悟は心配していた。
袂を別った大切な親友の今後を非常に心配していた。
なんでお前、えっちなアレンジした袈裟着ててビデオが設置してあるわけ……?
「撮られるのはなんか恥ずかしいな。この袈裟といい、4人も子供作ってることといい、君、私の事結構好きなの?」
これは好きって言っていいよな。俺は並行世界の俺を演じてるわけだし、結婚して子供作ってるわけだし。想定内の質問に、事前に考えた通り答える。
「当たり前だろ」
少し視線を逸らすのを、傑が覗き込んでくる。
「どういう所が好き?」
「全部。その特徴的な前髪とか、一見優等生なとことか、真面目なとことか……」
「照れるな。今の私はカルマがマイナスだし、不真面目だからね。キライ……?」
「全部好きだわ、ばーか。人妻味出しやがって」
なんだこの空気。なんだこの会話。緊張する。
「はいはい、すぐにはできないからね。今日は慣らすだけ。呪霊による改造と洗浄はもう終わっててね。あとは慣らすだけなんだ。まずは小さいディルドを使っていくよ」
傑が後ろから抱きしめて、ぱかりと足を開かせた。
「「!!」」
「体楽にしてね」
傑の傑は優しく撫でられて、だんだん大きくなっていく。
そして、やわやわとディルドで開拓されていく。
僕はそれを椅子に座って眺めた。
「悟、辛そう。本当に私で勃っちゃったんだ」
はっ やばいよだれ出てた!?
「こんなエロいの見せられたら誰だろうと勃つわ」
「ふふ。触ってみるかい、悟」
「はい」
傑に近づく。
触れる。すげぇ、おっきくて脈打ってる。
つぅっと指を滑らせ、窄まりに指を入れる。
ちょっときつい。抜き差しすると水音がする。
……ここにいるのは、なんの関係もない並行世界の俺だから。
五条家当主の俺じゃねーから。自分を取り繕う必要なんて全然ない。そう思うとダメだった。欲望が抑えきれない。
首筋にちゅうと吸い付いた。
胸元に手を滑らせ、ちょっと引いた顔を引き寄せて唇を奪い、中を蹂躙する。
「お、くさんの、前、だよ。いけない子だね」
カッと熱が燃え上がる。俺はズボンを脱いだ。
「今日は出来ないよ。だから口でしてあげようね」
「それで収まるかよ」
「入らないものは入らないよ」
「素股と兜合わせはできんだろ」
本番こそなかったが、傑をぐちゃぐちゃに抱いた。
エロかった。
朝。並行世界の俺を置いてきたのに容赦なく仕事で呼び出され、俺は帰った。
「どうだった? 傑。本番しないから、俺もしていい?」
「ぜってーやだ。お前は奥さんとやればいいじゃん」
「そうだね。散々当てられたから、私も欲求不満かな」
賢者の傑が賢者悟にしなだれかかる。
「見る? 今の傑、本番できないから参考になるかもよ」
「……見る」
「素直じゃん」
並行世界の俺は笑う。クッソ余裕だな。
ということで、見せてもらった。
凄かった。
感度が全然違った。やっぱ調教されてると違うんだな。
逆に言えば俺の傑は初々しくていい。
孕んだらおしまいか……いや逃すわけねーだろ(真顔)。
そうして一週間、俺は毎夜傑の調教に通った。
「こんなものかな。ほら、優しくしてねってお願いしな」
「悟……お手やわらかに頼むよ」
そうして差し出された尻に、俺はバッキバキのちんこ突っ込んだ。
俺が突っ込むのと同時に傑は達して震えている。これはもういいって事だよな?
「ああっ♡ 4回も孕ませてんだろ、ちょっとは落ち着けよっ♡」
うるさい初めてだわ。
「とりあえず抜かずに3回するから」
満足するまでガンホリする。蕩かせるのはその後。
それから、1ヶ月傑と交わり続け、無事妊娠が確認された。
「良かった。君への依頼はこれで終わりだよ、ああっ♡」
お尻をぎゅっと掴む。俺を利用するだけして捨てるつもりか、こいつ。
「ヒャンっ」
「ここはもう俺のに決まってんだろ。これからは俺が尻出せって言ったら出せよ」
文句を言おうとした口を封じてとろとろにする。
その更に1ヶ月後、呪術師の五条悟として教祖悟と面会した。
傑が俺と賢者悟との関係を仄めかして煽ってきたから、種明かしした。
お前がスパダリダーリンと思って足を開いた相手は俺です。責任とれ。
めっちゃ喧嘩したけどその場で押し倒して足腰立たなくした。
傑の懐柔で頭いっぱいになっていた俺は、その間、禪院家で何が起こっていたのか全然わからなかった。
ましてや、それに白虎が関わってくるなど、思ってもいなかったのである。
マシュマロ
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