトの嗚咽だけが、虚しく木霊していた。
要塞の格納庫へと続く巨大なドックには、出撃を控えた重油と冷却ガスの冷気が立ち込めていた。
赤と黒の照明が明滅する中、ファウンデーションの象徴たる最新鋭モビルスーツが、傲然たる威容を誇って聳え立っている。
その機体の足元、出撃前の点検を終えた宰相オルフェ・ラム・タオは、黒・白・赤を配した専用のパイロットスーツに身を包み、鋭い眼差しで通路を見据えていた。
自動扉が左右に開き、足音を響かせて現れたのは、淡い桃色の長髪を揺らすラクス・クラインと、その半歩後ろに従うイングリット・トラドールだった。
ラクスは胸元のはだけた和風の装束を直しもせず、艶やかに上気した頬に聖女の微笑みを浮かべながら、優雅な足取りでオルフェの目前へと歩み寄った。
そして、ためらいもなくオルフェの足元へと跪き、白く滑らかな手を胸元に当てて、澄んだ水色の瞳で見つめ上げた。
「オルフェ♡……わたくしは今、あなたの意志に従い、あなたの伴侶となることを誓います」
(ええ、もう迷いはありませんわ。世界を導くべき真の覇者はあなたです。わたくしの心も、この疼く肉体も、すべてあなたに捧げ尽くします♡)
その言葉を聞いた瞬間、オルフェの端整な美貌が歓喜の炎に染まり上がった。
かつて自分を冷酷に拒絶し、下等な出来損ないに殉じようとしていたあのプラントの歌姫が、今や自らの足元に傅き、永遠の従属を誓っている。
自らが世界を統べる王であり、運命の伴侶として選ばれた唯一無二の存在であるという全能感が、オルフェの胸中で激しく爆発した。
「ラクス! ついに、ついに分かってくれたのだな! 私たちの運命を!」
(ついに……ついに私のものになった! 見ろ、この至高の聖女が私の前に跪いている! 私のアコードとしての正しさが、ついに証明されたのだ!)
オルフェは歓喜に震える手でラクスの華奢な肩を抱き起こそうとした。
しかし、ラクスは立ち上がる前に、そっと振り返ってイングリットの手を引き寄せた。
濃い青紫色の髪の下で、イングリットは身を強張らせ、恥じらいと恐縮に瞳を揺らしている。
ラクスは柔らかく微笑み、オルフェの青い瞳を真っ直ぐに見つめ直した。
「そしてオルフェ♡、このイングリットの心を受け止めてあげてください。彼女はずっと、あなただけを見ていたのです」
(このいじらしい娘は、己の運命に縛られながらも、ずっとあなたを一途に愛し続けてきました。共にあなたを愛し、仕える者として、彼女をあなたの腕に抱いてあげてくださいまし♡)
突然の告白に、イングリットの胸は激しく跳ね上がった。
長年、誰にも悟られまいと心の奥深くに封じ込め、血を吐くような思いで隠し通してきた恋情。
それをラクスによって白日の下に晒された羞恥に頬を真っ赤に染めながらも、イングリットは意を決してオルフェの前に跪き、深く頭を垂れた。
「オルフェ……私は、あなたのお役に立てるなら……すべてを捧げます」
オルフェは息を呑み、跪く二人の美女を見下ろした。
かつて手に入らぬと絶望しかけた至高の伴侶ラクスと、己の影となって忠義を尽くしてきた美しき秘書官イングリット。
世界最高峰の二人の女が、自らに心服し、愛を乞うように傅いている。
肥大化したプライドと支配欲が極限まで満たされ、オルフェは誇らしげに胸を張り、哄笑するように叫んだ。
「そうか……イングリット、お前も私と共に来い! 我ら三人の力で、世界をあるべき姿へと導くのだ!」
(素晴らしい……! これこそが人を導く王にふさわしい姿だ! ラクスもイングリットも、すべて私の掌の上にある! 私に従う二人の花を従え、世界を我が色に染め上げてやる!)
オルフェは二人の手を引き起こすと、格納庫の傍らにある専用の更衣室へと導いた。
重厚な扉が閉ざされ、密室となった空間で、オルフェはラックに用意されていた一組の衣装を手に取り、ラクスへと差し出した。
白を基調に淡いピンクのラインが走る、ラクスのために誂えられた専用のパイロットスーツ。
そしてその下に着るための、清楚で可憐な薄桃色のブラジャーとショーツ。
「出撃だ、ラクス。これを身に着けろ。――私の目の前で、今すぐにな」
「はい、オルフェ♡……仰せのままに」
ラクスは恥じらいに頬を染めながらも、従順に微笑んで頷いた。
細い指先が、胸元のはだけた和装の帯へと伸びる。
しゅるり、さらり。
帯が解かれ、床へと音もなく滑り落ちる。
続いて、汗と自慰の痕跡が残る黒地に紫の打ち合わせの衣装が、両肩から二の腕、そして滑らかな腰へと押し開かれた。
ばさっ、はらり。
重厚な布地が床へと脱ぎ捨てられ、白磁のように艶めかしいラクスの裸身が露わになる。
胸元には下着はなく、豊かな双丘の先端にある桃色の乳頭が、オルフェの熱い視線を浴びてツンと尖り立っていた。
ラクスは恥じらうように内股になりながら、下腹部に残されていた乱れたショーツの縁に指をかけた。
するり、さやさや。
肌を擦る音とともに、薄い布地が太ももを滑り降りる。
その瞬間だった。
先ほどオルフェに最奥へと注ぎ込まれ、自慰によって掻き乱された白濁液と濃密な愛液が、蜜口の割れ目から耐えきれずに溢れ出した。
とろり、つーっ。
「あっ……んっ……」
ラクスの白く柔らかな太ももの内側を、オルフェの熱い精液がひとすじ、生々しい白い軌跡を描いて伝い落ちる。
床の上にぽたんと白濁が落ちる音に、ラクスは羞恥に身を震わせながら、オルフェから手渡された清楚な薄桃色の下着を手に取った。
まずブラジャーを豊かな胸に当て、背中のホックを留める。
こぼれんばかりの豊かな双丘が布地に包まれ、形の良い胸の谷間が強調される。
続いて、太ももに精液を垂らしたまま、清楚なピンク色のショーツへと足を通し、腰へと引き上げた。
すれ、きゅっ。
しかし、無垢で清楚なはずのピンク色のショーツは、穿いた瞬間にその清純さを無残に奪い去られた。
ラクスの秘所から絶え間なく湧き出るオルフェの精液と熱い蜜が、クロッチの布地を瞬く間にじゅわりと濡らし、見る見るうちに濃い染みを作って透けさせてしまったのだ。
濡れそぼった布地越しに、赤く充血した秘肉の割れ目が卑猥にくっきりと浮かび上がる。
「あぁ……オルフェの種が、こんなに……お下着を濡らしてしまいますわ……♡」
オルフェはその淫靡な光景に青い瞳を妖しく輝かせ、喉を鳴らした。
ラクスは濡れそぼるショーツの上から、専用のパイロットスーツに腕と脚を通していく。
きゅっ、すれ、さらさら。
体に吸い付くような伸縮性のあるハイテク繊維が、ラクスの引き締まった肢体を包み込み、ジッパーが胸元へと引き上げられる。
ぴっちりと全身に密着するパイロットスーツは、ラクスの豊満な双丘、細い腰、そして丸みを帯びた尻のラインを余すところなく浮き彫りにした。
そして何より、スーツが肌を強く締め付ける圧迫感によって、ショーツ越しに秘所へと押し当てられた布地が、奥に残るオルフェの精液をぐじゅりと押し潰した。
ぞくっ、びくびくっ。
「んぁっ……ふあぁ……っ♡」
密着するスーツの圧力によって、秘所に溜まったオルフェの精液と愛液の感触が、より鮮烈に、より深く下腹部の神経へと押し戻される。
己の胎内を満たすオルフェの存在感と、歩くたびに下腹部を締め上げる甘い疼きに、ラクスは背筋を粟立たせ、恍惚とした法悦の吐息を漏らした。
身支度を整えたイングリットもまた、専用のスーツを纏い、二人の主の傍らへと歩み寄った。
「参りましょう、オルフェ、姫様」
三人は更衣室を後にし、ドックの中央にそびえ立つ最新鋭機、ブラックナイトスコード・カルラへと向かった。
黄金の装飾と純白の装甲を纏い、フェムテク装甲の鈍い光を放つその威容は、まさに戦場を支配する黒き騎士の頂点にふさわしい。
キャノピーが開き、三人はカルラの複座型コックピットへと乗り込んだ。
中央の前席にオルフェが腰を下ろし、その左右にラクスとイングリットが専用のシートへと身を沈める。
ハッチが重々しい音を立てて閉ざされ、コックピット内は高精細モニターの光と、三人の荒い呼気で満たされた。
『ブラックナイトスコード・カルラ、全システム起動。アコード・リンク、スタンバイ』
オルフェが操縦桿を握り、青い瞳を妖しく光らせた。
「行くぞ、ラクス、イングリット! 私たちの絆を、世界に見せつけるのだ!」
オルフェの呼びかけに応え、三人の精神を繋ぐ神経同調システムが作動した。
その瞬間、オルフェを中心として、強大なアコードの精神感応の奔流がコックピット内に吹き荒れた。
きいぃぃぃんっ
オルフェの強大な精神波が、ラクスとイングリットの脳幹へと奔流となって直接注ぎ込まれる。
アコード同士の完璧な神経結合――それは、肉体的な交わりすら遥かに凌駕する、魂の最奥を直接貪り尽くされるような電撃的な快楽の嵐だった。
「ひゃうんっ……! あぁぁ……オルフェぇっ……♡」
(頭の中が……オルフェの強大な意志で貫かれていく……!)
「んっ……くぅ……っ! オルフェ……私の頭に……あなたが……満ちてくる……っ!」
(オルフェの精神が、私の中に……! 痛いほどに熱くて……なんて甘美な支配なの……っ!)
ラクスとイングリットは狭いコックピットのシートの上で背中を反らせ、甘い嬌声を漏らして身悶えた。
オルフェの雄々しい覇気と支配欲が、二人の美女の脳内神経を直接抉り、激しく揺さぶる。
オルフェがカルラのスラスターを噴かし、操縦桿を動かすその思考の一つ一つが、二人の下腹部を直接貫く剛直のように作用し、痺れるような精神のオーガズムを絶え間なく送り込んでくるのだ。
びくびくっ、じゅわり。
二人の秘所からは、神経の快楽に耐えかねた愛液がとめどなく噴き出し、パイロットスーツの内側でショーツをさらにぐっしょりと濡らしていく。
肉体的に激しく交わっている以上の濃密な結合感に、二人の瞳はとろんと濁り、オルフェという絶対の雄に身も心も犯され尽くす至福の法悦に浸り切っていた。
オルフェは二人の甘い喘ぎ声を精神感応で全身に浴びながら、無敵の全能感に酔い痴れた。
「素晴らしいぞ、二人とも! 私の意志と完全に一つになっている! これが真の三位一体だ!」
ゴォォォッ!!
カルラの後背から巨大な推進光が噴き上がり、黄金と白の機体は矢のように宇宙空間へと射出された。
アルテミス要塞の宙域では、コンパス艦隊とファウンデーション防衛軍の激しい砲火が交錯していた。
そしてその中心には、ラクスを奪還すべく鬼気迫る動きで敵機を撃破し続ける、キラ・ヤマトの乗るフリーダムの姿があった。
「ラクス……ラクスはどこだ! どこにいるんだ、ラクスぅっ!」
キラが叫びながらビームライフルを乱射した、その時だった。
きらめく。
宇宙の暗闇を切り裂き、圧倒的な神々しさを放つカルラが、フリーダムの正面へと音もなく降臨した。
その機体から放たれる異様なプレッシャーに、キラの紫の瞳が見開かれる。
直後、カルラの通信回線が開き、モニターにコックピットの内部映像が映し出された。
キラの息が、喉の奥で凍りついた。
そこに映っていたのは、カルラのコックピットでオルフェの隣に座り、淡いピンクのパイロットスーツに身を包んだラクスの姿だった。
その頬は情事の熱気に上気し、潤んだ水色の瞳には、かつてキラに向けられていた優しさなど微塵もなく、オルフェへの熱烈な陶酔と冷徹な光だけが宿っていた。
ラクスの首筋にはオルフェに付けられた生々しい鬱血の痕が残り、パイロットスーツ越しにも分かるほど、オルフェの精神波に感じ入って小刻みに身体を震わせている。
「嘘だ……ラクスが、あんな機体に……なぜなんだ、ラクスぅぅぅーーーッ!」
キラの悲痛な絶叫が宇宙に木霊する。
だが、ラクスはその叫びに眉一つ動かさなかった。
精神同調を通じてオルフェの剛直な意志に貫かれているラクスは、キラを撃ち破ることに一片の躊躇いも抱いていなかった。
「オルフェ♡、敵機の空間軌道、すべて把握いたしましたわ。……あの者を、討ち払ってくださいまし」
「火器管制、全目標をロックオンしました。いつでも撃てます、オルフェ!」
オルフェの卓越した神速の操縦。
ラクスの超感覚的な全方位の広域空間把握。
そしてイングリットの寸分の狂いもない精密な火器管制。
三人のアコードの精神が究極の調和を果たしたカルラは、人知を超えた超常の怪異と化していた。
「消え失せろ、出来損ないが! 我ら三人の愛の光に焼かれるがいい!」
ズバババッ、ドゴォォン!!
カルラの全身の武装から、無数の光条が奔流となって撃ち放たれた。
光の翼から放たれる無慈悲な飽和攻撃が、虚空を黄金色に染め上げる。
キラは必死に回避を試みるが、ラクスの完璧な未来予測によって逃げ道を完全に塞がれ、イングリットの精密射撃が退路を正確に断ち切る。
バシュッ、ドガァン!
フェムテク装甲に守られたカルラには、フリーダムのビーム攻撃は一切通じない。
一方、カルラの重斬脚とビームサーベルが、目にも留まらぬ速度でフリーダムを肉薄した。
ズバッ! ズバババッ!!
「ぐあぁぁぁっ!?」
フリーダムの主翼が切り落とされ、両腕が、そして両脚が、カルラの圧倒的な連撃の前に紙細工のように無残に切り裂かれていく。
武装をことごとく破壊され、四肢をもがれたフリーダムは、爆煙を噴き上げながら宇宙の闇へと弾き飛ばされた。
ドゴォォォン!!
背後でコンパスの随伴艦隊が次々と火焔に呑まれ、壊滅の光を放っていく。
操縦不能となったコックピットの中で、キラは愛する人を永遠に奪われ、戦いにも完膚なきまでに敗北したという絶望の重圧に押し潰されていた。
「ラクス……ラクス……ああぁぁぁぁっ……!」
精神が完全に崩壊したキラは、救援に駆けつけたミレニアムの部隊に機体を回収されるまで、涙を流しながらピクリとも動くことができなかった。
炎上する戦場を見下ろしながら、カルラのコックピットでは、オルフェ、ラクス、イングリットの三人が勝利の余韻に包まれていた。
精神感応の甘美な快楽の波が、戦火の熱狂とともに三人の神経を激しく震わせる。
「勝ったぞ……! 見たか、ラクス、イングリット! これが私たちの力だ!」
「素晴らしいですわ、オルフェ♡……あなたこそが、この世界を導く唯一無二の光ですわ……♡」
「オルフェ……あなたと共に戦えて、私は本当に幸せです……!」
二人の美女に全肯定され、甘い吐息とともに讃えられたオルフェは、神のような万能感に酔い痴れ、高らかに勝利を宣言した。
愛する歌姫を従え、無敵の力を証明したファウンデーション王国は、今まさに、全世界の統治へと向けた決定的な一歩を踏み出したのであった。
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アルテミス要塞での激戦を制し、キラ・ヤマト率いるフリーダムを完膚なきまでに撃破したファウンデーション王国の進撃は、留まるところを知らなかった。
オーブや地球連合、プラントの残存勢力による散発的な抵抗を圧倒的な軍事力で粉砕し、その支配地域は世界各地へと怒涛の勢いで拡大を続けていた。
戦場を駆けるブラックナイトスコードの頂点、宰相オルフェ・ラム・タオの名は、旧世界の秩序を打ち砕く新たな神の如き覇者として全人類に轟いていた。
前線への度重なる遠征において、オルフェの傍らには常にイングリット・トラドールの姿があった。
移動司令機の狭い艦内や、荒野に設営された前線本部の豪奢な天幕の中で、イングリットは忠実な秘書官として職務を全うする傍ら、夜の閨ではオルフェの求めに応じ、その身を惜しみなく捧げていた。
長年秘め続けてきた恋情を正妻たるラクスに肯定され、許されたイングリットの献身は深く熱いものだった。
オルフェに組み敷かれ、求められるがままに柔肌を晒して喘ぎ乱れるイングリットの純真な愛撫と熱い結合は、戦火に昂ぶるオルフェの精神を優しく癒やし、男としての優越感を大いに満たしていた。
オルフェもまた、己を一途に敬愛するイングリットを激しく抱き、幾度となく寵愛を注ぎ込んでいた。
だが――オルフェの心の最奥に君臨し、彼の覇者としての全能感を真に完成させる存在は、ただ一人であった。
遠征を終え、ファウンデーション王国の本拠地たる壮麗な宮殿へと凱旋したオルフェは、戦後処理の報告を側近たちに短く命じると、迷うことなく宮殿の最上階へと向かった。
そこにあるのは、豪奢を極めた宰相専用の私室――世界最高峰の美女、ラクス・クラインが待つ閨であった。
プシューッ、と静かな電子音を立てて重厚な扉が開く。
部屋の中には甘く妖艶な薔薇の香が満ち、天蓋付きの大型寝台の柔らかな敷布が淡い間接照明に照らされていた。
その中央に腰掛けていたのは、淡い桃色の艶やかな長髪を腰まで流したラクス・クラインであった。
その身に纏うのは、薄く透き通るような純白の絹のネグリジェ。
滑らかな生地越しに、豊かな胸の膨らみとしなやかな腰のくびれが透けて見え、動くたびに微かに揺れている。
かつてのプラントの歌姫、清純な聖女の佇まいを残しながらも、オルフェに幾度も抱かれ、その種を注ぎ込まれたことで開花した雌の熟れた色香が、全身から湯気のように立ち上っていた。
オルフェの姿を認めた瞬間、ラクスの水色の瞳が蕩けるような歓喜に輝いた。
かつて見せていた冷淡な拒絶など微塵も残っておらず、そこにあるのは愛する男の帰還を心待ちにしていた女の、甘美な慕情そのものであった。
ラクスはしなやかに立ち上がり、薄絹の裾を揺らしながらオルフェへと歩み寄った。
「戻ったぞ、私のラクス。この世界を統治する私の、最高の伴侶よ」
「おかえりなさいませ、わたくしのオルフェ♡……待ち焦がれておりましたわ♡」
(ああ、わたくしのオルフェ……どれほどあなたの逞しい腕と、熱い抱擁を待ちわびたことでしょう。わたくしの全てはあなただけのもの、どうぞ思う存分愛してくださいまし♡)
ラクスは甘い吐息を漏らしながら、自ら白く滑らかな両腕をオルフェの逞しい首筋へと絡めつかせた。
そのたおやかな身体が、オルフェの胸板へとぴったりと密着する。
オルフェは満足げに笑みを深め、ラクスの細い腰を引き寄せて、その紅唇を奪った。
ちゅぷ、じゅる、ちゅるり。
二人の唇が激しく重なり合い、舌先が互いの口腔へと深く割り込んでいく。
ラクスは自ら舌をオルフェの舌へと絡め、喉を鳴らして唾液を貪り合った。
離れる際に銀の糸が引かれ、ラクスの頬は熱っぽく上気する。
オルフェの青い瞳に、暗い欲望の炎が激しく燃え上がった。
オルフェはラクスの華奢な肩を抱き、そのまま天蓋付きの大型寝台へと押し倒した。
ざざっ、ばさっ、すれ。
豪奢なシーツが音を立てて乱れ、ラクスは柔らかな寝台の上で身を預けた。
オルフェは自ら纏っていた黒と金の豪奢な軍服の留め具を外すと、力任せに脱ぎ捨てた。
さらり、しゅるり、ばさっ。
重厚な上着とシャツが床へと滑り落ち、無駄な肉のない逞しく鍛え上げられた胸筋と腹筋が露わになる。
さらにズボンを脱ぎ捨てる。
するり、ぱさっ。
下腹部からは、すでに天を突くように怒張し、熱い血管を脈打たせた太く長大な剛直が荒々しく首をもたげていた。
オルフェの手が、ラクスの薄絹のネグリジェの肩紐へと伸びる。
するり、さやさや、はらり。
滑らかな絹の布地がラクスの白磁の肌を滑り降り、シーツの上へと脱ぎ捨てられた。
遮るものを失い、ラクス・クラインの完全なる裸身が惜しげもなく露わになる。
豊満で柔らかな乳房、引き締まった腰、ふくよかな丸みを持つ白い太もも。
そして、先端の桃色の乳頭は、オルフェの視線を浴びるだけでピンと硬く尖り立っていた。
「この極上の身体を味わえるのは、世界で私ただ一人だ! 私の愛を全身で刻み込め!」
「あぁっ……オルフェ♡、素晴らしいですわ……もっと、もっとわたくしを乱暴に抱いてくださいまし……っ♡」
オルフェは寝台の上でラクスを仰向けに寝かせると、その細い腰の下に柔らかな羽毛枕を差し入れた。
腰が高く持ち上げられ、オルフェの大きな手がラクスの両足首を掴んで、左右へと大きく押し広げる。
すれ、さらり。
ラクスの白く滑らかな両脚がMの字を描いて全開にされ、最も秘めやかな秘所が、無防備にオルフェの眼前に晒された。
アコード同士の精神感応の興奮により、交わる前からラクスの秘肉はぷっくりと赤く充血し、蜜口からは透明な愛液がとろりと糸を引いて溢れ出していた。
オルフェはその濡れそぼる秘肉を見下ろすと、身を屈めて顔を寄せた。
すっ……と指先が割れ目に触れる。
ぬち、ちゅぷ。
「あんっ……んんっ……!」
オルフェは長い指先で左右の秘唇を割り広げ、ぷっくりと膨らんだ敏感な突起を爪先で軽く弾いた。
さらに舌先を伸ばし、濡れそぼる秘肉の割れ目を下から上へと丹念に舐め上げる。
ぬちぬち、じゅる、ちゅるり。
「あぁ、んんっ……オルフェ♡、舌が……っ♡」
オルフェの舌は蜜口の入り口を押し広げ、溢れ出る愛液をちゅるちゅると音を立てて啜りながら、最奥の敏感な襞を執拗に転がした。
同時に指先が入り口をまさぐり、くちゅくちゅと水音を立てて浅く出入りを繰り返す。
ぬち、くちゅくちゅ、じゅるり。
「あんっ、あぁっ……オルフェ♡、そこ……舌が……熱いですわ……っ♡」
ラクスは腰を小刻みに浮かせ、シーツをぎゅっと握りしめて悶絶した。
蜜口からは愛液がとめどなく噴き出し、オルフェの口元と指先を白濁混じりの蜜でびっしょりと濡らしていく。
存分に味わい尽くしたオルフェは顔を上げ、濡れた唇を拭うと、ラクスに命じた。
「寝台に手をつき、腰を突き出しなさい」
「はい……オルフェ♡、仰せのままに……♡」
ラクスは枕から腰を下ろすと、四つんばいになって寝台に両手をついた。
細い腕で上半身を支え、背中をしなやかに反らせると、豊満な丸みを帯びた白い尻を高く、オルフェの目線に向けて突き出す。
ふるふると震える太ももの隙間から、愛液で濡れそぼる秘所が背後からあられもなく丸見えになっていた。
蜜口からは、とろりとした愛液がぽたぽたとシーツへ落ちている。
オルフェはラクスの背後へと膝をつき、太く脈打つ剛直の先端を、濡れた狭小な蜜口へとあてがった。
そして、腰をぐっと押し込む。
ずぶり、ずぶずぶ、ぬちぬち。
「あぐっ……! んおぉっ……オルフェぇっ……♡」
太い肉茎が内壁を力任せに押し広げながら、深々と最奥へとめり込んでいく。
オルフェは根元まで完全に埋め込むと、ラクスの細い腰を両手で鷲掴みにし、激しいピストンを打ち込み始めた。
ぱちんっ、ぱんぱんっ、ずぶずぶ!
肉と肉がぶつかり合う激しい破裂音と、愛液をかき乱す生々しい水音が部屋中に響き渡る。
オルフェが腰を打ち付けるたびに、ラクスの豊かな尻肉が波打ち、白く滑らかな背中が大きく揺れる。
オルフェの大きな手がラクスの脇腹から胸元へと伸び、こぼれんばかりの豊かな双丘を鷲掴みにして強く揉みしだいた。
親指と人差し指で尖った乳頭をコリコリと強く摘み上げる。
「あんっ、んんっ、あぁ、んおぉっ……! ひゃうんっ、胸……乳首がぁっ……♡」
ラクスは背中を弓なりに反らせ、口から涎をつーっと垂らしながら狂おしい嬌声を上げた。
オルフェは激しく腰を叩きつけながら、ラクスの耳元へと顔を寄せ、耳朶を甘く噛みながら言い放った。
「私に一度犯された程度でなびく愛などと、かつてお前は言っていたな! だがどうだ、真実の愛とは最初から定められていた運命なのだと、お前の身体が叫んでいるではないか!」
(キラなどという出来損ないへの想いなど、私の剛直の前には一片の価値もなかったのだ。最初から対として創られた私こそが、お前の唯一の運命なのだ!)
「あぁっ……! おっしゃる通りですわ、オルフェ♡……わたくしが、間違っておりました……っ! キラとの愛や愛されることなど、オルフェ♡との運命づけられた繋がりの前には、何の価値も意味もありませんでしたわ……っ! あんな、一度の契りで消え去るような幻を求めていた自分が……どれほど愚かだったか……っ♡……あぁ♡…わたくしの心も身体もあなたを求めておりますわ。その熱い種をこの奥に注ぎ込んでくださいまし…♡」
(ええ、本当に愚かでしたわ。キラとの頼りない絆など、オルフェの絶対的な愛と快楽の前に跡形もなく吹き飛んでしまいました。オルフェ……あなたこそがわたくしの真実の運命ですわ♡)
激しく内壁を擦り上げられる快感に、ラクスは自ら腰を後ろへと突き出し、オルフェの剛直を貪るように締め上げた。
「素晴らしいですわ……オルフェ♡、あなたの剛直が、わたくしの最奥を削って……っ! なんて雄々しく、力強いのでしょう……っ♡ あぁ、んおぉっ……いくっ、いぐぅーっ♡」
(頭の中が真っ白になって……オルフェの激しい突きが、わたくしの奥を突き破りそう……! この人に犯されることこそが、わたくしの存在理由ですわ♡)
「そうだ、もっと啼け! 私こそが世界を救う光なのだと、その声で証明してみせろ!」
ずぶずぶ、ぱちんっ、ぱんぱんっ!
「いぐぅーっ! あぁぁっ、いくっ、いきますわぁっ♡」
激しい衝撃に耐えかね、ラクスは背中を反らせて絶叫し、びくびくっと全身を波打たせて一度目の絶頂へと達した。
蜜口が狂ったようにオルフェの剛直を締め付け、熱い愛液を大量に噴き出す。
オルフェは満足げに息を吐くと、剛直をぬちりと引き抜き、寝台の上に仰向けに寝転んだ。
天を突くように脈打つ熱い肉茎を指差し、ラクスを見上げて命じる。
「上へ跨がり、お前の手で動いてみせろ」
「はい……オルフェ♡、喜んで……♡」
ラクスは上気した顔に艶やかな笑みを浮かべ、膝立ちになってオルフェの腰の上へと跨がった。
白く柔らかな太ももでオルフェの腰を挟み込み、自らの細い指先で熱く硬い剛直を掴む。
そして、蜜で濡れそぼる自らの秘所の裂け目を亀頭の先端へとあてがい、ゆっくりと腰を沈めていった。
ずぶり、ぬちゅ、ずぶずぶ。
「あぁ……んっ……入って……きますわ……♡」
太い肉茎が再び自らの胎内をみっちりと満たしていく感覚に、ラクスは恍惚の溜め息を漏らした。
根元まで完全に飲み干すと、ラクスは自ら両手をオルフェの逞しい胸板につき、腰を上下に揺らし始めた。
ぬちぬち、ぐちゅぐちゅ、ぱちんっ。
ラクスはただ上下するだけでなく、腰を円を描くようにグラインドさせ、膣内のひだ全体でオルフェの肉茎を締め上げ、擦り潰すように動かした。
結合部からは泡立った愛液が溢れ出し、シーツへと飛び散る。
ぬちゅ、くちゅくちゅ。
「んおぉっ……あっ、あんっ……オルフェ♡、すごい……すごい快感ですわ……っ♡」
ラクスは腰を振りながら、オルフェの顔へと身を乗り出した。
その水色の瞳は潤み、オルフェの唾液と吐息を求めて飢えたように見つめている。
ラクスは自らオルフェの唇へと吸い付き、貪るように口づけを交わした。
ちゅぷ、じゅる、ちゅるちゅる。
「んむっ……ちゅぷ……オルフェ♡……あなたのすべてが欲しいのです……舌を、お唾をわたくしにくださいまし……じゅる、んんっ……♡」
(オルフェの息も、唾液も、身体も、すべてが愛おしくてたまらない……。自ら腰を振って、この素晴らしい剛直を奥深くまで飲み干してしまいたい……♡)
「んっ……ふ、ラクス……! 自ら私を貪り、これほど激しく腰を使うとはな……!」
(高貴な聖女が自ら跨がり、貪るように腰をくねらせて私を求めている。この上ない快感と優越感だ……!)
オルフェもまたラクスの腰を両手で支え、下から突き上げるように腰を跳ねさせた。
上下からの激しい擦れ合いに、二人は唾液を絡め合いながら幾度目かの絶頂を分かち合い、ラクスは「んあぁぁっ♡」と喉を鳴らして身悶えた。
やがてオルフェはラクスの身体を抱き起こすと、体勢を入れ替え、ラクスを寝台に横たえさせた。
そしてその背後から覆いかぶさるように抱き締め、ラクスの片脚を高々と持ち上げさせた。
すれ、さらりと肌と肌が密着する。
オルフェは背後からラクスの豊かな胸を片手で包み込み、もう一方の手で細い腰を抱え込むと、再び剛直を最奥へと突き入れた。
ずぶり、ずぶずぶっ。
「あっ……あぁっ……オルフェ♡、後ろから……抱き締められて……っ♡」
密着した体勢のまま、オルフェは最後の激しいピストンを繰り出した。
逃げ場のない抱擁の中で、最奥の子宮口を執拗に穿たれる衝撃に、ラクスの理性は完全に吹き飛んでいた。
ぱんぱんっ、ずぶずぶ、ぬちぬち!
「オルフェ♡、オルフェぇぇっ……! ♡」
「そうだ、ラクス! お前を満たすのは私だけだ! 私の種を、その身に受け止めろ!」
(お前は私のものだ! 永遠に私の傍らで啼き続ける、我が王国の至高の華だ!)
限界を迎えたオルフェの剛直が、ラクスの最奥で熱く脈打ち、子宮口へと亀頭をめり込ませた。
そして、怒涛の勢いで濃密な白濁液が解き放たれた。
どぴゅっ、どぴゅるるっ、びゅるるっ!
「いぐぅーっ! オルフェ♡、オルフェぇぇっ……! 中に……あなたの熱い種を、わたくしの奥に……っ♡」
(ああ……満たされていく……オルフェのすべてで、わたくしの胎内が……魂が灼き尽くされていきますわ……♡)
灼熱の奔流がラクスの胎内を満たし、子宮を満たしていく。
ラクスは全身を硬直させ、白目を剥きそうになりながら失神寸前の大絶頂へと達し、ビクビクと腰を跳ねさせながらそのすべてを受け止めた。
部屋の中には、二人の荒い呼吸と、濃密な情事の熱気だけが満ちていた。
オルフェは満足げな息を吐きながら、ラクスを背後から抱き締め続けた。
結合部からは、収まりきらない白濁液がとろりと溢れ出し、二人の太ももを汚している。
ラクスは脱力した身体をオルフェの逞しい腕に預け、恍惚とした笑みを浮かべてその胸元へと頬を寄せた。
かつて世界を導こうとした歌姫は、今や完全にオルフェ・ラム・タオという絶対の覇者に身も心も屈服し、彼に求められることに至上の歓びを見出す一人の寵姫となっていた。
外ではイングリットに支えられ、内ではラクスを完全に手中に収めたオルフェ。
二人の美女に全肯定された覇者の優越感と全能感は、今や揺るぎない確信となり、ファウンデーション王国による世界統治の夜明けを告げていた。
ーーーーー
ーーー
ーー
ファウンデーション王国の首都イシュタリア。
その中枢に位置する壮麗な宮殿の地下放送スタジオでは、全世界に向けた衛星中継演説の最終調整が進められていた。
冷たい無機質なスタジオ照明が照らし出す空間には、重苦しい静寂と、これから世界を塗り替える歴史的瞬間を前にした張り詰めた空気が漂っている。
プラントや地球連合、そして未だ抵抗を続けるオーブ連合首長国の残存勢力や地下に潜む反抗者たちに向け、ファウンデーションの絶対的な正当性を宣告するための全世界生中継。
その演台の前に、一人の麗人が凛とした佇まいで立っていた。
ラクス・クライン。
かつてプラントの歌姫として世界中の人々に平和を歌いかけ、第二次大戦を終結へと導き、世界平和監視機構コンパスの総裁として高潔な理想を掲げ続けた奇跡の少女。
彼女が身に纏っているのは、黒地に気品ある紫の打ち合わせが施された和風の装束であった。
その上から羽織るのは、純白の生地に鮮やかなピンクの縁取りが優美に施された長い陣羽織風の上着。
引き締まったすらりとした脚には艶やかな黒のニーハイソックスを履き、足元は白と金の装飾が施された豪奢なブーツで固められている。
淡い桃色の艶やかなロングヘアは腰元まで美しく流れ、白磁のように透き通る白い肌と、澄み渡る水色の瞳は、かつての清らかな歌姫そのものだった。
だが、その清楚な姿の奥底には、以前の聖女には決して存在しなかった、爛れたような濃密な雌の色香が湿り気を帯びて溶け合っていた。
スタジオに設置された数十台のモニターが同期し、メインカメラの頭上にある赤いタリーランプが静かに点滅を終えて点灯した。
全世界のモニターや巨大スクリーンに、ラクスの麗姿が一斉に大写しとなる。
オーブの地下壕で固唾を呑む人々、各地で敗走を続ける兵士たち、そしてプラントの市民たち。
誰もが、自分たちの精神的支柱であったラクスが何を語るのかを、絶望と微かな期待の狭間で見つめていた。
ラクスはカメラのレンズの向こうを見つめ、一切の迷いも曇りもない、神々しいまでの慈愛に満ちた聖女の笑みを浮かべた。
そして、澄み切った鈴の鳴るような声で、全世界に向けて語り始めた。
「世界の人々よ、過ちを繰り返す争いを今こそ終わらせましょう。オルフェ宰相こそが、私たちを導く真の平和の担い手なのです」
(早く……早くこの退屈な演説を終えて、廊下で待つオルフェ様の元へと駆け寄りたい……♡ このような全世界を欺く言葉すら、オルフェ様に褒めていただき、激しく犯していただくための前戯に過ぎないのですわ……。世界など、どうなっても構いません。わたくしの魂も、この熟れた肉体も、すべてはオルフェ様のためだけに存在するのですから……♡)
ラクスの言葉は、かつて世界中を熱狂させたカリスマ性と説得力をそのまま宿していた。
彼女の声は穏やかに、しかし抗いようのない威厳をもって人々の鼓膜を震わせる。
「人は自らに与えられた遺伝子の役割を知り、運命に従って生きることこそが、争いのない真の調和に至る唯一の道。ギルバート・デュランダル議長がかつて提唱したデスティニープランこそが、過ちを繰り返す人類に残された最後の救済なのです。私たちは自由という名の幻想に惑わされ、どれほどの血を流してきたことでしょうか。能力に応じた役割に就き、運命を全うすることこそが真の安寧なのです。オーブの残存勢力、そして地球連合の兵士たちよ、無益な武器を捨て、オルフェ宰相の掲げる新秩序に従いなさい。わたくしもまた、彼の唯一無二の伴侶として、共にこの新世界を統べることを誓います」
画面の向こうで、オーブの防衛軍や旧三隻同盟の残党たちが絶望の声を上げ、膝から崩れ落ちる光景が目に浮かぶようだった。
かつてキラ・ヤマトと共に自由と選択を叫び、デスティニープランを真っ向から否定したはずのラクス・クライン本人が、その計画の受諾とファウンデーションへの服従を全世界に求めているのだ。
これ以上の精神的打撃は存在しなかった。
人々の希望は今、完全に砕け散った。
だが、ラクス自身の胸の内を満たしていたのは、そうした政治的勝利への感慨などでは毛頭なかった。
彼女の脳裏を支配していたのは、ただ一つ。
肉体の奥底に刻みつけられた、オルフェ・ラム・タオという雄の圧倒的な熱量と、彼によって与えられる暴力的な法悦の記憶だけであった。
演説を続ける間も、下腹部の奥はキュウキュウと疼き、秘所からは甘い愛液がじわりと滲み出ていた。
黒いニーハイソックスで覆われた太ももを密かに擦り合わせながら、ラクスは聖女の微笑みを崩さずに演説を締めくくった。
「争いのない、美しき世界のために。皆さんの賢明なる決断を信じております」
ラクスは優雅に両手を重ね、深々と一礼した。
スタジオディレクターが合図を出し、衛星回線がプツリと遮断される。
全世界への放送が終了したことを示す緑色のランプが点灯した。
スタジオ内にいたスタッフたちが、息を呑むような演説に感銘を受け、惜しみない拍手を送る。
だがラクスはその拍手に見向きもせず、誰とも言葉を交わすことなく、ただ胸元を軽く押さえながら、早足にスタジオの重い防音扉へと向かった。
カチャリ、と重厚な金属音が響き、扉が開かれる。
ラクスは吸い込まれるように、スタジオ裏の薄暗い廊下へと足を踏み出していった。
スタジオの扉が背後でバタンと重く閉ざされた瞬間、ラクスの表情から「聖女」の仮面が剥ぎ取られた。
その水色の瞳は潤み、頬は濃密な情欲によって朱に染まり、荒い息が桜色の唇から零れ落ちる。
薄暗い廊下の先。
壁に背を預け、傲慢に腕を組んで待っていたのは、オルフェ・ラム・タオその人であった。
黒と金の豪奢な軍服を纏い、金髪のウェーブがかった優美なショートボブを微かに揺らしている。
その端整な貴公子然とした美貌には、冷徹でありながらも隠しきれない優越感と嗜虐的な光が宿っていた。
ラクスはオルフェの姿を認めるや否や、駆け寄った。
そして一切の躊躇もなく、冷たい大理石の床へと崩れ落ちるように膝をついた。
白と金のブーツが床を擦り、黒いニーハイに包まれた柔らかな太ももを投げ出し、オルフェの足元にしなだれかかる。
両手をオルフェの逞しい太ももへと縋り付かせ、上目遣いに潤んだ瞳で見つめ上げた。
そこにいるのは、全世界を従える高貴な歌姫などではなく、ただ一人の雄の愛と肉体を渇望する淫らな牝であった。
「オルフェ様♡……わたくしの演説、お気に召していただけましたでしょうか……?♡」
(オルフェ様のお役に立てたでしょうか……。早く、早くお褒めの言葉が欲しい……わたくしを雌として認めて、求めてくださいますように……♡)
オルフェは見下ろすように冷ややかに、しかし底知れぬ征服感を青い瞳に宿して、ラクスの桃色の髪へと手を伸ばした。
そしてその豊かな毛先を乱暴に指に絡め取り、ぐいと引き寄せた。
「見事だったぞ、ラクス。世界中がお前の言葉に跪くだろう」
(そうだ、世界中の愚民どもがこの女の美しき欺瞞に惑わされ、我が足元に平伏すのだ。そしてその世界の象徴である聖女が、今まさに私の足元で惨めに跪いている……! この全能感、たまらないな)
オルフェの荒々しい賞賛の言葉に、ラクスの肢体は歓喜のあまりビクンと小さく震えた。
頭皮に走る微かな痛みが、かえって彼女の被虐の快感を甘美に刺激する。
ラクスはオルフェの軍服の裾を強く握りしめ、媚びるような甘い吐息を漏らした。
「ふふ……ご褒美に、わたくしをオルフェ様のもので満たしてくださいまし……ちゅぷ、じゅる……♡」
(ああ、もう我慢できません……。世界を統べるオルフェ様の雄の匂いが、目の前から立ち上って……わたくしの口も、身体も、すべてが彼を欲して疼いていますわ……♡)
いつ警備兵やスタジオのスタッフが通りかかるかも分からない、開かれた廊下。
誰かに目撃されるかもしれないという極限の状況が、かえって二人の背徳の炎を狂おしく煽り立てていた。
ラクスは震える指先をオルフェのスラックスのベルトへと伸ばした。
カチャリ、と金属のバックルが外れる澄んだ音が廊下に響く。
するり、ささっ、布地が滑る衣擦れ音が静寂を破る。
ラクスはオルフェのファスナーを恭しく下ろし、スラックスの前を大きく左右へと押し広げた。
薄い下着の生地を指先で引き下げると、そこから勢いよく弾け出たのは、太く猛り狂ったオルフェの長大な剛直であった。
アコードの頂点たる雄の証。
赤黒く鬱血した肉茎には荒々しい青筋が幾重にも脈打ち、先端の大きく反り返った亀頭は、すでに溢れ出た先走り汁でテラテラと濡れ光っている。
鼻腔を突く濃厚な雄の匂いに、ラクスは喉をごくりと鳴らし、恍惚とした笑みを浮かべた。
彼女は両手を添えて、熱く脈打つその逞しい肉塊を優しく包み込んだ。
さすさす、じゅるり、擦れる音。
手のひら越しに伝わってくるドクドクとした脈動に、ラクスの胸の鼓動は激しく跳ね上がる。
ラクスは迷うことなく顔を寄せ、先端の割れ目へと桜色の唇を寄せた。
ちゅぷ、じゅる。
「んむっ……ちゅる……オルフェ様のおちんぽ様……熱いですわ……♡」
(この味、この匂い……! キラなど決して持ち得なかった、世界を統べる本物の王の雄の証……♡ 早く、口いっぱいに頬張りたい……!)
ラクスは愛おしそうに舌先を伸ばし、亀頭の傘の裏側から敏感な裏筋、そして竿の根元に至るまでを丹念に舐めしゃぶり上げた。
ちゅる、じゅぽ、ちゅぷ、じゅるるる。
彼女の唾液と先走り汁が混ざり合い、剛直の表面をいやらしく濡らしていく。
そしてラクスは唇を大きくすぼめると、オルフェの太い先端を躊躇なく口内へと迎え入れた。
ぽってりとした唇で肉茎を包み込み、そのまま頭を深く押し下げていく。
じゅぽっ、じゅるり、じゅぽ、じゅぽっ。
太い肉茎がラクスの口腔を隙間なく押し広げ、舌を圧迫しながら喉の奥深くまで侵入してくる。
ラクスは苦しげに鼻を鳴らしながらも、瞳を潤ませて恍惚の表情を浮かべ、喉奥を使った懸命な上下運動を繰り返した。
「ああ、お前のこの口も肉体も、完全に私のものだ……!」
(かつて高潔を気取っていた歌姫が、廊下の床に跪いて私の肉棒を無我夢中でしゃぶっている……! なんという至福、なんという極上の征服感だ!)
オルフェは欲望のままに荒い息を吐き出し、ラクスの桃色の髪を力強く掴み上げた。
そして腰を自ら突き出すように動かし、ラクスの口内へと剛直を乱暴に叩き込み始めた。
じゅっぽ、じゅぽ、じゅるるるるっ!
ラクスの口端から溢れ出た唾液が顎をつたい、黒と紫の和装の胸元へと滴り落ちていく。
喉の奥を直接突かれる衝撃に、ラクスはオホ声を漏らしそうになりながら、オルフェの剛直を熱烈に吸い上げ続けた。
「くっ……これ以上は、ここで射精してしまうな。だが……このまま執務室まで待つ必要もあるまい」
(ここで私の種を刻み込み、この女の芯まで私の色に染め上げてやる。誰かに見られるかもしれぬ恐怖など、貴様の悦びのスパイスに過ぎまい)
オルフェはラクスの口から剛直を強引に引き抜いた。
ぬぽっ、じゅるり、と生々しい音が響く。
唾液で濡れそぼった肉茎を前に、ラクスは名残惜しそうに舌をペロリと伸ばした。
しかしオルフェはラクスの細い手首を掴むと、力任せにその身体を引き起こした。
そして廊下の冷たい大理石の壁へと、ラクスを正面から押し付けた。
「オルフェ様♡……?」
(壁に押し付けられて……まさか、こんな場所で……!?)
「ここで犯してやる。誰が来るか分からぬこの場所で、お前が誰の雌かを刻み込んでやる」
(そうだ、廊下で無様に尻を突き出し、誰かに見つかるかもしれぬ恐怖に怯えながら私の種を懇願しろ。それこそがお前にふさわしい姿だ)
「はい……オルフェ様♡……どうぞ、わたくしをオルフェ様のメスにしてくださいまし……っ♡」
(誰かが来るかもしれない……見られてしまうかもしれないのに、身体が熱くて止まりません……! オルフェ様に後ろから乱暴に貫かれると思うだけで、蜜が溢れ出して止まりませんわ……♡)
ばさっ、ささっ、するり、布地が激しく擦れ合う衣擦れ音。
オルフェは白地にピンクの陣羽織風の上着を乱暴に跳ね上げ、黒地に紫の和風衣装の裾を腰の上までたくし上げた。
露わになったのは、白く柔らかな豊満な尻肉と、黒いニーハイソックスに包まれた太もも。
そして、その境界線にある絶対領域の滑らかな白肌であった。
オルフェの指先が、ラクスの薄いショーツの端へと掛けられた。
くしゅ、するり、と布が擦れる音を立てて横へとずらされる。
露出したラクスの秘所は、すでに演説中からの情欲によってぐっしょりと濡れそぼっていた。
縦に割れた秘肉の隙間からは透明な愛液がとめどなく溢れ出し、黒いニーハイの太ももの内側へと幾筋もの濡れ染みを作って滴り落ちている。
「なんという濡れ方だ……。演説中から、すでに発情していたのだな、ラクス」
(この締まりのない淫らな蜜壺め。私の言葉一つで、これほどまでに濡れそぼるとは……!)
「恥ずかしいですわ……でも、オルフェ様を想うだけで……溢れて止まらないのです……♡」
(演説しながらも、オルフェ様に貫かれることばかり考えておりましたの……♡ 早く、早く貫いてくださいまし……!)
オルフェはラクスの細い腰を両手で鷲掴みにした。
そして、太く猛り狂った剛直の先端を、濡れ光る秘所の裂け目へと押し当てた。
じゅるり、と亀頭が蜜口を押し広げる。
そして、一息に腰を前へと突き入れた。
ずぶり、ずぶずぶ、ぬちゅっ!
「んんんーーーっ! んお“っ……♡」
壁に両手をついたラクスは、甲高い悲鳴を上げそうになり、慌てて自らの手で口を塞いだ。
オルフェの太い肉茎が、狭小な膣内を強引に押し広げながら、最奥まで一気に侵入してくる。
幾度もオルフェの剛直を受け入れ、その形を完全に覚え込んだラクスの膣肉は、侵入者を歓喜をもって迎え入れ、内壁のひだ全体でぎちぎちに締め上げた。
ぱんぱんっ、ぱちんっ、ぐちゅぐちゅ、ずぶずぶ!
冷たく静まり返った廊下に、肉と肉が激しく激突する生々しい音と、泡立つ愛液の水音が響き渡る。
オルフェは背後からラクスの腰を強く引き寄せ、自らの下腹部をラクスの豊かな尻肉へと容赦なく叩きつけた。
壁に手をついたラクスの身体が、激しい衝撃のたびに前後に大きく揺れる。
黒いニーハイソックスを履いた両脚がガクガクと震え、白と金のブーツが床を擦る。
「どうだラクス、世界の聖女が廊下で尻を突き出し、私に犯されている気分は!」
(締め付けが尋常ではない……! 背徳の恐怖がこの女を極上の名器へと変えている。私のものだ、この女の魂も子宮もすべて私のものだ!)
「んむぅぅっ……ふーっ、オルフェ様ぁぁ♡……最高、最高ですわ……っ♡ 誰かに……見られても構いません……わたくしはオルフェ様のメスですもの……っ♡」
(ああ……オルフェ様の太いおちんぽが、奥の奥まで届いて……頭がおかしくなりそうですわ……♡ もっと突いて、もっとわたくしを壊してくださいまし……っ♡)
ラクスは自ら腰を後ろへと突き出し、オルフェの凶暴なピストンを貪るように迎え入れた。
壁の向こうから警備兵の足音が聞こえてくるのではないかという恐怖。
誰かにこのあられもない姿を見られてしまうかもしれないという羞恥。
そのすべてがアコードの精神感応を通じてオルフェの情欲と結合し、ラクスの脳髄を狂わせる極上の快楽へと変換されていく。
膣内が波打つようにうねり、オルフェの剛直を締め上げて離さない。
オルフェもまた、その凄まじい名器の吸引力に理性を焼き切られた。
「ラクス……受け取れ! 私の種を、その身に刻み込め!」
(貴様は私のものだ! 誰にも渡さん、この世界も、お前もすべて私のものだ!)
激しく腰を叩きつけ、最奥の子宮口へと亀頭をめり込ませた瞬間、オルフェの剛直が限界を超えて熱く脈打った。
どぴゅっ、どぴゅるるっ、びゅるるるるっ!
「イ”ッ、イグッ”……んんお“ぉぉーーっ♡!」
ラクスは手で口を押さえながらも、濁点混じりの嬌声を漏らし、白目を剥いて舌を突き出すようなアヘ顔を晒して大絶頂へと達した。
子宮口を激しく穿ちながら、ドクドクと注ぎ込まれる大量の熱い白濁液。
その圧倒的な熱量に、ラクスの胎内は歓喜の痙攣を繰り返し、腰を激しく跳ねさせながらオルフェの種付けを受け止めた。
しばらくの間、二人の荒い呼吸音だけが廊下に響いていた。
やがてオルフェが腰を引くと、剛直が音を立てて抜けた。
ぬぽっ、とろり。
結合部からは、子宮に収まりきらなかった白濁液が愛液と混ざり合い、ラクスの太ももをつたって床へとポタポタと滴り落ちた。
ラクスは壁にすがりついたまま、腰の力を失ってその場にへたり込みそうになった。
しかしオルフェは、そんなラクスの細い腕を強引に掴み上げた。
「立て、ラクス。まだ終わりではない。私の執務室へ行くぞ」
(この程度で満足されては困る。私の部屋で、さらに徹底的に調教してやる)
「は、はい……オルフェ様♡……でも、足に力が……んっ……♡」
(身体が痺れて……立てません……でも、オルフェ様が連れて行ってくださるなら……♡)
オルフェは呆けているラクスを半分引きずるようにして歩き出した。
乱れた和装の裾の間から、ずらされたショーツの隙間から、歩みを進めるたびにボコボコと精液と愛液が泡立って太ももを伝い落ちる。
ぽた、ぽた、ぽた。
高級な大理石の床に、白い汚濁の染みが点々と続いていく。
(歩くたびに……オルフェ様の精液が、お腹の奥から漏れて……床を汚してしまう……♡ ああ、なんて淫らなのかしら……でも、身体の中がオルフェ様で満たされていて、幸せで胸がいっぱいですわ……♡)
その時、前方の曲がり角から、カツカツと規則正しい軍靴の足音が響いてきた。
巡回中の近衛兵たちだ。
ラクスはハッと息を呑み、恐怖に肢体を強張らせた。
オルフェは平然とした表情のまま歩みを緩めず、ラクスの腰を抱き寄せて耳元で冷ややかに囁いた。
「普段の顔をしろ。ボロを出したら、兵たちに犯されてしますぞ」
(私の前でだけメスに成り下がるこの女が、他人の前で聖女を取り繕う姿……これ以上の悦楽があるか)
「は、はい……オルフェ様♡……」
(兵士たちに……!? そんなの嫌っ…わたくしはオルフェだけのものっ♡)
ラクスは必死に乱れた呼吸を整え、陣羽織の前を手で押さえた。
紅潮した頬を隠すように背筋を伸ばし、かつてのコンパス総裁としての優雅で凛とした表情を取り繕う。
角を曲がってきた二人の近衛兵が、オルフェとラクスに気づいて直立不動の敬礼をした。
「オルフェ宰相閣下! ラクス総裁! 演説、実に見事でございました! 全世界が息を呑んで見守っておりました!」
オルフェは傲慢に顎を上げた。
「うむ、大義であった。残敵の掃討も抜かりなく進めよ」
「ハッ!」
兵士たちの視線が、隣に立つラクスへと向けられた。
ラクスは慈愛に満ちた聖女の微笑みを浮かべ、澄んだ声で応じた。
「ご苦労様です。平和な世界のために、皆さんの力を貸してくださいね」
「も、勿体なきお言葉……!」
兵士たちは感激に打ち震えながら敬礼を保ち、すれ違っていった。
兵士たちの背中が見えなくなった瞬間、ラクスは崩れ落ちそうになる膝を必死で堪え、熱い吐息を漏らした。
「はぁっ……んぅっ……♡」
(あぁ……足の間にオルフェ様の熱い精液が垂れているのに……すぐ目の前に兵士たちがいた……! 見つかったらどうなってしまうのかしら……でも、このスリルが、身体の奥をキュンキュンと疼かせて……また蜜が溢れてしまいますわ……♡)
股間からドバッと新たな愛液が溢れ出し、下腹部に激しい疼きが走る。
オルフェは満足そうに口角を歪め、目の前にある重厚な執務室の扉を開け放った。
そしてラクスを室内に押し込むと、背後で重々しい金属音を立てて施錠した。
重厚な執務室。
広大な室内には豪奢な絨毯が敷き詰められ、部屋の中央には黒檀の巨大な執務机が鎮座している。
扉の鍵が下ろされた瞬間、オルフェはラクスを執務机へと乱暴に押し倒した。
バサバサバサッ!
机の上に整然と積まれていた世界統治の重要機密書類や軍事計画書、金装飾の万年筆が床へと派手に散らばった。
仰向けに机の上に倒れ込んだラクスは、散らばる書類の上で艶然と微笑んだ。
「オルフェ様ぁぁ♡……」
(机の上に……! 書類が散らばって……でも、オルフェ様の瞳が、獲物を狩る獣のようにギラギラと輝いていらっしゃる……♡)
「さぁ。私の机の上で、私の雌として鳴き喚け」
(世界を動かすこの机の上で、世界の歌姫を蹂躙する。これこそが選ばれし王である私の特権だ!)
オルフェはラクスの和風装束の帯に手をかけ、力任せに引き解いた。
するり、はらり、布地が擦れ合う衣擦れ音。
黒地に紫の打ち合わせが左右に大きく開かれ、白く透き通るような肌、豊かな膨らみを持つ豊満な美乳が完全に露わになった。
ピンク色の尖った乳首が、冷たい空気に触れてキュッと硬く引き締まる。
オルフェはラクスの白く細い首筋へと噛み付くように唇を寄せ、強く吸い上げた。
ちゅぷ、じゅる、ちゅるり。
「あぁっ……オルフェ様ぁぁ♡…………嬉しいですわ……♡ わたくしがオルフェ様の所有物だと、誰が見てもわかるようにしてくださいましぃぃ……っ♡」
(オルフェ様の唇が肌に触れるたび、火傷しそうな熱さが広がっていく……。わたくしの身体を、オルフェ様の色で染め尽くしてください……♡)
「言われずとも、お前の全身を私の刻印で埋め尽くしてやる!」
オルフェは首筋から鎖骨、そして白く柔らかな乳房へと無数の赤紫色のキスマークを刻みつけていった。
ちゅぷ、ちゅる、じゅるる。
そしてオルフェはラクスの両足を掴むと、M字に大きく押し広げ、細い膝をラクスの豊かな胸元へと深く押し曲げさせた。
黒いニーハイソックスに包まれた脚が胸元に押し付けられ、秘所が完全に無防備に晒される。
そこは先ほどの廊下での中出し精液と、新たな愛液が泡立ち、ボコボコと音を立てていた。
オルフェは自らの再び鋼のように反り立った剛直をあてがい、一気に突き入れた。
ずぶり、ずぶずぶ、ぬちゅっ!
「んお“っ……オルフェ、オルフェ様ぁ……っ! 中に、中にたくさん出してくださいましぃぃ……っ!」
(奥が……子宮が押し潰される……っ! でもそれが、たまらなく気持ちいい……! オルフェ様のおちんぽ様、わたくしの中をもっとかき乱してくださいましぃぃ……っ♡)
オルフェは机を軋ませながら、猛烈な勢いで腰を叩きつけ始めた。
ぎしっ、ぎしっ、ぱんぱんっ、ぐちゅぐちゅ、ずぶずぶ!
「どうだラクス! お前の身体は、私の剛直なしでは生きていけぬようになっているのだ!」
「あひぃっ、おちんぽ、すごいっ……オルフェ様ぁぁ♡、わたくしのおまんこ、オルフェ様のおちんぽなしでは生きられませんわぁぁっ♡ もっと、もっと激しく突いてぇぇっ♡」
(ああ、下品な言葉が止まりません……! でも、オルフェ様にこうして媚びて、求められることが、この世の何よりも気持ちいいのですわ……っ♡)
かつての清楚な聖女の面影は微塵もなく、ラクスは嬌声を上げ、涎を垂らしながら腰を跳ねさせてオルフェを受け入れた。
オルフェはラクスを机の上でうつ伏せにひっくり返した。
「机に胸を押し付けろ。尻を高く突き出すのだ」
「はいぃぃ♡……オルフェ様のお言いつけ通りに……っ♡」
(机の冷たい感触……でも、お尻の奥が熱くて熱くて堪りませんわ……♡)
ラクスは豊かな美乳を冷たい黒檀の天板に押し付け、尻を高く掲げた。
オルフェは背後からラクスの腰を掴み、再び剛直を奥深くへと突き刺した。
ずぶり、ぐちゅり、ぬちぬち!
ぱんぱんっ、ぱちんっ、ぎしっ!
オルフェが激しく腰を打ち付けるたびに、ラクスの豊かな胸が机の天板に強く擦りつけられた。
さすさす、すれ、擦れる音。
「ひゃぅぅっ! お胸が……おっぱいが机に擦れて……乳首がピンピンに立っちゃいますぅぅ♡ お尻の奥も、お胸も……両方気持ちよすぎて頭がおかしくなっちゃうぅぅ……っ♡」
(机の冷たさと胸の熱さ、そして膣内を抉るオルフェ様の激しい突き……! 快感の波が押し寄せて、息ができない……♡)
「そうだ、もっと鳴け! 貴様は私だけを愛する完全なメスだ!」
(机に胸を擦りつけ、快感に涎を垂らして歓喜の喘ぎを上げている。私の調教が、彼女をここまで完璧な雌へと作り変えたのだ!)
オルフェはラクスの豊かな尻を平手で叩きながら、容赦なく最奥を穿ち続けた。
ぱちんっ、ぱんっ、ずぶずぶ!
オルフェは一度剛直を抜き、机の端に腰掛けた。
「ラクス、跪け。お前のその豊かな胸で、私の剛直を扱き上げろ」
「はい……喜んで、オルフェ様ぁぁ♡」
(わたくしのお胸で、オルフェ様のおちんぽ様を気持ちよくして差し上げられるなんて……至福ですわ……♡)
ラクスは嬉々として机の前に跪いた。
着物を完全に肌蹴させ、白く柔らかな双丘を両手で強く寄せて、深い谷間を作り出す。
そしてオルフェの赤黒く猛る剛直を、その豊満な胸の間に挟み込んだ。
自らの唾液をたっぷりと吐きかけ、下腹部から溢れた愛液を塗りたくる。
ちゅるちゅる、ぬちゅ、ぐちゅ、擦れる音。
ラクスは恍惚とした瞳でオルフェを見上げながら、豊かな胸を上下に激しく動かして剛直を擦り上げた。
「オルフェ様のおちんぽ様……熱くて、硬くて……お胸の谷間が焼けそうですわ……♡ 早く、わたくしのお胸にオルフェ様の熱い種を撒き散らしてくださいまし……っ♡」
(オルフェ様の種で、わたくしの胸を真っ白に汚してください……! わたくしはオルフェ様のものだと、その温もりで教えてくださいまし……♡)
「くっ……なんという柔らかさだ……! 出るぞ、ラクス!」
(この女の胸に私の種をぶちまける……! 世界の聖女を汚すこの快感……たまらん!)
「はいぃ♡…わたくしの胸にオルフェ様♡の精液ぶっかけてくださいましぃ…♡」
限界を迎えたオルフェの剛直が激しく脈打ち、ラクスの胸元へと怒涛の勢いで精液を噴射した。
びゅるるっ、どぴゅっ、どぴゅるるるっ、びゅるっ!
ラクスの白い豊かな双丘、鎖骨、そして首筋に至るまで、ドロドロの濃厚な白濁液が撒き散らされ、真っ白に汚れていく。
ラクスは恍惚の笑みを浮かべ、胸についた精液を指ですくい取ると、自らの舌でチュルリと舐め取った。
「んむっ……オルフェ様の濃厚な種……とても美味しいですわ……♡」
「まだだ……私の情欲はこれしきでは収まらんぞ、ラクス」
「あぁっ……嬉しい……もっと、もっとわたくしを貪ってくださいましぃぃ♡」
オルフェはラクスを引き起こし、執務机に両手をつかせた。
そしてラクスの右脚を高く持ち上げ、自らの腰の上に担ぎ上げさせた。
不安定な立位の姿勢で、片足を高く上げさせられたラクスの秘所は、完全に開ききって露わになる。
オルフェは背後横から、太い剛直を一気に蜜口へと突き刺した。
ずぶり、ぬちゅ、ぱちんっ!
「ひゃあぁぁっ……! 立ったまま……片足を持ち上げられて……奥の奥まで……っ♡」
(この体勢……オルフェ様の硬い先端が、膣内の奥の一番敏感な場所にピンポイントで擦り当たって……っ!)
角度が変わったことで、オルフェの亀頭がラクスの膣天井にある敏感な突起を執拗に抉り上げた。
ずぶずぶ、ぐちゅぐちゅ、ぱんぱんっ!
「どうだ、ここか! ここを突かれるのが好きなのだろう!」
「あっ、そこ……そこダメぇぇっ! オルフェ様ぁぁ♡、そこ擦られたら……出ちゃう、何かが溢れちゃいますぅぅ……っ♡ ああぁぁっ出ちゃうぅぅ……っ♡」
(ダメ、頭が真っ白になる……! お腹の奥から熱い波がせり上がってきて……もう我慢できませんわ……っ♡)
オルフェは嘲笑いながら、その突起を容赦なく打ち据えた。
「出せ! 遠慮なくすべてを撒き散らせ!」
(聖女の仮面をかなぐり捨て、無様に潮を吹くがいい!)
「イ”ッ、イグッ”……出ちゃいますぅぅーーーっ♡!」
びしゃっ、ぴゅるるるっ、ぴしゃり!
ラクスの秘所から、勢いよく透明な潮が噴き出した。
愛液と潮が執務机の脚や床の絨毯へと激しく撒き散らされ、水溜りを作っていく。
ラクスは全身をガクガクと痙攣させ、立ったまま腰を激しく震わせて潮吹き絶頂に悶絶した。
潮を吹き尽くし、脱力したラクスを、オルフェは抱き上げて再び机の上に仰向けに寝かせた。
そしてその上に覆いかぶさるように乗りかかる。
ラクスは自ら、震える細い両腕をオルフェの首筋へと回し、黒いニーハイソックスに包まれた両脚をオルフェの腰へと固く絡め取った。
一ミリの隙間もない、完全なる密着。
「オルフェ様♡……ギュッと、ギュッと抱きしめてくださいまし……♡」
(もっと…オルフェ様と一つになりたい……心も、身体も、魂も、すべて溶け合ってオルフェ様の一部になりたい……わたくしの細胞すべてがオルフェのものになりたがっている♡)
オルフェはラクスの背中に腕を回し、力強く抱き締め返した。
そして、濡れそぼった結合部へと、最後の剛直を深々と沈め込んだ。
ずぶり、ずぶずぶ、ぬちゅぅぅ……。
「ああ……ラクス、お前は私のものだ。未来永劫、私だけのものだ」
(完全なる勝利だ。この女の心も、肉体も、子宮も、未来も、すべて私が支配した。私がこの世界の唯一絶対の王だ!)
「はい……オルフェ様♡……愛しています……世界中であなた様だけを……♡ ああぁんっ、その逞しいおチンポからあっ♡ ラクスのぬれぬれな♡ おまんこにどぴゅっ♡どぴゅっと射精してくださいまし♡…あぁあ好きですオルフェ♡…オルフェ〜♡…らくしゅをもっとぉ♡めちゃくちゃに犯してくださいまし〜♡」
(あぁ…オルフェ様の匂い…熱さ…逞しさ…全部が愛おしい…。わたくしのすべては、この御方のためにあるのですわ…っ♡キラのことなど、もう名前すら思い出したくもありません……。わたくしを満たし、愛し、導いてくださるのは、世界でオルフェ様ただお一人……♡)
オルフェはラクスの耳元で荒い息を吐きながら、最後の一撃を子宮口へと深々と突き刺した。
そして、その最奥で、爆発的な射精が始まった。
どぴゅっ、どぴゅるるっ、びゅるるるるっ、びゅるっ、どぴゅっ!
「おお“お“お“ぉぉ“ぉ“ぉ“っ! オルフェ様ぁぁぁーーーっ♡!!」
ラクスは叫び声を上げ、瞳を潤ませて白目を剥き、激しい痙攣とともに絶頂の極致へ達した。
子宮の奥深くへと、容赦なく注ぎ込まれる灼熱の精液の奔流。
下腹部がオルフェの種でぽっこりと膨らみ、満たされていく感覚に、ラクスは全身の力を抜いて至福の表情でそのすべてを受け止めた。
やがて、荒い呼吸だけが静寂の執務室に響くようになった。
オルフェがゆっくりと肉茎を引き抜くと、結合部からは収まりきらない大量の精液と愛液が、ボコボコと音を立てて溢れ出してきた。
オルフェは机の上に座り直し、床に横たわるラクスを見下ろした。
「ラクス。お前は何者だ? 誰の雌だ?」
(貴様自身の口から言ってみろ。永遠の服従を誓え)
ラクスは息を乱しながら、ゆっくりと起き上がった。
着ていた和風の着物は全開に肌蹴、白い肌には首筋から胸元にかけて無数の赤紫色のキスマークが散らばっている。
豊かな胸はオルフェの精液と唾液でドロドロに汚れ、下半身の秘所からはボコボコと愛液と精液が泡立ちながら太ももを伝って床へと垂れ流れている。
清楚な聖女の姿など、どこにもない。
そこにいるのは、ただオルフェに犯され、満たされることだけに歓びを見出す一匹の淫らな雌だった。
ラクスはオルフェの膝元へと跪き、上目遣いに甘えた瞳で見つめ上げた。
そして、まだ熱く脈打つオルフェの剛直を両手で大切そうに支えると、その先端へと愛おしそうにキスを落とした。
ちゅっ、ちゅぷ、じゅるり。
「わたくしは……オルフェ様だけのメス……オルフェ様のおちんぽ様の玩具ですわ……♡ 世界の聖女などではなく、オルフェ様にお仕えし、オルフェ様の種をいただくためだけに生きる雌ですの……ちゅぷ、じゅる……♡」
(オルフェ様……あなた様こそが、わたくしの世界のすべて……永遠に、あなた様の傍らで啼き続けますわ……♡)
オルフェは満足そうに口角を吊り上げ、ラクスの桃色の髪を優しく撫でた。
「良い子だ、私のラクス。世界はお前と私の足元にある」
(我々の勝利だ。運命は、ここに完全に成就したのだ)
ラクスは嬉しそうに目を細め、オルフェの剛直に頬をすり寄せながら、極上の笑顔を浮かべた。
かつて世界を導こうとしたプラントの歌姫、コンパス総裁ラクス・クラインは、完全にオルフェ・ラム・タオの調教によって淫らな牝へと作り変えられ、ファウンデーションの絶対支配がここに完成したのだった。
前の作品では時間をかけて堕ちていく感じにしましたが、意外にオルフェがあの時、そのまま襲ったらこうなったのかなと思って書いてみました。