―――地上への降下作戦が、液状機械生命体によってほぼ壊滅した。
それでも、まだ抗えるものがいるのならば、任務を遂行しなければいけないだろう。
「とりあえず、今の目標は…」
【ポッド042より、司令部から連絡。敵機械生命体、巨大なものを建造しているとのこと。人類に対するための兵器と推定。これを破壊せよ】
「そのようですね…2B、どうしますか?」
「決まっている…間違いなく、任務を遂行するだけだ」
ポッドからの言葉に反応し、問いかけてきたスキャナーモデル…9Sと言う少年のような見た目のアンドロイド。
彼の言葉に対して、2Bはそう答える。
「では、予定地店へ向かいましょう。僕は飛行ユニットがありますが…」
「ああ、問題ない。自力で向かえる」
「わかりました」
2Bの飛行ユニットは道中で撃墜されてしまったが、9Sは事前に来ていたために、破壊されていない。
そこでまずは、スキャナーモデルでもある彼の情報収集能力をすぐに生かしてもらえるように先行してもらい、2Bは地上の方を駆け抜けていく。
「…それにしても、先ほどの攻撃…機械生命体にしてはいやらしいものだったが、あれも新兵器なのだろうか」
【液状型機械生命体、新型と断定。これまでになく、全部隊に緊急通達済】
空の迎撃システムとして、放たれた液状型の機械生命体。
液体の性質の弱点として、氷結によって機能を停止させることができたが、それでもその脅威は計り知れないだろう。
(…さっきのは…いや、大丈夫だ。私のボディに異常はない…はず)
じゅんっと何か濡れたような気がしなくもないが、襲われた快感は苦痛として切り替え、2Bは先を急ぐ。
一度見てしまえば、データがある以上二度と同じような目には合うまいと思いつつも、彼女は油断しない。
【ポッド042より報告、敵兵器に関して9Sが接触。データ収集と同時に敵対反応、戦闘を介した模様】
ドォォォォンッツ!!
「あれか…!!」
先を急ぐ中、ついに見つけたらしい機械生命体たちが秘匿していた巨大兵器。
攻撃を受けたようだが、それでも先に向かった9Sからのデータから、すぐにどのようなものなのか、その姿が見て取れるよりも早く理解する。
「何て、巨大な…!!」
そこにいたのは、廃墟と化したビルよりもはるかに巨大な機械生命体。
人類が採掘器として利用していたバケットホイー…いや、むしろ回転するチェンソ―のように扱う剛腕を振り回し、周囲を飛翔する9Sへミサイルも重ねて攻撃を行っている。
ハッキングによりミサイルを反転させてカウンターも行うが、それでも巨大な相手は厳しかったようだ。
「っ、9S!!」
回避しきれず、受けてしまった攻撃。
吹き飛ばされた9Sは放物線を描き、巨大機械生命体の頂上へ落下した。
すぐに駆け上り、確認する2B。
相手が大きい分、小さな相手には細かな攻撃はしづらかったのだろう。
それゆえに、相当の威力を誇る兵器でもあったからこそ…
「ポッド、緊急治療を!!」
「いえ…2B、多分、無理です…」
その場に横たわっていたのは、手足が大きく欠損した9Sの姿だった。
衝撃がすさまじく、ましてやスキャナーモデルの華奢な体では受け止め切れなかったのだろう。
治療をすぐに施そうとしたが、9Sからもポッドからも、この状況での治療は無駄だと告げられる。
「だからこそ…今、動けなくなった僕の代わりに、やってください。飛行ユニットは…」
幸いと言うべきか、9S自身に相当なダメージを負ったものの、ユニットの方は飛行可能な状態。
遠隔操作ですぐさま吹き飛ばされていたユニットが戻ってくる。
「ハッキングで、サポートします…!!だから…」
「ああ、わかった」
迷いもなく飛行ユニットに搭乗し、すぐに2Bは大型機械生命体へ向かって飛び立つ。
【ポッド042より報告、敵大型機械生命体への攻撃手段として、片手を落とすことを推奨。ハッキングにより振り回せるとのこと】
「わかった、ならば今から狙う!!」
大型機械生命体に対して、まともな武器は効き辛い。
効果的に行うのであれば、より強力的な物理的攻撃手段であり…ならば、機械生命体のその腕の一部を武器として振るうことができれば良い。
すぐさま実行に移し、片腕を集中的に攻撃する。
全体へのダメージが軽微でも、流石に集中攻撃は聞いたようで、もぎ取れる。
ドォォォォンッツ!!
【ポッド042より報告、9Sよりハッキングを確認、飛行ユニットへ接続】
もぎ取った腕が浮遊し、飛行ユニットへ接続される。
後はこのまま振りかぶり、徹底的に攻撃すればいい…その瞬間だった。
ヴィイイイイイイン!!
「何の音?」
【警告、敵大型機械生命体より、何かが射出。反応確認】
何か異音が響き渡り、見れば大型機械生命体の後方から飛び出してくる影が見えた。
その姿は、かなり縮小された…通常の機械生命体サイズの、大型機械生命体と同じような姿の者たち。
「あの大型機械生命体に似ている‥まさか」
【推測、恐らくはプロトタイプの可能性あり】
どのようなものであっても、まずはどれほどのものになるのか調べる必要はある。
それは機械生命体であっても例外ではなく、あの大型機械生命体を建造するために、まずは通常のサイズでいくつか作っており…それが今、放たれたのだ。
ギュイイイイイイイイイン!!
【【【オカスオカスオカスオカス!!】】】
「ポッド、攻撃用意!!明らかに敵意をもっている!!」
【了解、迎撃用意】
目を光らせ、敵意を持って襲ってくるプロトタイプたち。
各々がその手のバケットとは異なるチェンソーのような武器を振りかぶり、襲い掛かってくる。
「数が多い、邪魔するな!!」
せっかくの大型機械生命体を屠る機会だというのに、このままでは反撃を許してしまう。
そう考えて迎撃するも、空で嘲笑うかのように軌道を変えて、機械生命体たちはかく乱する動きを取る。
【ゴッ!?】
「ポッド!!」
油断した瞬間、ポッドが狙われて落下する。
それに目を向けた2Bにもすぐに手が伸びて…
シュルルルル!!グィイイ!!
「しまった!!」
強靭な金属製のワイヤーのようなものが伸びて来て、手足を絡めとる。
飛行ユニットごと空中に、大の字のように磔にされ、身動きが取れなくなる。
こうなれば後は切り裂かれるだけで…
グリィッツ!!
「くぅっ…!?」
回転を止めたチェンソーが、2Bの股間に食い込まされる。
ぐりっと音を立て、レオタード越しにぐりぐりと押し付けられ、まるで何かを確かめている様子。
よく見れば、機械生命体たちの手に持つ武器が、あの巨大機械生命体とはちょっと異なる柔らかい…粒粒とした柔らかいものが付いている。
「まさか…」
嫌な予感がした2B。
単純にこのまま彼女を屠るのであれば、今の状況ならば容易いのだろう。
だが違う、彼らの目的はアンドロイドたちの破壊ではなく、その目の形は…
グイイイイイン!!ゾリゾリゾリゾリィイイ!!
「くぁああああああーーーーーー♡!?」
強烈に回転したノコが、そのシリコンブラシが猛烈に、素早く2Bの股間を擦り上げていく。
粒粒とした柔らかいシリコンが次々に媚肉にめり込み、その頂点であの液状機械生命体に嬲られていたクリトリスを素早く弾き飛ばしてく。
【ほ、報告、彼らの兵器、シリコンブラシ。アンドロイドからの、エネルギー搾取が目的の模様…】
「ポッド…!!そんな事よりも、はやくこれをとめっ」
ゾリュゾリュッゾリュゾリュウウ!!
「ひぃいいいいいいいいっつ♡!!」
ふらふらと復帰してきたポッド042。
事態を伝えてくるが、そんなことよりもこの辱めるような攻撃を止めさせてほしい。
だがしかし、機械生命体たちは妨害するかのようにポッドに攻撃しつつ、さらに攻撃を加える。
ヴイイイイイイイイイ!!
「あああああーーーーーづ!!」
【ポッド042より報告、過去人間が使用していた淫具、バイブと推定…2Bの弱点を探り、振動を与えている模様】
ヴイヴイヴイイイイイ!!
「あっ、ひぅっつ、くぅうっつ…♡!!」
他の機械生命体たちが腕のアタッチメントを切り替え、ぶるぶると震える球のようなものを押し当ててくる。
彼らの目的はエネルギーと言うよりも、これではまるで女を辱めることだけを楽しんでいるかのような…
ギュチィッツ!!
「あうっ!?」
びくんっと大きく身を震わせ、受けた衝撃に何事かと2Bが目視すれば、クリトリスが摘まみ上げられ、四方八方からブラシにバイブが押し当てられ‥
ヴイイイイイイイイ!!
ゾリュゾリュゾリュウウウ!!
「ーーーーーっつあああああああ♡!!」
ブシュウウウウ!!
敏感過ぎる肉芽に対しての、容赦ない振動と摩擦、押し込みに思わず声を上げる2B。
このままでは不味いと思いつつ、与えられる快楽の刺激が強すぎる。
「んっつ、んんっつ…この、やらせない!!」
どうにか気合を振り絞り、大型機械生命体から奪取したままだった腕を無理やり振りかぶる。
ワイヤーで拘束されていたが、快楽の刺激でリミッターが一時的に外れているせいなのか、難なく振り回し、拘束を振りほどき全部にぶち当てる。
「ああああああっづ!!」
ドッゴォオオオオオンン!!
そのまま勢いに任せて巨腕を叩きつけ、大型機械生命体が倒れ伏す。
「はぁっ、はぁっ…や、やった…か…っつ…」
エネルギーを使い果たしたかのような疲弊感。
息を切らしつつ、責めたてられたクリトリスがジュクジュクとまだうずくが、どうにか一時の危機は去ったようであった…が…
「…あ」
9Sの元にまで戻り、状況を改めて確認しようとしたところで、彼女は見てしまった。
周囲にいつの間にか集ってきた、他の機械生命体。
その手には、あの忌まわしき淫具を手に持っており、じわりじわりと近づいてくる。
ヴイヴイイイイイイイイ!!
ぶるぶると震わせる淫具に、吸盤のようなもの、ほとばしる電撃があるもの、長細く、極太で、凶悪な様々な種類を揃えており、どのような目的で持ってきたのかが明白過ぎるものだった。
「ぐっ…」
歯を食いしばり、抵抗を試みようとするが、先ほどの恥辱が2Bの頭によぎる。
そう、まだこの淫らな地獄は始まったばかりであり…これは呪いか、それとも恥辱の終わりへと向かう旅路なのかは、まだだれにもわからないのだ‥
書いていて思った。
あ、これAエンドの終わりまでなぞって書いても、相当かかるやつだと。
同時に、それだけの淫らな責めも多いが…どのぐらいになるもんかな?
リクエスト対応中
色々なことがあって遅筆だったりしますが、ご了承をお願いいたします
…サソリ型のアイディアを受けふと思ったけど、
確かにこういう機械生命体が開発されていてもおかしくはないんだよなぁ…
なお、没案として無茶苦茶だけど、
2Bが巨大化した状態で、バケットホイールエクスカベーターを利用したハケブラシ案もあった
流石にぶれ過ぎたので没にして、縮小させた。
でもやろうと思えば、義体があるなら巨大なものを最終決戦兵器とか、逆に小さなもので虫のように潜んでスパイ活動とか、
機械生命体のサイズも色々と変えることもできるような…ガリバー旅行記のようなこともできなくはないよね?
…