大学生の星崎希望、彼氏が雇った男にハメられメス堕ち♡ 作:高牧園
2
待ちに待った二日後、仏頂面の希望は舞人の部屋を訪れた。
「……」
部屋に上がり込んだ希望はベッドにもたれかかり、退屈そうにスマートフォンをいじっている。
「な、なあ希望」
隣に座った舞人はそわそわと希望に話しかけるが、希望の視線は舞人に向けられもしない。
返事もないのだ、何を言えば良いのか分からなくなった舞人はしばし口を開閉させてから、希望の横顔を窺い見る。
「な……なに、見てるんだ?」
「……ん? うん」
それからしばしの沈黙が降りるも、希望はそれ以上言葉を続けない。
舞人の言葉などろくに聞いてもいないのだろう。適当な生返事しか寄越さない希望は端から舞人と会話するつもりはないのに、舞人は諦めきれずに希望に身体をすり寄せる。
「何?」
すると、希望は迷惑そうな表情も隠さず舞人を睨み上げる。
会ってから初めて二人の視線が重なった。今日の希望はマイクロサイズのブラジャーの上にシースルーのシャツを合わせていて、胸の谷間どころか乳輪すら丸見え。ギラつくショッキングピンクのブラジャーは丸出しで、もちろん短すぎるスカートからは同じ色のショーツも見えてしまっている。
響介と関係を持つようになってから色香が増した希望と一緒にいると、これまで以上に淫欲がかき立てられる。つれない態度に身体が切なくなった舞人は、希望の肩を優しく抱いてそっと押し倒そうとするが。
「……」
希望はムスッとした表情のまま、舞人を押しのけてしまう。
「希望……したいんだ。ダメか?」
「……。今日は――」
そこで言葉を切って、希望は宙に視線を向ける。
「――体調が悪いから」
「……そうか」
沈黙の間に断る理由を探したのだと分かっていても、舞人はそれ以上追求もできない。
何であれ、希望が嫌がっているなら行為は出来ないだろう。しかし舞人の股間はズボンの上からでも分かるほど勃起していて、少なくとも射精はしなければ暴発してしまいそうだ。
「はあ……」
希望もそう分かっているのだろう。あからさまな溜息をついてから、希望はスマートフォンを繰るのとは別の手を舞人に差し出す。
「手でならしてあげる」
言われて、舞人はいそいそと肉棒を引っ張り出した。
男根があらわになると同時に、希望は遠慮なく幹を掴んだ。白魚のような手がサオの上を滑り、踊るように愛撫を施す。
「う……ああっ、希望ぃ……っ!」
夜ごと見続ける寝取り動画の痴態と目の前の希望の冷ややかな態度が、交互に舞人の頭の中で駆け巡る。
舞人の方を見向きもせず手淫を施す希望の手つきは熟達していた。響介から何度も教わった手技で追い込まれていると思うだけで舞人の精はスパークし、気付いた時には希望の手の中に真っ白なものが満ちていた。
「わっ……もう出たの?」
無感情に手を上下させていた希望も、脈打つ幹の感覚で舞人の射精に気付いたらしい。
舞人の股間を見やる希望の目には呆れの色がある――しかし自分の手に精液がべっとりこびりついているのを見ると、希望はキッと舞人を睨んで。
「出るならちゃんと言って! ……もう、汚いなあ……」
「ああ……ごめん……」
傍らにあったティッシュを何枚も出して懸命に手を拭う希望に、謝りながら自分のモノをぬぐう舞人。
(でも、まだ――)
一度精は放ったとはいえ、舞人の股間はまだ硬い。
ピクピク動く陰茎はまだ愛撫が続くと信じ込んでいるようでもあった。すぐに出してしまったせいで消化不良感も強く、舞人は希望に呼びかける。
「希望、まだ……」
「……仕方ないんだから」
呟いて、再び希望は舞人のペニスをしごき始める。
「くうっ……!」
射精したばかりで敏感な亀頭にまで愛撫の手が届き、気を抜くとすぐにでも果ててしまいそうな快楽が押し寄せる。
「ああっ、希望……希望ぃっ……!」
思わず希望の身体に手を伸ばす舞人だが、希望は身体をひねって舞人の手を避けてしまう。
容赦なく手コキは続く。力加減を熟知した希望の握力に切っ先はカウパーを垂らし始め、舞人は目を見開いて希望の身体を見つめている。
(希望の胸、揺れて――エロすぎる……!)
つまらなそうに手を上下させる希望のバストは大きく弾み、ぶるんぶるんと暴れ回っては舞人の目を楽しませる。
(俺は恋人なんだし、触ったり……色々したって良いはずだよな)
自分にそう言い聞かせながら、舞人は口を開いて。
「なあ、希望……っく、ぅう……!」
「何?」
「……手だけじゃなくて、胸とか口でも……してもらえないか?」
「……」
遠慮がちなお願いを受けて、希望は返事の代わりに手の速度を上げる。
「あ、のぞ、み……っ! うう……っ!!」
呆気なく二度目の射精に至った瞬間、ペニスの先にティッシュが押し付けられてしまう。
「ぐうっ……!!」
希望の手の中ではなくティッシュに精を吐き出す舞人へ、希望は静かに首を振り。
「ありえない。そんなの汚いから嫌」
「……そう、か……」
半ば分かっていたことではあったが、はっきり言われてしまうと悄然としてしまう。
落ち込んだ様子で舞人がうつむくと、希望はティッシュで亀頭を拭いてから呟く。
「……もう、仕方ないんだから」
冷めきった雰囲気を出しながらも、仮にも恋人同士なのだ。
希望は再び手を動かし、まだ硬い舞人のイチモツに快感をもたらす――哀れみゆえの行動だと分かっていても、希望が自分に触れてくれることは舞人の喜びだった。
「希望っ、――ああ、あっ、出るっ……!」
「え、もう?」
目を丸くする希望の手元で、三度目の射精を迎える舞人。
自分でティッシュを当てはしたが、濃厚精子は薄い紙を突き破った。ポタポタと希望の手に白いしずくが落ちると、希望は息を飲んで手を引っ込める。
「やだっ、汚いって言ってるのに……!」
ほんの数滴の精液を手に受けただけなのに叫んで、希望は執拗に手を拭く。
「もう、早漏すぎ……! それに出すならちゃんと言ってって言ったのに、なんで言うこと守ってくれないの?」
「ご、ごめん……」
「はあ……もういい、帰るね」
手を清めた希望はすっくと立ち上がる。
三度も連続で抜かれて、舞人のモノは落ち着きを取り戻していた。服から覗く萎びた股間に希望は一瞥もくれず、荷物をまとめて玄関へ向かう。
「ま、待ってくれ――」
慌てて引き留めようとするも、舞人の目の前でドアは閉まる。
希望の足音が遠ざかれば、舞人は射精の快感も遠のく気がした。