※この作品はR-18です。

【艦これ二次創作】辺境鎮守府   作:スイっぴ

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夜戦

「夜戦ー!夜戦夜戦夜戦ー!」

「もー!川内ちゃん静かにしてー!」

「こんなに良い夜なんだよ!夜戦しなきゃ!」

うるさいデスネ。新しく来た川内と那珂という子は。伊勢はもう眠ってしまいマシタ。長門と荒潮も隣のお部屋でぐっすりデス。…これはお灸をすえる必要がありそうデス!

「や・せ・んー!!!」

「川内ちゃん静かにしてってばー!」

「そんなにヤセンがしたいなら、付き合ってあげますヨ。私でよければ、デスガ。」

「お!もっちろん!大歓迎だよ!」

「那珂ちゃんは寝ててもいいデスヨ。明日の朝にはちゃんと戻っていマス。」

「え!朝まで!?」

「朝までできるの!?」

「…エエ。ついてきてください。」

思ったより簡単に食いつきましたネ。将来誰かに騙されちゃわないか心配デス。何より、妹の言う事を聞けない悪いお姉ちゃんはオシオキが必要ネ。

「でさ、夜戦っていっても、艤装使ってもいいの?勝手に持ち出して怒られない?」

「もちろん怒られますけど、そこは大丈夫です。私たちは、艤装がなくても十分戦えるデショウ?」

「ああ!確かに!賢いね!」

…ほんとに心配デス。

 

場所を変えてここは浜辺。夏に海水浴をしたのが懐かしい場所デスネ。荒潮を押して爆走したのもいい思い出ネー。

「さー!やろうよ夜戦!」

「エエ。いつでもドウゾ。」

「いいの?」

「いいデスヨ。」

ぼやっと彼女が姿を闇に溶かし、気配が完全に消えマス。ただ、足音だけは僅かに聞こえるので、今おおよそどの位置にいるのかはわかりマスネ。

「!?」

五時の方向からの飛び蹴りってところデスかね。風を切る音と、飛び上がるときの音、そのあと足音が消えたのが分かりやすすぎデス。こんなの、首を傾ければよけれちゃいマース。低練度の割には、判断は良いデスけどね。

「アマアマデス。sugarより甘いデース。」

「っ、そんくらい日本語で言えっての!」

今度は、真正面からの飛び蹴り。当たったら痛そうデス!

「それ、好きデスねぇ。アラ、案外可愛らしいものを…」

「む、夜戦に下着は関係ないでしょ!」

「そうデスけど。まあまあ、イメージと違っただけデス。」

そろそろ眠いデスし、終わらせてしまいまショ。受け止めた手とは違う手で足首をつかんで、引き寄せてからのお腹に全力punch!気絶するくらいの力でやると、川内の動きは完全に止まって、ぐったりしマシタ。

「さ、さ、帰りまショ。」

…もう一回拝んでおきマショウかね。しかし、見た目に似合わず、というやつデース。

「あ、那珂ちゃん。川内はぐっすり眠っているのでゆっくりさせてあげてくださいネ。」

「え、でもなんか痙攣して…」

「眠ってしまいマシタ。」

「でも…」

「ぐっすり、デス。」

念を押すと那珂ちゃんは必死に首を縦に振って、川内を引きずって行きマシタ。私も、ゆっくりお休みしまショウ。

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