少し落ち着いて、また改めて司令官と向き合う。彼の肉棒に吸い寄せられ、手で触ると、直に鼓動が感じられて、なんとも言えないような感じになる。顔を寄せると頭に触接作用しているような匂いが意識を支配して、それが欲しくてたまらなくなる。口ですると司令官とキスできなくなるから、仕方なく手で触る程度にとどめるしかない。
「霞?手を離してもらっても?」
「やだ…まだ…もっと…」
夢中になっている私に、強引に彼が顔の向きを変えてくる。いつのまにか装着した義手を駆使して私の身体を持ち上げ、うつ伏せに寝かされる。その際に両腕を固定されて、身動きが取りづらくなる。
「しれいか…や…て、はなして…」
「嫌です。ずっとあなたに好き勝手されているともどかしいんです。」
そう言われ、秘部にゆっくり捩じ込まれる。奥の方に来る彼の形が大きく感じて、圧迫感もいつもの比ではない。
「あ゛…は、う…」
「奥、好きでしたよね?ぐりぐりって、ほら。」
そう言って、私を押しつぶしながら言う。身体の自由の効かない私を一方的に縛り付けて、優位に立っている。でも、わたしがそれを覆せるかと言えばできなくて、なすがままに行為は進む。
「しれ…ゆりゅひて…ごえ、にゃひゃい…」
「んー?別に怒っていませんけどねぇ。何に対して謝っているんです?」
「やら…いじわるやらぁ…」
「意地悪なんて、そんなそんな。お仕置きですよ。お仕置き。」
その単語に反応した秘部が、きゅっと彼を捉える。
「やっぱい…おこってう…」
「怒っていません。ちょっとおいたが過ぎた子にお仕置きしているだけなんですからね。」
先ほどから耳元に甘く囁かれながら、奥に刺激を与えられ続けているので、堪えようもなく果てそうになる。けれど、今この状況で果ててしまうと、彼に更に難癖でお仕置きされてしまいそうだから、我慢するしかない。
「ふ…んぅ…やら…やら…やひゃひく…」
「十分優しいと思いますけどねぇ?」
確かに、動き自体はゆっくりでそれほど強く来る快楽もない。けれど、問題はそこではなく、私に対する言動や行動に関してで、こうも一方的にされると言うのが少し嫌で、でもそれにはまりつつあるのも嫌だった。
「はっ…あ…うご…くの…やえへ…こえ…やりゃかあ…」
「ふふ…もう何を言ってるかわかりませんねぇ。」
耳の奥深くに浸透する響きと体内を巡る振動で頭がトんで、何も思考する余地がなくなってしまう。
「あひゅ…?ひゅ…」
「あ、こら。まだ早いですよ?」
「っあ…!?」
一回だけ奥を突き上げられて、無理矢理意識を起こされる。もう一度考えを巡らせてしまい、また支配される。
「はひゅ…やら…おく…ずっと…ぐりぐり…やりゃ…」
「わたしは嫌じゃないので。」
なんて自分勝手なんだろう。けれど、こんなこといくら考えてもしょうがない。耳も喰まれ、微妙な温もりに包まれる。腕の拘束はとうの昔に解けているけれど、彼への抵抗する意欲は削ぎ落とされてしまった。だから、これを受け入れるしかない。優しくコツコツとあたるだけの動きなはずが、体勢のせいか、それとも私の全てを掌握されているからか、身動きが取れない。
「うぁ…しれ、か…これ、へん…こない…きもちいの、こない…」
「へえ。そうなんですか。」
「ね…いじわる、やらぁ…」
「別に私はこのままで構いません。ずっとこうしているのもまた乙なものですよ。」
一定の周期で当たっては離れてを繰り返し続けてどれくらいか。未だに絶頂できないのが苦しくて、速く果てたくてたまらない。なのに彼は一向に動きを変えることなく、私に囁き続ける。
「ひゅ…ひゅ…こえ…やぁ…はや、く…」
「本当にイキたいですか?」
「いき…?そえ…で、いい、かりゃ…はやく…」
「なら、ちゃんとおねだりしてください。」
ぴったりと彼が動きを止め、私の目元に手を当てがう。視界がなくなって、秘部の感覚がより鮮明にわかる。
「は…ひゅ…いきたい…れひゅ…」
「もう一声。」
「う…う…しれ…か…おえがいひあひゅ…うご、て…くらひゃ…」
「よろしい。」
一瞬彼の肉棒が引き、直後にとてつもない衝撃を受けた。奥の方に押し付けられ、一瞬で脳が溶け落ちる。雷が走り、毛先が広がるような熱さがあった。
「あ゛っ!う゛!ひあ!」
一回奥に当たる毎に秘部から勢いよく粘液が噴射する。果てるのが止まらず、彼に全てを委ねる。振動で偶に視界が戻ることも含めて、全てが気持ちいい。
「ひえ、か!おく!むい!やりゃぁ!」
「…そうですか。」
ぴたりと動きが止まり、突然の事態に意識も身体も追いつかない。さっきまであんなに気持ち良かったはずなのに、今はそれが嘘のように静まり返っている。腰の痙攣は治らない。
「あ…え…?しれ、か…なんれ…」
「あんなにおっきな声で、『やだ』なんて言われてしまったんですから。止めてあげないと、可哀想でしょう?」
「そ、な…こと…いってな…」
「言ってましたよぉ?私の耳は誤魔化せません。」
「う…あ…いってない…もん…」
ナカにしっかりと感じているのにそれは全く動かず、私の腰が偶に痙攣するだけで、繋がっている場所は硬直してしまっている。
「や…や、れひゅ…うご、て…くらひゃ…」
「っあ゛!?」
要求こそすれ、突然動かれるとは全く思っていなかったから、ほんの少しの動きでさえも大きなものに感じてしまう。
「おや…やっぱり嫌でしたか?」
奥の方に少し強めに突かれ、正常な思考ができなくて、ぱちんぱちんと小さく爆発するような感覚に溺れていく。
「や、じゃ、ない、から、とめ、ひゃうっ!」
返答を求めない彼によってずっと動かれ続け、何度も絶頂する。そして、一番奥にゴツンと響いた衝撃の後に、熱い液体が注がれる。
「あつ…う、あ…」
「満足できましたか?」
余韻が長く、いつまでも熱いのが残っている。何を言われても反応が鈍くなり、何も言えずにいるのがまた彼に火をつけそうでゾクゾクと期待する気持ちが増幅していく。
「ふ…ふ…もう、やりゃなくて…いい、れひゅ…」
「む、そうですか。」
つまらなさそうに言われて、腕の拘束を解かれる。ゆっくりと抜かれ、彼が後始末に取り掛かる。この時間は私が動けないので、全てを司令官に委ねるしかない。手伝おうとしてもやらなくていいと返されてしまって、少しもどかしい。
「さ、さ。寝る前にお風呂で汗を流しますよ。」
窓を開け、扇風機を回して空気を入れ替える。そして、私に寝巻きを着せてからひょいと持ち上げられる。
「…いつもありがと。」
「いえいえ。私も楽しませてもらっていますから。」