※この作品はR-18です。

【完結】もし衛宮士郎がメディアリリィを拾ったらというお話   作:ふりかけ@木三中

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正義の味方になりたくて

 

 カチコチと時計の針が刻む音が部屋に響く。

 

 彼女を俺の屋敷に連れ帰ってから、3時間ほどが経過した。

 全く目を覚ます様子もなく流石に心配になってきたころ、ようやく少女が身じろぎをした。

 

「うっ……んっ」

 

 小さく喘ぐような声と共に、ゆっくりと少女がその目を開ける。

 

 

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 「あっ、起きたかな?」

 

 声をかけるが、聞こえていないのか状況を理解できていないのかぼんやりと部屋を見回して最後に俺に気付いたのかその瞳を丸くさせる。

 

「……………………」

「えっと……その、大丈夫か?あっ、日本語通じてるよな?」

 

 警戒しているのか、少女はじっと俺を見て……それからようやく口を開いた。

 

「あなた様が、私を助けてくださったのですか」

「あぁ、まぁ助けたと言っても俺の部屋に運んだだけだけどね。病院へ連れて行こうかとも思ったけどなんか訳ありみたいだし」

 

 眠っている間に知らない男の家に連れ込まれていたのだから、もっとパニックを起こされるものかと思っていたが少女は冷静に状況を把握しようとしているようだ。叫ばれでもしたらどうしようかと不安だったので、こちらとしても助かる。

 

 意識はしっかりとしているようで自らの体を確かめるようにペタペタと触ったり、手をグーパーと開閉してみたり、いつのまにか着せられていた俺の服を不思議そうにつまんだりしていたが、ふと気付いたようにこちらに視線を向けた。

 

「…………私が眠っている間、ずっと付き添ってくださったのですか?」

「あ……あぁ、起きた時に知らない場所で1人じゃ不安だろうと思って」

 

 多分、うわ言で1人にしないでと呟いたことや俺に縋り付いてきたことは意識が混濁していて覚えてないのだろう。

 わざわざ言うことでもないし、当たり障りない返しをする。

 

「…………失礼ですが、お名前をお聞きしても?」

「あぁ、名乗るのが遅れたな。衛宮士郎だ」

「エミヤ……シロウ、シロ……シロウ……」

 

 日本人の名前を言い慣れていないのか少女が俺の名を何度か転がすように口にする。

 

「…………シロウ様」

 

 そうして、どこか嬉しそうに俺の名を呟いてにっこりと笑う。

 白い肌は僅かに朱色が差し、青い瞳は熱に浮かされたようにとろんとした目つきでこちらを見つめている。

 

「この命を救ってくださったこと、感謝いたしますーー」

 

 布団の上で縮こまり深々と少女が頭を下げる。

 正直、そんな看病らしい看病をしたわけでもないのでそんな大袈裟に感謝されても困るのだが……そう否定しようとした時だった。

 

「ーー恩義の証として、キャスターのクラスで現界せしサーヴァント、シロウ様をマスターと定め、その身と杖を捧げます」

 

 少女がなにやらよく分からない単語を口にする。

 

「キャスター?サーヴァント?マスター?ちょっと待ってくれ……なんの話してるんだ?」

 

 困惑する俺に少女の方も不思議そうにコテンと首を傾げる。

 

「……シロウ様は聖杯戦争に参加している魔術師ではないのですか?」

 

 魔術師、というワードにギクリとする。

 彼女の前では魔術は使っていないはずだが……

 

「いや……魔術師の端くれではあるつもりだけど、その聖杯戦争だとかサーヴァントだとかは聞いたことがない」

 

 聖杯戦争……戦争、という言葉に不穏なものを感じつつ正直にそう伝える。

 やはり、この少女が何やら訳ありそうだという俺の勘は当たっていたか。

 

「……魔術師ではあるが聖杯戦争を知らない、それでは……なんのために私を助けたのですか?」

「なんのためにって……別に、倒れてる人がいたら助けるだろそりゃ」

 

 俺の答えに、キャスターの瞳が揺れる。

 その中にある感情はなんなのか分からなかったが、すぐにスッと視線を俺へと正す。

 

「……どうやら本当に無関係のようですね。それではお話ししましょう。今、この町の裏側で起きている魔術師たちによる戦争のことを」

 

◇

 

「なるほど、とりあえず話は分かった。聖杯というなんでも願いを叶えてくれるアイテムがあって、7組のペア……魔術師であるマスターとサーヴァントと呼ばれる過去の英雄たちがそれを取り合う戦いが行われていると」

「はい、まだ7騎全てのサーヴァントが召喚されたわけではないようですが」

 

 少女から聞いた話はいささか信じがたい話ではあったが、こんな突拍子もない嘘をつくとも思えない。

 聖杯戦争……そんなものがこの町で行われていたとは。

 

「それで君はその7騎のサーヴァントのうちの1人、キャスターだと……」

「はい、真名を明かすことができなくて心苦しいのですが……」

 

 サーヴァントにとって真名を知られることは生前の逸話から戦闘方法や弱点がバレることに繋がる恐れがあるという。

 そのためにおいそれとは真名を明かさず、クラス名で呼び合うのが基本だそうで名前は教えてもらえなかった。

 

 キャスター、ということは魔術師のクラスということだ。

 

 改めてキャスターと名乗る少女を見やる。

 

 俺からしたら外国人で見慣れていないから……というのもあるのかもしれないがその顔立ちはどこか人形めいた美しさを感じる。

 陶磁器じみた白い肌や透き通った海を思わせる青い瞳、それにピコピコと揺れる尖った耳。

 彼女が元々羽織っていたローブも古い時代のものの印象を受けたし、錬金術師だとか比較的近代の魔術師ではなくどこかの神話なんかの登場人物なのかもしれない。

 

 神話の魔術師……いや、キャスターは女性なのだから魔女と言うべきなのだろうか?

 

 神話の魔女といえば人を豚に変えるキルケーなどが有名だが、目の前の可憐な少女とはあまりイメージが繋がらない。

 

「しかし……妙ですね。何故、私は少女の年齢になっているのでしょうか?」

「ん、どういうことだ?」

 

 キャスターが自らの身体を見つめながら不思議そうに首を傾げる。

 

「サーヴァントは先ほども説明した通り、過去の英雄の写し身です。ですが、これから戦争をしようというのに死ぬ直前の姿で召喚されても困りますよね?ですから、サーヴァントは原則としてその者の全盛期の姿として召喚されます」

 

 ふむ……セイバーやランサーのような肉体系のクラスなら確かに肉体的な全盛期というのは重要なのだろう。だが、魔術を駆使するキャスターのクラスには関係ないのかと思ったがそういう訳でもないらしい。

 

「私が召喚された時はもう少し歳を重ねた姿で召喚されたのですが……何故、縮んでしまっているのでしょう?」

 

 キャスターを召喚した元々のマスターはいたのだが、ランサーの襲撃にあって殺されてしまった。

 キャスターだけはなんとか逃げ延びて力尽きたところを、あの藪の中で俺が発見したという流れらしい。

 

 だが、召喚された当初はもっと成長した姿のはずだったのだが気を失っている間に体が小さくなってしまっていたのだという。

 だから羽織っていたローブもやたらブカブカだったのか。

 

「自分ではハッキリと認識はできませんが、思考や言動も幼い頃のモノに引っ張られている気がしますね……」

 

 俺はその大人のキャスターとやらを見ていないので比較することはできないが、確かにキャスターの身振り手振りなんかは少女っぽさがある気がする。

 

 大人になったキャスターか……

 

 目の前の大人しそうな少女が大きくなった姿を想像する。

 さぞかし、清楚でお淑やかで美人に育つのだろう。

 

 それよりも、彼女が何故若返ってしまったのかだが……

 

「俺が見つけた時にはもうその姿だったしなぁ……魔力の節約のために無意識に小さくなったとか?」

「……確かに、この姿なら多少は節約になりますがそもそもあの時はそんなことをしている余裕すらありませんでしたからね」

 

 キャスターが自分の魔術で小さくなったという訳ではないらしい。

 

「そういや、キャスターを助ける前に人影を見たな。金髪の男だ」

「金髪の男……そういえば、意識を失う直前にその男に何かを飲まされたような……」

 

 あの男についてはキャスターもその正体に心当たりはないようだ。だが、無関係というわけでもないだろう。飲ませた何かとやらのせいでキャスターは小さくなったのだろうか?

 

「おそらく効果から察するに若返りの霊薬といったところでしょう。しかし、そんなものは宝具級の代物のはず……なぜわざわざそんなことを……」

「キャスターをちっちゃくして弱体化を図ったとか?」

「どうでしょう……そもそも私はあの時点で消えかけていましたから、弱体化など狙うまでもなかったはずです。呪術などで私を縛って手駒にしようという狙いなのかとも考えましたが幼くなった以外は特になんの影響も受けていないようですし……」

「助けて恩を売るにしても名乗りでないと意味ないしなぁ、キャスターと他のサーヴァントを戦わせて相打ち狙いってのにも回りくどすぎる気がするし」

 

 金髪の男の目的が読めない、しばらくうーんうーんと頭を悩ませてみたが現時点では分かっていることがそもそも少なすぎる。

 

「……考えても、答えは出そうにありませんね。それよりもこれからのことについてですが……」

 

 これから、その言葉に俺も姿勢を正して改めてキャスターに向き直る。

 

「聖杯戦争とやらは、一般人に被害が出るかもしれないんだろ?しかも悪いやつが聖杯を持ったら悪用される可能性だってある。俺としてもそれは看過できない」

 

 キャスターが何かを言う前に自らのスタンスを表明する。

 

「だから……キャスター、俺のサーヴァントになって力を貸してくれないか?」

「はい、むしろこちらからマスターになってくださるようお願いするつもりだったのですが……先に言われて少しビックリしています」

 

 クスクスと笑いながらキャスターがそんな風に返す。

 む、少し気合いが入って先走りすぎたか……

 

「えっと、それじゃどうしようか?とりあえずキャスターとマスターとして契約ってやつを結んだほうがいいのかな」

「そのことなのですが……シロウ様、アナタには令呪の兆しがあります」

「令呪ってさっきの説明の中にも出てきたサーヴァントへの命令権ってやつか」

 

 キャスターの目線を辿り、自らの手の甲を見る。

 

 指摘されないと気づかないレベルではあるが確かに僅かにアザのように赤みがかっていた、これが令呪の兆しということなのだろう。

 令呪……人智を超えた力を持つサーヴァントを戒める鎖であり、マスターの証でもある三画の絶対的な命令権、それが俺にもあるのだという。

 

「ふーん、聖杯ってやつのことはホントに今まで知らなかったけど俺も一応魔術師の端くれとしてカウントされてるってことなのかな」

 

 そう考えると、少し嬉しくもある。

 

「令呪というのはサーヴァントの召喚権でもあります、未だ全てのサーヴァントが呼ばれていないこの状況、シロウ様は新たなサーヴァントを呼ぶことが可能です」

 

 なるほど、そうなれば戦力アップになるというわけか……

 

「ですが、私がその前に契約を結んでしまうと下手に干渉を起こしてそれもできなくなってしまうかもしれません。ですから、それまでは契約はしないでおきたいのです」

「えっ……でも、聞いた感じだとマスターがいないとサーヴァントって消滅しちゃうんじゃないのか?」

 

 前マスターを失って今のキャスターはフリーのサーヴァントとなっている。その状態では魔力供給もできず、現世への楔も失い色々とマズイ状況なのだと理解していたのだが……

 

「普通ならそうですが、私は魔術師のサーヴァントですから霊脈から魔力を吸収したり……他にもまぁ、色々と『抜け道』があるのです。ですからシロウ様はご心配いただく必要はありません」

 

 抜け道ねぇ……切嗣に多少手ほどきを受けたとはいえ、俺の魔術知識なんて全然だ。その拙い知識よりはキャスターの言葉を信じることとしよう。

 

「そういや、キャスターの聖杯への願いっての聞いといていいか?」

 

 目の前の可愛らしい少女が聖杯を悪用するとも思えないが純粋に好奇心からそんな質問をぶつけてみる。

 

 キャスターは僅かに逡巡するように目を伏せてから、ポツリと口を開いた。

 

「故郷に……帰りたいのです」

 

 故郷に帰りたい……

 

 キャスターの真名が分からない以上、その生涯や末路も知ることはできない。

 

 しかし、願いを語る彼女の表情はどこか沈鬱な雰囲気がある。

 

 きっと彼女は故郷とやらに帰ることができず深い後悔を残してこの世を去ったのだろう。

 だからこそ、こんな戦争に参加してかつての未練を晴らそうとしている。

 

 そんな彼女の願いを叶えるために俺も力になりたい、そう口にしようとした時だった。

 物悲しげな表情から一転、パッと笑顔を浮かべキャスターは俺に視線を向ける。

 

「とはいえ……すでに一度その生涯を終え、此度の生涯も本来は終わりかけていたところをシロウ様に救っていただきました。ですから、今は私の願いよりもシロウ様に聖杯をもたらすことを優先したいのです」

 

 あろうことかキャスターは自分の願いよりも俺に聖杯を捧げたいと言い出した。

 確かに優勝したサーヴァントとマスターには聖杯を与えられるとは聞いたが、俺が聖杯を手にした時のことは考えていなかった。

 

「シロウ様は何か聖杯にかかげる願いはおありですか?」

「えっ、俺の願い?いや、別に俺はいいよ……それよりもキャスターの願いを……」

「遠慮する必要はありません聖杯はあらゆる願いを叶えることができるのですよ?何も願いがないということはないでしょう?」

 

 断ろうとした俺にキャスターがぐいぐいとその身を寄せてくる。

 

「うーん、そう言われてもホントに欲しいものとかないしな……金には幸い困ってるわけじゃないし」

「何か、夢はないのですか?王様になりたいだとか世界に名を知らしめたいだとか」

「夢ねぇ……」

 

 夢、その言葉にかつて切嗣と交わした約束が、かつての月下の風景が頭をよぎる。

 

 だが、これは聖杯なんぞに頼むことではないし会ったばかりの少女に話すことでもないだろう。

 

「いや、いいんだ、聖杯はキャスターが使ってくれればそれで……」

「ーーーーホントウに何も無いんですか?」

 

 キャスターが身を乗り出して、こちらに顔をズイと近づける。

 

 必然、その青い瞳がこちらを覗き込む。

 

 まるで波の無い静かな海を思わせる青い瞳ーーそれを見ているとまるで水の中に沈んでいくかのように手足の感覚がフワフワとして頭の中がボーっとしていく。

 

「……正義の……正義の味方になりたいんだ」

 

 気がつけば、そんなことを口にしていた。

 

 俺の言葉にキャスターは不思議そうにパチパチと目を瞬かせる。

 

「正義の味方、つまり英雄ということでしょうか」

「英雄、っていうとなんか功名心が強い奴みたいだけど……なんていうかな、俺はみんなを助けたいんだ」

 

 言葉は止まらず、ポロポロと漏れ出てくる。

 

 俺の言葉を聞くキャスターの瞳がまるで妖しく光っているかのように揺れる、そしてその揺らぎからどうしても目を逸らすことができない。

 

「10年前……あの火の中から助け出してくれたみたいに、俺も……」

 

 キャスターに対して話すというよりもぼんやりとした自分の気持ちを吐露するかのように言葉を吐き出す。

 おかしいな……こんなこと、キャスターに聞かせるようなことでもないはずなのに。

 

「みんなが幸せになって笑顔になってくれれば、俺はそれが幸せなんだ……」

 

 そう、みんなが幸せになってくれれば……そうして笑ってくれれば……きっと、かつて切嗣が俺を助けた時のように、あの時の切嗣のように俺自身も……

 

 かつて見た地獄、そしてそこから助け出された時の安堵とまるで助けられたかのような表情をしていた男の表情、それらをなんとかキャスターに伝えようとして、しかし言葉にまとまらず思わず黙りこくってしまう。

 

 そうして、数秒の沈黙の後に不意にキャスターがその顔を俯かせてしまう。自然と先ほどまで見つめあっていた視線は切れ、それと同時に俺はなんでこんなことを口走ってしまったのだという後悔が押し寄せる。

 

「あっ、ごめん、会ったばかりなのになんか変なこと言っちゃって」

 

 もしかして、引かれてしまっただろうか。

 

 子供の頃は俺は正義の味方になるのだと、恥ずかしげもなく喧伝していた時期もあった。

 だがかつての同級生にマンガの読みすぎだとバカにされたり、将来の夢と題した作文で正義の味方と書いたら教師にもっと現実的なことを書きなさいと諭されたりといった中で、正義の味方になるなどと大真面目に言うことは夢見がちで馬鹿馬鹿しいことなのだと理解するようになった

 

 もちろん、その夢自体は今でも諦めてはいない。

 かつての切嗣との誓いはいまだに俺の奥底に刻み付けられている。

 

 だが、わざわざそれを他人に伝えて馬鹿にされたり愛想笑いを浮かべられることもないだろうとその夢を他人に話すようなことはしなくなった。

 

 そのはずだったのに、なぜだろうか、キャスターに見つめられるとまるで何かのタガが外れたかのように思わずそのことを喋ってしまった。

 

 …………キャスターはどんな反応をするだろうか?

 

 今まで正義の味方になりたいなどと言っても大抵は本気に取り合ってはもらえなかった。

 好意的な反応があったとしても、そんなモノになれるわけはないということを言外に滲ませたおざなりな応援か、せいぜい怪我しないようにヒーローごっこをしたら良いという風に子供の遊びとして扱われることがほとんどだった。

 

 真面目に話を聞いてくれたのは藤ねえくらいのもんだが、彼女とて俺が危険な目に遭うことは快く思わないだろう。

 その心配はありがたいが、本当の意味で俺が正義の味方になることを肯定して応援してくれる人はいなかった。

 

「…………………」

 

 キャスターはこちらをじっと見つめ、そして不意に花が咲くような笑顔をパッと浮かばせる。

 

「それは……素晴らしい、とても素敵な夢ですね!」

「えっ……そうかな?」

 

 発せられたのは俺の夢を肯定する言葉。

 それも表面上だけのものではない、心から感銘を受けたのだと言うように声を弾ませる。

 

「はい、とても素敵な夢だと思います。皆の幸福を願うそのお気持ちはとてもお美しいものです。その夢、絶対、絶対叶えてくださいね!私も微力ながら応援しますから!」

 

 キャスターが俺の手を取り、興奮したようにブンブンと振るう。

 俺としてもそんな風に応援されたのは初めてで、背筋がなんだかこそばゆくなる。

 

 そんな俺をよそにキャスターがポツリとしかし力強く呟く。

 

「必ず……必ず、私が、シロウ様を正義の味方にしてみせますからね」

 




主人公の夢を一途に応援してくれるヒロインっていいですよね
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