※この作品はR-18です。

【艦これ二次創作】辺境鎮守府   作:スイっぴ

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布団

「ん…は…おわ…おわった…?」

「ええ。実にいいものでしたよ。」

「腰いたい…」

少し時間をかけて回復させる。ズキズキと痛む腰と震える脚でどうにか立とうとしてみるも、結果は無惨にも倒れてしまう。汗が全身に滲み出て、息も絶え絶え。喉はカラカラに乾いていながら、満足感は異常に高い。

「もうあんなこと言わないから。」

「あんなに可愛かったのに?」

「だから…可愛いって言わないでよ…。」

「なぜです?」

「だって…その…恥ずかしいし、なんか心臓はうるさいし、熱くなっちゃうし、お腹がキュッてなるから…」

「…へえ。」

彼が私のことをまじまじと見つめ、時には頬を撫でたりもする。くすぐったくて、思わず身体を揺する。

「その言葉が、言われるのが嫌なわけではないのですか?」

「嫌じゃない…けど…その…恥ずかしい、から…」

そう言い終わった矢先、ぎゅっと強く抱き締められる。口元が身体に押し付けられ、息ができない。苦しくて、けれど暖かい。全身がなにかでふわふわと包まれ、安心する。私からも抱き返してから、もう一度だけキスをした。

「大分いい時間ですよ、そろそろ。」

「そうね。」

「お風呂行きますか?」

「…抱っこ。」

一瞬彼の目が点になり、ゆっくり首を傾げた。わけがわからないとでも言いたげなその表情をよそに、手を広げる。

「いいんですか?」

「いいの。どっちにしても立てないし。」

ほんの少し考えて、頭を捻り、二回ほど瞬きをしてから頷き、持ち上げられる。

「考えるのが長すぎよ。」

「これくらい悩んでから出ないと。第一、他の娘に見られてもいいんですか?」

「…司令官が誤魔化せばいいじゃない。」

「別に構いませんけどね。それくらいは。」

 

「加賀、そろそろ起きなさい。」

「…もう少しだけ…」

「あんたさっきもそう言って起きなかったじゃない!」

「…曙も来ればいいんですよ。」

「あ、ちょ!」

布団に引き込まれ、抱き締められる。力はものすごいのに柔らかく、その魅力に溺れさせられそうになる。どうにかこうにか振り切らねばならない。

「だから、放しなさいってば!」

「拒否します。こんなにいい抱き枕がいるんですから。」

「抱き枕ってもしかしてあたしのこと!?」

誤魔化すような抱きつきに少しの怒りと少しの高揚感があり、悔しい。顔に直にくる柔らかさでくらくらする。

「ん!そろそろ!いい加減にしないと怒るわよ!」

「…怒ったあなたも美しいですから。」

「んな…そ、そんなこと…!」

後頭部を撫でられ、臀部をさすられる。予想外の刺激に一瞬身体が跳ね、すぐに元に戻る。

「ど、こ!触ってんのよ!」

「…可愛らしい小ぶりな桃ですが。あなたこそ、私の胸に顔を埋めているのに、人のことを言えるわけ?」

「あんたが抑えてるからでしょうが!」

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