大学生の星崎希望、彼氏が雇った男にハメられメス堕ち♡ 作:高牧園
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桜井舞人と星崎希望は結ばれ、晴れて大学生となった。
恋人がいる、何気なくも輝かしい日々。幸せそのものの暮らしを送る舞人が自宅で一人インターネットに興じていると、あるものを見つけた。
「『恋人寝取りサービス』? 何じゃこりゃ」
首を傾げる舞人は、深夜のテンションだったこともあってそのページを開いてみる。
『愛する人が誰かに抱かれる興奮』『格別の寝取られをお見せします』『愛を確かめるにはこれが一番』などの文句が並ぶページを読んで、舞人はこのサービスがどんなものかをおおむね理解する。
「……何が悲しゅうてわざわざ希望を他の奴に抱かせなきゃならんのだ。馬鹿らしい」
舞人が希望と結ばれるまでには色々あったのだ。
あの美しい裸体を独り占めできる喜びは計り知れない。それをむざむざ捨て、他の男に抱かせるようなことなどするわけがない――寝取りサービスを鼻で笑う舞人だが。
「…………。俺の希望が寝取られる訳ないもんな」
ホームページに書かれた『愛を確かめる』の文字が胸に引っかかって、舞人は予約ページに進んでしまう。
一人で過ごす夜の魔性に逆らえず、舞人は寝取りサービスを依頼してしまうのだった。
●
依頼から数日後には、寝取りサービス業者から連絡があった。
『寝取りに失敗いたしました』
「――よしっ!」
希望とクレープの完成を待っている間に届いたメール文に、思わずガッツポーズしてしまう舞人。
「きゃっ!? 急にどうしたの?」
「ああ……何でもないんだ。時に希望よ、最近何か変なことはなかったか?」
「変なこと? 舞人くんはいつも変だし……そういえば昨日、知らない男の人に声をかけられたけど、そのくらいかな?」
「! それで、そいつは?」
きっとその男こそが寝取りサービスが派遣した男だと確信して問いかければ、希望は栗色の目を瞬かせて。
「うーん、よく分からないことを言ってて……怖くなって逃げちゃった」
「そうか……」
などと話している間にクレープは完成して、希望は無邪気な顔でホイップクリームにかぶりつく。
(そうだ、希望が他の男になびくわけがないんだ)
その男が、舞人が依頼した寝取りサービスの男だとも気付かない希望の様子に、舞人はゾクゾクと興奮を覚える。
(俺と希望の愛は壊れないんだ……絶対、何があっても――!!)
――強い満足感に衝き動かされて、舞人はその後もたびたび寝取りサービスを利用する。
返ってくるのは寝取り失敗の報告ばかり。寝取りのプロを前にしても寝取られない希望が嬉しくてたまらず、舞人は何度も何度も寝取りサービスを依頼し。
『寝取りに成功いたしました』
ある時、そんなメッセージを受け取ってしまう。
「――マジかよ」
自宅で一人、夜の時間を過ごしていた舞人は、そのメッセージを見た瞬間全身が熱くなる。
証拠として、動画まで添付されている。パソコンの前に座った舞人が、おそるおそる動画を再生すると――ラブホテルの室内に、知らない男に肩を抱かれて希望が現れた。